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JP7701407B2 - 業務支援装置、業務支援方法、及び、業務支援プログラム - Google Patents
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JP7701407B2 - 業務支援装置、業務支援方法、及び、業務支援プログラム - Google Patents

業務支援装置、業務支援方法、及び、業務支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、業務支援装置、業務支援方法、及び、業務支援プログラムに関する。
特許文献1(特開2022-079352号公報)には、人の知識だけで請求書と書類の不整合に対する対応を判断する場合に比べて、不整合に対する確認にかかる時間を短縮可能とした情報処理装置が開示されている。
この情報処理装置は、請求書要素抽出部が、請求書を取得して支払い金額確認に用いる予め定めた要素を抽出し、関連書類抽出部が、処理対象の請求書に関連する書類を関連文書DBから抽出する。また、関連書類要素抽出部が、関連書類から支払金額確認に用いる要素を抽出する。そして、整合性判定部が、請求書の要素と関連書類の要素とを突合して整合性を判定し、不整合がある場合に、不整合内容分類部が、その差異の大きさを算出してレベル分けして不整合の内容を分類する。UI画面表示部は、この整合性の判定結果に応じて、経理担当者に次の指示を出すための表示を行う。
ここで、例えば食品業界等の商習慣として「リベート」と呼ばれるいくつかの値引形態が知られている。この「リベート」のうちの一つである「後引き」の値引形態は、売上取引1件毎に発生し、請求、月次締め後に取引先からの値引の要望に応じて、事後的に値引を行う値引形態である。
特開2022-079352号公報
しかし、このような「後引き」は、請求、月次締め後等に事後的に値引を行うため、請求、月次締めで算出して取引先に請求した請求金額と、取引先からの入金金額(後引きの値引きを反映した入金金額)とが一致せず、消込の会計業務に支障を来す問題があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、「後引き」の値引きが発生した際の消込の会計業務を支援可能とした業務支援装置、業務支援方法、及び、業務支援プログラムの提供を目的とする。
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る業務支援装置は、請求処理時に入力された請求番号、請求先、売上金額、及び、請求金額を含む請求データを生成する請求データ生成部と、売上入力時に入力された売上番号、通常の売上による売上金額であることを示す「通常売上」の売上区分、取引先、売上金額を含む売上データ、及び、請求データの作成後に、所定の金額の値引きである「後引き」の値引きを行う際に、「後引き」の値引きを示す売上区分、請求先、及び、「後引き」の値引金額を含む売上データを生成する売上データ生成部と、「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データが生成された際に、「通常売上」の売上区分を含む売上データの売上番号、及び、請求データの請求番号を前回請求番号として含む売上付加データを生成する売上付加データ生成部と、消込候補の出力が指定された際に、「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データから「後引き」の値引金額を検出し、また、売上付加データにより、「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データに関連付けされている請求データ及び「通常売上」の売上区分を含む売上データを参照し、検出した「後引き」の値引金額、及び、請求金額から「後引き」の値引金額を減算した後引き合計額を出力機器に出力制御する出力制御部と、を有する。
また、上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る業務支援方法は、請求データ生成部が、請求処理時に入力された請求番号、請求先、売上金額、及び、請求金額を含む請求データを生成する請求データ生成ステップと、売上データ生成部が、売上入力時に入力された売上番号、通常の売上による売上金額であることを示す「通常売上」の売上区分、取引先、売上金額を含む売上データ、及び、請求データの作成後に、所定の金額の値引きである「後引き」の値引きを行う際に、「後引き」の値引きを示す売上区分、請求先、及び、「後引き」の値引金額を含む売上データを生成する売上データ生成ステップと、売上付加データ生成部が、「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データが生成された際に、「通常売上」の売上区分を含む売上データの売上番号、及び、請求データの請求番号を前回請求番号として含む売上付加データを生成する売上付加データ生成ステップと、出力制御部が、消込候補の出力が指定された際に、「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データから「後引き」の値引金額を検出し、また、売上付加データにより、「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データに関連付けされている請求データ及び「通常売上」の売上区分を含む売上データを参照し、検出した「後引き」の値引金額、及び、請求金額から「後引き」の値引金額を減算した後引き合計額を出力機器に出力制御する出力制御ステップと、を有する。
また、上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る業務支援プログラムは、コンピュータを、請求処理時に入力された請求番号、請求先、売上金額、及び、請求金額を含む請求データを生成する請求データ生成部と、売上入力時に入力された売上番号、通常の売上による売上金額であることを示す「通常売上」の売上区分、取引先、売上金額を含む売上データ、及び、請求データの作成後に、所定の金額の値引きである「後引き」の値引きを行う際に、「後引き」の値引きを示す売上区分、請求先、及び、「後引き」の値引金額を含む売上データを生成する売上データ生成部と、「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データが生成された際に、「通常売上」の売上区分を含む売上データの前上番号、及び、請求データの請求番号を前回請求番号として含む売上付加データを生成する売上付加データ生成部と、消込候補の出力が指定された際に、「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データから「後引き」の値引金額を検出し、また、売上付加データにより、「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データに関連付けされている請求データ及び「通常売上」の売上区分を含む売上データを参照し、検出した「後引き」の値引金額、及び、請求金額から「後引き」の値引金額を減算した後引き合計額を出力機器に出力制御する出力制御部として機能させる。
本発明は、「後引き」の値引きが発生した際の消込の会計業務を支援できる。
図1は、実施の形態の業務支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図2は、「後引き」に対応する消込支援動作の概要を示す図である。 図3は、「後引き」に対応する消込を支援する表示がされた入金入力画面の一例を示す図である。 図4は、「後引き」が発生する前の売上データ及び売上付加データの一例を示す図である。 図5は、「後引き」が発生する前の請求データの一例を示す図である。 図6は、「後引き」の値引金額に対応する売上データ、及び、「後引き」の発生により、「後引き」の元となる売上データの売上番号及び請求データを関連付ける売上付加データを示す図である。 図7は、「後引き」により請求先から入金された入金データ、及び、入金データに基づいて生成される入金消込データを示す図である。 図8は、前回の締処理後に発生した「後引き」に対応する次月度の締処理で生成される入金データ、及び、入金消込データを示す図である。
以下、本発明を適用した実施の形態となる業務支援装置を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
(概要)
今日において、値引形態の一つとして、請求締処理後において、請求先からの要望等により値引を行う「後引き」の値引形態が知られている。この「後引き」が発生すると、例えば下記の商取引があった場合の請求から入金及び消込管理において、操作者による消込可否の判断が困難となる。
すなわち、3月21日から4月20の売上を4月20日で会計することで(4月20日締め)、例えば「1万円」の請求を行った後に、4月25日に請求先から「200円」の「後引き」の要求があり、販売元は、これを承諾したとする。販売元が「後引き」を承諾したことで、例えば5月10日に元の請求額の「1万円」から「後引き」の値引金額の「200円」が減算された「9800円」が請求先から入金される。この段階では、販売元による消込可能な債権は「1万円」となっており、「後引き」の値引分を消込むには、販売元の次月度の締日である5月20日を待つ必要がある。また、操作者は、「後引き」の有無を把握していないため、「1万円」の請求に対する「9800円」の入金によるアンマッチは、入金ミスにより発生しているアンマッチか否かの判断がつかない。
実施の形態の業務支援装置は、以下に説明するように、入金消込時(入金入力時)に、請求済の債権に加えて、未請求の特定の値引伝票(後引き)を集計して、消込用の情報として確認可能としている。具体的には、後引き伝票の、前回請求書番号を管理することで、いつの請求に対する後引きなのか、を容易に把握可能としている。
これにより、入金消込候補として、「確定している請求額」と、「請求に関連する後引きの値引金額」を把握することができ、操作者が後引きの有無を簡単に把握することができる。また、入金時点で債権の消込が可能となり、債権の回転率の向上を図り(債権を迅速に処理可能とし)、及び、請求先に対する適切な与信管理を行うことができる。
(ハードウェア構成)
図1に示すように、実施の形態の業務支援装置1は、記憶部2、制御部3、通信インターフェース部4及び入出力インターフェース部5を備えている。入出力インターフェース部5には、入力装置6及び出力装置7が接続されている。出力装置7としては、モニタ装置(家庭用テレビを含む)等の表示部、印刷装置、又は、スピーカ装置等が相当する。入力装置6としては、キーボード装置、マウス装置及びマイクロホン装置等の他、マウス装置と協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタ装置等を用いることができる。通信インターフェース部4は、例えばインターネット等の広域網又はLAN(Local Area Network)等のプライベート網等のネットワークに接続される。
記憶部2としては、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の記憶装置を用いることができる。記憶部2には、「後引き」に対する消込業務を支援する業務支援プログラムが記憶されている。また、この記憶部2には、後述する売上データ、売上付加データ、請求データ、入金データ、及び、入金消込データ等が記憶される。
(業務支援装置の機能構成)
次に、制御部3は、記憶部2に記憶されている業務支援プログラムを実行することで、図1に示すように、請求データ生成部21、売上データ生成部22、売上付加データ生成部23、表示制御部24、及び、入金消込データ生成部25として機能する。表示制御部24は、出力制御部の一例であり、一例として表示部である出力装置7を介して後述する入金入力画面等を表示する。なお、出力制御部として印刷制御部又は音声出力制御部等を設けてもよい。印刷制御部を設けた場合、各種データが印刷装置である出力装置7により印刷される。また、音声出力制御部を設けた場合、各種データがスピーカ装置である出力装置7を介して音声出力される。
請求データ生成部21は、請求処理時に入力された請求番号、請求先、売上金額、及び、請求金額を含む請求データを生成する。
売上データ生成部22は、売上入力時に入力された売上番号、通常の売上による売上金額であることを示す「通常売上」の売上区分、取引先、売上金額を含む売上データを生成する。また、売上データ生成部22は、請求データの作成後に、所定の金額の値引きである「後引き」の値引きを行う際に、「後引き」の値引きを示す売上区分、請求先、及び、「後引き」の値引金額を含む売上データを生成する。
売上付加データ生成部23は、「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データが生成された際に、「通常売上」の売上区分を含む売上データの売上番号、及び、請求データの請求番号を前回請求番号として含む売上付加データを生成する。
一例として表示制御部24である出力制御部は、消込候補の出力が指定された際に、「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データから「後引き」の値引金額を検出する。また、出力制御部は、売上付加データにより、「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データに関連付けされている請求データ及び「通常売上」の売上区分を含む売上データを参照する。そして、出力制御部は、検出した「後引き」の値引金額、及び、請求金額から「後引き」の値引金額を減算した後引き合計額を出力機器に出力制御する。
入金消込データ生成部25は、前回請求番号が存在する場合において、入金入力時に入力された入金金額と後引き合計額が一致する場合、入金金額に相当する消込金額、及び、「後引き」の値引金額に相当する仮消込額を含む入金消込データを生成する。
また、入金消込データ生成部25は、請求締処理後において、入金消込データの仮消込額を0円とし、「後引き」の値引金額を消込額とした新たな入金消込データを生成する。
(「後引き」の消込業務の支援動作)
次に、図2は、「後引き」に対応する消込支援動作の概要を示している。この図2において、通常、売上に基づいて売上データが入力され、販売元の締日以降に請求締処理で請求データが生成され、請求先に請求書が送付される。
このような請求締処理後に、請求先からの値引きの要望を販売元が承諾したとする。これにより、販売元は、「後引き」の値引きに対応する売上入力を行い、「後引き」の値引き金額に対応する売上データが生成される。この際、「後引き」の値引き金額に対応する売上データと共に、最初の売上データの売上番号と、先に作成した請求データの請求番号(前回請求番号)を関連付ける売上付加データを生成する。
請求先は、「後引き」の値引金額を請求金額から減算した金額の入金を行う。業務支援装置1は、入金入力の際に、図3に示すように上述の売上付加データに基づいて、最初の請求金額(「後引き」前の請求金額:図3の例では1万円)、請求先から入金された入金金額(図3の例では9800円)、及び、この請求先からの入金金額に関連する「後引き」の値引金額(図3の例では-200円)を関連付けて表示する。これにより、操作者が、入金消込候補として、「確定している請求額」と、「請求に関連する後引きの値引金額」を把握することができ、後引きの有無を簡単に把握して入金消込業務を行うことができる。
以下、具体的に説明する。この消込業務の支援動作は、制御部3が記憶部2に記憶されている業務支援プログラムに基づいて請求データ生成部21~入金消込データ生成部25等として機能し、実行される。
まず、「2023年4月10日」に、「TK0011」の得意先コードの得意先に対して、「IT001」の商品コードで、単価が「2000円」の商品を「5個」販売することで、「1万円」の売上が発生したとする。この場合、操作者は、表示制御部24により表示される売上入力画面を介して、「通常売上」の売上区分を指定し、上述の商品コード及び売上金額等を入力する。
これにより、売上データ生成部22は、図4(a)に示すように、売上番号、行番号、売上区分、事業所コード、売上日、請求先コード、得意先コード、商品コード、数量、単価、及び、売上金額を含む商品データを生成し、これを記憶部2に記憶させる。なお、売上番号は自動採番により入力され、この例の場合は「UR001」となっている。
また、このような売上データが生成されると、売上付加データ生成部23は、図4(b)に示すように売上データの売上番号と、生成された売上データに対応して生成される請求データの請求番号である「前回請求番号」とを関連付ける売上付加データを生成する。この段階は、売上データは生成されたが、請求データは生成されていない段階であるため、図4(b)に示すように、「UR001」の売上番号のみが入力された売上付加データが、売上付加データ生成部23により生成される。
次に、販売元の請求締日が「20日」であるとすると、操作者は、表示制御部24により表示される請求締処理画面を介して、「2023年4月20日」の請求日、「SE001」の請求先コード、「TK0011」の得意先コード、「1万円」の売上金額、「0円」の値引金額、「1万円」の今回請求額、及び、「2023年5月10日」の回収予定日等を入力する。
これにより、請求データ生成部21は、図5に示すように請求番号、事業所コード、請求日、請求先コード、得意先コード、前回請求額、売上金額、値引金額、今回請求額、及び、回収予定日を含む請求データを生成、記憶部2に記憶させる。なお、請求番号は自動採番で入力され、この例の場合「IV001」となっている。この段階では、「後引き」が発生していないため、請求データの値引金額は「0円」となる。
ここで、このような請求データの作成後(請求締処理後)の「2023年4月25日」に、請求先からの要望により、販売した「1万円」の商品に対して「200円」の値引き(後引き)が発生したとする。このような「後引き」が発生すると、操作者は、表示制御部24により表示される売上入力画面を介して、「2023年4月25日」の売上日、「後引き」の売上区分、「-200円」の売上金額等を入力する。
これにより、売上データ生成部22は、図6に示すように、売上区分を「後引き」とし、売上金額を「-200円」とした、「SE001」の請求先コードの請求先、及び、「IT001」の商品コードの商品に対応する、「後引き」の商品データを生成して、記憶部2に記憶させる。
このように「後引き」の商品区分の商品データが生成されると、売上付加データ生成部23は、図6(a)に示す「SE001」の請求先コード(又は(及び)「TK0011」の得意先コード)が入力されている、図5に示した請求データの請求番号を検出する。図5の例の場合、請求番号は「IV001」である。そして、売上付加データ生成部23は、検出した「IV001」の請求番号を、図6(b)に示すように「UR001」の売上番号が先に入力されている売上付加データの「前回請求番号」として入力する。
これにより、図6(b)に示す売上付加データにより、「後引き」後の商品区分の「UR002」の売上番号の商品データは(図6(a))、「後引き」前の「UR001」の商品区分の商品データと(図4(a))、この「後引き」前の「UR001」の商品区分の商品データに対応する「IV001」の請求番号の請求データとを関連付けることができる。
換言すると、図6(b)に示す売上付加データにより、図6(a)に示す「後引き」の商品区分の売上データは、図4(a)に示す「後引き」前の「通常売上」の売上区分の売上データ、及び、この「通常売上」の売上区分の売上データの請求データとなる、図5に示す請求データに関連したデータであることを示すことができる。
次に、操作者は、入金入力画面の表示を指定操作する。これにより、表示制御部24は、図3に示した入金入力画面を、出力装置7を介して表示する。図3に示すように、この入金入力画面は、事業所コード、入金日、請求先コード、及び、入金額の各入力欄を備えている。操作者は、例えば「T100」の事業所コード、「2023年5月10日」の入金日、「SE001」の請求先、及び、「9800円」の入金額を入力し、消込候補表示ボタン50を操作する。
この消込候補表示ボタン50が操作されると、表示制御部24は、図6(a)に示す「後引き」の売上区分を含む売上データから「後引き」の値引金額である「-200円」を検出する。また、表示制御部24は、図6(b)に示す売上付加データに基づいて、図6(a)に示す「後引き」の売上区分を含む売上データに関連付けされている、図5に示す請求データ、及び、図4に示す「通常売上」の売上区分を含む売上データを参照し、検出した「後引き」の値引金額(-200円)、及び、請求金額から「後引き」の値引金額を減算した後引き合計額(1万円-200円=9800円)を、入金入力画面の消込候補表示欄に表示する。
また、表示制御部24は、図5に示す請求データに基づいて、「IV001」の請求番号、「SE001」の請求先コード、「2023年5月10日」の回収予定日、及び、「1万円」の今回請求額を取得し、入金入力画面の消込候補表示欄に表示する。
これにより、操作者は、元の請求金額が「1万円」であったのに対し、「-200円」の「後引き」の値引きが発生し、これにより、請求先からの入金額は、「1万円-200円=9800円」の入金額となったことを容易に把握することができる。
次に、このように入金入力画面に対して入力が行われると、入金消込データ生成部25は、図7(a)に示すように「後引き」適用後の「9800円」の入金に対する入金データを生成する。この入金データは、入金番号、事業所コード、入金日、請求先コード、及び、入金額等を含んで構成される。この例の場合、入金額としては、「後引き」適用後の「9800円」の入金額が入力される。また、入金番号は、自動採番により入力され、この例は、「NY001」の入金番号が入力された例である。
また、入金消込データ生成部25は、図6(b)に示したように売上付加データに「IV001」等の前回請求番号が存在し、入金入力時に入力された「9800円」の入金金額と、「9800円」の後引き合計額とが一致するため、図7(b)に示すように、「9800円」の入金金額に相当する消込金額、及び、「200円」の「後引き」の値引金額に相当する仮消込額を含む入金消込データを生成して記憶部2に記憶させる。
これにより、請求処理が行われていない売上であっても、消込候補の情報と関連付けて入金入力画面で確認可能とすることができる。
次に、入金消込データ生成部25は、前回の「2023年4月20日」の請求締処理の、次の月次の請求締処理日である「2023年5月20日」以降に、図8(b)に示すように、入金消込データの仮消込額を「0円」とし、「後引き」の値引金額を「200円」の消込額とした新たな入金消込データを生成する。これにより、入金消込データを自動で生成して、操作者の入金消込業務の負担を、さらに軽減することができる。なお、図8(a)に示すように、入金データは、変更されない。
(実施の形態の効果)
以上の説明から明らかなように、実施の形態の業務支援装置1は、入金消込時(入金入力時)に、請求済の債権に加えて、未請求の特定の値引伝票(後引き)を集計し、消込用の情報として確認できる。
すなわち、後引き伝票の前回請求書番号を管理することで、いつの請求に対する後引きなのか、を容易に認識可能とすることができる。このため、入金消込候補として、「確定している請求額」と、「請求に関連する後引き額」を容易に認識でき、操作者が後引きの有無を簡単に把握することができる。
また、入金時点で債権の消込が可能となるため、債権の回転率の向上を図り(債権を迅速に処理可能とし)、及び、請求先に対する適切な与信管理を行うことができる。
[国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び目標9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、目標13及び目標15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[他の実施の形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、或いは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、業務支援装置1に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも図示の如く物理的に構成されていることを要しない。
例えば、業務支援装置1が備える処理機能、特に制御部3及び制御部3にて行われる各処理機能については、その全部又は任意の一部を、CPU(Central Processing Unit)及びこのCPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。なお、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて業務支援装置1に機械的に読み取られる。すなわち、ROM又はHDD等の記憶部等には、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部3を構成する。
また、この業務支援装置1の業務支援プログラムは、業務支援装置1に対して任意のネットワークを介して接続された他のサーバ装置に記憶されていてもよく、必要に応じてその全部又は一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するための業務支援プログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、及び、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語又は記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコード又はバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した業務支援装置1において記録媒体を読み取るための具体的な構成及び読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部2は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、業務支援装置1は、既知のパーソナルコンピュータ装置又はワークステーション等の情報処理装置で構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された情報処理装置で構成してもよい。また、情報処理装置は、本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラム又はデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
さらに、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部又は一部を、各種の付加等に応じて又は機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、様々な職種の会計業務に適用して好適であり、特に、食品業界等のリベートの商慣習がある業界の会計業務に適用して好適である。
1 業務支援装置
2 記憶部
3 制御部
4 通信インターフェース部
5 入出力インターフェース部
6 入力装置
7 出力装置
21 請求データ生成部
22 売上データ生成部
23 売上付加データ生成部
24 表示制御部
25 入金消込データ生成部
50 消込候補表示ボタン

Claims (5)

  1. 請求処理時に入力された請求番号、請求先、売上金額、及び、請求金額を含む請求データを生成する請求データ生成部と、
    売上入力時に入力された売上番号、通常の売上による売上金額であることを示す「通常売上」の売上区分、取引先、売上金額を含む売上データ、及び、前記請求データの作成後に、所定の金額の値引きである「後引き」の値引きを行う際に、前記「後引き」の値引きを示す売上区分、請求先、及び、前記「後引き」の値引金額を含む売上データを生成する売上データ生成部と、
    前記「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データが生成された際に、前記「通常売上」の売上区分を含む前記売上データの前記売上番号、及び、前記請求データの前記請求番号を前回請求番号として含む売上付加データを生成する売上付加データ生成部と、
    消込候補の出力が指定された際に、前記「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データから前記「後引き」の値引金額を検出し、また、前記売上付加データにより、前記「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データに関連付けされている前記請求データ及び前記「通常売上」の売上区分を含む売上データを参照し、検出した「後引き」の値引金額、及び、請求金額から「後引き」の値引金額を減算した後引き合計額を出力機器に出力制御する出力制御部と、
    を有する業務支援装置。
  2. 前記前回請求番号が存在する場合において、入金入力時に入力された入金金額と前記後引き合計額が一致する場合、前記入金金額に相当する消込金額、及び、前記「後引き」の値引金額に相当する仮消込額を含む入金消込データを生成する入金消込データ生成部を、さらに備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の業務支援装置。
  3. 前記入金消込データ生成部は、請求締処理後において、前記入金消込データの仮消込額を0円とし、前記「後引き」の値引金額を消込額とした新たな入金消込データを生成すること、
    を特徴とする請求項2に記載の業務支援装置。
  4. 請求データ生成部が、請求処理時に入力された請求番号、請求先、売上金額、及び、請求金額を含む請求データを生成する請求データ生成ステップと、
    売上データ生成部が、売上入力時に入力された売上番号、通常の売上による売上金額であることを示す「通常売上」の売上区分、取引先、売上金額を含む売上データ、及び、前記請求データの作成後に、所定の金額の値引きである「後引き」の値引きを行う際に、前記「後引き」の値引きを示す売上区分、請求先、及び、前記「後引き」の値引金額を含む売上データを生成する売上データ生成ステップと、
    売上付加データ生成部が、前記「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データが生成された際に、前記「通常売上」の売上区分を含む前記売上データの前記売上番号、及び、前記請求データの前記請求番号を前回請求番号として含む売上付加データを生成する売上付加データ生成ステップと、
    出力制御部が、消込候補の出力が指定された際に、前記「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データから前記「後引き」の値引金額を検出し、また、前記売上付加データにより、前記「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データに関連付けされている前記請求データ及び前記「通常売上」の売上区分を含む売上データを参照し、検出した「後引き」の値引金額、及び、請求金額から「後引き」の値引金額を減算した後引き合計額を出力機器に出力制御する出力制御ステップと、
    を有する業務支援方法。
  5. コンピュータを、
    請求処理時に入力された請求番号、請求先、売上金額、及び、請求金額を含む請求データを生成する請求データ生成部と、
    売上入力時に入力された売上番号、通常の売上による売上金額であることを示す「通常売上」の売上区分、取引先、売上金額を含む売上データ、及び、前記請求データの作成後に、所定の金額の値引きである「後引き」の値引きを行う際に、前記「後引き」の値引きを示す売上区分、請求先、及び、前記「後引き」の値引金額を含む売上データを生成する売上データ生成部と、
    前記「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データが生成された際に、前記「通常売上」の売上区分を含む前記売上データの前記売上番号、及び、前記請求データの前記請求番号を前回請求番号として含む売上付加データを生成する売上付加データ生成部と、
    消込候補の出力が指定された際に、前記「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データから前記「後引き」の値引金額を検出し、また、前記売上付加データにより、前記「後引き」の値引きを示す売上区分を含む売上データに関連付けされている前記請求データ及び前記「通常売上」の売上区分を含む売上データを参照し、検出した「後引き」の値引金額、及び、請求金額から「後引き」の値引金額を減算した後引き合計額を出力機器に出力制御する出力制御部として機能させること、
    を特徴とする業務支援プログラム。
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