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JP7703406B2 - 無線機 - Google Patents
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JP7703406B2 - 無線機 - Google Patents

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Description

本発明は、無線機に関する。
従来、複数の火災警報器が連動して火災警報を行う住宅用の火災警報システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この火災警報システムによれば、火災が発生した部屋とは別の部屋にいる人にも火災の発生を知らせることができる。
特開2014-56348号公報
この火災警報システムに例示されるような警報システムでは、警報器間で様々な信号を送受信することができる。例えば、各警報器に火災感知部とガス漏れ検知部を備えさせ、警報器間で火災感知信号とガス漏れ検知信号を送受信させることができる。
このように複数種類の異常信号を送受信可能とした場合、各異常信号の送信に優先順位をつけたいというニーズがある。例えば、ガス漏れ検知信号よりも火災感知信号の送信を優先したいというニーズがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、無線機において、より重要度の高い異常信号を優先的に送信させることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る無線機は、異常を検出する検出部と、前記検出部が検出した異常に対応する回数または時間のキャリアセンスを実行し、当該キャリアセンスの実行後に、前記異常を通知する信号を送信する信号処理部とを備え、前記信号処理部は、第1の異常に対応する回数または時間のキャリアセンスを開始し、当該キャリアセンスの実行中に、前記第1の異常よりも優先度が高い第2の異常を前記検出部が検出した場合に、前記第1の異常に代えて、または前記第1の異常とともに前記第2の異常を通知する信号を送信し、前記第1の異常に対応するキャリアセンスの回数または時間を示す値は、前記第2の異常に対応するキャリアセンスに対応する回数または時間を示す値よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、無線機において、より重要度の高い異常信号を優先的に送信させることができる。
住宅Hに設置された火災警報システム100を示す図 火災警報器1のハードウェア構成を示すブロック図 火災連動処理を示すシーケンス図 火災復旧処理を示すシーケンス図 ガス漏れ連動処理を示すシーケンス図 ガス漏れ復旧処理を示すシーケンス図 信号送信処理を示すフロー図 信号送信処理の具体例を示すタイムチャート 火災連動信号送信処理を示すフロー図 ガス漏れ連動信号送信処理を示すフロー図 火災連動信号送信処理とガス漏れ連動信号送信処理の具体例を示すタイムチャート
1.実施形態
本発明の一実施形態に係る火災警報システム100について説明する。ここで説明する火災警報システム100は、複数の火災警報器が連動して火災警報を行う住宅用の火災警報システムである。
1-1.構成
図1は、住宅Hに設置された火災警報システム100を示す図である。同図に示すように、火災警報システム100は、親器である火災警報器1Aと、子器である複数の火災警報器1Bを備えている。以下の説明では、親器である火災警報器1Aを「親器1A」と呼び、子器である火災警報器1Bを「子器1B」と呼ぶ。また、親器1Aと子器1Bを総称して「火災警報器1」と呼ぶ。
火災警報器1は、無線機であり、連動型の火災警報器である。図2は、この火災警報器1のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示すように、火災警報器1は、火災感知部11、ガス漏れ検知部12、警報部13、無線通信部14、操作受付部15、電源部16および制御部17を備えている。
このうち、火災感知部11は、火災を感知するための手段である。この火災感知部11は、火災を感知するために、煙や熱などを検知するためのセンサを備えている。
ガス漏れ検知部12は、ガス漏れを検知するための手段である。このガス漏れ検知部12は、ガス漏れを検知するために、ガスセンサを備えている。
警報部13は、利用者に対する警報を発するための手段である。この警報部13は、利用者に対して警報を発するために、スピーカと表示灯を備えている。
無線通信部14は、他の火災警報器1と無線通信するための手段である。この無線通信部14は、他の火災警報器1と無線通信するために、アンテナと無線通信回路を備えている。
操作受付部15は、利用者の操作を受け付けるための手段である。この操作受付部15は、利用者の操作を受け付けるために、スイッチを備えている。
電源部16は、火災警報器1の各部に電力を供給するための手段である。この電源部16は、火災警報器1の各部に電力を供給するために、電池と電源回路を備えている。
制御部17は、火災警報器1の各部を制御するための手段である。この制御部17は、火災警報器1の各部を制御するために、メモリとマイコンを備えている。メモリに記憶された各種設定データに基づき、マイコンに組み込まれたプログラムを実行することで、火災警報器1において各種機能を実現する。以下では、親器1Aにおいて実現される機能と子器1Bにおいて実現される機能について順番に説明する。
まず、親器1Aにおいて実現される機能について説明する。親器1Aでは、火災連動処理部161、ガス漏れ連動処理部162、復旧処理部163および信号処理部164という機能が実現される。
火災連動処理部161は、自器の火災感知部11の出力に基づいて火災を検出する。火災を検出すると、警報部13を起動して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる。加えて、信号処理部164に対して、各子器1Bに対する火災連動信号の送信を指示する。
また、火災連動処理部161は、子器1Bから送信される火災連動信号を受けて、火災を検出する。火災を検出すると、警報部13を起動して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる。加えて、信号処理部164に対して、各子器1Bに対する火災連動信号の送信を指示する。
この火災連動処理部161は、本発明に係る検出部の一例である。
ガス漏れ連動処理部162は、自器のガス漏れ検知部12の出力に基づいてガス漏れを検出する。ガス漏れを検出すると、警報部13を起動して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる。加えて、信号処理部164に対して、各子器1Bに対するガス漏れ連動信号の送信を指示する。
また、ガス漏れ連動処理部162は、子器1Bから送信されるガス漏れ連動信号を受けて、ガス漏れを検出する。ガス漏れを検出すると、警報部13を起動して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる。加えて、信号処理部164に対して、各子器1Bに対するガス漏れ連動信号の送信を指示する。
このガス漏れ連動処理部162は、本発明に係る検出部の一例である。
復旧処理部163は、子器1Bから送信された火災復旧通知の受信を検知し、かつ、自器の火災感知部11が火災を感知しない場合に、自器の警報部13の動作を停止させる。加えて、復旧処理部163は、信号処理部164に対して、各子器1Bに対する火災復旧連動信号の送信を指示する。
また、復旧処理部163は、子器1Bから送信されたガス漏れ復旧通知の受信を検知し、かつ、自器のガス漏れ検知部12がガス漏れを検知しない場合に、自器の警報部13の動作を停止させる。加えて、復旧処理部163は、信号処理部164に対して、各子器1Bに対するガス漏れ復旧連動信号の送信を指示する。
信号処理部164は、火災連動処理部161、ガス漏れ連動処理部162または復旧処理部163からの指示を受けて連動信号を送信する。
信号処理部164は、特に、火災連動処理部161またはガス漏れ連動処理部162からの指示を受けて連動信号を送信する際、検出された異常に対応するキャリアセンス回数を特定する。具体的には、火災連動信号を送信する際には、回数「3」を特定し、ガス漏れ連動信号を送信する際には、回数「6」を特定する。そして、特定した回数のキャリアセンスを実行してから、検出された異常を通知する連動信号を送信する。
その際、信号処理部164は、キャリアセンスの実行中に別の異常が新たに検出されると、最初に検出された異常と、新たに検出された別の異常の両方を通知する連動信号を送信する。例えば、ガス漏れの検出後にキャリアセンスを開始し、そのキャリアセンスの実行中に火災が検出された場合には、ガス漏れと火災の両方を通知する連動信号を送信する。このように2つの異常を同時に通知することで、後から検出された異常を早期に通知することができる。
なお、信号処理部164により特定されるキャリアセンス回数は、その回数が増加するにつれて、キャリアセンス全体に要する時間が増加する。そのため、キャリアセンス回数の特定とは、キャリアセンス時間の特定と言い換えることができる。このことは、後述する信号処理部168により特定されるキャリアセンス回数についても言える。
次に、子器1Bにおいて実現される機能について説明する。子器1Bでは、火災連動処理部165、ガス漏れ連動処理部166、復旧処理部167および信号処理部168という機能が実現される。
火災連動処理部165は、自器の火災感知部11の出力に基づいて火災を検出する。火災を検出すると、警報部13を起動して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる。加えて、信号処理部168に対して、親器1Aと他の子器1Bに対する火災連動信号の送信を指示する。
また、火災連動処理部165は、親器1Aまたは他の子器1Bから送信される火災連動信号を受けて、火災を検出する。火災を検出すると、警報部13を起動して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる。
この火災連動処理部165は、本発明に係る検出部の一例である。
ガス漏れ連動処理部166は、自器のガス漏れ検知部12の出力に基づいてガス漏れを検出する。ガス漏れを検出すると、警報部13を起動して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる。加えて、信号処理部168に対して、親器1Aと他の子器1Bに対するガス漏れ連動信号の送信を指示する。
また、ガス漏れ連動処理部166は、親器1Aまたは他の子器1Bから送信されるガス漏れ連動信号を受けて、ガス漏れを検出する。ガス漏れを検出すると、警報部13を起動して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる。
このガス漏れ連動処理部166は、本発明に係る検出部の一例である。
復旧処理部167は、自器の監視区域において火災が鎮火し、自器の火災感知部11が火災を感知しなくなると、信号処理部168に対して、親器1Aに対する火災復旧通知の送信を指示する。そして、この火災復旧通知の送信後、親器1Aから送信された火災復旧連動信号の受信を検知すると、警報部13の動作を停止させる。
また、復旧処理部167は、自器の監視区域においてガス漏れが停止し、自器のガス漏れ検知部12がガス漏れを検知しなくなると、信号処理部168に対して、親器1Aに対するガス漏れ復旧通知の送信を指示する。そして、このガス漏れ復旧通知の送信後、親器1Aから送信されたガス漏れ復旧連動信号の受信を検知すると、警報部13の動作を停止させる。
信号処理部168は、火災連動処理部165、ガス漏れ連動処理部166または復旧処理部167からの指示を受けて連動信号等を送信する。
信号処理部168は、特に、火災連動処理部165またはガス漏れ連動処理部166からの指示を受けて連動信号を送信する際、検出された異常に対応するキャリアセンス回数を特定する。具体的には、火災連動信号を送信する際には、回数「3」を特定し、ガス漏れ連動信号を送信する際には、回数「6」を特定する。そして、特定した回数のキャリアセンスを実行してから、検出された異常を通知する連動信号を送信する。
その際、信号処理部168は、キャリアセンスの実行中に別の異常が新たに検出されると、最初に検出された異常と、新たに検出された別の異常の両方を通知する連動信号を送信する。例えば、ガス漏れの検出後にキャリアセンスを開始し、そのキャリアセンスの実行中に火災が検出された場合には、ガス漏れと火災の両方を通知する連動信号を送信する。このように2つの異常を同時に通知することで、後から検出された異常を早期に通知することができる。
1-2.動作
火災警報システム100の動作について説明する。具体的には、火災連動処理、火災復旧処理、ガス漏れ連動処理、ガス漏れ復旧処理および信号送信処理について説明する。
1-2-1.火災連動処理
火災連動処理は、住宅Hで火災が発生したときに複数の火災警報器1が連動して火災警報を行う処理である。図3は、この火災連動処理を示すシーケンス図である。
同図に示す火災連動処理では、子器1Bの監視区域において火災が発生すると、この子器1Bの火災感知部11は、この火災を感知する(ステップSa1)。火災の感知後、この子器1Bの火災連動処理部165は、警報部13を起動して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる(ステップSa2)。これにより、火災の発生を在室者に知らせる。また、火災連動処理部165は、信号処理部164に対して、親器1Aと各子器1Bに対する火災連動信号の送信を指示する。信号処理部164は、この指示を受けて、親器1Aと各子器1Bに対して火災連動信号を送信する(ステップSa3)。
この火災連動信号を他の子器1Bが受信すると、その子器1Bの火災連動処理部165は、警報部13を起動して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる(ステップSa4)。これにより、火災の発生を在室者に知らせる。
上記の火災連動信号を親器1Aが受信すると、親器1Aの火災連動処理部161は、警報部13を起動して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる(ステップSa5)。これにより、火災の発生を在室者に知らせる。加えて、火災連動処理部161は、信号処理部164に対して、各子器1Bに対する火災連動信号の送信を指示する。信号処理部164は、この指示を受けて、各子器1Bに対して火災連動信号を送信する(ステップSa6)。これにより、各子器1Bの連動をより確実にする。
親器1Aから送信された火災連動信号を受信した子器1Bは、火元の子器1Bから火災連動信号を受信していない場合には、警報部13を起動して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる。これにより、火災の発生を在室者に知らせる。
以上が火災連動処理についての説明である。
以上説明した火災連動処理によれば、火災が発生した部屋とは別の部屋にいる人にも火災の発生を通知することができる。
なお、上記の火災連動処理の説明は、子器1Bの監視区域において火災が発生した場合を想定している。この想定と異なり、親器1Aの監視区域において火災が発生した場合には、親器1Aが上記のステップSa1からSa3を実行することになる。
1-2-2.火災復旧処理
火災復旧処理は、火災連動処理で開始した火災警報を停止するための処理である。図4は、この火災復旧処理を示すシーケンス図である。
同図に示す火災復旧処理では、子器1Bの監視区域において火災が鎮火し、その子器1Bの火災感知部11が火災を感知しなくなると(ステップSb1)、その子器1Bの復旧処理部167は、信号処理部168に対して、親器1Aに対する火災復旧通知の送信を指示する。信号処理部168は、この指示を受けて、親器1Aに対して火災復旧通知を送信する(ステップSb2)。
親器1Aの復旧処理部163は、火災を感知したすべての子器1Bから火災復旧通知を受信し、かつ、自器の火災感知部11が火災を感知しない場合に(ステップSb3)、復旧を在室者に知らせるために、警報部13を制御して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる。その後、自器の警報部13の動作を停止させる(ステップSb4)。加えて、復旧処理部163は、信号処理部164に対して、各子器1Bに対する火災復旧連動信号の送信を指示する。信号処理部164は、この指示を受けて、各子器1Bに対して火災復旧連動信号を送信する(ステップSb5)。
この火災復旧連動信号を子器1Bが受信すると、子器1Bの復旧処理部167は、復旧を在室者に知らせるために、警報部13を制御して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる。その後、警報部13の動作を停止させる(ステップSb6)。
以上が火災復旧処理についての説明である。
以上説明した火災復旧処理によれば、すべての火災警報器1において火災が感知されないことを条件に、すべての火災警報器1の火災警報が停止する。
1-2-3.ガス漏れ連動処理
ガス漏れ連動処理は、住宅Hでガス漏れが発生したときに複数の火災警報器1が連動してガス漏れ警報を行う処理である。図5は、このガス漏れ連動処理を示すシーケンス図である。
同図に示すガス漏れ連動処理では、子器1Bの監視区域においてガス漏れが発生すると、この子器1Bのガス漏れ検知部12は、このガス漏れを検知する(ステップSc1)。ガス漏れの検知後、この子器1Bのガス漏れ連動処理部166は、警報部13を起動して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる(ステップSc2)。これにより、ガス漏れの発生を在室者に知らせる。また、ガス漏れ連動処理部166は、信号処理部168に対して、親器1Aと各子器1Bに対するガス漏れ連動信号の送信を指示する。信号処理部168は、この指示を受けて、親器1Aと各子器1Bに対してガス漏れ連動信号を送信する(ステップSc3)。
このガス漏れ連動信号を他の子器1Bが受信すると、その子器1Bのガス漏れ連動処理部166は、警報部13を起動して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる(ステップSc4)。これにより、ガス漏れの発生を在室者に知らせる。
上記のガス漏れ連動信号を親器1Aが受信すると、親器1Aのガス漏れ連動処理部162は、警報部13を起動して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる(ステップSc5)。これにより、ガス漏れの発生を在室者に知らせる。加えて、ガス漏れ連動処理部162は、信号処理部164に対して、各子器1Bに対するガス漏れ連動信号の送信を指示する。信号処理部164は、この指示を受けて、各子器1Bに対してガス漏れ連動信号を送信する(ステップSc6)。これにより、各子器1Bの連動をより確実にする。
親器1Aから送信されたガス漏れ連動信号を受信した子器1Bは、他の子器1Bからガス漏れ連動信号を受信していない場合には、警報部13を起動して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる。これにより、ガス漏れの発生を在室者に知らせる。
以上がガス漏れ連動処理についての説明である。
以上説明したガス漏れ連動処理によれば、ガス漏れが発生した部屋とは別の部屋にいる人にもガス漏れの発生を通知することができる。
なお、上記のガス漏れ連動処理の説明は、子器1Bの監視区域においてガス漏れが発生した場合を想定している。この想定と異なり、親器1Aの監視区域においてガス漏れが発生した場合には、親器1Aが上記のステップSc1からSc3を実行することになる。
1-2-4.ガス漏れ復旧処理
ガス漏れ復旧処理は、ガス漏れ連動処理で開始したガス漏れ警報を停止するための処理である。図6は、このガス漏れ復旧処理を示すシーケンス図である。
同図に示すガス漏れ復旧処理では、子器1Bの監視区域においてガス漏れが停止し、その子器1Bのガス漏れ検知部12がガス漏れを検知しなくなると(ステップSd1)、その子器1Bの復旧処理部167は、信号処理部168に対して、親器1Aに対するガス漏れ復旧通知の送信を指示する。信号処理部168は、この指示を受けて、親器1Aに対してガス漏れ復旧通知を送信する(ステップSd2)。
親器1Aの復旧処理部163は、ガス漏れを検知したすべての子器1Bからガス漏れ復旧通知を受信し、かつ、自器のガス漏れ検知部12がガス漏れを検知しない場合に(ステップSd3)、復旧を在室者に知らせるために、警報部13を制御して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる。その後、自器の警報部13の動作を停止させる(ステップSd4)。加えて、復旧処理部163は、信号処理部164に対して、各子器1Bに対するガス漏れ復旧連動信号の送信を指示する。信号処理部164は、この指示を受けて、各子器1Bに対してガス漏れ復旧連動信号を送信する(ステップSd5)。
このガス漏れ復旧連動信号を子器1Bが受信すると、子器1Bの復旧処理部167は、復旧を在室者に知らせるために、警報部13を制御して、警報音を出力し、表示灯を点灯させる。その後、警報部13の動作を停止させる(ステップSd6)。
以上がガス漏れ復旧処理についての説明である。
以上説明したガス漏れ復旧処理によれば、すべての火災警報器1においてガス漏れが検知されないことを条件に、すべての火災警報器1のガス漏れ警報が停止する。
1-2-5.信号送信処理
信号送信処理は、火災警報器1が他の火災警報器1に対して火災連動信号またはガス漏れ連動信号を送信するための処理である。図7は、この信号送信処理を示すフロー図である。以下では、この図7を参照して、親器1Aが子器1Bに対して火災連動信号またはガス漏れ連動信号を送信する場合について説明する。
同図に示す信号送信処理では、親器1Aの信号処理部164は、まず、送信する連動信号の種類に対応するキャリアセンス回数Ntを特定する(ステップSe1)。具体的には、火災連動信号を送信する際には、回数「3」を特定し、ガス漏れ連動信号を送信する際には、回数「6」を特定する。次に、信号処理部164は、カウント値nを初期化する(ステップSe2)。次に、信号処理部164は、キャリアセンスを実行し(ステップSe3)、検知した受信信号のレベルが所定の閾値以下であるか否かを判定する(ステップSe4)。この判定の結果、検知した受信信号のレベルが所定の閾値よりも大である場合には(ステップSe4のNO)、信号処理部164は所定時間、待機する(ステップSe5のNO)。そして、所定時間が経過すると(ステップSe5のYES)、ステップSe2に戻る。一方、ステップSe4の判定の結果、検知した受信信号のレベルが所定の閾値以下である場合には(ステップSe4のYES)、信号処理部164はカウント値nをインクリメントする(ステップSe6)。そして、インクリメントしたカウント値nが、ステップSe1で特定したキャリアセンス回数Nt以上であるか否かを判定する(ステップSe7)。この判定の結果、インクリメントしたカウント値nがキャリアセンス回数Nt未満である場合には(ステップSe7のNO)、信号処理部164はステップSe3に戻る。一方、この判定の結果、インクリメントしたカウント値nがキャリアセンス回数Nt以上である場合には(ステップSe7のYES)、信号処理部164は、別の異常が新たに検出されたか否かを判定する(ステップSe8)。具体的には、火災連動信号を送信しようとしている場合には、ガス漏れが検出されたか否かを判定し、ガス漏れ連動信号を送信しようとしている場合には、火災が検出されたか否かを判定する。この判定の結果、別の異常が新たに検出されていない場合には(ステップSe8のNO)、信号処理部164は、当初の通知対象である異常を通知する連動信号を子器1Bに送信する(ステップSe9)。一方、この判定の結果、別の異常が新たに検出された場合には(ステップSe8のYES)、信号処理部164は、当初の通知対象である異常に加えて、新たに検出された異常を通知するための連動信号を子器1Bに送信する(ステップSe10)。
以上が信号送信処理についての説明である。
次に、上記の信号送信処理の具体例について説明する。図8は、信号送信処理の具体例を示すタイムチャートである。
図8(a)は、火災連動信号の送信処理を示している。この送信処理では、信号処理部164は、火災検出後にキャリアセンスCを3回実行し、その後に火災連動信号を送信している。
図8(b)は、火災およびガス漏れ連動信号の送信処理を示している。この送信処理では、信号処理部164は、火災検出後にキャリアセンスCを開始し、そのキャリアセンスC中にガス漏れが検出されたことを受けて、火災とガス漏れの両方を通知する連動信号を送信している。
図8(c)は、火災連動信号とガス漏れ連動信号の送信処理を示している。この送信処理では、信号処理部164は、火災検出後にキャリアセンスCを開始し、そのキャリアセンスC後にガス漏れが検出されたことを受けて、まずは火災連動信号を送信し、その後にキャリアセンスCを6回実行してから、ガス漏れ連動信号を送信している。
図8(d)は、ガス漏れ連動信号の送信処理を示している。この送信処理では、信号処理部164は、ガス漏れ検出後にキャリアセンスCを6回実行し、その後にガス漏れ連動信号を送信している。
図8(e)は、ガス漏れおよび火災連動信号の送信処理を示している。この送信処理では、信号処理部164は、ガス漏れ検出後にキャリアセンスCを開始し、そのキャリアセンスC中に火災が検出されたことを受けて、ガス漏れと火災の両方を通知する連動信号を送信している。
図8(f)は、ガス漏れ連動信号と火災連動信号の送信処理を示している。この送信処理では、信号処理部164は、ガス漏れ検出後にキャリアセンスCを開始し、そのキャリアセンスC後に火災が検出されたことを受けて、まずはガス漏れ連動信号を送信し、その後にキャリアセンスCを3回実行してから、火災連動信号を送信している。
以上が信号送信処理の具体例についての説明である。
以上説明した信号送信処理では、ガス漏れ連動信号の方が火災連動信号よりもキャリアセンス回数が多めに設定されている。そのため、火災の方がガス漏れよりも同時に通知されやすくなっている。言い換えると、火災の方がガス漏れよりも遅滞なく通知されやすくなっている。そのため、ガス漏れよりも火災の方を優先的に通知することができる。
なお、上記の信号送信処理の説明では、親器1Aが子器1Bに対して火災連動信号またはガス漏れ連動信号を送信しているが、子器1Bが親器1Aまたは他の子器1Bに対して火災連動信号またはガス漏れ連動信号を送信する場合も、上記の信号送信処理を実行する。ただし、その際は、親器1Aの信号処理部164に代えて、子器1Bの信号処理部168が上記の信号送信処理を実行する。
2.変形例
上記の実施形態は下記のように変形してもよい。また、下記の変形は互いに組み合わせてもよい。
2-1.変形例1
上記の実施形態に係る信号送信処理では、信号処理部164または168はキャリアセンス中に他の異常が検出されると、当初の異常と他の異常の両方を通知するようにしている。このような通知方法に代えて、信号処理部164または168が、キャリアセンス中に検出された他の異常のみを先に通知するような通知方法を採用してもよい。
このような通知方法を採用する場合、親器1Aは、信号処理部164に代えて、信号処理部164Aを備える。この信号処理部164Aは、火災連動処理部161、ガス漏れ連動処理部162または復旧処理部163からの指示を受けて連動信号を送信する。
信号処理部164Aは、特に、火災連動処理部161からの指示を受けて火災連動信号を送信する際、キャリアセンスを3回実行してから火災連動信号を送信する。また、信号処理部164Aは、ガス漏れ連動処理部162からの指示を受けてガス漏れ連動信号を送信する際、キャリアセンスを6回実行してからガス漏れ連動信号を送信する。ただし、その際、信号処理部164Aは、キャリアセンスの実行中に火災が新たに検出されると、ガス漏れに代えて火災を通知する連動信号を送信する。そして、その連動信号の送信後に、ガス漏れを通知する連動信号を送信する。このようにガス漏れよりも先に火災を通知する理由は、火災の方が優先度(言い換えると、緊急度または重要度)が高いからである。
一方、子器1Bの方は、信号処理部168に代えて、信号処理部168Aを備える。この信号処理部168Aは、火災連動処理部165、ガス漏れ連動処理部166または復旧処理部167からの指示を受けて連動信号等を送信する。
信号処理部168Aは、特に、火災連動処理部165からの指示を受けて火災連動信号を送信する際、キャリアセンスを3回実行してから火災連動信号を送信する。また、信号処理部168Aは、ガス漏れ連動処理部166からの指示を受けてガス漏れ連動信号を送信する際、キャリアセンスを6回実行してからガス漏れ連動信号を送信する。ただし、その際、信号処理部168Aは、キャリアセンスの実行中に火災が新たに検出されると、ガス漏れに代えて火災を通知する連動信号を送信する。そして、その連動信号の送信後に、ガス漏れを通知する連動信号を送信する。このようにガス漏れよりも先に火災を通知する理由は、火災の方が優先度(言い換えると、緊急度または重要度)が高いからである。
次に、本変形に係る通知方法について説明する。具体的には、火災連動信号送信処理とガス漏れ連動信号送信処理について説明する。
まず、火災連動信号送信処理について説明する。この火災連動信号送信処理は、火災警報器1が他の火災警報器1に対して火災連動信号を送信するための処理である。図9は、この火災連動信号送信処理を示すフロー図である。以下では、この図9を参照して、親器1Aが子器1Bに対して火災連動信号を送信する場合について説明する。
同図に示す火災連動信号送信処理では、親器1Aの信号処理部164Aは、まず、カウント値mを初期化する(ステップSf1)。次に、信号処理部164Aは、カウント値mがキャリアセンス回数「3」以上であるか否かを判定する(ステップSf2)。この判定の結果、カウント値mがキャリアセンス回数「3」未満である場合には(ステップSf2のNO)、信号処理部164Aはキャリアセンスを実行し(ステップSf4)、検知した受信信号のレベルが所定の閾値以下であるか否かを判定する(ステップSf5)。この判定の結果、検知した受信信号のレベルが所定の閾値よりも大である場合には(ステップSf5のNO)、信号処理部164Aは所定時間、待機する(ステップSf6のNO)。そして、所定時間が経過すると(ステップSf6のYES)、ステップSf1に戻る。一方、ステップSf5の判定の結果、検知した受信信号のレベルが所定の閾値以下である場合には(ステップSf5のYES)、信号処理部164Aはカウント値mをインクリメントし(ステップSf7)、ステップSf2に戻る。
そして、ステップSf2の判定の結果、カウント値mがキャリアセンス回数「3」以上である場合には(ステップSf2のYES)、信号処理部164Aは火災連動信号を子器1Bに送信する(ステップSf3)。
以上が火災連動信号送信処理についての説明である。
次に、ガス漏れ連動信号送信処理について説明する。このガス漏れ連動信号送信処理は、火災警報器1が他の火災警報器1に対してガス漏れ連動信号を送信するための処理である。図10は、このガス漏れ連動信号送信処理を示すフロー図である。以下では、この図10を参照して、親器1Aが子器1Bに対してガス漏れ連動信号を送信する場合について説明する。
同図に示すガス漏れ連動信号送信処理では、親器1Aの信号処理部164Aは、まず、カウント値kを初期化する(ステップSg1)。次に、信号処理部164Aは、火災が新たに検出されたか否かを判定する(ステップSg2)。この判定の結果、火災が新たに検出された場合には(ステップSg2のYES)、信号処理部164Aは、上述した火災連動信号送信処理を実行する(ステップSg3)。そして、火災連動信号送信処理を実行後、ステップSg1に戻る。一方、この判定の結果、火災が新たに検出されていない場合には(ステップSg2のNO)、キャリアセンスを実行し(ステップSg4)、検知した受信信号のレベルが所定の閾値以下であるか否かを判定する(ステップSg5)。この判定の結果、検知した受信信号のレベルが所定の閾値よりも大である場合には(ステップSg5のNO)、信号処理部164Aは所定時間、待機する(ステップSg6のNO)。そして、所定時間が経過すると(ステップSg6のYES)、ステップSg1に戻る。一方、ステップSg5の判定の結果、検知した受信信号のレベルが所定の閾値以下である場合には(ステップSg5のYES)、信号処理部164Aはカウント値kをインクリメントする(ステップSg7)。そして、インクリメントしたカウント値kがキャリアセンス回数「6」以上であるか否かを判定する(ステップSg8)。この判定の結果、インクリメントしたカウント値kがキャリアセンス回数「6」未満である場合には(ステップSg8のNO)、信号処理部164AはステップSg2に戻る。一方、この判定の結果、インクリメントしたカウント値kがキャリアセンス回数「6」以上である場合には(ステップSg8のYES)、信号処理部164Aはガス漏れ連動信号を子器1Bに送信する(ステップSg9)。
以上がガス漏れ連動信号送信処理についての説明である。
次に、上述した火災連動信号送信処理とガス漏れ連動信号送信処理の具体例について説明する。図11は、これら2つの送信処理の具体例を示すタイムチャートである。
図11(a)は、火災連動信号の送信処理を示している。この送信処理では、信号処理部164Aは、火災検出後にキャリアセンスCを3回実行し、その後に火災連動信号を送信している。
図11(b)は、火災連動信号とガス漏れ連動信号の送信処理を示している。この送信処理では、信号処理部164Aは、火災検出後にキャリアセンスCを開始し、そのキャリアセンスC中にガス漏れが検出されたことを受けて、まずは火災連動信号を送信し、その後にキャリアセンスCを6回実行してから、ガス漏れ連動信号を送信している。
図11(c)は、火災連動信号とガス漏れ連動信号の送信処理を示している。この送信処理では、信号処理部164Aは、火災検出後にキャリアセンスCを開始し、そのキャリアセンスC後にガス漏れが検出されたことを受けて、まずは火災連動信号を送信し、その後にキャリアセンスCを6回実行してから、ガス漏れ連動信号を送信している。
図11(d)は、ガス漏れ連動信号の送信処理を示している。この送信処理では、信号処理部164Aは、ガス漏れ検出後にキャリアセンスCを6回実行し、その後にガス漏れ連動信号を送信している。
図11(e)は、ガス漏れ連動信号と火災連動信号の送信処理を示している。この送信処理では、信号処理部164Aは、ガス漏れ検出後にキャリアセンスCを開始し、そのキャリアセンスC中に火災が検出されたことを受けて、まずは火災連動信号を送信し、その後にキャリアセンスCを6回実行してから、ガス漏れ連動信号を送信している。
図11(f)は、ガス漏れ連動信号と火災連動信号の送信処理を示している。この送信処理では、信号処理部164Aは、ガス漏れ検出後にキャリアセンスCを開始し、そのキャリアセンスC後に火災が検出されたことを受けて、まずはガス漏れ連動信号を送信し、その後にキャリアセンスCを3回実行してから、火災連動信号を送信している。
以上説明したガス漏れ連動信号送信処理では、キャリアセンス中に火災が検出されると、ガス漏れ連動信号よりも先に火災連動信号が送信される。そのため、ガス漏れよりも火災の方を優先的に通知することができる。
加えて、上記のガス漏れ連動信号送信処理では、ガス漏れ連動信号の方が火災連動信号よりもキャリアセンス回数が多めに設定されている。そのため、キャリアセンス回数を火災連動信号と同数に設定する場合と比較して、火災が優先的に通知されやすくなっている。
なお、上記の火災連動信号送信処理とガス漏れ連動信号送信処理の説明では、親器1Aが子器1Bに対して火災連動信号またはガス漏れ連動信号を送信しているが、子器1Bが親器1Aまたは他の子器1Bに対して火災連動信号またはガス漏れ連動信号を送信する場合も、上記の2つの送信処理を実行する。ただし、その際は、親器1Aの信号処理部164Aに代えて、子器1Bの信号処理部168Aが上記の2つの送信処理を実行する。
2-2.変形例2
上記の変形例1に係るガス漏れ連動信号送信処理において、火災連動信号送信処理を実行する際、ガス漏れ連動信号送信処理で蓄積したカウント値kを繰り越してもよい。すなわち、ガス漏れ連動信号送信処理で蓄積したカウント値kを、火災連動信号送信処理のカウント値mの初期値に設定してもよい(図9のステップSf1参照)。このようにカウント値kを繰り越すことで、火災連動信号を早期に送信することができる。
2-3.変形例3
上記の実施形態と変形例1では、火災連動信号とガス漏れ連動信号のキャリアセンス回数を異ならせることで両者の送信に優先順位をつけている。しかし、それらの信号は送信の優先順位をつける対象の一例である。別の例としては、火災警報器1においてガス漏れ検知部12に代えて人感センサを備えさせ、火災連動信号と人検知連動信号のキャリアセンス回数を異ならせることで両者の送信に優先順位をつけてもよい。また別の例としては、火災警報器1において火災感知部11に代えて人感センサを備えさせ、ガス漏れ連動信号と人検知連動信号のキャリアセンス回数を異ならせることで両者の送信に優先順位をつけてもよい。さらに別の例としては、火災警報器1において火災感知部11として煙センサと熱センサを備えさせ、ガス漏れ検知部12を省略し、煙感知連動信号と熱感知連動信号のキャリアセンス回数を異ならせることで両者の送信に優先順位をつけてもよい。さらに別の例として、火災警報器1に人感センサを追加し、火災連動信号とガス漏れ連動信号と人検知連動信号のキャリアセンス回数を異ならせることで3つの信号の送信に優先順位をつけてもよい。このように3以上の信号のキャリアセンス回数を異ならせる場合で、第1の信号の送信処理に第2の信号の送信処理を割り込ませる場合に(図10参照)、第2の信号の優先度(言い換えると、緊急度または重要度)に応じてカウント値の繰り越し(変形例2参照)の要否を決定するようにしてもよい。例えば、ガス漏れ連動信号の送信処理において割り込み的に火災連動信号を送信する場合にはカウント値を繰り越すようにし、人検知連動信号の送信処理において割り込み的にガス漏れ信号を送信する場合にはカウント値を繰り越さないようにしてもよい。
なお、復旧連動信号(および復旧通知)の送信時におけるキャリアセンス回数は、上記では特に言及していないが、復旧連動信号(および復旧通知)の送信時は、(火災・ガス漏れ)連動信号送信時よりもキャリアセンス回数を多くすることで、復旧よりも火災・ガス漏れの警報状態継続を優先させてもよい。
2-4.変形例4
上記の実施形態と変形例1では、火災連動信号のキャリアセンス回数が「3」に設定され、ガス漏れ連動信号のキャリアセンス回数が「6」に設定されている。しかし、これらの設定値はあくまで一例である。火災連動信号とガス漏れ連動信号のキャリアセンス回数は、後者が前者よりも多ければ、その他の値に設定されてもよい。
2-5.変形例5
上記の実施形態に係る火災復旧処理では、親器1Aがシステム全体の復旧可否を判定している。このような復旧方式に代えて、各火災警報器1が個別に復旧可否を判定する方式を採用してもよい。具体的には、各火災警報器1が、火災を感知したすべての他の火災警報器1から復旧通知を受信し、かつ、自器の火災感知部11が火災を感知しない場合に、自器の警報部13の動作を停止させるようにしてもよい。同様の復旧方式は、ガス漏れ復旧処理に適用してもよい。
2-6.変形例6
上記の火災警報システム100では、火災警報器1の親子が区別されている。しかし、火災警報器1の親子の区別は必須ではない。上記の実施形態および変形例1に記載の各処理は、親子の区別のない火災警報システムで実行してもよい。
2-7.変形例7
上記の実施形態に係る信号処理部164または168は、送信する連動信号の種類に対応する回数だけ、繰り返し連動信号を送信するように制御されてもよい。例えば、火災連動信号をガス漏れ連動信号よりも多く送信するように制御されてもよい。
また、この制御に加えてまたは代えて、信号処理部164または168は、送信する連動信号の種類に対応する周期で繰り返し連動信号を送信するように制御されてもよい。例えば、火災連動信号をガス漏れ連動信号よりも短い周期で送信するように制御されてもよい。
なお、上記の2種類の制御は、変形例1に係る信号処理部164Aまたは168Aに適用してもよい。
2-8.変形例8
上記の実施形態に係る信号送信処理では、キャリアセンスを所定回数以上実行してから、別の異常が新たに検出されたか否かを判定する(図7参照)。そのため、ガス漏れ検出後に火災を検出した場合には、キャリアセンスを6回以上実行してから、ガス漏れと火災を通知する連動信号を送信することになる(図8(e)参照)。しかし、このような送信方法に代えて、ガス漏れ検出後に火災を検出した場合に、キャリアセンスを3回以上実行した時点で、ガス漏れと火災を通知する連動信号を送信させてもよい。このような送信方法を採用することで、火災を通知する連動信号を早期に送信することができる。
1…火災警報器、1A…親器、1B…子器、11…火災感知部、12…ガス漏れ検知部、13…警報部、14…無線通信部、15…操作受付部、16…電源部、17…制御部、161…火災連動処理部、162…ガス漏れ連動処理部、163…復旧処理部、164、164A…信号処理部、165…火災連動処理部、166…ガス漏れ連動処理部、167…復旧処理部、168、168A…信号処理部、C…キャリアセンス、H…住宅

Claims (3)

  1. 異常を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した異常に対応する回数または時間のキャリアセンスを実行し、当該キャリアセンスの実行後に、前記異常を通知する信号を送信する信号処理部と
    を備え、
    前記信号処理部は、第1の異常に対応する回数または時間のキャリアセンスを開始し、当該キャリアセンスの実行中に、前記第1の異常よりも優先度が高い第2の異常を前記検出部が検出した場合に、前記第1の異常に代えて、または前記第1の異常とともに前記第2の異常を通知する信号を送信し、
    前記第1の異常に対応するキャリアセンスの回数または時間を示す値は、前記第2の異常に対応するキャリアセンスに対応する回数または時間を示す値よりも大きい
    ことを特徴とする無線機。
  2. 前記信号処理部は、前記検出部が検出した異常に対応する回数だけ、前記異常を通知する信号を送信することを特徴とする、請求項1に記載の無線機。
  3. 前記信号処理部は、前記検出部が検出した異常に対応する周期で、前記異常を通知する信号を繰り返し送信することを特徴とする、請求項1または2に記載の無線機。
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