JPS6259156B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6259156B2 JPS6259156B2 JP10474279A JP10474279A JPS6259156B2 JP S6259156 B2 JPS6259156 B2 JP S6259156B2 JP 10474279 A JP10474279 A JP 10474279A JP 10474279 A JP10474279 A JP 10474279A JP S6259156 B2 JPS6259156 B2 JP S6259156B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eraser
- parts
- base material
- wood flour
- plastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Paints Or Removers (AREA)
Description
本発明は、消去性、強度に優れたプラスチツク
製字消に関する。 従来より、プラスチツク製字消は、優れた消去
性を有するために汎用されているが、ゴム製字消
に比較して強度が弱く、折れやすいという問題が
あつた。 この問題を解消するために塩化ビニル樹脂とそ
の約2倍量の塩化ビニリデン並びにこれらの両樹
脂合計量とほぼ同重量の可塑剤を混和してこれら
を加熱ゲル化せしめた字消や、カーボランダム、
アランダム、金剛砂、硝子粉末、ケイ砂の如き鉱
物質粉末を樹脂中に加えたいわゆる“砂消し”状
の固い字消などが知られているが、前者は、確か
に強度は向上するが、消去性が低下するという問
題があり、後者は、固いだけで脆く、又、紙面を
傷つけるという問題があつた。 そこで本発明者等は、上記せる問題を解消、即
ち、消去性の低下を極力防止しつつ、強度向上を
図るためには、基本的にはある種の物質を字消基
材中に混入せしめれば良いとの発想に基づき、字
消基材中への混入物質を長期に亘り種々検討の結
果、遂に本発明を完成したものである。即ち、樹
脂と可塑剤を主材とした基材中に少なくとも木粉
を混入せしめたプラスチツク字消を要旨とするも
のである。 樹脂と可塑剤を主材とせる基材中に木粉を混入
せしめると、何故消去性の低下を極力防止しつつ
強度を向上せしめることができるのかについては
定かでないが、木粉は多孔質体であるため、字消
基材が、木粉中に浸透し、字消基材とのなじみが
よくなること、更に、木粉は、硬い繊維質と柔ら
かいヘミアセタール、タンパク質などからなつて
おり、適度の崩れやすさを有すること、並びに鉱
物質粉末に比較して、硬度、比重が小さく、紙面
を傷つけることがないことなどが相俟つて作用す
る結果と推考される。 次に本発明について詳細に説明する。 基材としては、樹脂、可塑剤を主材とし、その
他適宜安定剤、充填材などを添加したものであ
る。樹脂としては、公知のプラスチツク製字消に
使用されているものならほとんど使用可能である
が、消去性、他の素材との相溶性、成形時の安定
性などを考慮すれば、ポリ塩化ビニル、塩化ビニ
ル―酢酸ビニル共重合体が特に好ましい。その使
用量は字消全量に対して40〜50重量%が好まし
い。 可塑剤としては、ジオクチルフタレート、ジノ
ニルフタレート等のフタル酸系、ジオクチルアジ
ペート等のアジピン系、ジオクチルアゼレート等
の脂肪酸系、又、安定剤としても使用されるエポ
キシ化大豆油等のエポキシ系の可塑剤等が使用さ
れる。 その使用量は、字消全量に対して30〜50重量%
が好ましい。 安定剤としては、ステアリン酸カリウム、ステ
アリン酸バリウム等の各種金属塩、、トリノニル
フエニルホスフエイト等のリン系の安定剤等が使
用される。その使用量は、字消全量に対して5重
量%以下が好ましい。 充填材としては、炭酸カルシウム、ケイ酸、タ
ルク等の無機充填材が好ましい。その使用量は他
の素材を考慮すれば字消全量に対して10重量%以
下が好ましい。 木粉は、プラスチツク製字消の強度を向上せし
めるためのもので、ここでいう木粉とは、いわゆ
る、“切屑”と呼ばれるものであるが、針葉樹、
広葉樹等の樹木はもとより、亜麻、ジユート、パ
イナツプル、ヤシ等の種子や葉幹を粉砕したもの
であつてもよい。 又、これらの木粉は乾燥してそのまま使用して
もよいが、アスプルンド法、バウアー法等の加圧
蒸気処理等により一部をバルブ化たような加工し
た木粉であつてもよい。木粉の粒径はあまり大き
すぎると消し屑の離れが悪くなることがあるた
め、2mm以下が好ましく、その使用量は、字消全
量に対して5重量%以下では、効果が比較的弱
く、又、30重量%以上では字消が、かえつて脆く
なることがあるため、5〜30重量%が好ましい。 尚、上記素材以外のものとして顔料や香料等も
適宜添加してもよい。 これらの素材を常温で均一に混合撹拌し、加熱
成型することによりプラスチツク製字消が得られ
る。この際の加熱成型について述べると、注型、
プレス成型、押出成形、射出成型等の各種の方法
が採用され得るが、特に押出成型、射出成形が字
消の強度向上に適している。 なぜ、成型方法として、押出成型、射出成型が
よいのかは定かではないが、押出成型、射出成型
では成型機中のスクリユー回転により、基材と木
粉とのあいだのなじみの悪い部分にまで十分浸透
し、かつ、木粉の柔かい部分はこわされ、硬い繊
維質を中心として木粉成分が残り、基材と密に接
触するようになるため、又、押出成型、射出成型
では、ゲル化が均一に行なわれるため、これらの
効果が相乗して強度的にも優れた字消が得られる
ものと推考される。 尚、図面中、第1図は、本発明のプラスチツク
製字消の概念図、第2図は第1図のA部分の拡大
図を示すもので、1は基材、2は木粉を示す。 以下、実施例に基づき本発明を更に詳細に説明
するが、実施例中「部」とあるのは「重量部」を
示すものとする。 実施例 1 塩ビペーストレジン(塩化ビニル樹脂) 100部 ジオクチルフタレート 80部 ジオクチルアジペート 10部 エポキシ化大豆油 3部 (アデカ・アーガス(株)製0−130−p、安定剤) 炭酸カルシウム 10部 ブナの木粉(粒径1mm/以下) 30部 上記配合の均一の字消基材をシリンダー温度
110〜125℃の条件にて押出成型して字消を得た。
このプラスチツク製字消の性能は、表−1のよう
に優れたものであつた。尚、比較例1は、実施例
1の配合の塩ビペーストレジン100部の内70部を
塩化ビニリデンにし、ブナの木粉を添加しないほ
かはまつたく同様にして得たプラスチツク製字消
である。
製字消に関する。 従来より、プラスチツク製字消は、優れた消去
性を有するために汎用されているが、ゴム製字消
に比較して強度が弱く、折れやすいという問題が
あつた。 この問題を解消するために塩化ビニル樹脂とそ
の約2倍量の塩化ビニリデン並びにこれらの両樹
脂合計量とほぼ同重量の可塑剤を混和してこれら
を加熱ゲル化せしめた字消や、カーボランダム、
アランダム、金剛砂、硝子粉末、ケイ砂の如き鉱
物質粉末を樹脂中に加えたいわゆる“砂消し”状
の固い字消などが知られているが、前者は、確か
に強度は向上するが、消去性が低下するという問
題があり、後者は、固いだけで脆く、又、紙面を
傷つけるという問題があつた。 そこで本発明者等は、上記せる問題を解消、即
ち、消去性の低下を極力防止しつつ、強度向上を
図るためには、基本的にはある種の物質を字消基
材中に混入せしめれば良いとの発想に基づき、字
消基材中への混入物質を長期に亘り種々検討の結
果、遂に本発明を完成したものである。即ち、樹
脂と可塑剤を主材とした基材中に少なくとも木粉
を混入せしめたプラスチツク字消を要旨とするも
のである。 樹脂と可塑剤を主材とせる基材中に木粉を混入
せしめると、何故消去性の低下を極力防止しつつ
強度を向上せしめることができるのかについては
定かでないが、木粉は多孔質体であるため、字消
基材が、木粉中に浸透し、字消基材とのなじみが
よくなること、更に、木粉は、硬い繊維質と柔ら
かいヘミアセタール、タンパク質などからなつて
おり、適度の崩れやすさを有すること、並びに鉱
物質粉末に比較して、硬度、比重が小さく、紙面
を傷つけることがないことなどが相俟つて作用す
る結果と推考される。 次に本発明について詳細に説明する。 基材としては、樹脂、可塑剤を主材とし、その
他適宜安定剤、充填材などを添加したものであ
る。樹脂としては、公知のプラスチツク製字消に
使用されているものならほとんど使用可能である
が、消去性、他の素材との相溶性、成形時の安定
性などを考慮すれば、ポリ塩化ビニル、塩化ビニ
ル―酢酸ビニル共重合体が特に好ましい。その使
用量は字消全量に対して40〜50重量%が好まし
い。 可塑剤としては、ジオクチルフタレート、ジノ
ニルフタレート等のフタル酸系、ジオクチルアジ
ペート等のアジピン系、ジオクチルアゼレート等
の脂肪酸系、又、安定剤としても使用されるエポ
キシ化大豆油等のエポキシ系の可塑剤等が使用さ
れる。 その使用量は、字消全量に対して30〜50重量%
が好ましい。 安定剤としては、ステアリン酸カリウム、ステ
アリン酸バリウム等の各種金属塩、、トリノニル
フエニルホスフエイト等のリン系の安定剤等が使
用される。その使用量は、字消全量に対して5重
量%以下が好ましい。 充填材としては、炭酸カルシウム、ケイ酸、タ
ルク等の無機充填材が好ましい。その使用量は他
の素材を考慮すれば字消全量に対して10重量%以
下が好ましい。 木粉は、プラスチツク製字消の強度を向上せし
めるためのもので、ここでいう木粉とは、いわゆ
る、“切屑”と呼ばれるものであるが、針葉樹、
広葉樹等の樹木はもとより、亜麻、ジユート、パ
イナツプル、ヤシ等の種子や葉幹を粉砕したもの
であつてもよい。 又、これらの木粉は乾燥してそのまま使用して
もよいが、アスプルンド法、バウアー法等の加圧
蒸気処理等により一部をバルブ化たような加工し
た木粉であつてもよい。木粉の粒径はあまり大き
すぎると消し屑の離れが悪くなることがあるた
め、2mm以下が好ましく、その使用量は、字消全
量に対して5重量%以下では、効果が比較的弱
く、又、30重量%以上では字消が、かえつて脆く
なることがあるため、5〜30重量%が好ましい。 尚、上記素材以外のものとして顔料や香料等も
適宜添加してもよい。 これらの素材を常温で均一に混合撹拌し、加熱
成型することによりプラスチツク製字消が得られ
る。この際の加熱成型について述べると、注型、
プレス成型、押出成形、射出成型等の各種の方法
が採用され得るが、特に押出成型、射出成形が字
消の強度向上に適している。 なぜ、成型方法として、押出成型、射出成型が
よいのかは定かではないが、押出成型、射出成型
では成型機中のスクリユー回転により、基材と木
粉とのあいだのなじみの悪い部分にまで十分浸透
し、かつ、木粉の柔かい部分はこわされ、硬い繊
維質を中心として木粉成分が残り、基材と密に接
触するようになるため、又、押出成型、射出成型
では、ゲル化が均一に行なわれるため、これらの
効果が相乗して強度的にも優れた字消が得られる
ものと推考される。 尚、図面中、第1図は、本発明のプラスチツク
製字消の概念図、第2図は第1図のA部分の拡大
図を示すもので、1は基材、2は木粉を示す。 以下、実施例に基づき本発明を更に詳細に説明
するが、実施例中「部」とあるのは「重量部」を
示すものとする。 実施例 1 塩ビペーストレジン(塩化ビニル樹脂) 100部 ジオクチルフタレート 80部 ジオクチルアジペート 10部 エポキシ化大豆油 3部 (アデカ・アーガス(株)製0−130−p、安定剤) 炭酸カルシウム 10部 ブナの木粉(粒径1mm/以下) 30部 上記配合の均一の字消基材をシリンダー温度
110〜125℃の条件にて押出成型して字消を得た。
このプラスチツク製字消の性能は、表−1のよう
に優れたものであつた。尚、比較例1は、実施例
1の配合の塩ビペーストレジン100部の内70部を
塩化ビニリデンにし、ブナの木粉を添加しないほ
かはまつたく同様にして得たプラスチツク製字消
である。
【表】
【表】
実施例 2
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(日本ゼオン
(株)製、135J) 100部 ジオクチルフタレート 50部 トリメリツト酸トリオクチル 40部 エポキシ化大豆油 3部 炭酸カルシウム 10部 アピトン木粉(粒径0.5mm以下) 30部 上記配合の均一の字消基材をシリンダー温度
110〜125℃の条件にて射出成型して字消を得た。
このプラスチツク製字消は、表−2のように優れ
たものであつた。尚、比較例2は、アピトン木粉
の代わりに鉱物質粉末のケイ砂としたほかはまつ
たく同様にして得たプラスチツク製字消である。
(株)製、135J) 100部 ジオクチルフタレート 50部 トリメリツト酸トリオクチル 40部 エポキシ化大豆油 3部 炭酸カルシウム 10部 アピトン木粉(粒径0.5mm以下) 30部 上記配合の均一の字消基材をシリンダー温度
110〜125℃の条件にて射出成型して字消を得た。
このプラスチツク製字消は、表−2のように優れ
たものであつた。尚、比較例2は、アピトン木粉
の代わりに鉱物質粉末のケイ砂としたほかはまつ
たく同様にして得たプラスチツク製字消である。
第1図は、本発明のプラスチツク製字消の概念
図、第2図は、第1図のA部分の拡大図を示す。 1……基材、2……木粉。
図、第2図は、第1図のA部分の拡大図を示す。 1……基材、2……木粉。
Claims (1)
- 1 樹脂と可塑剤を主材とした基材中に少なくと
も木粉を混入せしめたプラスチツク製字消。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10474279A JPS5628255A (en) | 1979-08-17 | 1979-08-17 | Plastic eraser |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10474279A JPS5628255A (en) | 1979-08-17 | 1979-08-17 | Plastic eraser |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5628255A JPS5628255A (en) | 1981-03-19 |
| JPS6259156B2 true JPS6259156B2 (ja) | 1987-12-09 |
Family
ID=14388941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10474279A Granted JPS5628255A (en) | 1979-08-17 | 1979-08-17 | Plastic eraser |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5628255A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0237758U (ja) * | 1988-09-02 | 1990-03-13 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2944503C2 (de) * | 1979-11-03 | 1982-01-28 | Fa. J.S. Staedtler, 8500 Nürnberg | Geschäumte Radiergummis, sowie Verfahren und Vorrichtungen zu deren Herstellung |
| FR2514773B1 (fr) * | 1981-10-15 | 1986-02-21 | Huiles Goudrons & Derives | Compositions pulverulentes a base de chlorure de polyvinyle, de brai et d'huiles de goudron, et procede pour leur fabrication |
| US7316841B1 (en) | 1999-08-30 | 2008-01-08 | Sakura Color Products Corporation | Eraser |
-
1979
- 1979-08-17 JP JP10474279A patent/JPS5628255A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0237758U (ja) * | 1988-09-02 | 1990-03-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5628255A (en) | 1981-03-19 |
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