JPS6147909B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6147909B2 JPS6147909B2 JP5498278A JP5498278A JPS6147909B2 JP S6147909 B2 JPS6147909 B2 JP S6147909B2 JP 5498278 A JP5498278 A JP 5498278A JP 5498278 A JP5498278 A JP 5498278A JP S6147909 B2 JPS6147909 B2 JP S6147909B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sublimable
- rust preventive
- adamantane
- weight
- rust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Description
本発明は防錆物質を昇華性担体に添加してなる
昇華性防錆剤に関する。 従来、気化性防錆剤は、主として各種アミン類
の安息香酸塩や亜硝酸塩などの結晶性粉末をその
ままあるいは紙に含ませた防錆紙として用いてい
る。一般にこれらの塩類は蒸気圧が低いため、金
属表面に保護膜を形成する前に、ある程度金属が
さびるという欠点があつた。 本発明者らは、上記欠点を解消したすぐれた防
錆剤を開発すべく研究を重ねた結果、防錆能を有
する物質を担持できる無味、無臭、無毒で吸湿性
の小さい昇華性担体を見出し本発明を完成するに
至つた。 すなわち本発明は昇華性炭化水素に防錆物質を
添加してなる昇華性防錆剤を提供するものであ
る。 本発明で使用する昇華性炭化水素としてはアダ
マンタン、エンド−トリメチレンノルボルナン
(以下、TMNと略称する。)、シクロドデカン(以
下、CDと略称する)、トリメチルノルボルナン、
ノルボルナンのような各種化合物がある。 アダマンタンは無毒無臭で水に不溶の昇華性炭
化水素であり、融点が高い(268℃)ので、2種
類以上の結晶性炭化水素を混合しても急激な融点
降下が起らない。このため容易に他の昇華性炭化
水素と混合成形することができる。また成形後の
保形性がよく、他の昇華性炭化水素と配合すれば
その成形体の機械的強度を高めることができる。 アダマンタン以外の昇華性炭化水素は単独では
防錆物質を通常2重量%以下しか含有することが
できずその保留も充分でない。 昇華性炭化水素の選定は、防錆期間、すなわち
担体の必要な昇華速度を目安として行ない。組成
物中のその配合量を決定することが好ましい。例
えばアダマンタンとTMNを併用する場合には、
アダマンタン1〜25重量%に対してTMNを99〜
75重量%の割合で配合する。TMNが75重量%未
満では組成物表面にTMNより昇華速度の遅いア
ダマンタン(TMNの昇華速度の1/8)の粉がふ
き、商品価値が低下するため好ましくない。アダ
マンタンとCDを併用する場合は、アダマンタン
とCDは任意の割合で混合することができる。そ
の理由は、CDの昇華速度がアダマンタンの昇華
速度より遅い(アダマンタンの昇華速度の1/2)
ため、CDが組成物表面に残留するが、CDは融点
が低い(60℃)ので三次元に連続した均一相とな
つており、粉をふくことがないからである。通常
はアダマンタン5〜95重量%に対してCDを95〜
5重量%の割合で配合することが好ましい。 本発明に使用する防錆物質としてはモルホリ
ン、ジイソプロピルアミン、ジシクロヘキシルア
ミン、ジイソブチルアミン、ピペリジンなどの揮
発性アミン類、プロパギルアルコール、2−ブチ
ン−1−オールなどの揮発性アセチレン化合物、
その他防錆能を有する比較的蒸気圧の高い揮発性
化合物がある。 防錆物質の添加割合は特に制限はなく、また添
加する防錆物質の種類により異なり一義的に決め
ることはできないが、一般的には昇華性防錆剤に
対して防錆物質0.1〜20重量%である。また、必
要に応じて香料その他の物質を適宜加えることが
できる。 本発明の昇華性防錆剤において、昇華性炭化水
素を適当に選択することにより、担体なる昇華性
炭化水素の昇華と共に防錆物質が揮散するため、
取扱いが容易となる。 本発明の防錆剤を製造するには、たとえばアダ
マンタンおよび他の昇華性炭化水素を配合し、加
熱溶融した後、前記防錆物質を添加し、冷却、凝
固せしめる。あるいはさらに、粉砕、圧縮成形す
ることにより目的の防錆剤を得ることができる。
かくして得られた防錆剤は機械的強度や外観上の
商品性等にすぐれており、防錆物質が吸湿性の小
さい昇華性組成物に担持されているため利用範囲
が極めて広い。 次に、本発明を実施例により詳しく説明する。 実施例 1 アダマンタン20重量部とTMN80重量部を加熱
溶融して均一に混合した後、モルホリンを2重量
部添加して、直径90mm高さ15mmのシヤーレに流し
込み凝固させ防錆剤を得た。これを室温下空気気
流中にて昇華させその昇華特性を求めた。結果を
第1図に示す。図中のモルホリン濃度は、成形後
の組成物におけるモルホリンの初期濃度を1とす
る相対濃度を示す。 実施例 2 TMN100重量部およびジイソプロピルアミン2
重量部を用いて実施例1と同様の操作を行なつ
た。結果を第2図に示す。 実施例 3 昇華性担体100重量部および防錆物質3重量部
からなる均一溶融混合物を成型器に流入し、直径
20mmφ、厚み10mm、重量2.3gの防錆剤を得た。 この防錆剤を用いて「JIS Z0236−1974(さび
止め油一般試験方法)6.7気化性さび止め性」に
準じて防錆試験を行なつた。結果を第1表に示
す。 比較例 1 昇華性担体又はジシクロヘキシルアミンの亜硝
酸塩のみを用いて実施例1と同様の操作を行なつ
た。結果を第1表に示す。
昇華性防錆剤に関する。 従来、気化性防錆剤は、主として各種アミン類
の安息香酸塩や亜硝酸塩などの結晶性粉末をその
ままあるいは紙に含ませた防錆紙として用いてい
る。一般にこれらの塩類は蒸気圧が低いため、金
属表面に保護膜を形成する前に、ある程度金属が
さびるという欠点があつた。 本発明者らは、上記欠点を解消したすぐれた防
錆剤を開発すべく研究を重ねた結果、防錆能を有
する物質を担持できる無味、無臭、無毒で吸湿性
の小さい昇華性担体を見出し本発明を完成するに
至つた。 すなわち本発明は昇華性炭化水素に防錆物質を
添加してなる昇華性防錆剤を提供するものであ
る。 本発明で使用する昇華性炭化水素としてはアダ
マンタン、エンド−トリメチレンノルボルナン
(以下、TMNと略称する。)、シクロドデカン(以
下、CDと略称する)、トリメチルノルボルナン、
ノルボルナンのような各種化合物がある。 アダマンタンは無毒無臭で水に不溶の昇華性炭
化水素であり、融点が高い(268℃)ので、2種
類以上の結晶性炭化水素を混合しても急激な融点
降下が起らない。このため容易に他の昇華性炭化
水素と混合成形することができる。また成形後の
保形性がよく、他の昇華性炭化水素と配合すれば
その成形体の機械的強度を高めることができる。 アダマンタン以外の昇華性炭化水素は単独では
防錆物質を通常2重量%以下しか含有することが
できずその保留も充分でない。 昇華性炭化水素の選定は、防錆期間、すなわち
担体の必要な昇華速度を目安として行ない。組成
物中のその配合量を決定することが好ましい。例
えばアダマンタンとTMNを併用する場合には、
アダマンタン1〜25重量%に対してTMNを99〜
75重量%の割合で配合する。TMNが75重量%未
満では組成物表面にTMNより昇華速度の遅いア
ダマンタン(TMNの昇華速度の1/8)の粉がふ
き、商品価値が低下するため好ましくない。アダ
マンタンとCDを併用する場合は、アダマンタン
とCDは任意の割合で混合することができる。そ
の理由は、CDの昇華速度がアダマンタンの昇華
速度より遅い(アダマンタンの昇華速度の1/2)
ため、CDが組成物表面に残留するが、CDは融点
が低い(60℃)ので三次元に連続した均一相とな
つており、粉をふくことがないからである。通常
はアダマンタン5〜95重量%に対してCDを95〜
5重量%の割合で配合することが好ましい。 本発明に使用する防錆物質としてはモルホリ
ン、ジイソプロピルアミン、ジシクロヘキシルア
ミン、ジイソブチルアミン、ピペリジンなどの揮
発性アミン類、プロパギルアルコール、2−ブチ
ン−1−オールなどの揮発性アセチレン化合物、
その他防錆能を有する比較的蒸気圧の高い揮発性
化合物がある。 防錆物質の添加割合は特に制限はなく、また添
加する防錆物質の種類により異なり一義的に決め
ることはできないが、一般的には昇華性防錆剤に
対して防錆物質0.1〜20重量%である。また、必
要に応じて香料その他の物質を適宜加えることが
できる。 本発明の昇華性防錆剤において、昇華性炭化水
素を適当に選択することにより、担体なる昇華性
炭化水素の昇華と共に防錆物質が揮散するため、
取扱いが容易となる。 本発明の防錆剤を製造するには、たとえばアダ
マンタンおよび他の昇華性炭化水素を配合し、加
熱溶融した後、前記防錆物質を添加し、冷却、凝
固せしめる。あるいはさらに、粉砕、圧縮成形す
ることにより目的の防錆剤を得ることができる。
かくして得られた防錆剤は機械的強度や外観上の
商品性等にすぐれており、防錆物質が吸湿性の小
さい昇華性組成物に担持されているため利用範囲
が極めて広い。 次に、本発明を実施例により詳しく説明する。 実施例 1 アダマンタン20重量部とTMN80重量部を加熱
溶融して均一に混合した後、モルホリンを2重量
部添加して、直径90mm高さ15mmのシヤーレに流し
込み凝固させ防錆剤を得た。これを室温下空気気
流中にて昇華させその昇華特性を求めた。結果を
第1図に示す。図中のモルホリン濃度は、成形後
の組成物におけるモルホリンの初期濃度を1とす
る相対濃度を示す。 実施例 2 TMN100重量部およびジイソプロピルアミン2
重量部を用いて実施例1と同様の操作を行なつ
た。結果を第2図に示す。 実施例 3 昇華性担体100重量部および防錆物質3重量部
からなる均一溶融混合物を成型器に流入し、直径
20mmφ、厚み10mm、重量2.3gの防錆剤を得た。 この防錆剤を用いて「JIS Z0236−1974(さび
止め油一般試験方法)6.7気化性さび止め性」に
準じて防錆試験を行なつた。結果を第1表に示
す。 比較例 1 昇華性担体又はジシクロヘキシルアミンの亜硝
酸塩のみを用いて実施例1と同様の操作を行なつ
た。結果を第1表に示す。
【表】
第1図および第2図は本発明の防錆剤の昇華特
性を示すグラフである。
性を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 昇華性炭化水素に防錆物質を添加してなる昇
華性防錆剤。 2 昇華性炭化水素がアダマンタン、エンド−ト
リメチレンノルボルナン、シクロドデカンから選
ばれた1種又は2種以上の物質である特許請求の
範囲第1項記載の昇華性防錆剤。 3 昇華性炭化水素がアダマンタンとエンド−ト
リメチレンノルボルナンあるいはアダマンタンと
シクロドデカンを組み合せたものである特許請求
の範囲第1項記載の昇華性防錆剤。 4 防錆物質がモルホリン、ジイソプロピルアミ
ン、ジシクロヘキシルアミン、ジイソブチルアミ
ン、ピペリジン、プロパギルアルコール、2−ブ
チン−1−オールから選ばれた1種又は2種以上
の物質である特許請求の範囲第1項記載の昇華性
防錆剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5498278A JPS54147144A (en) | 1978-05-11 | 1978-05-11 | Sublimable rust inhibitor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5498278A JPS54147144A (en) | 1978-05-11 | 1978-05-11 | Sublimable rust inhibitor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54147144A JPS54147144A (en) | 1979-11-17 |
| JPS6147909B2 true JPS6147909B2 (ja) | 1986-10-21 |
Family
ID=12985846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5498278A Granted JPS54147144A (en) | 1978-05-11 | 1978-05-11 | Sublimable rust inhibitor |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54147144A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19511340C1 (de) * | 1995-03-28 | 1996-10-02 | Hans Michael Hangleiter | Verfahren zur zeitweiligen Versiegelung oder Verfestigung von Materialien |
| EP2829328A1 (de) | 2013-07-22 | 2015-01-28 | Hans-Michael Hangleiter GmbH | Applikationsvorrichtung zur Anbringung mindestens einer sublimierbaren kondensierbaren Verbindung, insbesondere von kondensierbarem Cyclododecan, auf Oberflächen von festen Substraten bzw. Bauteilen sowie Vorrichtung zur Bestimmung der Güte, insbesondere der Oberfläche, eines festen Substrats bzw. Bauteils |
| EP2829329A1 (de) | 2013-07-22 | 2015-01-28 | Hans-Michael Hangleiter GmbH | Verfahren zum Versehen einer Oberfläche eines festen Substrats bzw. Bauteils mit einer Schicht aus mindestens einer sublimierbaren Verbindung, insbesondere mit einer Cyclododecanschicht, sowie nach diesem Verfahren erhältliches Substrat bzw. Bauteil |
-
1978
- 1978-05-11 JP JP5498278A patent/JPS54147144A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54147144A (en) | 1979-11-17 |
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