JPH0124432B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0124432B2 JPH0124432B2 JP57086987A JP8698782A JPH0124432B2 JP H0124432 B2 JPH0124432 B2 JP H0124432B2 JP 57086987 A JP57086987 A JP 57086987A JP 8698782 A JP8698782 A JP 8698782A JP H0124432 B2 JPH0124432 B2 JP H0124432B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastisol
- adhesive
- plasticizer
- room temperature
- vinyl chloride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
塩化ビニルモノマーを乳化重合して得られた微
粉末状の塩化ビニルペーストレジンを、DOP、
DBP、TCPなどの可塑剤中に分散した常温で白
濁色の高粘度液体状(ゾル状)組成物をプラスチ
ゾル(塩ビゾル)と称し、これを加熱(通常120
℃以上の溶融温度に)することにより、可塑剤中
にペーストレジンを溶解して又はペーストレジン
が可塑剤を吸収してレジンがブラウン運動して均
一成分となり、透明で常温では固体状に成型する
ことにより、各種注型品、壁装材、接着剤、コー
キング材、塗料などに利用されている。 従来、この種接着剤又はコーキング剤は塩化ビ
ニルペーストレジン100部に対し可塑剤50部以上
添加したプラスチゾルを直接被着体に塗布し、加
熱成型硬化(固化)することによりその機能を発
揮していた。従つて接着力は塩化ビニル樹脂と可
塑剤との配合比率により決定され、可塑剤添加量
の比率が高いものほど接着力が弱く、プラスチゾ
ルの性質上可塑剤添加量を50PHR(パーハンドレ
ツドレジン;樹脂100重量部に対する添加量)以
下ではプラスチゾルにならず、通常は使用時の粘
度(作業性)の関係からフタル酸エステル系など
の可塑剤を60PHR以上使用し、必要に応じて揺
変剤、無機質フイラー、反応性可塑剤等を添加し
て変性したプラスチゾルを接着剤又はコーキング
剤として使用していた。従つて接着力測定後の破
壊個所は接着層破壊(凝集破壊)として表われ凝
集力の向上改良が問題になつていた。またプラス
チゾル系接着剤は常温では液状で高粘度(低粘度
品は可塑剤の配合比率が高いために接着力が悪
い)ため取扱いが不便で、殊に広い面積を塗布す
るのは困難であつた。 本発明の目的は、プラスチゾルFRP(繊維強化
プラスチツク)化することにより凝集力を高め接
着力を向上させることであり、他の目的は取扱い
が容易なシート状接着剤にすることにある。 本発明は塩化ビニルペーストレジンを可塑剤中
に分散させたプラスチゾルを多孔質シート基材に
含浸し、常温又は加熱してゲル状に半硬化させ
て、常温でべとつかない表面に加工する接着シー
トの製法である。 本発明の接着シートの製法は、塩化ビニルモノ
マーを乳化重合して得られた微粉末状の公知の塩
化ビニルペーストレジンを、好ましくは密着性の
点からカルボキシル基λペーストレジン(ゼオン
400×110A、日本ゼオンKK製)、酢酸ビニル−塩
化ビニル共重合ペーストレジン等を混入させたも
のを、DOP、DBPなどのフタル酸エステル系可
塑剤、TCP(リン酸トリクレジル)などのリン酸
エステル系可塑剤、DOA(ジオクチルアジペー
ト)などのアジペート系可塑剤、DAP(ジアリル
フタレート)モノマーなどの反応性可塑剤、及び
ポリエステル系可塑剤兼安定剤や、エポキシ系可
塑剤兼安定剤など、更にカルシウム塩、バリウム
塩などの安定剤などに分散した公知のプラスチゾ
ルを、不織布、カンレイシヤ、織布、など多孔質
からなるシート状物に公知の方法で塗布又は含浸
して多孔質基材中にプラスチゾルを含浸させて、
熱風乾燥器などの加熱装置を使用して、該プラス
チゾルのゲル化温度以下、即ち、塩化ビニルペー
ストレジンが可塑剤を吸収して膨潤して体積が膨
張して白濁色の固体状で未だ弾力性を有していな
い性状を呈するに要する温度で、ゲル状に半硬化
させることにより得られる。ゲル化温度はプラス
チゾル中の可塑剤の種類、分子量、添加量及びペ
ーストレジンの重合度、種類(ホモポリマー、コ
ーポリマー)、更にシート厚さ(含浸量)などに
より異なるが、通常100℃以下の温度で製造し得
る。 この様にして製造されたプラスチゾル系接着シ
ートは、シート状のホツトメルト系接着剤または
コーキング材であり、被着体に挾むか又は埋込ん
で、該シート部を溶融温度以上に加熱して、該プ
ラスゾルを成型硬化(固化)させることにより、
接着剤又はシーラントとしての機能を発揮する。
溶融温度はゲル化温度と同様にプラスチゾル中の
可塑剤の種類、分子量、添加量及びペーストレジ
ンの重合度、種類、シート厚さ、被着体の性質な
どにより異なるが、通常120℃以上の温度を要し、
プラスチゾルが透明体で弾性体になるまで加熱す
る。 本発明では、常温で液状を呈しているプラスチ
ゾルを多孔質シート基材に含浸するので、従来の
常温で固体状のエチレン−酢ビ共重合体系やポリ
アミド系ホツトメルト接着剤を加熱溶融して多孔
質基材に含浸する方法に比べて含浸作業が容易で
ある。該接着シート中には繊維質などからなる基
材を含んでいるので成型(硬化)後はFRP(繊維
強化プラスチツク)としての接着性能を有してい
る。また該接着シートは常温でべとつかない表面
状態であり完全硬化していないので切断作業が容
易である。 以上の如く、本発明より製造されたプラスチゾ
ル系接着シートは硬質塩化ビニルの接着剤として
及びハニカム構造体用接着剤、フイルター過紙
用接着充填材、溶接部シール材など各種被着体の
接着又はシール材として有用である。 次に本発明を実施例により説明する。 実施例 1
粉末状の塩化ビニルペーストレジンを、DOP、
DBP、TCPなどの可塑剤中に分散した常温で白
濁色の高粘度液体状(ゾル状)組成物をプラスチ
ゾル(塩ビゾル)と称し、これを加熱(通常120
℃以上の溶融温度に)することにより、可塑剤中
にペーストレジンを溶解して又はペーストレジン
が可塑剤を吸収してレジンがブラウン運動して均
一成分となり、透明で常温では固体状に成型する
ことにより、各種注型品、壁装材、接着剤、コー
キング材、塗料などに利用されている。 従来、この種接着剤又はコーキング剤は塩化ビ
ニルペーストレジン100部に対し可塑剤50部以上
添加したプラスチゾルを直接被着体に塗布し、加
熱成型硬化(固化)することによりその機能を発
揮していた。従つて接着力は塩化ビニル樹脂と可
塑剤との配合比率により決定され、可塑剤添加量
の比率が高いものほど接着力が弱く、プラスチゾ
ルの性質上可塑剤添加量を50PHR(パーハンドレ
ツドレジン;樹脂100重量部に対する添加量)以
下ではプラスチゾルにならず、通常は使用時の粘
度(作業性)の関係からフタル酸エステル系など
の可塑剤を60PHR以上使用し、必要に応じて揺
変剤、無機質フイラー、反応性可塑剤等を添加し
て変性したプラスチゾルを接着剤又はコーキング
剤として使用していた。従つて接着力測定後の破
壊個所は接着層破壊(凝集破壊)として表われ凝
集力の向上改良が問題になつていた。またプラス
チゾル系接着剤は常温では液状で高粘度(低粘度
品は可塑剤の配合比率が高いために接着力が悪
い)ため取扱いが不便で、殊に広い面積を塗布す
るのは困難であつた。 本発明の目的は、プラスチゾルFRP(繊維強化
プラスチツク)化することにより凝集力を高め接
着力を向上させることであり、他の目的は取扱い
が容易なシート状接着剤にすることにある。 本発明は塩化ビニルペーストレジンを可塑剤中
に分散させたプラスチゾルを多孔質シート基材に
含浸し、常温又は加熱してゲル状に半硬化させ
て、常温でべとつかない表面に加工する接着シー
トの製法である。 本発明の接着シートの製法は、塩化ビニルモノ
マーを乳化重合して得られた微粉末状の公知の塩
化ビニルペーストレジンを、好ましくは密着性の
点からカルボキシル基λペーストレジン(ゼオン
400×110A、日本ゼオンKK製)、酢酸ビニル−塩
化ビニル共重合ペーストレジン等を混入させたも
のを、DOP、DBPなどのフタル酸エステル系可
塑剤、TCP(リン酸トリクレジル)などのリン酸
エステル系可塑剤、DOA(ジオクチルアジペー
ト)などのアジペート系可塑剤、DAP(ジアリル
フタレート)モノマーなどの反応性可塑剤、及び
ポリエステル系可塑剤兼安定剤や、エポキシ系可
塑剤兼安定剤など、更にカルシウム塩、バリウム
塩などの安定剤などに分散した公知のプラスチゾ
ルを、不織布、カンレイシヤ、織布、など多孔質
からなるシート状物に公知の方法で塗布又は含浸
して多孔質基材中にプラスチゾルを含浸させて、
熱風乾燥器などの加熱装置を使用して、該プラス
チゾルのゲル化温度以下、即ち、塩化ビニルペー
ストレジンが可塑剤を吸収して膨潤して体積が膨
張して白濁色の固体状で未だ弾力性を有していな
い性状を呈するに要する温度で、ゲル状に半硬化
させることにより得られる。ゲル化温度はプラス
チゾル中の可塑剤の種類、分子量、添加量及びペ
ーストレジンの重合度、種類(ホモポリマー、コ
ーポリマー)、更にシート厚さ(含浸量)などに
より異なるが、通常100℃以下の温度で製造し得
る。 この様にして製造されたプラスチゾル系接着シ
ートは、シート状のホツトメルト系接着剤または
コーキング材であり、被着体に挾むか又は埋込ん
で、該シート部を溶融温度以上に加熱して、該プ
ラスゾルを成型硬化(固化)させることにより、
接着剤又はシーラントとしての機能を発揮する。
溶融温度はゲル化温度と同様にプラスチゾル中の
可塑剤の種類、分子量、添加量及びペーストレジ
ンの重合度、種類、シート厚さ、被着体の性質な
どにより異なるが、通常120℃以上の温度を要し、
プラスチゾルが透明体で弾性体になるまで加熱す
る。 本発明では、常温で液状を呈しているプラスチ
ゾルを多孔質シート基材に含浸するので、従来の
常温で固体状のエチレン−酢ビ共重合体系やポリ
アミド系ホツトメルト接着剤を加熱溶融して多孔
質基材に含浸する方法に比べて含浸作業が容易で
ある。該接着シート中には繊維質などからなる基
材を含んでいるので成型(硬化)後はFRP(繊維
強化プラスチツク)としての接着性能を有してい
る。また該接着シートは常温でべとつかない表面
状態であり完全硬化していないので切断作業が容
易である。 以上の如く、本発明より製造されたプラスチゾ
ル系接着シートは硬質塩化ビニルの接着剤として
及びハニカム構造体用接着剤、フイルター過紙
用接着充填材、溶接部シール材など各種被着体の
接着又はシール材として有用である。 次に本発明を実施例により説明する。 実施例 1
【表】
但し1 塩化ビニルペーストレジン(日本ゼオ
ンKK製) 2 −COOHλペーストレジン(日本ゼオンKK
製) 3 ジオクチルフタレート(可塑剤、積水化学
KK製) 4 キシレン樹脂(三菱ガス化学KK製) 5 エポキシ系可塑剤兼安定剤(アデカ・アーガ
ス社製) 6 Ca−Ba系安定剤(共同薬品KK製) 第1表に示すプラスチゾル配合物を、米坪12
g/m2のビニロン紙(不織布)に、約200g/m2含浸
し、80℃の熱風乾燥器中を3分間要して通過させ
て常温に冷却し、表面べとつきがなく白濁色のプ
ラスチゾル系接着シートを得た。 比較例 1 第1表に示すプラスチゾル配合物を接着剤とし
た。 次に0.2mm厚×25mm幅×100mm長さのみがき鋼板
製接着力測定用試験片に接着面積25mm幅×12.5mm
長さで貼り合わせ目玉グリツプで圧締して、170
℃にて5分間静置して硬化成型後の常温における
引張剪断接着強度を測定した結果を第2表に示
す。
ンKK製) 2 −COOHλペーストレジン(日本ゼオンKK
製) 3 ジオクチルフタレート(可塑剤、積水化学
KK製) 4 キシレン樹脂(三菱ガス化学KK製) 5 エポキシ系可塑剤兼安定剤(アデカ・アーガ
ス社製) 6 Ca−Ba系安定剤(共同薬品KK製) 第1表に示すプラスチゾル配合物を、米坪12
g/m2のビニロン紙(不織布)に、約200g/m2含浸
し、80℃の熱風乾燥器中を3分間要して通過させ
て常温に冷却し、表面べとつきがなく白濁色のプ
ラスチゾル系接着シートを得た。 比較例 1 第1表に示すプラスチゾル配合物を接着剤とし
た。 次に0.2mm厚×25mm幅×100mm長さのみがき鋼板
製接着力測定用試験片に接着面積25mm幅×12.5mm
長さで貼り合わせ目玉グリツプで圧締して、170
℃にて5分間静置して硬化成型後の常温における
引張剪断接着強度を測定した結果を第2表に示
す。
Claims (1)
- 1 カルボキシル基が導入された塩化ビニル系ペ
ーストレジンを可塑剤中に分散させたプラスチゾ
ルを、多孔質シート基材に含浸し、常温又は加熱
してゲル状に半硬化させて、常温でべとつかない
表面に加工することを特徴とするプラスチゾル系
接着シートの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8698782A JPS58204076A (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | プラスチヅル系接着シ−トの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8698782A JPS58204076A (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | プラスチヅル系接着シ−トの製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58204076A JPS58204076A (ja) | 1983-11-28 |
| JPH0124432B2 true JPH0124432B2 (ja) | 1989-05-11 |
Family
ID=13902209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8698782A Granted JPS58204076A (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | プラスチヅル系接着シ−トの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58204076A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2617192B2 (ja) * | 1987-08-31 | 1997-06-04 | 日本ゼオン株式会社 | 血液ポンプ装置の製造方法 |
-
1982
- 1982-05-22 JP JP8698782A patent/JPS58204076A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58204076A (ja) | 1983-11-28 |
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