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JP7080396B2 - 包装体 - Google Patents
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JP7080396B2 - 包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機の室外機を保護する包装体に関するものである。
従来、空気調和機の室外機の包装体に関して、倉庫保管時および輸送運搬時などに、段積みしたり他商品が落下したりして、天面から荷重がかかって空気調和機の室外機が変形するのを防止したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の包装体では、空気調和機の室外機の四隅に断面L型支柱を立て、支柱係合部を天面角係合部と同じ高さで形成するとともに支柱係合部リブで両者を連接することにより、支柱係合部に十分な強度を持たせている。そして、段積みなどにおいても、上段の下部固定材の膨出部と下段の上部固定材の天面角係合部、支柱係合部、および、支柱係合部リブとが嵌り合い、四本の断面L型支柱が荷重を直接支えることにより、耐圧強度を増加させている。
特開2001-114382号公報
特許文献1に記載の包装体では、断面L型支柱を空気調和機の室外機の四隅に配置する必要があるため、部品点数が増加し、包装時の作業工程も多くなるという課題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、耐圧強度を確保しつつ、部品点数を削減した包装体を提供することを目的としている。
本発明に係る包装体は、空気調和機の室外機を保護する包装体であって、前記室外機の天面を覆うように設けられる天面段ボールと、前記室外機の天面と前記天面段ボールとの間に設けられ、外部からの衝撃を吸収する天面緩衝材と、前記室外機の底面を覆うように設けられる底面段ボールと、前記室外機の底面と前記底面段ボールとの間に設けられ、外部からの衝撃を吸収する底面緩衝材と、前記室外機の側面を覆うように設けられる補強段ボールと、を備え、前記補強段ボールは、上端が折り曲げられて形成された折り曲げ部を有する上部支持部と、下端が折り曲げられて形成された折り曲げ部を有する下部支持部と、を備え、前記天面緩衝材および前記底面緩衝材によって挟まれて固定されるものであり、前記上部支持部の前記折り曲げ部は、記天面緩衝材接触するように形成されており、前記下部支持部の前記折り曲げ部は、記底面緩衝材接触するように形成されており、前記底面緩衝材には、テーパー溝部が設けられており、前記下部支持部は、前記折り曲げ部と断面J字状の角部とで構成されたJ字状部を有し、前記補強段ボールは、前記J字状部が前記テーパー溝部に差し込まれ、前記J字状部の前記折り曲げ部がスプリングバックして前記J字状部と前記テーパー溝部の側壁部との間に水平方向の隙間がない状態で固定される
本発明に係る包装体によれば、上端が折り曲げられて形成された折り曲げ部を有する上部支持部と、下端が折り曲げられて形成された折り曲げ部を有する下部支持部と、を備えた補強段ボールを有している。そして、補強段ボールは、天面緩衝材および底面緩衝材によって挟まれて固定されるものであり、上部支持部の折り曲げ部は、上面が天面緩衝材の下面と接触するように形成されており、下部支持部の折り曲げ部は、下面が底面緩衝材の上面と接触するように形成されている。そのため、補強段ボールは、上部支持部で室外機の天面からの荷重を受け、下部支持部で室外機の天面からの荷重を底面緩衝材の上面で支えるようになっており、支柱の役割を果たす。その結果、耐圧強度を確保しつつ、部品点数を削減することができる。
本実施の形態1に係る包装体で空気調和機の室外機を包装した状態を示す斜視図である。 図1に示す包装体の分解斜視図である。 本実施の形態1に係る包装体で包装される空気調和機の室外機を示す斜視図である。 図3に示す空気調和機の室外機の内部構造を示す斜視図である。 図3に示す空気調和機の室外機の外郭パネルを示す斜視図である。 図3に示す空気調和機の室外機の側面パネルを示す正面図である。 本実施の形態1に係る包装体の補強段ボールの折り曲げ加工前を示す正面図である。 本実施の形態1に係る包装体の補強段ボールの折り曲げ加工後を示す斜視図である。 本実施の形態1に係る包装体の補強段ボールの固定方法を説明する縦断面模式図である。 本実施の形態1に係る包装体の補強段ボールの変形例を示す斜視図である。 本実施の形態2に係る包装体の要部を示す斜視図である。 本実施の形態2に係る包装体の要部の縦断面模式図である。 本実施の形態3に係る包装体の要部を示す斜視図である。 本実施の形態3に係る包装体の要部の縦断面模式図である。 本実施の形態4に係る包装体の補強段ボールの折り曲げ加工前を示す正面図である。 本実施の形態4に係る包装体の要部を示す斜視図である。
以下、実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する内容によって実施の形態が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語、例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「背」など、を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は実施の形態を限定するものではない。本実施の形態では、特に断りがない場合は、空気調和機の室外機を正面視した状態において、「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「背」などを使用する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態1に係る包装体100で空気調和機の室外機200を包装した状態を示す斜視図である。図2は、図1に示す包装体100の分解斜視図である。
本実施の形態1に係る包装体100は、空気調和機の室外機200(以下、単に室外機200とも称する)を包装し、保護するものである。包装体100は、図1および図2に示すように、天面段ボール2と、天面緩衝材3と、底面緩衝材4と、底面段ボール5と、補強段ボール7と、を備えている。
天面段ボール2は、室外機200の天面の全体を覆うように設けられ、室外機200の天面を保護するものである。天面緩衝材3は、発泡スチロールなどで構成され、室外機200の天面と天面段ボール2との間に設けられ、外部からの衝撃を吸収するものである。底面段ボール5は、室外機200の底面の全体を覆うように設けられ、室外機200の底面を保護するものである。底面緩衝材4は、発泡スチロールなどで構成され、室外機200の底面と底面段ボール5との間に設けられ、外部からの衝撃を吸収するものである。補強段ボール7は、室外機200の側面を覆うように、かつ、側面と平行となるように設けられ、室外機200の側面を保護するものである。
そして、室外機200に設けられた天面段ボール2、天面緩衝材3、底面緩衝材4、および、底面段ボール5は、結束バンド8によって結束される。また、室外機200に設けられた補強段ボール7は、その上部が天面緩衝材3に挟持され、その下部が底面緩衝材4に挟持される。このようにして、室外機200は、包装体100によって包装される。
図3は、本実施の形態1に係る包装体100で包装される空気調和機の室外機200を示す斜視図である。図4は、図3に示す空気調和機の室外機200の内部構造を示す斜視図である。図5は、図3に示す空気調和機の室外機200の外郭パネル11を示す斜視図である。図6は、図3に示す空気調和機の室外機200の側面パネル12を示す正面図である。
室外機200は、図3に示すように、外郭パネル11と、側面パネル12と、天面パネル13と、底板14とで外郭が構成されている。側面パネル12は、室外機200の右側面に配置されるものである。天面パネル13は室外機200の天面に配置されるものである。底板14は、室外機200の底面に配置され、内部の部品が載置されるものである。外郭パネル11は、図5に示すように前面部11aと側面部11bとで構成されており、室外機200の前面および左側面に配置されるものである。
室外機200の内部には、図4に示すように、鉛直方向に仕切板21が設けられており、この仕切板21によって室外機200の内部が、左側の熱交換器室200Aと右側の機械室200Bとに分割されている。熱交換器室200Aには、熱交換器15と、プロペラファン16と、モーター保持支柱17とが設けられている。また、機械室200Bには、圧縮機18と、冷媒配管19と、電気品箱20とが設けられている。
熱交換器15は、蒸発器または凝縮器として機能し、空気と冷媒との間で熱交換を行い、冷媒を蒸発ガス化または凝縮液化するものである。プロペラファン16は、ファンモータ(図示せず)によって回転駆動させられ、熱交換器15に空気を供給するものである。モーター保持支柱17は、熱交換器15に取り付けられ、プロペラファン16が取り付けられたファンモータを保持するものである。
圧縮機18は、冷媒を吸入し、その冷媒を圧縮して高温高圧の状態にするものである。冷媒配管19は、圧縮機18と熱交換器15とを接続し、内部に冷媒が流れるものである。電気品箱20は、各種電気品などを収容するものであり、例えば制御装置およびヒートシンクを収容している。
図5および図6に示すように、熱交換器室200A側に配置されている外郭パネル11の側面部11bには、熱交換器15に供給される熱交換用の空気を導入する吸入口11baが複数形成されている。また、機械室200B側に配置されている側面パネル12には、電気品箱20に供給される冷却用の空気を導入する吸入口12aが一つのみ形成されている。そのため、外郭パネル11の側面部11bの方が側面パネル12よりも開口面積の合計が大きく、外郭パネル11の側面部11bの方が側面パネル12よりも耐圧強度が弱くなっている。
また、図4に示すように、室外機200では、熱交換器15の熱交換率を向上させるため、熱交換器室200Aが機械室200Bよりも広くなっており、仕切板21は、室外機200の左右中央よりも右側に配置されている。そのため、室外機200の段積み時には、室外機200の機械室200B側にかかる荷重を仕切板21が受けている。
以上より、室外機200の熱交換器室200A側は、機械室200B側に比べて耐圧強度が弱い構造となっているため、倉庫保管時および輸送運搬時などには、室外機200の熱交換器室200A側を補強する必要がある。
図7は、本実施の形態1に係る包装体100の補強段ボール7の折り曲げ加工前を示す正面図である。図8は、本実施の形態1に係る包装体100の補強段ボール7の折り曲げ加工後を示す斜視図である。図9は、本実施の形態1に係る包装体100の補強段ボール7の固定方法を説明する縦断面模式図である。
補強段ボール7には、図7に示すように、上端から30mm程度下方の位置、および、下端から30mm程度上方の位置に、水平方向に沿って折り曲げ線7aがそれぞれ設けられている。
補強段ボール7は、図8に示すように、正面視して上端および下端が折り曲げ線7aに沿ってそれぞれ直角に折り曲げられ、折り曲げ部7cが上下に形成されている。そして、補強段ボール7は、図9に示すように、上端側に形成された折り曲げ部7cが天面緩衝材3と接触するように、および、下端側に形成された折り曲げ部7cが底面緩衝材4と接触するように挟まれることで、固定される。
また、補強段ボール7には、天面から荷重がかかった場合の補強用として、上部支持部7dおよび下部支持部7eが形成されている。上部支持部7dは、断面L字状の角部7bと折り曲げ部7cとを有し、折り曲げ部7cの上面が天面緩衝材3の下面と接触し、角部7bが室外機200の天面からの荷重を受けるように形成されている。また、下部支持部7eは、断面L字状の角部7bと折り曲げ部7cとを有し、折り曲げ部7cが底面緩衝材4の上面と接触し、角部7bが室外機200の天面からの荷重を底面緩衝材4の上面で支えるように形成されている。なお、角部7bは、厳密に断面L字状でなくてもよく、ほぼ断面L字状であればよい。
それにより、天面緩衝材3と底面緩衝材4との間で補強段ボール7が突っ張り、補強段ボール7が支柱の役割を果たす。
図10は、本実施の形態1に係る包装体100の補強段ボール7の変形例を示す斜視図である。
図10に示すように、補強段ボール7を正面視して左右の側部にそれぞれ折り曲げ部7cを形成してもよい。それら折り曲げ部7cは、補強段ボール7の左端から離れた位置および右端から離れた位置のそれぞれに、鉛直方向に沿って折り曲げ線が設けられており、左端および右端が折り曲げ線に沿ってそれぞれ直角に折り曲げられて形成されている。このように、補強段ボール7の左右の側部にそれぞれ折り曲げ部7cを形成することで、補強段ボール7の剛性を上げ、補強段ボール7の耐圧強度を増加させることができる。
以上、本実施の形態1に係る包装体100は、空気調和機の室外機200を保護する包装体100であって、室外機200の天面を覆うように設けられる天面段ボール2を備えている。また、包装体100は、室外機200の天面と天面段ボール2との間に設けられ、外部からの衝撃を吸収する天面緩衝材3と、室外機200の底面を覆うように設けられる底面段ボール5とを備えている。また、包装体100は、室外機200の底面と底面段ボール5との間に設けられ、外部からの衝撃を吸収する底面緩衝材4と、室外機200の側面を覆うように設けられる補強段ボール7とを備えている。また、補強段ボール7は、上端が折り曲げられて形成された折り曲げ部7cを有する上部支持部7dと、下端が折り曲げられて形成された折り曲げ部7cを有する下部支持部7eとを備え、天面緩衝材3および底面緩衝材4によって挟まれて固定されるものである。また、上部支持部7dの折り曲げ部7cは、上面が天面緩衝材3の下面と接触するように形成されており、下部支持部7eの折り曲げ部7cは、下面が底面緩衝材4の上面と接触するように形成されている。
本実施の形態1に係る包装体100によれば、上端が折り曲げられて形成された折り曲げ部7cを有する上部支持部7dと、下端が折り曲げられて形成された折り曲げ部7cを有する下部支持部7eと、を備えた補強段ボール7を有している。そして、補強段ボール7は、天面緩衝材3および底面緩衝材4によって挟まれて固定されるものであり、上部支持部7dの折り曲げ部7cは、上面が天面緩衝材3の下面と接触するように形成されており、下部支持部7eの折り曲げ部7cは、下面が底面緩衝材4の上面と接触するように形成されているものである。そのため、補強段ボール7は、上部支持部7dで室外機200の天面からの荷重を受け、下部支持部7eで室外機200の天面からの荷重を底面緩衝材4の上面で突っ張らせるようになっており、支柱の役割を果たす。その結果、耐圧強度を確保しつつ、部品点数を削減することができる。
また、本実施の形態1に係る包装体100によれば、補強段ボール7が天面緩衝材3および底面緩衝材4によって挟まれて固定されるので、室外機200を包装する際、従来のように自立しない断面L型支柱を固定させるための構造のようなものは不要となる。そのため、それによって包装体100で室外機200を包装した際の室外機200の外形寸法が大きくなるのを防ぐことができる。
また、本実施の形態1に係る包装体100において、補強段ボール7は、左端および右端が折り曲げられて形成された折り曲げ部7cを有している。
本実施の形態1に係る包装体100によれば、補強段ボール7の左右の側部にそれぞれ折り曲げ部7cを有しているため、補強段ボール7の剛性を上げ、補強段ボール7の耐圧強度を増加させることができる。
実施の形態2.
以下、本実施の形態2について説明するが、実施の形態1と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図11は、本実施の形態2に係る包装体100の要部を示す斜視図である。図12は、本実施の形態2に係る包装体100の要部の縦断面模式図である。
本実施の形態2に係る包装体100では、図11および図12に示すように、底面緩衝材4に断面視して矩形状の固定溝部4aが設けられている。そして、補強段ボール7の下部支持部7eが底面緩衝材4の固定溝部4aに差し込まれ、差し込まれた下部支持部7eの折り曲げ部7cが底面緩衝材4の上面と接触することで、固定される。このようにすることで、圧縮荷重および輸送振動などによって生じる、天面緩衝材3および底面緩衝材4の接触面における補強段ボール7の滑り逃げ、つまり水平方向のズレを抑制することができ、補強段ボール7を強固に固定することができる。なお、補強段ボール7の下部支持部7eを底面緩衝材4の固定溝部4aに差し込みやすくするため、固定溝部4aの溝幅は折り曲げ部7cの左右方向の長さよりも長くなっている。そのため、下部支持部7eと固定溝部4aの側壁部4a1との間には、隙間22が生じている。
以上、本実施の形態2に係る包装体100において、底面緩衝材4には、固定溝部4aが設けられている。そして、補強段ボール7は、下部支持部7eが固定溝部4aに差し込まれ、折り曲げ部7cが底面緩衝材4の上面と接触することで、固定される。
本実施の形態2に係る包装体100によれば、底面緩衝材4には、固定溝部4aが設けられている。そして、補強段ボール7は、下部支持部7eが固定溝部4aに差し込まれ、折り曲げ部7cが底面緩衝材4の上面と接触することで、固定される。そのため、圧縮荷重および輸送振動などによって生じる、天面緩衝材3および底面緩衝材4の接触面における補強段ボール7の滑り逃げ、つまり水平方向のズレを抑制することができ、補強段ボール7を強固に固定することができる。
実施の形態3.
以下、本実施の形態3について説明するが、実施の形態1および2と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1および2と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図13は、本実施の形態3に係る包装体100の要部を示す斜視図である。図14は、本実施の形態3に係る包装体100の要部の縦断面模式図である。
本実施の形態3に係る包装体100では、図13および図14に示すように、底面緩衝材4に断面視してテーパー形状のテーパー溝部4bが設けられている。そして、補強段ボール7の下部支持部7eが底面緩衝材4のテーパー溝部4bに差し込まれる。このとき、テーパー溝部4bがテーパー形状となっているため、下部支持部7eは、折り曲げ部7cがスプリングバックして角部7bが断面J字状の状態で固定される。なお、下部支持部7eは、角部7bが厳密に断面J字状の状態で固定されていなくてもよく、ほぼ断面J字状の状態で固定されていればよい。また、下部支持部7eの折り曲げ部7cがスプリングバックを強くするため、折り曲げ部7cの折り曲げ角度7fは、30°程度がよい。
ここで、実施の形態2では、固定溝部4aの溝幅は折り曲げ部7cの左右方向の長さよりも長くなっており、補強段ボール7の下部支持部7eを底面緩衝材4の固定溝部4aに差し込んだ際に、下部支持部7eと固定溝部4aの側壁部4a1との間に隙間22が生じていた。一方、本実施の形態3では、テーパー溝部4bの一番広い溝幅でも、折り曲げ部7cの左右方向の長さよりも短くなっており、補強段ボール7の下部支持部7eを底面緩衝材4のテーパー溝部4bに差し込んだ際に、折り曲げ部7cがスプリングバックする。そのため、下部支持部7eとテーパー溝部4bの側壁部4b1との間に隙間22が生じない。その結果、折り曲げ部7cがスプリングバックすることによって水平方向のズレを抑制でき、補強段ボール7をより強固に固定することができる。
なお、本実施の形態3では、テーパー溝部4bの一番広い溝幅が、折り曲げ部7cの左右方向の長さよりも短くなっているが、それに限定されない。テーパー溝部4bの一番広い溝幅が、折り曲げ部7cの左右方向の長さよりも長くなっていても、テーパー溝部4bの一番狭い溝幅が、折り曲げ部7cの左右方向の長さよりも短くなっていればよい。そうすることで、補強段ボール7の下部支持部7eを底面緩衝材4のテーパー溝部4bに差し込んだ際に、折り曲げ部7cがスプリングバックするため、下部支持部7eとテーパー溝部4bの側壁部4b1との間に隙間22が生じない。
以上、本実施の形態3に係る包装体100において、底面緩衝材4には、テーパー溝部4bが設けられている。そして、補強段ボール7は、下部支持部7eがテーパー溝部4bに差し込まれ、折り曲げ部7cがスプリングバックして固定される。
本実施の形態3に係る包装体100によれば、底面緩衝材4には、テーパー溝部4bが設けられている。そして、補強段ボール7は、下部支持部7eがテーパー溝部4bに差し込まれ、折り曲げ部7cがスプリングバックして固定される。このように、補強段ボール7の下部支持部7eを底面緩衝材4のテーパー溝部4bに差し込んだ際に、折り曲げ部7cがスプリングバックするため、下部支持部7eとテーパー溝部4bの側壁部4b1との間に隙間22が生じない。その結果、折り曲げ部7cがスプリングバックすることによって水平方向のズレを抑制でき、補強段ボール7をより強固に固定することができる。
実施の形態4.
以下、本実施の形態4について説明するが、実施の形態1~3と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1~3と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図15は、本実施の形態4に係る包装体100の補強段ボール7の折り曲げ加工前を示す正面図である。図16は、本実施の形態4に係る包装体100の要部を示す斜視図である。
本実施の形態4に係る包装体100では、図15に示すように、補強段ボール7を正面視して下端に複数の切り込み7gが形成されており、下端が折り曲げ線7aに沿って折り曲げられることで、複数の角部7bおよび折り曲げ部7cが形成される。なお、補強段ボール7の下端は、部分毎に異なる角度に折り曲げることが可能であり、本実施の形態4では、角部7bが断面L字状または断面J字状となるように、折り曲げられる。
また、包装体100では、図16に示すように、底面緩衝材4に断面視して矩形状の固定溝部4aが設けられており、さらに、固定溝部4aの一部に断面視してテーパー形状のテーパー溝部4bが設けられている。なお、上記の切り込み7gは、補強段ボール7の下端において、テーパー溝部4bの位置に合わせた位置に形成されている。
また、補強段ボール7の下部支持部7eは、断面L字状の角部7bと折り曲げ部7cとで構成されたL字状部7hと、断面J字状の角部7bと折り曲げ部7cとで構成されたJ字状部7iとを有している。そして、補強段ボール7の下部支持部7eのL字状部7hが底面緩衝材4の固定溝部4aに差し込まれ、さらにJ字状部7iがテーパー溝部4bに差し込まれる。このとき、L字状部7hの折り曲げ部7cおよび角部7bの一部が底面緩衝材4の上面と接触して固定される。そのため、圧縮荷重および輸送振動などによって生じる、天面緩衝材3および底面緩衝材4の接触面における補強段ボール7の滑り逃げ、つまり水平方向のズレを抑制することができ、補強段ボール7を強固に固定することができる。また、テーパー溝部4bがテーパー形状となっているため、L字状部7hの折り曲げ部7cがスプリングバックして角部7bが断面J字状の状態で固定される。そのため、折り曲げ部7cがスプリングバックすることによって水平方向のズレを抑制でき、補強段ボール7をより強固に固定することができる。
なお、L字状部7hは、角部7bが厳密に断面L字状でなくてもよく、ほぼ断面L字状であればよい。また、J字状部7iは、角部7bが厳密に断面J字状の状態で固定されていなくてもよく、ほぼ断面J字状の状態で固定されていればよい。また、L字状部7hの折り曲げ部7cがスプリングバックを強くするため、折り曲げ部7cの折り曲げ角度7fは、30°程度がよい。
ここで、補強段ボール7の下部支持部7eのL字状部7hとJ字状部7iとを比較すると、L字状部7hの方が底面緩衝材4の上面と接触する受け面積が大きく、L字状部7hの方が、耐圧強度が強い。
また、補強段ボール7の下部支持部7eのJ字状部7iを底面緩衝材4のテーパー溝部4bに差し込んだ際に、折り曲げ部7cがスプリングバックする。そのため、下部支持部7eのJ字状部7iとテーパー溝部4bの側壁部4b1との間に隙間22が生じず、水平方向のズレを抑制できる。
その結果、補強段ボール7の水平方向のズレを抑制しつつ、耐圧強度をさらに増加させることができる。
以上、本実施の形態4に係る包装体100において、底面緩衝材4には、固定溝部4aと固定溝部4aの一部に形成されたテーパー溝部4bとが設けられている。また、下部支持部7eは、折り曲げ部7cと断面L字状の角部7bとで構成されたL字状部7hと、折り曲げ部7cと断面J字状の角部7bとで構成されたJ字状部7iとを有している。そして、補強段ボール7は、下部支持部7eのL字状部7hが固定溝部4aに差し込まれ、L字状部7hの折り曲げ部7cおよび角部7bが底面緩衝材4の上面と接触するとともに、J字状部7iがテーパー溝部4bに差し込まれ、J字状部7iの折り曲げ部7cがスプリングバックして固定される。
本実施の形態4に係る包装体100によれば、底面緩衝材4には、固定溝部4aと固定溝部4aの一部に形成されたテーパー溝部4bとが設けられている。また、下部支持部7eは、折り曲げ部7cと断面L字状の角部7bとで構成されたL字状部7hと、折り曲げ部7cと断面J字状の角部7bとで構成されたJ字状部7iとを有している。そして、補強段ボール7は、下部支持部7eのL字状部7hが固定溝部4aに差し込まれ、L字状部7hの折り曲げ部7cおよび角部7bが底面緩衝材4の上面と接触して固定される。さらに、補強段ボール7は、J字状部7iがテーパー溝部4bに差し込まれ、J字状部7iの折り曲げ部7cがスプリングバックして固定される。そのため、補強段ボール7の水平方向のズレを抑制しつつ、耐圧強度をさらに増加させることができる。
なお、実施の形態1~4では、室外機200の熱交換器室200A側の側面のみに補強材である補強段ボール7を配置する包装体100について説明したが、それに限定されない。包装体100は、室外機200のその他の面である、室外機200の正面、背面、および、機械室200B側の側面においても、それぞれ同様の補強材を配置する構成でもよい。
2 天面段ボール、3 天面緩衝材、4 底面緩衝材、4a 固定溝部、4b テーパー溝部、5 底面段ボール、7 補強段ボール、7a 折り曲げ線、7b 角部、7c 折り曲げ部、7d 上部支持部、7e 下部支持部、7f 折り曲げ角度、7g 切り込み、7h L字状部、7i J字状部、8 結束バンド、11 外郭パネル、11a 前面部、11b 側面部、11ba 吸入口、12 側面パネル、12a 吸入口、13 天面パネル、14 底板、15 熱交換器、16 プロペラファン、17 モーター保持支柱、18 圧縮機、19 冷媒配管、20 電気品箱、21 仕切板、22 隙間、100 包装体、200 室外機、200A 熱交換器室、200B 機械室。

Claims (3)

  1. 空気調和機の室外機を保護する包装体であって、
    前記室外機の天面を覆うように設けられる天面段ボールと、
    前記室外機の天面と前記天面段ボールとの間に設けられ、外部からの衝撃を吸収する天面緩衝材と、
    前記室外機の底面を覆うように設けられる底面段ボールと、
    前記室外機の底面と前記底面段ボールとの間に設けられ、外部からの衝撃を吸収する底面緩衝材と、
    前記室外機の側面を覆うように設けられる補強段ボールと、を備え、
    前記補強段ボールは、
    上端が折り曲げられて形成された折り曲げ部を有する上部支持部と、
    下端が折り曲げられて形成された折り曲げ部を有する下部支持部と、を備え、
    前記天面緩衝材および前記底面緩衝材によって挟まれて固定されるものであり、
    前記上部支持部の前記折り曲げ部は、記天面緩衝材接触するように形成されており、
    前記下部支持部の前記折り曲げ部は、記底面緩衝材接触するように形成されており、
    前記底面緩衝材には、テーパー溝部が設けられており、
    前記下部支持部は、前記折り曲げ部と断面J字状の角部とで構成されたJ字状部を有し、
    前記補強段ボールは、
    前記J字状部が前記テーパー溝部に差し込まれ、前記J字状部の前記折り曲げ部がスプリングバックして前記J字状部と前記テーパー溝部の側壁部との間に水平方向の隙間がない状態で固定される
    包装体。
  2. 前記底面緩衝材には、固定溝部とこの固定溝部の一部に形成された前記テーパー溝部とが設けられており、
    前記下部支持部は、前記折り曲げ部と断面L字状の角部とで構成されたL字状部と、前記字状部とを有し、
    前記補強段ボールは、
    前記下部支持部の前記L字状部が前記固定溝部に差し込まれ、前記L字状部の前記折り曲げ部が前記底面緩衝材接触するとともに、前記J字状部が前記テーパー溝部に差し込まれ固定される
    請求項1記載の包装体。
  3. 前記補強段ボールは、
    左端および右端が折り曲げられて形成された折り曲げ部を有している
    請求項1または2に記載の包装体。
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