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JP7693435B2 - 向き検出装置 - Google Patents
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JP7693435B2 - 向き検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被加工物の向きを検出する向き検出装置に関する。
デバイスチップの製造プロセスでは、格子状に配列された複数のストリート(分割予定ライン)によって区画された複数の領域にそれぞれデバイスが形成されたウェーハが用いられる。このウェーハをストリートに沿って分割することにより、デバイスをそれぞれ備える複数のデバイスチップが得られる。デバイスチップは、携帯電話、パーソナルコンピュータ等の様々な電子機器に組み込まれる。
ウェーハの分割には、環状の切削ブレードで被加工物を切削する切削装置や、レーザービームの照射によって被加工物を加工するレーザー加工装置等が用いられる。また、近年では、電子機器の小型化に伴い、デバイスチップに薄型化が求められている。そこで、ウェーハの分割前にウェーハを薄化する加工が実施されることがある。ウェーハの薄化には、研削砥石を含む研削ホイールで被加工物を研削する研削装置や、円盤状の研磨パッドで被加工物を研磨する研磨装置等が用いられる。
上記のような各種の加工装置には、被加工物を保持するチャックテーブルが搭載されており、被加工物の加工時にはチャックテーブルの保持面で被加工物が保持される。なお、チャックテーブルによって被加工物が適切に保持されるように、チャックテーブルの保持面は被加工物の形状に応じて設計される。そのため、被加工物が非円形である場合には、被加工物をチャックテーブル上に搬送して配置する際に、被加工物の向きと保持面の向きとを揃える必要がある。
例えば、特許文献1には、結晶方位を示す直線状の切り欠き(オリエンテーションフラット)が外周部に形成された円盤状のウェーハを研削する研削装置が開示されている。この研削装置に搭載されたチャックテーブルの保持面(吸着面)には、ウェーハのオリエンテーションフラットに対応する切り欠きが形成されている。そして、ウェーハをチャックテーブル上に搬送する際には、まず、ウェーハがカメラ(撮像部)で撮像され、ウェーハの画像に基づいてオリエンテーションフラットの位置が特定される。その後、オリエンテーションフラットの位置と保持面の切り欠きの位置とが一致するように、ウェーハの向きが調節される。
特開2011-253936号公報
上記のように、非円形の被加工物を加工装置で加工する際には、被加工物を所定の向きでチャックテーブル上に配置する必要がある。そのため、被加工物をチャックテーブルに搬送する前には、被加工物の向きを特定する処理が実施される。
例えば、矩形状の被加工物を加工装置で加工する際には、まず、被加工物をカメラで撮像することにより、被加工物の外周縁(輪郭)の像を含む画像が取得される。次に、画像処理によって被加工物の外周縁の位置を示す複数の座標が特定され、特定された座標に基づいて被加工物の外周縁を近似する近似線が算出される。そして、算出された近似線を被加工物の外周縁とみなして、チャックテーブルの保持面に対する被加工物の外周縁の角度が調節される。
しかしながら、被加工物の撮像条件によっては、被加工物の外周縁を高精度に近似する近似線が算出されないことがある。例えば、被加工物の外周縁に異物(ゴミ)が付着している場合や、被加工物を照らす照明が部分的に劣化している場合等には、被加工物の外周縁の座標が正しく特定されず、実際の被加工物の外周縁との誤差が大きい近似線が算出されることがある。その結果、被加工物が保持面の形状に適した向きでチャックテーブルに搬送されず、被加工物がチャックテーブルで適切に保持されない事態が生じ得る。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、被加工物が不適切な向きで搬送されることを防止可能な向き検出装置の提供を目的とする。
本発明の一態様によれば、非円形の被加工物の向きを検出する向き検出装置であって、該被加工物を支持する支持ユニットと、該支持ユニットで支持された該被加工物を撮像して該被加工物の外周縁を含む画像を取得するカメラと、該支持ユニットで支持された該被加工物を照らす照明と、表示部と、制御部と、を備え、該制御部は、該画像に含まれる該外周縁と交差する方向に沿って該画像に含まれる複数の画素の明度を算出し、隣接する画素との明度の差が閾値以上である複数の画素の座標を該外周縁の位置を示す複数の座標として特定する座標特定部と、複数の該座標に基づいて、該外周縁を近似する近似線を算出する近似線算出部と、該近似線から所定の範囲内の位置を示す該座標の数又は割合が許容範囲外である場合に、該近似線が該被加工物の該外周縁に対応していないと判定する外周縁判定部と、該近似線から所定の範囲外の位置を示す該座標を含む行若しくは列の位置を示す識別マーク、又は、隣接する画素との明度の差が閾値以上である画素を含まない行若しくは列の位置を示す識別マークを、該画像とともに該表示部に表示させる表示制御部と、を含む向き検出装置が提供される。
なお、好ましくは、該近似線算出部は、該近似線として該外周縁を近似する直線を算出する
また、好ましくは、該表示制御部は、該識別マークを複数の該座標と重ならないように該表示部に表示させる。また、好ましくは、該表示制御部は、該近似線から所定の範囲外の位置を示す該座標が検出されたことを示すマーク、又は、隣接する画素との明度の差が閾値以上である画素が検出されなかったことを示すマークを、該画像とともに該表示部に表示させる。また、好ましくは、該識別マークは、色彩、数字、文字、図形、模様又はこれらの組み合わせによって構成される。
本発明の一態様に係る向き検出装置は、被加工物の外周縁の位置を示す複数の座標と、被加工物の外周縁を近似する近似線との距離に基づいて、近似線が被加工物の外周縁に対応しているか否かを判定する。これにより、被加工物の外周縁が不適切な近似線によって近似された状態で被加工物の向きが特定され、被加工物が不適切な向きで搬送されることを防止できる。
向き検出装置を示す斜視図である。 図2(A)は検出ユニットを示す一部断面正面図であり、図2(B)は検出ユニットを示す一部断面側面図である。 被加工物の画像を示す画像図である。 制御部を示すブロック図である。 画像の外周縁領域を示す画像図である。 画像の外周縁領域及び近似線を示す画像図である。 画像の外周縁領域、近似線及び識別マークを示す画像図である。 被加工物の向きの検出方法を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の一態様に係る実施形態を説明する。まず、本実施形態に係る向き検出装置(向き検出機構)の構成例について説明する。図1は、向き検出装置(向き検出機構)2を示す斜視図である。
例えば向き検出装置2は、各種の加工装置に連結又は搭載され、加工装置によって加工される被加工物の向きを検出する。すなわち、向き検出装置2は加工装置の一部を構成できる。なお、図1において、X軸方向(第1水平方向、左右方向)とY軸方向(第2水平方向、前後方向)とは、互いに垂直な方向である。また、Z軸方向(鉛直方向、上下方向、高さ方向)は、X軸方向及びY軸方向と垂直な方向である。
向き検出装置2は、向き検出装置2を構成する各構成要素を支持又は収容する直方体状の基台4を備える。基台4の前方には、一対のカセット台6A,6Bが設けられている。カセット台6A,6Bの上面上にはそれぞれ、複数の被加工物11を収容可能なカセット8を搭載できる。
被加工物11は、向き検出装置2が連結又は搭載された加工装置による加工の対象物に相当する非円形の板状物である。例えば被加工物11は、平面視で矩形状に形成され、互いに概ね平行な表面(第1面)11a及び裏面(第2面)11bと、表面11a及び裏面11bに接続された外周縁(側面)11cとを含む。
被加工物11の例としては、矩形状に形成されたCSP(Chip Size Package)基板、QFN(Quad Flat Non-leaded package)基板等のパッケージ基板が挙げられる。例えばパッケージ基板は、矩形状のベース基板上に複数のデバイスチップを実装し、複数のデバイスチップを樹脂でなる封止材(モールド樹脂)で覆うことによって形成される。パッケージ基板を切削加工、レーザー加工等によって分割することにより、パッケージ化された複数のデバイスチップを備えるパッケージデバイスが製造される。また、分割前のパッケージ基板に研削加工、研磨加工等を施してパッケージ基板を薄化することにより、薄型化されたパッケージデバイスが得られる。
ただし、被加工物11の形状は非円形であれば制限はない。また、被加工物11の種類、材質、構造、大きさ等にも制限はない。被加工物11の他の例としては、半導体(Si、GaAs、InP、GaN、SiC等)、サファイア、ガラス、セラミックス、樹脂、金属等でなるウェーハ(基板)が挙げられる。例えば被加工物11は、円盤状のシリコンウェーハであってもよい。シリコンウェーハの外周部には、シリコンウェーハの結晶方位を示すオリエンテーションフラットが形成されることがある。この場合、シリコンウェーハは非円形になる。
例えばシリコンウェーハは、互いに交差するように格子状に配列された複数のストリート(分割予定ライン)によって、複数の矩形状の領域に区画されている。また、ストリートによって区画された複数の領域にはそれぞれ、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)、LED(Light Emitting Diode)、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)デバイス等のデバイスが形成されている。このシリコンウェーハをストリートに沿って分割することにより、デバイスをそれぞれ備える複数のデバイスチップが製造される。また、シリコンウェーハの分割前にシリコンウェーハを薄化することにより、薄型化されたデバイスチップが得られる。
例えばカセット8は、直方体状に形成され、奥行き方向がY軸方向に沿うようにカセット台6A又はカセット台6Bの上に配置される。また、カセット8の内部には、被加工物11を収容可能な収容棚が複数段設けられている。具体的には、カセット8の内部で互いに対面する一対の内壁に、カセット8の奥行き方向に沿う一対のガイドレールが、カセット8の高さ方向に沿って複数段設けられている。そして、被加工物11は、長手方向がカセット8の奥行き方向に沿うように収容棚に収容され、一対のガイドレールによって支持される。そのため、カセット8に収容されている複数の被加工物11の向きは概ね一致している。
基台4の前端部には、基台4の上面で開口する矩形状の開口部4aが設けられている。開口部4aの内側には、被加工物11を搬送する搬送機構(搬送ユニット)10が設けられている。搬送機構10は、被加工物11を保持する板状の保持部12と、保持部12を任意の位置に位置付けることが可能な多関節アーム14とを備える。
例えば保持部12は、矩形状に形成され、保持部12の幅及び厚さは保持部12をカセット8の収容棚に挿入できるように設定される。また、保持部12の長手方向における両端部には、保持部12の上面12a側で開口する複数の吸引孔12bが設けられている。吸引孔12bはそれぞれ、保持部12の内部に形成された流路(不図示)、バルブ(不図示)等を介して、エジェクタ等の吸引源(不図示)に接続されている。
多関節アーム14で保持部12を移動させてカセット8に挿入すると、カセット8内で保持部12の上面12aが被加工物11の下面(裏面11b)と対面する。そして、吸引孔12bに吸引源の吸引力(負圧)を作用させると、被加工物11の下面側が保持部12によって吸引保持される。この状態で保持部12を多関節アーム14によってカセット8から引き出すと、被加工物11がカセット8から搬出される。
なお、吸引孔12bは保持部12の下面側に設けられていてもよい。この場合には、被加工物11の上面(表面11a)側が保持部12によって保持される。また、保持部12は、ベルヌーイ型の非接触吸引パッドであってもよい。この場合には、保持部12はベルヌーイ効果を利用して被加工物11を非接触で保持する。
開口部4a及び搬送機構10の後方には、被加工物11の向きを検出する検出ユニット16が設けられている。検出ユニット16は、被加工物11を支持する支持ユニット18と、支持ユニット18で支持された被加工物11を撮像するカメラ(撮像ユニット)20とを備える。なお、支持ユニット18は、基台4の上面で開口する矩形状の開口部4bの内側に設けられている。
カセット8に収容された被加工物11は搬送機構10によって検出ユニット16の支持ユニット18上に搬送される。そして、検出ユニット16によって被加工物11の向きが検出される。なお、検出ユニット16の構成及び機能の詳細については後述する(図2(A)及び図2(B)参照)。
また、向き検出装置2は、各種の情報を表示する表示部(表示ユニット、表示装置)22を備える。表示部22は、各種のディスプレイによって構成される。例えば、表示部22としてタッチパネルディスプレイが用いられる。この場合、オペレーターは表示部22のタッチ操作によって向き検出装置2に情報を入力できる。すなわち、表示部22は向き検出装置2に各種の情報を入力するための入力部(入力ユニット、入力装置)としても機能する。ただし、入力部は、表示部22とは別途独立して設けられたマウス、キーボード、操作パネル等であってもよい。
向き検出装置2を構成する各構成要素(搬送機構10、検出ユニット16、表示部22等)はそれぞれ、制御部(制御ユニット、制御装置)24に接続されている。制御部24は、向き検出装置2の各構成要素の動作を制御する制御信号を生成、出力することにより、向き検出装置2を稼働させる。
例えば制御部24は、コンピュータによって構成され、向き検出装置2の稼働に必要な演算を行う演算部と、向き検出装置2の稼働に必要な各種の情報(データ、プログラム等)を記憶する記憶部とを備える。演算部は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサを含んで構成される。また、記憶部は、主記憶装置、補助記憶装置等として機能するROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリを含んで構成される。
向き検出装置2は、被加工物11を加工する各種の加工装置に連結又は搭載される。例えば加工装置は、被加工物11を保持するチャックテーブルと、被加工物11を加工する加工ユニットと、被加工物11を搬送する搬送機構とを備える。図1には、加工装置が備えるチャックテーブル(保持テーブル)26及び搬送機構(搬送ユニット)28を図示している。加工装置の例としては、被加工物を切削する切削装置、被加工物を研削する研削装置、被加工物を研磨する研磨装置、レーザービームの照射によって被加工物を加工するレーザー照射装置等が挙げられる。
切削装置は、被加工物11を切削する加工ユニット(切削ユニット)を備える。切削ユニットはスピンドルを備えており、スピンドルの先端部には環状の切削ブレードが装着される。切削ブレードを回転させつつチャックテーブル26で保持された被加工物11に切り込ませることにより、被加工物11が切削される。
研削装置は、被加工物11を研削する加工ユニット(研削ユニット)を備える。研削ユニットはスピンドルを備えており、スピンドルの先端部には研削砥石を備える環状の研削ホイールが装着される。研削砥石を回転させつつチャックテーブル26で保持された被加工物11に接触させることにより、被加工物11が研削される。
研磨装置は、被加工物11を研磨する加工ユニット(研磨ユニット)を備える。研磨ユニットはスピンドルを備えており、スピンドルの先端部には円盤状の研磨パッドが装着される。研磨パッドを回転させつつチャックテーブル26で保持された被加工物11に接触させることにより、被加工物11が研磨される。
レーザー加工装置は、被加工物11を加工するためのレーザービームを照射する加工ユニット(レーザー照射ユニット)を備える。例えばレーザー照射ユニットは、所定の波長のレーザーをパルス発振するレーザー発振器と、レーザー発振器から出射したレーザービームを集光させる集光器とを備える。レーザー照射ユニットからチャックテーブル26で保持された被加工物11にレーザービームを照射することにより、被加工物11にレーザー加工が施される。
加工装置が備えるチャックテーブル26及び加工ユニットは、例えば検出ユニット16の後方に配置される。チャックテーブル26の上面は、水平方向(XY平面方向)と概ね平行な平坦面であり、被加工物11を保持する保持面26aを構成している。保持面26aは、チャックテーブル26の内部に形成された流路、バルブ等を介して、エジェクタ等の吸引源に接続されている。チャックテーブル26上に被加工物11を配置した状態で保持面26aに吸引源の吸引力(負圧)を作用させると、被加工物11がチャックテーブル26によって吸引保持される。
検出ユニット16によって向きが検出された被加工物11は、搬送機構28によってチャックテーブル26に搬送される。その後、被加工物11はチャックテーブル26によって保持された状態で加工ユニットによって加工される。
ここで、チャックテーブル26の保持面26aは、チャックテーブル26によって被加工物11が適切に保持されるように、被加工物11の形状に応じて設計される。例えば、被加工物11が矩形状である場合には、チャックテーブル26に被加工物11を保持する矩形状の保持領域が設けられる。そのため、被加工物11が非円形である場合には、被加工物11をチャックテーブル26上に搬送して配置する際に、被加工物11の向きと保持面26aの向きとを揃える必要がある。
そこで、被加工物11をチャックテーブル26に搬送する前には、検出ユニット16によって被加工物11の向きが検出される。そして、被加工物11は所定の向きでチャックテーブル26上に配置されるように、搬送機構28によって搬送される。例えば搬送機構28は、被加工物11を保持した状態でZ軸方向と概ね平行な回転軸の周りを回転可能に構成されている。この場合、被加工物11を保持した搬送機構28を回転させることにより、被加工物11を所望の向きでチャックテーブル26上に配置できる。
次に、検出ユニット16の詳細について説明する。図2(A)は検出ユニット16を示す一部断面正面図であり、図2(B)は検出ユニット16を示す一部断面側面図である。
検出ユニット16は、一対の支持台30で被加工物11を支持する支持ユニット18を備える。一対の支持台30は、例えば直方体状に形成され、X軸方向において互いに離れた状態で配置される。支持台30の上面は、水平方向(XY平面方向)と概ね平行な平坦面であり、被加工物11を支持する支持面30aを構成している。
一対の支持面30aの高さ位置(Z軸方向における位置)は概ね同一であり、一対の支持面30aの間の距離dは被加工物11の幅よりも小さい。検出ユニット16に被加工物11が搬送されると、被加工物11の幅方向における両端部が一対の支持台30によって支持され、被加工物11は概ね水平に配置される。例えば被加工物11は、表面11a側が上方に露出して裏面11b側が支持面30aで支持されるように、一対の支持台30上に配置される。
支持台30の下方には、支持ユニット18で支持された被加工物11を照らす照明32が設けられている。例えば照明32は、複数の光源34と、複数の光源34を覆うカバー(ケース)36とを備える。
光源34としては、例えばLEDを用いることができる。なお、LEDが発する光をカメラ20で受光可能であれば、LEDが発する光の波長(色)に制限はない。また、カバー36は、例えば支持台30と幅及び奥行きが概ね同一の直方体状に形成される。そして、複数の光源34は、カバー36の幅方向(X軸方向)及び奥行き方向(Y軸方向)に沿って所定の間隔で配列され、カバー36によって覆われる。また、支持台30と照明32との間には、板状の拡散板38が設けられている。拡散板38は、光源34が発した光を支持台30側に拡散させる。
支持台30、カバー36、及び拡散板38は、光源34が発した光に対して透過性を有する透明体でなる。そして、光源34が発した光は、カバー36、拡散板38、及び支持台30を透過して被加工物11に照射される。その結果、被加工物11の全体が照明32によって照らされる。
支持ユニット18の上方には、カメラ20が、一対の支持面30aの間の領域と重なるように配置されている。そして、支持ユニット18によって保持された被加工物11が、カメラ20によって撮像される。カメラ20は、CCD(Charged-Coupled Devices)センサ、CMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)センサ等の撮像素子を備え、被加工物11の画像を生成する。
照明32で被加工物11を照らしつつカメラ20で被加工物11を撮像することにより、被加工物11の画像が取得される。なお、カメラ20の撮像領域(視野)20aは、一対の支持面30aの全体をカバーするように設定される。そのため、カメラ20で被加工物11を撮像すると、被加工物11の全体を含む画像が取得される。
図3は、カメラ20によって取得される被加工物11の画像(撮像画像)40を示す画像図である。カメラ20で被加工物11を撮像すると、被加工物11の表面11a側の全体を表す画像40が取得される。そのため、画像40は、被加工物11の外周縁11cの少なくとも一部を表す領域に相当する外周縁領域42を含む。
前述のように、支持台30、カバー36及び拡散板38(図2(A)及び図2(B)参照)は透明であり、一対の支持面30aによって支持されている被加工物11の全体が照明32によって照らされる。そのため、画像40には被加工物11の輪郭(4辺)に相当する外周縁11cの像が明確に現れる。
カセット8(図1参照)には複数の被加工物11が同じ方向に沿って収容されているため、搬送機構10(図1参照)によって被加工物11をカセット8から支持ユニット18に一定の動作で搬送することにより、被加工物11は概ね一定の向きで一対の支持ユニット18上に配置される。しかしながら、カセット8内における被加工物11の向きのばらつきや搬送機構10の動作の誤差等が原因で、一対の支持台30上に配置される被加工物11の向きが僅かにずれることがある。例えば、被加工物11は、長手方向がY軸方向に対して僅かに傾いた状態で支持ユニット18に上に配置されることがある。この場合、図3に示すように、画像40には僅かに傾いた被加工物11が表示される。
カメラ20によって取得された画像40は、制御部24(図1参照)に入力される。そして、制御部24は画像40に画像処理を施すことにより、被加工物11の向きを検出する。
図4は、制御部24を示すブロック図である。なお、図4には、制御部24の機能的な構成を示すブロックに加えて、カメラ20及び表示部22を模式的に図示している。以下、図5乃至図7を参照しつつ、図4に示す制御部24の構成及び動作について説明する。
制御部24は、処理部50及び記憶部60を含む。処理部50は、外部から入力された情報(信号、データ等)を処理するとともに、各種の情報(信号、データ等)を生成して外部に出力する。また、記憶部60は、処理部50における処理に用いられる各種の情報(データ、プログラム等)を記憶する。
具体的には、処理部50は、カメラ20によって取得された画像40(図3参照)に含まれる被加工物11の外周縁11cの位置を示す複数の座標を特定する座標特定部52を含む。また、記憶部60は、座標特定部52によって特定された座標を記憶する座標記憶部62を含む。例えば座標特定部52は、画像40に含まれる画素の明度に基づいて被加工物11の外周縁11cの座標を特定し、座標記憶部62に記憶する。
図5は、画像40の外周縁領域42を示す画像図である。画像40は、X軸方向及びY軸方向に沿って配列された複数の画素70によって構成されており、画素70それぞれの明度に応じて画像40に被加工物11が表される。
画像40の外周縁領域42は、画素70の明度が低い暗領域72Aと、画素70の明度が高い明領域72Bとを含む。暗領域72Aは被加工物11が存在する領域に対応し、明領域72Bは被加工物11が存在しない領域に対応する。また、暗領域72Aと明領域72Bとの境界が被加工物11の外周縁11cに対応する。
まず、座標特定部52は、画像40の外周縁領域42に含まれる被加工物11の外周縁11c(図3参照)と交差する方向に沿って、複数の画素70の明度を算出する。例えば座標特定部52は、図5に示すように、X軸方向と平行な一の行に属する複数の画素70の明度を順に算出する。
次に、座標特定部52は、隣接する2つの画素70の明度の差を算出し、算出された明度の差とあらかじめ記憶部60に記憶されている閾値とを比較する。そして、座標特定部52は、隣接する画素70との明度の差が閾値以上である画素70の座標を、被加工物11の外周縁11cの位置を示す座標74として特定する。具体的には、暗領域72Aと明領域72Bとの境界においては、明度が低い画素70と明度が高い画素70とが隣接し、両者の明度の差が閾値以上になる。そして、座標特定部52は、互いに隣接する明度が低い画素70と明度が高い画素70との一方(図5では明度が高い画素70)の座標を、座標74として選択する。
次に、座標特定部52は、X軸方向と平行な他の行に属する複数の画素70の明度を順に算出し、同様の手順で座標74を特定する。なお、図5には画素70の明度が3行ごとに算出される例を示しているが、画素70の明度が算出される行の数及び間隔は自由に設定できる。例えば、外周縁領域42において100行の画素70の明度が算出され、100個の座標74が特定される。
なお、被加工物11の撮像条件によっては、被加工物11の外周縁11cの位置を示す座標74が正しく取得されないことがある。例えば、被加工物11の外周縁11cに異物(ゴミ)が付着している場合や、被加工物11を照らす照明32(図2(A)及び図2(B)参照)が部分的に劣化している場合等には、暗領域72Aのうち明領域72B側に突出するイレギュラーな部分(暗領域72C)や、画素70の明暗が不明確な部分(中間領域72D)が、画像40に現れることがある。そして、暗領域72Cを含む行においては、他の座標74から離れたイレギュラーな座標74(座標74A)が検出されることがある。また、中間領域72Dを含む行においては、隣接する画素70との明度の差が閾値以上である画素70を検出できないことがある。
また、上記では、座標特定部52が被加工物11の長辺(図3における右辺)に相当する外周縁11cの位置を示す座標74を特定する場合について説明したが、座標特定部52は、被加工物11の短辺(図3における上辺又は下辺)に相当する外周縁11cの位置を示す座標74を特定してもよい。この場合、座標特定部52は、Y軸方向と平行な列に属する複数の画素70の明度を順に算出する。
次に、座標特定部52(図4参照)は、記憶部60にアクセスし、特定された複数の座標74を座標記憶部62に記憶する。なお、隣接する画素70との明度の差が閾値以上である画素70を検出できなかった行又は列が存在する場合、座標特定部52はその行又は列の座標を座標記憶部62に記憶してもよい。
また、処理部50は、座標特定部52によって特定された複数の座標74に基づいて、被加工物11の外周縁11cを近似する近似線を算出する近似線算出部54を含む。さらに、記憶部60は、近似線算出部54によって算出された近似線を記憶する近似線記憶部64を含む。
図6は、画像40の外周縁領域42及び近似線76を示す画像図である。例えば、被加工物11が矩形状で外周縁11cが直線状である場合(図1等参照)には、近似線算出部54は、座標記憶部62に記憶されている複数の座標74を読み出し、最小二乗法を用いて複数の座標74を一次関数でフィッティングする。これにより、被加工物11の外周縁11cに対応する直線である近似線76が算出される。そして、近似線算出部54(図4参照)は、記憶部60にアクセスし、算出された近似線76を近似線記憶部64に記憶する。
なお、近似線76の算出方法は、被加工物11の外周縁11cの形状に応じて適宜選択できる。例えば、被加工物11の外周縁11cが非直線状である場合には、複数の座標74を2次以上の関数でフィッティングしてもよい。
また、処理部50は、近似線算出部54によって算出された近似線76が被加工物11の外周縁11cに対応しているか否かを判定する外周縁判定部56を含む。例えば外周縁判定部56は、座標74と近似線76との距離に基づいて、近似線76が被加工物11の外周縁11cに対応しているか否かを判定する。
具体的には、外周縁判定部56には、座標記憶部62に記憶されている複数の座標74と、近似線記憶部64に記憶されている近似線76とが入力される。そして、外周縁判定部56は、複数の座標74それぞれと近似線76との距離を算出する。
次に、外周縁判定部56は、近似線76から所定の範囲内の位置を示す座標74の数又は割合を算出し、その座標74の数又は割合が許容範囲内であるか否かを判定する。例えば、記憶部60にはあらかじめ、近似線76からの距離の閾値が記憶されている。そして、外周縁判定部56は、近似線76から座標74までの距離と閾値とを比較することにより、複数の座標74がそれぞれ近似線76から所定の距離の内側(許容エリア内)の位置を示すものであるか否かを判定する。そして、許容エリア内の位置を示す座標74(エリア内座標)の数と、許容エリア外の位置を示す座標74(エリア外座標)の数とがそれぞれカウントされる。
さらに、記憶部60にはあらかじめ、エリア内座標の数又は割合の許容範囲(下限値)を定義する閾値が記憶されている。そして、外周縁判定部56は、エリア内座標の数又は割合と閾値とを比較することにより、エリア内座標の数又は割合が許容範囲内(下限値以上)であるか否かを判定する。
複数の座標74が被加工物11の外周縁11cを示す座標として適切に特定されている場合には、近似線76上又は近似線76の近傍を示す座標74が多くなり、エリア内座標の数又は割合は許容範囲内(下限値以上)となる。この場合、外周縁判定部56は、近似線76が被加工物11の外周縁11cに対応していると判定する。一方、複数の座標74が被加工物11の外周縁11cを示す座標として適切に特定されていない場合には、近似線76上又は近似線76の近傍を示す座標74が少なくなり、エリア内座標の数又は割合は許容範囲外(下限値未満)となる。この場合、外周縁判定部56は、近似線76が被加工物11の外周縁11cに対応していないと判定する。
また、処理部50は、向き検出装置2の動作を制御する動作制御部58を含む。動作制御部58は、外周縁判定部56による判定の結果に応じて向き検出装置2の各構成要素に制御信号を出力し、各構成要素の動作を制御する。例えば動作制御部58は、表示部22を制御する表示制御部58aを含む。表示制御部58aは、表示部22に制御信号を出力することにより、表示部22に表示される情報を制御する。
外周縁判定部56によって近似線76が被加工物11の外周縁11cに対応していると判定されると、近似線76を基準として被加工物11の向きが決定される。すなわち、近似線76が被加工物11の外周縁11cと同視され、近似線76の傾きに基づいて被加工物11の向きが特定される。そして、搬送機構28(図1参照)によって被加工物11が支持ユニット18からチャックテーブル26に搬送される。このとき、搬送機構28の回転によって被加工物11の向きが調節される。
一方、外周縁判定部56によって近似線76が被加工物11の外周縁11cに対応していないと判定されると、向き検出装置2はオペレーターにエラーを通知する。例えば、表示制御部58aは表示部22に制御信号を出力し、被加工物11の向きが適切に検出されていない旨を知らせるメッセージ、画像等を表示部22に表示させる。また、向き検出装置2は、点灯又は点滅によってオペレーターにエラーを通知する表示灯や、音又は音声でオペレーターにエラーを通知するスピーカーを備えていてもよい。
図7は、画像40の外周縁領域42、近似線76及び識別マーク78,80A,80Bを示す画像図である。近似線76が被加工物11の外周縁11cに対応していないと判定された場合、表示制御部58aは、画像40の外周縁領域42と、座標74が適切に特定されなかった位置を示す識別マーク78,80A,80Bとを、表示部22に表示させてもよい。
識別マーク78は、座標74の特定に異常があった位置を示すマークである。具体的には、識別マーク78は、近似線76から所定の範囲外の位置を示す座標74(エリア外座標)を含む行若しくは列の位置、又は、隣接する画素70との明度の差が閾値以上である画素70が検出されなかった行若しくは列の位置を示す。例えば、画像40上の対象となる行と重なる位置に、×印が識別マーク78として表示される。識別マーク78が画像40とともに表示部22に表示されることにより、オペレーターは被加工物11の外周縁11cの検出に異常があった位置を瞬時に把握できる。
一方、識別マーク80A,80Bは、異常の内容を示すマークである。具体的には、識別マーク80Aは、近似線76から所定の範囲外の位置を示す座標74(エリア外座標)が検出されたことを示す。また、識別マーク80Bは、隣接する画素70との明度の差が閾値以上である画素70が検出されなかったことを示す。
例えば識別マーク80Aとして、エリア外座標を含む行又は列が存在する旨を示す記号“>”が、その行又は列と重なる位置に、識別マーク78に隣接して表示される。また、例えば識別マーク80Bとして、隣接する画素70との明度の差が閾値以上である画素70が検出されなかった行又は列が存在する旨を示す記号“?”が、その行又は列と重なる位置に、識別マーク78に隣接して表示される。このように、異常の内容を簡易的に示す識別マーク80A,80Bが画像40とともに表示部22に表示されることにより、オペレーターは外周縁11cの検出異常の内容を瞬時に把握できる。
なお、表示部22に表示される識別マーク78,80A,80Bの態様に制限はなく、識別マーク78,80A,80Bは、色彩、数字、文字、図形、模様又はこれらの組み合わせによって自由に構成できる。例えば、識別マーク78は、矢印等の図形であってもよいし、表示対象である行又は列に属する画素70を他の行又は列に属する画素70と異なる色又は模様で表すことによって表示されてもよい。また、識別マーク80A,80Bは、異常の内容を示すメッセージや、異常の内容に対応するエラー番号等であってもよい。
次に、向き検出装置2を用いた被加工物11の向きの検出方法の具体例について説明する。図8は、被加工物11の向きの検出方法を示すフローチャートである。
被加工物11の向きを検出する際は、まず、複数の被加工物11を収容したカセット8(図1参照)を、カセット台6A又はカセット台6B上に配置する。そして、カセット8に収容されている被加工物11を、搬送機構10によって支持ユニット18に搬送する。その後、一対の支持台30によって支持された被加工物11を照明32(図2(A)及び図2(B)参照)で照らしつつ、被加工物11をカメラ20で撮像する(ステップS1)。
カメラ20によって取得された被加工物11の画像40(図3参照)は、制御部24(図4参照)に入力される。そして、座標特定部52が、画像40に含まれる被加工物11の外周縁11cの位置を示す複数の座標74(図5参照)を特定する(ステップS2)。その後、近似線算出部54が、座標特定部52によって特定された複数の座標74に基づいて、被加工物11の外周縁11cを近似する近似線76(図6参照)を算出する(ステップS3)。
次に、外周縁判定部56が、近似線76が被加工物11の外周縁11cに対応しているか否かを判定する(ステップS4)。例えば外周縁判定部56は、前述のように、座標74と近似線76との距離に基づいて座標74をエリア内座標とエリア外座標とに分類し、エリア内座標の数又は割合が許容範囲内であるか否かに基づいて被加工物11の外周縁11cと近似線76との対応を判定する。
近似線76が被加工物11の外周縁11cに対応していると判定された場合には(ステップS5でYES)、近似線76が被加工物11の外周縁11cと同視され、近似線76の傾きに基づいて被加工物11の向きが特定される。そして、表示制御部58aは、表示部22に制御信号を出力し、画像40を表示部22に表示させる(ステップS6)。
なお、表示制御部58aは、画像40とともに他の情報(座標74、近似線76等)を表示部22に表示させてもよい。また、近似線76から所定の範囲外の位置を示す座標74(エリア外座標)を含む行又は列や、隣接する画素70との明度の差が閾値以上である画素70が検出されなかった行又は列が存在する場合には、表示制御部58aは画像40とともに識別マーク78,80A,80B(図7参照)を表示部22に表示させてもよい。ただし、ステップS6は省略することもできる。
次に、搬送機構28(図1参照)によって被加工物11が支持ユニット18からチャックテーブル26(図1参照)に搬送される(ステップS7)。このとき、近似線76の角度に基づいて被加工物11の向きが調節される。
一方、近似線76が被加工物11の外周縁11cに対応していないと判定された場合には(ステップS5でNO)、動作制御部58は表示部22等にエラーを通知させる(ステップS8)。また、表示制御部58aは、表示部22に制御信号を出力し、画像40及び識別マーク78,80A,80B(図7参照)を表示部22に表示させる(ステップS9)。このとき表示制御部58aは、画像40とともに他の情報(座標74、近似線76等)を表示部22に表示させてもよい。
そして、エラーを確認したオペレーターは、表示部22に表示されている情報に基づいて、異常を解消させる措置をとる(ステップS10)。例えば、近似線76から所定の範囲外の位置を示す座標74(エリア外座標)が検出されている場合には、オペレーターは被加工物11に異物が付着していないかを確認し、必要に応じて被加工物11の洗浄処理を行う。また、例えば、隣接する画素70との明度の差が閾値以上である画素70が検出されなかった行又は列が存在する場合には、オペレーターは照明32(図2(A)及び図2(B)参照)を点検し、必要に応じて光源34の交換等を行う。
上記の制御部24の一連の動作は、記憶部60に記憶されたプログラムを実行することによって実現される。具体的には、記憶部60には、ステップS1乃至ステップS9における処理を記述するプログラムが記憶されている。そして、制御部24は記憶部60からプログラムを読み出して実行することにより、被加工物11の向きを自動で検出する。
以上の通り、本実施形態に係る向き検出装置2は、被加工物11の外周縁11cの位置を示す複数の座標74と、被加工物11の外周縁11cを近似する近似線76との距離に基づいて、近似線76が被加工物11の外周縁11cに対応しているか否かを判定する。これにより、被加工物11の外周縁11cが不適切な近似線によって近似された状態で被加工物11の向きが特定され、被加工物11が不適切な向きで搬送されることを防止できる。
また、向き検出装置2は、被加工物11の外周縁11cの位置を示す座標74が適切に特定されなかった位置を示す識別マーク78,80A,80Bを表示部22に表示させることができる。これにより、被加工物11の外周縁11cの検出に異常があった位置がオペレーターに通知される。その結果、オペレーターは外周縁11cの検出に異常があった位置を瞬時に確認し、速やかに異常を解消するための措置を取ることが可能になる。
なお、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 被加工物
11a 表面(第1面)
11b 裏面(第2面)
11c 外周縁(側面)
2 向き検出装置(向き検出機構)
4 基台
4a,4b 開口部
6A,6B カセット台
8 カセット
10 搬送機構(搬送ユニット)
12 保持部
12a 上面
12b 吸引孔
14 多関節アーム
16 検出ユニット
18 支持ユニット
20 カメラ(撮像ユニット)
20a 撮像領域(視野)
22 表示部(表示ユニット、表示装置)
24 制御部(制御ユニット、制御装置)
26 チャックテーブル(保持テーブル)
26a 保持面
28 搬送機構(搬送ユニット)
30 支持台
30a 支持面
32 照明
34 光源
36 カバー(ケース)
38 拡散板
40 画像(撮像画像)
42 外周縁領域
50 処理部
52 座標特定部
54 近似線算出部
56 外周縁判定部
58 動作制御部
58a 表示制御部
60 記憶部
62 座標記憶部
64 近似線記憶部
70 画素
72A 暗領域
72B 明領域
72C 暗領域
72D 中間領域
74,74A 座標
76 近似線
78,80A,80B 識別マーク

Claims (5)

  1. 非円形の被加工物の向きを検出する向き検出装置であって、
    該被加工物を支持する支持ユニットと、
    該支持ユニットで支持された該被加工物を撮像して該被加工物の外周縁を含む画像を取得するカメラと、
    該支持ユニットで支持された該被加工物を照らす照明と、
    表示部と、
    制御部と、を備え、
    該制御部は、
    該画像に含まれる該外周縁と交差する方向に沿って該画像に含まれる複数の画素の明度を算出し、隣接する画素との明度の差が閾値以上である複数の画素の座標を該外周縁の位置を示す複数の座標として特定する座標特定部と、
    複数の該座標に基づいて、該外周縁を近似する近似線を算出する近似線算出部と、
    該近似線から所定の範囲内の位置を示す該座標の数又は割合が許容範囲外である場合に、該近似線が該被加工物の該外周縁に対応していないと判定する外周縁判定部と、
    該近似線から所定の範囲外の位置を示す該座標を含む行若しくは列の位置を示す識別マーク、又は、隣接する画素との明度の差が閾値以上である画素を含まない行若しくは列の位置を示す識別マークを、該画像とともに該表示部に表示させる表示制御部と、を含むことを特徴とする向き検出装置。
  2. 該近似線算出部は、該近似線として該外周縁を近似する直線を算出することを特徴とする請求項1に記載の向き検出装置。
  3. 該表示制御部は、該識別マークを複数の該座標と重ならないように該表示部に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の向き検出装置。
  4. 該表示制御部は、該近似線から所定の範囲外の位置を示す該座標が検出されたことを示すマーク、又は、隣接する画素との明度の差が閾値以上である画素が検出されなかったことを示すマークを、該画像とともに該表示部に表示させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の向き検出装置。
  5. 該識別マークは、色彩、数字、文字、図形、模様又はこれらの組み合わせによって構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の向き検出装置。
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