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JP6925895B2 - 燃料供給装置 - Google Patents
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JP6925895B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の燃料タンクから内燃機関へと燃料を供給するための燃料供給装置に関する。
従来から、鞍乗り型車両に搭載された燃料タンク内の燃料を燃料ポンプで吸い込んで加圧した後、吐出することで内燃機関へと供給する燃料供給装置が知られている。
例えば、特許文献1に開示された燃料供給装置は、自動二輪車に搭載された燃料タンクの開口を塞ぐ蓋部を有したフランジと、該フランジに接続されるハウジングと、該ハウジングの内部に収納され燃料を吸入・吐出する燃料ポンプと、該燃料ポンプの吸入側に接続部材を介して接続されるサクションフィルタとを備え、前記フランジには、燃料ポンプを駆動させるためのリード線が接続されたコネクタが設けられる。
そして、上述した燃料供給装置を鞍型の燃料タンクへと設置する際、鞍型に分かれた燃料タンクの底壁は車両の前後方向に比べて車幅方向が短いため、前記底壁に設けられる開口を前後方向に沿って長尺な長孔形状とし、それに合わせて、燃料供給装置におけるフランジの蓋部を長円形状として前記開口を塞ぐように設置している。
特開2014−156855号公報
上述した特許文献1に係る燃料供給装置では、フランジの蓋部においてコネクタを燃料ポンプに対して軸方向に離れた位置に配置することで前記コネクタと前記燃料ポンプとが幅方向に重なることがないため、燃料ポンプの径方向となるフランジの幅寸法を抑えることができる一方で、前記燃料ポンプの軸方向に沿ったフランジの長手寸法が前記コネクタの分だけ大きくなってしまうという問題がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、蓋部材を幅方向及び長手方向に小型化することで開口部を小型化し燃料タンクへの搭載汎用性を高めることが可能な燃料供給装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、燃料タンク内に配置される燃料供給装置において、
燃料供給装置は、燃料タンクに開口した開口部を覆う蓋部材と、
蓋部材の面に沿ってその軸心が保持され、モータ部を収納するモータ本体と、モータ本体の端部から軸方向に突出し燃料を吐出する吐出口とを有した燃料ポンプと、
蓋部材において燃料タンクの外部と連通し、吐出口と接続される通路を有した吐出管路と、
蓋部材に設けられ、燃料タンクの内部から外部まで延在し燃料ポンプに対してリード線を介して電気的に接続される蓋部材側端子と、
を備え、
蓋部材の垂線方向から見て、燃料ポンプのうち少なくとも吐出口が蓋部材と重なり合う範囲内に配置されると共に、蓋部材側端子は、燃料ポンプの軸線と直交する方向で吐出管路において吐出口が接続される部位の吐出管路の径方向外縁とモータ本体の径方向外縁との間に配置され、且つ、燃料ポンプの軸方向において、少なくとも一部が吐出口と重なり合う範囲に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、燃料供給装置を構成する蓋部材において、燃料タンクの内部から外部まで延在し燃料ポンプに対してリード線を介して電気的に接続される蓋部材側端子を備え、蓋部材の垂線方向から見て、少なくとも燃料ポンプの吐出口が蓋部材と重なり合う範囲内に配置され、蓋部材側端子が、燃料ポンプの軸線と直交する方向で吐出管路において吐出口が接続される部位の吐出管路の径方向外縁とモータ本体の径方向外縁との間に配置されると共に、蓋部材側端子の少なくとも一部が、燃料ポンプの軸方向において吐出口と重なり合う範囲内に配置される。
従って、蓋部材側端子を、蓋部材の垂線方向から見てモータ本体の径方向外縁と吐出管路の径方向外縁との間に好適に配置できるため、モータ本体の径方向(幅方向)の突出が抑えられ蓋部材の幅方向寸法を小型化可能となる。また、燃料ポンプの軸方向(長手方向)においても吐出口と重なり合うように蓋部材側端子を配置することで、従来技術に係る燃料供給装置と比較し蓋部材の長手方向寸法も小型化できる。
その結果、蓋部材の幅方向寸法及び長手方向寸法を共に小型化することで、この蓋部材によって塞がれる燃料タンクの開口部を小さくでき、それに伴って、燃料タンクに対する燃料供給装置の搭載汎用性を高めることが可能となる。
また、蓋部材には、複数の蓋部材側端子を互いに仕切る隔壁部を備え、垂線方向から見て、隔壁部の全体を、燃料ポンプの軸線と直交する方向で吐出管路において吐出口が接続される部位の吐出管路の径方向外縁とモータ本体の径方向外縁との間に配置し、且つ、燃料ポンプの軸方向において、少なくとも一部が吐出口と重なり合う範囲に配置するとよい。これにより、蓋部材側端子を互いに仕切る隔壁部を蓋部材に対して設けた場合でも、蓋部材が幅方向及び長手方向に大型化してしまうことなく小型化でき、それに伴って、燃料タンクの開口部を小型化できる。
さらに、蓋部材側端子を、垂線方向に沿って蓋部材から燃料ポンプ側へと突出させ、リード線に接続されたリード線側端子を接続する際には、このリード線側端子を燃料ポンプ側から蓋部材側端子へと接続するための空間を確保できるため、蓋部材側となる蓋部材側端子への接続作業を容易に行うことができる。
さらにまた、蓋部材の垂線方向から見て、モータ部の端子を、吐出口に対して蓋部材側端子の反対側に配置することにより、吐出口の接続される吐出管路周囲の空間を、垂線と直交する幅方向一方側で蓋部材側端子のためのスペースとし、幅方向他方側をモータ部の端子のためのスペースとして活用でき、蓋部材側端子及びモータ部の端子の幅方向への突出を抑えることで幅方向寸法の小型化を可能とする。
またさらに、モータ部の端子が、燃料ポンプの端部において周方向に沿って互いに離間して配置され、蓋部材側端子が、燃料ポンプの軸線に沿って一直線状に配置され、吐出管路の通路が、蓋部材の垂線方向に沿って延在し、通路の中心を、燃料ポンプの軸心に対して蓋部材側端子側にオフセットさせるとよい。これにより、燃料ポンプの長手方向から見た際、燃料ポンプにおけるモータ部の端子周囲の空間を十分に確保できるため、この端子に対するリード線の接続作業を容易に行うことが可能となる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、燃料供給装置を構成する蓋部材において、燃料タンクの内部から外部まで延在し燃料ポンプに対してリード線を介して電気的に接続される蓋部材側端子を備え、蓋部材の垂線方向から見て、少なくとも燃料ポンプの吐出口を蓋部材と重なり合う範囲内に配置し、且つ、蓋部材側端子を、燃料ポンプの軸線と直交する方向で吐出管路において吐出口が接続される部位の吐出管路の径方向外縁とモータ本体の径方向外縁との間に配置すると共に、蓋部材側端子の少なくとも一部を、燃料ポンプの軸方向において吐出口と重なり合う範囲に配置することで、蓋部材の垂線方向から見て蓋部材側端子のモータ本体の径方向(幅方向)の突出が抑えられ蓋部材の幅方向寸法を小型化できると共に、従来技術に係る燃料供給装置と比較して燃料ポンプの軸方向(長手方向寸法)も小型化できる。
その結果、蓋部材の幅方向寸法及び長手方向寸法を共に小型化することで、この蓋部材によって塞がれる燃料タンクの開口部を小さくでき、それに伴って、燃料タンクに対する燃料供給装置の搭載汎用性を高めることができる。
本発明の実施の形態に係る燃料供給装置の外観斜視図である。 図1に示す燃料供給装置の一部断面全体側面図である。 図1に示す燃料供給装置の一部切欠全体平面図である。 図1に示す燃料供給装置の全体正面図である。
本発明に係る燃料供給装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係る燃料供給装置を示す。なお、以下、図1に示されるように、車両の走行方向を前方(矢印A方向)、その逆方向を後方(矢印B方向)として説明する。
燃料供給装置10は、例えば、鞍乗り型車両である自動二輪車の燃料タンク12(図2参照)に搭載され、この燃料タンク12において二つに分かれた一方の底壁14に開口した開口部16を介して該底壁14へと装着される。
この燃料供給装置10は、図1〜図4に示されるように、燃料タンク12の底壁14に固定される蓋部材18と、該蓋部材18に設けられ燃料ポンプ20を含んだポンプモジュール22と、該ポンプモジュール22に接続されるフィルタ24とを含む。
蓋部材18は、例えば、燃料タンク12の開口部16を覆うベース部26と、該ベース部26の上面から上方へと突出したホルダ部28と、該ホルダ部28と隣接した端子接続部(隔壁部)30と、前記ベース部26の下面側に設けられたコネクタ部32及び吐出管34とを含む。そして、蓋部材18は、そのホルダ部28及び端子接続部30が燃料タンク12内に収納され、前記ベース部26、前記コネクタ部32及び吐出管34が前記燃料タンク12の外側となるように設けられる(図2参照)。
ベース部26は、例えば、一定厚さの板状に形成され、車両の前後方向となる長手方向(矢印A、B方向)に沿って長尺な長円状に形成されると共に、燃料タンク12の開口部16よりも大きな面積で形成される(図3参照)。そして、ベース部26は、その上面が燃料タンク12の底壁14の外側に当接するように設けられる。
ホルダ部28は、ベース部26の中央から長手方向に沿って前方側(矢印A方向)にオフセットして配置され、上方へと所定高さだけ突出した環状の保持壁36を有している。この保持壁36は、その周方向に沿って等間隔毎に設けられた複数の溝部によって分割され、後述するポンプモジュール22のハウジング54が内部に挿入され保持される。なお、ホルダ部28の略中央にはベース部26を貫通し吐出管34と連通する連通孔37が形成されている。
端子接続部30は、例えば、断面長方形状でホルダ部28と同様にベース部26から上方に向かって突出すると共に、ベース部26の中央から幅方向外側(図3中、矢印C1方向)へとオフセットして配置される。
また、端子接続部30には、ベース部26の長手方向(矢印A、B方向)に沿って分離された3つの端子孔38を有し、この端子孔38は断面矩形状で鉛直方向(矢印D方向)に沿って貫通し、金属片からなる3つの端子片(蓋部材側端子)40がそれぞれ内部に挿入される。
この端子片40は、端子接続部30からベース部26を介してコネクタ部32の内部まで延在し、モールドによって端子孔38に挿入された状態で固定され、この端子孔38にて露出した上端には、後述する燃料ポンプ20とリード線42を介して接続された第2接続端子(リード線側端子)120が接続される。
すなわち、端子片40は、端子接続部30において蓋部材18の長手方向(矢印A、B方向)に沿って互いに等間隔離間して一直線状に配置されている。
コネクタ部32は、ベース部26を挟んで端子接続部30と鉛直方向(図2中、矢印D方向)に沿って略一直線状となる位置に設けられ、前記ベース部26の下面から下方へと突出するように形成されると共に、その内部には、端子接続部30に固定された端子片40の下部が収納され露出している。換言すれば、端子片40は、燃料タンク12内となる端子接続部30から該燃料タンク12の外側となるコネクタ部32まで延在している。
そして、図示しないコントローラに接続されたカプラがコネクタ部32へと接続されることで、端子片40の下端と接続され、この端子片40及びリード線42を介して燃料ポンプ20と電気的に接続される。
吐出管34は、ベース部26の下面において、ホルダ部28と鉛直方向に沿って略一直線状となる位置に設けられ、下方へと突出し連通孔37を介してポンプモジュール22と連通する取り出し部44と、該取り出し部44の周面から幅方向内側(図3中、矢印C2方向)へと延在した管状の吐出部46とからなる。この吐出部46の端部には、図示しない接続部材を介して燃料チューブ47(図3及び図4参照)が接続される。
そして、蓋部材18は、図2に示されるように、そのホルダ部28及び端子接続部30が開口部16を介して燃料タンク12内に収納され、ベース部26の外縁部が燃料タンク12の底壁14に当接した状態で、前記外縁部に当接させたリテーナ48に前記底壁14から下方へと立設したボルト部50を挿通させナット52を螺合させる。これにより、蓋部材18がリテーナ48と底壁14との間に挟持され、開口部16を閉塞した状態で固定される。
ポンプモジュール22は、燃料タンク12の内部に収納可能に設けられ、その一端部が蓋部材18に対して保持されるハウジング54と、該ハウジング54の他端部に接続されるエンドブロック56と、前記ハウジング54と前記エンドブロック56とを接続するスナップフィット機構58と、前記ハウジング54に収納される燃料ポンプ20とを含み、このエンドブロック56の他端部にはフィルタ24が接続される。
ハウジング54は、長手方向(矢印A、B方向)に沿って延在するハウジング本体(吐出管路)60と、該ハウジング本体60の一端部に形成され該長手方向と直交する鉛直方向(矢印D方向、垂線方向)に延在した接続部62とを有している。
ハウジング本体60は、燃料ポンプ20を略水平に保持する第1保持部64と、該第1保持部64の上部に設けられプレッシャレギュレータ80が収納される第2保持部66とを有している。
この第1保持部64は、接続部62からエンドブロック56側(矢印B方向)に向かって水平に延在する一組の第1アーム68を備え、この第1アーム68の間に燃料ポンプ20が保持される。
また、蓋部材18側となる一方の第1アーム68の先端には、幅方向中心のスリット(図示せず)を挟んで幅方向両側に一対のスナップ孔72が形成される。第1アーム68は、接続部62に対して上下方向(鉛直方向、矢印D方向)に傾動自在に設けられる。
さらに、図3に示されるように、蓋部材18のベース部26と直交する鉛直方向から見て、前方側(矢印A方向)となる第1保持部64の一端部は、第1アーム68を含む他端部側より幅方向寸法が小さく形成され、端子接続部30に臨む幅方向外縁54aが燃料ポンプ20の軸心F側(矢印C2方向)へと窪んで形成される。
そして、図2に示されるように、第1保持部64の一端部には接続部62まで連通する第1燃料通路(通路)74が略水平方向に沿って形成され、後述する接続部62の第3燃料通路(通路)92と連通すると共に、前記第1燃料通路74の端部には、後述する燃料ポンプ20の吐出口124が接続される。
第2保持部66は、他方の第1アーム68の上部に設けられ、長手方向に沿って延在する第2燃料通路76を有し、この第2燃料通路76は、一端部側(矢印A方向)に向かって徐々に先細状となるように形成され、その一端部が後述する接続部62の第3燃料通路92と連通している。
また、第2燃料通路76の他端部には収納孔78が形成され、内部にプレッシャレギュレータ80が収納される。このプレッシャレギュレータ80は、開閉自在な弁体(図示せず)を内部に有し、第2燃料通路76の燃料の圧力が所定圧力以上となった場合に前記弁体を開放して前記燃料を前記第2燃料通路76の外へと流通させる。
さらに、第2保持部66の他端部には、収納孔78の端部よりもさらに後方側(矢印B方向)へと突出した第2アーム82が形成され、この第2アーム82は、一方の第1アーム68に臨むように長手方向に沿って略同一位置まで延在している。
また、第2アーム82の先端には、図1及び図3に示されるように、幅方向中心に形成されたスリット84に対して幅方向両側(矢印C1、C2方向)に一対のスナップ孔86が形成され、第2保持部66の一端部に対して上下方向(鉛直方向、矢印D方向)に傾動自在に設けられる。
接続部62は、図1〜図4に示されるように、円筒状に形成され鉛直方向に延在し、ハウジング本体60の一端部に接続され下方へと所定長さだけ突出するように形成される。そして、接続部62は、その外周面に形成された爪部88が保持壁36の係合孔90へと係合されることで、前記接続部62が蓋部材18のベース部26と直交し、ハウジング本体60及び燃料ポンプ20が前記ベース部26と略平行な状態で蓋部材18の上部に固定される。
また、接続部62は、図4に示されるように、蓋部材18の垂線方向(矢印D方向)に沿って延在する第3燃料通路92と接続され、この第3燃料通路92は、ハウジング本体60に収納される燃料ポンプ20の軸心Fに対して端子接続部30側となる幅方向外側(矢印C1方向)に所定距離だけオフセットするように形成される。
第3燃料通路92は、第1燃料通路74を通じて後述する燃料ポンプ20の吐出口124と接続されると共に、上端部が第2燃料通路76を通じてプレッシャレギュレータ80と連通している。さらに、第3燃料通路92の下端部がベース部26の連通孔37を介して吐出管34と接続され連通する。
エンドブロック56は、ハウジング54の他端部を覆うように設けられ、該ハウジング54に接続されるブロック本体94と、該ブロック本体94から後方側(矢印B方向)へと延在する通路部96とを含む。
ブロック本体94は、図2に示されるように、ハウジング54の第1及び第2保持部64、66に臨むように設けられ、第1保持部64に臨むブロック本体94の一端部には、燃料ポンプ20の吸入口122が嵌合される嵌合孔98が形成される。一方、第2保持部66に臨むブロック本体94の一端部には、プレッシャレギュレータ80及び収納孔78に臨む導出孔100が形成される。
また、ブロック本体94における一端部の下部には、一方の第1アーム68が挿通される一対の第1挿通孔102を有し、この第1挿通孔102に臨むブロック本体94の他端部外周面には、スナップフィット機構58を構成する一対の係合爪104aが下方に向かって突出している。
一方、ブロック本体94の一端部の上部には、第2アーム82が挿通される一対の第2挿通孔106を有し、この第2挿通孔106は第1挿通孔102と略対称形状となるように形成される。この第2挿通孔106に臨むブロック本体94の他端部外周面には、スナップフィット機構58を構成する一対の係合爪104bが上方に向かって突出している。
通路部96は、ブロック本体94の他端部から後方側(矢印B方向)へと延在し、その内部には吸入通路108が形成され、フィルタ24側(矢印C1方向)となる吸入通路108の端部には、後述するアタッチメント128を介して前記フィルタ24が接続される。
スナップフィット機構58は、図1〜図3に示されるように、ハウジング54に設けられる第1及び第2アーム68、82の二対のスナップ孔72、86と、エンドブロック56の他端部外周面から突出した二対の係合爪104a、104bとからなる。
そして、第1及び第2アーム68、82がそれぞれ第1及び第2挿通孔102、106に挿通され、そのスナップ孔72、86に係合爪104a、104bがそれぞれ挿入され係合されることにより、エンドブロック56に対する第1及び第2アーム68、82の長手方向(軸方向、矢印A、B方向)に沿った相対移動が規制され、ハウジング54とエンドブロック56とが長手方向に一直線状に配置された状態で接続される。
燃料ポンプ20は、図1〜図4に示されるように、その軸線(軸心F)が蓋部材18のベース部26と略平行となるようにハウジング54に対して略水平に保持され、該蓋部材18に対して後方側(矢印B方向)にオフセットするように設けられる。また、燃料ポンプ20は、ポンプ部110と、通電作用下に該ポンプ部110を駆動するモータ部112とを備え、このモータ部112が前方側(矢印A方向)、ポンプ部110が後方側(矢印B方向)となるように軸方向(矢印A、B方向)に沿って設けられ円筒状のケース(モータ本体)114の内部に収納される。
このモータ部112には、例えば、ブラシレスモータが採用され、前方側(矢印A方向)となる一端部には、内部のコイル(図示せず)と電気的に接続される3つのモータ端子(端子)116が設けられる。このモータ端子116は、燃料ポンプ20の軸心Fに対して所定径上となる位置に周方向に沿って互いに離間して配置されると共に、該軸心Fに対して幅方向内側(矢印C2方向)となる位置に設けられ、前方側(矢印A方向)へ向かってそれぞれ突出するように設けられる。そして、モータ端子116には、図3に示されるように、リード線42の一端部に接続された第1接続端子118がそれぞれ電気的に接続される。
このリード線42は、モータ端子116と同数となる3本設けられ、一端部に設けられた第1接続端子118によって前記モータ端子116に接続されると共に、他端部側がハウジング54の第3燃料通路92を回り込んで燃料ポンプ20の軸心Fに対して幅方向外側(矢印C1方向)となる位置まで延在し、該他端部に接続された第2接続端子120が、端子接続部30の端子片40へと接続される。
これにより、燃料ポンプ20が、燃料タンク12の外側に配置されたコネクタ部32と電気的に接続され、図示しないコントローラに接続されたカプラがコネクタ部32へと接続されることで、入力される制御信号に基づいて燃料ポンプ20が駆動制御される。
また、燃料ポンプ20は、そのケース114の一部が幅方向両側に開口した第1保持部64から外部へと露呈するように設けられると共に、ポンプ部110に設けられ燃料を吸入する吸入口122が、エンドブロック56の嵌合孔98に挿入され、モータ部112の端部に設けられ前記燃料を吐出する吐出口124がハウジング54の第1燃料通路74に接続される。そして、図3に示される蓋部材18におけるベース部26と直交する鉛直方向から見て、ケース114の径方向最大幅となる部位を外縁部(径方向外縁)114aとした場合、この外縁部114aに対して端子接続部30が燃料ポンプ20の軸心F側(矢印C2方向)となるように配置されている。
さらに、燃料ポンプ20の軸方向(矢印A、B方向)において、その吐出口124と端子接続部30とが幅方向に重なり合うように配置されている。
フィルタ24は、燃料中に含まれる不純物等を除去する目的で設けられ、例えば、車両の前後方向(矢印A、B方向)に沿って設けられると共に幅方向(矢印C1、C2方向)となる厚さ寸法の小さな袋状に形成される。このフィルタ24は、幅方向となる両側面に一組の平面部126をそれぞれ有している。そして、エンドブロック56側となる一方の平面部126にはアタッチメント128が設けられる。
このアタッチメント128は、図2に示されるように、中央に孔部130を有し、フィルタ24の平面部126に接合され該フィルタ24の内部と連通すると共に、エンドブロック56の吸入通路108と接続されることで、アタッチメント128を介してエンドブロック56の吸入通路108とフィルタ24とが連通する。
本発明の実施の形態に係る燃料供給装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
先ず、図示しないコントローラからの制御信号が、カプラを介して蓋部材18におけるコネクタ部32の端子片40へと入力され、この制御信号が、前記端子片40から第2接続端子120、リード線42及び第1接続端子118を通じてモータ端子116から燃料ポンプ20のモータ部112へと入力される。これにより、燃料ポンプ20のモータ部112が駆動し、それに伴ってポンプ部110が回転駆動することで、燃料タンク12の内部に蓄えられた燃料がフィルタ24を通過してアタッチメント128及びエンドブロック56の吸入通路108を通じて吸入口122から燃料ポンプ20の内部へと吸入される。
そして、燃料ポンプ20へと吸入された燃料は、ポンプ部110の駆動作用下に吐出口124からハウジング54の第1燃料通路74へと吐出された後、第3燃料通路92から蓋部材18の吐出部46を通じて燃料チューブ47へと導出される。その後、燃料チューブ47を通じて内燃機関のインジェクタへと燃料が供給される。
また、第1燃料通路74から第3燃料通路92へと供給され余剰となった燃料は、該第3燃料通路92から第2燃料通路76を通じてプレッシャレギュレータ80へと供給され、このプレッシャレギュレータ80が燃料の圧力によって弁開することで、前記燃料がプレッシャレギュレータ80を通過して導出孔100から燃料タンク12内へと排出される。
以上のように、本実施の形態では、燃料供給装置10を構成する蓋部材18において、燃料ポンプ20のモータ部112にリード線42を介して接続される端子片40が、図3に示される前記蓋部材18と直交する鉛直方向から見て、燃料ポンプ20の吐出口124が収納されるハウジング54の幅方向外縁54aと燃料ポンプ20のケース114において径方向最大幅となる外縁部114aとの間に配置されるため、前記端子片40の幅方向(矢印C1方向)への突出が抑えられ、それに伴って蓋部材18の幅方向寸法を小型化可能となる。
また、燃料ポンプ20の軸方向(矢印A、B方向)において、図3に示されるように、複数の端子片40の少なくとも一部を、前記燃料ポンプ20の吐出口124と幅方向に重なるように配置することで、コネクタを燃料ポンプに対して軸方向に離れた位置に配置している従来技術に係る燃料供給装置と比較し、蓋部材18の長手方向寸法を小型化できる。
その結果、蓋部材18の幅方向寸法及び長手方向寸法を共に小型化することで、該蓋部材18によって塞がれる燃料タンク12の開口部16を小さくできるため、燃料供給装置10の前記燃料タンク12に対する搭載汎用性を高めることが可能となる。
さらに、蓋部材18のベース部26には、複数の端子片40を互いに分離する端子接続部30を備え、この端子接続部30が前記ベース部26と直交する鉛直方向から見て、ハウジング54の幅方向外縁54aと燃料ポンプ20におけるケース114の外縁部114aとの間に配置され、しかも、前記燃料ポンプ20の軸方向(矢印A、B方向)において吐出口124と幅方向に重なるように配置されている。そのため、蓋部材18のベース部26に対して各端子片40を分離する端子接続部30を設けた場合でも、前記蓋部材18が幅方向及び長手方向に大型化してしまうことが回避される。
さらにまた、端子片40は、蓋部材18において鉛直方向に延在し、端子接続部30及びコネクタ部32側へそれぞれ突出すると共に、前記端子接続部30へ収納された端子片40の上端に、リード線42に接続された第2接続端子120を接続可能とすることで、この第2接続端子120を燃料ポンプ20側となる上方から端子接続部30の端子片40へと接続するための空間を端子片40の上方に確保できるため、蓋部材18側となる端子片40への第2接続端子120の接続作業を容易に行うことができる。
またさらに、蓋部材18と直交する鉛直方向から見て、燃料ポンプ20のモータ端子116が、吐出口124に対して端子接続部30と反対側に配置されているため、前記吐出口124の接続される第1燃料通路74近傍の空間を、幅方向一方側(矢印C1方向)で端子片40のためのスペースとし、幅方向他方側(矢印C2方向)をモータ端子116のためのスペースとして活用でき、前記モータ端子116及び端子片40の幅方向(矢印C1、C2方向)への張り出しを抑えることで幅方向寸法の大型化を防止できる。
また、複数のモータ端子116が、燃料ポンプ20の軸心Fを中心として周方向に沿って互いに離間するように配置され、前記燃料ポンプ20の軸方向に沿って一直線状に配置された端子片40の幅方向寸法に対し、前記モータ端子116の幅方向寸法が大きくなるが、第3燃料通路92を燃料ポンプ20の軸心Fに対して幅方向外側となる端子接続部30側(矢印C1方向)へオフセットさせ配置することで、図4に示される燃料ポンプ20の長手方向から見て、燃料ポンプ20におけるモータ端子116の周囲空間を十分に確保することが可能となる。
そのため、モータ端子116の前方側(矢印A方向)からの第1接続端子118(リード線42)の接続作業を上述した空間を利用して容易に行うことが可能となる。
なお、本発明に係る燃料供給装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…燃料供給装置 12…燃料タンク
16…開口部 18…蓋部材
20…燃料ポンプ 24…フィルタ
26…ベース部 30…端子接続部
32…コネクタ部 34…吐出管
38…端子孔 40…端子片
42…リード線 54…ハウジング
54a…幅方向外縁 62…接続部
112…モータ部 114…ケース
114a…外縁部 116…モータ端子
118…第1接続端子 120…第2接続端子
124…吐出口

Claims (5)

  1. 燃料タンク内に配置される燃料供給装置において、
    前記燃料供給装置は、前記燃料タンクに開口した開口部を覆う蓋部材と、
    前記蓋部材の面に沿ってその軸心が保持され、モータ部を収納するモータ本体と、該モータ本体の端部から軸方向に突出し燃料を吐出する吐出口とを有した燃料ポンプと、
    前記蓋部材において前記燃料タンクの外部と連通し、前記吐出口と接続される通路を有した吐出管路と、
    前記蓋部材に設けられ、前記燃料タンクの内部から外部まで延在し前記燃料ポンプに対してリード線を介して電気的に接続される蓋部材側端子と、
    を備え、
    前記蓋部材の垂線方向から見て、前記燃料ポンプのうち少なくとも前記吐出口が前記蓋部材と重なり合う範囲内に配置されると共に、前記蓋部材側端子は、前記燃料ポンプの軸線と直交する方向で前記吐出管路において前記吐出口が接続される部位の前記吐出管路の径方向外縁と前記モータ本体の径方向外縁との間に配置され、且つ、前記燃料ポンプの軸方向において、少なくとも一部が前記吐出口と重なり合う範囲に配置されることを特徴とする燃料供給装置。
  2. 請求項1記載の燃料供給装置において、
    前記蓋部材には、複数の前記蓋部材側端子を互いに仕切る隔壁部を備え、前記垂線方向から見て、前記隔壁部の全体が、前記燃料ポンプの軸線と直交する方向で前記吐出管路において前記吐出口が接続される部位の前記吐出管路の径方向外縁と前記モータ本体の径方向外縁との間に配置され、且つ、前記燃料ポンプの軸方向において、少なくとも一部が前記吐出口と重なり合う範囲に配置されることを特徴とする燃料供給装置。
  3. 請求項1又は2記載の燃料供給装置において、
    前記蓋部材側端子は、前記垂線方向に沿って前記蓋部材から前記燃料ポンプ側へと突出し、前記リード線に接続されたリード線側端子が接続されることを特徴とする燃料供給装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料供給装置において、
    前記蓋部材の垂線方向から見て、前記モータ部の端子が、前記吐出口に対して前記蓋部材側端子の反対側に配置されることを特徴とする燃料供給装置。
  5. 請求項4記載の燃料供給装置において、
    前記モータ部の端子は、前記燃料ポンプの端部において周方向に沿って互いに離間して配置されており、前記蓋部材側端子は、前記燃料ポンプの軸線に沿って一直線状に配置され、前記吐出管路の通路が、前記蓋部材の垂線方向に沿って延在し、該通路の中心が、前記燃料ポンプの軸心に対して前記蓋部材側端子側にオフセットしていることを特徴とする燃料供給装置。
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