JPS6117939B2 - - Google Patents
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- JPS6117939B2 JPS6117939B2 JP58023349A JP2334983A JPS6117939B2 JP S6117939 B2 JPS6117939 B2 JP S6117939B2 JP 58023349 A JP58023349 A JP 58023349A JP 2334983 A JP2334983 A JP 2334983A JP S6117939 B2 JPS6117939 B2 JP S6117939B2
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Description
本発明はポリエステル系ウレタン弾性糸と、常
圧カチオン染料可染型ポリエステル繊維糸とによ
り交編された水着用編地に関するものである。 従来、ポリエステル系ウレタン弾性糸とポリア
ミド繊維糸との交編編地によつて、水着が作られ
ていたが、該編地は酸性染料で染色されるため、
水着に最も必要とされる湿潤堅牢度が劣り、着用
後、持帰りの際に他のものに移色することが多か
つた。また、プール中の塩素水により染料が分解
され、変色し易かつた。また、堅牢度向上のため
に、含金属染料を用いると、経筋の発生が起り、
鮮明な色が出せなかつたし、また、一浴型フイツ
クス剤またはタンニンフイツクス剤を用いると、
これらはポリウレタン繊維に吸着され易く、光、
塩素により劣化しやすくなつた。 また、ポリエステル系ウレタン弾性糸とポリエ
ステル繊維糸との交編編地による水着も作られた
が、該編地は、高圧浸染130℃で染色するとポリ
ウレタン繊維の加水分解が大きく、生産不可能で
あつた。また、濃色染とした場合、最低120℃は
必要であり、この場合でも劣化が大きく、たと
え、生産が可能であつても緊迫力が小さく、耐久
性も悪かつたし、また、鮮明な色が得られなかつ
た。 また、エーテル系ポリウレタン繊維とポリアミ
ド繊維との交編生地による水着は、エーテル系ポ
リウレタン繊維の塩素水による劣化がポリエステ
ル系ウレタン弾性糸よりも大きく、耐久性が悪く
なつた。 本発明はこれら従来の水着用編地の欠点を除去
したもので、耐塩素性にすぐれているために、プ
ールなどで使用される塩素水による染色生地の褪
色がなく、審美性のある色彩を有するとともに、
染色堅牢度にすぐれ、また、緊締力の低下がな
く、耐久性にすぐれた水着用編地を目的とするも
のである。 以下、本発明を詳細に説明する。 発明でいうポリエステル系ウレタン弾性糸とし
ては、4,4−ジフエニルメタンジイソジアネー
ト、1,4−フエニレンジイソシアネート、2,
4−トリレンジイソシアネート、ナフタレンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、
4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト、キシリンジイソシアネートのようなポリイソ
シアネートの1種またはそれらの混合物、好まし
くは4,4′−ジフエニルメタンジイソシアネート
と両末端にヒドロキシル基を持つ分子量が600〜
7000の実質的に線状のエチレングリコール、1.4
−ブタンジオール、1.6−ヘキサンジオール、ネ
オペンチルグリコール等のグリコール類の少なく
とも1種とコハク酸、グルタール酸、アジピン
酸、スペリン酸アゼライン酸、セバシン酸、ドデ
カンジカルボン酸、β−メチルアジピン酸、ヘキ
サヒドロテレフタル酸、ダイマー酸等の有機ジカ
ルボン酸の少くとも1種から製造される融点が60
℃以下、好ましくは40℃以下のポリエステルジオ
ール、および多官能性活性水素化合物たとえばヒ
ドラジン、エチレンジアミン、1,2−プロピレ
ンジアミン、ヘキサメチルジアミン、キシリレン
ジアミン、4,4−ジアミノジフエニルメタン等
のポリアミン、4,4′−ジフエニルメタンジセミ
カルパジツド、β−アミノプロピオン酸ヒドラジ
ド、カーボジヒドラジド、水、エチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール等の少くとも1種お
よび所望によりモノアミンのような末端停止剤を
反応させて得られる分子内にウレタン結合を有す
る弾性高分子からなる弾性糸が例示される。 該ポリエステル系ウレタン弾性糸のデニール数
は20〜100デニールが適当であり、好ましくは40
〜70デニールである。また、カパリング糸、裸糸
のいずれでもよい。 また、常圧カチオン染料可染型ポリエステル繊
維糸とは、100℃以下でカチオン染料で染色可能
なポリエステル繊維糸をいい、詳しくは、スルホ
ン酸金属塩基含有エステル形成性成分を共重合し
て得られるポリアルキレンフタレートを紡糸して
得られる繊維糸である。該共重合成分が、全酸成
分に対し、例えば1%と少ない場合には、例えば
3000m/分以上の高速紡糸を行つて得られるし、
また、全酸成分に対し、例えば6%と多い場合に
は、通常紡速で紡糸して得られる。 また、ポリアルキレンテレフタレートに加え
て、更にイソフタル酸、セバシン酸、アジピン酸
などの酸成分を付加的に共重合したポリエステ
ル、または、ポリアルキレンテレフタレートに多
価アルコールアルキレンオキシド付加体を速財せ
しめたポリエステルを紡糸したものなどであつて
もよい。 前記常圧カチオン染料可染型ポリエステル繊維
糸は、フイラメント糸でもスパワ糸でもようが、
水着の外観を考慮して、フイラメント糸の方が好
ましい。 フイラメント糸のデニール数は特別には考慮し
なくともよいが、水着の厚み、風合いを考慮する
と、トータルデニールで30〜70デニール、単繊維
デニール、好ましくは2〜3デニールが好まし
い。 前記したポリエステル糸ウレタン弾性糸と、常
圧カチオン染料可染型ポリエステル繊維糸とを交
編して編地を編成する。編地は横メリヤス地であ
つても経編地であつてもよいが、水着の機能から
見て経編地の方が好ましい。また、トリコツト編
機で編成されてもよいし、ラツシエル編機で編成
されてもよい。また、編組織はハーフ編、逆ハー
フ編、ダブルアトラス編、ダブルデンビー編など
いずれの編組織でもよいが、編地のたてよこの伸
長率が50%以上、望ましくはたて100%以上よこ
80%以上であることが好ましい。また、編地表面
がポリエステル繊維糸で構成されていることが風
合いの点で好ましい。 また、ポリエステルフイラメント糸は前記した
常圧カチオン染料可染型ポリエステル繊維糸のみ
でもよいし、通常のレギユラーポリエステルフイ
ラメント糸を一部に用いてもよい。 この場合、カチオン染料で染色されないレギユ
ラーポリエステルフイラメント糸は染色されずに
残り、白残しの柄模様が得られる。 該編地は通常の条件で精練・リラツクス、乾燥
が行われる。ヒートセツト温度は150〜190℃が適
当であり、好ましくは160〜180℃である。染色条
件は、90〜100℃の染浴中20〜120分、好ましくは
40〜60分で染色して無地染めとなしてもよいし、
常圧飽和蒸気で発色した捺染生地でもよいし、ま
た、130〜170℃の過熱蒸気で発色した捺染生地で
あつてもよい。また、染色機械は、ウインス染色
機、液流染色機など通常のものでよく、また、常
圧機であつても高圧機であつてもよい。染料は、
カチオン染料可染型ポリエステル用として染料メ
ーカーにより選定されている通常のものおよび堅
牢度その他の特性が使用に耐えうるものであれ
ば、一般のカチオン染料として染料メーカーによ
り選定されたものであつてもよい。 以上よりなる水着用編地は、ポリエステル系ウ
レタン弾性糸を用いているので、耐塩素性にすぐ
れており、プールの塩素による劣化が少なく、耐
久性が向上するとともに、また、常圧カチオン可
染型ポリエステル繊維糸を用いているので、90〜
100℃で浸染可能であり、ポリエステル系ウレタ
ン弾性糸の劣化が少なくなるとともに、カチオン
染料で染色するため、湿潤堅牢度がすぐれ、ま
た、鮮明色の耐光堅牢度にすぐれるという効果が
奏せられるのである。 以下、実施例により本発明を説明する。 実施例 ポリエチレンアジペートジオール、4−4′錠フ
エニルメタンジイソジアネート、水、1−3プロ
ピレンジアミンおよび末端停止剤としてモノアミ
ンを使用して得られるポリエステルタイプポリウ
レタン弾性糸55デニールA糸と、全酸成分に対し
5−ナトリウムスルホイソフタル酸1.3モル%お
よび生成するポリエステルに対し、ネオペンチル
グリコール・エチレンオキサイド付加体(エチレ
ンオキサイド付加モル数3.5モル)4重量%共重
合したエチレンテフタレート系ポリエステルより
なるポリエステル繊維糸常圧カチオン可染ポリエ
ステル繊維糸50デニール24フイラメントの異型ブ
ライト糸B糸を用いて、下記条件で生機を編成し
た。 Γ A糸の整型ドラフト:100% Γ 編機:カールマイヤー社製 28ゲージトリコ
ツト機 Γ 編立条件:A糸編込長 70cm/480コース B糸編込長 160cm/480コース 機上コース 55コース 該生機を用いて下記条件で加工した。 Γ 精練・リラツクス 機械:広巾リラクサー 精練助剤:マーボンT 2g/ (松本油脂製薬株式会社アニオン活性
剤) 温度×時間:80℃×30秒 Γ 乾燥:ピンテンター 120℃×40秒 Γ ヒートセツト:ピンテンター 180℃×30秒 Γ 染色 機械:常圧ロコ型液流染色機 染料:Aizen Cathilon Red、FB−DP1.8%o.
w.f(保土谷化学工業株式会社製カチ
オン染料) 助剤:芒硝3dl/ 酢酸0.3c.c./ 酢酸ソーダ0.3g/ 染色温度×時間:40℃から95℃まで50分で昇温
し、95℃で40分染色した。染色後、80
℃でノニオン型活性剤1g/を添加
し、20分間ソーピングした。 乾燥セツト: 遠心脱水後、エマロツクスOEP−1(吉
村油化学株式会社製帯電防止剤)5g/
の浴を通し、マングルで脱液後、160℃で
30秒ピンテンターにて乾燥セツトした 比較例 1 実施例に記載したポリエステルタイプポリウレ
タン弾性糸55デニールとポリエチレンテレフタレ
ート繊維50デニール24フイラメント異型ブライト
糸により、実施例と同一条件で編地を編成した。
該編地を実施例と同一条件で精練・リラツクス、
乾燥、ヒートセツトを行ない、染色、還元洗浄は
下記条件で行なつた。 染色 機械:高圧ロコ型液流染色機 染料:2%MiKeton Polyester Brill.Pink F
−5B Past(三井東圧化学株式会社製分
散染料) 助剤:デイスパーTC 1g/ (明成化学工業株式会社製、アニオン型
分散剤) 温度×時間:120℃まで昇進し、120℃で40分染
色 還元洗浄 機械:染色に同じ 助剤:〓ハイドロサルフアイト 2g/ ソーダ灰 2g/ ノニオン型洗浄剤 1g/ 温度×時間:80℃×20分 乾燥セツトは実施例に同じとした。 比較例 2 ポリテトラメチレングリコール、4−4′ジフエ
ニルメタンジイソジアネート、1−3プロピレン
ジアミンおよび末端停止剤としてモノアミンを使
用して得られるポリエーテルタイプポリウレタン
弾性糸40デニールとポリアミド繊維50デニール12
フイラメント異型ブライト系により実施例1と同
一条件で編地を編成し、該編地を実施例と同一条
件で精練・リラツクス、乾燥、ヒートセツトを行
ない、染色は下記条件で行なつた。 染色 機械:常圧ロコ型液流染色機 染料:Solar Rhodamine B 15%o.w.f.(住友
化学工業株式会社製)(酸性染料) 助剤:ニユーボンTS(日華化学工業株式会社
製、均染剤) 酢酸 0.5c.c./ 温度×時間:95℃×40分 50℃×10分湯洗い後、引続き下記条件で固着処
理した。
圧カチオン染料可染型ポリエステル繊維糸とによ
り交編された水着用編地に関するものである。 従来、ポリエステル系ウレタン弾性糸とポリア
ミド繊維糸との交編編地によつて、水着が作られ
ていたが、該編地は酸性染料で染色されるため、
水着に最も必要とされる湿潤堅牢度が劣り、着用
後、持帰りの際に他のものに移色することが多か
つた。また、プール中の塩素水により染料が分解
され、変色し易かつた。また、堅牢度向上のため
に、含金属染料を用いると、経筋の発生が起り、
鮮明な色が出せなかつたし、また、一浴型フイツ
クス剤またはタンニンフイツクス剤を用いると、
これらはポリウレタン繊維に吸着され易く、光、
塩素により劣化しやすくなつた。 また、ポリエステル系ウレタン弾性糸とポリエ
ステル繊維糸との交編編地による水着も作られた
が、該編地は、高圧浸染130℃で染色するとポリ
ウレタン繊維の加水分解が大きく、生産不可能で
あつた。また、濃色染とした場合、最低120℃は
必要であり、この場合でも劣化が大きく、たと
え、生産が可能であつても緊迫力が小さく、耐久
性も悪かつたし、また、鮮明な色が得られなかつ
た。 また、エーテル系ポリウレタン繊維とポリアミ
ド繊維との交編生地による水着は、エーテル系ポ
リウレタン繊維の塩素水による劣化がポリエステ
ル系ウレタン弾性糸よりも大きく、耐久性が悪く
なつた。 本発明はこれら従来の水着用編地の欠点を除去
したもので、耐塩素性にすぐれているために、プ
ールなどで使用される塩素水による染色生地の褪
色がなく、審美性のある色彩を有するとともに、
染色堅牢度にすぐれ、また、緊締力の低下がな
く、耐久性にすぐれた水着用編地を目的とするも
のである。 以下、本発明を詳細に説明する。 発明でいうポリエステル系ウレタン弾性糸とし
ては、4,4−ジフエニルメタンジイソジアネー
ト、1,4−フエニレンジイソシアネート、2,
4−トリレンジイソシアネート、ナフタレンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、
4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト、キシリンジイソシアネートのようなポリイソ
シアネートの1種またはそれらの混合物、好まし
くは4,4′−ジフエニルメタンジイソシアネート
と両末端にヒドロキシル基を持つ分子量が600〜
7000の実質的に線状のエチレングリコール、1.4
−ブタンジオール、1.6−ヘキサンジオール、ネ
オペンチルグリコール等のグリコール類の少なく
とも1種とコハク酸、グルタール酸、アジピン
酸、スペリン酸アゼライン酸、セバシン酸、ドデ
カンジカルボン酸、β−メチルアジピン酸、ヘキ
サヒドロテレフタル酸、ダイマー酸等の有機ジカ
ルボン酸の少くとも1種から製造される融点が60
℃以下、好ましくは40℃以下のポリエステルジオ
ール、および多官能性活性水素化合物たとえばヒ
ドラジン、エチレンジアミン、1,2−プロピレ
ンジアミン、ヘキサメチルジアミン、キシリレン
ジアミン、4,4−ジアミノジフエニルメタン等
のポリアミン、4,4′−ジフエニルメタンジセミ
カルパジツド、β−アミノプロピオン酸ヒドラジ
ド、カーボジヒドラジド、水、エチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール等の少くとも1種お
よび所望によりモノアミンのような末端停止剤を
反応させて得られる分子内にウレタン結合を有す
る弾性高分子からなる弾性糸が例示される。 該ポリエステル系ウレタン弾性糸のデニール数
は20〜100デニールが適当であり、好ましくは40
〜70デニールである。また、カパリング糸、裸糸
のいずれでもよい。 また、常圧カチオン染料可染型ポリエステル繊
維糸とは、100℃以下でカチオン染料で染色可能
なポリエステル繊維糸をいい、詳しくは、スルホ
ン酸金属塩基含有エステル形成性成分を共重合し
て得られるポリアルキレンフタレートを紡糸して
得られる繊維糸である。該共重合成分が、全酸成
分に対し、例えば1%と少ない場合には、例えば
3000m/分以上の高速紡糸を行つて得られるし、
また、全酸成分に対し、例えば6%と多い場合に
は、通常紡速で紡糸して得られる。 また、ポリアルキレンテレフタレートに加え
て、更にイソフタル酸、セバシン酸、アジピン酸
などの酸成分を付加的に共重合したポリエステ
ル、または、ポリアルキレンテレフタレートに多
価アルコールアルキレンオキシド付加体を速財せ
しめたポリエステルを紡糸したものなどであつて
もよい。 前記常圧カチオン染料可染型ポリエステル繊維
糸は、フイラメント糸でもスパワ糸でもようが、
水着の外観を考慮して、フイラメント糸の方が好
ましい。 フイラメント糸のデニール数は特別には考慮し
なくともよいが、水着の厚み、風合いを考慮する
と、トータルデニールで30〜70デニール、単繊維
デニール、好ましくは2〜3デニールが好まし
い。 前記したポリエステル糸ウレタン弾性糸と、常
圧カチオン染料可染型ポリエステル繊維糸とを交
編して編地を編成する。編地は横メリヤス地であ
つても経編地であつてもよいが、水着の機能から
見て経編地の方が好ましい。また、トリコツト編
機で編成されてもよいし、ラツシエル編機で編成
されてもよい。また、編組織はハーフ編、逆ハー
フ編、ダブルアトラス編、ダブルデンビー編など
いずれの編組織でもよいが、編地のたてよこの伸
長率が50%以上、望ましくはたて100%以上よこ
80%以上であることが好ましい。また、編地表面
がポリエステル繊維糸で構成されていることが風
合いの点で好ましい。 また、ポリエステルフイラメント糸は前記した
常圧カチオン染料可染型ポリエステル繊維糸のみ
でもよいし、通常のレギユラーポリエステルフイ
ラメント糸を一部に用いてもよい。 この場合、カチオン染料で染色されないレギユ
ラーポリエステルフイラメント糸は染色されずに
残り、白残しの柄模様が得られる。 該編地は通常の条件で精練・リラツクス、乾燥
が行われる。ヒートセツト温度は150〜190℃が適
当であり、好ましくは160〜180℃である。染色条
件は、90〜100℃の染浴中20〜120分、好ましくは
40〜60分で染色して無地染めとなしてもよいし、
常圧飽和蒸気で発色した捺染生地でもよいし、ま
た、130〜170℃の過熱蒸気で発色した捺染生地で
あつてもよい。また、染色機械は、ウインス染色
機、液流染色機など通常のものでよく、また、常
圧機であつても高圧機であつてもよい。染料は、
カチオン染料可染型ポリエステル用として染料メ
ーカーにより選定されている通常のものおよび堅
牢度その他の特性が使用に耐えうるものであれ
ば、一般のカチオン染料として染料メーカーによ
り選定されたものであつてもよい。 以上よりなる水着用編地は、ポリエステル系ウ
レタン弾性糸を用いているので、耐塩素性にすぐ
れており、プールの塩素による劣化が少なく、耐
久性が向上するとともに、また、常圧カチオン可
染型ポリエステル繊維糸を用いているので、90〜
100℃で浸染可能であり、ポリエステル系ウレタ
ン弾性糸の劣化が少なくなるとともに、カチオン
染料で染色するため、湿潤堅牢度がすぐれ、ま
た、鮮明色の耐光堅牢度にすぐれるという効果が
奏せられるのである。 以下、実施例により本発明を説明する。 実施例 ポリエチレンアジペートジオール、4−4′錠フ
エニルメタンジイソジアネート、水、1−3プロ
ピレンジアミンおよび末端停止剤としてモノアミ
ンを使用して得られるポリエステルタイプポリウ
レタン弾性糸55デニールA糸と、全酸成分に対し
5−ナトリウムスルホイソフタル酸1.3モル%お
よび生成するポリエステルに対し、ネオペンチル
グリコール・エチレンオキサイド付加体(エチレ
ンオキサイド付加モル数3.5モル)4重量%共重
合したエチレンテフタレート系ポリエステルより
なるポリエステル繊維糸常圧カチオン可染ポリエ
ステル繊維糸50デニール24フイラメントの異型ブ
ライト糸B糸を用いて、下記条件で生機を編成し
た。 Γ A糸の整型ドラフト:100% Γ 編機:カールマイヤー社製 28ゲージトリコ
ツト機 Γ 編立条件:A糸編込長 70cm/480コース B糸編込長 160cm/480コース 機上コース 55コース 該生機を用いて下記条件で加工した。 Γ 精練・リラツクス 機械:広巾リラクサー 精練助剤:マーボンT 2g/ (松本油脂製薬株式会社アニオン活性
剤) 温度×時間:80℃×30秒 Γ 乾燥:ピンテンター 120℃×40秒 Γ ヒートセツト:ピンテンター 180℃×30秒 Γ 染色 機械:常圧ロコ型液流染色機 染料:Aizen Cathilon Red、FB−DP1.8%o.
w.f(保土谷化学工業株式会社製カチ
オン染料) 助剤:芒硝3dl/ 酢酸0.3c.c./ 酢酸ソーダ0.3g/ 染色温度×時間:40℃から95℃まで50分で昇温
し、95℃で40分染色した。染色後、80
℃でノニオン型活性剤1g/を添加
し、20分間ソーピングした。 乾燥セツト: 遠心脱水後、エマロツクスOEP−1(吉
村油化学株式会社製帯電防止剤)5g/
の浴を通し、マングルで脱液後、160℃で
30秒ピンテンターにて乾燥セツトした 比較例 1 実施例に記載したポリエステルタイプポリウレ
タン弾性糸55デニールとポリエチレンテレフタレ
ート繊維50デニール24フイラメント異型ブライト
糸により、実施例と同一条件で編地を編成した。
該編地を実施例と同一条件で精練・リラツクス、
乾燥、ヒートセツトを行ない、染色、還元洗浄は
下記条件で行なつた。 染色 機械:高圧ロコ型液流染色機 染料:2%MiKeton Polyester Brill.Pink F
−5B Past(三井東圧化学株式会社製分
散染料) 助剤:デイスパーTC 1g/ (明成化学工業株式会社製、アニオン型
分散剤) 温度×時間:120℃まで昇進し、120℃で40分染
色 還元洗浄 機械:染色に同じ 助剤:〓ハイドロサルフアイト 2g/ ソーダ灰 2g/ ノニオン型洗浄剤 1g/ 温度×時間:80℃×20分 乾燥セツトは実施例に同じとした。 比較例 2 ポリテトラメチレングリコール、4−4′ジフエ
ニルメタンジイソジアネート、1−3プロピレン
ジアミンおよび末端停止剤としてモノアミンを使
用して得られるポリエーテルタイプポリウレタン
弾性糸40デニールとポリアミド繊維50デニール12
フイラメント異型ブライト系により実施例1と同
一条件で編地を編成し、該編地を実施例と同一条
件で精練・リラツクス、乾燥、ヒートセツトを行
ない、染色は下記条件で行なつた。 染色 機械:常圧ロコ型液流染色機 染料:Solar Rhodamine B 15%o.w.f.(住友
化学工業株式会社製)(酸性染料) 助剤:ニユーボンTS(日華化学工業株式会社
製、均染剤) 酢酸 0.5c.c./ 温度×時間:95℃×40分 50℃×10分湯洗い後、引続き下記条件で固着処
理した。
【表】
乾燥セツトは実施例に同じとした。
比較例 3
実施例と同一のポリエステルタイプポリウレタ
ン弾性糸55デニールと、カチオン染料可染型ポリ
エステル繊維糸50デニール24フイラメントセミダ
ル糸を用いて実施例と同一条件で編地を編成し
た。編成後、該編成地を実施例と同一条件で精
練、リラツクス、乾燥、ヒートセツト、染色、乾
燥セツトを行なつた。 比較例 4 比較例3の編地を精練、リラツクス、乾燥、ヒ
ートセツト、乾燥セツトは実施例と同一条件で行
なつた。そして、染色については、染料、助剤は
実施例と同一とし、染色機械、染色温度・時間は
次の条件で行なつた。 機械:高圧ロコ型液流染色機 染色温度×時間:120℃まで昇温し、 120℃で40分染色 実施例、比較例1、比較例2、比較例3おび比
較例4について、耐光堅牢度、水堅牢度、海水堅
牢度、生地伸長時の緊迫力および塩素水によるポ
リウレタンの劣化いついて検討すると、第1表の
ようであつた。
ン弾性糸55デニールと、カチオン染料可染型ポリ
エステル繊維糸50デニール24フイラメントセミダ
ル糸を用いて実施例と同一条件で編地を編成し
た。編成後、該編成地を実施例と同一条件で精
練、リラツクス、乾燥、ヒートセツト、染色、乾
燥セツトを行なつた。 比較例 4 比較例3の編地を精練、リラツクス、乾燥、ヒ
ートセツト、乾燥セツトは実施例と同一条件で行
なつた。そして、染色については、染料、助剤は
実施例と同一とし、染色機械、染色温度・時間は
次の条件で行なつた。 機械:高圧ロコ型液流染色機 染色温度×時間:120℃まで昇温し、 120℃で40分染色 実施例、比較例1、比較例2、比較例3おび比
較例4について、耐光堅牢度、水堅牢度、海水堅
牢度、生地伸長時の緊迫力および塩素水によるポ
リウレタンの劣化いついて検討すると、第1表の
ようであつた。
【表】
ここで、
耐光堅牢度:JISLO842′71第3露光法
水堅牢度:JISLO846′67B法16時間
海水堅牢度:JISLO847′75
生地伸長時の緊迫力:インストロン型試験機での
80%伸張時のS−S曲線を描き、もど
りの曲線の50%伸長時の応力で比較 塩素水によるポリウレタン弾性糸の劣化:
プール浸漬200時間後 実施例は色相鮮明で、殆んど染料を吸尽してい
たし、ポリウレタン弾性糸の伸縮特性に阻害は見
られず、耐塩素性にも強かつた。これに対し、比
較例1は染色での未吸尽染料が多く、濃度が出に
くかつたし、また、高温処理によるポリウレタン
弾性糸の伸縮特性が低下したし、比較例2は耐光
堅牢度、水・海水堅牢度が不良であり、塩素水に
よるポリウレタン弾性糸の劣化が大きかつた。ま
た、比較例3は染色温度が低いため、染料を殆ん
ど吸尽せず、比較例4に比較して著しく濃度が薄
くなり、耐光堅牢度が悪く、実用的でない。ま
た、比較例4は生地伸張時の緊迫力が弱く、塩素
水によるポリウレタン弾性糸の劣化も大きかつ
た。
80%伸張時のS−S曲線を描き、もど
りの曲線の50%伸長時の応力で比較 塩素水によるポリウレタン弾性糸の劣化:
プール浸漬200時間後 実施例は色相鮮明で、殆んど染料を吸尽してい
たし、ポリウレタン弾性糸の伸縮特性に阻害は見
られず、耐塩素性にも強かつた。これに対し、比
較例1は染色での未吸尽染料が多く、濃度が出に
くかつたし、また、高温処理によるポリウレタン
弾性糸の伸縮特性が低下したし、比較例2は耐光
堅牢度、水・海水堅牢度が不良であり、塩素水に
よるポリウレタン弾性糸の劣化が大きかつた。ま
た、比較例3は染色温度が低いため、染料を殆ん
ど吸尽せず、比較例4に比較して著しく濃度が薄
くなり、耐光堅牢度が悪く、実用的でない。ま
た、比較例4は生地伸張時の緊迫力が弱く、塩素
水によるポリウレタン弾性糸の劣化も大きかつ
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリエステル系ウレタン弾性糸と、常圧カチ
オン染料可染型ポリエステル繊維糸とにより交編
された水着用編地。 2 編地が90〜100℃の染浴中で染色されている
特許請求の範囲第1項に記載した水着用編地。 3 編地が常圧飽和蒸気で発色されている捺染生
地である特許請求の範囲第1項に記載した水着用
編地。 4 編地が130〜170℃の常圧過熱蒸気で発色され
ている捺染生地である特許請求の範囲第1項に記
載した水着用編地。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2334983A JPS59150142A (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | 水着用編地 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2334983A JPS59150142A (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | 水着用編地 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59150142A JPS59150142A (ja) | 1984-08-28 |
| JPS6117939B2 true JPS6117939B2 (ja) | 1986-05-09 |
Family
ID=12108103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2334983A Granted JPS59150142A (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | 水着用編地 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59150142A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6375137U (ja) * | 1986-11-01 | 1988-05-19 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0791740B2 (ja) * | 1984-11-05 | 1995-10-04 | 東洋紡績株式会社 | 異色染めされたスポ−ツウエア生地 |
| JPS6420302A (en) * | 1987-11-04 | 1989-01-24 | Toyo Boseki | Swimming suit |
| JP2650216B2 (ja) * | 1990-03-31 | 1997-09-03 | 株式会社クラレ | 水 着 |
| DE9210222U1 (de) * | 1992-07-09 | 1992-11-12 | Solar-Fashion GmbH & Co. KG, 8589 Bindlach | Sonnenlichtdurchlässiger Stoff und aus diesem hergestellte Badebekleidung und Lichtschutzbekleidung |
| CN109056171B (zh) * | 2018-09-17 | 2020-06-16 | 上海嘉乐股份有限公司 | 一种涤氨纶超快干针织面料及其加工方法 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3069885A (en) * | 1959-03-16 | 1962-12-25 | Du Pont | Knitted fabric |
| JPS5319044B2 (ja) * | 1973-06-11 | 1978-06-19 | ||
| JPS5813674B2 (ja) * | 1975-08-01 | 1983-03-15 | 株式会社クラレ | カチオン可染ポリエステル繊維とウ−ル混紡交編織品の染色方法 |
| JPS5856530B2 (ja) * | 1979-11-07 | 1983-12-15 | 東洋紡績株式会社 | ポリウレタン弾性体の製造法 |
| BR8103820A (pt) * | 1980-06-20 | 1982-03-09 | Du Pont | Fibra spandex e processo para preparar uma fibra de spandex |
| JPS5813751A (ja) * | 1981-07-14 | 1983-01-26 | 旭化成株式会社 | ポリエステル/ポリウレタン混用編物 |
-
1983
- 1983-02-15 JP JP2334983A patent/JPS59150142A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6375137U (ja) * | 1986-11-01 | 1988-05-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59150142A (ja) | 1984-08-28 |
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