JP7697486B2 - 補修システムおよび補修方法 - Google Patents
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Description
前記構造物内面の3次元形状を測定する3次元形状測定装置と、
前記3次元形状測定装置によって測定した3次元形状に基づいて、前記耐火物層の除去すべき範囲を深さ方向における複数の層に分けて決定する演算装置と、
前記演算装置で演算された結果に基づいて、前記耐火物層を前記層ごとに破砕する破砕装置と、
前記破砕装置により破砕された破砕片を、破砕された前記層ごとに分けて回収する分離回収装置と、を備える補修システム。
前記演算装置は、前記3次元形状測定装置によって測定した3次元形状に加え、前記色情報取得装置により取得された色情報を考慮して前記複数の層を決定する、上記1または2に記載の補修システム。
前記構造物内面の3次元形状を測定する3次元形状測定工程と、
前記3次元形状測定工程で測定された3次元形状に基づいて、前記耐火物層の除去すべき範囲を深さ方向における複数の層に分けて決定する演算工程と、
前記演算工程で演算された結果に基づいて、前記耐火物層を前記層ごとに破砕する破砕工程と、
前記破砕工程で破砕された破砕片を、破砕された前記層ごとに分けて回収する分離回収工程と、を含む補修方法。
前記演算工程では、前記3次元形状測定工程で測定した3次元形状に加え、前記色情報取得工程で取得した色情報を考慮して前記複数の層を決定する、上記5または6に記載の補修方法。
本発明は、内面に耐火物層を有する構造物を補修するためのものである。前記構造物としては、少なくとも内面に耐火物層を有するものであれば任意の構造物を対象とできる。前記構造物は、例えば、溶融金属用構造物であってよい。前記溶融金属用構造物としては、溶銑鍋、溶鋼の取鍋、精錬容器などの溶融金属容器や、高炉樋などの溶融金属用樋が例示される。
本発明の一実施形態における補修システムは、3次元形状測定装置、演算装置、破砕装置、および分離回収装置を備えている。また、本発明の一実施形態における補修方法は、3次元形状測定工程、演算工程、破砕工程、および分離回収工程を含む。
本発明では、構造物内面の3次元形状を測定し、その結果に基づいて耐火物層の除去すべき領域を深さ方向における複数の層に区分する。そのため、耐火物層の除去に先立って構造物内面の3次元形状を測定する。
次に、得られた構造物内面の3次元形状に基づいて、前記耐火物層の除去すべき範囲を深さ方向における複数の層に分けて決定する。すなわち、構造物内面の3次元形状とは、耐火物層とその表面に付着したビルドアップを含めた表面のプロファイルであるから、当該プロファイルにおいて凸部となっている部分はビルドアップが厚く付着している可能性が高く、したがってその部分は除去量を多くする必要があると判断できる。反対に、当該プロファイルにおいて凹部となっている部分は、劣化した耐火物層が剥離した結果、凹部となっている可能性が高く、したがって、その部分は除去量を少なくすればよい。このように、構造物内面の3次元形状に基づいて、各部における耐火物層の除去すべき範囲を決定することができる。
次いで、前記演算工程で演算された結果に基づいて、前記耐火物層を前記層ごとに破砕する。本発明の補修システムは、前記破砕に用いる破砕装置を備えている。
本発明では、前記破砕工程で破砕された破砕片を、破砕された前記層ごとに分けて回収する。このように分離回収を行うことにより、破砕装置によって破砕された耐火物などの破砕片を混合させることなく分離回収することができる。本発明の一実施形態における補修システムは、上記分離回収を行うための分離回収装置を備えている。
本発明の第二の実施形態における補修システムは、さらに、前記破砕装置にかかる負荷をモニターし、前記負荷に基づいて前記層ごとに破砕する範囲を調整する制御装置を備える。
本発明の第三の実施形態における補修システムは、さらに、前記構造物内面の色情報を取得する色情報取得装置を備え、前記演算装置は、前記3次元形状測定装置によって測定した3次元形状に加え、前記色情報取得装置により取得された色情報を考慮して前記複数の層を決定する。
本発明の第四の実施形態における補修システムは、さらに、前記分離回収装置によって回収された分画の少なくとも1つを、当該分画に含まれる破砕片の物性に基づいてさらに選別する選別装置を備える。
(2)前記測定で得た3次元形状の履歴に基づいてビルドアップ層と劣化層を層ごとに破砕するための走査範囲を決定し、破砕工具を走査して容器内面のビルドアップ層を除去する(1パス目)。
(3)ビルドアップ層の破砕によって生じた破砕片を1つ目の回収容器に回収する。
(4)ビルドアップ層を破砕して除去した後の構造物内面の3次元形状(形状N+1)を測定し、形状Nと形状N+1の差から、構造物内面の各部が、2パス目の除去によって以下のいずれの状態になっているのかを判定する。
A)ビルドアップ層と劣化層が一体で剥離した状態(健全層の表面が露出)
B)ビルドアップ層のみ破砕した面(劣化層の表面が露出)
C)元々ビルドアップは付着していないが劣化層の剥離が発生した状態(健全層の表面が露出)
D)元々ビルドアップは付着しておらず剥離が発生していない状態(劣化層の表面が露出)
なお、ここで「剥離」とは、破砕時の振動などによって、破砕していない部分の層が剥離することを指す。
*形状Nと形状N+1の差:A>B>C>D
*形状N+1における凹み程度:A≒C>B≒D
健全層が露出しているかどうかの判定には、色情報を用いることもできる。
(5)上記の判定結果に基づいて、劣化層を除去するための走査範囲を決定し、破砕工具を走査して構造物内面を再度破砕する(2パス目)。その際、健全層が露出している部分は除去しない。
(6)劣化層を破砕して生じた破砕片を2台目の回収容器に回収する。
(7)上記(3)および(6)で回収したそれぞれの破砕片を、磁性や比重などの物性に応じて選別することで、金属、スラグ、耐火物を選別する。
Claims (8)
- 内面に耐火物層を有する構造物の補修システムであって、
前記構造物内面の3次元形状を測定する3次元形状測定装置と、
前記3次元形状測定装置によって測定した3次元形状に基づいて、前記耐火物層の除去すべき範囲を深さ方向における複数の層に分けて決定する演算装置と、
前記演算装置で演算された結果に基づいて、前記耐火物層を前記層ごとに破砕する破砕装置と、
前記破砕装置により破砕された破砕片を、破砕された前記層ごとに分けて回収する分離回収装置と、を備える補修システム。 - さらに、前記破砕装置にかかる負荷を測定し、測定された負荷に基づいて前記層ごとに破砕する範囲を調整する制御装置を備える、請求項1に記載の補修システム。
- さらに、前記構造物内面の色情報を取得する色情報取得装置を備え、
前記演算装置は、前記3次元形状測定装置によって測定した3次元形状に加え、前記色情報取得装置により取得された色情報を考慮して前記複数の層を決定する、請求項1または2に記載の補修システム。 - さらに、前記分離回収装置によって回収された分画の少なくとも1つを、当該分画に含まれる破砕片の物性に基づいてさらに選別する選別装置を備える、請求項1または2に記載の補修システム。
- 内面に耐火物層を有する構造物の補修方法であって、
前記構造物内面の3次元形状を測定する3次元形状測定工程と、
前記3次元形状測定工程で測定された3次元形状に基づいて、前記耐火物層の除去すべき範囲を深さ方向における複数の層に分けて決定する演算工程と、
前記演算工程で演算された結果に基づいて、前記耐火物層を前記層ごとに破砕する破砕工程と、
前記破砕工程で破砕された破砕片を、破砕された前記層ごとに分けて回収する分離回収工程と、を含む補修方法。 - さらに、前記破砕工程における負荷を測定し、測定された負荷に基づいて前記層ごとに破砕する範囲を調整する制御工程を含む、請求項5に記載の補修方法。
- さらに、前記構造物内面の色情報を取得する色情報取得工程を含み、
前記演算工程では、前記3次元形状測定工程で測定した3次元形状に加え、前記色情報取得工程で取得した色情報を考慮して前記複数の層を決定する、請求項5または6に記載の補修方法。 - さらに、前記分離回収工程において回収された分画の少なくとも1つを、当該分画に含まれる破砕片の物性に基づいてさらに選別する選別工程を含む、請求項5または6に記載の補修方法。
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|---|---|---|---|---|
| JP2002206867A (ja) | 2001-01-09 | 2002-07-26 | Nippon Steel Corp | 耐火物のリサイクル方法 |
| JP2019006940A (ja) | 2017-06-28 | 2019-01-17 | Jfeスチール株式会社 | コークス炉の炉壁診断方法 |
| JP2019115916A (ja) | 2017-12-27 | 2019-07-18 | Jfeスチール株式会社 | タンディッシュ耐火物の補修方法及び補修装置 |
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