JP7614604B2 - 乾燥機 - Google Patents
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Description
誘導モータ6の回転数は、電源周波数により決まるため、例えば誘導モータ6への負荷(トルク)がゼロのとき、すなわち、同期回転時のドラム回転数N0は、以下のようになる。
N0=2・R・f/p
なお、Rはドラム3と誘導モータ6のプーリ比、fは電源周波数(日本の場合、50Hzまたは60Hz)、pはモータの極数である。
ステップS1において、制御部30は、操作部18に対して行われた操作内容に基づいて、乾燥機1の電源がオン状態になったことを検知する。
ステップS2において、制御部30は、乾燥機1が接続される電源の電源周波数を検知する。電源周波数は、例えば図7に示すような回路を用いて検知することができる。図7において、R1はフォトカプラに過電流が流れないための電流制限用抵抗、R2はフォトカプラON時に5VとGNDに短絡電流が流れないようにするための電流制限用抵抗である。交流電源に応じてフォトカプラがON/OFFすることにより、電源周波数に応じた矩形波出力を得ることができる。
ステップS3において、制御部30は、操作部18に対して行われた操作内容に基づいて、乾燥機1の乾燥運転が開始されたことを検知する。すると、制御部30は、ドラム3を回転させて乾燥運転を行う。
ステップS4において、制御部30は、操作部18に対して行われた操作内容に基づいて、乾燥機1の停止命令が発行されたことを検知する。
ステップS5において、制御部30は、乾燥機1の運転停止命令が発行されたときのドラム3の回転数(誘導モータ6の回転数)を記憶する。
ステップS6において、制御部30は、ステップS2で検知した電源周波数fと、ステップS5で記憶した乾燥機1の停止命令が発行されたときのドラム3の回転数Nとに基づいて、所定時間T1を算出する。
本実施形態の乾燥機1では、停止命令が発行されたときに、すぐに誘導モータ6を停止せず、図8(a)に示すように、磁気センサ12が第1磁石11aを検知するまで待ち、第1磁石11aを検知した後、図8(b)に示すように、所定時間T1が経過した後に、誘導モータ6を停止させる。ドラム3が回転しているときに誘導モータ6を停止しても、その後もドラム3は、惰性回転で回り続け、図8(c)に示すように、時間T2’後に停止する。そのため、所定時間T1は、誘導モータ6を停止させた後、ドラム3が、惰性回転で回り続けて、ドラム開閉蓋3cが筐体2の衣類投入口2a付近より少し手前で停止するように調整される。
N=NL-{(NL-NH)×r/R}
T1=T1L+{(T1H-T1L)×r/R}
T1=T1L+{(T1H-T1L)×(NL-N)/(NL-NH)}
ステップS7において、制御部30は、磁気センサ12の出力に基づいて第1磁石11aが検出されたか否かを繰り返し判定する。制御部30により第1磁石11aが検出されたと判定されると、ステップS8に進む。
ステップS8において、制御部30は、ステップS6で算出した所定時間T1が経過したか否かを繰り返し判定する。制御部30により所定時間T1が経過したと判定されると、ステップS9に進む。
ステップS9において、制御部30は、誘導モータ6を停止する。
ステップS10において、制御部30は、ステップS2で検知した電源周波数fと、乾燥機1の停止命令が発行されたときのドラム3の回転数Nとに基づいて所定時間T2を算出する。
本実施形態の乾燥機1では、ドラム開閉蓋3cが筐体2の衣類投入口2a付近より少し手前で停止するように調整した後、ドラム3を間欠的に回転させてドラム3の位置合わせを行うが、誘導モータ6を停止させた後、所定時間T2が経過したときに、ドラム3が停止したとみなしてドラム4の間欠運転を開始する。
T2’=T2’L-{(T2’L-T2’H)×r/R}
T2’=T2’L-{(T2’L-T2’H)×(NL-N)/(NL-NH)}
T2=T2’+Tc
T2=T2’×Rt
すなわち、負荷ゼロの時の所定時間T2であるT2L、最大定格負荷(R)の時の所定時間T2であるT2Hをあらかじめ設定しておけば、停止命令が発行された時点でのドラム回転数Nから所定時間T2を計算することができる。
T2=T2L-{(T2L-T2H)×(NL-N)/(NL-NH)}
ステップS11において、制御部30は、ステップS10で算出した所定時間T2が経過したか否かを繰り返し判定する。制御部30により所定時間T2が経過したと判定されると、ステップS12に進む。
ステップS12において、制御部30は、ステップS2で検知した電源周波数fと、ステップS5で記憶した乾燥機1の運転停止命令が発行されたときのドラム3の回転数Nとに基づいて、所定時間TONを算出する。所定時間TONは、ドラム3を間欠運転する際にドラム3を回転駆動する時間である。
ステップS13において、制御部30は、ステップS2で検知した電源周波数fと、ステップS5で記憶した乾燥機1の運転停止命令が発行されたときのドラム3の回転数Nとに基づいて、所定時間TOFFを算出する。所定時間TOFFは、ドラム3を間欠運転する際にドラム3を回転駆動しない時間である。
ステップS14において、制御部30は、所定時間TON及び所定時間TOFFに基づいてドラム3の間欠運転を行う。
本実施形態の乾燥機1では、乾燥機1の停止命令が発行された後で、所定時間T2が経過してドラム3が停止したであろう後、図11(a)及び図11(b)に示すように、誘導モータ6は、所定時間TONのオン状態と所定時間TOFFのオフ状態とが交互に繰り返される制御を繰り返し、ドラム3をゆっくり回転させる。すなわち、ステップ11において所定時間T2が経過して、ドラム開閉蓋3cが筐体2の衣類投入口2a付近より少し手前までドラム3を回転させた後は、ドラム3を間欠的に回転させながら、ドラム開閉蓋3cが筐体2の衣類投入口2aと対向する範囲内に配置されるようにドラム位置合わせを行う。
TON=TONL+{(TONH-TONL)×r/R}
TOFF=TOFFL-{(TOFFL-TONH)×r/R}
TON=TONL+{(TONH-TONL)×(NL-N)/(NL-NH)}
TOFF=TOFFL-{(TOFFL-TONH)
ステップS15において、制御部30は、磁気センサ12からの出力に基づいて第1磁石11aが検出されたか否かを繰り返し判定する。制御部30により第1磁石11aが検出されたと判定されると、ステップS16に進む。
ステップS16において、制御部30は、所定時間TON及び所定時間TOFFに基づいたドラム3の間欠運転を停止する。
ステップS17において、制御部30は、ステップS2で検知した電源周波数fと、ステップS5で記憶した乾燥機1の運転停止命令が発行されたときのドラム3の回転数Nとに基づいて、所定時間T3を算出する。
本実施形態の乾燥機1では、ドラム3の間欠運転を行っているときに、図13(a)に示すように、
磁気センサ12により第1磁石11aが検出されると、ドラム3の間欠運転を終了する。間欠運転を終了した後もドラム3は惰性回転するため、間欠運転を終了した後、所定時間T3が経過するまで待って、ドラム3が停止したであろうときまでに、図13(b)に示すように、磁気センサ12により第1磁石11aが検出される位置から角度θtずれており、磁気センサ12により第1磁石11aが検出される位置から所定角度θ以上ずれていなければ、ドラム位置合わせを終了する。間欠運転を終了した後、所定時間T3が経過するまで待って、ドラム3が停止したであろうときまでに、図13(c)に示すように、磁気センサ12により第1磁石11aが検出される位置から所定角度θずれており、磁気センサ12により第1磁石11aが検出される位置から所定角度θ以上ずれていれば、ドラム3の間欠運転をやり直す。
ステップS18において、制御部30は、ドラム3の間欠運転を終了した後、所定時間T3が経過したか否かを繰り返し判定する。制御部30により所定時間T3が経過したと判定されると、ステップS19に進む。
ステップS19において、制御部30は、磁気センサ12からの出力に基づいて第2磁石11bが検出されたか否かを繰り返し判定する。制御部30により第2磁石11bが検出されたと判定されると、ステップS14に進む。また、制御部30により第2磁石11bが検出されないと判定されると、ステップS20に進む。
ステップS20において、制御部30は、ドラム位置合わせを終了する。すなわち、この状態において、ドラム3のドラム開閉蓋3cが筐体2の衣類投入口2aと対向する範囲内に配置される。
T3=T3L+{(T3L-T3H)×(NL-N)/(NL-NH)}
2 筐体
2a 衣類投入口
3 ドラム
3a ドラム開口
3c ドラム開閉蓋
6 誘導モータ
10 バッフル
11a 第1磁石(ドラム位置センサ)
11b 第2磁石(ドラム位置センサ)
12 磁気センサ(ドラム位置センサ)
30 制御部(制御手段)
Claims (6)
- 衣類を出し入れするための衣類投入口を有する筐体と、
前記筐体内において回転自在に配置され、衣類を出し入れするためのドラム開口を開閉可能なドラム開閉蓋が周面に取り付けられた略円筒形状のドラムと、
前記ドラムを回転駆動するための誘導モータと、
前記誘導モータを制御する制御手段と、
前記ドラムが所定回転位置にあることを検出するドラム位置検出手段を備え、
前記制御手段は、前記ドラムが回転しているときに前記誘導モータに対して停止命令が発行された場合に、前記ドラム位置検出手段により前記ドラムが所定回転位置にあることを検出した後、所定時間T1が経過するまで待って前記誘導モータを停止させて、前記誘導モータを停止させたときから所定時間T2が経過して前記ドラムが惰性回転で回転して停止するまで待って、前記ドラムの前記ドラム開閉蓋が前記筐体の前記衣類投入口と対向する範囲内に配置されるように、ドラム位置合わせを行うことを特徴とする乾燥機。 - 前記制御手段は、前記ドラムが回転しているときに前記誘導モータに対して停止命令が発行された場合に、前記ドラムの前記ドラム開閉蓋が前記筐体の前記衣類投入口より少し手前で停止するように前記ドラムを回転させた後で前記ドラムを間欠的に回転させながらドラム位置合わせを行うことを特徴とする請求項1に記載の乾燥機。
- 前記制御手段は、前記ドラム位置検出手段により前記ドラムが所定回転位置にあることを検出した時点で前記ドラムを間欠的に回転させる運転を終了して、その後、所定時間T3が経過するまで待って、前記ドラムの所定回転位置から所定角度θ以上ずれていなければ、ドラム位置合わせを終了することを特徴とする請求項2に記載の乾燥機。
- 前記制御手段は、前記誘導モータを停止させたときから所定時間T3が経過するまで待って、前記ドラムの所定回転位置から所定角度θ以上ずれていれば、前記ドラムを間欠的に回転させる運転をやり直すことを特徴とする請求項3に記載の乾燥機。
- 前記所定時間T1、前記所定時間T2、前記ドラムを間欠的に回転させる運転時のオン時間TONとオフ時間TOFF及び前記所定時間T3は、前記停止命令が発行されたときの前記誘導モータの回転負荷に基づいて切り替えられることを特徴とする請求項3または4に記載の乾燥機。
- 前記ドラムの内周面には、バッフルが形成されており、
前記ドラムが回転しているときに前記停止命令が発行された場合、前記ドラム位置検出手段により前記ドラムが所定回転位置にあることを検出した後、所定時間T1が経過するまで待って前記誘導モータを停止させるタイミングは、前記ドラムが回転する際に前記バッフルが前記ドラム内の衣類を持ち上げようとするタイミングであることを特徴とする請求項1~5の何れかに記載の乾燥機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020212204A JP7614604B2 (ja) | 2020-12-22 | 2020-12-22 | 乾燥機 |
| PCT/CN2021/108561 WO2022134569A1 (zh) | 2020-12-22 | 2021-07-27 | 烘干机 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020212204A JP7614604B2 (ja) | 2020-12-22 | 2020-12-22 | 乾燥機 |
Publications (2)
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|---|---|
| JP2022098679A JP2022098679A (ja) | 2022-07-04 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020212204A Active JP7614604B2 (ja) | 2020-12-22 | 2020-12-22 | 乾燥機 |
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2021
- 2021-07-27 WO PCT/CN2021/108561 patent/WO2022134569A1/zh not_active Ceased
Also Published As
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|---|---|
| JP2022098679A (ja) | 2022-07-04 |
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