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JP7080107B2 - コインランドリー - Google Patents
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Description

本発明の実施形態は、利用料金の支払に応じて、衣類やシーツ等の洗濯物に対して洗濯や乾燥等の処理を行うコインランドリーに関する。
洗濯乾燥機等のコインランドリーは、複数の工程を経て洗濯物に対する処理を行う。洗濯処理においては、洗濯工程、すすぎ工程、脱水工程等を経て洗濯物を処理する。乾燥処理においては、乾燥工程、冷却工程等を経て洗濯物を処理する。
洗濯乾燥機においては、洗濯工程、すすぎ工程、脱水工程、乾燥工程、冷却工程を連続実行して、洗濯物に対して洗濯処理と乾燥処理を行う。
特開2005-341981号公報
洗濯処理や乾燥処理には、数十分から1時間程度を要する。このため、ユーザーがコインランドリーから離れて、洗濯等が終了しても洗濯物が洗濯乾燥機等の内部に放置されることがある。このとき、第三者により洗濯物が洗濯乾燥機等から勝手に取り出されと、ユーザーが不快に思い、また盗難のおそれ等もあった。
そこで、開閉扉をロックして第三者が洗濯物に触れないようにした機能を備える洗濯乾燥機等もある。
しかしながら、ICカードや専用サーバーが必要となったり、インターネットに接続したりするため、設備コスト、運転コストがかさんでしまう。特に、小規模のコインランドリーの経営者にとっては、導入しづらいという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑み提案されたものであり、設備コストや運転コストの上昇を抑えつつ、第三者による洗濯物の取り出し等を防止できるコインランドリーを提供することを目的とする。
実施形態のコインランドリーは、洗濯物を出し入れする投入口に配置される開閉扉と、前記開閉扉を施解錠する扉ロックと、記開閉扉の施錠の指示を利用者から受け付ける施錠指示受付部と、を備え、前記施錠指示受付部は、洗濯物処理運転の完了直前まで施錠指示を受け付け、前記扉ロックは、料金を受け付ける料金受付部又は外部の集中精算機から解錠料金が投入されるまで前記開閉扉を施錠し続けることを特徴とする。
また、実施形態のコインランドリーは、前記開閉扉を解錠させる解錠情報を利用者から受け付ける解錠情報受付部を備え、前記扉ロックは、前記料金受付部に解錠料金が投入されない場合であっても、前記解錠情報受付部が解錠情報を受け取ると前記開閉扉を強制解錠することを特徴とする。
また、実施形態のコインランドリーは、前記解錠情報受付部は、会員情報入力部であり、
前記解錠情報は、会員情報であることを特徴とする。
また、実施形態のコインランドリーは、洗濯物処理運転が完了した後に所定時間を経過しても前記料金受付部に解錠料金が投入されないときに、超過料金を設定する超過料金設定部を備え、前記扉ロックは、前記料金受付部から超過料金完済情報を受け取るまで前記開閉扉を施錠し続けることを特徴とする。
また、実施形態のコインランドリーは、前記超過料金設定部は、前記所定時間を経過した後の超過時間に応じた加重超過料金を前記超過料金に加算することを特徴とする。
実施形態のコインランドリーを示す正面図である。 コインランドリーの概略構成を示す模式図である。 コインランドリーの制御系統を示すブロック図である。 洗濯物処理運転を示すフローチャート図である。 洗濯物処理運転の変形例を示すフローチャート図である。
以下、実施形態のコインランドリー1を、図面を参照して説明する。各図において、同一構成については同一の符号を付す。
〔コインランドリー1〕
図1は、実施形態のコインランドリー1を示す正面図である。
図2は、コインランドリー1の概略構成を示す模式図である。
図3は、コインランドリー1の制御系統を示すブロック図である。
コインランドリー1は、利用料金の支払いを要する洗濯乾燥機等である。
コインランドリー1は、直方体形の筐体2と、この筐体2の内部に配置された外胴3およびドラム4を備える。
外胴3は、横向きの有底円筒体であり、筐体2の内部に配置される。ドラム4も横向きの有底円筒体であり、外胴3の内部に配置される。
筐体2は、フロントパネル2aのほぼ中央に、円形状のパネル開口2bを有する。外胴3は、衣類やシーツなどの洗濯物を出し入れする投入口6を有し、この投入口6がパネル開口2bに露出するように固定される。
フロントパネル2aには、投入口6を開閉する開閉扉7が配置される。開閉扉7は、投入口6閉塞できる円板形を有し、中央部分には窓が設けられる。開閉扉7と投入口6の縁部との間には、気密性を高めるためのシール材(不図示)が配置される。
投入口6の縁部には、ハンドル式の扉ロック8が設けられる。利用者は、ハンドルを用いて開閉扉7を開閉したり、開閉扉7をラッチ(空締まり)したり、ラッチを外したりできる。
また、扉ロック8は、後述する制御部30により開閉扉7の施解錠(施錠と解錠)が制御される。すなわち、制御部30は、開閉扉7を閉じてラッチした状態でハンドルを固定することができる。つまり、制御部30は、扉ロック8により開閉扉7を施錠して投入口6を密閉した状態を維持できる。
一方、制御部30が開閉扉7を解錠すると、手動でハンドルを引いてラッチを外すことが可能になり、さらに開閉扉7を開いて投入口6を開放できる。
扉ロック8には、開閉扉7を閉じてラッチした状態を検出する開閉センサー41も設けられる。開閉センサー41は、検出データーを制御部30に出力する。
外胴3は、給水管15や排水管16が接続される。外胴3は、給水管15から供給された水を貯留したり、貯留された水を排水管16を介してコインランドリー1の外部に排出したりする。
外胴3には、水位を検出する水位センサー42が設けられる。水位センサー42は、検出データーを制御部30に出力する。
外胴3には、乾燥用の温風を供給する温風供給路20と温風排出路21が接続される。
温風供給路20には、加熱ユニット22や過熱防止装置、安全装置等が配置される。加熱ユニット22は、ガスバーナーである。
温風排出路21には、フィルタ、ファン23、過熱防止装置、チャッキダンバー等が配置される。
ファン23を回転させると、温風供給路20に導入した空気が加熱ユニット22により加熱されて、外胴3に温風が供給される。これにより、ドラム4に投入された洗濯物が乾燥する。そして、湿気を含んだ空気が外胴3から温風排出路21に導入されて、外部に排出される。
温風排出路21の下流には、温度センサー18が配置される。温度センサー18は、外胴3から温風排出路21に導入された空気の温度を測定する。そして、温度センサー18は、測定データーを制御部30に出力する。
ドラム4は、外胴3に対して隙間を隔てつつ、その開口が外胴3の投入口6に一致するように配置される。ドラム4は、後方に向けて延びる回転軸(不図示)を有し、この回転軸が外胴3により回転可能に支持される。
回転軸の後端には、モータ28等を備える回転駆動部が接続される。回転駆動部は、モータ28の回転をプーリとベルトを介して回転軸に伝達して、ドラム4を回転駆動する。
フロントパネル2aの上部には、操作入力部10が配置される。操作入力部10は、制御部30に接続されており、利用者が洗濯物処理運転に対する操作を行う。
操作入力部10に隣接して、表示部が配置される。表示部は、洗濯物処理運転に関する情報等を表示する。表示部には、洗濯物処理運転に関する情報として、例えばコインランドリー1の利用時間、利用料金(超過料金、加重超過料金を含む)が表示される。
操作入力部10には、プライバシー設定ボタン(施錠指示受付部)11が含まれる。利用者は、洗濯物処理運転の開始前から完了までの間に、プライバシー設定ボタン11を押下できる。プライバシー設定ボタン11の押下は任意である。
利用者がプライバシー設定ボタン11を押下したときは、洗濯物処理運転の完了後に扉ロック8が施錠され続ける。扉ロック8を解錠するためには、特別な料金(解錠料金)の支払いが必要になる。この解錠料金は、プライバシー設定料金と呼ばれ、例えば100円程度である。
つまり、プライバシー設定料金が完済されるまで、扉ロック8が施錠され続ける。このため、第三者がコインランドリー1から洗濯物を勝手に取り出すことを防止できる。
操作入力部10は、プライバシー設定ボタン11の押下の有無を制御部30に出力する。利用者は、洗濯物処理運転の完了後に、後述する料金受付部13にプライバシー設定料金を投入して、扉ロック8を解錠させる。
操作入力部10の下側には、会員カード読取部(会員情報入力部、解錠情報受付部)12が配置される。会員カード読取部12は、利用者に配布された会員カードから会員番号等を読み取る。会員カード読取部12は、会員カードから読み取った会員番号等の情報を制御部30に出力する。
会員カードは、コインランドリー1の利用者のうち、例えば利用頻度が高い利用者に配布される。会員カードには、会員番号や利用履歴等が記録される。利用者は、会員カードを会員カード読取部12に挿入して読み取らせることにより、特典を受けることができる。特典は、利用料金の割引やプライバシー設定料金の免除等である。
会員カードに限らず、クーポン券であってもよい。
操作入力部10の右側には、料金受付部13が配置される。料金受付部13は、コインランドリー1の利用料金を受け付ける。料金受付部13は、利用料金として、金銭の他、クレジットカードや各種ポイント等による支払いも受け付けることができる。
利用者が料金受付部13に金銭等を投入すると、料金受付部13は、投入された金銭等を計算して、利用料金を満たしている場合は、料金完済情報を制御部30に出力する。
後述するように、超過料金(加重超過料金を含む)が発生する場合がある。この場合は、料金受付部13は、投入された金銭等が超過料金(加重超過料金を含む)を満たすと、超過料金完済情報を制御部30に出力する。
なお、料金受付部13と制御部30が協働して、料金完済および超過料金完済を判断してもよい。
また、利用者がプライバシー設定ボタン11を押下した場合には、プライバシー設定料金が発生する。この場合は、料金受付部13は、投入された金銭がプライバシー設定料金を満たすと、プライバシー設定料金完済情報を制御部30に出力する。
なお、料金受付部13と制御部30が協働して、プライバシー設定料金完済を判断してもよい。
筐体2の内部には、コインランドリー1を統括的に制御する制御部30が配置される。
制御部(超過料金設定部)30は、例えばCPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュータにより構成される。
制御部30は、ドラム4に投入された洗濯物に対する洗濯物処理運転(洗濯処理、乾燥処理)を、予め設定された複数の運転工程を経て行う制御を実行する。
〔洗濯物処理運転〕
次に、コインランドリー1の洗濯物処理運転について説明する。特に、扉ロック8を解錠する方法について説明する。
図3は、コインランドリー1の制御系統を示すブロック図である。
図4は、洗濯物処理運転を示すフローチャート図である。
まず、利用者は、コインランドリー1の開閉扉7を開いて、投入口6から洗濯物をドラム4に投入する。そして、利用者は、開閉扉7を閉じて、扉ロック8により開閉扉7をラッチする。
さらに、利用者は、操作入力部10を操作して、洗濯コース(洗濯物処理)等を選択する(Step1)。
また、利用者は、操作入力部10を操作して、プライバシー保護を依頼(選択)する。具体的には、プライバシー設定ボタン11を押下する(Step2)。
プライバシー設定ボタン11が押下されると、制御部30は、プライバシー設定ボタン11が押下された情報を受け取って、開閉扉7の施錠予約を記憶する。
次いで、利用者は、利用料金を料金受付部13に投入する(Step3)。
利用料金は、例えば、洗濯物が10kg、洗濯処理が20分、乾燥処理が40分の場合は、1600円である。
次いで、利用者は、操作入力部10の運転開始ボタンを押下する。
操作入力部10の運転開始ボタンが押下されると、制御部30は、開閉扉7の開閉センサー41からの入力信号に基づいて開閉扉7のラッチを確認する。さらに、制御部30は、開閉扉7の施錠予約に基づいて、扉ロック8により開閉扉7を施錠する(Step4)。
次いで、制御部30は、外胴3の水位センサー42や温度センサー18からの入力信号を受信しつつ、給水管15や排水管16の制御弁、モータ28、ファン23、加熱ユニット22等を制御して、洗濯物処理運転(洗濯処理、乾燥処理)を行う(Step5)。
洗濯処理の洗浄工程では、制御部30は、給水管15から外胴3に所定量の水を供給し、回転駆動部25のモータ28によりドラム4を正逆回転、強弱回転等させる。
洗浄工程が終了すると、制御部30は、濯ぎ工程を開始する。濯ぎ工程では、排水管16の制御弁を開放して外胴3に貯留された水を排水管16から排出した後、再び給水管15から外胴3に所定量の水を供給してドラム4を回転させる。
濯ぎが終了すると、制御部30は、排水管16の制御弁を開放して外胴3に貯留された水を排水管16から全て排出する。
濯ぎ工程が終了すると、制御部30は、脱水工程を開始する。脱水工程では、排水管16の制御弁を開放した状態で、回転駆動部25によりドラム4を一方向に回転させて、その遠心力により洗濯物の脱水を行う。
次に、制御部30は、洗濯処理から乾燥処理に移行する。
まず、乾燥工程では、制御部30は、回転駆動部25によりドラム4を一方向に回転させながら、ファン23、加熱ユニット22を駆動させる。
すなわち、制御部30は、ファン23を駆動して、加熱ユニット22により昇温した空気(温風)を温風供給路20を介して外胴3に供給する。この温風にドラム4の洗濯物(脱水された洗濯物)を晒して乾燥させる。そして、制御部30は、ファン23を駆動して、洗濯物から蒸発した水分を含んだ温風を温風排出路21を介して外部に排出させる。
制御部30は、乾燥工程において、温度センサー18からの入力信号に基づいて洗濯物の乾燥状態を判定する(Step6)。例えば、温度センサー18の測定値(温度)が60℃以上になると、洗濯物が乾燥したと判定する。
制御部30は、洗濯物が乾燥したと判定したら、冷却工程を行う。冷却工程では、加熱ユニット22を停止させて、回転駆動部によりドラム4を一方向に回転させながら、ファン23のみを駆動させる。そして、利用者が火傷をしない程度の温度まで洗濯物を冷して、洗濯物処理運転を完了させる。
このように、制御部30は、温度センサー18からの入力信号に基づいて洗濯物処理運転の完了を判断する。
次いで、制御部30は、洗濯物処理運転の完了後から計時を開始する。そして、制御部30は、この計時により洗濯物処理運転完了後からの経過時間を判断する(Step7)。
この計時は、洗濯物が放置された時間に応じた超過料金(加重超過料金を含む)を算出するために行われる。制御部30は、例えば1分単位で計時を行う。
また、洗濯物処理運転が完了すると、制御部30は、プライバシー設定料金(100円)を表示部に表示して、利用者にプライバシー設定料金の支払いを促す。
次いで、制御部30は、Step7で計時した経過時間に応じて、超過料金の有無、加算を行う(Step8~10)
Step7において洗濯物処理運転完了後からの経過時間が所定時間未満と判断されたときは、超過料金は発生させない(Step8)。
所定時間は、例えば10分である。洗濯物処理運転が完了した直後から超過料金を加算すると、利用者に過度な負担を与えてしまうため、10分程度の猶予(所定時間)が設定される。
次いで、制御部30は、利用者が料金受付部13に金銭等を投入してプライバシー設定料金を完済したか否かを判断する。すなわち、制御部30は、料金受付部13からプライバシー設定料金完済情報が入力されたか否かを判断する(Step12)。
制御部30は、プライバシー設定料金が完済されたと判断すると、扉ロック8を解錠する(Step13)。これにより、利用者は、開閉扉7を開いて投入口6を開放し、洗濯物をドラム4から取り出すことができる(Step14)。
一方、制御部30は、操作入力部10からプライバシー設定料金完済情報を受け取れない場合は、再びステップ7に戻る。すなわち、プライバシー設定料金が支払われない場合、または、料金受付部13に投入された金銭等がプライバシー設定料金に満たない場合は、ステップ7に戻る。
Step7において、洗濯物処理運転完了後からの経過時間が所定時間(例えば10分)と判断されたときは、超過料金を加算する(Step9)。
経過時間が10分になると、超過料金として例えば100円を設定する。
制御部30は、超過料金(100円)とプライバシー設定料金(100円)の合計金額を表示部に表示して、利用者に超過料金の支払いを促す。
次いで、後述するように、ステップ11に移り、超過料金完済情報の入力の有無を判断する。
Step7において、洗濯物処理運転完了後からの経過時間が所定時間(例えば10分)を超えたと判断されたときは、加重超過料金を加算する(Step10)。
経過時間が11分以上になると、加重超過料金として、例えば1分毎に10円を加算する。加重超過料金は、所定時間を経過した後の時間(超過時間)に応じた料金である。
このStep10がStep9を経た後に行われる処理であるため、利用料金は、100円に、加重超過料金の10円を加算した110円に設定される。
制御部30は、超過料金(110円)とプライバシー設定料金(100円)の合計金額を表示部に表示して、利用者に料金支払いを促す。
次いで、後述するように、ステップ11に移り、超過料金完済情報の入力の有無を判断する。
Step9,10を経た後に、制御部30は、利用者が料金受付部13に金銭等を投入して超過料金を完済したか否かを判断する。すなわち、制御部30は、料金受付部13から超過料金完済情報が入力されたか否かを判断する(Step11)。
ステップ11において、超過料金が完済されたと判断したときは、ステップ12に移る。つまり、制御部30は、利用者が料金受付部13に金銭等を投入してプライバシー設定料金を完済したか否かを判断する。
一方、ステップ11において、超過料金が完済されていないと判断したときは、ステップ7に戻る。
Step12において、プライバシー設定料金が完済されたと判断すると、制御部30は、扉ロック8を解錠する(Step13)。これにより、利用者は、開閉扉7を開いて投入口6を開放し、洗濯物をドラム4から取り出すことができる(Step14)。
一方、Step12において、プライバシー設定料金が完済されていないと判断したときは、再びステップ7に戻る。
このように、コインランドリー1は、洗濯物処理運転の完了後における開閉扉7の施錠指示を利用者から受け付けるプライバシー設定ボタン11を備える。そして、扉ロック8は、料金受付部13にプライバシー設定料金(解錠料金)が投入されるまで開閉扉7を施錠し続ける。
このため、コインランドリー1は、設備コストや運転コストの上昇を抑えつつ、第三者による洗濯物の取り出し等を防止できる
プライバシー設定ボタン11は、操作入力部10に含まれる。このため、利用者がプライバシー設定(洗濯物処理運転の完了後における開閉扉7の施錠指示)を容易に行うことができる。
プライバシー設定ボタン11は、洗濯物処理運転の完了直前まで施錠指示を受け付ける。このため、プライバシー設定を利用しやすくなる。
また、制御部30は、洗濯物処理運転が完了した後に所定時間を経過してもプライバシー設定料金の支払いがないときは、超過料金を設定する。そして、この超過料金を完済するまで扉ロック8により開閉扉7を施錠し続ける。
このため、コインランドリー1に洗濯物が放置されて稼働率が低下したとしても、コインランドリー1に洗濯物が放置された時間に応じた料金収入が得られる。したがって、コインランドリー1の売り上げ向上や経営の安定に貢献できる。
また、制御部30は、所定時間を経過した後の超過時間に応じた加重超過料金を超過料金に加算するので、利用者に精神的な負担を与えて料金支払いを促すことができる。
図5は、洗濯物処理運転の変形例を示すフローチャート図である。
上述した実施形態では、プライバシー設定料金の支払いが必要な場合について説明したが、これに限らない。
料金受付部13にプライバシー設定料金(解錠料金)が投入されない場合であっても、会員カード読取部12が会員情報(解錠情報)を受け取ったときは、開閉扉7を強制解錠するようにしてもよい(ステップ15)。
すなわち、図5に示すように、ステップ8またはステップ11からステップ12に移行する前に、ステップ15を行う。
ステップ15では、利用者が会員カード読取部12に会員カードを挿入して会員情報を読み取らせると、制御部30は、扉ロック8により開閉扉7を強制解錠する。つまり、コインランドリーの会員に対しては、プライバシー設定料金を免除して、ステップS13に移行する。
一方、コインランドリーの会員でない場合は、ステップ12に移行する。
ステップ15では、会員カード読取部12に会員カードを挿入する場合に限らない。洗濯物処理運転が完了する前に、予め会員カード読取部12に会員カードを挿入しておく場合であってもよい。この場合には、例えばプライバシー設定ボタン11等を押下すると、開閉扉7が強制解錠される。
本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
施錠指示受付部は、タッチパネル等の物理的な入力手段に限らない。施錠指示受付部は、開閉扉7の施錠指示を受け付けることができればよい。例えば、施錠指示受付部として通信入力部(不図示)を備え、スマートフォン等から通信により施錠指示を受け付ける場合であってもよい。
上記実施形態では、制御部30が温度センサー18の測定結果に基づいて洗濯物処理運転の完了を判断する場合について説明したが、これに限らない。例えば、洗濯物が乾燥不十分であっても、設定時間になると洗濯物処理運転を完了するようにしてもよい。
上記実施形態では、洗濯処理と乾燥処理とを実行可能なコインランドリー1を例示して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、洗濯物に対して洗濯処理のみを実行する洗濯機に本発明を適用してもよいし、あるいは、洗濯物に対して乾燥処理のみを実行する乾燥機に本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、水を使用して洗濯を行う水洗タイプの機器を例示して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、石油系溶剤等の溶剤を使用して洗濯を行うドライクリーニングタイプの洗濯機(洗濯乾燥機)に本発明を適用してもよい。
上記実施形態では、利用料金の全額を前払いする場合について説明したが、これに限らない。利用料金を後払いする場合であってもよい。
上記実施形態では、洗濯物処理運転完了後から所定時間(10分)以内は超過料金が発生しない場合について説明したが、これに限らない。洗濯物処理運転完了の直後から超過料金が発生する場合であってもよい。
上記実施形態では、超過料金が時間に応じて増額される(加重超過料金を加算する)場合について説明したが、これに限らない。超過料金が一定額の場合であってもよい。
また、超過時間に比例して一定額の加重超過料金を加算する場合に限らず、加重超過料金を指数関数的に漸増させる場合であってもよい。
操作入力部10や料金受付部13等が筐体2に配置される場合について説明したが、これに限らない。操作入力部や料金受付部等が筐体とは別に配置される場合であってもよい。すなわち、各コインランドリーがそれぞれ料金受付部等を備える分離型に限らず、いわゆる集中精算機方式により複数のコインランドリーの操作や支払を受け付ける場合であってもよい。
プライバシー設定ボタン11は、洗濯物処理運転の完了後における開閉扉7の施錠指示を受け付ける場合に限らない。プライバシー設定ボタン11を押下すると、洗濯物処理運転の開始時から開閉扉7を施錠するようにしてもよい。
1 コインランドリー
3 外胴
4 ドラム
6 投入口
7 開閉扉
8 扉ロック
10 操作入力部
11 プライバシーボタン(施錠指示受付部)
12 会員情報入力部(解錠情報受付部)
13 料金受付部
18 温度センサー
30 制御部(超過料金設定部)

Claims (6)

  1. 洗濯物を出し入れする投入口に配置される開閉扉と、
    前記開閉扉を施解錠する扉ロックと、
    記開閉扉の施錠の指示を利用者から受け付ける施錠指示受付部と、
    を備え、
    前記施錠指示受付部は、洗濯物処理運転の完了直前まで施錠指示を受け付け、
    前記扉ロックは、料金を受け付ける料金受付部又は外部の集中精算機から解錠料金が投入されるまで前記開閉扉を施錠し続けるコインランドリー。
  2. 前記開閉扉を解錠させる解錠情報を利用者から受け付ける解錠情報受付部を備え、
    前記扉ロックは、前記料金受付部に解錠料金が投入されない場合であっても、前記解錠情報受付部が解錠情報を受け取ると前記開閉扉を強制解錠する、請求項に記載のコインランドリー。
  3. 前記解錠情報受付部は、会員情報入力部であり、
    前記解錠情報は、会員情報である請求項に記載のコインランドリー。
  4. 洗濯物処理運転が完了した後に所定時間を経過しても前記料金受付部に解錠料金が投入されないときに、超過料金を設定する超過料金設定部を備え、
    前記扉ロックは、前記料金受付部から超過料金完済情報を受け取るまで前記開閉扉を施錠し続ける、請求項1からのうちいずれか一項に記載のコインランドリー。
  5. 前記超過料金設定部は、前記所定時間を経過した後の超過時間に応じた加重超過料金を前記超過料金に加算する、請求項に記載のコインランドリー。
  6. 前記施錠指示受付部から施錠指示の情報を受信すると施錠予約となり、その施錠予約の状態で前記料金受付部又は前記集中精算機から利用料金が入金されると、前記扉ロックにより前記開閉扉を施錠する請求項1に記載のコインランドリー。
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