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JP6932088B2 - 回動体及び吹出口装置 - Google Patents
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JP6932088B2 - 回動体及び吹出口装置 - Google Patents

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Description

本発明は、本体部と、この本体部に取り付けられる被取付部材とを有する回動体及びこれを備えた吹出口装置に関する。
従来、例えば自動車などの車両に搭載される風向調整装置であるベンチレータに適用される回動体としての操作ダイヤルが知られている。この操作ダイヤルは、ベンチレータ本体部に回動可能に支持される一方で、乗員によって直接回動操作されるため、ベンチレータ本体部に支持される基材部分を相対的に硬質の部材により形成し、乗員により操作される外周側の表皮部分を相対的に軟質の部材により形成することにより、円滑な回動や高耐久性を維持しつつ、良好な触感や操作性を確保することが可能となっている(例えば、特許文献1参照。)。
このように、異なる材質を一体的に備える回動体を合成樹脂により成形する場合、例えば二色成形が用いられる。二色成形の際には、一般的に、硬質樹脂からなる基材を一旦射出成形し、成形型を一部交換した後、軟質樹脂からなる表皮部を射出成形する。この場合、硬質樹脂の表面が不活性なる前に軟質樹脂を射出できるため、界面の密着強度を得る上では有利となるものの、元々相性が悪い樹脂同士の組み合わせの場合、充分な密着強度を得ることは困難である。また、二色成形をするためには、専用の二色成形機が必要となる。
二色成形機を用いない場合には、例えばインサート成形を用いることが可能である。インサート成形の際には、硬質樹脂からなる基材を予め成形しておき、この基材を軟質樹脂用の成形機に供給した後、軟質樹脂を射出することにより、二種類の合成樹脂を一体的に成形する。この場合、軟質樹脂を成形する時点で硬質樹脂からなる基材の表面の活性が低下しているため、樹脂同士の充分な密着強度を得ることが難しいことがある。
界面の密着を補助する手段としては、機械的結合、例えばアンカ構造を用いることができる。すなわち、表皮材によって両側から被覆される箇所において基材に通孔を形成し、表皮部を両側で連結させて一体性を向上することが可能となる。
しかしながら、このアンカ構造も多用すると表皮部の使用量が増加し、基材の強度が得にくくなる。成形品を大きく設計できればこのような基材の強度低下は緩和できるものの、ベンチレータ用の操作ダイヤルの場合、人間工学的、かつ、意匠的要求から、他の機能部品との位置関係や形状に制約があり、強度上の必要性を優先して大きさを決めるわけにはいかない。
特開2011−251551号公報 (第5−8頁、図2−4)
上述したように、サイズを問わずに基材と表皮部との密着強度を確保することが求められている。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、本体部に対して被取付部材を確実に取り付けつつ、被覆部を被操作部本体部に対してずれにくくした回動体及びこれを備えた吹出口装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の回動体は、回動可能に設けられた回動体であって、本体部と、この本体部の側部に取り付けられる被取付部材とを具備し、前記本体部は、回動方向に沿う円弧状に形成された被操作部本体部、及びこの被操作部本体部の外周側を両端部間に亘って覆う被覆部を有し、外周側に位置して操作される被操作部と、この被操作部よりも内周側で前記被取付部材を位置決めするストッパ部と、前記被覆部の両端部の側部にそれぞれ形成された凹部とを備え、前記被取付部材は、回動方向に沿う円弧状に形成され、前記被操作部の側縁部に沿って位置する板状の被取付部材本体部と、前記ストッパ部の位置決めにより生じる反力によって外周側に付勢された状態で前記被取付部材を前記本体部に固定する固定部と、前記被取付部材本体部の両端部にそれぞれ形成され、前記凹部に対して側方から挿入される挿入部とを備えたものである。
請求項2記載の回動体は、請求項1記載の回動体において、本体部に対して被取付部材とは反対側の側部に取り付けられる被取付体部を具備し、本体部は、被覆部の両端部にて凹部に対して径方向にずれた位置の前記凹部とは反対側の側部にそれぞれ形成された挿入凹部を備え、前記被取付体部は、回動方向に沿う円弧状に形成され、被操作部の側縁部に沿って位置する板状の被取付体部本体部と、この被取付体部本体部の両端部にそれぞれ形成され、前記挿入凹部に対して前記被覆部の側方から挿入される挿入片部とを備えたものである。
請求項3記載の回動体は、請求項1または2記載の回動体において、各挿入部は、各凹部に挿入された状態で、各凹部に対して回動軸線方向に当接するとともに径方向に隙間が形成されているものである。
請求項4記載の吹出口装置は、空調風を吹き出す吹出口と、可動的に配置され、前記吹出口から吹き出される空調風を制御する空調風制御体と、回動操作されることで前記空調風制御体を動作させる請求項1ないし3いずれか一記載の回動体としての操作ダイヤルとを具備したものである。
請求項1記載の回動体によれば、本体部のストッパ部の位置決めにより生じる反力によって被取付部材の固定部が被取付部材を本体部に対して外周側に付勢した状態で固定し、本体部に対して被取付部材を確実に取り付けつつ、被覆部を被取付部材の挿入部によって両端部の位置で側部から挟み込み、被覆部の両端部に位置する被取付部材の挿入部が被操作部本体部に対する被覆部のずれを規制して、被覆部を被操作部本体部に対してずれにくくできる。
請求項2記載の回動体によれば、請求項1記載の回動体の効果に加えて、被覆部を挿入部及び挿入片部によって両端部の位置で両側部から挟み込み、被覆部の両端部に位置する被取付部材の挿入部と被取付体部の挿入片部とのそれぞれの少なくともいずれかが被操作部本体部に対する被覆部のずれを規制して、被覆部を被操作部本体部に対して、よりずれにくくできるとともに、被覆部が凹部と挿入凹部との間で過剰に細くなって被覆部の強度が低下することを抑制できる。
請求項3記載の回動体によれば、請求項1または2記載の回動体の効果に加えて、被覆部の両端部に位置する各凹部に対して被取付部材の各挿入部が回動軸線方向に当接するので、これら挿入部が被操作部本体部に対する被覆部のずれを規制して、被覆部を被操作部本体部に対して、よりずれにくくできるとともに、各挿入部と各凹部との径方向の隙間によって、各挿入部により被覆部を径方向外周側に押す方向の力を伝えにくくできる。
請求項4記載の吹出口装置によれば、操作ダイヤルの耐久性に優れた吹出口装置を提供できる。
(a)は本発明の一実施の形態の回動体を示す断面図、(b)は同上回動体の一部を示す斜視図である。 (a)は同上回動体を示す側面図、(b)は(a)のI−I相当位置の断面図である。 同上回動体の外郭部の両端部側から示す分解斜視図である。 同上回動体の分解斜視図である。 同上回動体の斜視図である。 同上回動体の組み立て手順を示す断面図である。 同上回動体の組み立て手順の図6に続く工程を示す断面図である。 同上回動体を備えた吹出口装置を示す分解斜視図である。
以下、本発明の一実施の形態の構成を、図面を参照して説明する。
図8において、10は吹出口装置である。本実施の形態において、この吹出口装置10は風向調整装置であり、ルーバ装置あるいはベンチレータなどとも呼ばれ、例えば図示しない自動車のインストルメントパネルなどの被取付部材に取り付けられ、空調装置に接続されて、車室内に風を吹き出し、空調を行う車両用空調装置を構成している。
そして、この吹出口装置10は、ケース体12を備えている。また、この吹出口装置10は、空調風制御体13を備えている。さらに、この吹出口装置10は、ルーバ14を備えている。また、この吹出口装置10は、回動体(加飾回動体)としての操作ダイヤル15を備えている。さらに、この吹出口装置10は、連動機構16を備えている。
ケース体12は、図示しないダクトを介して空調装置から供給された空調風を通過させる風路を内部に区画するものである。このケース体12は、筒状、本実施の形態では例えば角筒状に形成されている。このケース体12は、ダクトと一体的に形成されていてもよい。また、このケース体12の下流端は、吹出口18となっている。なお、このケース体12の下流端には、吹出口18を囲む内装材であるフィニッシャが取り付けられていてもよい。このフィニッシャは、インストルメントパネルなどの被取付部材と一体的に形成されていてもよい。
空調風制御体13は、吹出口18から吹き出される空調風の風向と風量との少なくともいずれかを制御するものである。本実施の形態において、この空調風制御体13は、回動により吹出口18から吹き出される空調風の風量を制御するダンパ(シャットバルブ)である。この空調風制御体13は、ケース体12の内部にて、ルーバ14よりも上流側に配置されている。この空調風制御体13は、四角形板状に形成され、外縁部に弾性を有するパッキン部13aが取り付けられている。また、この空調風制御体13は、ケース体12の両側壁部に回動可能に支持されている。そして、この空調風制御体13は、例えばケース体12内の風路を閉塞する全閉状態から、ケース体12の上壁部及び下壁部に対して略平行となる全開状態までの間で、所定角度回動可能となっている。
ルーバ14は、複数設定されている。本実施の形態において、このルーバ14には、一方のルーバである縦ルーバ(Vルーバ)21、及び、他方のルーバである横ルーバ(Hルーバ)22が設定されている。
縦ルーバ21は、本実施の形態において、複数設定されている。これら縦ルーバ21は、それぞれ吹出口18を縦断する方向に沿って配置されている。これら縦ルーバ21の両端部は、ケース体12に対して回動可能に支持されている。また、これら縦ルーバ21は、リンク部材24により互いに連結されている。
横ルーバ22は、本実施の形態において、複数設定されている。これら横ルーバ22は、吹出口18を横断する方向に沿って配置されている。すなわち、これら横ルーバ22は、縦ルーバ21に対して交差(直交)する方向に沿って配置されている。これら横ルーバ22の両端部は、スペーサ26,26に回動可能に支持され、これらスペーサ26,26を介してケース体12にて縦ルーバ21の下流側に取り付けられている。また、これら横ルーバ22は、リンク部材27により互いに連結されている。さらに、一つの横ルーバ22には、風向調整ノブ28が取り付けられている。この風向調整ノブ28は、横ルーバ22とともに上下方向に回動させることで複数の横ルーバ22をリンク部材27により連動させて上下方向に回動させ、横ルーバ22に沿って左右方向にスライドさせることで複数の縦ルーバ21をリンク部材24により連動させて左右方向に回動させるようになっている。
そして、操作ダイヤル15は、ケース体12に対して回動可能に取り付けられ、乗員により直接操作されることで空調風制御体13を動作させるものである。この操作ダイヤル15は、図1ないし図5に示すように、本体部31を備えている。また、この操作ダイヤル15は、被取付部材32を備えている。さらに、本実施の形態において、この操作ダイヤル15は、被取付体部33を備えている。なお、以下、操作ダイヤル15の回動中心Cを中心とする円弧に沿う方向を回動方向(矢印R方向)、回動中心Cから径方向に沿う放射方向を外周方向、径方向に沿って回動中心Cに向かう放射方向を内周方向というものとする。また、径方向に沿って回動中心Cに相対的に近い側を内周側あるいは内側、回動中心Cに相対的に遠い側を外周側あるいは外側というものとする。さらに、操作ダイヤル15の回動軸線に沿う方向を両側方向あるいは幅方向というものとする。
本体部31は、例えばABS樹脂などの合成樹脂により形成されている。この本体部31は、内周側に位置する内側部35を備えている。また、この本体部31は、ストッパ部36を備えている。さらに、この本体部31は、外周側に位置する被操作部としての外郭部37を備えている。また、この本体部31は、外郭部37に形成された凹部38を備えている。さらに、この本体部31は、外郭部37に形成された挿入凹部39を備えている。また、この本体部31は、係合受部40を備えている。そして、この本体部31は、概略として、回動中心Cを中心とする扇形状に形成され、回動軸線方向を厚み方向(幅方向)として配置されている。
内側部35は、本体部31のうち、操作ダイヤル15の回動中心Cに対して最も近くに位置する部分である。すなわち、この内側部35は、操作ダイヤル15の最内周側に位置している。この内側部35は、本実施の形態において、ケース体12の側壁部外側の支持部41(図8)に対して回動可能に支持される被支持部42を備えている。また、この内側部35は、連動機構16と連結される被連結部43を備えている。さらに、この内側部35は、操作ダイヤル15の回動角度を規制する規制部44,45を備えている。
被支持部42は、円形状に形成されている。この被支持部42は、外周側がストッパ部36に対して連結されている。また、この被支持部42の中央部には、丸孔状の穴部46が形成されている。この穴部46は、ケース体12(図8)に対して操作ダイヤル15を回動可能に支持するための支持穴である。
被連結部43は、被支持部42に対して外周側に位置している。すなわち、この被連結部43は、回動中心Cに対して離れて位置している。このため、この被連結部43は、操作ダイヤル15を回動させたときに回動中心Cの周囲に回動するようになっている。
一方及び他方の規制部44,45は、内側部35において、外郭部37とは反対側に位置している。これら規制部44,45は、ストッパ部36の両端部から回動方向に沿って円弧状に延びる腕部である。これら規制部44,45は、回動方向において互いに反対方向に向かって延びている。また、これら規制部44,45は、先端側が互いに対向する位置に配置されている。さらに、これら規制部44,45の先端側には、回動中心C側に向かって突出する突起部44a,45aがそれぞれ形成されている。そして、これら規制部44,45は、ケース体12(図8)に形成された図示しない規制保持部と当接することで、操作ダイヤル15の回動角度を規制するとともに、この規制保持部と当接する位置で突起部44a,45aが規制保持部に係合されることで、クリックを発生させて操作者に回動限に到達したことを知らせ、併せて操作ダイヤル15の位置を保持できるようになっている。
ストッパ部36は、本体部31に対して被取付部材32を位置決めする部分である。また、このストッパ部36は、位置決めした被取付部材32に対して反力F1を生じさせる付勢部である。このストッパ部36は、内側部35及び外郭部37と隣接し、操作ダイヤル15の径方向に見て、これら内側部35と外郭部37との間に位置している。このため、このストッパ部36は、外郭部37に対して内周側に位置している。また、このストッパ部36は、回動中心Cを中心とする円弧に沿って連続して形成されている。すなわち、このストッパ部36は、円弧状に湾曲されている。本実施の形態において、このストッパ部36は、本体部31の一側部に形成されている。
外郭部37は、操作ダイヤル15の操作時に乗員により直接操作される被操作部である。また、この外郭部37は、被取付部材32が側部に重ねられてこの被取付部材32により側部が覆われる部分である。本実施の形態において、この外郭部37は、被取付部材32及び被取付体部33が両側部に重ねられてこれら被取付部材32及び被取付体部33により両側部が覆われる部分である。この外郭部37は、ストッパ部36の外周に沿って円弧状に形成された円弧状部である。また、この外郭部37は、ストッパ部36から外周側に向かって延出し、本体部31の外周側に端末部に位置している。このため、この外郭部37には、操作ダイヤル15の回動方向に両端部が備えられている。また、この外郭部37は、被操作部本体部としての外郭部本体部47と、この外郭部本体部47を覆う弾性部である被覆部48とを一体的に備えている。
外郭部本体部47は、被取付部材32及び被取付体部33により両側部が覆われる部分である。すなわち、この外郭部本体部47は、被取付部材32及び被取付体部33の間に位置しているとともに、被覆部48により外周側が覆われている。また、この外郭部本体部47は、例えばABS樹脂などの硬質の合成樹脂などにより形成されている。すなわち、この外郭部本体部47は、被覆部48とは異なる材質により形成されている。本実施の形態において、この外郭部本体部47は、被覆部48よりも硬質の合成樹脂により形成されている。
被覆部48は、被取付部材32及び被取付体部33間に露出し、操作ダイヤル15の意匠面をなす意匠部である。また、この被覆部48は、操作ダイヤル15において、外周側が車室内に露出して乗員により直接操作(押し回し)可能となっている。すなわち、この被覆部48は、外郭部37の最外周の端末部に位置している。この被覆部48は、例えばスチレン系エラストマなどの弾性を有する部材(合成樹脂)により形成され、例えば二色成形やインサート成形などを用いて外郭部本体部47と一体的に成形されている。この被覆部48は、外郭部本体部47の外周側を連続的、あるいは断続的に覆って形成されている。また、この被覆部48は、回動中心Cを中心軸とし外郭部37の両端部間に亘る円筒面に沿って形成されている。このため、この被覆部48には、両端部が備えられており、これら両端部が外郭部37の両端部をなしている。また、この被覆部48は、被取付部材32及び被取付体部33により両側部から挟み込まれてこれら被取付部材32及び被取付体部33が押し当てられ、これら被取付部材32及び被取付体部33に対して隙間なく密着されている。本実施の形態において、この被覆部48は、外郭部本体部47よりも幅寸法(厚み)が大きく設定され、この外郭部本体部47に対して両側に突出している。なお、この被覆部48には、操作ダイヤル15の操作内容などを表示する表示部50がシルク印刷などによって施されていてもよい。また、この被覆部48の一部は、本体部31の被取付体部33側の側部に配置された接触部51となっていてもよい。
図1(a)及び図1(b)に示す凹部38は、外郭部37の両端部に位置して被覆部48の側部にそれぞれ形成されている。本実施の形態において、各凹部38は、被覆部48の両端部のそれぞれの一側部に形成されている。各凹部38は、四角形状に形成されており、被覆部48の側部から回動軸線方向、すなわち幅方向に窪んで形成されている。各凹部38は、被覆部48の両端部の一側の角部を切り欠いて形成され、被覆部48の端面及び側面に開口されている。さらに、各凹部38は、幅方向の深さが、例えば外郭部37(被覆部48)の幅寸法の半分未満に設定されている。また、各凹部38は、操作ダイヤル15の径方向に見て、外郭部37の外周側寄りに配置されている。
挿入凹部39は、外郭部37の両端部に位置して被覆部48の側部にそれぞれ形成されている。本実施の形態において、各挿入凹部39は、被覆部48の両端部のそれぞれの他側部、すなわち凹部38とは反対側の側部に形成されている。各挿入凹部39は、四角形状に形成されており、被覆部48の側部から回動軸線方向、すなわち幅方向に窪んで形成されている。各挿入凹部39は、被覆部48の両端部の他側の角部を切り欠いて形成され、被覆部48の端面及び側面に開口されている。さらに、各挿入凹部39は、幅方向の深さが、例えば外郭部37(被覆部48)の幅寸法の半分未満に設定されている。また、各挿入凹部39は、操作ダイヤル15の径方向に見て、外郭部37の内周側寄りに配置されている。このため、各挿入凹部39は、各凹部38に対して、操作ダイヤル15の径方向にずれて位置している。本実施の形態において、各挿入凹部39は、各凹部38よりも内周側にずれて位置している。なお、各凹部38と各挿入凹部39とが径方向にずれて位置しているとは、各凹部38の操作ダイヤル15の径方向の中心位置と、各挿入凹部39の操作ダイヤル15の径方向の中心位置とがずれていることを意味する。
図2(b)及び図4に示す係合受部40は、被取付部材32を本体部31に対して係止する部分である。この係合受部40は、ストッパ部36の外周側、すなわち外郭部37に形成されている。本実施の形態において、この係合受部40は、外郭部37の外郭部本体部47に形成されている。この係合受部40は、複数形成されており、互いに回動方向にずれて位置している。すなわち、これら係合受部40は、回動方向に異なる複数の位置にそれぞれ形成されている。これら係合受部40は、本実施の形態において、例えば周方向に等配(略等配も含む)されている。また、これら係合受部40は、回動方向に沿って、略同一円弧上に並んで配置されている。さらに、これら係合受部40は、被覆部48に対して近接して位置している。また、これら係合受部40は、本実施の形態において、外郭部37(外郭部本体部47)を厚み方向に貫通して形成されている。さらに、これら係合受部40には、被取付部材32と被取付体部33とのいずれか一方、本実施の形態では被取付部材32を係止する係止部52が爪状に突設されている。この係止部52は、各係合受部40の内面の外周側の位置から内周側、すなわち回動中心C(図2(a))側に向かって突設されている。
図1ないし図5に示す被取付部材32は、被覆部48が他部材と直接接触しないようにする保護部材の機能を有する。この被取付部材32は、本体部31の一側部に取り付けられている。この被取付部材32は、板状に形成された被取付部材本体部54を備えている。また、この被取付部材32は、固定部としての爪部55を備えている。さらに、この被取付部材32は、この被取付部材32を本体部31に対して位置決めする位置決め部56を備えている。また、この被取付部材32は、凹部38に挿入される挿入部57を備えている。そして、この被取付部材32は、少なくとも外面側(意匠面側)にめっきや塗装が施された加飾部材としてもよい。
被取付部材本体部54は、外周側が外郭部37の一側縁部に沿って位置する部分である。すなわち、この被取付部材本体部54は、外郭部37の一側部に重ねられ、この外郭部37の一側部を覆う部分である。この被取付部材本体部54は、平板状に形成され、側方から見て、円弧状に湾曲した形状(C字状)をなしている。そして、この被取付部材本体部54は、背面側が外郭部本体部47の一側部に対向して位置するとともに、被覆部48の一側部に対して押し当てられて隙間なく密着している。
爪部55は、複数形成され、係合受部40にそれぞれ受け入れられて被取付部材32を本体部31に対して係止させる部分である。本実施の形態において、この爪部55は、ストッパ部36での被取付部材32の位置決めにより生じる反力F1で外周側に付勢された状態で被取付部材32を本体部31に固定するものである。これら爪部55は、操作ダイヤル15の径方向に厚みを有する板状に形成されている。また、これら爪部55は、被取付部材本体部54において、操作ダイヤル15の回動方向に異なる複数の位置にそれぞれ形成され、被取付部材本体部54の背面側から略垂直な方向に突出して操作ダイヤル15の幅方向に延びている。各爪部55は、操作ダイヤル15の外周側に向かって突出する係合部61を有している。また、各爪部55は、本実施の形態において、操作ダイヤル15の内周側に向かって突出する突出部62を有している。
係合部61は、例えば爪部55の先端部に形成されている。この係合部61は、本体部31に対して係止部52に内周側から係合され、被取付部材本体部54との間で本体部31の外郭部37を厚み方向に挟み込むことで、被取付部材32を本体部31に対して抜け止めしている。
突出部62は、被取付体部33を被取付部材32に対して係止するものである。この突出部62は、係合部61とは反対側に位置している。また、この突出部62は、例えば爪部55の先端部から基端部側に離れた位置に形成されている。本実施の形態において、この突出部62は、係合部61を係止部52に係合した位置で、この係止部52の背面側の位置となっている。
位置決め部56は、ストッパ部36に対して外周側から突き当てられることで被取付部材32を本体部31に対して位置決めする部分である。すなわち、この位置決め部56は、ストッパ部36への突き当てにより被取付部材32に径方向に沿って外周側に向かう反力F1を生じさせるものである。この位置決め部56は、被取付部材32の被取付部材本体部54の内周側に連なって形成されている。また、この位置決め部56は、本実施の形態において、被取付部材32の最内周部に位置している。さらに、この位置決め部56は、回動中心Cを中心とする円弧に沿って連続して形成されている。すなわち、この位置決め部56は、円弧状に湾曲されている。そして、この位置決め部56は、全体がストッパ部36に対して面状に突き当てられるように形成されている。
挿入部57は、本体部31の凹部38に一側部から挿入される舌片状のタブ(突起部)である。この挿入部57は、被取付部材32(被取付部材本体部54)の両端部にそれぞれ形成されている。すなわち、各挿入部57は、被取付部材本体部54の背面側から略垂直な方向に突出して操作ダイヤル15の幅方向に延びている。また、各挿入部57は、例えば被取付部材本体部54の両端面と略面一に形成されている。
被取付体部33は、被覆部48が他部材と直接接触しないようにする保護部の機能を有する。この被取付体部33は、被取付部材32に対して、略鏡像対称な形状となっており、本体部31に対して他側部、すなわち被取付部材32とは反対側に取り付けられている。この被取付体部33は、板状に形成された被取付体部本体部64を備えている。また、この被取付体部33は、複数の爪状部65を備えている。さらに、この被取付体部33は、挿入凹部39に挿入される挿入片部67を備えている。そして、この被取付体部33は、少なくとも外面側(意匠面側)にめっきや塗装が施された加飾体部としてもよい。
被取付体部本体部64は、外周側が外郭部37の他側縁部に沿って位置する部分である。すなわち、この被取付体部本体部64は、外郭部37の他側部に重ねられ、この外郭部37の他側部を覆う部分である。この被取付体部本体部64は、平板状に形成され、側方から見て、円弧状に湾曲した形状(C字状)をなしている。そして、この被取付体部本体部64は、背面側が外郭部本体部47の他側部に対向して位置するとともに、被覆部48の他側部に対して押し当てられて隙間なく密着している。
爪状部65は、係合受部40にそれぞれ受け入れられて被取付体部33を本体部31に対して係止させる部分である。これら爪状部65は、被取付体部本体部64において、回動方向に異なる複数の位置にそれぞれ形成され、被取付体部本体部64の背面側から略垂直な方向に突出して操作ダイヤル15の幅方向に延びている。各爪状部65は、外周側に向かって突出する突出係合部71を有している。この突出係合部71は、例えば爪状部65の先端部に形成されている。この突出係合部71は、本実施の形態では被取付部材32に対して突出部62に内周側から係合されることで、被取付体部33を被取付部材32に対して抜け止めし、この被取付部材32を介して本体部31に対して係止される。
挿入片部67は、本体部31の挿入凹部39に他側部から挿入される舌片状のタブ(突起部)である。この挿入片部67は、被取付体部33(被取付体部本体部64)の両端部にそれぞれ形成されている。すなわち、各挿入片部67は、被取付体部本体部64の背面側から略垂直な方向に突出して操作ダイヤル15の幅方向に延びている。また、各挿入片部67は、例えば被取付体部本体部64の両端面と略面一に形成されている。
図8に示す連動機構16は、操作ダイヤル15の回動に伴い空調風制御体13を連動して回動させるものである。この連動機構16は、操作ダイヤル15の回動を空調風制御体13の動作に変換する任意の構造を取り得るが、本実施の形態において、例えばリンク体73と、レバー体74とを備えるリンクとなっている。リンク体73は、棒状に形成され、両端部が球状に形成されている。このリンク体73は、一端部が操作ダイヤル15の被連結部43に連結され、他端部がレバー体74に連結されている。また、レバー体74は、空調風制御体13に連結されている。
そして、操作ダイヤル15の組み立ての際には、図6に示すように、まず、予め成形された本体部31に対して、予め成形された被取付部材32を一側から取り付ける。すなわち、被取付部材32は、各爪部55を本体部31の各係合受部40と位置合わせし、位置決め部56を本体部31のストッパ部36に対して外周側から突き当てつつ、本体部31側へと押し込むことで、各爪部55の係合部61が各係合受部40内の係止部52を乗り越え、この係止部52に対して爪部55が係合され、被取付部材32が本体部31に係止固定される。このとき、円弧状に湾曲する位置決め部56が、同様に円弧状に湾曲するストッパ部36に対して突き当てられることにより、この突き当てにより被取付部材32に生じる反力F1(図2(a)及び図2(b))の方向が、これらの円弧の法線方向、すなわち径方向に沿って外周側に向かう方向、換言すれば各爪部55の位置でそれぞれ係合部61の係止部52に対する係りが深くなる方向、すなわち各爪部55の係合力の作用方向(係合受部40に対する爪係りを維持する方向)となることで、各爪部55(係合部61)が各係合受部40(係止部52)に対して確実に係止される。つまり、被取付部材32は、いわば外周側に向かって付勢された状態で本体部31に係止される。この状態で、被取付部材32は、被取付部材本体部54が本体部31の外郭部37の外郭部本体部47の一側部に重ねられてこの一側部を覆うとともに被覆部48に対して一側から押し当てられ、被覆部48の弾性によって本体部31(被覆部48)と被取付部材32とが外周面側で隙間なく密着する。また、図1(a)及び図1(b)に示すように、被取付部材32の各挿入部57は、本体部31の各凹部38に対して挿入される。この状態で、被取付部材32の被取付部材本体部54の両端部に位置する挿入部57は、各凹部38に対して、先端部が回動軸線方向、すなわち幅方向に当接されて、本体部31(被覆部48)を両端部間の中央部に向かって、すなわち各挿入部57での操作ダイヤル15の回動方向の接線方向に沿って挟み込む力F2(図2(a))を生じさせるとともに、径方向(図1(a)及び図1(b)の上下方向)、及び、回動方向(図1(a)の矢印R方向)に対して離れて隙間を有している。また、挿入部57は、外郭部37(被覆部48)の端面に対して略面一に位置し、凹部38からこの外郭部37(被覆部48)の端面に露出する。
次いで、図7に示すように、別途予め形成された被取付体部33を本体部31に対して他側から取り付ける。すなわち、被取付体部33は、各爪状部65を本体部31の各係合受部40と位置合わせして本体部31側へと押し込むことで、各爪状部65の突出係合部71が各係合受部40内に係止されている被取付部材32の各爪部55の突出部62を乗り越え、この突出部62に対して爪状部65が係合されて、被取付体部33が被取付部材32に係止固定される。この状態で、図1(b)に示すように、被取付体部33は、被取付体部本体部64が本体部31の外郭部37の外郭部本体部47の他側部に重ねられてこの他側部を覆うとともに接触部51と密着し、かつ、外郭部37の被覆部48に対して他側から押し当てられ、被覆部48の弾性によって本体部31(被覆部48)と被取付体部33とが外周面側で隙間なく密着する。また、図1(a)及び図1(b)に示すように、被取付体部33の各挿入片部67は、本体部31の各挿入凹部39に対して挿入される。この状態で、挿入片部67は、挿入凹部39に対して、先端部が回動軸線方向、すなわち幅方向に当接されて、本体部31(被覆部48)を両端部間の中央部に向かって、すなわち回動方向の接線方向に沿って挟み込む力F2(図2(a))を生じさせるとともに、径方向(図1(a)及び図1(b)の上下方向)、及び、回動方向(図1(a)の左右方向)に対して離れて隙間を有している。また、挿入片部67は、外郭部37(被覆部48)の端面に対して略面一に位置し、挿入凹部39からこの外郭部37(被覆部48)の端面に露出する。このため、挿入部57と挿入片部67とが、操作ダイヤル15の径方向に互いにずれた位置で両側方から本体部31の外郭部37(被覆部48)を挟み込む。
完成した操作ダイヤル15は、連動機構16のリンク体73及びレバー体74を介して、空調風制御体13やルーバ14が取り付けられたケース体12に図示しない樹脂ワッシャと鉄製のセルフタッピングビスなどを用いて回動可能に組み付けられ、吹出口装置10が完成される。そして、この吹出口装置10は、空調装置からダクトを介して導かれた空調風を吹出口18から車室内へと吹き出す。この空調風は、操作ダイヤル15を操作することにより回動された空調風制御体13によって風量が制御される。
このように、本実施の形態によれば、本体部31のストッパ部36の位置決めにより生じる反力F1によって被取付部材32の爪部55が被取付部材32を本体部31に対して径方向外周側に付勢した状態で固定し、本体部31に対して被取付部材32を確実に取り付けつつ、被覆部48を被取付部材32の挿入部57によって両端部の位置で側部から挟み込み、被覆部48の両端部に位置する被取付部材32の挿入部57が外郭部本体部47に対する被覆部48のずれを規制して、被覆部48を外郭部本体部47に対してずれにくくできる。したがって、被覆部48が外郭部本体部47に対して浮き上がったり剥がれたりすることを抑制できる。このため、外郭部本体部47と被覆部48との界面の密着強度を確保するために二色成形を行わなくても、すなわち専用の二色成形機を用いずとも、インサート成形などにより外郭部本体部47と被覆部48とを一体的に成形した本体部31を形成することが可能となるとともに、外郭部本体部47と被覆部48とに用いる部材(合成樹脂)の選択自由度が向上する。特に、操作ダイヤル15の場合、被覆部48は、この操作ダイヤル15を押しまわす際に使用者により直接周方向や径方向内周側に外力が加えられる部分であるため、外郭部本体部47に対してずれやすい部分であるから、本体部31の外郭部本体部47の凹部38と被取付部材32の挿入部57との係合によって、使用者による操作ダイヤル15の押し回しに伴う外郭部本体部47に対する被覆部48のずれを確実に抑制できる。
本体部31に対して被取付部材32とは反対側の側部に取り付けられる被取付体部33の被取付体部本体部64の両端部にそれぞれ形成した挿入片部67を、本体部31の被覆部48の両端部にて凹部38に対して径方向にずれた位置の凹部38とは反対側の側部にそれぞれ形成した挿入凹部39に側方から挿入することで、被覆部48を挿入部57及び挿入片部67によって両端部の位置で両側部から挟み込み、被覆部48の両端部に位置する被取付部材32の挿入部57と被取付体部33の挿入片部67とのそれぞれの少なくともいずれかが外郭部本体部47に対する被覆部48のずれを規制して、被覆部48を外郭部本体部48に対して、よりずれにくくできる。また、凹部38と挿入凹部39とを径方向に互いにずれた位置に形成しているので、これらが互いにずれずに対向している場合と比較して、被覆部48が凹部38と挿入凹部39との間で過剰に細くなって被覆部48の強度が低下することを抑制できる。
被覆部48の両端部に位置する各凹部38に対して被取付部材32の各挿入部57が回動軸線方向に当接するので、これら挿入部57が外郭部本体部47に対する被覆部48のずれを規制する力を凹部38に対して当接する位置で伝えて、被覆部48を外郭部本体部47に対して、よりずれにくくできる。また、被取付部材32は、各爪部55の係合部61の爪係りを確保するために、ストッパ部36に対する位置決め部56の押し当ての反力F1を生じさせているので、各挿入部57の位置では、この反力F1と、これら挿入部57が凹部38を介して被覆部48に対し両端部の中央部側に向かって挟み込む力F2との合力である力F3が被覆部48に対して径方向外周側に向かって生じる。この点、各挿入部57と各凹部38とは、径方向の隙間を形成しているので、各挿入部57により被覆部48を径方向外周側に押す方向の力F3を凹部38に対して直接伝えにくくできる。
同様に、被覆部48の両端部に位置する各挿入凹部39に対して被取付体部33の各挿入片部67が回動軸線方向に当接するので、これら挿入片部67が外郭部本体部47に対する被覆部48のずれを規制する力を挿入凹部39に対して当接する位置で伝えて、被覆部48を外郭部本体部47に対して、よりずれにくくできる。また、各挿入片部67と各挿入凹部39とは、径方向の隙間を形成しているので、各挿入片部67により被覆部48を径方向外周側に押す方向の力を挿入凹部39に対して直接伝えにくくできる。
そして、サイズを問わず本体部31に対して被取付部材32を確実に取り付けつつ、被覆部48を外郭部本体部47に対してずれにくくできるので、乗員により直接操作される操作ダイヤル15において、被覆部48が剥がれにくく、耐久性に優れた吹出口装置10を提供できる。
なお、上記の一実施の形態では、被取付体部33の爪状部65が被取付部材32の爪部55に対して係合される構成としたが、被取付部材32の爪部55が被取付体部33の爪状部65に対して係合される構成としてもよい。この場合には、例えば本体部31への取り付け順を、被取付体部33が先、被取付部材32が後として、被取付体部33の爪状部65の突出係合部71を係止部52に係止し、被取付部材32の係合部61が係合する突出部を爪状部65に形成することにより、同様の作用効果を奏することができる。
また、操作ダイヤル15は、本体部31の一側部に被取付部材32が取り付けられ、他側部に部材が取り付けられていない構成としてもよい。この場合、本体部31の係合受部40は、外郭部37を厚み方向に貫通していなくてもよい。また、被取付部材32の各爪部55には、突出部62を形成しなくてよい。また、本体部31の外郭部37(被覆部48)には、挿入凹部39を形成しなくてもよい。この場合にも、上記の一実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
さらに、ストッパ部36は、被取付部材32が爪部55により本体部31に対して回動中心C側から外周側に向かって付勢された状態で係止される構成であれば、その形状は問わない。
また、被取付部材32を本体部31の両側部に取り付ける構成としてもよい。この場合には、凹部38を外郭部37(被覆部48)の両端部の両側部に設けるとともに、これら両側部の凹部38,38の位置を互いに操作ダイヤル15の径方向にずれた位置とすることで、上記の各実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
さらに、凹部38及び挿入凹部39は、それぞれ複数でも単数でもよい。したがって、これら凹部38及び挿入凹部39と同数に設定される挿入部57及び挿入片部67も、単数でも複数でもよい。
また、空調風制御体13は、例えば操作ダイヤル15の操作に応じて動作することにより風向を制御するルーバなどとしてもよい。
さらに、操作ダイヤル15の本体部31の被支持部は、回動中心Cを構成する支持部41(回動軸)に直接支持される構成の他に、例えば仮想的な回動中心Cの周囲に回動方向に沿って形成されたレールなどのガイド部に支持される構成とすることもできる。
そして、回動体は、吹出口装置10の操作ダイヤル15としたが、その他の任意の装置に適用される回動体として用いることができる。
本発明は、例えば自動車の空調装置からの空調風の風向や風量を調整するための操作ダイヤル及びこれを備えた吹出口装置として好適に用いることができる。
10 吹出口装置
13 空調風制御体
15 回動体としての操作ダイヤル
18 吹出口
31 本体部
32 被取付部材
33 被取付体部
36 ストッパ部
37 被操作部としての外郭部
38 凹部
39 挿入凹部
47 被操作部本体部としての外郭部本体部
48 被覆部
54 被取付部材本体部
55 固定部としての爪部
57 挿入部
64 被取付体部本体部
67 挿入片部

Claims (4)

  1. 回動可能に設けられた回動体であって、
    本体部と、
    この本体部の側部に取り付けられる被取付部材とを具備し、
    前記本体部は、
    回動方向に沿う円弧状に形成された被操作部本体部、及びこの被操作部本体部の外周側を両端部間に亘って覆う被覆部を有し、外周側に位置して操作される被操作部と、
    この被操作部よりも内周側で前記被取付部材を位置決めするストッパ部と、
    前記被覆部の両端部の側部にそれぞれ形成された凹部とを備え、
    前記被取付部材は、
    回動方向に沿う円弧状に形成され、前記被操作部の側縁部に沿って位置する板状の被取付部材本体部と、
    前記ストッパ部の位置決めにより生じる反力によって外周側に付勢された状態で前記被取付部材を前記本体部に固定する固定部と、
    前記被取付部材本体部の両端部にそれぞれ形成され、前記凹部に対して側方から挿入される挿入部とを備えた
    ことを特徴とする回動体。
  2. 本体部に対して被取付部材とは反対側の側部に取り付けられる被取付体部を具備し、
    本体部は、被覆部の両端部にて凹部に対して径方向にずれた位置の前記凹部とは反対側の側部にそれぞれ形成された挿入凹部を備え、
    前記被取付体部は、
    回動方向に沿う円弧状に形成され、被操作部の側縁部に沿って位置する板状の被取付体部本体部と、
    この被取付体部本体部の両端部にそれぞれ形成され、前記挿入凹部に対して前記被覆部の側方から挿入される挿入片部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の回動体。
  3. 各挿入部は、各凹部に挿入された状態で、各凹部に対して回動軸線方向に当接するとともに径方向に隙間が形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の回動体。
  4. 空調風を吹き出す吹出口と、
    可動的に配置され、前記吹出口から吹き出される空調風を制御する空調風制御体と、
    回動操作されることで前記空調風制御体を動作させる請求項1ないし3いずれか一記載の回動体としての操作ダイヤルと
    を具備したことを特徴とする吹出口装置。
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