JP7140955B2 - 乗物用シート - Google Patents
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Description
こうすることで、シート本体の幅方向外側に乗員が把持する把持部を設けることができる。これにより、シートの乗降時に乗員が把持部に掴まることができるため、乗降をサポートできる。そして、把持部の上下が開口しているため、把持部にはゴミ等の異物が溜まりにくくなる。
すなわち、乗降を支援可能とするとともに、ゴミ溜まりを抑制できる。
こうすることで、乗員が乗降時に把持部に掴まりやすくなる。これにより、乗り降りがより容易となる。
こうすることで、ドアが邪魔にならない位置に把持部を設けることができる。
こうすることで、スライドドアが邪魔にならない位置に把持部を設けることができる。
こうすることで、ヒンジタイプのドアを大きく開くことなく、ヒンジタイプのドアの開口部を通じて把持部を掴むことができる。
こうすることで、乗降時に掴みやすい高さに把持部を設けることができる。
こうすることで、把持部の剛性を向上できる。これにより、乗降時に把持部が変形することを抑制し、乗降時のサポートをより安定させることができる。また、棒状部材を設けることで、シートパッドの形状出しが容易となる。
こうすることで、シートバックを前傾させてシートを収納状態にしたときでも、把持部に掴まることが可能となる。これにより、シートの状態によらず乗員の乗降をサポートできる。
このように、第2開口部に蓋を付けることで、把持部を小物入れとしても使用できる。これにより、シートの利便性が向上する。
また、上記課題は、本発明に係る乗物用シートによれば、乗員を支持するシート本体と、前記シート本体の幅方向外側に形成される把持部と、を備え、前記把持部は、前記シート本体における着座面側に設けられる第1開口部と、前記第1開口部より下方に形成される第2開口部と、前記第1開口部、前記第2開口部、及び前記シート本体により囲まれる貫通部と、を有し、前記把持部において、前記第2開口部が最下部に位置し、前記把持部は、前記貫通部における幅方向内側の面に1以上の通気孔が形成された通気部を有し、前記シート本体は、シートクッションと、該シートクッションの内部に設けられるブロアと、を有し、前記ブロアと、前記通気部とは、通気路により接続されていることにより解決される。
本発明によれば、ゴミ等の異物が把持部の中にさらに溜まりにくくなる。
本発明によれば、乗員が乗降時に把持部に掴まりやすくなる。
本発明によれば、ドアが邪魔にならない位置に把持部を設けることができる。
本発明によれば、スライドドアが邪魔にならない位置に把持部を設けることができる。
本発明によれば、ヒンジタイプのドアを大きく開くことなく、ヒンジタイプのドアの開口部を通じて把持部を掴むことができる。
本発明によれば、乗降時に掴みやすい高さに把持部を設けることができる。
本発明によれば、把持部の剛性を向上できる。
本発明によれば、シートの状態によらず乗員の乗降をサポートできる。
本発明によれば、シートの利便性が向上する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、以下に説明する部材の形状、寸法、配置等については、本発明の趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
また、スライドドア3は操作部3Aを備え、操作部3Aを操作することにより、図2に示すようにスライドドア3を後方にスライドさせて開放し、車両1に乗り込むことができる。
なお、本実施形態では、スライドドア3の開放方向は、後方となる。
シートクッションS1は、主に乗員の臀部や大腿部を支持する。
シートバックS2は、主に乗員の腰部や背部を支持する。
ヘッドレストS3は、主に乗員の頭部を支持する。
リクライニング機構5は、シートクッションS1に対してシートバックS2を傾動可能に連結する。
なお、本実施形態において、シートクッションS1、シートバックS2、ヘッドレストS3のように乗員を支持する部材をシート本体と称する。
また、シートSの左右方向は(シート)幅方向に相当し、シートSに対して最も近いドア(ヒンジドア2、スライドドア3)の方向を外側、その反対方向を内側とする。そして、図3に示す例においては、左側が外側に、右側が内側に相当する。
また、把持部15において、第2開口部22は最下部に位置する。こうすることで、把持部15にゴミが溜まることを抑制できる。
シートクッションフレーム40は、シートクッションS1の骨格部分に相当し、シートバックフレーム50はシートバックS2の骨格部分に相当する。
そして、リクライニング機構5は、シートクッションフレーム40とシートバックフレーム50とを連結する機構である。
左に配されるクッションサイドフレーム41Lと、右に配されるクッションサイドフレーム41Rとのそれぞれの前端をパンフレーム42が連結し、後端をパイプフレーム44が連結する。
これにより、シートクッションフレーム40は略矩形の枠状に構成される。
すなわち、把持部15は、クッションサイドフレーム41Lと、クッションサイドフレーム41Lに取り付けられるワイヤー43(棒状部材)と、により囲まれる。
このワイヤー43が取り付けられる位置は、第1開口部21に近い箇所とする。このように把持部15がワイヤー43により囲まれていることで、把持部15の剛性が高くなる。そのため、乗員が把持部15を掴んでも、把持部15の変形が抑制され、乗降時の乗員を安定的にサポートできる。
図5には、シートクッションS1に対してシートバックS2を前傾させて折り畳んだ状態、すなわち収容状態におけるシートSの上面図を示した。図5に示されるように、把持部15は、シートクッションS1における前後方向中央Cよりも前方に設けられる。
こうすることで、シートSが収容状態にある場合でも、把持部15をシートクッションS1の上面において露出させることができる。これにより、シートSが起立状態(使用状態)であっても、収容状態(未使用状態)であっても、乗員はシートSへの乗降時に把持部15を利用することができる。
具体的には、スライドドア3の開放方向が前方であれば、把持部15は、シートクッションS1の中央よりも後側に形成される。
また、スライドドア3の開放方向が後方であれば、把持部15は、シートクッションS1の中央よりも前側に形成される。
図6に示すように、蓋部24は、嵌合部24Aと板部24Bを備える。ここで、嵌合部24Aは、板部24Bの上部に設けられており、第2開口部22から貫通部20に入り込むことで、第2開口部22と嵌合する。
板部24Bは、第2開口部22よりも面積が大きい板状の部材である。このように、第2開口部22に蓋部24を取り付けることで、把持部15に底部を設けることができる。こうすることで、把持部15を小物入れとして利用することができる。
蓋部24は、把持部15から着脱可能であるため、蓋部24を外すことで、把持部15に溜まったゴミを容易に取り除くことができる。
まず、蓋部の上面に面ファスナーを設け、シートクッションS1の下面に張り付くように構成してもよい。
また、シートクッションS1の第2開口部22の周囲に線ファスナーを設け、線ファスナーを用いて蓋部を着脱可能に設けてもよい。
また、蓋部は第2開口部22に対してスライド可能とし、蓋部のスライドに応じて第2開口部22の開閉を切り替えるようにしてもよい。
次に、図7及び図8を参照しながら、シートSの第1の変形例について説明する。
図7に示されるように、把持部15(貫通部20)において、シート幅方向内側の面には、シートSの内部に設けられたブロア30の通風のための1以上の通気孔が形成された通気部23が設けられる。
このように、通気部23、第1通気路31を通じてブロア30が取り込んだ空気を、第2通気路32から乗員に吹き当てるようにすることができる。
また、第2通気路32を通じてブロア30が取り込んだ空気を、第1通気路31、通気部23を通じて排気することができる。
なお、通気部23をエアフィルターとすることで、ブロア30へのホコリの浸入を抑制することができる。
次に、図9を参照しながら、シートSの第2の変形例について説明する。
図9に示されるように、第2の変形例に係るシートSでは、把持部15Aの第2開口部22Aが、シートクッションS1の側面12に形成されている点で、図3に示すシートSとは相違している。
このように把持部15Aを構成した場合には、第1開口部21から貫通部20Aに入ったゴミは、湾曲した貫通部20Aの内部を通って、シートクッションS1の側面12に形成された第2開口部22AからシートSの側部に排出される。これにより、シートSをスライドさせなくともゴミの掃除が可能となる。
すなわち、把持部15は、ヒンジ部2Bと開口部後端2Cの前後方向における中央位置よりも、開口部後端2C側に形成される。
こうすることで、ヒンジドア2を大きく開くことなく、開口部から把持部15を掴むことが容易となる。
シートSは、乗員を支持するシートクッションS1(シート本体の一例)と、シートクッションS1の幅方向外側に形成される把持部15と、を備える。把持部15は、シートクッションS1における着座面側に設けられる第1開口部21と、第1開口部21より下方に形成される第2開口部22と、第1開口部21、第2開口部22、及びシートクッションS1により囲まれる貫通部20と、を有する。そして、把持部15において、第2開口部22が最下部に位置する。
こうすることで、シート本体の幅方向外側に乗員が把持する把持部15を設けることができる。これにより、シートSの乗降時に乗員が把持部15に掴まることができるため、乗降をサポートできる。そして、把持部15の上下が開口しているため、把持部15にはゴミ等の異物が溜まりにくくなる。
すなわち、シートSによれば、乗降を支援可能とするとともに、ゴミ溜まりを抑制できる。
こうすることで、ゴミ等の異物が把持部15の中にさらに溜まりにくくなる。
こうすることで、乗員が乗降時に把持部15に掴まりやすくなる。これにより、乗り降りがより容易となる。
こうすることで、ドアが邪魔にならない位置に把持部15を設けることができる。
こうすることで、スライドドア3が邪魔にならない位置に把持部15を設けることができる。
こうすることで、ヒンジドア2を大きく開くことなく、ヒンジドア2の開口部を通じて把持部15を掴むことができる。
こうすることで、乗降時に掴みやすい高さに把持部15を設けることができる。
こうすることで、把持部15の剛性を向上できる。これにより、乗降時に把持部15が変形することを抑制し、乗降時のサポートをより安定させることができる。また、ワイヤー43(棒状部材)を設けることで、シートパッドの形状出しが容易となる。
こうすることで、シートバックS2を前傾させてシートSを収納状態にしたときでも、把持部15に掴まることが可能となる。これにより、シートSの状態によらず乗員の乗降をサポートできる。
このように、第2開口部22に蓋を付けることで、把持部15を小物入れとしても使用できる。これにより、シートSの利便性が向上する。
こうすることで、ブロア30への通気孔を目立たない箇所に設けることができる。さらに、貫通部20にはゴミが溜まりにくいため、通気孔が詰まることを防止できる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、把持部15において第1開口部21に対し、第2開口部22を複数形成してもよい。
また、シートクッションS1において把持部15を複数形成してもよい。
また、ワイヤー43は、シートクッションフレーム40に対してではなく、シートクッションS1のパッド側に埋設してもよい。すなわち、パッドには形状を維持するための骨子になるインサートワイヤが挿通されている場合があり、そのインサートワイヤの一部を把持部15の剛性を高めるフレームとして用いてもよい。
2 ヒンジドア
2A 操作部
2B ヒンジ部
2C 開口部後端
3 スライドドア
3A 操作部
3B 開口部後端
5 リクライニング機構
10 中央部
11 側部
12 側面
15 把持部
15A 把持部
20 貫通部
20A 貫通部
21 第1開口部
22 第2開口部
22A 第2開口部
23 通気部
24 蓋部
24A 嵌合部
24B 板部
30 ブロア
31 第1通気路
32 第2通気路
40 シートクッションフレーム
41L クッションサイドフレーム
41R クッションサイドフレーム
42 パンフレーム
43 ワイヤー(棒状部材)
44 パイプフレーム
50 シートバックフレーム
C 前後方向中央
F シートフレーム
S シート(乗物用シート)
S1 シートクッション(シート本体)
S2 シートバック(シート本体)
S3 ヘッドレスト(シート本体)
Claims (10)
- 乗員を支持するシート本体と、
前記シート本体の幅方向外側に形成される把持部と、を備え、
前記把持部は、
前記シート本体における着座面側に設けられる第1開口部と、
前記第1開口部より下方に形成される第2開口部と、
前記第1開口部、前記第2開口部、及び前記シート本体により囲まれる貫通部と、を有し、
前記把持部において、前記第2開口部が最下部に位置し、
前記シート本体は、シートクッションと、該シートクッションの内部に設けられるブロアと、を有し、
前記第1開口部は、前記シートクッションの上面に形成され、
前記第2開口部は、前記シートクッションの下面に形成され、
前記把持部は、前記貫通部における幅方向内側の面に1以上の通気孔が形成された通気部を有し、
前記ブロアと、前記通気部とは、通気路により接続されてい ることを特徴とする乗物用シート。 - 前記把持部は、前記シートクッションにおいて、前後方向の中央より前方に形成されることを特徴とする請求項1記載の乗物用シート。
- 前記把持部は、前記シート本体に対向するドアの開口部の後端よりも前側に形成されることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
- 前記把持部は、スライドドアである前記ドアの開放方向における前記シートクッションの中央に対し、前記ドアの開放方向の反対側に形成されることを特徴とする請求項3に記載の乗物用シート。
- 前記ドアは、回動軸となるヒンジ部を有し、
前記把持部は、前記ヒンジ部よりも、前記ドアの前記開口部の前記後端に近い位置に形成されることを特徴とする請求項3に記載の乗物用シート。 - 前記第1開口部は、前記ドアの開閉を行う際に使用する操作部よりも下方に形成されることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の乗物用シート。
- 前記把持部は、シートフレームと、前記シートフレームに取り付けられる棒状部材と、により囲まれることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の乗物用シート。
- 前記シートクッションに対し傾動可能なシートバックを備え、
前記把持部は、前記シートバックよりも幅方向外側に設けられることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の乗物用シート。 - 前記把持部のうち、前記第2開口部を塞ぐ着脱可能な蓋部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の乗物用シート。
- 乗員を支持するシート本体と、
前記シート本体の幅方向外側に形成される把持部と、を備え、
前記把持部は、
前記シート本体における着座面側に設けられる第1開口部と、
前記第1開口部より下方に形成される第2開口部と、
前記第1開口部、前記第2開口部、及び前記シート本体により囲まれる貫通部と、を有し、
前記把持部において、前記第2開口部が最下部に位置し、
前記把持部は、前記貫通部における幅方向内側の面に1以上の通気孔が形成された通気部を有し、
前記シート本体は、シートクッションと、該シートクッションの内部に設けられるブロアと、を有し、
前記ブロアと、前記通気部とは、通気路により接続されている ことを特徴とする乗物用シート。
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