JP6976680B2 - 冷水循環システム - Google Patents
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Description
(第1実施形態)
本実施形態は、熱媒体循環システムに本発明に係る冷水循環システムを適用したものである。熱媒体循環システムは、冷却又は加熱された熱媒体を循環させて温度管理対象を冷却又は加熱するシステムである。
空調装置10は、室内空気を冷却する冷却装置の一例である。当該空調装置10は、熱源機11、熱交換器12A及びバイパス配管13等の機器それぞれを少なくとも1つ有する。熱源機11は、熱媒体を冷却又は加熱するための熱を生成する。
2.1 制御構成
制御装置20は、一次ポンプP1、二次ポンプP2、各送風機12B及び熱源機11等の稼働状態、つまり空調装置10の稼働状態を直接的又は間接的に制御する。制御装置20は、CPU、ROM及びRAM等にて構成されたマイクロコンピュータであって、ROM等の不揮発性記憶部に予め記憶されたプログラム(ソフトウェア)に従って空調装置10の作動を制御する。
制御装置20は、少なくとも3つの制御モード(第1制御モード、第2制御モード及び第3制御モード)に分けて空調装置10の稼働状態、及び熱交換器12A側に循環させる冷水流量等を制御する。
第1制御モードは省電力運転モードの一例である。省電力運転モード、つまり第1制御モードは、第2制御モード時に空調装置10で消費する電力を余熱時電力としたとき、当該余熱時電力より小さな電力で運転可能な運転モードである。
第2制御モードは「配管余熱運転モード」の一例である。配管余熱運転モード、つまり第2制御モードでは、バイパス配管13内の冷水を各熱交換器12Aに供給して当該熱交換器12Aで冷却能力を発揮させる運転モードである。
第3制御モードは通常運転モードの一例である。第2制御モード(配管余熱運転モード)時に熱交換器12Aで発揮可能な冷却能力を余熱能力としたとき、第3制御モードは、当該余熱能力より大きな冷却能力を熱交換器12Aで発揮可能な運転モードをいう。
制御装置20は、3つの制御モードのうちいずれかの制御モードを実行している場合において、発報信号が発信されたときには、先ず、FCU12の熱交換器12Aで発揮させる冷却能力を増大させる処理を実行する。
制御装置20は、3つの制御モードのうちいずれかの制御モードを実行している場合において、発報信号が発信されていないときには、先ず、FCU12の熱交換器12Aで発揮させる冷却能力を低下させる処理を実行する。
制御装置20は、熱交換器12Aで発揮させる冷却能力を変更する処理を実行した後、予め設定されたルールに従って決定された時間(以下、効果待ち時間Twという。)が経過したときに、(a)発報信号が発信されているか否かの判断処理、(b)冷却能力を更に変更するか否かの判断処理、及び(c)制御モードを変更するか否かの判断処理のうちいずれかの処理を実行する。
<決定プロセスの概要>
制御装置20は、第1FCU121から発報信号が発信されたとき、つまり第1管理条件を満たさないと判断されたときに、第1管理項目について予め設定された値(以下、第1設定値N1という。)を設定する。
本実施形態に係る制御装置20は、各FCU12毎に重み付け付けを行い、発報信号が発信されたFCU12の重みの集計値を利用して効果待ち時間Twを決定する。
<第3制御モード(図3参照)>
本実施形態に係る冷水循環システムでは、システムの始動スイッチ(図示せず。)が管理者により投入されると、制御装置20は先ず、第3制御モードを実行する。
制御装置20は、制御を第2制御モード用制御に移行させた後、効果待ち時間Twが経過したときに、図4に示すように、配管余熱運転モード(第2制御モード)が実行可能状態であるか否かを判断する(S21)。
制御装置20は、発報信号が発信されていると判断したときは(S27:YES)、二次ポンプP2を構成する複数のポンプのうち稼働中のポンプの回転数を増速させて吐き出し量を増大させる(S29)。
制御装置20は、制御を第1制御モード用制御に移行させると、効果待ち時間が経過したときに、発報信号が発信されているか否かを判断する(S61)。制御装置20は、発報信号が発信されていないと判断したときには(S61:NO)、再び、S61を実行する。
例えば、第1管理項目が第2管理項目より重要である場合に、第1設定値N1を第2設定値N2より大きくする、つまり第1管理項目の重みW1を第2管理項目の重みW2より大きくすることにより、第1管理項目が第2管理項目より反映された制御を実行することが可能となる。
制御装置20は、管理条件を満たさない、つまり発報信号が発信されていると判断されたときに、配管余熱運転モード(第2制御モード)にて管理条件を満たす冷却能力を熱交換器12Aにて発揮可能であるか否か、つまり往水ヘッダ温度が上限値未満であるか否かを判断する。
上述の実施形態では、制御装置20は、各FCU12毎に重み付け付けを行い、発報信号が発信されたFCU12の重みの集計値を利用して効果待ち時間Twを決定する。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、他の統計的手法にて統計量を算出し、当該統計量から効果待ち時間Tw等の制御パラメータを決定してもよい。
11C… 三方弁 12…FCU(ファンコイルユニット)
12A… 熱交換器 12B… 送風機 12C… バルブ 13… バイパス配管
14A… 一次往水ヘッダ 14B… 一次還水ヘッダ 15B… 二次還水ヘッダ
15A… 二次往水ヘッダ 20… 制御装置 P1… 一次ポンプ
P2… 二次ポンプ S1… 温度センサ S3… 第1冷水温センサ
S4… 第2冷水温センサ S5… 第3冷水温センサ S6… 第4冷水温センサ
S7… 第1冷却水温センサ S8… 第2冷却水温センサ
Claims (3)
- 冷水を冷却する熱源機、並びに冷却された冷水と冷却対象を冷却する複数の熱交換器を有する冷却装置と、
前記複数の熱交換器で発揮させる冷却能力を制御する制御装置であって、当該熱交換器で発揮させる冷却能力を変更する処理を実行した後、予め設定されたルールに従って決定された時間(以下、制御パラメータという。)が経過したときに、前記冷却装置の作動を制御するための次の処理を実行する制御装置と、
前記複数の熱交換器のうち第1の熱交換器の冷却対象の状態を直接的又は間接的に示す第1パラメータ(以下、第1管理項目という。)の値を検出する第1検出部と、
前記複数の熱交換器のうち第2の熱交換器の冷却対象の状態を直接的又は間接的に示す第2パラメータ(以下、第2管理項目という。)の値を検出する第2検出部とを少なくとも備え、
前記制御装置は、
前記第1検出部により検出された値が、前記第1管理項目について予め設定された第1管理条件を満たすか否かを判断する第1判断処理、
前記第1管理条件を満たさないと判断されたときに、前記第1管理項目について予め設定された重みである第1設定値を設定する第1設定処理、
前記第2検出部により検出された値が、前記第2管理項目について予め設定された第2管理条件を満たすか否かを判断する第2判断処理、
前記第2管理条件を満たさないと判断されたときに、前記第2管理項目について予め設定された重みである第2設定値を設定する第2設定処理、並びに
少なくとも前記第1設定値及び前記第2設定値に基づいて統計量を算出し、当該統計量を利用して予め設定されたルールに従って前記制御パラメータを決定する決定処理を実行可能であり、
さらに、前記制御装置は、
前記第1判断処理により前記第1管理条件を満たさないと判断されたときには、前記第1の熱交換器で発揮させる冷却能力を増大させ、
前記第2判断処理により前記第2管理条件を満たさないと判断されたときには、前記第2の熱交換器で発揮させる冷却能力を増大させ、
前記重みは、前記冷却装置の制御を行う上で重要な箇所に設置された前記熱交換器の重みが、その他の前記熱交換器の重みに比べて大きな値となるように設定されており、
そして、前記重要な箇所とは、当該重要な箇所と異なる箇所に比べて相対的に素早く対応する箇所である冷水循環システム。 - 前記制御装置は、発揮可能な最大冷却能力が異なる少なくとも3つの制御モードに分けて前記冷却装置の運転を制御可能であり、
さらに、前記制御装置は、前記熱交換器で発揮させる冷却能力を変更する処理を実行した後、前記制御パラメータが経過したときに、現時の制御モードを変更するか否かを判断する請求項1に記載の冷水循環システム。 - 冷水を冷却する熱源機、並びに冷却された冷水と冷却対象を冷却する複数の熱交換器を有する冷却装置と、
前記複数の熱交換器で発揮させる冷却能力を制御する制御装置であって、当該熱交換器で発揮させる冷却能力を変更する処理を実行した後、予め設定されたルールに従って決定された時間(以下、制御パラメータという。)が経過したときに、前記冷却装置の作動を制御するための次の処理を実行する制御装置と、
前記複数の熱交換器のうち第1の熱交換器の冷却対象の状態を直接的又は間接的に示す第1パラメータ(以下、第1管理項目という。)の値を検出する第1検出部と、
前記複数の熱交換器のうち第2の熱交換器の冷却対象の状態を直接的又は間接的に示す第2パラメータ(以下、第2管理項目という。)の値を検出する第2検出部とを少なくとも備える冷水循環システムに適用され、前記制御装置に組み込まれる冷水循環システム用プログラムにおいて、
前記制御装置に、
前記第1検出部により検出された値が、前記第1管理項目について予め設定された第1管理条件を満たすか否かを判断するとともに、前記第1の熱交換器で発揮させる冷却能力を増大させる必要があるときに当該管理条件を満たすと判断する第1判断処理、
前記第1管理条件を満たさないと判断されたときに、前記第1管理項目について予め設定された重みである第1設定値を設定する第1設定処理、
前記第2検出部により検出された値が、前記第2管理項目について予め設定された管理条件を満たすか否かを判断するとともに、前記第2の熱交換器で発揮させる冷却能力を増大させる必要があるときに当該管理条件を満たすと判断する第2判断処理、
前記第2管理条件を満たさないと判断されたときに、前記第2管理項目について予め設定された重みである第2設定値を設定する第2設定処理、並びに
少なくとも前記第1設定値及び前記第2設定値に基づいて統計量を算出し、当該統計量を利用して予め設定されたルールに従って前記制御パラメータを決定する決定処理を実行させるとともに、
前記第1判断処理により前記第1管理条件を満たさないと判断されたときには、前記第1の熱交換器で発揮させる冷却能力を増大させ、
前記第2判断処理により前記第2管理条件を満たさないと判断されたときには、前記第2の熱交換器で発揮させる冷却能力を増大させ、
前記重みは、前記冷却装置の制御を行う上で重要な箇所に設置された前記熱交換器の重みが、その他の前記熱交換器の重みに比べて大きな値となるように設定されおり、
そして、前記重要な箇所とは、当該重要な箇所と異なる箇所に比べて相対的に素早く対応する箇所である冷水循環システム用プログラム。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016238360A JP6976680B2 (ja) | 2016-12-08 | 2016-12-08 | 冷水循環システム |
| PCT/JP2017/044211 WO2018105732A1 (ja) | 2016-12-08 | 2017-12-08 | 熱媒体循環システム、及び冷水循環システム |
| PCT/JP2017/044213 WO2018105734A1 (ja) | 2016-12-08 | 2017-12-08 | 熱媒体循環システム、及び冷水循環システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016238360A JP6976680B2 (ja) | 2016-12-08 | 2016-12-08 | 冷水循環システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2018096552A JP2018096552A (ja) | 2018-06-21 |
| JP6976680B2 true JP6976680B2 (ja) | 2021-12-08 |
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ID=62632729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016238360A Active JP6976680B2 (ja) | 2016-12-08 | 2016-12-08 | 冷水循環システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6976680B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2635209B2 (ja) * | 1990-11-22 | 1997-07-30 | 株式会社日立製作所 | プロセス制御方法及び装置 |
| JP5955495B2 (ja) * | 2010-03-10 | 2016-07-20 | 株式会社Nttファシリティーズ | 冷水循環システム |
-
2016
- 2016-12-08 JP JP2016238360A patent/JP6976680B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2018096552A (ja) | 2018-06-21 |
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