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JPS6159332B2 - - Google Patents
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JPS6159332B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6159332B2
JPS6159332B2 JP54010940A JP1094079A JPS6159332B2 JP S6159332 B2 JPS6159332 B2 JP S6159332B2 JP 54010940 A JP54010940 A JP 54010940A JP 1094079 A JP1094079 A JP 1094079A JP S6159332 B2 JPS6159332 B2 JP S6159332B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyester
lactone
reaction
catalyst
caprolactone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54010940A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55104315A (en
Inventor
Masayoshi Kubo
Michio Nakanishi
Mamoru Kimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
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  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はラクトンの開環重合によりポリエス
テルを製造する方法に関する。 水酸基又はアミノ基の水素の如き活性水素を少
なくとも1個もつ化合物、例えば、グリコールや
アミンを開始剤として用い、ラクトンを重合させ
ることにより、ポリウレタン樹脂製造用の中間体
や可塑剤などとして有用なポリエステルが得られ
ることはよく知られている。このようなラクトン
ポリエステルを製造する際の触媒としては種々の
有機酸、無機酸類、金属又はその化合物などが用
いられる。 金属系の触媒として代表的なものはジブチル錫
オキシド、オクチル酸錫の如き有機錫化合物や有
機酸錫塩であるが、この他にナトリウム、リチウ
ム、マグネシウム、アルミニウム等多くの金属化
合物が知られている。例えば、特公昭34−5294号
公報には上記の金属と一部重複する18種の金属キ
レート化合物が用いられる旨の記載がある。 該公報に見られるように、先行技術では反応を
十分に促進させるためには、例えば0.05%〜0.1
%といつた量の重合触媒を用いている。しかし、
このように比較的多量の触媒がラクトンポリエス
テル中に残存していると、ラクトンポリエステル
の主用途であるポリウレタン樹脂の製造工程にお
いて影響を及ぼし、ゲル化時間を短縮させて作業
性を害し、また得られたポリウレタン樹脂の耐加
水分解性、耐熱性などを害する傾向がある。この
ため、ラクトンポリエステル中に残存する触媒の
除去やマスキング剤の添加による対策をしばしば
必要とした。特公昭34−5293号公報によると、短
時間に着色の少ないポリエステルを得るのに適し
た触媒としてチタン酸エステル(例えば、ブチ
ル)が記されているが、この触媒は水分の影響に
より重合して不活性化して扱いにくく、また本発
明者らの追試によると、やはりポリエステルが着
色しやすい難点がある。このように、公知の触媒
は無色かつ酸価の低いラクトンポリエステルを得
るために十分満足できるものではなかつた。 そこで、本発明者らは、ラクトン重合反応触媒
として、少量の触媒量で、反応を完結し、できた
ポリエステルの着色も少なく、しかも、できたポ
リエステルから、これら触媒を除去することな
く、直ちにエラストマー用、発泡用、弾性糸原料
用などのポリウレタン用として使用し得るものを
探索した結果、亜鉛のアセチルアセトナート化合
物が上記の条件を満足する触媒であることを見出
し、本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明は少なくとも1個の活性水素
を有する有機化合物を開始剤とし、触媒量の亜鉛
のアセチルアセトナート化合物の存在下にラクト
ン類を重合させることより成るラクトンポリエス
テルの製造法である。 ラクトンの重合に金属キレート触媒を用いるこ
とは特公昭34−5294号で既に知られており、亜鉛
は例示された18種の金属中に含まれている。しか
し、先行技術で特に効果あるものとして具体的に
開示された触媒はグリコールキレートやアルカノ
ールアミンキレートであり、その他ケトアルコー
ル、ケト酸、乳酸(オキシ酸)などのキレート化
合物も用い得ることが記されているが、金属のア
セチルアセトナート化合物を用いるラクトン重合
法についての具体的な記載はなく、まして本発明
で用いる亜鉛のアセチルアセトナート化合物に限
り極めて少量で重合活性をもち、色相やポツトラ
イフの点ですぐれた性質のラクトンポリエステル
が得られることを示唆する記載は全くなかつた。 本発明で用いる触媒物質を例示すれば、以下の
如くである。 (1)ビスアセチルアセトナート亜鉛Zn
(C5H7O22 触媒は一般に、ラクトンの量に対し、0.0001〜
0.5重量%の割合で用いるが、本発明の作用効果
を呈するための使用量は、好ましくは0.0005〜
0.01重量%(5〜100ppm)であり、通常この反
応に使用される濃度より低濃度でも、比較的短時
間で反応を完結することができる。 本発明で用いられるラクトン類は、環の中に5
個または、それ以上の炭素原子を有するアルキル
基で置換された、または、されていないラクトン
や、それらの混合物である。 ラクトン類の具体例としては、例えばδ−バレ
ロラクトン(VL)、β−エチル−δ−バレロラク
トン、ε−カプロラクトン(CL)、α−メチル−
ε−カプロラクトン(MCL)、β−メチル−ε−
カプロラクトン、γ−メチル−ε−カプロラクト
ン、β,δ−ジメチル−ε−カプロラクトン
(DMCL)、3,3,5−トリメチル−ε−カプロ
ラクトン、エナントラクトン(7−ヘプタノリ
ド)、ドデカノラクトン(12−ドデカノリドDL)
である。 重合開始剤としては、1個以上の活性水素を有
する化合物が用いられる。具体的にはアルコール
類、またはアミン類、例えばエチレングリコール
(EG)、1.4−ブタンジオール(1.4−BG)、ジエチ
レングリコール(DEG)、1.6−ヘキサンジオール
(1.6−HD)、ビス(ヒドロキシメチル)ベンゼン
のような脂肪族、芳香族ジオール類、エチレンジ
アミン、フエニレンジアミンのような脂肪族、芳
香族ジアミン類が通常使用される、 反応温度は通常この反応に適用されている温度
であり、好ましくは100〜200℃の範囲で、窒素雰
囲気下に反応せしめることにより、無色のラクト
ンポリエステルを得ることができる。 反応時間は、ラクトンと重合開始剤の種類およ
び混合比、また触媒濃度、反応温度等により異な
るが、通常1〜24時間で99.5%以上のラクトン変
化率に達することができる。 本発明の方法によつて通常得られるラクトンポ
リエステルは、平均分子量300〜12000の範囲のも
のであり、この際得られるポリエステルの酸価は
1以下であり、ポリウレタン原料として有用であ
る。従来の金属キレート触媒によつて得られたポ
リエステルの酸価は特公昭34−5294号公報の9頁
左欄にみられるように、しばしば大きすぎる値を
もつていた。高い酸価はポリウレタン製造におい
てポツトライフを短くし、また耐加水分解性に悪
影響を及ぼす。 このように本発明により、例えば10ppmとい
うような微量の触媒で比較的短時間のうちにラク
トンを重合させ、触媒や酸分にによる悪影響のな
いポリエステルをつくることができる。 実施例 1 ε−カプロラクトン913.12gと反応開始剤エチ
レングリコール30.06gに、触媒としてビスアセ
チルアセトナート亜鉛をε−カプロラクトンに対
して10ppm添加し、窒素気流中190℃で反応させ
た。30分ごとの測定によりε−カプロラクトン変
化率が99.5%以上になるまで反応させたところ、
反応時間4時間であつた。得られたポリエステル
は室温で白色ろう状の固体で、水酸基価56.25、
酸価0.14、融解時のハーゼン指数(APHA)20で
あつた。 このポリエステルを用いて、ウレタン化反応を
行なつたところ、下記比較例−1で得られたポリ
エステルを使用した場合より発熱が少なく、最高
到達温度92℃で、ゲル化するのに作業性の面で適
当な値の6分を必要とした。 比較例−1のポリエステルを用いた場合、ウレ
タン化反応の最高到達温度110℃で、ゲル化時間
は2分であり、過少であつた。 このように本発明は、190℃というような比較
的高い反応温度でもポリエステルを着色させず、
またポリウレタン化反応における発熱が少なく、
ゲル化時間が長く、作業性が良好である点におい
て、すぐれている。 比較例 1 ε−カプロラクトン456.56g、反応開始剤エチ
レングリコール15.03gに、触媒としてテトラブ
チルチタネート(TBT)をε−カプロラクトン
に対して10ppm添加し、窒素気流中170℃で反応
させた。実施例−1と同様にしてε−カプロラク
トン変化率99.5%以上となるまで反応させたとこ
ろ5時間を要した。得られたポリエステルは、室
温では白色ろう状の固体で、水酸基価56.10、酸
価0.52、融解時のハーゼン指数(APHA)100で
あつた。 実施例2および3 第1表に示す各種の亜鉛のアセチルアセトナー
ト化合物を用いてラクトンの重合をおこなつた。 実施例−1と同様にして求めた反応所要時間、
得られたポリエステルの物性を第1表にあわせて
示す。ラクトン及び開始剤は先の説明で用いた略
号で記した。 比較例 2〜3 公知の錫化合物触媒を用いた場合、100ppmを
用いても170℃で反応率99.5%に達するためには
7時間を必要とした。また、得られたポリエステ
ルは本発明のものよりも着色していた。 【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 触媒の存在下、ラクトンと重合開始剤とを反
    応せしめてポリエステルを製造する方法において
    触媒として亜鉛のアセチルアセトナート化合物を
    用いることを特徴とするラクトンポリエステルの
    製造法。
JP1094079A 1979-02-01 1979-02-01 Production of lactone polyester Granted JPS55104315A (en)

Priority Applications (1)

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JP1094079A JPS55104315A (en) 1979-02-01 1979-02-01 Production of lactone polyester

Applications Claiming Priority (1)

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JP1094079A JPS55104315A (en) 1979-02-01 1979-02-01 Production of lactone polyester

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55104315A JPS55104315A (en) 1980-08-09
JPS6159332B2 true JPS6159332B2 (ja) 1986-12-16

Family

ID=11764204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1094079A Granted JPS55104315A (en) 1979-02-01 1979-02-01 Production of lactone polyester

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JPS55104315A (en) 1980-08-09

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