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JP7413612B2 - 室内機、および空気調和機 - Google Patents
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JP7413612B2 - 室内機、および空気調和機 - Google Patents

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Description

本開示は、室内機、および空気調和機に関する。
本願は、2021年8月19日に出願された国際出願PCT/JP2021/030278に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
電気集塵器などの放電装置を備える室内機が知られている。例えば、特許文献1には、電気集塵器の一端部を取り付けケースに引っ掛け、電気集塵器の他端部を取り付けケースにネジで直接固定する構造が開示されている。
特開2001-355870号公報
上記のような室内機において、電気集塵器などの放電装置の着脱作業を行う場合、作業者は、一方の手で放電装置を支持しつつ、他方の手で放電装置の他端部を固定するネジを着脱する作業を行う必要があった。そのため、放電装置を着脱する作業の作業性が悪いという問題があった。
本開示は、上記のような事情に鑑みて、放電装置の着脱作業の作業性を向上できる構造を有する室内機、およびそのような室内機を備える空気調和機を提供することを目的とする。
本開示に係る室内機の一つの態様は、空気調和機の室内機であって、取付部材と、前記取付部材の下方に取り付けられた放電ユニットと、を備え、前記放電ユニットは、放電部を有し、鉛直方向と交差する第1方向に延びる放電装置と、前記取付部材に固定され、前記放電装置に電力を供給する電源部と、前記放電装置を前記取付部材に固定する固定部材と、を有し、前記固定部材は、鉛直方向に貫通する貫通穴を有する固定部材本体と、前記貫通穴に鉛直方向に通されて、前記取付部材に締め込まれた固定ボルトと、を有し、前記放電装置は、前記第1方向の第1側に位置する被支持部と、前記第1方向の第2側に位置する係合部と、を有し、前記取付部材は、前記係合部が上方から引っ掛けられる被係合部を有し、前記固定部材本体は、前記被支持部を下方から支持する支持部を有し、前記被支持部は、前記支持部と前記電源部とに鉛直方向に挟まれている。
本開示に係る空気調和機の一つの態様は、上記の室内機と、室外機と、を備える。
本開示によれば、空気調和機の室内機において、放電装置の着脱作業の作業性を向上できる。
実施の形態における空気調和機の概略構成を示す模式図である。 実施の形態における室内機を示す斜視図である。 実施の形態における室内機を示す分解斜視図である。 実施の形態における空気清浄デバイスを示す斜視図である。 実施の形態における空気清浄デバイスを示す分解斜視図である。 実施の形態における空気清浄デバイスの一部を示す分解斜視図である。 実施の形態における係合穴を示す斜視図である。 実施の形態における放電ユニットを示す分解斜視図である。 実施の形態における放電装置および保護カバーを示す分解斜視図である。 実施の形態における係合部と被係合部との係合状態を示す斜視図である。 実施の形態における空気清浄デバイスの一部を下方から見た図である。 実施の形態における電源部および固定部材を示す分解斜視図である。 実施の形態における空気清浄デバイスの一部を示す断面図であって、図11におけるXIII-XIII断面図である。 実施の形態における空気清浄デバイスの一部を示す断面図であって、図13におけるXIV-XIV断面図である。 実施の形態における電源部の一部と固定部材の一部とを示す斜視図である。 実施の形態における固定部材本体を示す斜視図である。 実施の形態における固定部材本体が非支持位置にある状態を示す図である。 実施の形態における固定部材本体による放電装置の固定が解除された状態の放電ユニットを示す図である。 実施の形態における固定部材本体による放電装置の固定が解除された状態において、係合部が最も第1水平方向一方側に移動した状態を示す断面図である。 実施の形態における固定部材本体による放電装置の固定が解除された状態において、係合部が最も第1水平方向一方側に移動した状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施の形態について説明する。なお、本開示の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、各構造における縮尺および数などを、実際の構造における縮尺および数などと異ならせる場合がある。
また、図面には、適宜、X軸、Y軸、およびZ軸を示している。X軸は、水平方向のうちの一方向を示している。Y軸は、水平方向のうちの他の一方向を示している。Z軸は、鉛直方向を示している。以下の説明においては、X軸に沿った水平方向を“第1水平方向X”と呼び、Y軸に沿った水平方向を“第2水平方向Y”と呼び、鉛直方向を“鉛直方向Z”と呼ぶ。第1水平方向X、第2水平方向Y、および鉛直方向Zは、互いに直交する方向である。鉛直方向ZのうちZ軸の矢印が向く側(+Z側)は上側であり、鉛直方向ZのうちZ軸の矢印が向く側と逆側(-Z側)は下側である。
また、以下の説明においては、第1水平方向XのうちX軸の矢印が向く側(+X側)を“第1水平方向一方側”と呼び、第1水平方向XのうちX軸の矢印が向く側と逆側(-X側)を“第1水平方向他方側”と呼ぶ。また、第2水平方向YのうちY軸の矢印が向く側(+Y側)を“第2水平方向一方側”と呼び、第2水平方向YのうちY軸の矢印が向く側と逆側(-Y側)を“第2水平方向他方側”と呼ぶ。
なお、以下の実施の形態において、第1水平方向Xは、鉛直方向Zと交差する“第1方向”に相当する。第2水平方向Yは、鉛直方向Zと交差し第1方向と直交する“第2方向”に相当する。また、第1水平方向一方側(+X側)は“第1側”に相当し、第1水平方向他方側(-X側)は“第2側”に相当する。
図1は、本実施の形態における空気調和機100の概略構成を示す模式図である。図1に示すように、空気調和機100は、室内機10と、室外機20と、循環経路部30と、を備える。室内機10は、室内に配置されている。室外機20は、屋外に配置されている。室内機10と室外機20とは、冷媒33が循環する循環経路部30によって互いに接続されている。室内機10および室外機20は、空気との間で熱交換を行う熱交換ユニットである。
空気調和機100は、循環経路部30内を流れる冷媒33と室内機10が配置された室内の空気との間で熱交換を行うことによって、室内の空気の温度を調整可能である。冷媒33としては、例えば、地球温暖化係数(GWP:Global Warming Potential)が低いフッ素系冷媒、または炭化水素系冷媒などが挙げられる。
室外機20は、圧縮機21と、室外熱交換器23と、流量調整弁24と、送風機25と、四方弁22と、を有する。圧縮機21と室外熱交換器23と流量調整弁24と四方弁22とは、循環経路部30によって接続されている。
四方弁22は、循環経路部30のうち圧縮機21の吐出側に繋がる部分に設けられている。四方弁22は、循環経路部30の一部の経路を切り替えることで、循環経路部30内を流れる冷媒33の向きを反転させることができる。四方弁22によって繋がれる経路が図1の四方弁22に実線で示す経路である場合、冷媒33は、循環経路部30内を図1に実線の矢印で示す向きに流れる。一方、四方弁22によって繋がれる経路が図1の四方弁22に破線で示す経路である場合、冷媒33は、循環経路部30内を図1に破線の矢印で示す向きに流れる。
室内機10は、室内熱交換器11と、送風機14と、を有する。室内機10は、室内機10が配置された室内の空気を冷やす冷房運転と、室内機10が配置された室内の空気を暖める暖房運転とが可能である。
室内機10が冷房運転される場合、循環経路部30内を流れる冷媒33は、図1に実線の矢印で示す向きに流れる。つまり、室内機10が冷房運転される場合、循環経路部30内を流れる冷媒33は、圧縮機21、室外機20の室外熱交換器23、流量調整弁24、および室内機10の室内熱交換器11をこの順に通って圧縮機21に戻るように循環する。冷房運転において、室外機20内の室外熱交換器23は凝縮器として機能し、室内機10内の室内熱交換器11は蒸発器として機能する。
一方、室内機10が暖房運転される場合、循環経路部30内を流れる冷媒33は、図1に破線で示す向きに流れる。つまり、室内機10が暖房運転される場合、循環経路部30内を流れる冷媒33は、圧縮機21、室内機10の室内熱交換器11、流量調整弁24、および室外機20の室外熱交換器23をこの順に通って圧縮機21に戻るように循環する。暖房運転において、室外機20内の室外熱交換器23は蒸発器として機能し、室内機10内の室内熱交換器11は凝縮器として機能する。
次に、本実施の形態の室内機10について、さらに詳細に説明する。図2は、室内機10を示す斜視図である。図3は、室内機10を示す分解斜視図である。
図2および図3に示すように、本実施の形態において室内機10は、天井に埋め込まれて設置される天井埋め込み型の室内機である。室内機10は、室内機本体12と、室内機本体12の下側に取り付けられた空気清浄デバイス40と、空気清浄デバイス40の下側に取り付けられた化粧パネル13と、を備える。室内機本体12は、鉛直方向Zに扁平な略四角柱状である。化粧パネル13は、室内機本体12との鉛直方向Zの間で空気清浄デバイス40を挟んで配置されている。化粧パネル13は、鉛直方向Zに見て、室内機本体12および空気清浄デバイス40よりも大きい。室内機本体12および空気清浄デバイス40は、室内機10が設置される室内における天井に埋め込まれて設置されている。化粧パネル13は、室内機10が設置される室内に露出している。
空気清浄デバイス40は、室内の空気を清浄化する装置である。本実施の形態において空気清浄デバイス40は、室内機10が設置される室内の空気から、塵埃、細菌、およびウイルスなどの少なくとも一部を除去可能である。空気清浄デバイス40は、室内機本体12と化粧パネル13との鉛直方向Zの間に設けられている。図4は、空気清浄デバイス40を示す斜視図である。図5は、空気清浄デバイス40を示す分解斜視図である。図4および図5に示すように、空気清浄デバイス40は、枠部材41と、取付部材42と、制御部43と、放電ユニット50と、を有する。
枠部材41は、鉛直方向Zに見て、第1水平方向Xおよび第2水平方向Yに沿った辺部を有する略正方形枠状である。鉛直方向Zに見て、枠部材41の外形は、室内機本体12の外形と同様である。枠部材41の上面は、室内機本体12の下面に固定されている。
図4に示すように、枠部材41の内側は、室内の空気が吸い込まれる吸込口41aである。枠部材41には、複数の吹出口41bが設けられている。吹出口41bは、枠部材41のうち第1水平方向Xに延びる一対の辺部と第2水平方向Yに延びる一対の辺部とに、それぞれ2つずつ設けられている。吹出口41bからは、吸込口41aから吸い込まれた空気が室内に向かって吹き出される。吸込口41aおよび吹出口41bは、下方に開口している。なお、吸込口41aおよび吹出口41bの下方には、化粧パネル13が配置されているが、化粧パネル13のうち吸込口41aおよび吹出口41bと対向する部分には空気を鉛直方向Zに通過させる穴が設けられている。
取付部材42は、金属製の板部材である。取付部材42の板面は、鉛直方向Zを向いている。取付部材42は、例えば、複数の部材によって構成されている。取付部材42は、鉛直方向Zに見て、第1水平方向Xに長い略長方形状である。取付部材42は、枠部材41に固定されている。取付部材42における第1水平方向Xの両端部は、吸込口41aの内縁のうち第1水平方向Xの両側に位置する部分にそれぞれ固定されている。取付部材42には、取付部材42を鉛直方向Zに貫通する穴42cが設けられている。
図6は、空気清浄デバイス40の一部を示す分解斜視図である。図6に示すように、取付部材42は、穴42cの第1水平方向他方側(-X側)に位置する支持壁部42aと、支持壁部42aの第1水平方向一方側(+X側)の端部から上方に突出する第1対向壁部42bと、を有する。支持壁部42aは、板面が鉛直方向Zを向き、第2水平方向Yに長い長方形板状である。支持壁部42aは、上方を向く面42sを有する。
第1対向壁部42bは、穴42cの内縁部のうち第1水平方向他方側(-X側)に位置する部分から上方に突出している。第1対向壁部42bは、板面が第1水平方向Xを向き、第2水平方向Yに長い長方形板状である。第1対向壁部42bは、第1水平方向Xにおいて後述する保護カバー80と対向して配置されている。第1対向壁部42bは、保護カバー80の第1水平方向他方側に隙間を介して対向して配置されている。第1対向壁部42bの上端部は、後述する保護カバー80の上端部よりも上方に位置する。
取付部材42には、支持壁部42aと第1対向壁部42bとに跨って設けられた係合穴42dが設けられている。係合穴42dは、第2水平方向Yに間隔を空けて複数設けられている。本実施の形態において係合穴42dは、4つ設けられている。図7は、係合穴42dを示す斜視図である。図7に示すように、係合穴42dは、第1穴部42iと、第2穴部42jと、第3穴部42kと、を有する。
第1穴部42iは、支持壁部42aに設けられている。第1穴部42iは、支持壁部42aを鉛直方向Zに貫通している。第1穴部42iは、第1水平方向Xに長い長方形状の穴である。第1穴部42iの第1水平方向一方側(+X側)の端部は、支持壁部42aの第1水平方向一方側の端部に位置する。第1穴部42iの第1水平方向他方側(-X側)の端部は、支持壁部42aの第1水平方向他方側の端部から第1水平方向一方側に離れて位置する。
第2穴部42jは、第1対向壁部42bに設けられている。第2穴部42jは、第1対向壁部42bを第1水平方向Xに貫通している。第2穴部42jは、第2水平方向Yに長い長方形状の穴である。第2穴部42jは、第1穴部42iの第1水平方向一方側(+X側)の端部、すなわち第1穴部42iの第1側の端部に繋がっている。より詳細には、第2穴部42jの下端部が第1穴部42iの第1水平方向一方側の端部に繋がっている。第2穴部42jの第2水平方向Yの寸法は、第1穴部42iの第2水平方向Yの寸法と同じである。第2穴部42jの鉛直方向Zの寸法は、第1穴部42iの第1水平方向Xの寸法よりも小さい。
第3穴部42kは、第1対向壁部42bに設けられている。第3穴部42kは、第1対向壁部42bを第1水平方向Xに貫通している。第3穴部42kは、第2水平方向Yに長い長方形状の穴である。第3穴部42kは、第2穴部42jの上方(+Z方)に繋がっている。第3穴部42kの第2水平方向Yの寸法は、第1穴部42iの第2水平方向Yの寸法および第2穴部42jの第2水平方向Yの寸法よりも大きい。第3穴部42kの鉛直方向Zの寸法は、第2穴部42jの鉛直方向Zの寸法よりも僅かに大きい。
取付部材42は、後述する係合部61cが上方から引っ掛けられる被係合部42pを有する。本実施の形態において被係合部42pは、支持壁部42aのうち第1穴部42iの周縁部である。被係合部42pは、係合穴42dごとに設けられている。被係合部42pは、支持壁部42aのうち第1穴部42iの第1水平方向他方側(-X側)に位置する部分と、支持壁部42aのうち第1穴部42iの第2水平方向Yの両側に位置する部分と、を含む。
図6に示すように、取付部材42は、穴42cの第1水平方向一方側(+X側)に位置する固定壁部42eを有する。固定壁部42eは、板面が鉛直方向Zを向き、第2水平方向Yに長い長方形板状である。固定壁部42eの第1水平方向Xの寸法は、支持壁部42aの第1水平方向Xの寸法よりも大きい。固定壁部42eには、第2水平方向Yに間隔を空けて配置された複数の固定領域42fが設けられている。本実施の形態において固定領域42fは、4つ設けられている。各固定領域42fには、一対の挿通穴42gと、ナット42hと、がそれぞれ設けられている。
一対の挿通穴42gは、取付部材42の固定壁部42eを鉛直方向Zに貫通している。一対の挿通穴42gは、第1水平方向Xに延びている。一対の挿通穴42gは、第2水平方向Yに間隔を空けて配置されている。本実施の形態において一対の挿通穴42gは、第1水平方向Xに長い長方形状の穴である。
ナット42hは、取付部材42の上面に固定されている。ナット42hの第2水平方向Yの位置は、一対の挿通穴42g同士の間における第2水平方向Yの位置である。ナット42hは、一対の挿通穴42gよりも第1水平方向一方側(+X側)に位置する。ナット42hの内周面には、雌ねじ部が設けられている。後述する図13に示すように、ナット42hの内部は、固定壁部42eに設けられた第3貫通穴42mを介して、固定壁部42eの下方に開口している。第3貫通穴42mは、固定壁部42eを鉛直方向Zに貫通している。第3貫通穴42mの内径は、ナット42hの内径よりも大きい。
制御部43は、放電ユニット50を制御する。図5に示すように、制御部43は、第1水平方向Xに延びる略直方体状である。図4に示すように、制御部43は、枠部材41の内側、すなわち吸込口41aに配置されている。制御部43は、取付部材42の第2水平方向他方側(-Y側)の縁部に固定されている。
図6に示すように、空気清浄デバイス40は、中継ボックス44を有する。中継ボックス44は、第2水平方向Yに延びる略直方体状である。中継ボックス44は、取付部材42における固定壁部42eの下面に取り付けられている。中継ボックス44は、固定領域42fよりも第1水平方向一方側(+X側)に位置する。図示は省略するが、中継ボックス44の内部には、放電ユニット50と制御部43とを電気的に接続する配線が収容されている。
図4に示すように、放電ユニット50は、枠部材41の内側、すなわち吸込口41aに配置されている。放電ユニット50は、取付部材42の下方(-Z方)に取り付けられている。本実施の形態において放電ユニット50は、取付部材42および枠部材41を介して、室内機本体12に取り付けられている。本実施の形態において放電ユニット50は、例えば、電気集塵ユニットである。
放電ユニット50は、複数設けられている。本実施の形態において放電ユニット50は、4つ設けられている。複数の放電ユニット50は、第2水平方向Yに1列に並んで配置されている。複数の放電ユニット50のそれぞれは、第1水平方向Xに延びている。複数の放電ユニット50のそれぞれは、穴42cを第1水平方向Xに跨いで配置されている。複数の放電ユニット50は、互いに同様の構成である。
図8は、放電ユニット50を示す分解斜視図である。図8に示すように、放電ユニット50は、放電装置60と、電源部70と、保護カバー80と、固定部材90と、を有する。
放電装置60は、第1水平方向Xに延びている。放電装置60は、穴42cを第1水平方向Xに跨いで配置されている。図9は、放電装置60および保護カバー80を示す分解斜視図である。図9に示すように、放電装置60は、第1水平方向Xに延びる略直方体箱状のケース61と、ケース61内に収容された放電部62と、を有する。ケース61は、略直方体箱状の本体部61aと、被支持部61gと、係合部61cと、を有する。
本体部61aのうち第1水平方向一方側(+X側)の端部は、電源部70に固定される被接続部61dである。被接続部61dは、上方に突出する端子部61kを有する。図示は省略するが、端子部61kは、第1水平方向Xに間隔を空けて一対設けられている。本体部61aは、上方に開口する開口部61fを有する。開口部61fは、被接続部61dよりも第1水平方向他方側(-X側)に位置する。開口部61fは、第1水平方向Xに延びている。開口部61fは、第1水平方向Xに並んで2つ設けられている。図8に示すように、本体部61aの下側の壁部には、下方に開口する開口部61eが設けられている。開口部61eには、集塵フィルタ64が嵌め込まれている。集塵フィルタ64を空気が鉛直方向Zに通過することで、集塵フィルタ64を通過する空気中に含まれている塵埃の少なくとも一部が集塵フィルタ64に捕捉される。
図9に示すように、被支持部61gは、放電装置60において、第1水平方向一方側(+X側)、すなわち第1水平方向Xの第1側に位置する。本実施の形態において被支持部61gは、本体部61aの第1水平方向一方側(+X側)の端部に設けられている。被支持部61gは、本体部61aのうち第1水平方向一方側の端部における上端部から第1水平方向一方側に突出している。被支持部61gの第1水平方向一方側の端部は、放電装置60の第1水平方向一方側の端部である。被支持部61gは、第2水平方向Yに延びている。
係合部61cは、放電装置60において、第1水平方向他方側(-X側)、すなわち第1水平方向Xの第2側に位置する。本実施の形態において係合部61cは、本体部61aの第1水平方向他方側(-X側)の端部に設けられている。係合部61cは、本体部61aのうち第1水平方向他方側の端部における上端部から第1水平方向他方側に突出している。係合部61cの第1水平方向他方側の端部は、放電ユニット50の第1水平方向他方側の端部である。
図10は、係合部61cと被係合部42pとの係合状態を示す斜視図である。図10に示すように、係合部61cは、本体部61aから第1水平方向他方側(-X側)に突出する根元部61hと、根元部61hの第1水平方向他方側の端部に設けられた延伸部61iと、を有する。根元部61hの第2水平方向Yの寸法は、第1穴部42iの第2水平方向Yの寸法および第2穴部42jの第2水平方向Yの寸法よりも小さい。
延伸部61iは、鉛直方向Zと交差し第1水平方向Xと直交する第2水平方向Yに延びている。延伸部61iは、第2水平方向Yに見て円形状である。延伸部61iは、根元部61hよりも第2水平方向Yの両側に突出している。延伸部61iの第2水平方向Yの寸法は、第1穴部42iの第2水平方向Yの寸法および第2穴部42jの第2水平方向Yの寸法よりも大きい。延伸部61iの第2水平方向Yの寸法は、第3穴部42kの第2水平方向Yの寸法よりも小さい。本実施の形態において延伸部61iは、被係合部42pのうち第1穴部42iの第1水平方向他方側(-X側)に位置する部分に上方から引っ掛かっている。延伸部61iは、第1穴部42iよりも第2水平方向Yの両側に突出している。延伸部61iは、第3穴部42kを第1水平方向Xに通過可能である。
本実施の形態において係合部61cを被係合部42pに上方から引っ掛ける作業者は、放電装置60の姿勢を鉛直方向Zに延びる姿勢として、係合部61cを係合穴42dに第1水平方向一方側(+X側)から通す。より詳細には、作業者は、根元部61hを第2穴部42jに第1水平方向一方側から通して第1穴部42i内に挿入させるとともに、延伸部61iを第3穴部42kに第1水平方向一方側から通す。これにより、延伸部61iを被係合部42pに上方から引っ掛けることが可能となり、係合部61cを被係合部42pに上方から引っ掛けることができる。
図9に示すように、放電部62は、2つの開口部61fを介して、放電装置60の上方に露出している。放電部62には、穴42cを通過する空気の一部が鉛直方向Zに通過可能となっている。吸込口41aに吸い込まれる空気の一部は、集塵フィルタ64を通って下方からケース61の内部に流入し、放電部62を鉛直方向Zに通過して開口部61fからケース61の外部に排出される。
放電部62は、図示しないワイヤ部と、電極部62aと、を有する。当該ワイヤ部に電流が流されることで、ワイヤ部と電極部62aとの間に放電が発生する。この放電によって、放電部62を通過する空気中に含まれる細菌およびウイルスなどを不活化できる。電極部62aは、図示しないワイヤ部の上方に位置する。電極部62aは、開口部61fを介してケース61の上方に露出している。
本実施の形態では、集塵フィルタ64によって空気中の塵埃の少なくとも一部を捕捉し、かつ、放電部62によって空気中に含まれる細菌およびウイルスなどを不活化することで、放電装置60を鉛直方向Zに通過する空気を清浄化できる。具体的に、室内機10の送風機14が駆動すると、室内の空気が吸込口41aに下方から吸い込まれる。吸込口41aに吸い込まれた空気は、空気清浄デバイス40を通過して、室内機本体12の内部に吸い込まれる。室内機本体12の内部に吸い込まれた空気は、室内熱交換器11を通過して、室内機本体12の外部に排出され、吹出口41bから室内に吹き出される。ここで、吸込口41aから吸い込まれた後に空気清浄デバイス40の放電装置60を通過した空気は、塵埃、細菌、およびウイルスなどの少なくとも一部が除去されて清浄化された後に、吹出口41bから室内に吹き出される。そのため、室内機10の送風機14を稼働し続けることにより、室内の空気を清浄化していくことができる。
放電装置60は、第1爪部63を有する。本実施の形態において第1爪部63は、ケース61に設けられている。第1爪部63は、ケース61の本体部61aから上方に突出している。本実施の形態において第1爪部63は、複数設けられている。複数の第1爪部63は、2つの第1爪部63aと、2つの第1爪部63bと、を含む。
2つの第1爪部63aは、本体部61aの上面のうち第2水平方向他方側(-Y側)の縁部に、第1水平方向Xに間隔を空けて設けられている。2つの第1爪部63bは、本体部61aの上面のうち第2水平方向一方側(+Y側)の縁部に、第1水平方向Xに間隔を空けて設けられている。各第1爪部63aと各第1爪部63bとは、開口部61fを第2水平方向Yに挟んで対向する位置に配置されている。
図11は、空気清浄デバイス40の一部を下方から見た図である。図11に示すように、電源部70は、放電装置60の第1水平方向一方側(+X側)の端部に連結されている。電源部70は、放電装置60よりも第1水平方向一方側に延びている。電源部70の第1水平方向一方側の端部は、放電ユニット50の第1水平方向一方側の端部である。図12は、電源部70および固定部材90を示す分解斜視図である。図12に示すように、電源部70は、第1水平方向Xに延びる電源部本体71と、電源部本体71の第1水平方向他方側(-X側)の端部から第2水平方向他方側(-Y側)に突出する接続部72と、電源部本体71の第1水平方向Xの中央部から第2水平方向他方側に突出するガイド部73と、を有する。
図13は、空気清浄デバイス40の一部を示す断面図であって、図11におけるXIII-XIII断面図である。図11および図13に示すように、接続部72には、下方から放電装置60の被接続部61dが接続されている。図12に示すように、接続部72は、一対のコネクタ部72aを有する。一対のコネクタ部72aは、第1水平方向Xに間隔を空けて配置されている。一対のコネクタ部72aのそれぞれには、被接続部61dに設けられた一対の端子部61kがそれぞれ接続されている。これにより、電源部70と放電装置60とが電気的に接続されている。
図11および図12に示すように、ガイド部73は、接続部72の第1水平方向一方側(+X側)に繋がっている。ガイド部73は、鉛直方向Zに見て、第1水平方向Xに長い長方形状である。ガイド部73の第1水平方向一方側の端部は、電源部本体71の第1水平方向一方側の端部よりも第1水平方向他方側(-X側)に離れて位置する。ガイド部73は、天壁部73aと、枠部73bと、一対の第2フランジ部73cと、弾性爪部73dと、を有する。
天壁部73aは、板面が鉛直方向Zを向き、第1水平方向Xに長い長方形板状である。図12に示すように、天壁部73aは、第1水平方向Xに延びる一対のガイド穴73eを有する。一対のガイド穴73eは、第2水平方向Yに間隔を空けて配置されている。一対のガイド穴73eは、天壁部73aの第1水平方向他方側(-X側)の部分における第2水平方向Yの両縁部にそれぞれ設けられている。一対のガイド穴73eは、電源部70の天壁部73aを鉛直方向Zに貫通している。本実施の形態において一対のガイド穴73eは、第1水平方向Xに長い長方形状の穴である。図14は、空気清浄デバイス40の一部を示す断面図であって、図13におけるXIV-XIV断面図である。図14に示すように、一対のガイド穴73eは、一対の挿通穴42gの下方にそれぞれ対向して配置されている。天壁部73aの上面は、固定壁部42eの下面に接触している。
図15は、電源部70の一部と固定部材90の一部とを示す斜視図である。図15に示すように、天壁部73aは、天壁部73aを鉛直方向Zに貫通する第1貫通穴73fおよび第2貫通穴73gを有する。第1貫通穴73fは、一対のガイド穴73eにおける第1水平方向一方側(+X側)の端部同士の間に位置する。第1貫通穴73fは、円形状の穴である。第2貫通穴73gは、第1貫通穴73fの第1水平方向他方側(-X側)に位置する。第2貫通穴73gは、一対のガイド穴73eにおける第1水平方向他方側の部分同士の間に位置する。第2貫通穴73gは、第1水平方向Xに長い略長方形状の穴である。
図12に示すように、枠部73bは、天壁部73aの下面における外周縁部から下方に突出している。枠部73bは、鉛直方向Zに見て、第1水平方向Xに長い略長方形枠状である。天壁部73aと枠部73bとによって、上方に窪み第1水平方向Xに延びる凹部73kが形成されている。
一対の第2フランジ部73cは、枠部73bの下端部のうち第1水平方向他方側(-X側)の部分に設けられている。一対の第2フランジ部73cは、第2水平方向Yに間隔を空けて配置されている。一対の第2フランジ部73cは、枠部73bの下端部から互いに第2水平方向Yに近づく向きに突出している。一対の第2フランジ部73cは、第1水平方向Xに延びている。一対の第2フランジ部73cのそれぞれは、一対のガイド穴73eのそれぞれの下方に対向して配置されている。一対の第2フランジ部73cの第1水平方向一方側(+X側)の端部は、一対のガイド穴73eの第1水平方向一方側の端部よりも第1水平方向他方側に離れて位置する。一対の第2フランジ部73cの第1水平方向一方側の端部は、第1貫通穴73fよりも第1水平方向他方側に位置する。
弾性爪部73dは、鉛直方向Zに弾性変形可能な部分である。本実施の形態において弾性爪部73dは、第2貫通穴73g内に位置する。弾性爪部73dは、第2貫通穴73gの内縁部のうち第1水平方向他方側(-X側)に位置する部分から第1水平方向一方側(+X側)に延びている。弾性爪部73dの第1水平方向一方側の端部は、第2貫通穴73gの内縁部のうち第1水平方向一側に位置する部分から第1水平方向他方側に離れて位置する。図13に示すように、弾性爪部73dは、板バネ部73hと、爪本体部73iと、を有する。
板バネ部73hは、第2貫通穴73gの内縁部から第1水平方向一方側(+X側)に延びている。板バネ部73hは、板面が鉛直方向Zを向き、第1水平方向Xに長い長方形板状である。板バネ部73hは、第2貫通穴73gの内縁部との接続部分を支点として鉛直方向Zに弾性変形可能である。
爪本体部73iは、板バネ部73hの第1水平方向一方側(+X側)の端部から下方に突出している。爪本体部73iは、第2水平方向Yに見て、下方に凸となる略三角形状である。爪本体部73iは、後述する貫通穴91eの内縁部のうち第1水平方向他方側(-X側)の端部に第1水平方向一方側から引っ掛かっている。これにより、弾性爪部73dは、後述する固定部材本体91に対して第1水平方向一方側から引っ掛かっている。
図11に示すように、電源部70は、ボルト93と後述する固定ボルト92との2つのボルトによって取付部材42の固定壁部42eに固定されている。固定ボルト92は、後述する固定部材本体91とともにガイド部73を固定壁部42eに固定している。ボルト93は、電源部本体71の第1水平方向一方側(+X側)の端部を固定壁部42eに固定している。電源部70は、制御部43からの信号に基づいて、放電装置60の放電部62に電力を供給する。
図9に示すように、保護カバー80は、開口部61fを介してケース61から露出した放電部62を上方から覆っている。より詳細には、保護カバー80は、電極部62aを上方から覆っている。保護カバー80は、下方に開口する略直方体箱状である。保護カバー80は、第1水平方向Xに延びている。図4に示すように、保護カバー80は、取付部材42の穴42cに下方から挿入されている。保護カバー80は、例えば、樹脂製である。図9に示すように、保護カバー80は、下方に開口する略直方体箱状のカバー本体部81と、カバー本体部81から突出する第2爪部83と、を有する。
カバー本体部81を構成する壁部のうち上側に位置する天壁部81aには、複数の通風穴82aが設けられている。複数の通風穴82aの大きさは、室内機10に対して作業を行う作業者等の手指が入らない程度の大きさである。放電部62を下方から上方に通過した空気は、複数の通風穴82aを介して保護カバー80の上方に流れる。複数の通風穴82aは、カバー本体部81の第2水平方向他方側(-Y側)の縁部に設けられた通風穴82bと、カバー本体部81の第2水平方向一方側(+Y側)の縁部に設けられた通風穴82cと、を含む。通風穴82bは、カバー本体部81を構成する壁部のうち第2水平方向他方側に位置する側壁部81bと天壁部81aとに跨って設けられている。通風穴82cは、カバー本体部81を構成する壁部のうち第2水平方向一方側に位置する側壁部81cと天壁部81aとに跨って設けられている。各通風穴82b,82cは、第1水平方向Xに間隔を空けて2つずつ設けられている。
図10に示すように、カバー本体部81を構成する壁部のうち第1水平方向他方側(-X側)に位置する壁部は、第1水平方向Xにおいて第1対向壁部42bと対向して配置された第2対向壁部81dである。本実施の形態において第2対向壁部81dは、板面が第1水平方向Xを向く板状である。第2対向壁部81dは、第1対向壁部42bの第1水平方向一方側(+X側)に隙間を介して対向して配置されている。第2対向壁部81dの上端部は、第1対向壁部42bの上端部よりも下方に位置する。
第2爪部83は、第1爪部63に対して下方から係合する爪部である。図9に示すように、第2爪部83は、カバー本体部81の内側面のうち第2水平方向Yを向く面に設けられている。本実施の形態において第2爪部83は、複数設けられている。複数の第2爪部83は、2つの第2爪部83aと、2つの第2爪部83bと、を含む。各第2爪部83aは、側壁部81bの内側面、すなわち第2水平方向一方側(+Y側)の面のうち、各通風穴82bの第1水平方向他方側(-X側)の縁部に設けられている。各第2爪部83bは、側壁部81cの内側面、すなわち第2水平方向他方側(-Y側)の面のうち、各通風穴82cの第1水平方向他方側の縁部に設けられている。各第2爪部83a,83bは、各側壁部81b,81cの内側面から第2水平方向Yに突出している。
第2爪部83aは、第1水平方向Xにおいて第2対向壁部81dが位置する側(-X側)から第1爪部63aの下方に差し込まれて第1爪部63aに係合されている。第2爪部83bは、第1水平方向Xにおいて第2対向壁部81dが位置する側(-X側)から第1爪部63bの下方に差し込まれて第1爪部63bに係合されている。各第1爪部63a,63bと各第2爪部83a,83bとがそれぞれ互いに係合することで、保護カバー80が放電装置60に係合して取り付けられている。保護カバー80は、放電装置60に対して第1水平方向Xにスライド移動可能に取り付けられている。
本実施の形態では、取付部材42の第1対向壁部42bと保護カバー80の第2対向壁部81dとの間の第1水平方向Xの距離は、第1爪部63と第2爪部83との第1水平方向Xにおける係合幅よりも小さい。そのため、保護カバー80を放電装置60に対して第1対向壁部42bに近づく向き(-X向き)に移動させても、第1爪部63と第2爪部83との係合が外れる前に第2対向壁部81dが第1対向壁部42bに接触する。これにより、保護カバー80の移動が第1対向壁部42bによって阻止され、第1爪部63と第2爪部83との係合が外れることが抑制される。したがって、放電ユニット50が取付部材42に固定された状態においては、保護カバー80が放電装置60から外れることが抑制される。そのため、放電ユニット50の清掃などのメンテナンス作業を行う際に、放電ユニット50の放電部62を覆う保護カバー80が誤って外れることを抑制できる。これにより、放電装置60が電源部70に接続された状態において作業者が放電部62に触れることを保護カバー80によって好適に抑制できる。
固定部材90は、放電装置60を取付部材42に固定するための部材である。図11および図13に示すように、固定部材90は、放電装置60の第1水平方向一方側(+X側)の端部を電源部70に対して固定することで、放電装置60を取付部材42に固定している。固定部材90は、下方から放電装置60を取付部材42に固定している。
固定部材90は、固定部材本体91と、固定ボルト92と、を有する。固定部材本体91は、例えば、樹脂製の部材である。固定部材本体91は、電源部70のガイド部73に下方から固定ボルト92で固定されている。図12に示すように、固定部材本体91は、本体部91aと、支持部91bと、一対の第1フランジ部91cと、一対の柱部91dと、を有する。
本体部91aは、下方に開口する略直方体箱状である。本体部91aは、上壁部91fと、上壁部91fの下面における外周縁部から下方に突出する周壁部91gと、を有する。図13に示すように、上壁部91fは、凹部73k内に位置する。上壁部91fの上面の少なくとも一部は、ガイド部73の天壁部73aの下面に接触している。
上壁部91fは、上壁部91fを鉛直方向Zに貫通する貫通穴91eを有する。貫通穴91eは、固定部材本体91を鉛直方向Zに貫通する穴である。貫通穴91eには、上方から弾性爪部73dの爪本体部73iが挿入されている。貫通穴91eは、電源部70のガイド部73に設けられた第1貫通穴73fおよび第2貫通穴73gの下方に対向して配置されている。
図16は、固定部材本体91を示す斜視図である。図16に示すように、本実施の形態において貫通穴91eは、第1水平方向Xに延びる長穴である。貫通穴91eの内縁部のうち第1水平方向一方側(+X側)の端部は、鉛直方向Zに見て、第1水平方向一方側に凸となる半円弧状である。貫通穴91eの内縁部のうち第1水平方向他方側(-X側)の端部は、鉛直方向Zに見て、第2水平方向Yに延びる直線状である。この直線状の部分には、弾性爪部73dの爪本体部73iが第1水平方向一方側から引っ掛けられている。
周壁部91gは、鉛直方向Zに見て、第1水平方向Xに長い長方形枠状である。周壁部91gのうち第1水平方向一方側(+X側)に位置する部分は、摘み部91mである。摘み部91mは、周壁部91gのうち第2水平方向Yの両側に位置する部分における摘み部91mに繋がる部分よりも下方に突出している。
支持部91bは、固定部材本体91から第1水平方向他方側(-X側)に突出している。より詳細には、支持部91bは、周壁部91gのうち第1水平方向他方側に位置する部分の下端部から第1水平方向他方側に突出している。支持部91bは、固定部材本体91から第1水平方向他方側に突出する基部91pと、基部91pから上方に突出する複数の凸部91kと、を有する。基部91pは、第2水平方向Yに延びている。基部91pは、第2水平方向Yに長く、鉛直方向Zに扁平な略直方体状である。
複数の凸部91kは、基部91pの上面に、第2水平方向Yに間隔を空けて配置されている。本実施の形態において凸部91kは、2つ設けられている。各凸部91kは、第1水平方向Xに延びている。各凸部91kの第1水平方向一方側(+X側)の端部は、周壁部91gに繋がっている。第1水平方向Xと直交する断面において、各凸部91kの形状は、第2水平方向Yに長い略長方形状である。2つの凸部91kのうち一方の凸部91kは貫通穴91eよりも第2水平方向一方側(+Y側)に位置する。2つの凸部91kのうち他方の凸部91kは、貫通穴91eよりも第2水平方向他方側(-Y側)に位置する。
図13に示すように、支持部91bは、放電装置60の被支持部61gを下方から支持している。被支持部61gは、支持部91bと電源部70とに鉛直方向Zに挟まれている。これにより、放電装置60の第1水平方向一方側(+X側)の端部が電源部70に固定され、放電ユニット50の全体が取付部材42に固定されている。
本実施の形態において被支持部61gは、支持部91bと、電源部70における接続部72のうち第1水平方向一方側(+X側)の端部72bとに鉛直方向Zに挟まれている。被支持部61gと端部72bとの鉛直方向Zの間には、僅かに隙間が設けられている。本実施の形態において支持部91bは、複数の凸部91kが被支持部61gに下方から接触することで、被支持部61gを下方から支持している。
図16に示すように、一対の第1フランジ部91cは、本体部91aから第2水平方向Yの両側にそれぞれ突出している。より詳細には、一対の第1フランジ部91cは、周壁部91gの上端部における第2水平方向Yの両縁部のそれぞれから第2水平方向Yに突出している。一対の第1フランジ部91cは、第1水平方向Xに延びている。図14に示すように、一対の第1フランジ部91cは、一対の第2フランジ部73cの上方に僅かな隙間を介してそれぞれ位置する。つまり、一対の第2フランジ部73cは、一対の第1フランジ部91cの下方にそれぞれ対向して配置されている。
図11に示すように、本実施の形態では、一対の第1フランジ部91cの第1水平方向他方側(-X側)の部分が、一対の第2フランジ部73cの上方にそれぞれ位置し、鉛直方向Zに見て一対の第2フランジ部73cのそれぞれと重なっている。一対の第1フランジ部91cは、凹部73k内に位置する。一対の第1フランジ部91cの第2水平方向Yの外縁部は、凹部73kの内面のうち第2水平方向Yの両側に位置する部分とそれぞれ僅かな隙間を介して対向している。
図16に示すように、一対の柱部91dは、一対の第1フランジ部91cにおける第1水平方向他方側(-X側)の端部のそれぞれから上方に突出している。本実施の形態において一対の柱部91dは、四角柱状である。図14および図15に示すように、一対の柱部91dは、一対のガイド穴73e内にそれぞれ挿入されている。本実施の形態において一対の柱部91dは、一対のガイド穴73eのそれぞれに鉛直方向Zに通されている。図14に示すように、一対の柱部91dは、一対のガイド穴73eおよび一対の挿通穴42gにそれぞれ通されて、一対の挿通穴42gよりも上方に突出している。図15に示すように、一対の柱部91dは、一対のガイド穴73eの第1水平方向他方側(-X側)の端部にそれぞれ鉛直方向Zに通されている。
図13に示すように、固定ボルト92は、貫通穴91eに鉛直方向Zに通されて、取付部材42に締め込まれている。本実施の形態において固定ボルト92は、貫通穴91eに下方から通されて、第1貫通穴73fおよび第3貫通穴42mを通って、固定壁部42eの上面に固定されたナット42h内に締め込まれている。これにより、固定ボルト92は、固定部材本体91を電源部70に固定するとともに、固定部材本体91および電源部70を取付部材42に固定している。
固定ボルト92は、ボルト本体部92bと、ボルト本体部92bの下端部に設けられたボルト頭部92aと、を有する。ボルト本体部92bは、ナット42hよりも上方に突出している。ボルト頭部92aは、上壁部91fのうち貫通穴91eの第1水平方向一方側(+X側)の端部における周縁部に下方から接触している。ボルト頭部92aは、固定部材本体91をガイド部73における天壁部73aに下方から押し付けている。
固定ボルト92が緩められた状態において、固定部材本体91は、第1水平方向Xに移動可能である。本実施の形態において固定部材本体91は、ガイド部73に設けられた凹部73kの第2水平方向Yの両縁部に沿って、第1水平方向Xに移動可能である。固定部材本体91は、ボルト本体部92bが貫通穴91e内で第1水平方向Xに相対的に移動可能な範囲内で、第1水平方向Xに移動可能である。固定部材本体91は、固定部材本体91によって放電装置60が下方から支持される支持位置P1と、固定部材本体91によって放電装置60が下方から支持されない非支持位置P2との間で、第1水平方向Xに移動可能である。
図11、図13、図14、および図15では、固定部材本体91が支持位置P1にある状態を示している。図13に示すように、支持位置P1は、支持部91bと被支持部61gとが鉛直方向Zに見て互いに重なる位置である。
図17は、固定部材本体91が非支持位置P2にある状態を示す図である。図17に示すように、非支持位置P2において、支持部91bは、被支持部61gよりも第1水平方向一方側(+X側)に離れて配置されている。つまり、非支持位置P2は、支持部91bと被支持部61gとが鉛直方向Zに見て互いに重ならない位置である。図17に示す非支持位置P2において、ボルト本体部92bは、貫通穴91eの内縁部のうち第1水平方向他方側(-X側)の端部に接触している。
非支持位置P2において、一対の第1フランジ部91cにおける第1水平方向他方側(-X側)の端部は、一対の第2フランジ部73cにおける第1水平方向一方側(+X側)端部と鉛直方向Zに見て重なっている。つまり、固定部材本体91が支持位置P1と非支持位置P2とのいずれの位置にある場合においても、一対の第1フランジ部91cと一対の第2フランジ部73cとは鉛直方向Zに見て、互いに重なる部分を有する。固定部材本体91によって放電装置60が固定されている状態において、鉛直方向Zに見て、一対の第1フランジ部91cと一対の第2フランジ部73cとが互いに重なる領域の第1水平方向Xの寸法は、固定ボルト92が緩められた状態において固定部材本体91が移動可能な第1水平方向Xの最大移動量よりも大きい。本実施の形態において当該最大移動量は、固定部材本体91が支持位置P1と非支持位置P2との一方から他方へと移動する際の移動量である。
本実施の形態において放電装置60は、取付部材42に対して着脱可能に取り付けられている。複数の放電ユニット50における各放電装置60は、取付部材42に対して個別に着脱可能に取り付けられている。本実施の形態では、放電装置60と放電装置60に取り付けられた保護カバー80とを含むアセンブリ50aが取付部材42に対して着脱可能に取り付けられている。
放電装置60を取り外す作業者は、まず固定ボルト92をドライバなどによって緩める。固定ボルト92が緩められると、固定ボルト92が図13に示す状態よりも下方に移動し、固定部材本体91の固定が解除される。固定ボルト92が緩められて下方に移動すると、固定部材本体91も自重によって下方に移動する。固定部材本体91が下方に移動すると、一対の第1フランジ部91cが、一対の第2フランジ部73cのそれぞれに上方から引っ掛かり、一対の第2フランジ部73cによって下方から支持される。これにより、固定部材本体91が必要以上に下方に移動することが抑制される。
なお、固定ボルト92が緩められた状態であっても、固定部材本体91が第1水平方向Xにおいて支持位置P1に位置していれば、固定部材本体91の支持部91bによって放電装置60の被支持部61gが下方から支持される。
次に作業者は、固定部材本体91を図17に矢印で示すように第1水平方向一方側(+X側)に移動させて、固定部材本体91の第1水平方向Xの位置を非支持位置P2にする。これにより、放電装置60の第1水平方向一方側の端部が下方から支持されない状態となり、放電装置60を取付部材42から取り外すことが可能な状態となる。
図18は、固定部材本体91による放電装置60の固定が解除された状態の放電ユニット50を示す図である。図18に示すように、固定部材本体91による放電装置60の固定を解除すると、放電装置60を、係合部61cを支点として下方に回動させることが可能になる。本実施の形態では、アセンブリ50aを、係合部61cを支点として下方に回動させることが可能になる。この状態において作業者が放電装置60を手などで支持しない場合、放電装置60および保護カバー80を含むアセンブリ50aは、自重によって係合部61cを支点として回動し、図18に二点鎖線で示す状態から、図18に実線で示す状態になる。図18に実線で示す状態においてアセンブリ50aは、放電装置60の係合部61cが取付部材42に引っ掛かり、鉛直方向Zに延びる姿勢で吊り下げられた状態となる。
ここで、例えば、作業者がアセンブリ50aから手を離して、アセンブリ50aが自重によって係合部61cを支点として回動して図18に実線で示す状態となる場合、アセンブリ50aが反動などによって第1水平方向Xに揺動し、図19に示すように、アセンブリ50a全体が第1水平方向一方側(+X側)に移動する場合がある。この場合、係合穴42dの第1穴部42iを、係合部61cの根元部61hが第1水平方向一方側に移動する。アセンブリ50aは、係合部61cの延伸部61iが第1対向壁部42bに接触するまで、第1水平方向一方側に移動可能となっている。
図19は、固定部材本体91による放電装置60の固定が解除された状態において、係合部61cが最も第1水平方向一方側(+X側)に移動した状態を示す断面図である。図20は、固定部材本体91による放電装置60の固定が解除された状態において、係合部61cが最も第1水平方向一方側に移動した状態を示す斜視図である。図19および図20に示すように、アセンブリ50aが反動などによって第1水平方向一方側に移動しても、延伸部61iが第1対向壁部42bに第1水平方向他方側(-X側)から突き当たることで、アセンブリ50aがそれ以上、第1水平方向一方側に移動することを抑制できる。
図20に示すように、本実施の形態においては、延伸部61iの第2水平方向Yの両端部が、第1対向壁部42bのうち第2穴部42jの第2水平方向Yの両側に位置する部分に第1水平方向他方側(-X側)から接触することで、アセンブリ50aの第1水平方向一方側(+X側)への移動が阻止される。アセンブリ50aが鉛直方向Zに吊り下げられた状態において、延伸部61iの第2水平方向Yの両端部は、被係合部42pのうち第1穴部42iの第2水平方向Yの両縁部にそれぞれ上方から引っ掛かっている。
作業者は、図20などに示す状態のアセンブリ50aを僅かに上方に持ち上げて、延伸部61iを第3穴部42kに第1水平方向他方側(-X側)から通すことで、アセンブリ50aを取付部材42から取り外すことができる。作業者は、上述したアセンブリ50aを取り外す手順を逆に行うことにより、アセンブリ50aを再び取付部材42に取り付けることができる。
本実施の形態によれば、固定部材90は、鉛直方向Zに貫通する貫通穴91eを有する固定部材本体91と、貫通穴91eに鉛直方向Zに通されて、取付部材42に締め込まれた固定ボルト92と、を有する。放電装置60は、第1水平方向一方側(第1側)に位置する被支持部61gと、第1水平方向他方側(第2側)に位置する係合部61cと、を有する。取付部材42は、係合部61cが上方から引っ掛けられる被係合部42pを有する。固定部材本体91は、被支持部61gを下方から支持する支持部91bを有する。被支持部61gは、支持部91bと電源部70とに鉛直方向Zに挟まれている。そのため、固定部材本体91および固定ボルト92を介して放電装置60の第1水平方向一方側(+X側)の部分を取付部材42に固定できる。また、係合部61cが被係合部42pに上方から引っ掛かることで、放電装置60の第1水平方向他方側(-X側)の部分を取付部材42に支持させることができる。これにより、放電装置60を容易かつ好適に取付部材42に取り付けることができる。
また、固定ボルト92を緩めることで、固定部材本体91を介した放電装置60の固定を容易に解除できる。また、固定ボルト92を緩めても、固定部材本体91の支持部91bが放電装置60の被支持部61gを下方から支持した状態が維持される。そのため、固定ボルト92を緩める際に、放電装置60を下方から手などで押さえておかなくても、放電装置60が自重によって下方へと移動してしまうことを抑制できる。これにより、作業者は、固定ボルト92を緩める作業を、両手を使って行うことができる。また、放電装置60を取り付ける際においても、固定ボルト92が緩められた状態で支持部91bによって被支持部61gを下方から支持させておくことができる。そのため、固定ボルト92を締め込む作業も、両手を使って行うことができる。以上により、本実施の形態によれば、放電装置60の着脱作業の作業性を向上させることができる。そのため、放電装置60の着脱作業に要する時間を短くできる。また、放電装置60の着脱作業中に放電装置60が落下するなどの不具合が生じることも抑制できる。放電装置60の着脱作業の作業性を向上できることで、放電装置60の清掃などのメンテナンス作業の作業性も向上できる。
また、本実施の形態によれば、貫通穴91eは、第1水平方向Xに延びる長穴である。固定ボルト92が緩められた状態において、固定部材本体91は、支持部91bと被支持部61gとが鉛直方向Zに見て互いに重なる支持位置P1と、支持部91bと被支持部61gとが鉛直方向Zに見て互いに重ならない非支持位置P2との間で、第1水平方向Xに移動可能である。そのため、固定ボルト92を緩めてから固定部材本体91を支持位置P1から非支持位置P2まで第1水平方向Xに移動させることで、支持部91bが被支持部61gを下方から支持する状態を容易に解除できる。これにより、放電装置60をより容易に取り外すことができる。したがって、放電装置60を取り外す作業の作業性をより向上できる。
また、放電装置60を取り付ける際には、係合部61cを被係合部42pに引っ掛けてから放電装置60を第1水平方向Xに延びる姿勢とした状態で、固定部材本体91を非支持位置P2から支持位置P1まで第1水平方向Xに移動させることで、支持部91bによって被支持部61gを容易に下方から支持できる。そのため、固定ボルト92を締め込んで固定する前の状態において、放電装置60を取付部材42に仮固定することが容易である。したがって、放電装置60を取り付ける作業の作業性をより向上できる。
また、本実施の形態によれば、固定部材本体91は、第2水平方向Yの両側にそれぞれ突出する一対の第1フランジ部91cを有する。一対の第1フランジ部91cは、第1水平方向Xに延びている。電源部70は、一対の第1フランジ部91cの下方にそれぞれ対向して配置された一対の第2フランジ部73cを有する。そのため、固定ボルト92が締め込まれていない状態においても、一対の第2フランジ部73cを介して、固定部材本体91を電源部70に支持させることができる。これにより、固定ボルト92を緩めた場合に、固定部材本体91が下方に移動しすぎることを抑制できる。したがって、固定部材本体91の支持部91bによって放電装置60の被支持部61gを下方から支持する状態を好適に維持できる。
また、本実施の形態によれば、鉛直方向Zに見て、一対の第1フランジ部91cと一対の第2フランジ部73cとが互いに重なる領域の第1水平方向Xの寸法は、固定ボルト92が緩められた状態において固定部材本体91が移動可能な第1水平方向Xの最大移動量よりも大きい。そのため、固定ボルト92が緩められた状態において、固定部材本体91を第1水平方向Xにどのように移動させても、一対の第2フランジ部73cによって一対の第1フランジ部91cを下方から支持する状態を維持できる。これにより、固定部材本体91を第1水平方向Xに移動させやすくできる。
なお、本実施の形態では、固定ボルト92が取り外されている状態で、固定部材本体91を、枠部73bのうち第1水平方向一方側(+X側)に位置する部分に突き当たる位置まで移動させると、一対の第1フランジ部91cの全体が一対の第2フランジ部73cよりも第1水平方向一方側に位置する。これにより、固定部材本体91をガイド部73から取り外すことができる。固定部材本体91をガイド部73に取り付ける際には、作業者は、固定ボルト92が通されていない状態で、固定部材本体91における一対の第1フランジ部91cを枠部73b内に下方から挿入し、固定部材本体91を第1水平方向他方側(-X側)に移動させて一対の第1フランジ部91cを一対の第2フランジ部73cの上方にそれぞれ差し込む。作業者は、この状態で、固定ボルト92を貫通穴91eに下方から差し込んでナット42h内に緩く締め込むことで、固定部材本体91を第1水平方向Xに移動可能な状態でガイド部73に取り付けることができる。
また、本実施の形態によれば、電源部70は、第1水平方向Xに延びる一対のガイド穴73eを有する。固定部材本体91は、上方に突出する一対の柱部91dを有する。一対の柱部91dは、一対のガイド穴73e内にそれぞれ挿入されている。そのため、一対のガイド穴73eの内面によって、一対の柱部91dを第1水平方向Xに移動可能に支持できる。これにより、固定部材本体91を第1水平方向Xに安定して移動させることができる。
また、本実施の形態によれば、取付部材42は、取付部材42を鉛直方向Zに貫通し第1水平方向Xに延びる一対の挿通穴42gを有する。一対のガイド穴73eは、電源部70を鉛直方向Zに貫通し、かつ、一対の挿通穴42gの下方にそれぞれ対向して配置されている。一対の柱部91dは、一対のガイド穴73eおよび一対の挿通穴42gにそれぞれ通されて、一対の挿通穴42gよりも上方に突出している。このように、一対の柱部91dを一対の挿通穴42gよりも上方に突出する程度に鉛直方向Zに長くすることで、固定ボルト92を緩めた際に固定部材本体91が下方に移動しても、一対の柱部91dが一対のガイド穴73eから抜けることを好適に抑制できる。
また、本実施の形態によれば、取付部材42は、上方を向く面42sを有する支持壁部42aと、支持壁部42aから上方に突出する第1対向壁部42bと、を有する。取付部材42には、支持壁部42aと第1対向壁部42bとに跨って設けられた係合穴42dが設けられている。係合穴42dは、支持壁部42aに設けられた第1穴部42iと、第1穴部42iの第1水平方向一方側(第1側)の端部に繋がり、第1対向壁部42bに設けられた第2穴部42jと、第2穴部42jの上方に繋がる第3穴部42kと、を有する。係合部61cは、第2水平方向Yに延びる延伸部61iを有する。延伸部61iの第2水平方向Yの寸法は、第1穴部42iの第2水平方向Yの寸法および第2穴部42jの第2水平方向Yの寸法よりも大きく、かつ、第3穴部42kの第2水平方向Yの寸法よりも小さい。被係合部42pは、支持壁部42aのうち第1穴部42iの周縁部である。
延伸部61iの第2水平方向Yの寸法が第3穴部42kの第2水平方向Yの寸法よりも小さいため、延伸部61iを第3穴部42kに第1水平方向Xに通すことができる。これにより、延伸部61iを第3穴部42kに第1水平方向一方側(+X側)から通すことで、延伸部61iを被係合部42pの上方に位置させることができ、係合部61cを容易に被係合部42pに引っ掛けることができる。また、延伸部61iの第2水平方向Yの寸法が第1穴部42iの第2水平方向Yの寸法よりも大きいため、係合部61cが第1穴部42iを介して下方に抜け出ることを抑制できる。また、延伸部61iの第2水平方向Yの寸法が第2穴部42jの第2水平方向Yの寸法よりも大きいため、図19および図20に示すように、係合部61cが第1水平方向一方側(+X側)に移動しても、延伸部61iが第2穴部42jを通って第1水平方向一方側に抜け出ることがない。そのため、係合部61cを被係合部42pに上方から引っ掛けられた状態を好適に維持することができる。これにより、固定部材90によって放電装置60が固定されていない状態であっても、放電装置60が落下することを好適に抑制できる。
一方、放電装置60を上方に持ち上げて、延伸部61iを第3穴部42kに第1水平方向他方側(-X側)から通すことで、係合部61cを取付部材42から取り外すことができる。以上のように、本実施の形態によれば、係合部61cが被係合部42pに引っ掛けられた状態において放電装置60が落下することを好適に抑制しつつ、放電装置60を取り外そうとした際には、放電装置60を容易に取付部材42から取り外すことができる。
また、本実施の形態によれば、支持部91bは、基部91pと、基部91pから上方に突出し、被支持部61gに下方から接触する複数の凸部91kと、を有する。そのため、例えば基部91pの上面が被支持部61gの下面と接触する場合に比べて、支持部91bと被支持部61gとの接触面積を小さくできる。これにより、固定部材本体91を第1水平方向Xに移動させる際に支持部91bと被支持部61gとの間に生じる摩擦力を小さくすることができる。したがって、固定部材本体91を第1水平方向Xに移動させやすくできる。
また、本実施の形態によれば、電源部70は、鉛直方向Zに弾性変形可能な弾性爪部73dを有する。弾性爪部73dは、固定部材本体91に対して第1水平方向一方側(第1側)から引っ掛かっている。そのため、固定部材本体91を支持位置P1と非支持位置P2との一方の位置から他方の位置へと第1水平方向Xに移動させる際に、固定部材本体91によって弾性爪部73dを上方に弾性変形させることができる。弾性変形した弾性爪部73dは、固定部材本体91が当該他方の位置へと移動し終わると復元変形する。弾性爪部73dが固定部材本体91によって上方に弾性変形させられている状態では、固定部材本体91には弾性爪部73dから下方向きの力が加えられ、作業者は、当該下方向きの力を、固定部材本体91を第1水平方向Xに移動させる際の抵抗として感じることができる。当該抵抗は、弾性爪部73dが復元変形して当該下方向きの力が固定部材本体91に加えられなくなることで無くなる。そのため、作業者は、当該抵抗が無くなったことを感触として得ることで、固定部材本体91を所望の位置へと移動し終わったことを容易に認識することができる。したがって、固定部材本体91を支持位置P1と非支持位置P2との間で第1水平方向Xに移動させる作業をより好適に行うことができる。
以上に本開示における実施の形態について説明したが、本開示は上述した各実施の形態の構成のみに限定されず、以下の構成および方法を採用することもできる。
放電ユニットの数は、特に限定されない。放電ユニットは、放電装置と電源部と、固定部材とを有するならば、どのような構成であってもよい。放電ユニットは、塵埃を捕捉する集塵機能を有していなくてもよい。この場合、放電ユニットは、放電装置の放電によって細菌およびウイルスなどを不活化する機能のみを有していてもよい。放電装置は、放電が発生する装置であれば、どのような装置であってもよい。放電装置は、オゾン発生器であってもよい。
放電装置の被支持部は、放電装置のうち第1方向の第1側(第1水平方向一方側)の部分に位置するならば、放電装置の第1側の端部に位置しなくてもよい。被支持部は、固定部材本体の支持部によって下方から支持されるならば、どのような形状であってもよい。放電装置の係合部は、放電装置のうち第1方向の第2側(第1水平方向他方側)の部分に位置するならば、放電装置の第2側の端部に位置しなくてもよい。係合部は、取付部材の被係合部に上方から引っ掛けられるならば、どのような形状であってもよい。
固定部材本体は、第1方向(第1水平方向X)に移動できなくてもよい。この場合、例えば、固定ボルトを緩めた状態で、係合部を支点として放電装置を第2方向(第2水平方向Y)に回動させて被支持部を支持部に対してずらせる構造としてもよい。また、固定ボルトが緩められた状態において、固定部材本体が、支持部と被支持部とが鉛直方向に見て互いに重なる位置と、支持部と被支持部とが鉛直方向に見て互いに重ならない位置との間で、第2方向(第2水平方向Y)に移動可能であってもよい。固定部材本体は、支持部を有するならば、どのような形状であってもよい。
以上、本明細書において説明した各構成および各方法は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
10…室内機、20…室外機、42…取付部材、42a…支持壁部、42b…第1対向壁部(対向壁部)、42d…係合穴、42g…挿通穴、42i…第1穴部、42j…第2穴部、42k…第3穴部、42p…被係合部、50…放電ユニット、60…放電装置、61c…係合部、61g…被支持部、61i…延伸部、62…放電部、70…電源部、73c…第2フランジ部、73d…弾性爪部、73e…ガイド穴、90…固定部材、91…固定部材本体、91b…支持部、91c…第1フランジ部、91d…柱部、91e…貫通穴、91k…凸部、91p…基部、92…固定ボルト、100…空気調和機、X…第1水平方向(第1方向)、Y…第2水平方向(第2方向)、Z…鉛直方向

Claims (10)

  1. 空気調和機の室内機であって、
    取付部材と、
    前記取付部材の下方に取り付けられた放電ユニットと、
    を備え、
    前記放電ユニットは、
    放電部を有し、鉛直方向と交差する第1方向に延びる放電装置と、
    前記取付部材に固定され、前記放電装置に電力を供給する電源部と、
    前記放電装置を前記取付部材に固定する固定部材と、
    を有し、
    前記固定部材は、
    鉛直方向に貫通する貫通穴を有する固定部材本体と、
    前記貫通穴に鉛直方向に通されて、前記取付部材に締め込まれた固定ボルトと、
    を有し、
    前記放電装置は、
    前記第1方向の第1側に位置する被支持部と、
    前記第1方向の第2側に位置する係合部と、
    を有し、
    前記取付部材は、前記係合部が上方から引っ掛けられる被係合部を有し、
    前記固定部材本体は、前記被支持部を下方から支持する支持部を有し、
    前記被支持部は、前記支持部と前記電源部とに鉛直方向に挟まれている、室内機。
  2. 前記貫通穴は、前記第1方向に延びる長穴であり、
    前記固定ボルトが緩められた状態において、前記固定部材本体は、前記支持部と前記被支持部とが鉛直方向に見て互いに重なる位置と、前記支持部と前記被支持部とが鉛直方向に見て互いに重ならない位置との間で、前記第1方向に移動可能である、請求項1に記載の室内機。
  3. 前記固定部材本体は、鉛直方向と交差し前記第1方向と直交する方向の両側にそれぞれ突出する一対の第1フランジ部を有し、
    前記一対の第1フランジ部は、前記第1方向に延び、
    前記電源部は、前記一対の第1フランジ部の下方にそれぞれ対向して配置された一対の第2フランジ部を有する、請求項2に記載の室内機。
  4. 鉛直方向に見て、前記一対の第1フランジ部と前記一対の第2フランジ部とが互いに重なる領域の前記第1方向の寸法は、前記固定ボルトが緩められた状態において前記固定部材本体が移動可能な前記第1方向の最大移動量よりも大きい、請求項3に記載の室内機。
  5. 前記電源部は、前記第1方向に延びる一対のガイド穴を有し、
    前記固定部材本体は、上方に突出する一対の柱部を有し、
    前記一対の柱部は、前記一対のガイド穴内にそれぞれ挿入されている、請求項2から4のいずれか一項に記載の室内機。
  6. 前記取付部材は、前記取付部材を鉛直方向に貫通し前記第1方向に延びる一対の挿通穴を有し、
    前記一対のガイド穴は、前記電源部を鉛直方向に貫通し、かつ、前記一対の挿通穴の下方にそれぞれ対向して配置され、
    前記一対の柱部は、前記一対のガイド穴および前記一対の挿通穴にそれぞれ通されて、前記一対の挿通穴よりも上方に突出している、請求項5に記載の室内機。
  7. 前記取付部材は、
    上方を向く面を有する支持壁部と、
    前記支持壁部から上方に突出する対向壁部と、
    を有し、
    前記取付部材には、前記支持壁部と前記対向壁部とに跨って設けられた係合穴が設けられ、
    前記係合穴は、
    前記支持壁部に設けられた第1穴部と、
    前記第1穴部の前記第1側の端部に繋がり、前記対向壁部に設けられた第2穴部と、
    前記第2穴部の上方に繋がる第3穴部と、
    を有し、
    前記係合部は、鉛直方向と交差し前記第1方向と直交する第2方向に延びる延伸部を有し、
    前記延伸部の前記第2方向の寸法は、前記第1穴部の前記第2方向の寸法および前記第2穴部の前記第2方向の寸法よりも大きく、かつ、前記第3穴部の前記第2方向の寸法よりも小さく、
    前記被係合部は、前記支持壁部のうち前記第1穴部の周縁部である、請求項1から6のいずれか一項に記載の室内機。
  8. 前記支持部は、
    基部と、
    前記基部から上方に突出し、前記被支持部に下方から接触する複数の凸部と、
    を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の室内機。
  9. 前記電源部は、鉛直方向に弾性変形可能な弾性爪部を有し、
    前記弾性爪部は、前記固定部材本体に対して前記第1側から引っ掛かっている、請求項1から8のいずれか一項に記載の室内機。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の室内機と、
    室外機と、
    を備える、空気調和機。
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