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JP7738802B2 - 帯域通過フィルタ - Google Patents
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JP7738802B2 - 帯域通過フィルタ - Google Patents

帯域通過フィルタ

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JP7738802B2 JP2025518398A JP2025518398A JP7738802B2 JP 7738802 B2 JP7738802 B2 JP 7738802B2 JP 2025518398 A JP2025518398 A JP 2025518398A JP 2025518398 A JP2025518398 A JP 2025518398A JP 7738802 B2 JP7738802 B2 JP 7738802B2
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Description

本開示は、帯域通過フィルタに関する。
無線通信においては、妨害波または不要波を除去するために帯域通過フィルタが用いられる。特許文献1には、バンドパスフィルタ回路に関する技術が開示されている。より具体的には、特許文献1には、入出力間に接続され、入力信号電圧をシステムクロック周波数で切り替えるスイッチと、前記スイッチと接地電位間に接続されるスイッチト・キャパシタと、出力と接地電位間に接続される複数のサンプル・ホールドキャパシタと、出力と接地電位間に接続され、前記サンプル・ホールドキャパシタのそれぞれに直列接続された複数のサンプル・ホールドスイッチとを備え、前記サンプル・ホールドスイッチは、サンプリングクロック周波数で1個ずつ順次にオンにされて、前記サンプル・ホールドキャパシタにサンプル時間に現れる信号電圧を保持し、前記サンプル・ホールドスイッチを巡回的に順次に切り替えることを特徴とするバンドパスフィルタ回路が開示されている。
特開2011-82875号公報
しかしながら、特許文献1のようなサンプル・ホールドスイッチを巡回的に順次に切り替える構成には、複数のサンプル・ホールドスイッチを短い信号周期で切り替えるクロック信号を生成することが困難であるという問題がある。
本開示は、このような問題を解決するためになされたものであり、複数のスイッチを巡回的に順次に切り替えないで、所望の帯域のRF信号を通過させる帯域通過フィルタを提供することを目的とする。
本開示の実施形態による帯域通過フィルタの一側面は、nを1以上の自然数として、RF信号を入力として受け付ける入力端子と、前記入力端子に入力されるRF信号を360度/nずつ位相の異なるnのRF信号に分配する複相分配器と、前記複相分配器に接続されたnの信号経路であって、各信号経路は、2つのスイッチを含むサンプルホールド要素を備え、前記360度/nずつ位相の異なるnのRF信号のうちの1つを前記複相分配器から受け付けてサンプルおよびホールドし、ホールドした信号を出力するnの信号経路と、前記nの信号経路に接続され、前記nの信号経路から出力されるnの信号を合成する複相合成器と、前記複相合成器により合成される信号を出力する出力端子と、全スイッチを駆動するクロック信号を出力するクロック信号源と、を備える。
本開示の実施形態による帯域通過フィルタによれば、複数のスイッチを巡回的に順次に切り替えないで、所望の帯域のRF信号を通過させることができる。
図1Aは、実施の形態1による帯域通過フィルタの構成を示す図である。図1Bは、図1Aの帯域通過フィルタが用いるクロック信号の波形の例を示す図である。 図2は、実施の形態1による帯域通過フィルタの変形例1を示す図である。 図3は、実施の形態1による帯域通過フィルタの変形例2を示す図である。 図4Aは、実施の形態2による帯域通過フィルタの構成を示す図である。図4Bは、図4Aの帯域通過フィルタが用いるクロック信号の波形の例を示す図である。 図5Aは、実施の形態2において、n=2の場合の帯域通過フィルタの構成を示す図である。図5Bは、図5Aの帯域通過フィルタが用いるクロック信号の波形の例を示す図である。 図6Aは、n=2の場合において、入力されるRF信号の波形の例を示す図である。図6Bは、n=2の場合において、RF信号が各信号経路で信号処理された波形の例を示す図である。図6Cは、n=2の場合において、合成処理後に出力されるRF信号の波形の例を示す図である。 図7Aは、実施の形態3による帯域通過フィルタの構成を示す図である。図7Bは、図7Aの帯域通過フィルタが用いるクロック信号の波形の例を示す図である。 図8Aは、実施の形態3において、n=2の場合の帯域通過フィルタの構成を示す図である。図8Bは、図8Aの帯域通過フィルタが用いるクロック信号の波形の例を示す図である。 図9Aは、実施の形態4による帯域通過フィルタの構成を示す図である。図9Bは、図9Aの帯域通過フィルタが用いるクロック信号の波形の例を示す図である。 図10Aは、実施の形態4において、n=2の場合の帯域通過フィルタの構成を示す図である。図10Bは、図10Aの帯域通過フィルタが用いるクロック信号の波形の例を示す図である。 図11は、実施の形態4による帯域通過フィルタが備える電流制御型増幅回路の構成例を示す図である。 図12は、実施の形態4による帯域通過フィルタが備える電流制御型増幅回路の通過特性の周波数特性を示す図である。 図13は、実施の形態4による帯域通過フィルタの通過特性の周波数特性を示す図である。
以下、添付の図面を参照して、本開示における種々の実施形態について詳細に説明する。なお、図面において同一または類似の符号を付された構成要素は、同一または類似の構成または機能を有するものであり、そのような構成要素についての重複する説明は省略する。また、本開示において、「または」との用語は、別段の記載が無い限り、包括的論理和の意味で用いる。
実施の形態1.
<構成>
図1から図3を参照して、本開示の実施の形態1による帯域通過フィルタについて説明する。図1は、この開示に係る帯域通過フィルタの第1の実施の形態を示す回路図である。図1Aに示されているように、実施の形態1による帯域通過フィルタは、nを1以上の自然数として、RF(Radio Frequency)信号を入力として受け付ける入力端子1と、入力端子1に入力されるRF信号を360度/nずつ位相の異なるnのRF信号に分配する複相分配器3と、複相分配器3に接続されたnの信号経路17~20であって、各信号経路は、2つのスイッチを含むサンプルホールド要素を備え、360度/nずつ位相の異なるnのRF信号のうちの1つを複相分配器3から受け付けてサンプルおよびホールドし、ホールドした信号を出力するnの信号経路17~20と、nの信号経路17~20に接続され、nの信号経路17~20から出力されるnの信号を合成する複相合成器4と、複相合成器4により合成される信号を出力する出力端子2と、全スイッチを駆動するクロック信号S1を出力するクロック信号源21と、を備える。
(クロック信号源)
クロック信号源21は、全スイッチを駆動するために、例えば、図1Bに示された周期TLOでデューティ比50%の矩形波のクロック信号S1を出力する。なお、帯域通過フィルタが所望のフィルタとして動作する限り、デューティ比は50%でなくてもよく、正弦波またはのこぎり波などの周期性を有する他の波形を用いても良い。
(スイッチ)
スイッチ5~12はクロック信号源21から出力されるクロック信号S1で駆動される。スイッチ5~12はクロック信号S1がHIGHのときONになる。スイッチ5~12は同一の特性である。
(複相分配器)
複相分配器3は、入力端子1に入力されたRF信号を360度/nずつ位相の異なるnの信号に分配する。複相分配器3は、分配後のnの信号を出力するnの出力ポートを備える。
(信号経路)
nの信号経路の各信号経路は、サンプルホールド要素を備える。一例として、図1Aに示されているように、各信号経路は、サンプルホールド要素として、2つのスイッチと、1つのキャパシタとを備える。図1Aでは、nの信号経路のうちの信号経路17~20を具体的に図示している。なお、図1Aの例はnを4以上の任意の整数に限定する趣旨でなく、nは上述のとおり1以上の自然数であってよい。信号経路17は、複相分配器3の出力のうち0°のRF信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ5、6と、スイッチ5、6間の接続点と接地の間に接続されたキャパシタ13とから構成される。信号経路18は、複相分配器3の出力のうち360/nx1度のRF信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ7、8と、スイッチ7、8間の接続点と接地の間に接続されたキャパシタ14とから構成される。信号経路19は、複相分配器3の出力のうち360/nx2度のRF信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ9、10と、スイッチ9、10間の接続点と接地の間に接続されたキャパシタ15とから構成される。信号経路20は、複相分配器3の出力のうち360/nx(n-1)度のRF信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ11、12と、スイッチ11、12間の接続点と接地の間に接続されたキャパシタ16とから構成される。キャパシタ13~16は同一の特性を有する。
(複相合成器)
複相合成器4は、信号経路17、18、19、・・・、20から出力された、各位相が360度/nずつ異なるnの信号を合成する。複相合成器4で合成された信号は出力端子2に出力される。
<動作>
入力端子1から入力されたRF信号は、複相分配器3により360度/nずつ位相の異なる複数の位相のRF信号に分配される。例えば、n=3の場合、入力端子1から入力されたRF信号は、120度ずつ位相の異なる3相のRF信号に分配される。
分配された位相0°のRF信号はクロック信号S1がHIGHのとき(スイッチ5がONのとき)クロック周波数でダウンコンバートされる。その後、キャパシタ13に電圧がチャージ(低域ろ波)され、チャージされた信号はクロック信号S1がHIGHのとき(スイッチ6がONのとき)アップコンバートされる。これらの動作を信号経路18、19、・・・、20に対しても行う。
各信号経路から出力される信号は、複相合成器4により加算され、出力信号が得られる。
本実施の形態では複相の入力信号(RF信号)を1相のクロック信号S1によりダウンコンバートまたはアップコンバートしている点が、特許文献1に記載されている動作手順と異なる。すなわち、本実施の形態では、特許文献1と異なり、複数のスイッチが巡回的に順次に切り替えられない、換言すれば、1相の入力信号が複相のクロック信号でダウンコンバートまたはアップコンバートされない。本実施の形態による帯域通過フィルタは、クロック信号周波数を中心周波数とした狭帯域なバンドパスフィルタ特性を得ることができる。なお、ダウンコンバート時とアップコンバート時のクロック信号の位相は一致していなくてもよい。ただし、ダウンコンバート用のクロック信号の位相は全経路で一致する必要があるほか、アップコンバート用のクロック信号の位相は全経路で一致する必要がある。ダウンコンバート用のクロック信号の位相が全経路で一致していない場合、ダウンコンバートされる区間がずれることにより、キャパシタにチャージされる電圧値が変化し通過特性が劣化する。また、アップコンバート用のクロック信号の位相が全経路で一致していない場合はサンプル区間とホールド区間がずれ通過特性が劣化する。
<変形例1>
図1Aではサンプルホールド要素をキャパシタにより構成する例を示したが、サンプルホールド要素を他の電子部品または回路により構成してもよい。例えば、図2に示されているように、キャパシタに代えて、1次遅れ系の能動回路(13b~16b)を用いてサンプルホールド要素を構成してもよい。1次遅れ系の能動回路13b~16bは、例えば、バラクタダイオードまたはアンプである。なお、各信号経路に使用する能動回路は同一の特性である。図2では、nの信号経路のうちの信号経路17b~20bを具体的に図示している。信号経路17bは、複相分配器3の出力のうち0°の信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ5、6と、スイッチ5、6間に接続された1次遅れ系の能動回路13bとから構成される。信号経路18bは、複相分配器3の出力のうち360/nx1度の信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ7、8と、スイッチ7、8間に接続された1次遅れ系の能動回路14bとから構成される。信号経路19bは、複相分配器3の出力のうち360/nx2度の信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ9、10と、スイッチ9、10間に接続された1次遅れ系の能動回路15bとから構成される。信号経路20bは、複相分配器3の出力のうち360/nx(n-1)度の信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ11、12と、スイッチ11、12間に接続された1次遅れ系の能動回路16bとから構成される。
<変形例2>
更なる他の例として、図3に示されているように、キャパシタに代えて、電流制御型増幅回路(13c~16c)を用いてサンプルホールド要素を構成してもよい。図3では、nの信号経路のうちの信号経路17c~20cを具体的に図示している。図3に示されているように、信号経路17cは、複相分配器3の出力のうち0°の信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ5、6と、スイッチ5、6間に接続された電流制御型増幅回路13cとから構成される。信号経路18cは、複相分配器3の出力のうち360/nx1度の信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ7、8と、スイッチ7、8間に接続された電流制御型増幅回路14cとから構成される。信号経路19cは、複相分配器3の出力のうち360/nx2度の信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ9、10と、スイッチ9、10間に接続された電流制御型増幅回路15cとから構成される。信号経路20cは、複相分配器3の出力のうち360/nx(n-1)度の信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ11、12と、スイッチ11、12間に接続された電流制御型増幅回路16cとから構成される。各信号経路に使用する電流制御型増幅回路は同一の特性を有する。各電流制御型増幅回路として、図11に示されているような回路を用いて良い。図11に示された構成例については、実施の形態4に即して後述する。
実施の形態2.
<構成>
図4から図6を参照して、本開示の実施の形態2による帯域通過フィルタについて説明する。図4は、この開示に係る帯域通過フィルタの第2の実施の形態を示す回路図である。図4Aに示されているように、実施の形態2による帯域通過フィルタは、nを1以上の自然数として、RF(Radio Frequency)信号を入力として受け付ける入力端子1と、入力端子1に入力されるRF信号を360度/2ずつ位相の異なる2のRF信号に分配する複相分配器3と、複相分配器3に接続された2の信号経路17~20であって、各信号経路は、2つのスイッチを含むサンプルホールド要素を備え、360度/2ずつ位相の異なる2のRF信号のうちの1つを複相分配器3から受け付けてサンプルおよびホールドし、ホールドした信号を出力する2の信号経路17~20と、2の信号経路17~20に接続され、2の信号経路17~20から出力される2の信号を合成する複相合成器4と、複相合成器4により合成される信号を出力する出力端子2と、等長の信号経路で全スイッチを駆動するクロック信号S1を出力するクロック信号源21と、を備える。
(クロック信号源)
クロック信号源21は、全スイッチを駆動するために、例えば、図4Bに示された周期TLOでデューティ比50%の矩形波のクロック信号S1を出力する。なお、帯域通過フィルタが所望のフィルタとして動作する限り、デューティ比は50%でなくてもよく、正弦波またはのこぎり波などの周期性を有する他の波形を用いても良い。クロック信号源21からスイッチ5~12までの信号経路は等長とする。
(スイッチ)
スイッチ5~12はクロック信号源21から出力されるクロック信号S1で駆動される。スイッチ5~12はクロック信号S1がHIGHのときONになる。スイッチ5~12は同一の特性である。
(複相分配器)
複相分配器3は、入力端子1に入力されたRF信号を360度/2ずつ位相の異なる2の信号に分配する。複相分配器3内の線路の長さを調節することにより位相差を付与することができる。複相分配器3は、分配後の2の信号を出力する2の出力ポートを備える。
(信号経路)
の信号経路の各信号経路は、サンプルホールド要素を備える。一例として、図4Aに示されているように、各信号経路は、サンプルホールド要素として、2つのスイッチと、1つのキャパシタとを備える。図4Aでは、2の信号経路のうちの信号経路17~20を具体的に図示している。信号経路17は、複相分配器3の出力のうち0°のRF信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ5、6と、スイッチ5、6間の接続点と接地の間に接続されたキャパシタ13とから構成される。信号経路18は、複相分配器3の出力のうち360/2x1度のRF信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ7、8と、スイッチ7、8間の接続点と接地の間に接続されたキャパシタ14とから構成される。信号経路19は、複相分配器3の出力のうち360/2x2度のRF信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ9、10と、スイッチ9、10間の接続点と接地の間に接続されたキャパシタ15とから構成される。信号経路20は、複相分配器3の出力のうち360/2x(2-1)度のRF信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ11、12と、スイッチ11、12間の接続点と接地の間に接続されたキャパシタ16とから構成される。キャパシタ13~16は同一の特性を有する。
(複相合成器)
複相合成器4は、信号経路17、18、19、・・・、20から出力された、各位相が360度/2ずつ異なる2の信号を合成する。複相合成器4で合成された信号は出力端子2に出力される。
一例として、実施の形態2においてn=2のときの回路図を図5Aに示す。n=2であるので、信号経路の経路数は4(=2)である。具体的な経路数以外の接続関係は、図4Aの場合と同様である。また、図5Bは、図5Aの帯域通過フィルタが用いるクロック信号の波形の例を示す図である。
<動作>
図6は、実施の形態2において、n=2のときの各段階での波形の例を示す図である。
図6Aは、入力されるRF信号の波形の例を示す図である。図6Bは、RF信号が各信号経路で信号処理された波形の例を示す図である。図6Cは、合成処理後に出力されるRF信号の波形の例を示す図である。
n=2の場合、入力信号が複相分配器3aにより4相に分配された後、分配された位相0°のRF信号はクロック信号S1がHIGHのとき(スイッチ5がONのとき)クロック周波数でダウンコンバートされる。その後、キャパシタ13に電圧がチャージ(低域ろ波)され、チャージされた信号はクロック信号S1がHIGHのとき(スイッチ6がONのとき)アップコンバートされる。
これらの動作を信号経路18、19、・・・、20に対しても行う。図6Bはダウンコンバート、低域ろ波、およびアップコンバート後の各信号経路の信号の波形を示す。各信号経路から出力される信号を複相合成器4aにより加算することで、図6Cに示された出力信号が得られる。
本実施の形態では4相の入力信号(RF信号)を1相のクロック信号S1によりダウンコンバート・アップコンバートしている点が、特許文献1に記載されている動作手順と異なる。本実施の形態による帯域通過フィルタは、クロック信号周波数を中心周波数とした狭帯域なバンドパスフィルタ特性を得ることができる。なお、ダウンコンバート時とアップコンバート時のクロック信号の位相は一致していなくてもよい。ただし、ダウンコンバート用のクロック信号の位相は全経路で一致する必要があるほか、アップコンバート用のクロック信号の位相は全経路で一致する必要がある。ダウンコンバート用のクロック信号の位相が全経路で一致していない場合、ダウンコンバートされる区間がずれることにより、キャパシタにチャージされる電圧値が変化し通過特性が劣化する。また、アップコンバート用のクロック信号の位相が全経路で一致していない場合はサンプル区間とホールド区間がずれ通過特性が劣化する。
本実施の形態では、クロック信号源から各スイッチまでの信号経路が一致しているため180°位相差のある信号経路間の各ダウンコンバート用スイッチの寄生容量を通してクロック信号経路端でバーチャルショート(仮想短絡)が生じる。これによりクロック信号源による損失が見えなくなり入力信号の高周波通過特性が向上する帯域通過フィルタを提供することが可能となる。
実施の形態3.
<構成>
次に、図7および図8を参照して、本開示の実施の形態3による帯域通過フィルタについて説明する。図7Aは、この開示に係る帯域通過フィルタの第3の実施の形態を示す回路図である。図7Aに示されているように、実施の形態3による帯域通過フィルタは、入力端子1、出力端子2、複相分配器3、複相合成器4、2の信号経路17b~20bから構成される。信号経路17b~20bは、スイッチ5~12、1次遅れ系の能動回路13b~16bとから構成される。
(クロック信号源)
クロック信号源21は、例えば、図7Bに示された周期TLOでデューティ比50%の矩形波のクロック信号S1を出力する。なお、帯域通過フィルタが所望のフィルタとして動作する限り、デューティ比は50%でなくてもよく、正弦波またはのこぎり波などの周期性を有する他の波形を用いても良い。クロック信号源21からスイッチ5~12までの信号経路は等長とする。
(スイッチ)
スイッチ5~12はクロック信号源21から出力されるクロック信号S1で制御される。スイッチ5~12はクロック信号S1がHIGHのときONになる。スイッチ5~12は同一の特性である。
1次遅れ系の能動回路13b~16bは、例えば、バラクタダイオードまたはアンプである。なお、各信号経路に使用する能動回路は同一の特性である。
(複相分配器)
複相分配器3は、入力端子1に入力されたRF信号を360度/2ずつ位相の異なる2の信号に分配する。複相分配器3内の線路の長さを調節することにより位相差を付与することができる。複相分配器3は、分配後の2の信号を出力する2の出力ポートを備える。
(信号経路)
の信号経路の各信号経路は、サンプルホールド要素を備える。一例として、図7Aに示されているように、各信号経路は、2つのスイッチと、1つの1次遅れ系の能動回路とを備える。図7Aでは、2の信号経路のうちの信号経路17b~20bを具体的に図示している。信号経路17bは、複相分配器3の出力のうち0°の信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ5、6と、スイッチ5、6間に接続された1次遅れ系の能動回路13bとから構成される。信号経路18bは、複相分配器3の出力のうち360/2x1度の信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ7、8と、スイッチ7、8間に接続された1次遅れ系の能動回路14bとから構成される。信号経路19bは、複相分配器3の出力のうち360/2x2度の信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ9、10と、スイッチ9、10間に接続された1次遅れ系の能動回路15bとから構成される。信号経路20bは、複相分配器3の出力のうち360/2x(2-1)度の信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ11、12と、スイッチ11、12間に接続された1次遅れ系の能動回路16bとから構成される。
(複相合成器)
複相合成器4は、信号経路17b、18b、19b、・・・、20bから出力された、各位相が360度/2ずつ異なる2の信号を合成する。複相合成器4で合成された信号は出力端子2に出力される。
一例として、実施の形態3においてn=2のときの回路図を図8Aに示す。n=2であるので、信号経路の経路数は4(=2)である。具体的な経路数以外の接続関係は、図7Aの場合と同様である。また、図8Bは、図8Aの帯域通過フィルタが用いるクロック信号の波形の例を示す図である。
<動作>
入力波形、各信号経路で信号処理された波形、および出力波形の概形は、図6の場合と同様である。1次遅れ系の能動回路はキャパシタと同様の働きをするため、実施の形態3による帯域通過フィルタは実施の形態2の場合と同様に動作する。なお、通過帯域幅は1次遅れ系の能動回路の容量に相当する値から決定される。
n=2の場合、入力信号が複相分配器3aにより4相に分配された後、分配された位相0°のRF信号はクロック信号S1がHIGHのとき(スイッチ5がONのとき)クロック周波数でダウンコンバートされる。その後、1次遅れ系の能動回路13bに電圧がチャージ(低域ろ波)され、チャージされた信号はクロック信号S1がHIGHのとき(スイッチ6がONのとき)のときアップコンバートされる。
これらの動作を信号経路18b、19b、・・・、20bに対して行う。アップコンバート後の各信号経路の波形は図6Bのようになり、各信号経路から出力される信号を複相合成器4aにより加算することで、図6Cに示された出力信号が得られる。
特許文献1では1相の入力信号を4相のクロック信号でダウンコンバート・アップコンバートしているが、本実施の形態では4相の入力信号を1相のクロック信号によりダウンコンバート・アップコンバートしている点で、本実施の形態は特許文献1の技術とは異なる。本実施の形態による帯域通過フィルタは、特許文献1のフィルタと同様に、クロック信号周波数を中心周波数とした狭帯域なバンドパスフィルタ特性を得ることができる。なお、ダウンコンバート時とアップコンバート時のクロック信号の位相は一致していなくてもよい。ただし、ダウンコンバート用のクロック信号の位相は全経路で一致する必要があるほか、アップコンバート用のクロック信号の位相は全経路で一致する必要がある。ダウンコンバート用のクロック信号の位相が全経路で一致していない場合、ダウンコンバートされる区間がずれることにより、1次遅れ系の能動回路にチャージされる電圧値が変化し通過特性が劣化する。また、アップコンバート用のクロック信号の位相が全経路で一致していない場合はサンプル区間とホールド区間がずれ通過特性が劣化する。
本実施の形態では、クロック信号源から各スイッチまでの信号経路が一致しているため180°位相差のある信号経路間の各ダウンコンバート用スイッチの寄生容量を通してクロック信号経路端でバーチャルショート(仮想短絡)が生じる。これによりクロック信号源による損失が見えなくなり入力信号の高周波通過特性が向上する帯域通過フィルタを提供することが可能となる。加えて、1次遅れ系の能動回路としてバラクタダイオードを使用した場合は容量値を電圧制御できるため通過帯域幅の可変性を実現できる。バラクタダイオードをアンプに替えた場合は通過特性を向上させることが可能となる。
実施の形態4.
<構成>
次に、図9から図13を参照して、本開示の実施の形態4による帯域通過フィルタについて説明する。図9Aは、この開示に係る帯域通過フィルタの第4の実施の形態を示す回路図である。図9Aの回路図は、図7Aの1次遅れ系の能動回路を電流制御型増幅回路に置換した点で図7Aの回路図と異なる。図9Aに示されているように、実施の形態4による帯域通過フィルタは、入力端子1、出力端子2、複相分配器3、複相合成器4、2の信号経路17c~20cから構成される。信号経路17c~20cは、スイッチ5~12、電流制御型増幅回路13c~16cとから構成される。電流制御型増幅回路13c~16cは、1次遅れ系であって、かつ電流制御によって通過帯域幅を可変しても通過利得が一定となる増幅回路である。
(クロック信号源)
クロック信号源21は、例えば、図9Bに示された周期TLOでデューティ比50%の矩形波のクロック信号S1を出力する。なお、帯域通過フィルタが所望のフィルタとして動作する限り、デューティ比は50%でなくてもよく、正弦波またはのこぎり波などの周期性を有する他の波形を用いても良い。クロック信号源21からスイッチ5~12までの信号経路は等長とする。
(スイッチ)
スイッチ5~12はクロック信号源21から出力されるクロック信号S1で制御される。スイッチ5~12はクロック信号S1がHIGHのときONになる。スイッチ5~12は同一の特性である。
(複相分配器)
複相分配器3は、入力端子1に入力された信号を360度/2ずつ位相の異なる2の信号に分配する。複相分配器3内の線路の長さを調節することにより位相差を付与することができる。複相分配器3は、分配後の2の信号を出力する2の出力ポートを備える。
(信号経路)
の信号経路の各信号経路は、サンプルホールド要素を備える。一例として、図9Aおよび図11に示されているように、各信号経路は、2つのスイッチと、1つの電流制御型増幅回路とから構成される。図9Aでは、2の信号経路のうちの信号経路17c~20cを具体的に図示している。図11は、電流制御型増幅回路の例を示す。図9Aに示されているように、信号経路17cは、複相分配器3の出力のうち0°の信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ5、6と、スイッチ5、6間に接続された電流制御型増幅回路13cとから構成される。信号経路18cは、複相分配器3の出力のうち360/2x1度の信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ7、8と、スイッチ7、8間に接続された電流制御型増幅回路14cとから構成される。信号経路19cは、複相分配器3の出力のうち360/2x2度の信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ9、10と、スイッチ9、10間に接続された電流制御型増幅回路15cとから構成される。信号経路20cは、複相分配器3の出力のうち360/2x(2-1)度の信号が出力される出力ポートに接続され、直列に接続された2つのスイッチ11、12と、スイッチ11、12間に接続された電流制御型増幅回路16cとから構成される。各信号経路に使用する電流制御型増幅回路は同一の特性を有する。
(複相合成器)
複相合成器4は、信号経路17c、18c、19c、・・・、20cから出力された、各位相が360度/2ずつ異なる2の信号を合成する。複相合成器4で合成された信号は出力端子2に出力される。
一例として、実施の形態4においてn=2のときの回路図を図10Aに示す。n=2であるので、信号経路の経路数は4(=2)である。具体的な経路数以外の接続関係は、図9Aの場合と同様である。また、図10Bは、図10Aの帯域通過フィルタが用いるクロック信号の波形の例を示す図である。
実施の形態4にかかる電流制御型増幅回路の一例を図11に示す。入力端子31(第2の入力端子)に入力された入力電圧Vinは、N型トランジスタ36(第1のN型トランジスタ)のゲート端子に接続される。抵抗35は、電源端子33とN型トランジスタ36のドレイン端子間に接続される。可変電流源37(第1の電流源)は、N型トランジスタ36のソース端子と接地間に接続される。N型トランジスタ39(第2のN型トランジスタ)のゲート端子は、N型トランジスタ36のドレイン端子に接続される。電流源40(第2の電流源)は、N型トランジスタ39のソース端子と接地間に接続される。P型トランジスタ38のソース端子は電源端子33に接続され、P型トランジスタ38のゲート端子はバイアス端子34に接続され、P型トランジスタ38のドレイン端子はN型トランジスタ39のドレイン端子に接続される。出力端子32(第2の出力端子)にはN型トランジスタの39のドレイン端子とP型トランジスタ38のドレイン端子が接続される。
図11の増幅回路の出力電圧Voutは、抵抗35の抵抗値R、N型トランジスタ36、39のトランスコンダクタンスgm、P型トランジスタ38の出力抵抗Ro、可変電流源37、40の供給する電流I、入力電圧Vinから、次式(1)で表される。式(1)において、βはN型トランジスタ36、39の利得係数、λはP型トランジスタ38のチャネル変調効果係数である。
高域遮断周波数fcは、以下の式(2)で表される。CoはP型トランジスタ38のドレイン‐ソース間の寄生容量である。
通過帯域可変範囲は次式(3)で表される。式(3)において、IminとImaxは、それぞれ可変電流源の最小電流と最大電流である。
以上のように、電圧利得は、可変電流源37、40の電流制御に依らず、N型トランジスタ36、39とP型トランジスタ38のサイズと抵抗値Rによって決まる。また、高域遮断周波数fcは、可変電流源37、40の電流制御によって可変可能となる。たとえば、可変電流源37および40の電流Iに1uA~1mA程度の1000倍のダイナミックレンジを持たせた場合、広域遮断周波数の式より、通過帯域の可変量も1000倍程度のダイナミックレンジを有する広帯域な帯域可変が実現できる。
図12、図13に本増幅回路の電圧利得と本帯域通過フィルタの通過特性を示す。帯域通過フィルタの3dB帯域は増幅回路の高域遮断周波数fcの2倍となる。
<動作>
入力波形、各信号経路で信号処理された波形、および出力波形の概形は、図6の場合と同様である。
n=2の場合、入力信号が複相分配器3aにより4相に分配された後、分配された位相0°のRF信号はクロック信号S1がHIGHのとき(スイッチ5がONのとき)クロック周波数でダウンコンバートされる。その後、電流制御型増幅回路13cに電圧がチャージ(低域ろ波)され、チャージされた信号はクロック信号S1がHIGHのとき(スイッチ6がONのとき)アップコンバートされる。
これらの動作を信号経路18c、19c、・・・、20cに対して行う。アップコンバート後の各信号経路の波形は図6Bのようになり、各信号経路から出力される信号を複相合成器4aにより加算することで、図6Cに示された出力信号が得られる。
特許文献1では1相の入力信号を4相のクロック信号でダウンコンバート・アップコンバートしているが、本実施の形態では4相の入力信号を1相のクロック信号によりダウンコンバート・アップコンバートしている点で、本実施の形態は特許文献1の技術とは異なる。本実施の形態による帯域通過フィルタは、特許文献1のフィルタと同様に、クロック信号周波数を中心とした狭帯域なバンドパスフィルタ特性を得ることができる。なお、ダウンコンバート時とアップコンバート時のクロック信号の位相は一致していなくてもよい。ただし、ダウンコンバート用のクロック信号の位相は全経路で一致する必要があるほか、アップコンバート用のクロック信号の位相は全経路で一致する必要がある。一致していない場合、ダウンコンバートされる区間がずれることにより、電流制御型増幅回路にチャージされる電圧値が変化し通過特性が劣化する。また、アップコンバート用のクロック信号の位相が全経路で一致していない場合はサンプル区間とホールド区間がずれ通過特性が劣化する。
本実施の形態では、クロック信号源から各スイッチまでの信号経路が一致しているため180°位相差のある信号経路間の各ダウンコンバート用スイッチの寄生容量を通してクロック信号経路端でバーチャルショート(仮想短絡)が生じる。これによりクロック信号源による損失が見えなくなり入力信号の高周波通過特性が向上する帯域通過フィルタを提供することが可能となる。
なお、図11の例では、トランジスタとして、電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor)を使用しているが、トランスコンダクタンスgmを有する半導体素子であればよく、バイポーラトランジスタなどの半導体素子を用いても良い。
なお、実施形態を組み合わせたり、各実施形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
本開示の帯域通過フィルタは、無線通信装置において用いることができる。
1 入力端子、2 出力端子、3 複相分配器、3a 複相分配器、4 複相合成器、4a 複相合成器、5~12 スイッチ、13 キャパシタ、13b 能動回路、13c 電流制御型増幅回路、14 キャパシタ、14b 能動回路、14c 電流制御型増幅回路、15 キャパシタ、15b 能動回路、15c 電流制御型増幅回路、16 キャパシタ、16b 能動回路、16c 電流制御型増幅回路、17(b、c)~20(b、c) 信号経路、21 クロック信号源、31 入力端子、32 出力端子、33 電源端子、34 バイアス端子、35 抵抗、36 N型トランジスタ、37 可変電流源、38 P型トランジスタ、39 N型トランジスタ、40 可変電流源。

Claims (7)

  1. nを1以上の自然数として、
    RF信号を入力として受け付ける入力端子と、
    前記入力端子に入力されるRF信号を360度/nずつ位相の異なるnのRF信号に分配する複相分配器と、
    前記複相分配器に接続されたnの信号経路であって、各信号経路は、2つのスイッチを含むサンプルホールド要素を備え、前記360度/nずつ位相の異なるnのRF信号のうちの1つを前記複相分配器から受け付けてサンプルおよびホールドし、ホールドした信号を出力するnの信号経路と、
    前記nの信号経路に接続され、前記nの信号経路から出力されるnの信号を合成する複相合成器と、
    前記複相合成器により合成される信号を出力する出力端子と、
    クロック信号の位相が前記nの信号経路の全てで一致するように全スイッチを駆動するクロック信号を出力するクロック信号源と、
    を備える、
    帯域通過フィルタ。
  2. 前記複相分配器は、前記入力端子に入力されるRF信号を、360度/nずつ位相の異なるnのRF信号に分配することに代えて、360度/2ずつ位相の異なる2のRF信号に分配し、
    前記信号経路の数は2であって、各信号経路は、前記360度/2ずつ位相の異なる2のRF信号のうちの1つを前記複相分配器から受け付けてサンプルおよびホールドし、ホールドした信号を出力し、
    前記複相合成器は、前記2の信号経路に接続され、前記2の信号経路から出力される2の信号を合成し、
    前記クロック信号源と全スイッチとの間の信号経路は等長である、
    請求項1に記載された帯域通過フィルタ。
  3. 前記サンプルホールド要素は、直列に接続された2つのスイッチと、前記2つのスイッチ間の接続点と接地とに接続されたキャパシタとを備える、
    請求項1に記載された帯域通過フィルタ。
  4. 前記サンプルホールド要素は、直列に接続された2つのスイッチと、前記2つのスイッチの間に配置され、前記2つのスイッチに接続された1次遅れ系の能動回路とを備える、
    請求項1に記載された帯域通過フィルタ。
  5. 前記サンプルホールド要素は、直列に接続された2つのスイッチと、前記2つのスイッチの間に配置され、前記2つのスイッチに接続された電流制御型増幅回路とを備え、
    前記電流制御型増幅回路は、1次遅れ系であって、かつ電流制御によって通過帯域幅を可変しても通過利得が一定となる増幅回路である、
    請求項1に記載された帯域通過フィルタ。
  6. 前記電流制御型増幅回路は、
    第2の入力端子と、
    電源端子と、
    バイアス端子と、
    ゲート端子、ドレイン端子およびソース端子を備える第1のN型トランジスタであって、前記第1のN型トランジスタのゲート端子が前記第2の入力端子に接続された第1のN型トランジスタと、
    前記電源端子と前記第1のN型トランジスタのドレイン端子間に接続された抵抗と、
    前記第1のN型トランジスタのソース端子と接地間に接続された第1の電流源と、
    ゲート端子、ドレイン端子およびソース端子を備える第2のN型トランジスタであって、前記第2のN型トランジスタのゲート端子が前記第1のN型トランジスタのドレイン端子に接続された第2のN型トランジスタと、
    前記第2のN型トランジスタのソース端子と接地間に接続された第2の電流源と、
    ゲート端子、ドレイン端子およびソース端子を備えるP型トランジスタであって、前記P型トランジスタのソース端子が前記電源端子に接続され、前記P型トランジスタのゲート端子が前記バイアス端子に接続され、前記P型トランジスタのドレイン端子が前記第2のN型トランジスタのドレイン端子に接続されたP型トランジスタと、
    前記第2のN型トランジスタのドレイン端子と前記P型トランジスタのドレイン端子に接続された第2の出力端子と、
    を備える、
    請求項5に記載された帯域通過フィルタ。
  7. 前記クロック信号はデューティ比が50%である、請求項1から6のいずれか1項に記載された帯域通過フィルタ。
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