JPS6111257B2 - - Google Patents
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- JPS6111257B2 JPS6111257B2 JP8972877A JP8972877A JPS6111257B2 JP S6111257 B2 JPS6111257 B2 JP S6111257B2 JP 8972877 A JP8972877 A JP 8972877A JP 8972877 A JP8972877 A JP 8972877A JP S6111257 B2 JPS6111257 B2 JP S6111257B2
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- JP
- Japan
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- deterioration
- polyolefin
- tert
- bis
- terephthalic acid
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
この発明は、ポリオレフインの安定化組成物、
特に重金属との接触による劣化に対して抵抗性を
有するポリオレフイン組成物に関するものであ
る。 従来、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
テンなどのポリオレフインはすぐれた物理的、化
学的性質を有しているために多くの分野で使用さ
れている。その際、周知のようにポリオレフイン
は単独で用いられるときは、加工中または使用中
に熱や光あるいは酸素によつて劣化するので、そ
れを防止するために種々の抗酸化剤が開発され使
用されている。 しかしながら、ポリオレフインと銅、鉄、ニツ
ケルなどの重金属との接触が避けられない場合、
たとえばポリオレフインの銅線への被覆、重金属
のポリオレフインへのメツキ、重金属を含む顔料
によるポリオレフインの着色などの場合において
は、前記通常に抗酸化剤を使用するだけではポリ
オレフイン重金属との接触による劣化に対して抵
抗性をほとんど示さない。 さらに、液状無定形ポリオレフインと銅との接
触の恐れがある場合、たとえば液状無定形ポリオ
レフインをケーブルの絶縁用オイルとして使用す
る場合においても、銅との接触による劣化に対す
る抵抗性を要求されているが、前記通常の抗酸化
剤を使用するだけではこの要求を満たすことがで
きない。 そこでポリオレフインに重金属による劣化に対
して抵抗性を与えることを目的として、N・
N′−ジベンゾイルヒドラジン、N−ベンゾイル
−N′−サリチロイルヒドラジン、N・N′−ジブ
チリルヒドラジン、N・N′−ジステアロイルヒ
ドラジン、N・N′−ビス〔β−(3・5−ジ第3
ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオニ
ル〕ヒドラジン、N・N′−ビスサリチロイルヒ
ドラジン、オキサロビス(ベンジリデンヒドラジ
ツド)、N−サリチリデン−N′−サリチロイルヒ
ドラジンなどの劣化防止剤が開発されているが、
これらのものの劣化防止効果は未だ満足すべきも
のとはいえない。 この発明者らは、ポリオレフイン100重量部と
一般式 (ただし、Rは炭素数1〜4のアルキル基であ
る。) で表わされる化合物(劣化防止剤)0.001〜5重
量部とからなる組成物が、ポリオレフインの劣
化、特に重金属との接触による劣化に対してすぐ
れた安定性を有することを見い出してこの発明を
完成した。 この発明におけるポリオレフインとしては、エ
チレン、プロピレン、ブテン−1、イソブテン、
ペンテン−1・4−メチルペンテン−1などのオ
レフインの非晶性または結晶性単独重合体または
共重合体や、これらオレフインと不飽和カルボン
酸のアルキルエステルたとえばアクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、メタアクリル酸メチル、
メタアクリル酸エチル、または飽和カルボン酸の
ビニルエステルたとえば酢酸ビニルとの共重合体
や、これら各種重合体の混合物、さらには、プロ
ピレン、ブテンなどの液状無定形重合体が挙げら
れる。 この発明における劣化防止剤は、たとえば下記
の反応によつて、テレフタル酸モノアルキルモノ
クロライドとテレフタル酸ジヒドラジドとから容
易に得られる。 上記の反応はN−ジメチルアセトアミド、N−
メチル−2−ピロリドン、テトラヒドロフランな
どの有機溶媒の存在下に0〜100℃の温度で進行
する。反応後に反応生成物からこの発明における
劣化防止剤を単離するには、例えば、反応生成混
合物を大過剰の水中に注ぎ、析出した固体を集
し、この集物を、例えばジメチルホルムアミド
と水との混合溶媒のような再結晶溶媒で再結晶す
ればよい。 この発明における好適な劣化防止剤の具体的な
ものとしては、N・N′−ビス(パラ−メトキシ
カルボニルベンゾイル)テレフタル酸ジヒドラジ
ド、N・N′−ビス(パラ−エトキシカルボニル
ベンゾイル)テレフタル酸ジヒドラジド、N・
N′−ビス(パラ−n−プロポキシカルボニルベ
ンゾイル)テレフタル酸ジヒドラジド、N・
N′−ビス(パラ−イソプロポキシカルボニルベ
ンゾイル)テレフタル酸ジヒドラジド、N・
N′−ビス(パラ−n−ブトキシカルボニルベン
ゾイル)テレフタル酸ジヒドラジド、N・N′−
ビス(パラ−第3ブトキシカルボニルベンゾイ
ル)テレフタル酸ジヒドラジドなどが挙げられ
る。 この発明において、上記劣化防止剤のポリオレ
フインへの配合量は、ポリオレフイン100重量部
に対して0.001〜5重量部、好ましくは0.01〜3
重量部の範囲内の量である。前記0.001重量部よ
り少ない配合量では、劣化防止効果が充分でな
く、また5重量部より多い配合量にしても劣化防
止効果の向上は認められない。 上記劣化防止剤のポリオレフインへの配合方法
は均一な組成物を作るのに適したあらゆる方法、
たとえば低沸点溶剤に上記劣化防止剤を溶解また
は分散してポリオレフインと混合した後溶剤を揮
発除去するか、または熱ロール上でポリオレフイ
ンをその融点以上に熱しておいて上記劣化防止剤
を混合するか、あるいは各種ミキサーなどを使用
してポリオレフインと上記劣化防止剤とを混合す
る方法などが適用できる。 また、この発明における劣化防止剤は、従来公
知の安定剤、分散剤、可塑剤、帯電防止剤、充填
剤、顔料などと併用することもできる。 公知の安定剤としては、2・6−ジ第3ブチル
−パラ−クレゾール、2・6−ジ第3ブチルフエ
ノール、4・4′−メチレンビス(2・6−ジ第3
ブチルフエノール)、4・4′−メチレンビス(3
−メチル−6−第3ブチルフエノール)、4・
4′−ビス(2・6−ジ第3ブチルフエノール)、
4・4′−チオビス(2−メチル−6−第3ブチル
フエノール)、4・4′−チオビス(2−メチル−
5−第3ブチルフエノール)、6−(4−ヒドロキ
シ−3・5−ジ第3ブチルアニリノ)−2・4−
ビス(n−オクチルチオ)−1・3・5−トリア
ジン、テトラキス〔メチレン3−(3・5−ジ第
3ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオネ
ート〕メタン、オクタデシル−3−(3・5−ジ
第3ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオ
ネート、1・1・3−トリス(2−メチル−4−
ヒドロキシ−5−第3ブチルフエニル)ブタン、
2・2′−メチレンビス(4−メチル−6−第3ブ
チルフエノール)、4・4′−ブチリデンビス(3
−メチル−6−第3ブチルフエノール)、2・
2′−メチレンビス(4−エチル−6−第3ブチル
フエノール)、1・3・5−トリメチル−2・
4・6−トリス(3・5−ジ第3ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)ベンゼンなどのフエノール系
化合物、ジドデシル−3・3′−チオジプロピオン
酸エステル、ジオクタデシル−3・3′−チオジプ
ロピオン酸エステルなどのジアルキル−3・3′−
チオジプロピオン酸エステル、トリラウリルホス
フアイト、トリラウリルトリチオホルフアイト、
トリス(ノニルフエニル)ホスフアイトなどの有
機リン化合物などが挙げられる。 次に、この発明における劣化防止剤の合成実験
例を示す。 合成実験例 N・N′−ビス(パラ−メトキシカルボニルベ
ンゾイル)テレフタル酸ジヒドラジド合成 1gのテレフタル酸ジヒドラジドをN−ジメチ
ルアセトアミド50mlに加えて懸濁させ、この懸濁
液に2.1gのテレフタル酸モノメチルモノクロラ
イドを常温で撹拌下に添加した後、常温で8時間
撹拌した。反応生成混合物を大過剰の水中に加
え、生じた固体を集し、得られた集物をジメ
チルホルムアミドと水との混合溶媒(容量比1:
1)で再結晶を行なつた後、減圧乾燥して、融点
280.0〜281.5℃の白色結晶であるN・N′−ビス
(パラ−メトキシカルボニルベンゾイル)テレフ
タル酸ジヒドラジド2.0gを得た。この結晶の元
素分析値は次のとおりであつた。 元素分析値(%) C、60.18;H、4.46;N、10.62 C26H22N4O8としての計算値(%) C、60.23;H、4.25;N、10.81 次に、実施例および比較例を示す。実施例およ
び比較例において、部は重量部を示し、M.I.は
ASTM D1258に従つて測定したメルトフローイ
ンデツクスを示す。また比較例中の符号は、次の
公知の劣化防止剤を意味する。 a;N−サリチリデン−N′−サリチロイルヒド
ラジン b;オキサロビス(ベンジリデンヒドラジド) c;N・N′−ビス〔β−(3・5−ジ第3ブチル
−4−ヒドロキシフエニル)プロピオニル〕ヒ
ドラジン d;N−ベンゾイル−N′−サリチロイルヒドラ
ジン e;N・N′−ビス(パラ−オクトキシベンゾイ
ル)テレフタル酸ジヒドラジド f;N・N′−ビスサリチロイルテレフタル酸ジ
ヒドラジド 実施例 1 粉末状の無添加アイソタクチツクポリプロピレ
ン(M.I.5)100部に、テトラキス〔メチレン3−
(3・5−ジ第3ブチル−4−ヒドロキシフエニ
ル)プロピオネート)メタン0.2部、3・3′−チ
オジプロピオン酸ジステアリル0.5部、2・6−
ジ第3ブチル−パラ−クレゾール1.0部および
N・N′−ビス(パラ−メトキシカルボニルベン
ゾイル)テレフタル酸ジヒドラジド0.2部をミキ
サーで予備混合した。この混合物を温度190℃、
回転速度60r.p.m.のブラベンダープラストグラフ
に仕込み、5分間混練した。次に、この混合物か
ら、スペーサーを使用し、190℃でプレスして厚
さ0.5mmのフイルムを作成した。このようにして
作成した2枚のフイルムの間に、60メツシユの銅
網を挾み、厚さ0.8mmのスペーサーを使用し、190
℃でプレスして、銅網埋込みフイルムを作成し
た。これを50mm×30mmの長方形を切り出して試験
片を作成した。 上記試験片を150℃の空気雰囲気のギヤオーブ
ン中につるし、脆化するまでの日数を測定したと
ころ、60日であつた。 比較例 1〜7 この発明における劣化防止剤を全く加えなかつ
たか、あるいはこの発明における劣化防止剤にか
えて、第1表に記載した劣化防止剤を用いたほか
は、実施例1と同様にして得られた結果を第1表
に示す。
特に重金属との接触による劣化に対して抵抗性を
有するポリオレフイン組成物に関するものであ
る。 従来、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
テンなどのポリオレフインはすぐれた物理的、化
学的性質を有しているために多くの分野で使用さ
れている。その際、周知のようにポリオレフイン
は単独で用いられるときは、加工中または使用中
に熱や光あるいは酸素によつて劣化するので、そ
れを防止するために種々の抗酸化剤が開発され使
用されている。 しかしながら、ポリオレフインと銅、鉄、ニツ
ケルなどの重金属との接触が避けられない場合、
たとえばポリオレフインの銅線への被覆、重金属
のポリオレフインへのメツキ、重金属を含む顔料
によるポリオレフインの着色などの場合において
は、前記通常に抗酸化剤を使用するだけではポリ
オレフイン重金属との接触による劣化に対して抵
抗性をほとんど示さない。 さらに、液状無定形ポリオレフインと銅との接
触の恐れがある場合、たとえば液状無定形ポリオ
レフインをケーブルの絶縁用オイルとして使用す
る場合においても、銅との接触による劣化に対す
る抵抗性を要求されているが、前記通常の抗酸化
剤を使用するだけではこの要求を満たすことがで
きない。 そこでポリオレフインに重金属による劣化に対
して抵抗性を与えることを目的として、N・
N′−ジベンゾイルヒドラジン、N−ベンゾイル
−N′−サリチロイルヒドラジン、N・N′−ジブ
チリルヒドラジン、N・N′−ジステアロイルヒ
ドラジン、N・N′−ビス〔β−(3・5−ジ第3
ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオニ
ル〕ヒドラジン、N・N′−ビスサリチロイルヒ
ドラジン、オキサロビス(ベンジリデンヒドラジ
ツド)、N−サリチリデン−N′−サリチロイルヒ
ドラジンなどの劣化防止剤が開発されているが、
これらのものの劣化防止効果は未だ満足すべきも
のとはいえない。 この発明者らは、ポリオレフイン100重量部と
一般式 (ただし、Rは炭素数1〜4のアルキル基であ
る。) で表わされる化合物(劣化防止剤)0.001〜5重
量部とからなる組成物が、ポリオレフインの劣
化、特に重金属との接触による劣化に対してすぐ
れた安定性を有することを見い出してこの発明を
完成した。 この発明におけるポリオレフインとしては、エ
チレン、プロピレン、ブテン−1、イソブテン、
ペンテン−1・4−メチルペンテン−1などのオ
レフインの非晶性または結晶性単独重合体または
共重合体や、これらオレフインと不飽和カルボン
酸のアルキルエステルたとえばアクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、メタアクリル酸メチル、
メタアクリル酸エチル、または飽和カルボン酸の
ビニルエステルたとえば酢酸ビニルとの共重合体
や、これら各種重合体の混合物、さらには、プロ
ピレン、ブテンなどの液状無定形重合体が挙げら
れる。 この発明における劣化防止剤は、たとえば下記
の反応によつて、テレフタル酸モノアルキルモノ
クロライドとテレフタル酸ジヒドラジドとから容
易に得られる。 上記の反応はN−ジメチルアセトアミド、N−
メチル−2−ピロリドン、テトラヒドロフランな
どの有機溶媒の存在下に0〜100℃の温度で進行
する。反応後に反応生成物からこの発明における
劣化防止剤を単離するには、例えば、反応生成混
合物を大過剰の水中に注ぎ、析出した固体を集
し、この集物を、例えばジメチルホルムアミド
と水との混合溶媒のような再結晶溶媒で再結晶す
ればよい。 この発明における好適な劣化防止剤の具体的な
ものとしては、N・N′−ビス(パラ−メトキシ
カルボニルベンゾイル)テレフタル酸ジヒドラジ
ド、N・N′−ビス(パラ−エトキシカルボニル
ベンゾイル)テレフタル酸ジヒドラジド、N・
N′−ビス(パラ−n−プロポキシカルボニルベ
ンゾイル)テレフタル酸ジヒドラジド、N・
N′−ビス(パラ−イソプロポキシカルボニルベ
ンゾイル)テレフタル酸ジヒドラジド、N・
N′−ビス(パラ−n−ブトキシカルボニルベン
ゾイル)テレフタル酸ジヒドラジド、N・N′−
ビス(パラ−第3ブトキシカルボニルベンゾイ
ル)テレフタル酸ジヒドラジドなどが挙げられ
る。 この発明において、上記劣化防止剤のポリオレ
フインへの配合量は、ポリオレフイン100重量部
に対して0.001〜5重量部、好ましくは0.01〜3
重量部の範囲内の量である。前記0.001重量部よ
り少ない配合量では、劣化防止効果が充分でな
く、また5重量部より多い配合量にしても劣化防
止効果の向上は認められない。 上記劣化防止剤のポリオレフインへの配合方法
は均一な組成物を作るのに適したあらゆる方法、
たとえば低沸点溶剤に上記劣化防止剤を溶解また
は分散してポリオレフインと混合した後溶剤を揮
発除去するか、または熱ロール上でポリオレフイ
ンをその融点以上に熱しておいて上記劣化防止剤
を混合するか、あるいは各種ミキサーなどを使用
してポリオレフインと上記劣化防止剤とを混合す
る方法などが適用できる。 また、この発明における劣化防止剤は、従来公
知の安定剤、分散剤、可塑剤、帯電防止剤、充填
剤、顔料などと併用することもできる。 公知の安定剤としては、2・6−ジ第3ブチル
−パラ−クレゾール、2・6−ジ第3ブチルフエ
ノール、4・4′−メチレンビス(2・6−ジ第3
ブチルフエノール)、4・4′−メチレンビス(3
−メチル−6−第3ブチルフエノール)、4・
4′−ビス(2・6−ジ第3ブチルフエノール)、
4・4′−チオビス(2−メチル−6−第3ブチル
フエノール)、4・4′−チオビス(2−メチル−
5−第3ブチルフエノール)、6−(4−ヒドロキ
シ−3・5−ジ第3ブチルアニリノ)−2・4−
ビス(n−オクチルチオ)−1・3・5−トリア
ジン、テトラキス〔メチレン3−(3・5−ジ第
3ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオネ
ート〕メタン、オクタデシル−3−(3・5−ジ
第3ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオ
ネート、1・1・3−トリス(2−メチル−4−
ヒドロキシ−5−第3ブチルフエニル)ブタン、
2・2′−メチレンビス(4−メチル−6−第3ブ
チルフエノール)、4・4′−ブチリデンビス(3
−メチル−6−第3ブチルフエノール)、2・
2′−メチレンビス(4−エチル−6−第3ブチル
フエノール)、1・3・5−トリメチル−2・
4・6−トリス(3・5−ジ第3ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)ベンゼンなどのフエノール系
化合物、ジドデシル−3・3′−チオジプロピオン
酸エステル、ジオクタデシル−3・3′−チオジプ
ロピオン酸エステルなどのジアルキル−3・3′−
チオジプロピオン酸エステル、トリラウリルホス
フアイト、トリラウリルトリチオホルフアイト、
トリス(ノニルフエニル)ホスフアイトなどの有
機リン化合物などが挙げられる。 次に、この発明における劣化防止剤の合成実験
例を示す。 合成実験例 N・N′−ビス(パラ−メトキシカルボニルベ
ンゾイル)テレフタル酸ジヒドラジド合成 1gのテレフタル酸ジヒドラジドをN−ジメチ
ルアセトアミド50mlに加えて懸濁させ、この懸濁
液に2.1gのテレフタル酸モノメチルモノクロラ
イドを常温で撹拌下に添加した後、常温で8時間
撹拌した。反応生成混合物を大過剰の水中に加
え、生じた固体を集し、得られた集物をジメ
チルホルムアミドと水との混合溶媒(容量比1:
1)で再結晶を行なつた後、減圧乾燥して、融点
280.0〜281.5℃の白色結晶であるN・N′−ビス
(パラ−メトキシカルボニルベンゾイル)テレフ
タル酸ジヒドラジド2.0gを得た。この結晶の元
素分析値は次のとおりであつた。 元素分析値(%) C、60.18;H、4.46;N、10.62 C26H22N4O8としての計算値(%) C、60.23;H、4.25;N、10.81 次に、実施例および比較例を示す。実施例およ
び比較例において、部は重量部を示し、M.I.は
ASTM D1258に従つて測定したメルトフローイ
ンデツクスを示す。また比較例中の符号は、次の
公知の劣化防止剤を意味する。 a;N−サリチリデン−N′−サリチロイルヒド
ラジン b;オキサロビス(ベンジリデンヒドラジド) c;N・N′−ビス〔β−(3・5−ジ第3ブチル
−4−ヒドロキシフエニル)プロピオニル〕ヒ
ドラジン d;N−ベンゾイル−N′−サリチロイルヒドラ
ジン e;N・N′−ビス(パラ−オクトキシベンゾイ
ル)テレフタル酸ジヒドラジド f;N・N′−ビスサリチロイルテレフタル酸ジ
ヒドラジド 実施例 1 粉末状の無添加アイソタクチツクポリプロピレ
ン(M.I.5)100部に、テトラキス〔メチレン3−
(3・5−ジ第3ブチル−4−ヒドロキシフエニ
ル)プロピオネート)メタン0.2部、3・3′−チ
オジプロピオン酸ジステアリル0.5部、2・6−
ジ第3ブチル−パラ−クレゾール1.0部および
N・N′−ビス(パラ−メトキシカルボニルベン
ゾイル)テレフタル酸ジヒドラジド0.2部をミキ
サーで予備混合した。この混合物を温度190℃、
回転速度60r.p.m.のブラベンダープラストグラフ
に仕込み、5分間混練した。次に、この混合物か
ら、スペーサーを使用し、190℃でプレスして厚
さ0.5mmのフイルムを作成した。このようにして
作成した2枚のフイルムの間に、60メツシユの銅
網を挾み、厚さ0.8mmのスペーサーを使用し、190
℃でプレスして、銅網埋込みフイルムを作成し
た。これを50mm×30mmの長方形を切り出して試験
片を作成した。 上記試験片を150℃の空気雰囲気のギヤオーブ
ン中につるし、脆化するまでの日数を測定したと
ころ、60日であつた。 比較例 1〜7 この発明における劣化防止剤を全く加えなかつ
たか、あるいはこの発明における劣化防止剤にか
えて、第1表に記載した劣化防止剤を用いたほか
は、実施例1と同様にして得られた結果を第1表
に示す。
【表】
実施例 2
無添加高密度ポリエチレン(M.I.0.30)のペレ
ツト100部を190℃、回転速度60r.p.m.のブラベン
ダープラストグラフに仕込み、2分後にテトラキ
ス〔メチレン 3−(3・5−ジ第3ブチル−4
−ヒドロキシフエニル)プロピオネート〕メタン
0.15部およびN・N′−ビス(パラ−メトキシカル
ボニルベンゾイル)テレフタル酸ジヒドラジド
0.2部を仕込み、さらに6分間混練した。次にこ
の混合物から、スペーサーを使用し、190℃でプ
レスして厚さ0.5mmのフイルムを作成した。この
ようにして作成した2枚のフイルムの間に、60メ
ツシユの銅網を挾み、厚さ0.8mmのスペーサーを
使用し、190℃でプレスして銅網埋込みフイルム
を作成した。これを10mm×5mmの長方形に切り出
して試験片を作成した。 次に酸素吸収法によつて、すなわち上記試験片
を酸素雰囲気下で170℃に加熱したときに、吸収
される酸素量と時間との関係を測定して、試験片
1g当りの吸収酸素量が5ml(20℃、大気圧)に
なるまでの時間(分)(誘導期)を求める方法に
よつて劣化防止効果を求めた。誘導期は1420分で
あつた。 比較例 8〜13 この発明における劣化防止剤にかえて、第2表
に記載した劣化防止剤を用いたほかは、実施例2
と同様にして得られた結果を第2表に示す。
ツト100部を190℃、回転速度60r.p.m.のブラベン
ダープラストグラフに仕込み、2分後にテトラキ
ス〔メチレン 3−(3・5−ジ第3ブチル−4
−ヒドロキシフエニル)プロピオネート〕メタン
0.15部およびN・N′−ビス(パラ−メトキシカル
ボニルベンゾイル)テレフタル酸ジヒドラジド
0.2部を仕込み、さらに6分間混練した。次にこ
の混合物から、スペーサーを使用し、190℃でプ
レスして厚さ0.5mmのフイルムを作成した。この
ようにして作成した2枚のフイルムの間に、60メ
ツシユの銅網を挾み、厚さ0.8mmのスペーサーを
使用し、190℃でプレスして銅網埋込みフイルム
を作成した。これを10mm×5mmの長方形に切り出
して試験片を作成した。 次に酸素吸収法によつて、すなわち上記試験片
を酸素雰囲気下で170℃に加熱したときに、吸収
される酸素量と時間との関係を測定して、試験片
1g当りの吸収酸素量が5ml(20℃、大気圧)に
なるまでの時間(分)(誘導期)を求める方法に
よつて劣化防止効果を求めた。誘導期は1420分で
あつた。 比較例 8〜13 この発明における劣化防止剤にかえて、第2表
に記載した劣化防止剤を用いたほかは、実施例2
と同様にして得られた結果を第2表に示す。
【表】
実施例 3
高密度ポリエチレンにかえて低密度ポリエチレ
ン(M.I.0.25)を用い、混練温度(ブラベンダー
プラストグラフの温度)を140℃にしたほかは実
施例2と同様にして誘導期を求めた。誘導期は
1340分であつた。 比較例 14〜19 この発明における劣化防止剤にかえて、第3表
に記載した劣化防止剤を用いたほかは、実施例3
と同様にして得られた結果を第3表に示す。
ン(M.I.0.25)を用い、混練温度(ブラベンダー
プラストグラフの温度)を140℃にしたほかは実
施例2と同様にして誘導期を求めた。誘導期は
1340分であつた。 比較例 14〜19 この発明における劣化防止剤にかえて、第3表
に記載した劣化防止剤を用いたほかは、実施例3
と同様にして得られた結果を第3表に示す。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリオレフイン100重量部と一般式、 で表わされる化合物である劣化防止剤0.001〜5
重量部とからなるポリオレフイン組成物。 (ただし、Rは炭素数1〜4のアルキル基であ
る。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8972877A JPS5424956A (en) | 1977-07-28 | 1977-07-28 | Polyolefin composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8972877A JPS5424956A (en) | 1977-07-28 | 1977-07-28 | Polyolefin composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5424956A JPS5424956A (en) | 1979-02-24 |
| JPS6111257B2 true JPS6111257B2 (ja) | 1986-04-02 |
Family
ID=13978808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8972877A Granted JPS5424956A (en) | 1977-07-28 | 1977-07-28 | Polyolefin composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5424956A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62169446U (ja) * | 1986-04-18 | 1987-10-27 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008127830A1 (en) * | 2007-04-11 | 2008-10-23 | Dow Global Technologies Inc. | Heavy metal deactivator/inhibitor for use in olefinic polymers |
| US12146029B1 (en) | 2021-02-08 | 2024-11-19 | Futurefuel Chemical Company | Polymers enhanced with hydrated sodium sulfoisophthalic acid salts |
-
1977
- 1977-07-28 JP JP8972877A patent/JPS5424956A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62169446U (ja) * | 1986-04-18 | 1987-10-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5424956A (en) | 1979-02-24 |
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