JP7737281B2 - 脱落防止機能付き変速機 - Google Patents
脱落防止機能付き変速機Info
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Description
また、上述の従来技術のように、変速機のホールドフランジに突起部を設けるなど、変速機の脱落防止用に専用設計する必要がない。つまり、変速機そのものに追加の加工を施さなくても連結部材を用いて変速機と相手部材とを連結することができる。このため、変速機の設計の自由度を確保することができ、脱落防止機能付き変速機の汎用性を高めることができる。
また、上述の従来技術のように、変速機のホールドフランジに突起部を設けるなど、変速機の脱落防止用に専用設計する必要がない。つまり、変速機そのものに追加の加工を施さなくても連結部材を用いて変速機と相手部材とを連結することができる。このため、変速機の設計の自由度を確保することができ、脱落防止機能付き変速機の汎用性を高めることができる。
図1は、第1実施形態に係る脱落防止機能付き減速機100の斜視図である。図2は、図1のII-II線に沿う断面図である。図1には、ロボットRは図示されてないが、図2には、図示されている。
図1および図2に示すように、本実施形態に係る脱落防止機能付き減速機100は、回転力を発生させる駆動源の回転を減速して出力する減速機1と、減速機1と減速機1を用いたロボットR(図2)とを連結する連結部材50と、を備える。
ロボットRは、産業用ロボットであることが好ましく、協調(協働)ロボットであることがさらに好ましい。協調(協働)ロボットとは、ファクトリーオートメーション(FA)などの分野で「作業員と協働するロボット」のことをいう。
また、ロボットRとして、変速機を複数有する多関節ロボットを用いることができる。
減速機1は、回動可能に連結される一対のアームの連結部分(ロボットRの関節部分)に設けられる。減速機1は、駆動源としてのモータ(不図示)から入力されるモータトルクを減速して出力する。
なお、減速機1は以下に述べる構成だけでなく、回転力を発生させる駆動源の回転を変速できるものであればよい。例えば、減速機1に代わって回転力を発生させる駆動源の回転を増速して出力する増速機でもよい。
固定部材106は、外周面108の雌ネジ部にねじ込まれる他、鍔部34の第2貫通孔105Bにねじ込まれる。
固定部材106は、入力側に突出する頭部106Aと、頭部106Aよりも径の小さい軸部106B(図6)と、を有する。固定部材106の軸部106Bが、鍔部34の第2貫通孔105Bにねじ込まれている。第2貫通孔105Bにねじ込まれる固定部材106を利用して、連結部材50を固定する(詳細は後で述べる)。
減速機1は、入力歯車40Bに対応する入力軸8を回転させることによってクランク軸10Aを回転させ、クランク軸10Aの偏心部10a,10bに連動して揺動歯車14,16を揺動回転させることにより、入力回転から減速した出力回転を得るように構成されている。
図1および図2に示すように、上述の減速機1とロボットRとを連結する連結部材50は、減速機1のうちのケース30とロボットRとを連結する。連結部材50は、紐状の部材である。連結部材50は、鋼線や、防錆対応のためのステンレスワイヤ等であることが好ましい。
例えば、鋼線やステンレスワイヤや樹脂、電導線、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ビニロン(クレモナ)、綿、麻等に代わってチェーン、ゴム紐、コイルばね等でもよい。ゴム紐の場合、自由長に対して300%以下の伸び率である事が望ましい。コイルばねの場合、自由長に対して150%以下の伸び率であることが望ましい。これは、例えば連結部材50によって減速機1を吊った際に連結部材50(ゴム紐やコイルばね)が自由長から殆ど伸びることなく、湾曲変形するからである。
第3連結部材53の端末部は、第2貫通孔105Bに通した後、第3連結基部53Aと纏めて接合管53Eに通される。この後、接合管53Eをかしめて塑性変形させる。これにより、第3連結部材53の端部がかしめ固定される。本実施形態では、第3連結部材53の端部は、接合管53Eによりかしめ固定されているが、折り返されて輪を形成した状態で、結び目等により固定されていてもよい。
以下、第1実施形態の作用効果について説明する。
上述の脱落防止機能付き減速機100は、減速機1と、減速機1と減速機1を用いたロボットR(図2)とを連結する連結部材50と、を備える。このため、減速機1の一部が破損しても、減速機1がロボットRから脱落することを抑制できる。すなわち、例えば減速機1の一部が破損して、ロボットRに対する減速機1の位置が変化した(ずれた)場合でも、連結部材50によってロボットRと減速機1との連結状態を維持できる。このため、減速機1がロボットRから脱落することを抑制できる。
また、貫通孔105を有する減速機1に対して、固定部材106の後付けが可能なので、減速機1の専用設計が不要となる。
第1貫通孔105A以外に、別途、第2貫通孔105Bを設けて、第2貫通孔105Bに固定部材106を固定することで、より安全性が確保できる。
ロボットRにケース30を固定する際にロボットRとケース30とで第3連結部材53を挟んで圧し潰すことがない。このため、第3連結部材53の損傷を防止できる。
以下、第2実施形態に係る脱落防止機能付き減速機200について、図面に基づいて説明する。
図5は、第2実施形態に係る脱落防止機能付き減速機200の斜視図である。図6は、第2実施形態に係る脱落防止機能付き減速機200の断面斜視図である。図6は、図5とは異なる方向から脱落防止機能付き減速機200を示す。図7は、図5のVI-VI線に沿う断面図である。図6に示す断面と、図7に示す断面とは異なる断面を示している。また、説明の都合上、図7に示す入力軸208と、中空軸203の他端(クランク軸外歯234)は、図6では省略している。
減速機201は、例えば回動可能に連結される一対のアームの連結部分(ロボットRの関節部分)に設けられる。減速機201は、駆動源としてのモータ(不図示)から入力されるモータトルクを減速して出力する。
なお、減速機201は以下に述べる構成だけでなく、回転力を発生させる駆動源の回転を変速できるものであればよい。例えば、減速機201に代わって回転力を発生させる駆動源の回転を増速して出力する増速機でもよい。
図5~図7に示すように、第4連結部材54は、中空部233を軸方向に貫通している。第4連結部材54は、上述した連結部材50と同様の構成を有する。第4連結部材54の両端部は、図示されていないが、折り返されて輪を形成した状態で、かしめ固定されて、輪をロボットRの鉤部(不図示)等に引っ掛けてもよい。
上述の脱落防止機能付き減速機200では、減速機201は、駆動源の回転が入力され軸方向に延びる中空軸203を有し、連結部材50は、中空軸203を貫通する第4連結部材54を有する。上記実施形態では、連結部材50は、中空軸203の中空部233を貫通する第4連結部材を有することで、ロボットRからの減速機201の脱落を抑制できる。また、第4連結部材は、中空部を貫通しているため、変速機のケースが破損した場合であっても、ロボットRからの減速機201の脱落を抑制できる。
中空軸203の中空部233は、例えば駆動源に接続する配線等を引き回すために用いられるが、これのついでに中空軸203を利用して第4連結部材54を取り付けることができる。このため、減速機201に第4連結部材54を取り付けるための追加の加工が必要ない。
以下、第3実施形態に係る脱落防止機能付き減速機300について、図面に基づいて説明する。
図8は、第3実施形態における脱落防止機能付き減速機300を用いたロボットR1の概略図である。
ここで、脱落防止機能付き減速機300は、ロボットR1の一部とする。したがって、例えば連結部材50で複数の変速機が接続されている場合であっても、連結部材50は、変速機と変速機を用いたロボットR1とを連結するという構成を満たす。
上述の脱落防止機能付き減速機300では、変速機は、ロボットR1に複数設けられ、複数の変速機(第1変速機308、第2変速機314、および第3変速機320)は、連結部材50で接続される。複数の変速機が連結部材50で接続されていることにより、第1変速機308、第2変速機314、および第3変速機320がロボットR1から脱落することを抑制しつつ、変速機同士でもお互いに脱落することを抑制できる。
Claims (7)
- 相手部材に固定されるケースを有し、回転力を発生させる駆動源の回転を変速して出力する変速機と、
前記ケースの鍔部に軸方向に貫通する貫通孔と、
前記貫通孔に挿入され、前記ケースと前記相手部材を固定する第1固定部材と、
前記鍔部の外周面に前記軸方向と交差する方向に沿って固定される第2固定部材と、
前記変速機と前記相手部材とを連結する連結部材と、
を備え、
前記連結部材は、
前記第1固定部材と前記相手部材とを連結する第1連結部材と、
前記第2固定部材と前記相手部材とを連結する第2連結部材と、
を有し、
前記第1連結部材および前記第2連結部材は、前記相手部材に対する前記変速機の位置の変化に関わらず前記変速機と前記相手部材との連結状態を維持する
脱落防止機能付き変速機。 - 相手部材に固定されるケースを有し、回転力を発生させる駆動源の回転を変速して出力する変速機と、
前記ケースの鍔部に軸方向に貫通する貫通孔と、
前記貫通孔に挿入され、前記ケースと前記相手部材を固定する固定部材と、
前記変速機と前記相手部材とを連結する連結部材と、
を備え、
前記連結部材は前記貫通孔に巻き付けて固定される第3連結部材を有し、
前記連結部材は、前記相手部材に対する前記変速機の位置の変化に関わらず前記変速機と前記相手部材との連結状態を維持する
脱落防止機能付き変速機。 - 前記ケースの前記鍔部の前記貫通孔に連続するように形成され、前記第3連結部材を埋没する溝を有する、
請求項2に記載の脱落防止機能付き変速機。 - 前記連結部材は、紐状である
請求項1から3のいずれか一項に記載の脱落防止機能付き変速機。 - 前記駆動源の回転が入力され前記軸方向に延びる中空軸を有し、
前記連結部材は前記中空軸を貫通する第4連結部材を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の脱落防止機能付き変速機。 - 前記変速機は前記相手部材に複数設けられ、前記連結部材で接続される、請求項1から5のいずれか一項に記載の脱落防止機能付き変速機。
- 前記変速機は、
前記ケース内に設けられ前記駆動源の回転を受けて回転する少なくとも1本のクランク軸と、
前記ケース内に設けられ前記駆動源の回転を減速して出力する出力軸と、を備え、
前記クランク軸の回転を減速して前記出力軸に伝達し、前記駆動源の回転に対して前記出力軸を減速回転させる偏心揺動型の減速機である、
請求項1から6のいずれか一項に記載の脱落防止機能付き変速機。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1020220055192A KR20220157300A (ko) | 2021-05-20 | 2022-05-04 | 탈락 방지 기능을 구비하는 변속기 |
| TW111117279A TW202303018A (zh) | 2021-05-20 | 2022-05-09 | 具防脫落功能之變速機 |
| CN202210511126.XA CN115451080A (zh) | 2021-05-20 | 2022-05-11 | 带防止脱落功能的变速器 |
| US17/743,038 US11781637B2 (en) | 2021-05-20 | 2022-05-12 | Transmission with falling-off prevention feature |
| EP22172978.3A EP4092202B1 (en) | 2021-05-20 | 2022-05-12 | Transmission with falling-off prevention feature |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021085008 | 2021-05-20 | ||
| JP2021085008 | 2021-05-20 |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JP2022179281A JP2022179281A (ja) | 2022-12-02 |
| JP7737281B2 true JP7737281B2 (ja) | 2025-09-10 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2021164594A Active JP7737281B2 (ja) | 2021-05-20 | 2021-10-06 | 脱落防止機能付き変速機 |
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|---|---|---|---|---|
| JP2002211858A (ja) | 2001-01-19 | 2002-07-31 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベーターの乗りかご用天井照明装置 |
| JP2017154241A (ja) | 2016-03-04 | 2017-09-07 | 住友重機械工業株式会社 | ロボットの関節駆動構造 |
| JP2018155345A (ja) | 2017-03-17 | 2018-10-04 | 株式会社ニッセイ | 減速装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04201095A (ja) * | 1990-11-08 | 1992-07-22 | Mitsubishi Electric Corp | 産業用ロボット |
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2021
- 2021-10-06 JP JP2021164594A patent/JP7737281B2/ja active Active
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