JP7621240B2 - 水田作業機 - Google Patents
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Description
又、手動運転にて走行しているときは、サポート部を横向き作業姿勢に切り換えた状態で、後行程用の走行目標線を圃場に形成する。自動走行を行う場合には、サポート部を後向き格納姿勢に切り換えることにより、横側方への突出量を少なくすることができ、旋回走行するときに、畦や他の機外の障害物にラインマーカが接触して損傷することを回避できる。サポート部を後向き格納姿勢に切り換えると、ラインマーカが運転座席の横側方に近い箇所にまで姿勢変更するので、オペレータが走行機体に乗り込もうとしても、ラインマーカによって邪魔されるので、誤って搭乗することを牽制することができる。
図1~図3に示すように、田植機は、乗用型で四輪駆動形式の走行機体1を備える。走行機体1は、後部に昇降揺動可能に連結された平行四連リンク形式のリンク機構3、リンク機構3の後端部にローリング可能に連結される苗植付装置4、走行機体1の後端部領域から苗植付装置4にわたって架設されている施肥装置5、および、苗植付装置4の後端部領域に設けられる薬剤散布装置6等を備える。苗植付装置4、施肥装置5および薬剤散布装置6は、作業装置58の一例である。
運転座席20よりも前方における走行機体横側位置に、後行程用の走行目標線を圃場に形成するためのラインマーカ24が備えられている。
ラインマーカ24の走行機体1に連結される側の端部近くに、走行機体1に対するラインマーカ24の選択された装着姿勢を固定、及び固定解除するためのロック機構40が設けられている。ロック機構40は、ラインマーカ24のサポート部30に取り付けられた操作レバー41と、走行機体1の支持フレーム27に溶接固定された位置固定部材42と、を備えている。
自動走行により、田植機が圃場を田植作業する作業走行について説明する。
手動走行と自動走行とは、運転操作パネル51に備えられたモード切替スイッチ52を切り替えることにより選択される。手動走行は、運転者が手動で、ステアリングホイール15、主変速レバー16等の操作具を操作して作業走行を行うものである。
無人自動走行では、運転者が搭乗することは要しないが、無人自動走行中に運転者が搭乗していても良い。無人自動走行は、運転者が自動走行の開始操作を行うことにより、自動制御で作業走行を開始し、あらかじめ設定された作業走行を自動制御で行うものである。
有人自動走行が行われる有人自動モードと無人自動走行が行われる無人自動モードとは、情報端末55を用いて設定される。
開始条件を満たした状態において、主変速レバー16が進行方向に移動されると自動走行が開始される。有人自動走行において、苗植付装置4の昇降は自動制御により行われる。
次に、田植機の制御系について説明する。
自動走行による走行開始時や自動走行中に、進行方向の前方や走行機体1の周囲に障害物があると、走行や作業に問題が生じる場合がある。そのため、本実施形態の田植機は、走行機体1の周囲の障害物を検知する障害物検知装置としての物体検知センサ60を備える。障害物の検知は、基本的には自動走行中に行われるが、手動走行中に障害物の検知が行われる構成とすることもできる。
4つの前ソナー61のうちの左右中央側に位置する2つの前ソナー61は、機体前部側面に走行機体1の左右方向に並んで設けられる。前ソナー61のうちの左右外側に設けられる2つの前ソナー61は、夫々、左右の予備苗支持フレーム22から前方に突出するステー64に支持される。4つの前ソナー61の対地高さは、略同じである。
後ソナー62は、苗植付装置4の左右中央位置に対して左右両側に2個ずつ振り分け配置された状態で備えられている。そして、4個の後ソナー62は4個の植付伝動ケース13に各別に支持されている。
横ソナー63は、ラインマーカ24よりも前方に位置する状態で、機体横側方を検知範囲とするように構成されている。横ソナー63は、検知範囲を前後に変更調整可能に構成されている。さらに、横ソナー63は、検知範囲を上下に変更調整可能に構成されている。
横ソナー63は中継部材71を介して台座部70に支持されている。中継部材71は、水平姿勢の底面部71Aと、底面部71Aの中央に溶接にて固定されて立設された縦面部71Bと、を備えている。
自動運転制御部101は、運転開始条件が成立すると、自動運転制御の一例として、物体検知センサ60に動作不良が生じていないかどうかをチェックするセンサチェック処理を実行するように構成されている。センサチェック処理では、オペレータが田植機の周囲を、疑似障害物となる反射体を持って歩く。ここでのソナーチェック処理は、物体検知センサ60に泥や水滴などの異物が付着することによる動作不良を見つけ出し、異物が付着していれば、オペレータは付着した異物を除去する。故障であれば、交換が必要となる。
(1)上記実施形態では、ラインマーカ24のサポート部30が、横向き作業姿勢PS、前向き格納姿勢PF、後向き格納姿勢PRの3位置に姿勢切換可能に構成されるものを示したが、この構成に代えて、横向き作業姿勢PSと後向き格納姿勢PRとの2位置に切り換える構成を採用することができる。
24 ラインマーカ
30 サポート部
31 延出杆部
41 操作レバー
44 つるまきバネ(付勢手段)
49 回動規制部
50 格納検知センサ(格納状態検知手段)
60 障害物検知センサ(障害物検知装置)
100 機体位置算出部
101 自動走行制御部
PS 作業姿勢
PF 前向き格納姿勢
PR 後向き格納姿勢(格納姿勢)
Y1 縦軸心
Claims (6)
- 運転座席と、前記運転座席よりも前方における機体横側位置に設けられ、後行程用の走行目標線を圃場に形成するためのラインマーカと、運転開始条件が成立すると自動運転制御を実行する自動運転制御部と、が備えられ、
前記ラインマーカは、上下方向に沿う縦軸心周りで左右揺動可能に機体に対して支持されたサポート部と、前記サポート部の先端部に設けられた水平方向に沿う第一横軸心周りで起伏揺動可能に支持された延出杆部と、を備え、
前記サポート部が、前記縦軸心から機体横外方へ向けて延出される横向き作業姿勢と、前記縦軸心から機体後方向きに延出される後向き格納姿勢と、に姿勢切換可能に構成され、
前記サポート部が前記後向き格納姿勢に切り換えられている格納状態であるか否かを検出する格納状態検知手段が備えられ、
前記自動運転制御部は、前記格納状態検知手段にて前記格納状態であることが検出されていなければ、前記自動運転制御を実行しないように構成されている水田作業機。 - 前記サポート部と一体に前記縦軸心回りで回動可能な操作レバーと、
前記操作レバーが前記後向き格納姿勢に対応する位置にあるときに前記操作レバーが係合して前記縦軸心回りでの回動を規制する回動規制部と、が備えられ、
前記格納状態検知手段が、前記回動規制部に設けられ、前記操作レバーが前記回動規制部に係合しているか否かを検知するように構成されている請求項1に記載の水田作業機。 - 前記操作レバーを、前記回動規制部に対して係合する側へ付勢する付勢手段が備えられている請求項2に記載の水田作業機。
- 前記サポート部が、前記縦軸心から前方向きに延出される前向き格納姿勢に姿勢切換可能に構成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の水田作業機。
- 機体周辺の所定の領域を検知範囲として障害物を検知する障害物検知装置が備えられ、
前記自動運転制御部は、前記格納状態検知手段にて前記格納状態であることが検出されていれば、運転開始時に要求指令が起動されて前記運転開始条件が成立すると、前記自動運転制御として、前記障害物検知装置の動作チェックを実行する請求項1から4のいずれか一項に記載の水田作業機。 - 機体の位置を算出する機体位置算出部が備えられ、
前記自動運転制御部は、前記格納状態検知手段にて前記格納状態であることが検出されていれば、自動運転モードへのモード切り換えが指令されて前記運転開始条件が成立すると、前記自動運転制御として、前記機体位置算出部の検出情報に基づいて機体が予め設定された走行経路に沿って走行するように機体の走行状態を制御する自動走行制御を実行する請求項1から5のいずれか一項に記載の水田作業機。
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