JP7098383B2 - 油性固形化粧料 - Google Patents
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Description
成分(A)ポリウレタンゲル組成物、
成分(B)油性ゲル化剤、
成分(C)球状粉体
を含有する油性固形化粧料であり、
前記成分(A)は、成分(A-1)以下の(i)又は(ii)のポリウレタン及び成分(A-2)油剤を含むゲル組成物である、睫毛用化粧料に関する。
(i)(a)末端にイソシアネート基を持つ水添ポリブタジエンと(b)HO-R3-OH(式中、R3はエーテル結合を有していてもよい直鎖若しくは分岐のC2~C6アルキレン基を表す)で表されるグリコールとの反応によって得られるポリウレタン、又は、
(ii)(c)末端に水酸基を持つ水添ポリブタジエンと(d)ジイソシアネート化合物と(b)HO-R3-OH(式中R3はエーテル結合を有していてもよい直鎖若しくは分岐のC2~C6アルキレン基を表す)で表されるグリコールとの反応によって得られるポリウレタン。
さらに、成分(A-1)ポリウレタンは、少なくとも以下の(i)又は(ii)のポリウレタンを含むものが好適である。
より好適には、前記成分(A-1)ポリウレタンは、(i)末端にイソシアネート基を持つ水添ポリブタジエンと(b)HO-R3-OH(式中、R3はエーテル結合を有していてもよい直鎖若しくは分岐のC2~C6アルキレン基を表す)で表されるグリコールとの反応によって得られるポリウレタンであるか、又は、(ii)(c)末端に水酸基を持つ水添ポリブタジエンと(d)ジイソシアネート化合物と(b)HO-R3-OH(式中R3はエーテル結合を有していてもよい直鎖若しくは分岐のC2~C6アルキレン基を表す)で表されるグリコールとの反応によって得られるポリウレタンである。
しかしながら、鋭意検討を行った結果、発明者らは、油剤存在下で、HO-R3-OH(式中、R3はエーテル結合を有していてもよい直鎖若しくは分岐のC2~C6アルキレン基を表す)で表されるグリコールを使用してポリウレタン合成を行ったところ、新規なゲル素材を偶然にも得た。当該新規なゲル素材は、後記実施例に示すように、ツヤが高く、弾力性があり、復元力がある特殊な機能を有していた。このことは、発明者らにとって予測し得ない効果であった。
なお、ポリウレタンは、ジイソシアネートとポリオールとを反応させて得られることが知られている。しかしながら、ポリウレタンを油溶性ゲル化剤として用いている例はなく、本発明のポリウレタンゲル組成物は油剤存在下で製造するという新たな着想により見出されたものである。
成分(A-1)ポリウレタンとして、(i)(a)末端にイソシアネート基を持つ水添ポリブタジエンと(b)HO-R3-OH(式中、R3はエーテル結合を有していてもよい直鎖若しくは分岐のC2~C6アルキレン基を表す)で表されるグリコールとの反応によって得られるポリウレタン、及び成分(A-2)油剤を含有する組成物。
組成物2:成分(A-1)(ii)ポリウレタン及び成分(A-2)油剤を含有するポリウレタンゲル組成物2;
成分(A-1)ポリウレタンとして、(ii)(c)末端に水酸基を持つ水添ポリブタジエンと(d)ジイソシアネート化合物と(b)HO-R3-OH(式中R3はエーテル結合を有していてもよい直鎖若しくは分岐のC2~C6アルキレン基を表す)で表されるグリコールとの反応によって得られるポリウレタン。
本発明において「末端」とは「両末端」を意味する。
nは、10~100の整数を表し、さらにnのより好ましい範囲は15~55である。
n1、n2は、各々独立して同一若しくは異なって、0又は1を表す。
本発明において一般式(1)の水添ポリブタジエン部分(上記一般式(6))を構成する繰り返し単位「C4H8」の立体構造が同一であっても異なっていてもよく、水添ポリブタジエン部分が一般式(6)で表される構造はすべて本発明に包含される。
一般式(1)で表される末端にイソシアネート基を持つ水添ポリブタジエンとして、例えば、下記一般式(2)で表される化合物が例示され、当該化合物を用いることは本発明の効果の観点から好適である。
一般式(2)の化合物は、一般式(1)の末端にイソシアネート基を持つ水添ポリブタジエンにおいて、R1がエチレン基、R2がヘキサメチレン基、n1=n2=1である場合に相当する。
前記(b)HO-R3-OHは、下記一般式(5)で示される化合物が示され、当該化合物は本発明の効果の観点から好適である。
成分(A)ポリウレタンゲル組成物中の成分(A-2)油剤の含有量は、好ましくは65~99質量%であり、より好ましくは70~95質量%、さらに好ましくは70~90質量%である。
当該範囲にすることにより、本発明の効果が顕著に得られる点からより好ましい。
成分(A)ポリウレタンゲル組成物に用いられる成分(A-2)油剤としては、動物油、植物油、合成油等の起源を問わず、例えば、炭化水素油、エステル油(特に、水酸基の数が0又は1個であるエステル油)、脂肪酸類、シリコーン油、フッ素系油類等が挙げられる。
これら炭化水素油、エステル油及びシリコーン油から選択された1種又は2種以上は、成分(A-2)油剤中に、好ましくは90質量%以上、より好ましくは95質量%以上含ませることが好適である。
また製造する際に、成分(A-2)油剤を、溶剤として使用することが好ましい。製造する際に当該油剤を使用することで製造されたポリウレタンゲル組成物の特性が良好になる。また製造されたポリウレタンゲル組成物に適宜油剤を使用することで組成物硬度を調整することができる。
針入荷重値測定の結果、このポリウレタンゲル組成物30部と流動パラフィン(ASTM D445測定方法による40℃における動粘度が8mm2/s)70部とを、85℃にて加熱溶解し、30℃に冷却し得られたゲルは、2cmφ球状アダプタを2cm/minで10mm針入させた時の荷重値が0.2~10Nと優れた特性を示した。この硬度特性は、本発明に用いる成分(A)ポリウレタンゲル組成物がゲル復元力を有することを示す。
また、透明性に関しては、本発明に用いる成分(A)ポリウレタンゲル組成物は700nmの波長の透過率が90%以上である。この高い透過性は、本発明に用いる成分(A)ポリウレタンゲル組成物は極めて高い透明性を有することを示す。
例えば、本発明のポリウレタンゲル組成物2は、(c)末端に水酸基を持つ水添ポリブタジエン、(b)HO-R3-OH(式中、R3はエーテル結合を有していてもよい直鎖若しくは分岐のC2~C6アルキレン基を表す)で表されるグリコール、成分(A-2)油剤を仕込んで均一に混合し、(d)ジイソシアネート化合物を投入して反応させることによって製造することができる。
本発明における前記成分(A-2)油剤の含有量は、特に限定されないが、その下限値として好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1質量%以上であり、その上限値として好ましくは30質量%以下、より好ましくは20質量%以下であり、当該範囲として、より好ましくは0.5~30質量%であり、さらの好ましくは1~20質量%である。
3Lの三口フラスコに末端水酸基水素化ポリブタジエン899部(分子量2200)と、2-エチルヘキサン酸セチル2450部、ヘキサメチレンジイソシアネート128部を仕込み、均一に混合した。
60℃に制御しながらジブチル錫ジラウレート0.9部を投入し、3時間攪拌後、エチレングリコールを24部投入した。
投入終了後、80℃で5時間攪拌後、エタノールを18部添加して反応を完結させた。
得られたポリウレタンゲル中のポリウレタンの重量平均分子量は、GPC測定(ポリスチレン換算)にて10000であった。また、得られたゲル30部を、流動パラフィン70部と、85℃にて加熱溶解、30℃に冷却したゲルの荷重値は、荷重測定機(FUDOH社製)による、2cmφ球状アダプター、2cm/min、10mm針入の条件の場合、2.5Nであった。
3Lの三口フラスコに末端水酸基水素化ポリブタジエン899部(分子量2200)と、2-エチルヘキサン酸セチル2450部、ヘキサメチレンジイソシアネート128部を仕込み、均一に混合した。
60℃に制御しながらジブチル錫ジラウレート0.9部を投入し、3時間攪拌後、エチレングリコールを24部投入した。
投入終了後、80℃で10時間攪拌後、エタノールを18部添加して反応を完結させた。
得られたポリウレタンゲル中のポリウレタンの重量平均分子量は、GPC測定(ポリスチレン換算)にて50000であった。また、得られたゲル30部を、流動パラフィン70部と、85℃にて加熱溶解、30℃に冷却したゲルの荷重値は、荷重測定機(FUDOH社製)による、2cmφ球状アダプター、2cm/min、10mm針入の条件の場合、5Nであった。
3Lの三口フラスコに末端水酸基水素化ポリブタジエン899部(分子量2200)と、2-エチルヘキサン酸セチル2450部、ヘキサメチレンジイソシアネート128部を仕込み、均一に混合した。
60℃に制御しながらジブチル錫ジラウレート0.9部を投入し、3時間攪拌後、2-エチルヘキサン酸セチルで希釈しながら、エチレングリコールを24部投入した。
投入終了後、80℃で15時間攪拌後、エタノールを18部添加して反応を完結させた。
得られたポリウレタンゲル中のポリウレタンの重量平均分子量は、GPC測定(ポリスチレン換算)にて100000であった。また、得られたゲル30部を、流動パラフィン70部と、85℃にて加熱溶解、30℃に冷却したゲルの荷重値は、荷重測定機(FUDOH社製)による、2cmφ球状アダプター、2cm/min、10mm針入の条件の場合、7.5Nであった。
3Lの三口フラスコに末端水酸基水素化ポリブタジエン899部(分子量2200)、エチレングリコール24部、ジブチル錫ジラウレート0.9部、2-エチルヘキサン酸セチル2450部を仕込み、均一に混合した。
60℃に制御しながらヘキサエチレンジイソシアネート128部を投入し、投入終了後80℃で10時間攪拌し、その後、エタノールを18部添加して反応を完結させた。
得られたポリウレタンゲル中のポリウレタンの重量平均分子量は、GPC測定(ポリスチレン換算)にて50000であった。また、得られたゲル30部を、流動パラフィン70部と、85℃にて加熱溶解、30℃に冷却したゲルの荷重値は、荷重測定機(FUDOH社製)による、2cmφ球状アダプター、2cm/min、10mm針入の条件の場合、3Nであった。
3Lの三口フラスコに末端水酸基水素化ポリブタジエン899部(分子量2200)、エチレングリコール24部、ジブチル錫ジラウレート0.9部、2-エチルヘキサン酸セチル2450部を仕込み、均一に混合した。
60℃に制御しながら、ヘキサエチレンジイソシアネート128部を投入し、投入終了後80℃で15時間攪拌し、その後、エタノールを18部添加して反応を完結させた。
得られたポリウレタンゲル中のポリウレタンの重量平均分子量は、GPC測定(ポリスチレン換算)にて100000であった。また、得られたゲル30部を、流動パラフィン70部と、85℃にて加熱溶解、30℃に冷却したゲルの荷重値は、荷重測定機(FUDOH社製)による、2cmφ球状アダプター、2cm/min、10mm針入の条件の場合、4.5Nであった。
架橋型シリコーンゲル(KSG-43 信越化学工業社製)100部を用いる。
[製造比較例2]
デキストリン脂肪酸エステル(レオパールISK 千葉製粉社製)35部と、2-エチルヘキサン酸セチル65部を、90℃にて加熱、冷却し、多糖類ゲルを調製した。
[製造比較例3]
結晶性ポリエチレンワックス(PERFORMALENE655 ニューフェーズテクノロジー社製)35部と、2-エチルヘキサン酸セチル65部を、90℃にて加熱、冷却し、ワックスオイルゲルを調製した。
なお、製造比較例1のシリコーンゲルは、ツヤが足りず復元力に欠けている。製造比較例2の多糖類ゲルは、復元性・復元力が弱い。製造比較例3のワックスオイルゲルは、ツヤが足りない。
前記製法により得られたポリウレタンゲルの中から、製造実施例2のポリウレタンゲル組成物に対して、化粧料に汎用される各種油剤に対するゲル荷重値、並びにゲルの透明性に関して評価した(試験例1~6)。その結果を表1に示す。また、種々の評価方法は、以下となる。なお、製造実施例1~5の成分(A)ポリウレタンゲル組成物のゲル荷重値は2.5~7.5N、重量均分子量は10000~100000であった。
製造実施例2のポリウレタンゲル組成物と、表1に記載の各種油剤を85℃にて加熱溶解、30℃に冷却し、弾力性のあるゲルを調製した(試験例1~6)。ゲルの荷重値に関しては、荷重測定機(FUDOH社製)を用いて、2cmφ球状アダプター、2cm/min、10mm針入の条件にて測定した。これによりゲル強度を評価した。試験例1~4の結果、分子中の水酸基数が少ない油剤ほど、荷重値が高い傾向にあることを確認した。これは、ポリウレタンゲルの親水基会合性増粘機構における、親水基部分に、油剤中の水酸基が影響を与え、増粘低下をもたらしたと考えられる。
表1に記載の各種ゲル(試験例1~6)に対する透明性は、透過度測定機(島津製作所社製)を用いて、700nmにおける透過率を測定した。その結果、試験例1~6全てのゲルにおいて、90%以上と、良好な透明性(◎)を示した。
製造実施例2のポリウレタンゲル組成物、及び製造比較例2のデキストリン脂肪酸エステルゲルを用いて、自己復元力の評価を実施した。測定サンプルは、各々、純分が10.5質量%になる様に2-エチルヘキサン酸セチルで希釈し、85℃にて加熱後、ジャー容器に流し込み、30℃に冷却することで弾力性のあるゲルを調製した。調製したサンプルに対し、テクスチュアアナライザー(英栄精機社製)を用いて、2cmφ球状アダプターにて5gの荷重をかけた時点から、1mm/minの速度、5mm針入する条件にて、7回、同じ動作を繰り返すことで、荷重によりゲル構造が破壊されず、復元力があるか確認した。測定の模式図を図1に示す。
その結果、製造比較例2のデキストリン脂肪酸エステルゲルは、繰り返しの荷重で、ゲル構造が破壊し、同じ曲線にならないのに対し、製造実施例2のポリウレタンゲル組成物は、繰り返しの荷重でゲルが崩壊することなく、同じ曲線を辿ることから、ゲルの復元性が高いことが分かった。また、荷重値自体の値も、製造比較例2のデキストリン脂肪酸エステルゲルと比較して高いことから、弾力性に優れることが分かった。
下記表2及び表3に示す処方のアイカラーを調製し、イ.なめらかな伸び広がり、ロ.ソフトフォーカス効果、ハ.化粧持ち、ニ.化粧膜の均一性について下記の評価方法により判定した。その結果も併せて表2及び3に示す。
※2:AEROSIL R976S (日本アエロジル社製)
※3:KSG-43 (信越化学工業社製)
A.成分(1)~(7)を110℃まで加熱し、均一溶解する。
B.成分(8)~(18)をAに加え、均一に混合する。
C.Bを100℃にて皿状容器に充填し、室温まで冷却固化してアイカラーを得た。
イ.なめらかな伸び広がり、ロ.ソフトフォーカス効果、ハ.化粧持ち、ニ.化粧膜の均一性
各試料について、専門パネル10名による使用テストを行い、パネル各人が下記絶対評価にて5段階に評価し、パネル全員の評点合計からその平均値を算出し、下記判定基準により4段階で判定した。
イ.塗布直後からなめらかに伸び広がり、止まり際に急に止まらないかどうか
ロ.油性固形化粧料を塗布することで塗布箇所をぼかすことができるかどうか
ハ.塗布後4時間後も化粧膜が持続するかどうか
ニ.塗付後の化粧膜にむらがなく均一であるかどうか
<判定基準>
◎ :専門パネル8人以上が良好と回答
○ :専門パネル6人以上が良好と回答
△ :専門パネル4人以上が良好と回答
× :専門パネル4人未満が良好と回答
一方、成分(A)を含有しない比較例1は、化粧膜の柔軟性に欠くことから時間の経過とともに肌の凹凸部でのヨレが生じ、塗付箇所を均一にぼかすことがかなわず、かえって凹凸が強調されてしまった。すなわちソフトフォーカス効果、化粧持ちおよび化粧膜の均一性に満足のいく品質が得られなかった。また、成分(A)の代わりに(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマー重合物を用いた比較例2は、化粧持ちに満足のいく品質が得られなかった。また、成分(C)を含有しない比較例3は、球状粉体特有の肌上でのころがりを感じられず、なめらかな伸び広がりに満足のいく品質が得られなかった。成分(C)の代わりにタルクを用いた比較例4は、不定形粉体由来の化粧膜の指止まりがきつく、化粧膜がむらになり、なめらかな伸び広がりおよび化粧膜の均一性に満足のいく品質が得られなかった。さらに、成分(B)を含有しない比較例5は、本発明の油性ゲル化剤を含有していないため、本発明の油性固形状とすることができず、本願効果に満足のいく品質が得られなかった。
成分 (%)
1.ポリエチレンワックス 7
2.マイクロクリスタリンワックス 1.5
3.12-ヒドロキシステアリン酸 1.5
4.トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2 残量
5.t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン 1
6.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 3
7.ジメチルポリシロキサン※4 2
8.オクチルドデカノール 20
9.製造実施例1のポリウレタンゲル組成物 8
10.フェニルトリメチコン 5
11.トリメチルシロキシフェニルジメチコン 5
12.イソノナン酸イソトリデシル 10
13.ジブチルヒドロキシトルエン 0.1
14.シリル化処理無水ケイ酸※5 1
15.多孔質無水ケイ酸(平均粒子径12μm) 1.5
16.球状メタクリル酸メチルクロスポリマー※6 5
17.赤色202号 0.3
18.パーフルオロオクチルトリエトキシシラン2%処理ガラス末 5
19.トコトリエノール 0.1
20.1,2-ペンタンジオール 0.1
21.香料 0.05
22.水添レシチン 0.1
23.セラミド3 0.01
24.アスタキサンチン 0.0001
25.オレイン酸フィトステリル 0.02
※4:KF-56-10CS(信越化学工業社製)
※5:AEROSIL R976S(日本アエロジル社製)
※6:平均粒子径30μm
A.成分(1)~(13)を100~110℃にて均一に溶解する。
B.Aに成分(14)~(25)を加え、均一に混合分散する。
C.Bを脱泡後、100℃に加熱してスティック状口紅容器に直接流し込む。
D.Cを室温に冷却後、口紅を得た。
(成分) (%)
1.カルナウバワックス(融点83℃) 1
2.キャンデリラワックス(融点73℃) 4
3.ワセリン(融点58℃) 2
4.リンゴ酸ジイソステアリル 残量
5.製造実施例3のポリウレタンゲル組成物 7
6.セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン 0.5
7.ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン 3
8.パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル 10
9.(アクリレーツ/ジメチコン)コポリマー 3
10.イソドデカン 10
11.ジフェニルジメチコン 2
12.球状ポリエチレン末(平均粒子径10μm) 2
13.球状ナイロン末(平均粒子径15μm) 8
14.ポリメチルシルセスキオキサン(平均粒子径0.5μm) 3
15.酸化亜鉛(六角板状、平均粒子径1μm) 2
16.トリエトキシカプリリルシラン2%処理酸化チタン※7 7
17.メチルハイドロゲンジメチコン2%処理ベンガラ 0.5
18.ジメチルポリシロキサン3%処理黒色酸化鉄 0.1
19.N-ラウロイル-L-グルタミン酸Na2%処理黄色酸化鉄 2
20.板状タルク(平均粒子径13μm) 5
21.ベンガラ被覆雲母チタン 3
22.メドウフォーム油 2
23.レシチン処理扁平セルロース 0.01
24.カルボマー 0.01
25.ローズ水 0.05
※7:平均粒子径0.7μm
A. 成分(1)~(11)を90~100℃にて均一に溶解する。
B. Aに成分(12)~(25)を加え、均一に混合する。
C. Bを容器に90℃にて溶解して、金型に流し込む。
D. Cを室温に冷却後、金型を取り除き、容器に装填し、コンシーラーを得た。
成分 (%)
1.フィッシャートロプシュワックス 8
2.ステアリルジメチコン(融点40℃) 1
3.ミツロウ(融点65℃) 3
4.ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 10
5.デカイソステアリン酸ポリグリセリル-10 5
6.製造実施例5のポリウレタンゲル組成物 5
7.製造実施例2のポリウレタンゲル組成物 20
8.ミリスチン酸イソプロピル 3
9.トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル 残量
10.ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル
/セチル/ステアリル/ベヘニル) 5
11.ラウロイルリジン 2
12.(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー 7
13.(ジフェニルジメチコン/ビニルジフェニルジメチコン
/シルセスキオキサン)クロスポリマー 1.5
14.ジプロピレングリコール 0.5
15.グリセリン 1
16.シア脂 0.03
17.ジメチルポリシロキサン2%処理黒色酸化鉄 0.3
18.トリイソステアリン酸イソプロピルチタン処理酸化チタン※8 1
19.レシチン3%処理黄色酸化鉄 2
20.ハイドロゲンジメチコン1%処理ベンガラ 0.5
21.窒化ホウ素 2
22.オキシ塩化ビスマス 0.5
23.パルミチン酸レチノール 0.005
24.ラベンダー油 0.02
25.アスコルビン酸 0.0002
※8:平均粒子径0.25μm、表面処理剤2%で処理したもの
A. 成分(1)~(10)を100℃~110℃にて加熱溶解する。
B. Aに成分(11)~(25)を加えて均一に混合する。
C. Bを脱泡後、100℃に加熱し金皿に流し込み充填する。
D. Cを室温に冷却してアイブロウを得た。
(成分) (%)
1.パルミチン酸デキストリン 7
2.(パルミチン酸/2-エチルヘキサン酸)デキストリン 3
3.ヒマワリワックス(融点76℃) 3
4.トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル 残量
5.イソステアリン酸デキストリン※9 2
6.(ビニルピロリドン/ヘキサデセン)コポリマー 2
7.製造実施例4のポリウレタンゲル組成物 8
8.製造実施例2のポリウレタンゲル組成物 8
9.ホホバ油 0.1
10.トリベヘニン 0.5
11.PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 1
12.ラウリルポリグリセリン-3
ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 0.4
13.(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマー 4
14.ジメチルポリシロキサン※10 0.2
15.セスキオレイン酸ソルビタン 0.3
16.(スチレン/DVB)コポリマー※11 2
17.球状ポリメタクリル酸メチル(平均粒子径6.5μm) 3
18.(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)
クロスポリマー 5
19.ポリメチルシルセスキオキサン 8
20.赤色226号 0.2
21.ハイドロゲンジメチコン8%処理黄色4号 0.1
22.ジメチルポリシロキサンン2%処理合成金雲母 3
23.PET(平均粒子径200μm) 1
24.(PET/AL)ラミネート 1
25.ピーチエキス 0.03
※9:ユニフェイルマHVY(千葉製粉社製)
※10:KF-96-2CS(信越化学工業社製)
※11:ガンツパールGS-0605(アイカ工業社製)
A. 成分(1)~(13)を均一に80~90℃にて溶解する。
B. Aに成分(14)~(25)を加え、均一に混合する。
C. Bを樹脂皿に90℃にて溶解充填する。
D. Cを室温に冷却固化し頬紅を得た。
(成分) (%)
1.ポリエチレンワックス 3.5
2.キャンデリラワックス(融点73℃) 1
3.ワセリン(融点58℃) 10
4.ジカプリン酸プロピレングリコール 4
5.製造実施例3のポリウレタンゲル組成物 18
6.パラメトキシケイ皮酸2-エチルへキシル 2
7.トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2 10
8.パラオキシ安息香酸メチル 0.3
9.流動パラフィン 3
10.シリル化処理無水ケイ酸※5 0.05
11.トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル 残量
12.ポリメチルシルセスキオキサン(平均粒子径0.5μm) 10
13.球状ナイロン末(平均粒子径15μm) 3
14.トリエトキシカプリリルシラン2%処理酸化チタン※12 19
15.トリエトキシカプリリルシラン2%処理ベンガラ 0.5
16.トリエトキシカプリリルシラン2%処理黄色酸化鉄 2
17.トリエトキシカプリリルシラン2%処理黒色酸化鉄 0.2
18.トリエトキシカプリリルシラン2%処理セリサイト 3
19.香料 0.1
20.オリーブ油 0.1
21.ローズヒップ油 0.01
22.バラエキス 0.05
23.トリプロピレングリコール 0.2
※12:平均粒子径0.035μm
A. 成分(1)~(11)を均一に100~110℃にて溶解する。
B. Aに成分(12)~(23)を加え、均一に混合する。
C. Bを金皿に95℃にて溶解充填する。
D. Cを室温に冷却固化しファンデーションを得た。
Claims (10)
- 次の成分(A)~成分(C);
成分(A)ポリウレタンゲル組成物、
成分(B)油性ゲル化剤、
成分(C)球状粉体
を含有する油性固形化粧料であり、
前記成分(A)は、成分(A-1)以下の(i)又は(ii)のポリウレタン及び成分(A-2)油剤を含むゲル組成物である、油性固形化粧料。
(i)(a)末端にイソシアネート基を持つ水添ポリブタジエンと(b)HO-R3-OH(式中、R3はエーテル結合を有していてもよい直鎖若しくは分岐のC2~C6アルキレン基を表す)で表されるグリコールとの反応によって得られるポリウレタン、又は、
(ii)(c)末端に水酸基を持つ水添ポリブタジエンと(d)ジイソシアネート化合物と(b)HO-R3-OH(式中R3はエーテル結合を有していてもよい直鎖若しくは分岐のC2~C6アルキレン基を表す)で表されるグリコールとの反応によって得られるポリウレタン。 - 前記(A-1)ポリウレタンが、油溶性ポリウレタンである、請求項1に記載の油性固形化粧料。
- 前記成分(A-1)ポリウレタンが、平均分子量(Mw)10000~100000である、請求項1又は2に記載の油性固形化粧料。
- 前記成分(A-2)油剤が、25℃で液状の油剤である、請求項1~3の何れか1項に記載の油性固形化粧料。
- 前記成分(C)が有機球状粉体である請求項1~4のいずれか1項に記載の油性固形化粧料。
- 前記成分(C)がポリメチルシルセスキオキサン、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマーからなる群より選ばれる1種または2種以上である請求項1~5いずれか1項に記載の油性固形化粧料。
- 前記成分(B)の油性ゲル化剤がワックス及び/またはデキストリン脂肪酸エステルである請求項1~6いずれか1項に記載の油性固形化粧料。
- さらに、成分(D)フェニル変性シリコーンを含有する請求項1~7いずれか1項に記載の油性固形化粧料。
- 前記成分(A)及び成分(C)の質量含有割合が(A)/(C)=0.1~15である請求項1~8いずれか1項に記載の油性固形化粧料。
- 前記成分(A-1)及び成分(C)の質量含有割合が(A-1)/(C)=0.01~5である請求項1~9いずれか1項に記載の油性固形化粧料。
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