JP7572897B2 - 攪拌装置 - Google Patents
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Description
液体が満たされた槽内に回転軸の一部やプロペラが落下すると、例えば、落下した部材を槽内から除去するために、一度槽内の液体を排出する作業などを行う必要が生じ、復旧に多大な時間とコストを消費することになる。
図1は、本実施形態に係る攪拌装置が貯留槽の架台に取り付けられた様子を示す概略図である。図1に示すように、本実施形態に係る攪拌装置10は、貯留槽T(槽)内の汚水W(流体)を攪拌するために設けられる。貯留槽Tは、例えば、合併浄化槽又は排水処理槽などであっっても良いし、その他の槽であっても良い。貯留槽Tは上部に開口を有し、この開口の少なくとも一部を塞ぐために蓋C(支持部の一部)が設けられる。蓋Cには挿通孔IHが設けられ、挿通孔IHの少なくとも一部を塞ぐように、架台F(支持部の他の一部)が架設される。攪拌装置10は、架台Fに対して取り付け板98を介して取り付けられる。蓋C、架台Fは共に前記開口において攪拌装置10を支持する支持部として構成される。
図1に示すように、攪拌装置10は、貯留槽Tに貯えられた汚水W内に配置されるプロペラ12と、プロペラ12に連結され、プロペラ12から上方へと延び、少なくともその一部が汚水Wから露出するように配置されるシャフト20(回転軸)と、シャフト20を回転駆動するためのモータ70と、シャフト20に設けられる安全装置80と、を備える。
図2は、本実施形態に係る攪拌装置の全体構成を示す概略図である。図2に示すように、シャフト20は、プロペラ12に連結される第1シャフト22(第1回転軸)と、プロペラ12とは反対側で第1シャフト22に連結される第2シャフト32(第2回転軸)と、を有する。第1シャフト22と第2シャフト32とは、互いに同軸状に連結される。
第1シャフト22は、プロペラ12に連結されるシャフト主部24(主部)と、シャフト主部24と第2シャフト32との間に介在するシャフト副部26(副部)と、を有する。シャフト主部24とシャフト副部26とは、互いに同軸状に連結される。
第2シャフト32は、シャフト副部26に連結される。具体的には、第2シャフト32のプロペラ12側の端部が、シャフト副部26の軸孔26cに挿入され、該軸孔26cの内壁にキー材44を介して連結される。なお、第2シャフト32のプロペラ12側の端部は、シャフト副部26に対してナットなどの固定具を用いて固定されても良い。第2シャフト32のプロペラ12側の端面32aは、シャフト副部26の軸孔26cのプロペラ12側の開口から露出し、シャフト主部24の軸孔24c内に位置する。第2シャフト32は、該プロペラ12側の端面32aから上方へと延び、プロペラ12とは反対側の端部32bがモータ70の駆動軸72に連結される。第2シャフト32と駆動軸72の連結方法は図示しないが、各種回転軸間の連結方法が採用可能である。
図4は、本実施形態に係る攪拌装置が備える安全装置の斜視図である。図3、4に示すように、本実施形態では、安全装置80が、上記したシャフト副部26と、第1筐体40の下面に設けられる落下防止部85(第2部分)と、を有する。
主として図5A、5Bに基づき、本実施形態に係る攪拌装置10により得られる作用効果について説明する。図5Aは、本実施形態に係る攪拌装置が備える安全装置及びその周辺部分を示すシャフトの軸方向に沿った断面図であって、第2シャフトが破断予想部分で破断する前の状態を示す概略図である。また、図5Bは、同断面図であって、第2シャフトが破断予想部分で破断した後の状態を示す概略図である。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。したがって、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
図6Aは、上記実施形態に係る攪拌装置が備える安全装置の第1変形例を示す概略図である。なお、本変形例に係る攪拌装置10´は、第1シャフト22がシャフト主部24及びシャフト副部26を有さずに一つの部材で構成されること、及び安全装置80´の構造を除いて、上記実施形態に係る攪拌装置10と同様の構造である。したがって、同一部分には同じ参照番号を付し、同様となる説明は繰り返さない。
図6Bは、上記実施形態に係る攪拌装置が備える安全装置の第2変形例を示す概略図である。なお、本変形例に係る攪拌装置10´´は、第1シャフト22がシャフト主部24及びシャフト副部26を有さずに一つの部材で構成されること、及び安全装置80´´の構造を除いて、上記実施形態に係る攪拌装置10と同様の構造である。したがって、同一部分には同じ参照番号を付し、同様となる説明は繰り返さない。
上記実施形態では、第1部分が第1軸部分91から突出する円板状のフランジ82(突部)である場合について説明した。しかし、この場合に限定されず、第1部分が、例えば、第1軸部分91から突出する棒状の突部であっても良い。このように第1部分が棒状の突部である場合、例えば、該第1部分が、軸方向の同じ位置で円周方向に等間隔で複数設けられても良い。また、第1部分は、上記以外の態様で第1軸部分91から軸方向に直交する方向へと突出する突部であっても良い。
上記課題を解決するために、本開示の一実施形態に係る攪拌装置は、流体を攪拌するための攪拌装置であって、前記流体内に配置されるプロペラと、前記プロペラに連結され、前記プロペラから上方へと延び、少なくともその一部が前記流体から露出するように配置される回転軸と、前記回転軸を回転駆動するためのモータと、前記回転軸が破断予想部分で破断した場合に、前記回転軸のうち前記破断予想部分を基準として前記プロペラ側に位置する第1軸部分、及び前記プロペラの落下を防止するための安全装置と、を備え、前記破断予想部分は、前記回転軸において曲げと捻じりの複合応力により破断することが予想される部分であり、前記回転軸は、前記第1軸部分と、前記破断予想部分を基準として前記プロペラとは反対側に位置する第2軸部分と、を有し、前記安全装置は、前記第1軸部分に設けられる第1部分と、前記支持部に直接的または間接的に固定され、前記破断予想部分が破断したとき、前記第1部分に下側から当接することで、前記第1軸部分及び前記プロペラが落下することを防止するための第2部分と、を有することを特徴とする。
12 プロペラ
20 シャフト(回転軸)
22 第1シャフト(第1回転軸)
24 シャフト主部
26 シャフト副部
32 第2シャフト(第2回転軸)
40 第1筐体(筐体)
44 キー材
45 第2筐体
50 複列円錐ころ軸受(軸受)
52 円筒ころ軸受
60 介在部
70 モータ
72 駆動軸
80 安全装置
82 フランジ(第1部分)
85 落下防止部(第2部分)
86a、86b 基部
87 先端部
90 破断予想部分
91 第1軸部分
92 第2軸部分
98 取り付け板
C 蓋(支持部の一部)
F 架台(支持部の他の一部)
IH 挿通孔
T 貯留槽
W 汚水(流体)
WS 液面
Claims (5)
- 流体を攪拌するための攪拌装置であって、
前記流体内に配置されるプロペラと、
前記プロペラに連結され、前記プロペラから上方へと延び、少なくともその一部が前記流体から露出するように配置される回転軸と、
前記回転軸を回転駆動するためのモータと、
前記回転軸が破断予想部分で破断した場合に、前記回転軸のうち前記破断予想部分を基準として前記プロペラ側に位置する第1軸部分、及び前記プロペラの落下を防止するための安全装置と、を備え、
前記破断予想部分は、前記回転軸において曲げと捻じりの複合応力により破断することが予想される部分であり、
前記回転軸は、前記第1軸部分と、前記流体の上方に設けられる支持部によって支持され、前記破断予想部分を基準として前記プロペラとは反対側に位置する第2軸部分と、を有し、
前記安全装置は、前記第1軸部分に設けられる第1部分と、前記支持部に直接的または間接的に固定され、前記破断予想部分が破断したとき、前記第1部分に下側から当接することで、前記第1軸部分及び前記プロペラが落下することを防止するための第2部分と、を有し、
前記破断予想部分は、前記回転軸のうち一体成形されて前記回転軸の軸線方向に延びる部分の一部であることを特徴とする、攪拌装置。 - 流体を攪拌するための攪拌装置であって、
前記流体内に配置されるプロペラと、
前記プロペラに連結され、前記プロペラから上方へと延び、少なくともその一部が前記流体から露出するように配置される回転軸と、
前記回転軸を回転駆動するためのモータと、
前記回転軸が破断予想部分で破断した場合に、前記回転軸のうち前記破断予想部分を基準として前記プロペラ側に位置する第1軸部分、及び前記プロペラの落下を防止するための安全装置と、を備え、
前記破断予想部分は、前記回転軸において曲げと捻じりの複合応力により破断することが予想される部分であり、
前記回転軸は、前記第1軸部分と、前記流体の上方に設けられる支持部によって支持され、前記破断予想部分を基準として前記プロペラとは反対側に位置する第2軸部分と、を有し、
前記安全装置は、前記第1軸部分に設けられる第1部分と、前記支持部に直接的または間接的に固定され、前記破断予想部分が破断したとき、前記第1部分に下側から当接することで、前記第1軸部分及び前記プロペラが落下することを防止するための第2部分と、を有し、
前記回転軸は、前記プロペラに連結される第1回転軸と、前記プロペラとは反対側で前記第1回転軸に連結され、前記破断予想部分を含む第2回転軸と、を有し、
前記第1軸部分は、前記第1回転軸と、前記第2回転軸のうち前記第1回転軸側の端部から前記破断予想部分までの第3軸部分を含み、
前記第2軸部分は、前記第2回転軸のうち前記破断予想部分から前記第1回転軸とは反対側の端部までの第4軸部分を含む、攪拌装置。 - 前記第2軸部分と前記支持部との間に介在する介在部をさらに備え、
前記介在部の一部を構成し、少なくとも前記第2回転軸の一部を内包する筒状の筐体と、
前記介在部の他の一部を構成し、前記筐体内で前記第2回転軸を回転可能に支持する軸受と、をさらに備え、
前記破断予想部分は、前記第2回転軸のうち前記軸受に支持される部分の直下に位置する、請求項2に記載の攪拌装置。 - 前記第1部分は、前記第1軸部分から前記回転軸の軸方向に直交する方向へと突出する突部であり、
前記第2部分は、前記筐体の前記プロペラ側の端部から前記プロペラ側へと延びる第3部分と、前記第3部分の前記プロペラ側の端部から前記回転軸側へと延びる第4部分と、を有し、
前記第1部分は、前記回転軸の軸方向において、前記筐体の前記プロペラ側の端部と前記第4部分との間に設けられ、
前記第2部分は、前記破断予想部分が破断したとき、その前記第4部分が前記第1部分に下側から当接することで、前記第1軸部分及び前記プロペラが落下することを防止する、請求項3に記載の攪拌装置。 - 前記第1回転軸は、前記プロペラ側の端部から前記第2回転軸側の端部の近傍までの主部と、前記主部の前記第2回転軸側の端部に連結され、前記第2回転軸側の端部の近傍から前記第2回転軸側の端部までの副部と、を有し、
前記第1部分は前記副部に設けられる、請求項2乃至4のいずれかに記載の攪拌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021061798A JP7572897B2 (ja) | 2021-03-31 | 2021-03-31 | 攪拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021061798A JP7572897B2 (ja) | 2021-03-31 | 2021-03-31 | 攪拌装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2022157520A JP2022157520A (ja) | 2022-10-14 |
| JP7572897B2 true JP7572897B2 (ja) | 2024-10-24 |
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ID=83559790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2021061798A Active JP7572897B2 (ja) | 2021-03-31 | 2021-03-31 | 攪拌装置 |
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| JP (1) | JP7572897B2 (ja) |
Citations (5)
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| JP2011200775A (ja) | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 連結装置及び連結方法 |
| KR200471347Y1 (ko) | 2013-07-30 | 2014-02-18 | 주식회사 에이제이씨 | 교반기용 샤프트 |
| KR101729045B1 (ko) | 2015-11-25 | 2017-04-27 | 주식회사 이산 | 수처리장 교반샤프트의 추락 방지장치 |
| JP2018171561A (ja) | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 住友金属鉱山株式会社 | 攪拌溶解装置 |
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- 2021-03-31 JP JP2021061798A patent/JP7572897B2/ja active Active
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