JP7617836B2 - 水田作業機 - Google Patents
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Description
横障害物検知装置は、ラインマーカよりも前方に位置する状態で、機体横側方を検知範囲とするように構成されるので、横障害物検知装置がラインマーカを障害物として検知することを回避できる。
従って、ラインマーカの作動状況を目視で確認し易いものでありながら、機体周辺の障害物を誤検知の生じない状態で良好に検出することが可能となった。
水田作業機においては、機体後部に圃場に薬剤を散布するための散布用の作業装置が左右中央位置に配置される場合がある。このような作業装置が設けられる場合であっても、機体後方の左右に広い領域において漏れの無い状態で良好に障害物を検知することができる。
又、苗植付機構及び植付伝動ケースは苗の植付条毎に複数備えられている。苗植付機構を支持するために剛性が高い植付伝動ケースを有効に利用して複数の後障害物検知装置を安定的に支持することができる。
さらに、本構成によれば、後障害物検知装置が薬剤散布装置を障害物として誤検知することがなく、圃場に対して良好に薬剤を散布供給することができる。
〔全体構造〕
図1~図3に示すように、田植機は、乗用型で四輪駆動形式の走行機体1を備える。走行機体1は、後部に昇降揺動可能に連結された平行四連リンク形式のリンク機構3、リンク機構3の後端部にローリング可能に連結される苗植付装置4、走行機体1の後端部領域から苗植付装置4にわたって架設されている施肥装置5、および、苗植付装置4の後端部領域に設けられる薬剤散布装置6等を備える。苗植付装置4、施肥装置5および薬剤散布装置6は、作業装置58の一例である。
運転座席20よりも前方における走行機体横側位置に、後行程用の走行目標線を圃場に形成するためのラインマーカ24が備えられている。
ラインマーカ24の走行機体1に連結される側の端部近くに、走行機体1に対するラインマーカ24の選択された装着姿勢を固定、及び固定解除するためのロック機構40が設けられている。ロック機構40は、ラインマーカ24のサポート部30に取り付けられた操作レバー41と、走行機体1の支持フレーム27に溶接固定された位置固定部材42と、を備えている。
〔自動走行〕
自動走行により、田植機が圃場を田植作業する作業走行について説明する。
手動走行と自動走行とは、運転操作パネル51に備えられたモード切替スイッチ52を切り替えることにより選択される。手動走行は、運転者が手動で、ステアリングホイール15、主変速レバー16等の操作具を操作して作業走行を行うものである。
無人自動走行では、運転者が搭乗することは要しないが、無人自動走行中に運転者が搭乗していても良い。無人自動走行は、運転者が自動走行の開始操作を行うことにより、自動制御で作業走行を開始し、あらかじめ設定された作業走行を自動制御で行うものである。
有人自動走行が行われる有人自動モードと無人自動走行が行われる無人自動モードとは、情報端末55を用いて設定される。
開始条件を満たした状態において、主変速レバー16が進行方向に移動されると自動走行が開始される。有人自動走行において、苗植付装置4の昇降は自動制御により行われる。
〔制御系〕
次に、田植機の制御系について説明する。
〔障害物検知装置〕
自動走行による走行開始時や自動走行中に、進行方向の前方や走行機体1の周囲に障害物があると、走行や作業に問題が生じる場合がある。そのため、本実施形態の田植機は、走行機体1の周囲の障害物を検知する障害物検知装置としての物体検知センサ60を備える。障害物の検知は、基本的には自動走行中に行われるが、手動走行中に障害物の検知が行われる構成とすることもできる。
4つの前ソナー61のうちの左右中央側に位置する2つの前ソナー61は、機体前部側面に走行機体1の左右方向に並んで設けられる。前ソナー61のうちの左右外側に設けられる2つの前ソナー61は、夫々、左右の予備苗支持フレーム22から前方に突出するステー64に支持される。4つの前ソナー61の対地高さは、略同じである。
後ソナー62は、苗植付装置4の左右中央位置に対して左右両側に2個ずつ振り分け配置された状態で備えられている。そして、4個の後ソナー62は4個の植付伝動ケース13に各別に支持されている。
横ソナー63は、ラインマーカ24よりも前方に位置する状態で、機体横側方を検知範囲とするように構成されている。横ソナー63は、検知範囲を前後に変更調整可能に構成されている。さらに、横ソナー63は、検知範囲を上下に変更調整可能に構成されている。
横ソナー63は中継部材71を介して台座部70に支持されている。中継部材71は、水平姿勢の底面部71Aと、底面部71Aの中央に溶接にて固定されて立設された縦面部71Bと、を備えている。
自動運転制御部101は、運転開始条件が成立すると、自動運転制御の一例として、物体検知センサ60に動作不良が生じていないかどうかをチェックするセンサチェック処理を実行するように構成されている。センサチェック処理では、オペレータが田植機の周囲を、疑似障害物となる反射体を持って歩く。ここでのソナーチェック処理は、物体検知センサ60に泥や水滴などの異物が付着することによる動作不良を見つけ出し、異物が付着していれば、オペレータは付着した異物を除去する。故障であれば、交換が必要となる。
〔別実施形態〕
6 薬剤散布装置
10 苗植付機構
11 苗載せ台
13 植付伝動ケース
20 運転座席
24 ラインマーカ
30 サポート部
31 延出杆部
60 障害物検知装置
61 前ソナー(前障害物検知装置)
62 後ソナー(後障害物検知装置)
63 横ソナー(横障害物検知装置)
68 泥除けカバー
Claims (2)
- 運転座席と、前記運転座席よりも前方における機体横側位置に設けられ、後行程用の走行目標線を圃場に形成するためのラインマーカと、機体周辺の所定の領域を検知範囲として障害物を検知する障害物検知装置と、が備えられ、
前記障害物検知装置として、機体前方を検知範囲とする前障害物検知装置と、機体後方を検知範囲とする後障害物検知装置と、機体横側方を検知範囲とする横障害物検知装置と、が備えられ、
前記横障害物検知装置が、前記ラインマーカよりも前方に位置する状態で、機体横側方を検知範囲とするように構成され、
前記後障害物検知装置が、左右中央位置に対して左右両側に複数個ずつ振り分け配置され、
左右両側に振り分け配置された前記複数個の前記後障害物検知装置は、左右外側に位置するほど前記検知範囲が左右方向外方側に向かう状態で備えられ、
機体後部に苗植付装置が備えられ、
前記苗植付装置に、植付苗を載置する苗載せ台と、上下移動しながら前記苗載せ台の下端から植付苗を取り出す複数の苗植付機構と、複数の前記苗植付機構を支持する複数の植付伝動ケースと、が備えられ、
複数の前記後障害物検知装置は、支持フレームを介して複数の前記植付伝動ケースに各別に支持され、
前記苗植付装置の左右中央位置における前記苗植付機構よりも高い位置に薬剤散布装置が備えられ、
前記後障害物検知装置の検知範囲の上端が前記薬剤散布装置の下端よりも低い位置に設定されている水田作業機。 - 前記後障害物検知装置の下方に泥除けカバーが備えられている請求項1に記載の水田作業機。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2021206427A JP7617836B2 (ja) | 2021-12-20 | 2021-12-20 | 水田作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2021206427A JP7617836B2 (ja) | 2021-12-20 | 2021-12-20 | 水田作業機 |
Publications (2)
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|---|---|
| JP2023091607A JP2023091607A (ja) | 2023-06-30 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2021206427A Active JP7617836B2 (ja) | 2021-12-20 | 2021-12-20 | 水田作業機 |
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Citations (3)
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- 2021-12-20 JP JP2021206427A patent/JP7617836B2/ja active Active
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