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JP7804175B2 - 撮影装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents
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JP7804175B2 - 撮影装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

撮影装置、情報処理方法、およびプログラム

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Description

本技術は、特に、撮影時の操作を立ち位置から移動することなく容易に行うことができるようにした撮影装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
従来、写真シール作成装置が知られている。写真シール作成装置は、ユーザを撮影し、撮影画像に対してユーザに編集を行わせ、編集後の画像をシール紙に印刷して提供するものである。写真シール作成装置は遊戯施設などに設置される。
写真シール作成装置が提供する1ゲームの流れは、通常、撮影ブースにいるユーザを被写体として撮影を行った後、ユーザを編集ブースに移動させ、編集ブースで行われる操作に従って画像を編集して、編集済みの画像をシール紙に印刷する流れとなる。
写真シール作成装置の撮影ブースでの操作は、主に、タッチパネル付きのモニタに表示された画面を指で操作することによって行われる。撮影ブースには、撮影中の画像であるライブビュー画像の表示などに用いられるモニタがカメラの近くなどに設けられる。
特許文献1には、画像データに基づいて指の三次元位置を特定し、ユーザの手や指の骨格モデルを構築する技術が開示されている。ユーザのジェスチャーが骨格モデルに基づいて認識され、部屋の明かりを、手を振って消すなどの操作が受け付けられる。
特開2013-037675号公報
最適な写りで撮影することができるようにするために、撮影時の立ち位置がカメラから離れた位置に設定されることが多い。撮影時の案内などに従って立ち位置を変えた場合、ユーザは、モニタの表示を用いた操作をその立ち位置から行うことが難しい。
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、撮影時の操作を立ち位置から移動することなく容易に行うことができるようにするものである。
本技術の一側面の撮影装置は、撮影ブースにいるユーザを被写体として撮影を行う撮影部と、前記撮影部による撮影中の画像を表すライブビュー画像と、手を用いたジェスチャーによる操作用の情報とが配置された操作画面を表示する表示部と、前記表示部から離れた位置に設定された立ち位置の案内後の前記ユーザを撮影して得られた画像に基づいて、前記ユーザが行うジェスチャー操作を認識する認識部と、前記ジェスチャー操作に応じた処理を実行する制御部とを備える。
本技術の一側面においては、撮影ブースにいるユーザを被写体として撮影が行われ、撮影中の画像を表すライブビュー画像と、手を用いたジェスチャーによる操作用の情報とが配置された操作画面が表示される。また、表示部から離れた位置に設定された立ち位置の案内後のユーザを撮影して得られた画像に基づいて、ユーザが行うジェスチャー操作が認識され、ジェスチャー操作に応じた処理が実行される。
本技術によれば、ユーザは、撮影時の操作を立ち位置から移動することなく容易に行うことができる。
本技術の一実施の形態に係る写真シール作成装置の外観を示す斜視図である。 撮影部の正面の構成例を示す斜視図である。 写真シール作成装置の構成例を示すブロック図である。 写真シール作成装置の機能構成例を示すブロック図である。 撮影処理部の構成例を示すブロック図である。 撮影処理について説明するフローチャートである。 案内画面の表示例を示す図である。 ライブビュー画面の表示例を示す図である。 ジェスチャー操作の様子を示す図である。 ジェスチャー操作の例を示す図である。 ジェスチャー操作の受け付けタイミングの例を示す図である。 ジェスチャー操作の受け付けタイミングの他の例を示す図である。 画角外で行われるジェスチャー操作の例を示す図である。 ライブビュー画面の表示例を示す図である。 ライブビュー画面の表示例を示す図である。
<写真シール作成装置の構成>
図1は、本技術の一実施の形態に係る写真シール作成装置の外観を示す斜視図である。
写真シール作成装置1は、写真作成ゲームを提供するゲーム機である。写真シール作成装置1は、ゲームセンターなどの店舗に設置される。
写真シール作成装置1のユーザは、主に女子高生や若い女性が中心となる。写真シール作成装置1において、1組あたり主に2人や3人などの複数人のユーザがゲームを楽しむことができる。もちろん、写真シール作成装置1において、1人のユーザがゲームを楽しむこともできる。
写真シール作成装置1のゲームにおいて、ユーザは、自身が被写体となって撮影を行う。ユーザは、撮影によって得られた撮影画像に対して、手書きの文字やスタンプ画像などの合成用画像を合成させるための編集を行い、撮影画像を彩り豊かな画像に編集する。ユーザは、編集済みの撮影画像が印刷されたシール紙を受け取って一連のゲームを終了させる。
箱状の筐体を有する写真シール作成装置1の側面には事前操作部11が設けられる。事前操作部11は、一緒に遊ぶユーザの人数の選択や撮影コースの選択などの、撮影前の操作に用いられる装置である。事前操作部11にはタッチパネルモニタ11Aが設けられる。タッチパネルモニタ11Aの下には、プレイ料金を支払うためのコイン投入口11Bが設けられる。
各種の選択に用いられる画面がタッチパネルモニタ11Aに表示される。ユーザは、タッチパネルモニタ11Aの表示に従って各種の選択を行った後、出入り口Gから撮影ブースに入り、撮影を行うことになる。撮影ブースの正面には撮影部21が設けられる。撮影部21と背景部22の間の空間が撮影ブースとなる。撮影部21には、カメラを内蔵した箱状のカメラユニット31が設けられる。
事前操作部11の左側には編集部51が設けられる。編集部51は、カメラで撮影することによって得られた撮影画像の編集に用いられる装置である。撮影ブースで撮影を行ったユーザは、編集部51の前方の編集ブースに移動し、撮影画像の編集を行うことになる。編集部51の上方に形成された斜面には、撮影画像の編集用のモニタであるタブレット内蔵モニタ61が設けられる。撮影画像の編集に用いられる画面がタブレット内蔵モニタ61に表示される。
編集ブースは、編集部51の筐体を挟んで2つ用意される。図1に示す編集部51の前方の空間と、編集部51を挟んで後方の空間にそれぞれ編集ブースが形成される。写真シール作成装置1は、撮影ブースでの撮影を終えたユーザのグループを空いている方の編集ブースに移動させ、2つの編集ブースにおいて並行して編集を行わせることができる。
図2は、撮影部21の正面の構成例を示す斜視図である。撮影部21は、側面パネル21A、側面パネル21B、および正面パネル21Cに囲まれるようにして構成される。
撮影部21の正面の中央よりやや上側の位置にはカメラユニット31が設けられる。カメラユニット31には、カメラ41とタッチパネルモニタ42が設けられる。
カメラ41は、例えば一眼レフカメラであり、レンズが露出するようにカメラユニット31の内部に取り付けられる。カメラ41は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子を有し、撮影ブースにいるユーザを撮影する。カメラ41は、ユーザを被写体として撮影を行う撮影部として機能する。
カメラ41により取り込まれた動画像(以下、ライブビュー画像ともいう)は、タッチパネルモニタ42にリアルタイムで表示される。撮影が指示されたときなどの所定のタイミングでカメラ41により取り込まれた静止画像は、撮影画像として保存される。
タッチパネルモニタ42は、カメラ41の下方に設けられる。タッチパネルモニタ42は、LCDなどのモニタと、それに積層されたタッチパネルにより構成される。タッチパネルモニタ42は、カメラ41により取り込まれた動画像を表示するライブビューモニタとしての機能と、各種のGUI(Graphical User Interface)を表示し、ユーザの選択操作を受け付ける機能を備えている。
カメラユニット31の上方には、曲面の発光面をユーザに向けた上ストロボユニット32が設けられる。上ストロボユニット32は、ユーザの正面上方から、主にユーザの顔と上半身に向けて光を照射する。
カメラユニット31の下方には、ユーザに対して下方から光を照射する下箱ストロボユニット33が設けられる。上ストロボユニット32と下箱ストロボユニット33のそれぞれにはストロボ光源が設けられる。ストロボ光源は、静止画像の撮影タイミングに合わせて発光し、被写体となるユーザにストロボ光を照射する。
下箱ストロボユニット33と側面パネル21Aとの間には箱状部34Lが設けられる。また、下箱ストロボユニット33と側面パネル21Bとの間には箱状部34Rが設けられる。箱状部34L,34Rの上面は、略水平な面であり、撮影作業を行うユーザが手荷物などを置くための荷物置き場として用いられる。
後述するように、写真シール作成装置1においては、撮影時の各種の操作をジェスチャー操作によって行うことができるようになっている。写真シール作成装置1には、ユーザによるジェスチャー操作を認識する機能が搭載される。ジェスチャー操作は、例えば手を用いて行われる。カメラ41により取り込まれた画像に基づいてユーザの手の動きが検出され、例えば、あらかじめ決められた所定の動きが行われた場合、ジェスチャー操作として認識される。
ジェスチャー操作が可能なタイミングでは、ジェスチャー操作によって操作可能なボタンやスライドバーなどの情報がタッチパネルモニタ42に表示される。ユーザは、タッチパネルモニタ42の表示を見て手を動かし、ジェスチャー操作によって撮影時の操作を行うことになる。
<写真シール作成装置の内部構成>
図3は、写真シール作成装置1の構成例を示すブロック図である。図3において、上述した構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図3に示すように、写真シール作成装置1は、PC(Personal Computer)部101に対して、事前操作部11、撮影部21、編集部51、および印刷部103が外部入出力インタフェース102を介して接続されることによって構成される。PC部101は、例えば編集部51の筐体内部に収納される。
PC部101を構成するCPU(Central Processing Unit)111、ROM(Read Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)113は、バス114により相互に接続される。
CPU111は、所定のプログラムを実行し、写真シール作成装置1の全体の動作を制御する。ROM112は、CPU111が実行するプログラムやデータを記憶する。RAM112は、CPU111が処理するデータやプログラムを一時的に記憶する。
バス114には、さらに、入出力インタフェース115が接続される。入出力インタフェース115には、記憶部116、通信部117、およびドライブ118が接続される。
記憶部116は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体である。記憶部116は、CPU111から供給された各種の設定情報などを記憶する。記憶部116に記憶されている情報はCPU111により適宜読み出される。
通信部117は、インターネットなどのネットワークのインタフェースである。通信部117は、CPU111による制御に従って外部の装置と通信を行う。通信部117は、ユーザにより選択された画像を、例えば写真シール作成装置1の製造メーカが管理するサーバに送信する。通信部117から送信された画像は、所定の記憶領域が割り当てられて保存され、サーバにアクセスしてきた携帯端末上で表示されたり、携帯端末にダウンロードされたりする。
ドライブ118には、光ディスクや半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア119が適宜装着される。ドライブ118によりリムーバブルメディア119から読み出されたプログラムやデータは、CPU111に供給され、記憶部116に記憶されたり、インストールされたりする。
入出力インタフェース115には外部入出力インタフェース102が接続される。PC部101による各部の制御が、外部入出力インタフェース102を介して行われる。
事前操作部11は、撮影前のユーザを対象とした事前選択処理を行う。事前操作部11は、タッチパネルモニタ11A、スピーカ121、および硬貨処理部122から構成される。
タッチパネルモニタ11Aは、PC部101による制御に従って各種の選択画面を表示し、選択画面に対するユーザの操作を受け付ける。ユーザの操作の内容を表す入力信号はPC部101に供給され、各種の設定が行われる。
硬貨処理部122は、コイン投入口11Bへの硬貨の投入を検出する。硬貨処理部122は、所定の金額分の硬貨が投入されたことを検出した場合、ゲームの開始を指示する起動信号をPC部101に出力する。
撮影部21は、撮影ブースにいるユーザを対象とした撮影処理を行う。撮影部21は、照明装置131、カメラ41、タッチパネルモニタ42、およびスピーカ132から構成される。
照明装置131は、撮影ブース内の各ストロボユニットであり、PC部101から供給された照明制御信号に従って発光する。上ストロボユニット32、下箱ストロボユニット33などの、撮影ブースに設けられるストロボユニットが照明装置131に含まれる。
カメラ41は、PC部101によるシャッタ制御に従って撮影を行い、撮影によって得られた画像データをPC部101に出力する。
編集部51は、撮影後の編集処理を行う。編集部51は、タブレット内蔵モニタ61、タッチペン141A,141B、およびスピーカ142から構成される。タブレット内蔵モニタ61、タッチペン141A,141Bのセットが編集部51の筐体の2つの面に設けられる。
タブレット内蔵モニタ61は、PC部101による制御に従って編集画面を表示し、編集画面に対するユーザの操作を受け付ける。ユーザの操作の内容を表す入力信号はPC部101に供給され、編集対象となる撮影画像の編集が行われる。
印刷部103は、プリンタ151を含むように構成される。プリンタ151にはシール紙ユニット152が装着される。
プリンタ151は、PC部101から供給された印刷データに基づいて、シール紙ユニット152に収納されているシール紙に画像を印刷する。プリンタ151は、画像を印刷したシール紙をシール紙排出口に排出する。
<写真シール作成装置の機能構成例>
図4は、写真シール作成装置1の機能構成例を示すブロック図である。図4に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図3のCPU111により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
写真シール作成装置1においては情報処理部201が実現される。情報処理部201は、事前選択処理部211、撮影処理部212、編集処理部213、印刷処理部214、および送信処理部215により構成される。
事前選択処理部211は、事前操作部11の各部を制御することで事前選択処理を実行する。事前選択処理により、一緒にゲームを行うユーザの人数の選択、撮影コースの選択などが行われる。ユーザによる選択内容を表す情報は撮影処理部212に供給される。
撮影処理部212は、撮影部21の各部を制御することで撮影処理を行う。撮影処理においては、複数回の撮影が行われ、6枚などの複数枚の撮影画像が生成される。撮影処理部212は、撮影処理を行うことによって生成された複数枚の撮影画像のデータを編集処理部213に出力する。
編集処理部213は、編集部51の各部を制御することで編集処理を行う。編集処理には、撮影画像の編集、シール紙に対する画像の印刷、および、外部の装置である画像管理サーバに対する画像の送信が含まれる。
画像管理サーバに送信された画像は、ユーザが、写真シール作成装置1のゲームの終了後に、自分のスマートフォンなどの携帯端末上で閲覧したり、携帯端末にダウンロードしたりすることに用いられる。
編集処理部213は、編集後の撮影画像を所定のレイアウトで配置して生成した印刷データを印刷処理部214に出力する。また、編集処理部213は、編集後の撮影画像に基づいて生成した送信用の画像のデータを送信処理部215に出力する。
印刷処理部214は、印刷データをプリンタ151に出力し、画像をシール紙に印刷させる。
送信処理部215は、通信部117を制御することによって画像管理サーバとの間で通信を行い、送信用の画像を画像管理サーバに送信する(アップロードする)。写真シール作成装置1のゲームにおいて生成された画像は、シール紙に印刷した形で提供されるとともに、画像管理サーバ経由でデータの形で提供される。
図5は、撮影処理部212の構成例を示すブロック図である。
撮影処理部212は、撮影制御部221、ジェスチャー認識部222、および制御部223により構成される。なお、図5には、ジェスチャー操作に関する構成が主に示されている。
撮影制御部221は、カメラ41を制御して撮影を行う。例えば、撮影制御部221は、カメラ41により撮影された動画像をライブビュー画像としてジェスチャー認識部222と表示制御部231に出力する。
また、撮影制御部221は、撮影画像の撮影を所定のタイミングで開始する。撮影の開始後、6回などの複数回の撮影が所定の間隔で行われる。複数回の撮影によって生成された例えば6枚の撮影画像のデータは、表示制御部231に供給され、画面の表示に用いられるとともに、編集処理部213(図4)に供給される。
ジェスチャー認識部222は、ライブビュー画像の各フレームを解析し、ユーザの手の骨格推定を行う。ジェスチャー認識部222は、例えば、ユーザの手の動き(手を用いたジェスチャー)を骨格推定の結果に基づいて検出し、あらかじめ決められた動きを検出した場合、その動きをジェスチャー操作として認識する。このようなジェスチャー操作の認識は、ジェスチャー操作の受け付けが可能なタイミングである受け付けタイミングで行われる。
例えば、人差し指を立てる動き、人差し指を立てた手を前に押し出す動き、人差し指を立てた手を上下左右にスライドさせる動きなどがジェスチャー操作として認識される。また、人差し指と中指を広げてピースをする動き、5本の指を広げてパーをする動き、親指を上に向ける動きなどの各種の動きがジェスチャー操作として認識される。
このように、手の動きと指の動きを組み合わせた動きが、手を用いたジェスチャー操作として認識される。ジェスチャー認識部222による認識結果を表す情報は、表示制御部231と処理実行部232に供給される。
制御部223は、表示制御部231と処理実行部232により構成される。
表示制御部231は、撮影時におけるタッチパネルモニタ42の表示を制御する。例えば、表示制御部231は、撮影制御部221から供給されたライブビュー画像に基づいて、ライブビュー画像を含むライブビュー画面をタッチパネルモニタ42に表示させる。
また、表示制御部231は、ジェスチャー操作用の情報が配置された操作画面をタッチパネルモニタ42に表示させる。ジェスチャー操作用の情報がライブビュー画面に用意され、ライブビュー画面が操作画面として用いられることもある。表示制御部231は、操作画面の表示を、ジェスチャー認識部222により認識されたジェスチャー操作の内容に応じて切り替える。
ジェスチャー操作を行うユーザの手や指の位置に対応する操作画面上の位置に、ポインタなどの画像が表示制御部231によって表示されるようにしてもよい。これにより、ジェスチャー操作時の視認性を向上させることが可能となる。
処理実行部232は、ジェスチャー認識部222により認識されたジェスチャー操作の内容に応じて各種の処理を実行する。カメラ41の画角を調整するための処理、撮影中のBGMを変更する処理などの、画面表示に関する処理以外の各種の処理が処理実行部232により行われる。
このように、表示制御部231と処理実行部232により構成される制御部223は、ユーザによるジェスチャー操作に応じた処理を実行する制御部として機能する。
<撮影処理の流れ>
図6のフローチャートを参照して、写真シール作成装置1の撮影処理について説明する。図6に示す処理は、例えば、ゲームを始めたユーザが事前選択の作業を終え、撮影ブースに移動したときに開始される。
ステップS1において、撮影処理部212の表示制御部231は、撮影時の立ち位置を案内する案内画面をタッチパネルモニタ42に表示させる。
図7は、案内画面の表示例を示す図である。
図7の例においては、「まずは“盛れるライン”に立ってね。」のメッセージが表示され、その下に、撮影ブースの床面に用意された立ち位置を表す画像が表示されている。ユーザは、案内画面の表示にしたがって、撮影ブースの床面に用意されているマークなどを確認しながら立ち位置を調整することになる。
撮影ブースの床面には、2人のユーザの立ち位置を表す足跡のマークなどが印刷されている。撮影時の立ち位置は、画角や明るさなどが適切な写りとなる位置として、カメラ41から離れた位置にあらかじめ設定される。案内にしたがって調整した立ち位置からは、カメラ41の近くに用意されているタッチパネルモニタ42に手で触れて、タッチパネルモニタ42に表示されているボタンなどを操作することが難しい。このように、撮影時の立ち位置は、その位置にいるユーザが手を伸ばしてもタッチパネルモニタ42に届きづらい位置に設定される。
上述したジェスチャー操作は、案内にしたがって立ち位置を合わせたときに、その立ち位置からでも、タッチパネルモニタ42の表示を操作できるようにするために用いられる。立ち位置の案内が行われた後、ライブビュー画像の撮影が開始される。
ステップS2において、表示制御部231は、撮影制御部221から供給されたライブビュー画像に基づいてライブビュー画面を表示させる。
図8は、ライブビュー画面の表示例を示す図である。
図8に示すように、ライブビュー画面の略中央に形成された表示領域301にはライブビュー画像が表示される。図8の例においては、2人のユーザの顔が大きく映る動画像がライブビュー画像として表示されている。
表示領域301の下には、スタンプ画像を選択するときに操作されるボタンであるボタン311-1乃至311-7が横に並べて表示される。ボタン311-1の左側、ボタン311-7の右側にも、さらに多くのボタンが設けられる。円形のそれぞれのボタンには、それぞれのボタンを押したときに選択されるスタンプ画像のサンプルとなる画像が表示されている。
表示領域301の右隣には、スタンプ画像の選択を終えるときに操作されるOKボタン312が表示される。
このように、操作に用いられるボタンなどの情報がタッチパネルモニタ42に表示されている状態でジェスチャー操作が受け付けられる。ジェスチャー操作の受け付けタイミングは、立ち位置の案内後のタイミングとなる。
図6のステップS3において、ジェスチャー認識部222は、ジェスチャー操作を受け付ける。
ステップS4において、ジェスチャー認識部222は、ライブビュー画像の各フレームを解析し、ジェスチャー操作を認識する。
ステップS5において、制御部223は、ジェスチャー操作に応じた処理を実行する。例えば、スタンプ画像を選択する操作がジェスチャー操作によって行われた場合、表示制御部231は、ライブビュー画像に映るユーザの顔にスタンプ画像を合成して表示させる。
なお、カメラ41の画角を調整するときに操作されるボタンなどの情報がタッチパネルモニタ42に表示されている場合、ジェスチャー操作に応じたステップS5の処理は、適宜、処理実行部232により行われる。
ステップS6において、撮影制御部221は、撮影開始であるか否かを判定する。撮影開始ではないとステップS6において判定された場合、ステップS2に戻り、ライブビュー画面を用いたスタンプ画像の選択が続けられる。
図9は、ジェスチャー操作を行うユーザの様子を示す図である。
図9の例においては、カメラ41に向かって左側に立つユーザU1が両手を使ってジェスチャー操作を行い、カメラ41に向かって右側に立つユーザU2が片手(右手)を使ってジェスチャー操作を行っている。
このように、ジェスチャー認識部222による認識は、ゲームを一緒に利用している複数のユーザのそれぞれのジェスチャー操作を認識するようにして行われる。それぞれのユーザを対象として骨格推定などの処理が行われることになる。
カメラ41に向かって左側に立つユーザのジェスチャー操作だけといったように、特定の位置に立つユーザのジェスチャー操作だけが認識されるようにしてもよい。それぞれのユーザの立ち位置は、カメラ41により撮影された画像に基づいて特定される。
図10は、ジェスチャー操作の例を示す図である。
図10Aに示すように、ユーザU1とユーザU2のうちのいずれかによって、ネコの耳のスタンプ画像を表すボタン311-4がジェスチャー操作によって押下された場合、ネコの耳のスタンプ画像がライブビュー画像に合成して表示される。例えば、ボタン311-4を押下するジェスチャー操作は、人差し指を立てた手をボタン311-4に対応する位置に動かし、その状態で、前方に押し込む(タッチパネルモニタ42の方に動かす)ことによって行われる。
なお、図10Aにおいてボタン311-4を押下している手Hは、ボタン311-4に指で触れて押下するユーザの手を示しているのではなく、タッチパネルモニタ42から離れた空間上で行われたジェスチャー操作を示すために便宜上図示しているものである。他の図においても同様である。
ボタン311-4が押下された場合、ライブビュー画像に映るそれぞれのユーザの目や鼻などの各部位の位置が認識され、頭の位置にネコの耳のスタンプ画像が合成される。また、それぞれのユーザの鼻の位置にネコのヒゲのスタンプ画像が合成される。それぞれのスタンプ画像はライブビュー画像に重ねて表示され続ける。
このように、ライブビュー画面においては、ユーザの選択の内容がライブビュー画像の表示にリアルタイムで反映される。他のスタンプ画像が選択された場合、ライブビュー画像に合成されるスタンプ画像の種類が切り替えられる。
図10Bに示すように、OKボタン312がジェスチャー操作によって押下された場合、スタンプ画像の選択は終了となる。OKボタン312を押下するジェスチャー操作も、人差し指を立てた手をOKボタン312に対応する位置に動かし、その状態で、前方に押し込むことによって行われる。ボタン311-1乃至311-7を押下する動きと異なる動きがOKボタン312を押下するジェスチャー操作として認識されるようにしてもよい。
スタンプ画像の選択が終わったことから撮影開始であると図6のステップS6において判定された場合、ステップS7において、ジェスチャー認識部222は、ジェスチャー操作の受け付けを停止する。
上述したように、撮影画像は、編集などが施された後、シール紙に印刷した状態で、または、画像管理サービスを提供するサーバ経由でユーザに提供される提供用の画像である。写真シール作成装置1のゲームにおいては、提供用の画像の撮影開始前にジェスチャー操作が受け付けられる。
ステップS8において、撮影制御部221は、カメラ41を制御し、撮影画像を撮影する。撮影の直前、音声などによる「3,2,1」などのカウントダウンが提示され、カウントダウンが0になったタイミングで静止画像の撮影が行われる。撮影によって得られた静止画像に対してスタンプ画像の合成などが行われ、撮影画像が生成される。
ステップS9において、撮影制御部221は、撮影終了であるか否かを判定する。撮影終了ではないとステップS9において判定された場合、ステップS7に戻り、撮影画像の撮影が繰り返される。
6回などの所定の回数の撮影が終わったことから撮影終了であるとステップS9において判定された場合、ステップS10において、表示制御部231は、ジェスチャー操作用の操作画面をタッチパネルモニタ42に表示させる。例えば、編集に用いる撮影画像の選択や、撮影画像に写る顔に施す画像処理の内容の選択に用いられる操作画面が表示される。操作画面には、ジェスチャー操作に用いるボタンなどの情報が表示される。
ステップS11において、ジェスチャー認識部222は、ジェスチャー操作の受け付けを再開する。
ステップS12において、ジェスチャー認識部222は、カメラ41により撮影された画像を解析し、ジェスチャー操作を認識する。
ステップS13において、制御部223は、ジェスチャー操作に応じた処理を実行する。例えば、編集の対象とする撮影画像を6枚の撮影画像の中から選択する操作がジェスチャー操作によって行われた場合、処理実行部232は、選択された撮影画像を編集処理部213(図4)に出力する。
操作画面を用いた操作が終わったとき、撮影処理は終了となる。撮影処理の後に行われる編集処理においては、ジェスチャー操作によって選択された撮影画像を対象とした編集などが行われる。
以上のように、撮影ブースにおいては、各種の選択の操作がジェスチャー操作によって行われる。ユーザは、案内にしたがって立ち位置を合わせた後であっても、その位置から移動することなく、タッチパネルモニタ42の表示を用いた操作を容易に行うことができる。
また、ジェスチャー操作の受け付けタイミングは、撮影開始前のタイミングや撮影終了後のタイミングとして設定される。撮影中のジェスチャー操作が受け付けられないようにすることにより、ポーズをとるためにユーザが手を動かしている場合であっても、それがジェスチャー操作として認識されてしまうことを防ぐことが可能となる。
撮影画像の撮影時、通常、ユーザは手を使って様々なポーズをとるが、それがジェスチャー操作として認識された場合には、ユーザにとって意図しない処理が行われてしまうことになる。撮影のためのポーズをとるようなタイミングでのジェスチャー操作が受け付けられないようにすることにより、そのような意図しない処理が行われるのを防ぐことが可能となる。
以下、ジェスチャー操作に関する各内容の詳細について説明する。
<1.ジェスチャー操作を受け付けるブース>
ジェスチャー操作が撮影ブースにおいて受け付けられるものとしたが、写真シール作成装置1に形成される他のブースにおいて受け付けられるようにしてもよい。
(1)事前ブース
事前操作部11(図1)の前方のブースである事前ブースにおける操作にジェスチャー操作が用いられるようにしてもよい。この場合、事前操作部11にはカメラが設けられる。
ジェスチャー操作の受け付けタイミングでは、ジェスチャー操作用のボタンなどの情報を含む画面が事前操作部11のタッチパネルモニタ11Aに表示される。タッチパネルモニタ11Aの表示を見ながらユーザが行うジェスチャー操作が、事前操作部11に設けられるカメラにより撮影された画像に基づいて認識され、各種の選択が事前選択として行われる。
(2)編集ブース
編集ブースにおける操作にジェスチャー操作が用いられるようにしてもよい。この場合、編集部51にはカメラが設けられる。
ジェスチャー操作の受け付けタイミングでは、ジェスチャー操作用のボタンなどの情報を含む画面が編集部51のタブレット内蔵モニタ61に表示される。タブレット内蔵モニタ61の表示を見ながらユーザが行うジェスチャー操作が、編集部51に設けられるカメラにより撮影された画像に基づいて認識され、撮影画像の編集に関する各種の選択が行われる。
<2.ジェスチャー操作の受け付けタイミング>
上述したように、撮影ブースにいるユーザは手を使ってポーズをとる。ポーズをとっているのか、ジェスチャー操作を行っているのかの判断が難しいことから、ジェスチャー操作の受け付けタイミングは、下記のようなタイミングに制限される。
(1)撮影前と撮影後のタイミング
図11は、ジェスチャー操作の受け付けタイミングの例を示す図である。
ユーザが撮影ブースに入った後、時刻t1においてライブビュー画面の表示が開始される。ライブビュー画面にはジェスチャー操作用の情報が用意されており、ライブビュー画面の表示の開始とともにジェスチャー操作の受け付けが開始される。
ライブビュー画面の表示開始から一定の時間が経過した時刻(スタンプ画像などの選択が終わった時刻)である時刻t2において撮影開始となる。撮影が開始された場合、ジェスチャー操作の受け付けが停止される。ジェスチャー操作の受け付けの停止は、最後の撮影が終わり、撮影終了となる時刻t3まで続けられる。最後の撮影が終わるまでの間、ジェスチャー操作の認識が行われない。
最後の撮影が終了した時刻t3において、操作画面がタッチパネルモニタ42に表示され、ジェスチャー操作の受け付けが再開される。操作画面には、ジェスチャー操作用の情報が表示される。ジェスチャー操作の受け付けは、操作画面の表示が終了する時刻t4まで続けられる。
このように、撮影開始前のタイミングと撮影終了後のタイミングにおいてジェスチャー操作が受け付けられる。図11に示すジェスチャー操作の受け付けタイミングは、図6のフローチャートを参照して説明したタイミングと同じタイミングである。撮影開始前のタイミングだけがジェスチャー操作の受け付けタイミングとして設定され、撮影終了後のタイミングではジェスチャー操作が受け付けられないようにしてもよい。例えば、撮影終了後の選択は、タッチパネルモニタ42に表示されたボタンなどを指で直接触れることによって行われる。
1回目の撮影の開始前のタイミングと最後の撮影の終了後のタイミングにおいてジェスチャー操作が受け付けられるものとしたが、1回の撮影ごとに、その撮影前のタイミングと撮影後のタイミングにおいてジェスチャー操作が受け付けられるようにしてもよい。この場合、1回目の撮影が開始された後であっても、1回目の撮影と2回目の撮影の間といったように、それぞれの撮影の間のタイミングにおいてはジェスチャー操作が受け付けられる。
図12は、ジェスチャー操作の受け付けタイミングの他の例を示す図である。
図12に示すように、何回目かの撮影前のタイミングである時刻t11から時刻t12までのタイミングにおいて、ジェスチャー操作が受け付けられる。また、撮影直前のカウントダウンが開始される時刻t12において、ジェスチャー操作の受け付けが停止される。上述したように、撮影画像の撮影前、音声などによるカウントダウンが提示される。
「3,2,1」などのカウントダウンが行われ、時刻t13において撮影が行われた後、次の撮影のカウントダウンが開始される時刻t14までの間は、ジェスチャー操作の受け付けが再開される。
このように、撮影直前のカウントダウンが始まったときにジェスチャー操作の受け付けが停止されるようにしてもよい。これによっても、ユーザのポーズがジェスチャー操作として認識されてしまうことを防ぐことが可能となる。すなわち、カウントダウンが開始されてからポーズをとることにより、ユーザは、ジェスチャー操作とポーズのための手の動きとを使い分けることができる。
(2)撮影中のタイミング
1回目の撮影が開始された後に、ユーザが撮影を停止させることができるようにしてもよい。例えば、ライブビュー画面に表示されている一時停止ボタンが操作された場合、撮影は一時停止の状態となる。撮影の一時停止の間、ジェスチャー操作が受け付けられる。
これにより、ユーザは、撮影の開始後であっても、撮影を一時的に停止させることにより、選択などのための操作をジェスチャー操作で行うことが可能となる。ユーザは、ジェスチャー操作と、ポーズのための手の動きとを使い分けることができる。
<3.ジェスチャー操作の位置>
図13は、ライブビュー画面の表示中に撮影されている画像の例を示す図である。
図13に示す枠Fは、ライブビュー画像としてライブビュー画面に表示される範囲を示す。カメラ41により撮影された画像の画角全体から枠Fで示す範囲が切り出され、図8を参照して説明したようにしてライブビュー画像として用いられる。撮影を行っているユーザは、枠Fの内側の範囲だけを確認することができる。
ライブビュー画像としてこのような画像が用いられる場合、ライブビュー画像の外側の範囲に映る手の動きについてはジェスチャー操作の動きとして受け付けられ、ライブビュー画像の内側の範囲に映る手の動きについてはポーズとして認識される(ジェスチャー操作として受け付けられない)。すなわち、ライブビュー画像の画角外で行われた手の動きについてはジェスチャー操作の動きとして受け付けられ、ライブビュー画像の画角内で行われた手の動きについてはジェスチャー操作の動きとして受け付けられない。
図13の例においては、2人のユーザが枠Fの外側の範囲で人差し指を立てた手を動かしている。このような位置に映る手の動きはジェスチャー操作の動きとして受け付けられる。枠Fの外側の範囲で行われるジェスチャー操作は、例えば撮影中(撮影開始後)であっても受け付けられる。
これにより、ユーザは、撮影中であっても、ジェスチャー操作を用いた操作を行うことができる。ユーザは、ライブビュー画像を見て自分の写りやトリミング範囲を確認しながら各種の選択を行うことができる。
<4.ジェスチャー操作の認識>
(1)決定と選択
画面に表示されているボタン等の情報を用いて、各種の選択と決定がジェスチャー操作によって行われる。例えば、人差し指の付け根と親指の距離が所定の距離以下である場合、その動きが、選択内容を決定するジェスチャー操作として認識される。
また、特定の指が同じ位置に所定の時間ある場合、その動きが、選択内容を決定するジェスチャー操作として認識される。
手を横方向に動かすスワイプの動きが、画面を切り替えるジェスチャー操作として認識される。
(2)トリミング
図14は、ライブビュー画面の表示例を示す図である。
図14の例においては、カメラ41により撮影された画像の画角全体の範囲がライブビュー画像として表示領域301に表示される。ユーザは、撮影画像として用いる範囲を、ジェスチャー操作によって選択することができる。図14の例においては、枠Fで示す範囲が選択中の範囲を示す。
例えば、太線矢印#1で示すように下方向に向けたジェスチャー操作を行うことにより、ユーザは、枠Fの範囲を下方向の範囲に移動させ、トリミングによって切り出す範囲を変更することができる。
このようなトリミング範囲を選択するジェスチャー操作は、例えば、指の骨格に基づいて認識される。
親指と人差し指の位置関係に基づいて、トリミング範囲を選択するジェスチャー操作が認識されるようにしてもよい。トリミング範囲を選択するジェスチャー操作が片手で行われるようにしてもよいし、両手で行われるようにしてもよい。
(3)拡大/縮小、ズームイン/ズームアウト
親指の腹と人差し指の腹との距離を所定の距離以下とする動きが行われた場合、その動きが、画像を縮小させるジェスチャー操作として認識される。
親指の腹と人差し指の腹との距離を所定の距離以上とする動きが行われた場合、その動きが、画像を拡大させるジェスチャー操作として認識される。
同様に、2本の指をつまむような動きがピンチインのジェスチャー操作として認識され、2本の指を広げるような動きがピンチアウトのジェスチャー操作として認識される。
このように、ボタンなどを用いた項目の選択、選択内容の決定以外の各種の操作がジェスチャー操作によって行われる。
(4)BGMの操作
人差し指を立てた手を口の前に移動させる動きが、撮影中のBGMの音量を下げるジェスチャー操作として認識される。これにより、それぞれのユーザがBGMの音量を調整することができる。
(5)その他
カメラ41の角度調整、撮影の開始、撮影の一時停止、セルフシャッターの設定などの、撮影に関する各種の操作がジェスチャー操作によって行われるようにしてもよい。
例えば、画面に表示されているボタンに対応する位置に人差し指などの特定の指を合わせる動きがジェスチャー操作として認識され、これらの操作が行われる。ジェスチャー操作に用いる指を特定の指に制限することにより、誤操作を減らすことができる。ジェスチャー操作に用いられる指が制限されないようにしてもよい。
また、撮影の一時停止が、上述したライブビュー画像の画角外で行われるジェスチャー操作によって行われるようにしてもよい。
<5.ジェスチャー操作による選択内容>
(1)選択肢
選択肢となる複数の項目が用意されている場合、1つの項目を選択する操作がジェスチャー操作によって行われる。例えば、レタッチ処理、メイク処理に関する選択がジェスチャー操作によって行われる。レタッチ処理は、画像に写る目の大きさの調整や肌の色の調整などの画像処理である。また、メイク処理は、リップの色を変えたり、チークの色を変えたりする、顔の化粧に関する画像処理である。
また、コンテンツを選択する操作がジェスチャー操作によって行われる。コンテンツには、図8を参照して説明したスタンプ画像などの、合成用の画像が含まれる。
レタッチ処理やメイク処理に関する選択は、例えば、図15に示すようなライブビュー画面が表示されているときに行われ、選択内容がライブビュー画像の表示にリアルタイムで反映される。図15の例においては、左側に映るユーザ用の領域である領域302Lが表示領域301の左側に形成され、右側に映るユーザ用の領域である領域302Rが表示領域301の右側に形成される。領域302L,302Rには、それぞれ、ジェスチャー操作用の情報となるボタンやスライドバーなどが表示されている。
ボタンやスライドバーをジェスチャー操作で操作することによって、レタッチ処理やメイク処理の内容が選択され、ライブビュー画像の表示に反映される。このように、ユーザは、ライブビュー画像の表示を見ながら各種の選択を行うことができる。選択の内容がライブビュー画像の表示にリアルタイムで反映されることから、撮影画像として生成される画像の仕上がりを想像しやすくすることが可能となる。
(2)位置の指定
タッチパネルモニタ42に表示されているライブビュー画像に対して指をさすジェスチャー操作によって、写りを変更する部位が選択されるようにしてもよい。
これにより、ユーザは、ライブビュー画像上の各位置の写りを調整することができる。このように、位置の指定にジェスチャー操作が用いられるようにすることが可能である。
(3)1人ずつ受け付ける
図15を参照して説明したように、複数のユーザがジェスチャー操作を同時に行うことができるようにしてもよい。これにより、それぞれのユーザは、同時に、自分の好みに応じた選択を行うことができる。
(4)選択内容の変更
全身画像とアップ画像といったように、ライブビュー画像の画角に応じて選択内容が変更されるようにしてもよい。全身画像は、ユーザの全身が映る画像である。アップ画像は、上半身を含めて顔が大きく映る画像である。
<6.複数人によるジェスチャー操作>
(1)同じジェスチャー操作を同時に行う場合
複数のユーザが同じジェスチャー操作を同時に行った場合、ジェスチャー操作が受け付けられる。
(2)異なるジェスチャー操作を同時に行う場合
複数のユーザがそれぞれ異なるジェスチャー操作を同時に行った場合、それぞれのジェスチャー操作が受け付けられる。
複数のユーザがそれぞれ異なるジェスチャー操作を同時に行った場合に、ジェスチャー操作を受け付けることができないことを通知する警告が出力されるようにしてもよい。
(3)ジェスチャー操作を行う人をあらかじめ決定する場合
ジェスチャー操作を行うユーザがあらかじめ決定されるようにしてもよい。例えば、写真シール作成装置1によってあらかじめ決定されたユーザが行うジェスチャー操作だけが受け付けられる。
右側に立つユーザのジェスチャー操作が受け付けられるといったように、ジェスチャー操作を行うユーザが立ち位置によって決定されるようにしてもよい。この場合、「右側に立っている人が操作してね」などのメッセージがジェスチャー操作の受け付け時に提示される。
手のひらをカメラ41に向けたユーザのジェスチャー操作が受け付けられるといったように、ジェスチャー操作を行うユーザがジェスチャー操作によって決定されるようにしてもよい。この場合、「操作する人の手のひらを見せてね」などのメッセージがジェスチャー操作の受け付け時に提示される。カメラ41に向けられた手のひらを解析することにより、骨格の検知が容易となり、その後に行われるジェスチャー操作の認識精度を高めることが可能となる。
(4)ジェスチャー操作の受け付け前に手のひらを個別に撮影
ジェスチャー操作の受け付け前にそれぞれのユーザに手のひらをカメラ41に向けてもらい、その時に撮影された画像に基づいて、それぞれのユーザの手のひらの骨格が推定されるようにしてもよい。ジェスチャー操作の受け付け前にそれぞれのユーザの骨格が推定されていることにより、その後に行われる認識精度を高めることが可能となる。
<7.ジェスチャー操作時の立ち位置>
撮影ブースの床面に設定された立ち位置で行われたジェスチャー操作が受け付けられるものとしたが、他の位置で行われたジェスチャー操作が受け付けられるようにしてもよい。例えば、カメラ41から離れた位置に設置された椅子の位置がジェスチャー操作を行う位置として設定される。ユーザは、椅子に座った状態でジェスチャー操作を行うことになる。
このように、ジェスチャー操作を行う位置があらかじめ設定されていることにより、カメラ41からユーザまでのおおよその距離が分かり、ジェスチャー操作の認識精度を高めることが可能となる。
<8.その他>
・警告の出力
ジェスチャー操作の認識に失敗した場合やジェスチャー操作の動きが速すぎる場合に、それらの内容を通知する警告が出力されるようにしてもよい。
・ジェスチャー操作の見本の提示
ジェスチャー紹介画面が表示され、どのような動きがジェスチャー操作として認識されるのかがユーザに提示されるようにしてもよい。ジェスチャー紹介画面には、例えば、ジェスチャー操作の見本となる動きを行う人物の画像が表示される。
例えば、ジェスチャー紹介画面は事前操作部11のタッチパネルモニタ11Aに表示される。これにより、ユーザは、撮影ブースに入って撮影を行う前に、どのような動きをすればいいのかを撮影ブースの外で確認することができる。
撮影ブースに設けられたタッチパネルモニタ42にジェスチャー紹介画面が表示されるようにしてもよい。
・携帯端末のアプリケーションの操作の例
スマートフォンなどの携帯端末にインストールされた、自撮りアプリなどのアプリケーションの操作にジェスチャー操作が用いられるようにしてもよい。自撮りアプリは、スマートフォンに設けられたカメラでユーザが自分を撮影する(自撮り)ことに用いるアプリケーションである。
どのような動きをジェスチャー操作とするのかなどの、それぞれのジェスチャー操作の内容をユーザが事前に登録することができるようにしてもよい。ユーザは、自分が操作しやすい動きをジェスチャー操作として登録することができるため、撮影や各種の操作をスムーズに行うことができる。また、自分で登録するため、ユーザは、動きとジェスチャー操作との対を忘れにくい。
動画の撮影開始時のジェスチャー操作と静止画の撮影開始時のジェスチャー操作としてそれぞれ異なるジェスチャー操作が用いられるようにしてもよい。自撮りアプリの画面を操作するなどの、撮影モード(動画モードと静止画モード)の変更のための操作が不要となる。
シャッターボタンを押下するジェスチャー操作が受け付けられてから所定時間経過後に撮影が行われるようにしてもよい。ポーズをとる時間をジェスチャー操作後に確保することが可能となる。たいていの自撮りアプリにおいては、シャッターを押すと撮影がすぐに行われるため、不慣れなユーザはポーズをとることが難しいが、そのようなユーザであってもポーズをとった状態で自撮りを行うことができる。
自撮りアプリの画面上でのレタッチ処理の操作にジェスチャー操作が用いられるようにしてもよい。
1.目の変形
・自分の目の付近(例えば涙袋)をタッチした後に、人差し指と親指を横に広げる動きをジェスチャー操作としてユーザが行った場合、画像に写る目の横幅を広げるレタッチ処理が行われる。
・自分の目の付近(例えば涙袋)をタッチした後に、人差し指と親指を縦に広げる動きをジェスチャー操作としてユーザが行った場合、画像に写る目の縦幅を広げるレタッチ処理が行われる。
・自分の目の付近(例えば涙袋)をタッチする動きをジェスチャー操作としてユーザが行った場合、調整バーが表示される。
2.左右の目の間隔の変更
・自分の目頭をタッチする動きをジェスチャー操作としてユーザが行った場合、画像に写る左右の目の間隔を狭めるレタッチ処理が行われる。
・自分の目尻をタッチする動きをジェスチャー操作としてユーザが行った場合、画像に写る左右の目の間隔を広げるレタッチ処理が行われる。
3.目の色の変更
瞬き(1秒以上目をつぶる)をジェスチャー操作としてユーザが行った場合、画像に写る目の色の変更が行われる。
4.顔の他の部位の色の変更
・自分の頬をタッチする動きをジェスチャー操作としてユーザが行った場合、画像に写る頬のチークの色を変更するレタッチ処理が行われる。
・自分の唇をタッチする動きをジェスチャー操作としてユーザが行った場合、画像に写る唇のリップの色を変更するレタッチ処理が行われる。
5.髪の色の変更
・自分の頭をタッチする動きをジェスチャー操作としてユーザが行った場合、画像に写る髪の色を変更するレタッチ処理が行われる。
6.その他の処理
レタッチ処理以外の処理の操作にジェスチャー操作が用いられるようにしてもよい。
・自分の頭をタッチする動きをジェスチャー操作としてユーザが行った場合、画像に写る頭の部分にコンテンツを合成する画像処理が行われる。
・自分の頭を左右に振る動きをジェスチャー操作としてユーザが行った場合、直前の操作がキャンセルされる。
例1)目の変形処理の後に、自分の頭を左右に振る動きをジェスチャー操作としてユーザが行った場合、目の変形処理がリセットされる。
例2)自分の頭を複数回左右に振る動きをジェスチャー操作としてユーザが行った場合、全ての処理がリセットされる。
例3)目の変形処理とチークの色の変更処理の後に、自分の頭を複数回左右に振る動きをジェスチャー操作としてユーザが行った場合、目の変形処理とチークの色の変更処理がリセットされる。
・撮影対象の例
指などの骨格推定によってジェスチャー操作の認識が行われるため、人の顔が写っていない画像も撮影可能である。撮影シーンやポーズの自由度が上がることになる。
シャッター操作だけがジェスチャー操作によって行われるようにしてもよい。風景等の撮影をスムーズに行わせることが可能となる。
・撮影装置の例
以上のようなジェスチャー操作が、写真シール作成装置、スマートフォン、カメラなどの、撮影機能を有する各種の撮影装置において用いられるようにすることが可能である。
・プログラムについて
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、汎用のパーソナルコンピュータなどにインストールされる。
インストールされるプログラムは、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)や半導体メモリなどよりなる図3に示されるリムーバブルメディア119に記録して提供される。また、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供されるようにしてもよい。プログラムは、ROM112や記憶部116に、あらかじめインストールしておくことができる。
コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
1 写真シール作成装置, 41 カメラ, 42 タッチパネルモニタ, 21 撮影部, 201 情報処理部, 212 編集処理部, 221 撮影制御部, 222 ジェスチャー認識部, 223 制御部, 231 表示制御部, 232 処理実行部

Claims (14)

  1. 撮影ブースにいるユーザを被写体として撮影を行う撮影部と、
    前記撮影部による撮影中の画像を表すライブビュー画像と、手を用いたジェスチャーによる操作用の情報となる、項目の選択に用いられる複数のボタンとが配置された操作画面を表示する表示部と、
    前記表示部から離れた位置に設定された立ち位置の案内後の前記ユーザを撮影して得られた画像に基づいて、いずれかの前記ボタンに対応する位置で指を押し込む動作をジェスチャー操作として認識する認識部と、
    前記ジェスチャー操作に応じた処理を実行する制御部と
    を備える撮影装置。
  2. 前記認識部は、前記ユーザの手の骨格推定の結果に基づいて前記ジェスチャー操作を認識する
    請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記認識部は、前記ユーザに対して提供される提供用の画像の撮影開始前に行われた前記ジェスチャー操作を受け付ける
    請求項1または2に記載の撮影装置。
  4. 前記認識部は、前記提供用の画像の撮影が行われている間、前記ジェスチャー操作の受け付けを停止する
    請求項3に記載の撮影装置。
  5. 前記認識部は、前記ライブビュー画像の画角外で行われた前記ジェスチャー操作を受け付け、前記ライブビュー画像の画角内で行われた前記ジェスチャー操作を受け付けない
    請求項3に記載の撮影装置。
  6. 前記制御部は、前記ライブビュー画像の画角外で前記ジェスチャー操作が行われることに応じて前記提供用の画像の撮影を一時停止させる
    請求項5に記載の撮影装置。
  7. 前記認識部は、片手または両手を用いた前記ジェスチャー操作の内容を認識する
    請求項1乃至6のいずれかに記載の撮影装置。
  8. 前記認識部は、ゲームを一緒に利用する複数の前記ユーザのそれぞれが行う前記ジェスチャー操作を認識する
    請求項1乃至7のいずれかに記載の撮影装置。
  9. 前記認識部は、ゲームを一緒に利用する複数の前記ユーザのうちの、あらかじめ決められた前記ユーザが行う前記ジェスチャー操作を認識する
    請求項1乃至7のいずれかに記載の撮影装置。
  10. 前記ジェスチャー操作の見本となる画像を含むジェスチャー紹介画面を表示する、前記撮影ブースの外に設けられた他の表示部をさらに備える
    請求項1乃至9のいずれかに記載の撮影装置。
  11. 前記表示部は、前記ジェスチャー操作の見本となる画像を含むジェスチャー紹介画面を表示する
    請求項1乃至9のいずれかに記載の撮影装置。
  12. 前記表示部は、前記撮影ブースに設定された立ち位置を案内する案内画面を前記操作画面の表示前に表示する
    請求項1乃至11のいずれかに記載の撮影装置。
  13. 撮影部と表示部と情報処理部とを含む装置の情報処理方法であって、
    前記撮影部が、撮影ブースにいるユーザを被写体として撮影を行い、
    前記表示部が、前記撮影部による撮影中の画像を表すライブビュー画像と、手を用いたジェスチャーによる操作用の情報となる、項目の選択に用いられる複数のボタンとが配置された操作画面を表示し、
    前記情報処理部が、前記表示部から離れた位置に設定された立ち位置の案内後の前記ユーザを撮影して得られた画像に基づいて、いずれかの前記ボタンに対応する位置で指を押し込む動作をジェスチャー操作として認識し、前記ジェスチャー操作に応じた処理を実行する
    情報処理方法。
  14. 撮影部と表示部と情報処理部とを含む装置を制御するコンピュータが実行するプログラムであって、
    前記撮影部が、撮影ブースにいるユーザを被写体として撮影を行い、
    前記表示部が、前記撮影部による撮影中の画像を表すライブビュー画像と、手を用いたジェスチャーによる操作用の情報となる、項目の選択に用いられる複数のボタンとが配置された操作画面を表示し、
    前記情報処理部が、前記表示部から離れた位置に設定された立ち位置の案内後の前記ユーザを撮影して得られた画像に基づいて、いずれかの前記ボタンに対応する位置で指を押し込む動作をジェスチャー操作として認識し、前記ジェスチャー操作に応じた処理を実行する
    処理を実行させるためのプログラム。
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