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JPS6115091B2 - - Google Patents
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JPS6115091B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6115091B2
JPS6115091B2 JP4231978A JP4231978A JPS6115091B2 JP S6115091 B2 JPS6115091 B2 JP S6115091B2 JP 4231978 A JP4231978 A JP 4231978A JP 4231978 A JP4231978 A JP 4231978A JP S6115091 B2 JPS6115091 B2 JP S6115091B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
solution
water
weight
parts
Prior art date
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Expired
Application number
JP4231978A
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English (en)
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JPS54133597A (en
Inventor
Katsuhiko Suyama
Morio Murakami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、芳香族ポリアミド溶液に関するもの
である。
芳香族ポリアミド溶液からは耐熱性にすぐれた
繊維、フイルム、紙、プレスボードなどの成型品
を製造することが可能であり、これらの成型品は
耐熱性にすぐれているばかりでなく、耐炎性、耐
薬品性、高温での形態安定性、耐熱分解性、電気
的特性、機械的特性にもすぐれており工業的にき
わめて価値の高いものである。
しかしながら、芳香族ポリアミドは本来、難溶
性ポリマーであるため、たとえば特公昭35−
16027号公報に記載されている塩化カルシウム、
塩化リチウム、塩化マグネシウム、臭化カルシウ
ム、臭化リチウム、などのようなポリマーの溶解
性を向上させる金属ハロゲン化物の存在下で始め
て均一で安定な溶液を形成する場合がほとんどで
ある。しかもこれらの金属ハロゲン化物が存在す
る場合においてさえも貯蔵中にゲル化したり、あ
るいは乾式法でフイルムを製造するに際し、場合
によつては溶媒乾燥の初期にポリマーの析出に起
因すると思われる白濁した不透明なフイルムしか
得られないという不都合な現象がしばしばみられ
る。
本発明者らは、より安定であり、しかも乾式法
でフイルムを得る場合にも溶媒乾燥の初期にポリ
マーの析出が起らず透明なフイルムを得ることの
できる芳香族ポリアミド溶液を得るべく鋭意研究
の結果、本発明に到達したものである。
すなわち本発明は、ポリマーに対して15重量%
以上の金属ハロゲン化物を溶解し、かつポリマー
を少くとも10重量%以上含有する芳香族ポリアミ
ド溶液において、ポリマーに対して20〜100重量
%の水を含有することを特徴とする芳香族ポリア
ミド溶液である。
本発明にいう芳香族ポリアミドとは、芳香族ジ
アミンをアミン成分とし芳香族ジカルボン酸を酸
成分とするポリアミドであつて、そのものにはそ
れぞれの成分が単一であるホモポリマーのみでな
く、どちらかの成分が複数であるかあるいは両成
分が複数であるようなコポリアミドも含まれる。
芳香族ジアミンとしては、m−フエニレンジアミ
ン、p−フエニレンジアミン、4,4′−ジアミノ
ジフエニルメタン、4,4′−ジアミノフエニルエ
ーテル、4,4′−ジアミノジフエニルスルホン、
4,4′−ジアミノジフエニルケトン、4,4′−ジ
アミノジフエニルスルフイド、3,3′−ジアミノ
フエニルスルホン、3,4′−ジアミノジフエニル
エーテル、1,5−ナフチレンジアミン、2,6
−ナフチレンジアミンなどが代表的なものである
が、これら芳香族ジアミンとしてはハロゲンや低
級脂肪族基などが核置換基として存在するもので
あつてもよい。また、芳香族ジカルボン酸として
は、イソフタル酸、テレフタル酸、4,4′−ジフ
エニルジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカル
ボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸などが
代表的なものであるが、これら芳香族ジカルボン
酸にはハロゲンや低級脂肪族基などが核置換基と
して存在するものであつてもよい。そして、かか
る芳香族ジカルボン酸は酸クロライドの形で芳香
族ジアミンと溶媒中で反応して芳香族ポリアミド
が形成されるのが一般的でありまた工業的に行わ
れている方法でもある。
本発明において用いられる金属ハロゲン化物と
しては前記特公昭35−16027号公報に記載されて
いるごとき溶媒に可溶で、しかも芳香族ポリアミ
ドの溶解性向上に効果のある塩化カルシウム、塩
化リチウム、塩化マグネシウム、臭化カルシウ
ム、臭化リチウムなどが代表的なものであるが、
本発明においてポリマーに対して15重量%以上の
量が溶液中に溶解して存在することが必要であ
る。これらの金属ハロゲン化物の量がポリマーに
対して15重量%未満であつたり、まつたく存在し
ないような場合には、本発明のようにポリマーに
対して多量の水が存在するとかえつて溶液の安定
性は損われるので本発明の目的達成することがで
きない。
芳香族ポリアミド溶媒としては、たとえばジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−
メチルピロリドン、テトラメチル尿素、ヘキサメ
チルホスホルアミドなどの極性アミド型溶媒が好
適に用いられる。
上記溶媒例において、ジメチルホルムアミドを
除いては重合溶媒として使用可能であり、この場
合には重合後に反応中に生成した塩酸を前記金属
ハロゲン化物を生成するような無機アルカリ、た
とえば水酸化カルシウム、酸化カルシウム、炭酸
カルシウム、水酸化リチウム、炭酸リチウム、水
酸化マグネシウム、炭酸マグネシウムなどで中和
することにより直接成型用の溶液を生成させるこ
とができるので好ましい。
このように重合後ポリマーを単離することなく
直接成型用溶液を製造する方法以外に、重合後い
つたんポリマーを水などの非溶剤で沈澱させて取
出し、次いで洗浄、乾燥後に上記極性アミド型溶
媒に溶解させることも芳香族ポリアミド溶液を製
造する有力な方法である。後者の方法においては
金属ハロゲン化物はあらかじめ溶媒に溶解させて
おいたり、あるいはポリマー粉末と一緒に添加溶
解させることにより溶液中に存在させることが適
当である。
いずれの場合においても本発明の溶液中に占め
るポリマーの割合は10重量%以上が必要である。
ポリマー量が10重量%未満であるときにフイル
ム、繊維など良好な性能をもつた成型品を作るこ
とができない。好適なポリマー量はポリマーの種
類によつて異なるが、たとえば(m−フエニレン
テレフタルアミド)系のポリマーにおいては12〜
16重量%、ポリ(m−フエニレンイソフタルアミ
ド)系のポリマーにおいては、16〜24重量%が成
型に適したポリマー濃度である。
本発明の溶液中に含有させる水の量は、ポリマ
ーに対し20〜100重量%好ましくは25〜70重量%
である。水の量がポリマーに対して20重量%に達
しないときには従来の芳香族ポリアミド溶液と変
わることなく溶液の安定性は改善されず、フイル
ム成膜時の失透現象もみられる。また100重量%
を越える場合には、ポリマーの析出が起り始める
ので好ましくない。
芳香族ポリアミド溶液に水を含有させる方法は
特に限定されるものではなく、たとえば重合から
直接成型用溶液を製造する際には重合終了後の中
和時に無機アルカリとともに添加したり、中和後
に添加することができる。いずれの場合も水単独
で添加するよりも極性アミド型溶媒の溶液として
添加することが、ポリマーの局部的沈澱を起さず
に添加できるので好ましいが、生成したポリマー
沈澱は時間をかけたり、あるいは温度をかけるこ
とにより溶解させることができるので水単独で加
えることも可能である。また、水を水蒸気の形で
溶液中に導入することも好ましい方法である。ポ
リマーを再溶解させて芳香族ポリアミド溶液を製
造する場合には、あらかじめ溶媒中に必要量の水
を添加しておくことが最も容易で好ましいが、あ
とから水を単独で添加したりあるいは溶液の形で
添加することも可能である。
このようにして得られる本発明の芳香族ポリア
ミド溶液は非常に安定で長期間貯蔵することが可
能である。しかも、乾式法でフイルムを製造する
場合に失透する現象がなくなるなど非常に成型性
の改善された溶液である。
このような溶液は、すでに芳香族ポリアミド溶
液中に水を存在させることが記載された特開昭46
−5458号公報および特開昭51−99110号公報の内
容からはまつたく想像できなかつたことである。
以下実施例によつて本発明をさらに具体的に説
明する。なお、例中の「部」は「重量部」を意味
する。
比較例 1 N−メチルピロリドン1000部にm−フエニレン
ジアミン86.4部を溶解し0℃に冷却したのち撹拌
下に162部のテレフタル酸クロライドを徐々に添
加し、その後40分間撹拌を続け、次いで59.2部の
水酸化カルシウムを添加し反応より生じた塩酸を
中和してポリマー溶液を得た。この溶液の一部を
とつて測定したηinhは1.38であつた。
次に、この溶液を1mmのスリツトをとおてガラ
ス板上に流延したのちただちに熱風乾燥機中に入
れ120℃で脱溶媒させたところ、約60分間経過し
た時点で薄膜が失透してくるのが観察された。3
時間後に薄膜ご取り出して水洗し残存する溶媒お
よび塩を除去したところ、得られたフイルムはま
つたく失透したものであつた。
本例におけるポリマー溶液中の水分量はポリマ
ーに対し15.3重量%であり、塩化カルシウムの濃
度はポリマーに対し46.6重量%であり、ポリマー
含有量は溶液全重量の14.6%であつた。
実施例 1 比較例1で使用したポリマー溶液を空気中で3
時間撹拌を行つた。撹拌後のポリマー溶液中の水
分量はポリマーに対し25重量%であつた。この溶
液は比較例1と同様にして1mmのスリツトをとお
してガラス板上に流延し、熱風乾燥機中で120℃
で脱溶媒を行つた。今回は比較例1の場合と異な
り60分間通過しても薄膜が失透する現象は認めら
れなかつた。3時間後に取り出した薄膜は透明で
あり、水に浸漬して残存する溶媒および塩を除去
しても白濁することはなかつた。そして得られた
フイルムを風乾後340℃において定長下で5分間
熱処理したところ厚み67μ、強度24.1Kg/mm2、伸
度98%ときわめてすぐれた性能を有するフイルム
が得られた。
実施例 2 N−メチルピロリドン1000部にm−フエニレン
ジアミン89.6部を溶解し、−5℃に冷却したのち
撹拌下に168部のテレフタル酸クロライドを徐々
に添加し、添加終了後さらに1時間撹拌を行つ
た。1時間後に61.4部の水酸化カルシウムを添加
して生成した塩酸を中和して透明な溶液を得た。
次いでこの溶液に、水49部をN−メチルピロリド
ン250部に溶解させた溶液の全量を添加してさら
に2時間撹拌を行つた。得られた溶液中にはポリ
マーに対し40重量%の水、ポリマーに対し46.6重
量%の塩化カルシウムおよび溶液全重量に対し、
12.2%のポリマーが存在していた。
この溶液を鏡面仕あげされたステンレス板上に
15mmのスリツトをとおして流延し、引続き熱風乾
燥機中120℃で脱溶媒を4時間行つた。4時間後
にステンレス板を取り出して0℃の水に浸漬した
ところフイルムはステンレス板上よりはく離し
た。はく離したフイルムは完全に透明であつた。
水中でフイルムに残存する溶媒と塩を十分洗浄除
去したのちフイルムを枠に張り風乾し、次いで
340℃で5分間熱処理を行つた。得られたフイル
ムは厚み120μ、強度23.4Kg/mm2、伸度を2%と
きわめてすぐれた機械的特性を示した。
実施例 3 実施施2で得られた本発明の芳香族ポリアミド
溶液および比較例1で得られた従来の芳香族ポリ
アミド溶液の0.40および80℃の各温度における貯
蔵安定性を30日間にわたつて観察した。40および
80℃の温度においては、いずれの溶液も変化なく
安定であつたが、0℃においては比較例1の溶液
は3日目から白濁が始まり7日目には完全に固化
してしまつた。これに対し実施例2の本発明の溶
液は30日目も変化が認めらず低温においても安定
な溶液であることがわかつた。
実施例 4 ヘキサメチルホスホルアミド650部とN−メチ
ルピロリドン350部の混合溶媒に、p−フエニレ
ンジアミン43.2部および4,4′−ジアミノフエニ
ルエーテル20部を溶解し、氷浴によつて外部から
冷却しながら撹拌下に101.5部のテレフタル酸ク
ロライドを徐々に添加し、次いで15分間撹拌を行
い、その後1時間氷浴をとりはずして室温で撹拌
を行つた。撹拌終了後の粘稠な溶液を、高速剪断
下に撹拌する多量の水の中に投入してポリマーを
沈澱させ、次いで沈殿したポリマーを水洗、乾燥
してコポリアミドを得た。得られたコポリアミド
のηinhは1.88であつた。
このコポリアミド11部を、5重量%の塩化リチ
ウムと3重量%の水を含む89部のN−メチルピロ
リドンに添加し、撹拌して透明な溶液を得た。こ
の溶液を室温で5日間放置したが、溶液は流動性
を保つていた。またこの溶液を用いて実施例2と
同様にしてフイルムの作成を行つたところ、ステ
ンレス板上より剥離したフイルムは完全に透明で
あつた。
本例におけるポリマー溶液中の水分量はポリマ
ーに対し24.2重量%であり、塩化リチウムの濃度
はポリマーに対し40.5重量%であり、ポリマー含
有量は溶液全重量の11.0%であつた。
比較例 2 実施例4で使用したコポリアミド11部を5重量
%の塩化リチウムと0.5重量%の水を含む89部の
N−メチルピロリドンに添加し、撹拌したが、得
られた溶液は不安定であり、室温で一夜放置した
ところ透明性がなくなり、5日後にはゲル状とな
つて流動性がなくなつていた。
本例におけるポリマー溶液中の水分量はポリマ
ーに対し4.1重量%であり、塩化リチウムの濃度
はポリマーに対し40.5重量%であり、ポリマー含
有量は溶液全重量の11.0%であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリマーに対して15重量%以上の金属ハロゲ
    ン化物を溶解し、かつポリマーを少くとも10重量
    %以上含有する芳香族ポリアミド溶液において、
    ポリマーに対して20〜100重量%の水を含有する
    ことを特徴とする芳香族ポリアミド溶液。 2 ポリマーに対して25〜70重量%の水を含有す
    る特許請求の範囲第1項記載の溶液。
JP4231978A 1978-04-10 1978-04-10 Aromatic polyamide solution Granted JPS54133597A (en)

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JP4231978A JPS54133597A (en) 1978-04-10 1978-04-10 Aromatic polyamide solution

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