JPS6227783B2 - - Google Patents
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- JPS6227783B2 JPS6227783B2 JP54170391A JP17039179A JPS6227783B2 JP S6227783 B2 JPS6227783 B2 JP S6227783B2 JP 54170391 A JP54170391 A JP 54170391A JP 17039179 A JP17039179 A JP 17039179A JP S6227783 B2 JPS6227783 B2 JP S6227783B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sodium
- guanylate
- seasoning
- acid
- fat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
本発明は核酸系調味料の分解酵素、フオスフア
ターゼに抵抗性を有する5′−グアニル酸ソーダ、
すなわち安定化された5′−グアニル酸ソーダを含
有する調味料の製造法に関する。 5′−グアニル酸ソーダ、5′−イノシン酸ソーダ
などの核酸系調味料は、ダルタミン酸ソーダとの
間に呈味相乗性を有し水産練製品、畜肉練製品を
含め広く加工食品の調味に利用されている。 しかしながら、核酸系調味料ではプリンヌクレ
オシドのリボースの5′の位置にリン酸がついてい
る必要があり、このリン酸が脱離されると呈味力
は完全に消失する。一般に肉類、魚類、生鮮野菜
類には、この5′の位置のリン酸を脱離する酵素、
フオスフアターゼが含有されており、これらの調
味料の使用に大きな支障となつている。 このフオスフアターゼによる脱リン酸を防止す
るために種々の方法、 フオスフアターゼによる脱リン酸作用を受け
ない5′−リボヌクレチオド誘導体をつくる方法
(本圧ら;特公昭42−15737、妹尾ら;特公昭42
−15740)、 フオスフアターゼ阻害剤を用いる方法(小原
ら;特公昭43−8694、上原;特公昭42−
5185)、 フオスフアターゼを失活させる方法(宮坂
ら;特公昭41−4396)、 5′−リボヌクレオチドとフオスフアターゼの
接触を防止する方法〔例えば5′−リボヌクレオ
チドを油脂でコーテイングする方法(特公昭42
−1470)〕 5′−リボヌクレオチドの溶解度を低下させる
方法〔例えば5′−リボヌクレオチドのカルシウ
ム塩を用いる方法(長谷川ら;特公昭43−
24942、特公昭44−10154)〕 が試みられているが、いずれも効果面、食品衛生
上の問題点などから実用的には充分とはいいがた
い現状である。 本発明者らは核酸系調味料の分解防止を目的と
する安定化された核酸系調味料の製造法について
種々検討した結果、本発明を完成した。 すなわち、本発明はグアニル酸ソーダ1重量部
に有機酸0.3〜3重量部を共存せしめた後、融点
40〜90℃の油脂で被覆することを特徴とする安定
化されたグアニル酸ソーダを含有する調味料の製
造法に関する。 本調味料を食品に添加し、加熱、調理する場合
には、食品中のフオスフアターゼが失活すると同
時にコーテイングした油脂が融解する。 従来の5′−グアニル酸ソーダを単に油脂でコー
テイングした場合ではフオスフアターゼが失活す
る前に一部の油脂が融解し、5′−グアニル酸ソー
ダが水に溶解し、フオスフアターゼにより分解さ
れていた。しかるに本調味料では5′−グアニル酸
ソーダはフオスフアターゼによる分解をほとんど
受けない。この理由は定かでないが、5′−グアニ
ル酸ソーダが添加食品の加熱、調理中、有機酸の
作用で溶解が抑えられ、フオスフアターゼの作用
を受けないからではないかと推察される。 次に本発明についてさらに詳しく説明する。 有機酸としてはリンゴ酸、フマル酸、クエン
酸、酒石酸などの可食性の有機酸を使用する。
5′−グアニル酸ソーダと有機酸との混合は前者1
重量部に対し、後者0.3〜3重量部となるような
混合であればいずれの混合でもよい。すなわち固
体同士の混合のみならず、5′−グアニル酸ソーダ
を水に溶解し、有機酸を加えて撹拌し、真空ある
いは凍結乾燥後粉砕、あるいは噴霧乾燥した場合
も含む。 上記操作で得られる5′−グアニル酸ソーダと有
機酸との混合物(粉末とくに乾燥粉末が好まし
い)に融点40〜90℃の動物性あるいは植物性の油
脂を常法によりコーテイングする。 コーテイング法としては例えば上記混合物に上
記油脂を60〜90℃に加熱溶融したものに添加、分
散し、常法によるスプレークーリング法によつて
コーテイングする方法、上記混合物に溶融した油
脂をスプレーしてコーテイングする方法、上記混
合物と油脂との混合物を押出し造粒法によつて造
粒する方法などが適用できる。 上記のごとくして調製したコーテイング物は必
要に応じて30〜70℃で2〜3日保持して、コーテ
イングした油脂を安定なβ型へと変化せしめる。
また必要に応じて、一定メツシユの篩にて篩分し
70〜120メツシユの粒子を得る。 本発明で得られる調味料は種々の食品、特にソ
ーセージ、ハンバーグなどの畜肉加工品、チク
ワ、カマボコなどの魚肉練製品などの熱処理を行
う全ての食品に使用することができる。 すなわち、本調味料を添加混合した後、70℃以
上の熱処理を行うことにより、グアニル酸ソーダ
はフオスフアターゼにも分解されず安定な状態で
食品中に存在して旨味を増強することができる。
なお、本調味料の使用に際してはグルタミン酸ソ
ーダ、エキス、動植物蛋白加水分解物などを混合
して用いることができる。 次に5′−グアニル酸ソーダと有機酸との前記混
合割合の裏付けとなる実験の一例を実験例1に示
し、また従来の特許文献にみられる安定化された
核酸系調味料との関連において本発明による調味
料の優位性を実験例2によつて示す。 実験例 1 次のように安定性を比較するための調味料8種
を調製した。 調味料1:グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸0.1
Kgとを均一に混合した後実施例1と同様に処理
して油脂コーテイング物3.3Kgを得た(グアニ
ル酸ソーダ含量30%) 調味料2:グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸0.2
Kgとを用い、調味料1の場合と同様に処理して
3.4Kgの調味料を得た(グアニル酸ソーダ含量
29%) 調味料3:グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸0.3
Kgとを用い調味料1の場合と同様に処理して
3.4Kgの調味料を得た(グアニル酸ソーダ含量
30%) 調味料4:グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸0.5
Kgとを用い調味料1の場合と同様に処理して
3.5Kgの調味料を得た(グアニル酸ソーダ含量
27%) 調味料5:グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸2Kg
とを用い、調味料1の場合と同様に処理して調
味料5.2Kgを得た(グアニル酸ソーダ含量19
%) 調味料6:グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸3Kg
を用い調味料1の場合と同様に処理して調味料
6.1Kgを得た(グアニル酸ソーダ含量16%) 調味料7:グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸4Kg
とを用い調味料1の場合と同様に処理して調味
料6Kgを得た(グアニル酸ソーダ含量14%) 調味料8:グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸6.1
Kgを用い、調味料1の場合と同様に処理して調
味料8.1Kgを得た(グアニル酸ソーダ含量12
%) 以上8種の調味料を用いて実施例1と同様の方
法でカマボコを試作しグアニル酸ソーダの残存率
を比較した。その結果は次表の通りであつた。
ターゼに抵抗性を有する5′−グアニル酸ソーダ、
すなわち安定化された5′−グアニル酸ソーダを含
有する調味料の製造法に関する。 5′−グアニル酸ソーダ、5′−イノシン酸ソーダ
などの核酸系調味料は、ダルタミン酸ソーダとの
間に呈味相乗性を有し水産練製品、畜肉練製品を
含め広く加工食品の調味に利用されている。 しかしながら、核酸系調味料ではプリンヌクレ
オシドのリボースの5′の位置にリン酸がついてい
る必要があり、このリン酸が脱離されると呈味力
は完全に消失する。一般に肉類、魚類、生鮮野菜
類には、この5′の位置のリン酸を脱離する酵素、
フオスフアターゼが含有されており、これらの調
味料の使用に大きな支障となつている。 このフオスフアターゼによる脱リン酸を防止す
るために種々の方法、 フオスフアターゼによる脱リン酸作用を受け
ない5′−リボヌクレチオド誘導体をつくる方法
(本圧ら;特公昭42−15737、妹尾ら;特公昭42
−15740)、 フオスフアターゼ阻害剤を用いる方法(小原
ら;特公昭43−8694、上原;特公昭42−
5185)、 フオスフアターゼを失活させる方法(宮坂
ら;特公昭41−4396)、 5′−リボヌクレオチドとフオスフアターゼの
接触を防止する方法〔例えば5′−リボヌクレオ
チドを油脂でコーテイングする方法(特公昭42
−1470)〕 5′−リボヌクレオチドの溶解度を低下させる
方法〔例えば5′−リボヌクレオチドのカルシウ
ム塩を用いる方法(長谷川ら;特公昭43−
24942、特公昭44−10154)〕 が試みられているが、いずれも効果面、食品衛生
上の問題点などから実用的には充分とはいいがた
い現状である。 本発明者らは核酸系調味料の分解防止を目的と
する安定化された核酸系調味料の製造法について
種々検討した結果、本発明を完成した。 すなわち、本発明はグアニル酸ソーダ1重量部
に有機酸0.3〜3重量部を共存せしめた後、融点
40〜90℃の油脂で被覆することを特徴とする安定
化されたグアニル酸ソーダを含有する調味料の製
造法に関する。 本調味料を食品に添加し、加熱、調理する場合
には、食品中のフオスフアターゼが失活すると同
時にコーテイングした油脂が融解する。 従来の5′−グアニル酸ソーダを単に油脂でコー
テイングした場合ではフオスフアターゼが失活す
る前に一部の油脂が融解し、5′−グアニル酸ソー
ダが水に溶解し、フオスフアターゼにより分解さ
れていた。しかるに本調味料では5′−グアニル酸
ソーダはフオスフアターゼによる分解をほとんど
受けない。この理由は定かでないが、5′−グアニ
ル酸ソーダが添加食品の加熱、調理中、有機酸の
作用で溶解が抑えられ、フオスフアターゼの作用
を受けないからではないかと推察される。 次に本発明についてさらに詳しく説明する。 有機酸としてはリンゴ酸、フマル酸、クエン
酸、酒石酸などの可食性の有機酸を使用する。
5′−グアニル酸ソーダと有機酸との混合は前者1
重量部に対し、後者0.3〜3重量部となるような
混合であればいずれの混合でもよい。すなわち固
体同士の混合のみならず、5′−グアニル酸ソーダ
を水に溶解し、有機酸を加えて撹拌し、真空ある
いは凍結乾燥後粉砕、あるいは噴霧乾燥した場合
も含む。 上記操作で得られる5′−グアニル酸ソーダと有
機酸との混合物(粉末とくに乾燥粉末が好まし
い)に融点40〜90℃の動物性あるいは植物性の油
脂を常法によりコーテイングする。 コーテイング法としては例えば上記混合物に上
記油脂を60〜90℃に加熱溶融したものに添加、分
散し、常法によるスプレークーリング法によつて
コーテイングする方法、上記混合物に溶融した油
脂をスプレーしてコーテイングする方法、上記混
合物と油脂との混合物を押出し造粒法によつて造
粒する方法などが適用できる。 上記のごとくして調製したコーテイング物は必
要に応じて30〜70℃で2〜3日保持して、コーテ
イングした油脂を安定なβ型へと変化せしめる。
また必要に応じて、一定メツシユの篩にて篩分し
70〜120メツシユの粒子を得る。 本発明で得られる調味料は種々の食品、特にソ
ーセージ、ハンバーグなどの畜肉加工品、チク
ワ、カマボコなどの魚肉練製品などの熱処理を行
う全ての食品に使用することができる。 すなわち、本調味料を添加混合した後、70℃以
上の熱処理を行うことにより、グアニル酸ソーダ
はフオスフアターゼにも分解されず安定な状態で
食品中に存在して旨味を増強することができる。
なお、本調味料の使用に際してはグルタミン酸ソ
ーダ、エキス、動植物蛋白加水分解物などを混合
して用いることができる。 次に5′−グアニル酸ソーダと有機酸との前記混
合割合の裏付けとなる実験の一例を実験例1に示
し、また従来の特許文献にみられる安定化された
核酸系調味料との関連において本発明による調味
料の優位性を実験例2によつて示す。 実験例 1 次のように安定性を比較するための調味料8種
を調製した。 調味料1:グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸0.1
Kgとを均一に混合した後実施例1と同様に処理
して油脂コーテイング物3.3Kgを得た(グアニ
ル酸ソーダ含量30%) 調味料2:グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸0.2
Kgとを用い、調味料1の場合と同様に処理して
3.4Kgの調味料を得た(グアニル酸ソーダ含量
29%) 調味料3:グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸0.3
Kgとを用い調味料1の場合と同様に処理して
3.4Kgの調味料を得た(グアニル酸ソーダ含量
30%) 調味料4:グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸0.5
Kgとを用い調味料1の場合と同様に処理して
3.5Kgの調味料を得た(グアニル酸ソーダ含量
27%) 調味料5:グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸2Kg
とを用い、調味料1の場合と同様に処理して調
味料5.2Kgを得た(グアニル酸ソーダ含量19
%) 調味料6:グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸3Kg
を用い調味料1の場合と同様に処理して調味料
6.1Kgを得た(グアニル酸ソーダ含量16%) 調味料7:グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸4Kg
とを用い調味料1の場合と同様に処理して調味
料6Kgを得た(グアニル酸ソーダ含量14%) 調味料8:グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸6.1
Kgを用い、調味料1の場合と同様に処理して調
味料8.1Kgを得た(グアニル酸ソーダ含量12
%) 以上8種の調味料を用いて実施例1と同様の方
法でカマボコを試作しグアニル酸ソーダの残存率
を比較した。その結果は次表の通りであつた。
【表】
表のようにグアニル酸ソーダ1部に対しクエン
酸0.3部、0.5部、2部および3部用いたものは残
存率が高くなつている。 実験例 2 実施例1により調製された安定化された5′−グ
アニル酸ソーダ(サンプル1、5′−グアニル酸ソ
ーダ40%を含む)。特公昭43−24942および44−
10154に相当するサンプルとしてスーパー04(商
品名:旭化成工業製、5′−イノシン酸カルシユウ
ム2%、5′−グアニル酸カルシユウム2%を含
む)をサンプル2、5′−グアニル酸ソーダそのも
のを本願実施例1と同様の方法によつて油脂にて
コーテイングしたものをサンプル3(5′−グアニ
ル酸ソーダを40%含有する)とした。また食品添
加物の5′−グアニル酸ソーダをコントロールとし
て実施例1と同様の方法で特Aスリ身を原料とし
て空ズリ、塩ズリの後グルタミン酸ソーダ1%
(対製品)と上記核酸系調味料を各々0.06%(対
スリ上り製品、5′−ヌクレオチド基準)添加し、
本ズリの後、成形し45℃で90分間の高温坐りを行
つた後蒸上げて4種のカマボコを製造した。本カ
マボコは冷蔵(5℃)3日間保存した後5%過塩
素酸抽出法によつて残存核酸系調味料を抽出し、
高速液体クロマトグラフイー(Shimadzu LC3−
A)にて分析を行い、次の式によつて核酸系調味
料の残存率を測定した。
酸0.3部、0.5部、2部および3部用いたものは残
存率が高くなつている。 実験例 2 実施例1により調製された安定化された5′−グ
アニル酸ソーダ(サンプル1、5′−グアニル酸ソ
ーダ40%を含む)。特公昭43−24942および44−
10154に相当するサンプルとしてスーパー04(商
品名:旭化成工業製、5′−イノシン酸カルシユウ
ム2%、5′−グアニル酸カルシユウム2%を含
む)をサンプル2、5′−グアニル酸ソーダそのも
のを本願実施例1と同様の方法によつて油脂にて
コーテイングしたものをサンプル3(5′−グアニ
ル酸ソーダを40%含有する)とした。また食品添
加物の5′−グアニル酸ソーダをコントロールとし
て実施例1と同様の方法で特Aスリ身を原料とし
て空ズリ、塩ズリの後グルタミン酸ソーダ1%
(対製品)と上記核酸系調味料を各々0.06%(対
スリ上り製品、5′−ヌクレオチド基準)添加し、
本ズリの後、成形し45℃で90分間の高温坐りを行
つた後蒸上げて4種のカマボコを製造した。本カ
マボコは冷蔵(5℃)3日間保存した後5%過塩
素酸抽出法によつて残存核酸系調味料を抽出し、
高速液体クロマトグラフイー(Shimadzu LC3−
A)にて分析を行い、次の式によつて核酸系調味
料の残存率を測定した。
【表】
〓ダの量 〓 〓ダの量 〓
結果は次表の通りであつた。
結果は次表の通りであつた。
【表】
表に示すように、食品添加物としての5′−グア
ニル酸ソーダ単独および5′−リボヌクレオチドの
カルシユウム塩を含むスーパー04に比して本願に
よるサンプル1では残存率が30%余り高くなつて
いる。また油脂コーテイング法のみによる場合よ
り20%近く高くなつている。このように5′−グア
ニル酸ソーダを一定量の有機酸と混合した後油脂
コーテイングを行うことによりフオスフクターゼ
に対する安定化を達成することが出来た。 以下実施例によつて本発明を更に詳細に説明す
る。 実施例 1 5′−グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸0.5Kgを
均一に混合した後水5を加え、混合、カクハン
しゲル状の5′−グアニル酸ソーダとクエン酸との
混合物を得た。本ゲル状物質を真空乾燥を行つた
後粉砕を行い粉末状の均一混合物1.5Kgを得た。
本粉末を硬化牛脂、T−WAX(商品名:花王石
鹸KK製、融点62℃)2.25Kgを80℃にて溶融した
ものに添加し、80℃1時間カクハンした後デイス
ク方式によるスプレークーリング法によつて油脂
コーテイング物3.5Kgを得た。本調味料の5′−グ
アニル酸ソーダ含量は27%であつた。次に冷凍ス
リ身(SA)100Kg、馬れいしよ澱粉6Kg、卵白5
Kg、食塩3.5Kg、砂糖2.8Kg、塩みりん5Kg、
MSG1.5Kgおよび上記核酸系調味料0.3Kg(純5′−
グアニル酸ソーダ0.12Kgを含む)を原料として、
常法により空ズリ、塩ズリ、本ズリを行い、成
形、45℃で60分坐りを行つた為、蒸上げを行い
190Kgの板付カマボコを製造した。本板付カマボ
コの5′−グアニル酸ソーダの残存量は実験例2と
同様の方法で分析したところ92%であつた。一
方、上記核酸系調味料の代りに純粋の5′−グアニ
ル酸ソーダを用いた場合は、5′−グアニル酸ソー
ダの残存率は59%であつた。 実施例 2 5′−グアニル酸ソーダ1Kgとフマル酸0.4Kgの
混合物を粉砕して粒径を120メツシユ以下として
よく混合した後、硬化牛脂(融点70℃)2.1Kgを
80℃に溶融したものに添加混合した後60℃に冷却
し、径0.5mmのスクリーンを用いる押出し造粒機
にて押出し造粒を行い、粉砕、篩分して60〜80メ
ツシユの造粒品3.5Kgを得た。本調味料を実施例
1と同様の板付カマボコに用いたところ、5′−グ
アニル酸ソーダの残存率は95%であつた。 実施例 3 5′−グアニル酸ソーダ1Kg、リンゴ酸1Kgの混
合物に水50を加えて生成するゲル状物質を真空
乾燥して微粉末1.4Kgを得た。本微粉末に硬化牛
脂(融点62℃)を遠心流動型コーテイング造粒装
置によつてスプレーコーテイングし、60〜
80meshのコーテイング物4Kgを得た。なお本調
味料の5′−グアニル酸ソーダの含量は25%であつ
た。 次に豚頭肉10Kg、豚肉S材12Kg、マトンS材23
Kg、マトン赤肉25Kg、ゼラチン10Kg、豚脂肪20
Kg、氷16Kg、澱粉4Kg、大豆分離蛋白3Kg、食塩
0.4Kg、グルタミン酸ソーダ0.2Kg、砂糖0.5Kg、ス
パイスミツクス0.6Kg、上記コーテイング核酸系
調味料0.1Kgを用いて、常法によつてカツテイン
グ、乳化を行い肉エマルジヨンを調製した後、径
2.6cmのケーシングに詰めた後60℃でクツキング
を開始し70゜で終了し、次いでスモーキングを行
い80℃でスモーキングを完了した。さらに80℃、
15分クツキングを行つてフランクフルトソーセー
ジ100Kgを得た。本フランクフルトソーセージに
おける5′−グアニル酸ソーダの残存率は92%であ
つた。一方、5′−グアニル酸ソーダの純品を単独
で用いた場合の残存率は43%であつた。
ニル酸ソーダ単独および5′−リボヌクレオチドの
カルシユウム塩を含むスーパー04に比して本願に
よるサンプル1では残存率が30%余り高くなつて
いる。また油脂コーテイング法のみによる場合よ
り20%近く高くなつている。このように5′−グア
ニル酸ソーダを一定量の有機酸と混合した後油脂
コーテイングを行うことによりフオスフクターゼ
に対する安定化を達成することが出来た。 以下実施例によつて本発明を更に詳細に説明す
る。 実施例 1 5′−グアニル酸ソーダ1Kgとクエン酸0.5Kgを
均一に混合した後水5を加え、混合、カクハン
しゲル状の5′−グアニル酸ソーダとクエン酸との
混合物を得た。本ゲル状物質を真空乾燥を行つた
後粉砕を行い粉末状の均一混合物1.5Kgを得た。
本粉末を硬化牛脂、T−WAX(商品名:花王石
鹸KK製、融点62℃)2.25Kgを80℃にて溶融した
ものに添加し、80℃1時間カクハンした後デイス
ク方式によるスプレークーリング法によつて油脂
コーテイング物3.5Kgを得た。本調味料の5′−グ
アニル酸ソーダ含量は27%であつた。次に冷凍ス
リ身(SA)100Kg、馬れいしよ澱粉6Kg、卵白5
Kg、食塩3.5Kg、砂糖2.8Kg、塩みりん5Kg、
MSG1.5Kgおよび上記核酸系調味料0.3Kg(純5′−
グアニル酸ソーダ0.12Kgを含む)を原料として、
常法により空ズリ、塩ズリ、本ズリを行い、成
形、45℃で60分坐りを行つた為、蒸上げを行い
190Kgの板付カマボコを製造した。本板付カマボ
コの5′−グアニル酸ソーダの残存量は実験例2と
同様の方法で分析したところ92%であつた。一
方、上記核酸系調味料の代りに純粋の5′−グアニ
ル酸ソーダを用いた場合は、5′−グアニル酸ソー
ダの残存率は59%であつた。 実施例 2 5′−グアニル酸ソーダ1Kgとフマル酸0.4Kgの
混合物を粉砕して粒径を120メツシユ以下として
よく混合した後、硬化牛脂(融点70℃)2.1Kgを
80℃に溶融したものに添加混合した後60℃に冷却
し、径0.5mmのスクリーンを用いる押出し造粒機
にて押出し造粒を行い、粉砕、篩分して60〜80メ
ツシユの造粒品3.5Kgを得た。本調味料を実施例
1と同様の板付カマボコに用いたところ、5′−グ
アニル酸ソーダの残存率は95%であつた。 実施例 3 5′−グアニル酸ソーダ1Kg、リンゴ酸1Kgの混
合物に水50を加えて生成するゲル状物質を真空
乾燥して微粉末1.4Kgを得た。本微粉末に硬化牛
脂(融点62℃)を遠心流動型コーテイング造粒装
置によつてスプレーコーテイングし、60〜
80meshのコーテイング物4Kgを得た。なお本調
味料の5′−グアニル酸ソーダの含量は25%であつ
た。 次に豚頭肉10Kg、豚肉S材12Kg、マトンS材23
Kg、マトン赤肉25Kg、ゼラチン10Kg、豚脂肪20
Kg、氷16Kg、澱粉4Kg、大豆分離蛋白3Kg、食塩
0.4Kg、グルタミン酸ソーダ0.2Kg、砂糖0.5Kg、ス
パイスミツクス0.6Kg、上記コーテイング核酸系
調味料0.1Kgを用いて、常法によつてカツテイン
グ、乳化を行い肉エマルジヨンを調製した後、径
2.6cmのケーシングに詰めた後60℃でクツキング
を開始し70゜で終了し、次いでスモーキングを行
い80℃でスモーキングを完了した。さらに80℃、
15分クツキングを行つてフランクフルトソーセー
ジ100Kgを得た。本フランクフルトソーセージに
おける5′−グアニル酸ソーダの残存率は92%であ
つた。一方、5′−グアニル酸ソーダの純品を単独
で用いた場合の残存率は43%であつた。
Claims (1)
- 1 グアニル酸ソーダ1重量部に有機酸0.3〜3
重量部を共存せしめた後、融点40〜90℃の油脂で
被覆することを特徴とする安定化されたグアニル
酸ソーダを含有する調味料の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17039179A JPS5696680A (en) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | Preparation of stabilized seasoning |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17039179A JPS5696680A (en) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | Preparation of stabilized seasoning |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5696680A JPS5696680A (en) | 1981-08-04 |
| JPS6227783B2 true JPS6227783B2 (ja) | 1987-06-16 |
Family
ID=15904051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17039179A Granted JPS5696680A (en) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | Preparation of stabilized seasoning |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5696680A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0697938B2 (ja) * | 1984-11-19 | 1994-12-07 | 武田薬品工業株式会社 | 漬物用調味組成物 |
| US4842881A (en) * | 1986-04-22 | 1989-06-27 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | Coating 5'-nucleotide |
| US4806370A (en) * | 1987-07-08 | 1989-02-21 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | 5'-nucleotide seasoning composition and production thereof |
| JP2002238454A (ja) * | 2001-02-22 | 2002-08-27 | Nagaoka Koryo Kk | 油脂被覆球形粒およびその製造方法 |
-
1979
- 1979-12-28 JP JP17039179A patent/JPS5696680A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5696680A (en) | 1981-08-04 |
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