JP7687175B2 - 複合半透膜及びその製造方法 - Google Patents
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Description
1.多孔性支持層上に位置する分離機能層を備える複合半透膜であって、
前記分離機能層は、架橋ポリアミドを主成分とする薄膜を有し、
前記分離機能層は、エチレン性不飽和基を有するモノマーの重合体である親水性高分子を2種以上含み、
前記分離機能層の表面から200nmまでの正電荷性官能基密度Dwと負電荷性官能基密度Dbが以下(a)~(c)を満たし、かつ前記分離機能層の表面のpH7、NaCl10mMにおけるゼータ電位が-10mV以上10mV以下である、複合半透膜。
(a) Dw>0.30×10-9mol/cm2
(b) Db>0.30×10-9mol/cm2
(c) 0.9<Dw/Db<1.1
2.前記親水性高分子は、正電荷性官能基を有する親水性高分子及び負電荷性官能基を有する親水性高分子をそれぞれ1種以上含む合計2種以上である、前記1に記載の複合半透膜。
3.前記分離機能層表面のpH3、NaCl10mMにおけるゼータ電位が30mV以上である、前記1または2に記載の複合半透膜。
4.前記分離機能層表面のpH11、NaCl10mMにおけるゼータ電位が-30mV以下である、前記1から3のいずれか1に記載の複合半透膜。
5.前記正電荷性官能基がアミノ基を含み、前記負電荷性官能基がカルボキシ基を含む、前記1から4のいずれか1に記載の複合半透膜。
6.多孔性支持層上に設けられた分離機能層を備える複合半透膜の製造方法であって、
前記多孔性支持層上に界面重合により架橋ポリアミドを含む層を形成する工程と、
前記架橋ポリアミドを含む層と、エチレン性不飽和基を有するモノマーの重合体である親水性高分子Aとを結合する工程と、
前記親水性高分子Aとは異なる種類のエチレン性不飽和基を有するモノマーの重合体である親水性高分子Bを主成分とするナノ粒子体を前記親水性高分子Aと結合させる工程と、
を含む、複合半透膜の製造方法。
7.前記親水性高分子Aと前記親水性高分子Bは互いに相反する荷電性基を有する、前記6に記載の複合半透膜の製造方法。
以下に述べる複合半透膜は、多孔性支持層と、多孔性支持層上に位置する分離機能層とを備える。
(1-1-1)組成
本発明の実施形態に係る複合半透膜において、実質的にイオン等の分離性能を有するのは、分離機能層である。
なお、平均線とは、ISO4287:1997に基づき定義される直線であり、測定長さにおいて、平均線と粗さ曲線とで囲まれる領域の面積の合計が平均線の上下で等しくなるように描かれる直線である。
(a) Dw>0.30×10-9mol/cm2
(b) Db>0.30×10-9mol/cm2
(c) 0.9<Dw/Db<1.1
γS=γLcosθ+γSL
ここでγSは分離機能層の表面張力、γLは水の表面張力、γSLは分離機能層と水の界面張力である。この式を満たすときの水2の接線と分離機能層1表面とのなす角θを接触角という。接触角は時間の経過と共に徐々に小さい値へと変化する。水の分離機能層表面への着滴から接触角を測定するまでの時間は25秒以内であり、好ましくは15秒以内である。
本発明の実施形態に係る複合半透膜は分離機能層の表面から200nmまでの正電荷性官能基密度Dwと負電荷性官能基密度Dbが以下(a)~(c)を満たし、かつ分離機能層の表面のpH7におけるゼータ電位が-10mV以上10mV以下である。
(a)Dw>0.30×10-9mol/cm2
(b)Db>0.30×10-9mol/cm2
(c)0.9<Dw/Db<1.1
本発明の実施形態において、正電荷性官能基密度Dwと負電荷性官能基密度Dbは例えばラザフォード後方散乱(RBS)測定によって定量可能である。RBSは試料中に高速イオンを照射し、試料中の原子核から受ける弾性散乱の散乱イオンエネルギーと収量から、試料深さ方向の元素組成を読み取る測定法である。
ゼータ電位とは超薄膜層表面の正味の固定電荷の尺度である。本発明の実施形態において、薄膜層表面のゼータ電位は、電気移動度から、下記式(1)に示すヘルムホルツ・スモルコフスキー(Helmholtz-Smoluchowski)の式によって求めることができる。
ゼータ電位ζ=4πηU/ε (1)
(式(1)中、Uは電気移動度、εは溶液の誘電率、ηは溶液の粘度である)。
ここで、溶液の誘電率、粘度は、測定温度での文献値を使用できる。
多孔性支持層は分離機能層形成の足場となり、それ自体は実質的にイオン等の分離性能を有さない。
多孔性支持層における孔のサイズや分布は特に限定されないが、例えば、均一で微細な孔、あるいは分離機能層が形成される側の表面からもう一方の面まで徐々に大きな微細孔をもち、かつ、分離機能層が形成される側の表面における微細孔の大きさが0.1nm以上100nm以下であるような多孔性支持層が好ましい。
(2-1)多孔性支持層の形成工程
多孔性支持層の形成工程は、基材に高分子溶液を塗布する工程及び溶液を塗布した前記基材を凝固浴に浸漬させて高分子を凝固させる工程を含む。
次に、複合半透膜を構成する分離機能層の形成工程を説明する。分離機能層の形成工程は、下記工程(A)、(B)及び(C)を含む。分離機能層の形成工程は、(A)、(B)、(C)の順に行われることが好ましい。
(A)多孔性支持層上に界面重合により架橋ポリアミドを含む層を形成する工程。
(B)前記架橋ポリアミドを含む層と、エチレン性不飽和基を有するモノマーの重合体である親水性高分子Aとを結合する工程。
(C)前記親水性高分子Aとは異なる種類のエチレン性不飽和基を有するモノマーの重合体である親水性高分子Bを主成分とするナノ粒子体を前記親水性高分子Aと結合させる工程。
工程(A)において、例えば、多官能性アミンと多官能性酸ハロゲン化物との界面重縮合反応により、架橋ポリアミドを含む層を形成できる。多官能性アミンと多官能性酸ハロゲン化物の好ましい態様は上述と同様である。以下、多官能性アミンとして多官能芳香族アミンを用い、多官能性酸ハロゲン化物として多官能芳香族酸クロリドを用いる場合を例として工程(A)について説明する。
工程(B)において、用いられるエチレン性不飽和基を有するモノマーの重合体である親水性高分子Aは正荷電性基を有するもの、負荷電性基を有するもののいずれでも良い。なお、本発明の効果を阻害しない範囲であれば、親水性高分子Aは正荷電性基と負荷電性基の両方を有するものであってもよい。
ここで親水性高分子Cは親水性高分子Aと同じ種類のものでもよく、異なっていてもよい。
さらにこの後、架橋ポリアミドのアミノ基を他の官能基に変換する工程を備えてもよい。
特にアミノ基と反応してジアゾニウム塩又はその誘導体を生成する試薬に接触させ、官能基の変換を行うことが好ましい。アミノ基と反応してジアゾニウム塩又はその誘導体を生成する試薬としては、亜硝酸及びその塩、ニトロシル化合物などの水溶液が挙げられる。亜硝酸やニトロシル化合物の水溶液は気体を発生して分解する性質を持つため、亜硝酸塩と酸性溶液との反応によって亜硝酸を逐次生成するのが好ましい。一般に、亜硝酸塩は水素イオンと反応して亜硝酸(HNO2)を生成するが、水溶液のpHが7以下、好ましくは5以下、さらに好ましくは4以下で効率よく生成する。なかでも、取り扱いの簡便性から水溶液中で塩酸又は硫酸と反応させた亜硝酸ナトリウムの水溶液が特に好ましい。
本発明の実施形態に係る複合半透膜は、プラスチックネットなどの原水流路材と、トリコットなどの透過水流路材と、必要に応じて耐圧性を高めるためのフィルムと共に、多数の孔を穿設した筒状の集水管の周りに巻回され、スパイラル型の複合半透膜エレメントとして好適に用いられる。さらに、このエレメントを直列又は並列に接続して圧力容器に収納した複合半透膜モジュールとすることもできる。
(NaCl除去率)
複合半透膜に、温度25℃、pH7、塩化ナトリウム濃度2,000ppmに調整した評価水を操作圧力1.55MPaで供給して膜ろ過処理を行なった。供給水及び透過水の電気伝導度を東亜電波工業株式会社製電気伝導度計で測定して、それぞれの実用塩分、すなわちNaCl濃度を得た。こうして得られたNaCl濃度及び下記式に基づいて、NaCl除去率を算出した。ここで、塩化ナトリウム濃度(ppm)は質量基準の濃度を意味する。
NaCl除去率(%)=100×{1-(透過水中のNaCl濃度/供給水中のNaCl濃度)}
前項の試験において、供給水(NaCl水溶液)の膜透過水量を測定し、膜面1平方メートル当たり、1日の透水量(立方メートル)に換算した値を膜透過流束(m3/m2/日)とした。なお、膜性能の測定は以下のように行った。
(正荷電性基定量サンプルの作製)
5cm四方の試料を95℃の熱水で30分間洗浄した。続いて、試料をpH3に調整したタングステン酸ナトリウム1×10-4M水溶液に30分浸漬した。その後遊離のタングステン酸を取り除くため、純水で5分ずつ浸漬洗浄し、サンプルを準備した。
5cm四方の試料を95℃の熱水で30分間洗浄した。続いて、試料をメタノール50%水溶液中で16時間浸漬し、さらに試料をpH10に調整した硝酸バリウム1×10-4M水溶液に30分浸漬した。その後遊離のバリウムを取り除くため、メタノールで5分ずつ浸漬洗浄し、サンプルを準備した。
・装置:National Electrostatics Corporation製、Pelletron 3SDH
・入射イオン:4He++
・入射エネルギー:2300keV
・入射角:0deg
・散乱角:160deg
・試料電流:4nA
・ビーム径:直径2mm
・面内回転:無
・照射量:100μC(4μC×25箇所)
試料である複合半透膜を超純水で洗浄し、平板試料用セルに、複合半透膜の分離機能層面がモニター粒子溶液に接するようにセットし、大塚電子株式会社製電気泳動光散乱光度計(ELS-8000)により測定した。モニター粒子溶液としては、pH3、7、11にそれぞれ調整した10mMのNaCl水溶液にポリスチレンラテックスのモニター粒子を分散させた測定液を用いた。
(2-1.親水性高分子Bを主成分とするナノ粒子体水溶液の調製)
(合成例1)
親水性高分子Bとして重量平均分子量が25,000のポリエチレンイミン(PEI)0.02重量%、親水性高分子Cとして重量平均分子量が2,000のポリアクリル酸(PAA)0.01重量%、及びDMT-MM0.1重量%を含む水溶液を20℃で1時間撹拌し、親水性高分子BとしてPEIを主成分とするナノ粒子体水溶液を調製した。ナノ粒子体の平均粒径は20nmであった。
親水性高分子Bとして重量平均分子量が5,000のポリアリルアミン(PAAm)0.02重量%、親水性高分子Cとして重量平均分子量が2,000のPAA0.01重量%、及びDMT-MM0.1重量%を含む水溶液を20℃で1時間撹拌し、親水性高分子BとしてPAAmを主成分とするナノ粒子体水溶液を調製した。ナノ粒子体の平均粒径は30nmであった。
親水性高分子Bとして重量平均分子量が2,000のPAA0.02重量%、親水性高分子Cとして重量平均分子量が25,000のPEI0.01重量%、及びDMT-MM0.1重量%を含む水溶液を20℃で1時間撹拌し、親水性高分子BとしてPAAを主成分とするナノ粒子体水溶液を調製した。ナノ粒子体の平均粒径は25nmであった。
親水性高分子Bとして重量平均分子量が2,000のPAA0.02重量%、親水性高分子Cとして重量平均分子量が5,000のPAAm0.01重量%、及びDMT-MM0.1重量%を含む水溶液を20℃で1時間撹拌し、親水性高分子BとしてPAAを主成分とするナノ粒子体水溶液を調製した。ナノ粒子体の平均粒径は28nmであった。
親水性高分子Bとして重量平均分子量が5,400のポリメタクリル酸(PMA)0.02重量%、親水性高分子Cとして重量平均分子量が25,000のPEI0.01重量%、及びDMT-MM0.1重量%を含む水溶液を20℃で1時間撹拌し、親水性高分子BとしてPMAを主成分とするナノ粒子体水溶液を調製した。ナノ粒子体の平均粒径は30nmであった。
親水性高分子Bとして重量平均分子量が25,000のポリエチレンイミン(PEI)0.02重量%、親水性高分子Cとして重量平均分子量が5,400のPMA0.01重量%、及びDMT-MM0.1重量%を含む水溶液を20℃で1時間撹拌し、親水性高分子BとしてPEIを主成分とするナノ粒子体水溶液を調製した。ナノ粒子体の平均粒径は25nmであった。
(比較例1)
長繊維からなるポリエステル不織布(通気度2.0cc/cm2/sec)上にポリスルホンの15.0重量%DMF溶液を25℃の条件下でキャストし、ただちに純水中に浸漬して5分間放置することによって、多孔性支持層の厚みが40μmである支持膜を作製した。次に、この支持膜を3.5重量%のm-PDA水溶液に浸漬した後、余分な水溶液を除去し、さらに濃度が0.14重量%となるようにTMCを溶解したn-デカン溶液を多孔性支持層の表面が完全に濡れるように塗布した。次に膜から余分な溶液を除去するために、膜を垂直にして液切りを行って、送風機を使い25℃の空気を吹き付けて乾燥させた後、40℃の純水で洗浄して比較例1の複合半透膜を得た。
比較例1で得られた複合半透膜を、pH3、35℃に調整した0.3重量%の亜硝酸ナトリウム水溶液に1分間浸漬した。なお、亜硝酸ナトリウムのpHの調整は硫酸で行った。次に20℃の純水で洗浄することで、比較例2の複合半透膜を得た。
比較例1で得られた複合半透膜上に、親水性高分子Aとしてケン化度99%、重量平均分子量2,000のポリビニルアルコール(PVA)をイソプロピルアルコールと水の3:7溶液に0.25重量%となるように溶解した溶液を塗布し、130℃で5分間乾燥し、架橋芳香族ポリアミド上にPVAが配置された比較例3の複合半透膜を得た。
比較例1で得られた複合半透膜を、親水性高分子Aとして重量平均分子量が25,000のPEI0.01重量%とDMT-MM0.1重量%を含む水溶液に20℃で1時間接触させた後、水洗することで、比較例4の複合半透膜を得た。
比較例1で得られた複合半透膜を、親水性高分子Aとして重量平均分子量が2,000のPAA0.01重量%とDMT-MM0.1重量%を含む水溶液に20℃で1時間接触させた後、水洗することで、比較例5の複合半透膜を得た。
比較例1で得られた複合半透膜を、合成例1で得られた溶液に20℃で1時間接触させた後、水洗することで、比較例6の複合半透膜を得た。
比較例1で得られた複合半透膜を、合成例3で得られた溶液に20℃で1時間接触させた後、水洗することで、比較例7の複合半透膜を得た。
比較例4で得られた複合半透膜を、親水性高分子Bとして重量平均分子量が2,000のPAA0.01重量%とDMT-MM0.1重量%を含む水溶液に20℃で1時間接触させた後、水洗することで、比較例8の複合半透膜を得た。
比較例5で得られた複合半透膜を、親水性高分子Bとして重量平均分子量が25,000のPEI0.01重量%とDMT-MM0.1重量%を含む水溶液に20℃で1時間接触させた後、水洗することで、比較例9の複合半透膜を得た。
比較例4で得られた複合半透膜を、合成例1で得られた溶液に20℃で1時間接触させた後、水洗することで、比較例10の複合半透膜を得た。
比較例5で得られた複合半透膜を、合成例3で得られた溶液に20℃で1時間接触させた後、水洗することで、比較例11の複合半透膜を得た。
比較例4で得られた複合半透膜を、合成例3で得られたPAAを主成分とするナノ粒子体水溶液に20℃で1時間接触させた後、水洗することで、実施例1の複合半透膜を得た。
比較例4で得られた複合半透膜を、合成例4で得られたPAAを主成分とするナノ粒子体水溶液に20℃で1時間接触させた後、水洗することで、実施例2の複合半透膜を得た。
比較例5で得られた複合半透膜を、合成例1で得られたPEIを主成分とするナノ粒子体水溶液に20℃で1時間接触させた後、水洗することで、実施例3の複合半透膜を得た。
比較例5で得られた複合半透膜を、合成例2で得られたPAAmを主成分とするナノ粒子体水溶液に20℃で1時間接触させた後、水洗することで、実施例4の複合半透膜を得た。
比較例4で得られた複合半透膜を、合成例5で得られたPMAを主成分とするナノ粒子体水溶液に20℃で1時間接触させた後、水洗することで、実施例5の複合半透膜を得た。
比較例5で得られた複合半透膜を、合成例6で得られたPEIを主成分とするナノ粒子体水溶液に20℃で1時間接触させた後、水洗することで、実施例6の複合半透膜を得た。
Claims (7)
- 多孔性支持層上に位置する分離機能層を備える複合半透膜であって、
前記分離機能層は、架橋ポリアミドを主成分とする薄膜を有し、
前記分離機能層は、エチレン性不飽和基を有するモノマーの重合体である親水性高分子を2種以上含み、
前記分離機能層の表面から200nmまでの正電荷性官能基密度Dwと負電荷性官能基密度Dbが以下(a)~(c)を満たし、かつ前記分離機能層の表面のpH7、NaCl10mMにおけるゼータ電位が-10mV以上10mV以下である、複合半透膜。
(a) Dw>0.30×10-9mol/cm2
(b) Db>0.30×10-9mol/cm2
(c) 0.9<Dw/Db<1.1 - 前記親水性高分子は、正電荷性官能基を有する親水性高分子及び負電荷性官能基を有する親水性高分子をそれぞれ1種以上含む合計2種以上である、請求項1に記載の複合半透膜。
- 前記分離機能層表面のpH3、NaCl10mMにおけるゼータ電位が30mV以上である、請求項1または2に記載の複合半透膜。
- 前記分離機能層表面のpH11、NaCl10mMにおけるゼータ電位が-30mV以下である、請求項1から3のいずれか1項に記載の複合半透膜。
- 前記正電荷性官能基がアミノ基を含み、前記負電荷性官能基がカルボキシ基を含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の複合半透膜。
- 多孔性支持層上に設けられた分離機能層を備える複合半透膜の製造方法であって、
前記多孔性支持層上に界面重合により架橋ポリアミドを含む層を形成する工程と、
前記架橋ポリアミドを含む層と、エチレン性不飽和基を有するモノマーの重合体である親水性高分子Aとを結合する工程と、
前記親水性高分子Aとは異なる種類のエチレン性不飽和基を有するモノマーの重合体である親水性高分子Bを主成分とするナノ粒子体を前記親水性高分子Aと結合させる工程と、
を含む、複合半透膜の製造方法。 - 前記親水性高分子Aと前記親水性高分子Bは、一方が正電荷性官能基を有し、他方が負電荷性官能基を有する、請求項6に記載の複合半透膜の製造方法。
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