JPH0130446B2 - - Google Patents
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- JPH0130446B2 JPH0130446B2 JP54160422A JP16042279A JPH0130446B2 JP H0130446 B2 JPH0130446 B2 JP H0130446B2 JP 54160422 A JP54160422 A JP 54160422A JP 16042279 A JP16042279 A JP 16042279A JP H0130446 B2 JPH0130446 B2 JP H0130446B2
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- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N43/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
- A01N43/34—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- A01N43/36—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom five-membered rings
- A01N43/38—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom five-membered rings condensed with carbocyclic rings
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D209/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- C07D209/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
- C07D209/52—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring condensed with a ring other than six-membered
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Description
本発明はアザビシクロヘキセン誘導体、その製
造方法、花粉抑制組成物(pollen−suppressing
−composition)に関する。 新規な2−カルボキシ−3−アザビシクロ
〔3.1.0〕ヘキス−2−エンのエステルが有用な生
物学的性状を示すことが見出された。 本発明は下記の式で表わされる化合物のエステ
ル(該エステルは低級アルキル、低級アルケニル
またはベンジルエステルである)を提供する。 本発明はまた下記の式で表わされる酸のアルキ
ル、アルケニルまたはアラルキルエステルを酸化
することからなる、本発明のエステルの製造方法
も提供する。 酸化は酸化剤を使用して直接遂行してもよい。
二酸化マンガンが適当な反応剤であり、適当な溶
媒、例えば炭化水素、例えばベンゼンまたは軽質
の石油の存在下において式の化合物のエステル
を二酸化マンガンとともに撹拌することによつ
て、簡単に酸化を達成することができる。反応は
室温で行うのが好都合である。 別法として、例えば式の化合物のエステルを
塩素化または臭素化して下記の一般式で表わされ
る化合物のエステルを生成させ、 (この式においてHalは塩素原子または臭素原子
である)次いでそのN−ハロ化合物を脱ハロゲン
化水素することによつて、酸化を間接的に遂行し
てもよい。ハロゲン化は適当なハロゲン化剤、例
えばN−ブロモースクシンイミドまたは特にN−
クロルスクシンイミド、または有機または無機の
次亜ハロゲン酸塩、例えばt−ブチルハイポクロ
ライトまたは次亜塩素酸ナトリウムを使用して遂
行できる。次亜塩素酸ナトリウムは水酸化ナトリ
ウムと塩素を合わせた形で好都合に使用すること
ができる。ハロゲン化は、適当にはハロゲン化剤
を式の化合物のエステルと混合することによつ
て適当に遂行される。適当な溶媒、例えばエーテ
ルを使用してもよい。反応は例えば−10℃ないし
+30℃の範囲の温度において遂行でき、最適の温
度は使用されるハロゲン化剤によつて左右され
る。例えば次亜ハロゲン酸塩をハロゲン化剤とし
て使用する場合、反応は好ましくは−10℃ないし
+5℃の範囲の温度で遂行されるのに対し、N−
クロルスクシンイミドをハロゲン化剤として使用
する場合には、反応は室温において最も都合よく
遂行される。 脱ハロゲン化水素段階に適した脱ハロゲン化水
素剤には有機塩基と無機塩基、例えばアルカリ金
属水酸化物またはアルコキシドが含まれるが、エ
ステル基が攻撃されないような反応条件を保証す
るように注意を払わなければならない。この理由
により、使用される塩基は比較的非親核性(non
−nucleophilic)であるべきで、例えばナトリウ
ムエトキシドは概して水酸化ナトリウムよりも好
ましい。反応は適当な極性溶媒中で、例えばエー
テルまたはアルコール中で遂行することができ、
そして好ましくは150℃以下の温度、より好まし
くは0゜ないし80℃の温度において遂行される。 式で表わされる化合物のエステルはヨーロツ
パ特許出願第792000348号に記載された方法によ
つて製造できる。 式で表わされる酸のエステルは雌の受精能力
に実質的に影響を及ぼさずに穀類植物、特に粒の
小さい穀類植物の雄性の葯を不妊にする。これは
簡単な化学処理を使用して自家授粉性植物のF1
雑種を製造することを可能にする。したがつて本
発明は式で表わされる酸のエステルと適当な担
体からなる花粉抑制組成物を提供する。 本発明はさらに式で表わされる酸のエステル
またはこのような化合物を含む花粉抑制組成物を
植物に適用することからなる、穀類植物の雄性の
葯を不妊化する方法も提供する。本発明はまた本
発明の不妊化方法によつて処理した穀類植物を系
統の異つた第2の穀類植物と他家受粉させること
からなるF1雑種の種子を製造する方法も提供す
る。 好ましくは、本活性化合物または組成物、植物
の分げつ末期と出穂との間の生育段階にあると
き、粒の小さい穀類植物、例えば小麦または大麦
に適用される。本化合物または組成物は適当には
0.05ないし2Kg/ha、好ましくは0.25ないし1
Kg/haの活性化合物施用量において適用される。 本発明の組成物中の担体は、例えば植物、種子
または土壌でありうる、処理すべき場所に適用す
るのを容易にするために、あるいは貯蔵、輸送ま
たは取扱いを容易にするために活性成分を処方す
る物質である。担体は、固体あるいは、常態で液
体であるが、液体を形成させるために圧縮されて
いる物質を包含する、液体であり、除草剤組成物
を処方する場合に普通使用される担体を使用する
ことができる。 適当な固体の担体には、天然および合成の粘土
およびシリケート、例えば、珪藻土のような天然
シリカ;珪酸マグネシウム、例えばタルク;珪酸
マグネシウムアルミニウム、例えばアタパルガイ
トおよびバーミキユライト;珪酸アルミニウ;例
えばカオリナイト、モンモリロナイトおよび雲
母;炭酸カルシウム;硫酸カルシウム;合成の水
和した酸化珪素および合成の珪酸カルシウムまた
は珪酸アルミニウム;元素、例えば炭素および硫
黄;天然樹脂および合成樹脂、例えばクマロン樹
脂、ポリビニルクロライド、およびスチレン重合
体および共重合体;固体のポリクロルフエノー
ル;ビチユーメン;ワツクス、例えばみつろう、
パラフインワツクス、および塩素化した鉱物性ワ
ツクス;および固形肥料、例えば過燐酸塩が含ま
れる。 適当な液体の担体には、水;アルコール、例え
ばイソプロパノールおよびグリコール;ケトン、
例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトンおよびシクロヘキサノン;エーテ
ル;芳香族またはアラリフアテイツク
(araliphatic)炭化水素、例えばベンゼン、トル
エンおよびキシレン;石油留分、例えば灯油およ
び軽質鉱油;塩素化炭化水素、例えば四塩化炭
素、パークロルエチレンおよびトリクロルエタン
が含まれる。種々の液体の混合物が屡々適してい
る。 農業的な組成物は屡々濃縮された形で処方され
て輪送され、次いでこれは適用前、使用者によつ
て希釈される。表面活性剤である担体が少量存在
すると、この希釈操作は容易になる。したがつ
て、好ましくは、本発明の組成物中の少なくとも
1種の担体は表面活性剤である。例えば本組成物
は少なくとも2種の担体を含むことができ、その
うちの少なくとも1種は表面活性剤である。 表面活性剤は乳化剤、分散剤または湿潤剤でよ
く、それは非イオン系でもイオン系でもよい。適
当な表面活性剤の例には、ポリアクリル酸および
リグニンスルホン酸のナトリウム塩またはカルシ
ウム塩;分子中に少なくとも12個の炭素原子を含
む脂肪酸または脂肪族アミンまたはアミドとエチ
レンオキシドおよび/またはプロピレンオキシド
との縮合生成物;グリセロール、ソルビタン、サ
ツカロースまたはペンタエリスリトールの脂肪酸
エステル;これらのエステルとエチレンオキシド
および/またはプロピレンオキシドとの縮合物;
脂肪族アルコールまたはアルキルフエノール、例
えばp−オクチルフエノールまたはp−オクチル
クレゾールとエチレンオキシドおよび/またはプ
ロピレンオキシドとの縮合生成物;これらの縮合
生成物のサルフエートまたはスルホネート;分子
中に少なくとも10個の炭素原子を含む硫酸エステ
ルまたはスルホン酸エステルのアルカリ金属塩ま
たはアルカリ土類金属塩、好ましくはナトリウム
塩、例えばナトリウムラウリルサルフエート、ナ
トリウム第二級アルキルサルフエート、スルホン
化したヒマン油のナトリウム塩、およびナトリウ
ムアルキルアリールスルホネート、例えばドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム;およびエチレ
ンオキシドの重合体およびエチレンオキシドとプ
ロピレンオキシドとの共重合体が含まれる。 本発明の組成物は例えば、湿潤性紛末、粉剤、
顆粒、溶液、乳化性濃厚液、乳剤、懸濁濃厚液お
よびエアゾールの形に処方してよい。湿潤性粉末
は通常25重量%、50重量%および75重量%の活性
成分を含み、そして不活性な固体の担体のほか
に、通常3−10重量%の分散剤および、必要な場
合には、0−10重量%の安定剤および/またはそ
の他の添加剤、例えば浸透剤または粘着剤を含ん
でいる。粉剤は普通湿潤性粉末の組成と同様な組
成を有するのが分散剤を含まない粉剤濃厚物の形
に処方されそして畠において更に固体に担体で希
釈されて通常1/2−10重量%の活性成分を含む組
成物を生ずる。顆粒は通常10ないし100BSメツシ
ユ(1.676−0.152mm)の大きさを有するようにし
て製造され、そして凝集法または浸漬法によつて
製造することができる。一般に顆粒は1/2−25重
量%の活性成分および0−10重量%の添加剤、例
えば安定剤、放出を遅くする改変剤(slow
release modifier)および結合剤を含んでいる。
乳化性濃厚液は通常溶媒および必要な場合には、
共溶媒のほかに、10−50W/V%の活性成分、2
−20W/V%の乳化剤および0−20W/V%の他
の添加剤、例えば安定剤、浸透剤および腐蝕防止
剤を含んでいる。懸濁濃厚液は通常非沈降性で流
動性の生成物を得るように調合され、そして通常
10−75重量%の活性成分、0.5−15重量%の分散
剤、0.1−10重量%の懸濁剤、例えば保護コロイ
ドおよびシクソトロピー化剤、0−10重量%の他
の添加剤、例えば消泡剤、腐食防止剤、安定剤、
浸透剤および粘着剤を含み、そして沈降防止を助
けるためまたは水の凍結防止剤として、実質的に
活性成分を溶かさない水または有機液体、ある種
の有機固体または無機塩が処方物中に溶解した形
で存在していてもよい。 水性の分散体および乳剤、例えば本発明の湿潤
性粉末または濃厚物を水で希釈して得た組成物も
本発明の範囲内にある。該乳剤は油中水型または
水中油型のいずれでもよく、そして粘調な「マヨ
ネーズ」状の調度を持つていてよい。 本発明の組成物はまた他の成分、例えば殺虫
性、除草性または殺菌性を有する他の化合物を含
むことができる。 本発明の化合物は、また本出願と同時に出願さ
れた我々の係属出願中に記載されているような2
−カルボキシ−3−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキ
サンの異性体の相互転化(inter−conversion)
における中間体としても利用できる(国内参照番
号K1471、英国特許出願第48489/78号の優先権
を主張)。したがつて本発明は、式で表わされ
る化合物のエステルを水素化し、そしてエステル
が生成してその遊離の酸または塩を望む場合に
は、そのエステルをその遊離の酸または塩に転化
することからなる式の酸のシス異性体またはそ
の塩またはエステルを製造する方法も提供する。
水素化は例えば水素化物の転移剤(transfer
agent)を使用して遂行してもよいが、好ましく
は均質または、好ましくは不均一触媒、例えばパ
ラジウム触媒または白金触媒、例えばパラジウム
チヤーコールまたは、好ましくは予め還元された
酸化白金の存在下において水素ガスを使用して遂
行される。本方法は大気圧下において遂行してよ
いが、好ましくは加圧下、例えば150気圧(ゲー
ジ圧)までの圧力において遂行される。 水素化反応は好ましくは室温で遂行されるが、
所望ならば昇温下、例えば100℃までの温度にお
いて遂行してもよい。 以下の実施例によつて本発明を例証する。 実施例 1 2−エトキシカルボニル−3−アザビシクロ
〔3.1.0〕ヘキス−2−エンの製造 (a) トランス2−エトキシカルボニル−3−アザ
ビシクロ〔3.1.0〕ヘキサンのN−塩素化乾燥
したエチルエーテル90ml中にトランス2−エト
キシカルボニル−3アザビシクロ〔3.1.0〕ヘ
キサン(4.65g、0.03モル)を含む、氷冷し、
かつ撹拌した溶液に、窒素雰囲気下遮光して第
三級−ブチルハイポクロライト(3.24g、0.03
モル)を少しずつ加えた。温度は0℃から10℃
に上昇し、その溶液を5分間撹拌した。 (b) 2−エトキシカルボニル−3−アザビシクロ
〔3.1.0〕ヘキス−2−エンの製造 乾燥したエタノール(90ml)にナトリウム
(0.69g)を溶解して得た溶液を、上記の(a)で得
られた2−エトキシ−カルボニル−3−クロル−
3−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキサンの溶液に素
速く添加した。その結果発熱反応が起こり、そし
て混合物を撹拌して30分間冷却した。過できな
い微細な白色沈殿が生成した。溶媒を蒸発によつ
て除去し、その残渣をエーテルに溶解し、水で2
回洗浄してから硫酸ナトリウム上で乾燥させた。
蒸発により4.8gの2−エトキシカルボニル−3
−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキス−2−エンが油
の形で得られた。 この化合物はNMRによつて特性が示され、ま
た下記のように特性が示された。 0.5mmHgにおける沸点:63−65℃ 主要な赤外吸収周波数(cm-1):2995;2910;
1745;1725;1610;1260;1110。 実施例 2 2−イソプロポキシカルボニル−3−アザビシ
クロ〔3.1.0〕ヘキス−2−エンの製造 段階(a)の出発物質として2−イソプロポキシカ
ルボニル−3−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキサン
(トランス異性体92%、シス異性体8%)を使用
し、そして段階(b)の脱ハロデン化水素剤として水
酸化カリウムをイソプロピルアルコールに溶かし
た溶液を使用したことを除いて、実施例1の処理
を繰返したところ、2−イソプロポキシ−3−ア
ザビシクロ〔3.1.0〕ヘキス−2−エンが生成し
た。この化合物はNMRによつて特性が示され、
また下記のように特性が示された。 0.4mmHgにおける沸点:64−66℃ 主要な赤外吸収周波数(cm-1):2980;2915;
1740;1715;1605;1260;1100。 実施例 3 2−メトキシカルボニル−3−アザビシクロ
〔3.1.0〕ヘキス−2−エンの製造 実施例1の方法と同様な方法によつて上記の化
合物を2−メトキシカルボニル−3−アザビシク
ロ〔3.1.0〕ヘキサンから製造した。エタノール
の代りにメタノールにナトリウムを溶かした溶液
を脱ハロゲン化水素剤として使用した。わら色の
液体の形の所望の化合物が70%の収率で得られ
た。 分 析 C7H9O2Nから算出した C H N 計算値 60.4 6.5 10.1 測定値 60.7 6.9 9.8 この化合物はNMRと赤外線によつて特性が示
され、その主要な吸収周波数(cm-1)は2950;
1720;1750;1610であつた。 実施例 4 2−アリルオキシカルボニル−3−アザビシク
ロ〔3.1.0〕ヘキス−2−エンの製造 乾燥したジエチルエーテル90ml中に2−カルボ
キシ−3−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキサンのア
リルエステル(3.34g、0.02モル)を含む撹拌さ
れた溶液に暗所で第三級ブチルハイポクロライト
(2.17g、0.02モル)を0℃−5℃において少し
ずつ加えた。その溶液を0℃において15分間撹拌
してから、再蒸留して乾燥させたトリエチルアミ
ン(5ml)を添加した。懸濁液を室温で3日間撹
拌した後蒸発させ、その残渣をジエチルエーテル
(500ml)と水(20ml)と共に振とうした。エーテ
ル層を蒸発させ、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、
過しそして蒸発させた。得られた油を少量の酢
酸エチルに溶解し、そしてクロマトグラフによつ
て精製した。所望の製品1.7gが得られた。 分 析 C H N 計算値 60.5 6.2 7.8 測定値 60.5 6.6 7.6 この化合物はNMRと赤外線によつて特性が示
され、その主要な吸収周波数(cm-1)は3080;
2920;1740;1790;1605;1100であつた。 実施例 5 2−ベンジルオキシカルボニル−3−アザビシ
クロ〔3.1.0〕ヘキス−2−エンの製造 実施例4に示した方法と同様な方法によつて、
2−カルボキシ−3−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘ
キサンのベンジルエステル3.69gから純粋な所望
製品2.3gが得られた。 分 析 C H N 計算値 71.1 6.2 6.4 測定値 71.4 6.2 6.0 下記の周波数(cm-1)において主要な赤外ピー
クが生じた。 3350;3050;2920;1720;1605;1105。 実施例 6 実施例1の化合物の別の製造 沸点40−60℃の石油50ml中に2−エトキシカル
ボニル−3−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキサン
(1g)が溶けている溶液に二酸化マンガン(2
g)を加えた。得られた懸濁液を窒素雰囲気下室
温において撹拌し、その反応気−液クロマトグラ
フイーによつて監視した。4時間後更に2gの二
酸化マンガンを加えた。 懸濁液を室温で一終夜放置してから過し、蒸
発させた。固体の2−エトキシカルボニル−3−
アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキス−2−エン0.85gが
得られ、これは87%の収率に相当した。 実施例 7 実施例2の化合物の別の製法 乾燥したジエチルエーテル200ml中にN−クロ
ルスクシンイミド(11.48g;0.086モル)を含
む、撹拌された溶液に、窒素の下かつ遮光した状
態で、乾燥したジエチルエーテル100ml中に2−
イソプロポキシカルボニル−3−アザビシクロ
〔3.1.0〕ヘキサン(8.45g、0.05モル)を溶かし
た溶液を10分間に亘つて少しづつ加えた。その混
合物を25−30℃において2時間30分撹拌してから
塩水で洗浄し(25ml×3回)、硫酸ナトリウム上
で乾燥し、過し、そして0℃まで冷却した。暗
所において、窒素雰囲気下、ナトリウムイソプロ
ポキシドの溶液(100mlの乾燥イソプロピルアル
コールに1.15gのナトリウムを溶解して製造)と
乾燥ジクロルメタン100mlを0℃において少しづ
つ加えた。懸濁液を0℃において1時間撹拌し、
蒸発させ、その残渣を水(100ml)とジエチルエ
ーテル(500ml)で処理した。次いでそのエーテ
ル溶液を硫酸ナトリウム上で乾燥し、蒸発させた
ところ、オレンジ色の液体5.9gが生成した。こ
れを真空下窒素雰囲気の下で蒸留したところ、
2.7gの2−イソプロポキシカルボニル−3−ア
ザビシクロ〔3.1.0〕ヘキス−2−エンが得られ
た。 実施例 8 実施例1の化合物の水素化 使用に先立つて白金に水素を戻すために、酸化
白金からなるアダムズ触媒(0.1g)を20mlのエ
タノールに添加し、そして2気圧(ゲージ圧)の
圧力において15分間水素の下で振とうした。ジエ
チルエーテル(20ml)に2−エトキシカルボニル
−3−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキス−2−エン
(1.5g、0.01モル)を溶かした溶液を予め還元し
た触媒の懸濁液に加え、その混合物を2気圧(ゲ
ージ圧)および室温において5時間、水素の下で
振とうした。混合物を市販の過装置、「ハイフ
ロー(hyflo)」を通して過し、蒸発によつて溶
媒を除去した。放置すると結晶する淡黄色の油の
形で2−エトキシカルボニル−3−アザビシクロ
〔3.1.0〕ヘキサン1.3gが得られた。NMRはトラ
ンス異性体が存在しないことを検出でできた。 実施例 9 花粉抑制活性の例証 ガラス室内において、土壌をベースにした肥料
を含む鉢の中で春小麦のシツコ(sicco)変種を
繁殖させた。16時間の一定の昼の長さを与えるた
め、高圧の水銀蒸記灯によつて補助的に照明し
た。温度は約20℃に維持した。試験すべき化合物
を、湿潤剤として「ノニデツトP40
(nonidetP40)」(商標名)0.1%と溶解を助けるた
めのアセトン1%を含む水溶液の形に処方した。
この処方物を水で希釈して種々の濃度にし、流れ
落ちるまで植物の上に噴霧した。植物の2番目の
節を丁度認めることができる生育段階において植
物を処理した。 穂が現われてしかも開花する前に、他家受粉を
防止するため、各処理済みの鉢から選んだ5本の
穂先をセロフアンの袋に入れた。成就したとき、
袋に入れた穂を収穫し、結実した種子を記録し、
そして未処理の対照物と比較した。 その結果を下記の表に示す。
造方法、花粉抑制組成物(pollen−suppressing
−composition)に関する。 新規な2−カルボキシ−3−アザビシクロ
〔3.1.0〕ヘキス−2−エンのエステルが有用な生
物学的性状を示すことが見出された。 本発明は下記の式で表わされる化合物のエステ
ル(該エステルは低級アルキル、低級アルケニル
またはベンジルエステルである)を提供する。 本発明はまた下記の式で表わされる酸のアルキ
ル、アルケニルまたはアラルキルエステルを酸化
することからなる、本発明のエステルの製造方法
も提供する。 酸化は酸化剤を使用して直接遂行してもよい。
二酸化マンガンが適当な反応剤であり、適当な溶
媒、例えば炭化水素、例えばベンゼンまたは軽質
の石油の存在下において式の化合物のエステル
を二酸化マンガンとともに撹拌することによつ
て、簡単に酸化を達成することができる。反応は
室温で行うのが好都合である。 別法として、例えば式の化合物のエステルを
塩素化または臭素化して下記の一般式で表わされ
る化合物のエステルを生成させ、 (この式においてHalは塩素原子または臭素原子
である)次いでそのN−ハロ化合物を脱ハロゲン
化水素することによつて、酸化を間接的に遂行し
てもよい。ハロゲン化は適当なハロゲン化剤、例
えばN−ブロモースクシンイミドまたは特にN−
クロルスクシンイミド、または有機または無機の
次亜ハロゲン酸塩、例えばt−ブチルハイポクロ
ライトまたは次亜塩素酸ナトリウムを使用して遂
行できる。次亜塩素酸ナトリウムは水酸化ナトリ
ウムと塩素を合わせた形で好都合に使用すること
ができる。ハロゲン化は、適当にはハロゲン化剤
を式の化合物のエステルと混合することによつ
て適当に遂行される。適当な溶媒、例えばエーテ
ルを使用してもよい。反応は例えば−10℃ないし
+30℃の範囲の温度において遂行でき、最適の温
度は使用されるハロゲン化剤によつて左右され
る。例えば次亜ハロゲン酸塩をハロゲン化剤とし
て使用する場合、反応は好ましくは−10℃ないし
+5℃の範囲の温度で遂行されるのに対し、N−
クロルスクシンイミドをハロゲン化剤として使用
する場合には、反応は室温において最も都合よく
遂行される。 脱ハロゲン化水素段階に適した脱ハロゲン化水
素剤には有機塩基と無機塩基、例えばアルカリ金
属水酸化物またはアルコキシドが含まれるが、エ
ステル基が攻撃されないような反応条件を保証す
るように注意を払わなければならない。この理由
により、使用される塩基は比較的非親核性(non
−nucleophilic)であるべきで、例えばナトリウ
ムエトキシドは概して水酸化ナトリウムよりも好
ましい。反応は適当な極性溶媒中で、例えばエー
テルまたはアルコール中で遂行することができ、
そして好ましくは150℃以下の温度、より好まし
くは0゜ないし80℃の温度において遂行される。 式で表わされる化合物のエステルはヨーロツ
パ特許出願第792000348号に記載された方法によ
つて製造できる。 式で表わされる酸のエステルは雌の受精能力
に実質的に影響を及ぼさずに穀類植物、特に粒の
小さい穀類植物の雄性の葯を不妊にする。これは
簡単な化学処理を使用して自家授粉性植物のF1
雑種を製造することを可能にする。したがつて本
発明は式で表わされる酸のエステルと適当な担
体からなる花粉抑制組成物を提供する。 本発明はさらに式で表わされる酸のエステル
またはこのような化合物を含む花粉抑制組成物を
植物に適用することからなる、穀類植物の雄性の
葯を不妊化する方法も提供する。本発明はまた本
発明の不妊化方法によつて処理した穀類植物を系
統の異つた第2の穀類植物と他家受粉させること
からなるF1雑種の種子を製造する方法も提供す
る。 好ましくは、本活性化合物または組成物、植物
の分げつ末期と出穂との間の生育段階にあると
き、粒の小さい穀類植物、例えば小麦または大麦
に適用される。本化合物または組成物は適当には
0.05ないし2Kg/ha、好ましくは0.25ないし1
Kg/haの活性化合物施用量において適用される。 本発明の組成物中の担体は、例えば植物、種子
または土壌でありうる、処理すべき場所に適用す
るのを容易にするために、あるいは貯蔵、輸送ま
たは取扱いを容易にするために活性成分を処方す
る物質である。担体は、固体あるいは、常態で液
体であるが、液体を形成させるために圧縮されて
いる物質を包含する、液体であり、除草剤組成物
を処方する場合に普通使用される担体を使用する
ことができる。 適当な固体の担体には、天然および合成の粘土
およびシリケート、例えば、珪藻土のような天然
シリカ;珪酸マグネシウム、例えばタルク;珪酸
マグネシウムアルミニウム、例えばアタパルガイ
トおよびバーミキユライト;珪酸アルミニウ;例
えばカオリナイト、モンモリロナイトおよび雲
母;炭酸カルシウム;硫酸カルシウム;合成の水
和した酸化珪素および合成の珪酸カルシウムまた
は珪酸アルミニウム;元素、例えば炭素および硫
黄;天然樹脂および合成樹脂、例えばクマロン樹
脂、ポリビニルクロライド、およびスチレン重合
体および共重合体;固体のポリクロルフエノー
ル;ビチユーメン;ワツクス、例えばみつろう、
パラフインワツクス、および塩素化した鉱物性ワ
ツクス;および固形肥料、例えば過燐酸塩が含ま
れる。 適当な液体の担体には、水;アルコール、例え
ばイソプロパノールおよびグリコール;ケトン、
例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトンおよびシクロヘキサノン;エーテ
ル;芳香族またはアラリフアテイツク
(araliphatic)炭化水素、例えばベンゼン、トル
エンおよびキシレン;石油留分、例えば灯油およ
び軽質鉱油;塩素化炭化水素、例えば四塩化炭
素、パークロルエチレンおよびトリクロルエタン
が含まれる。種々の液体の混合物が屡々適してい
る。 農業的な組成物は屡々濃縮された形で処方され
て輪送され、次いでこれは適用前、使用者によつ
て希釈される。表面活性剤である担体が少量存在
すると、この希釈操作は容易になる。したがつ
て、好ましくは、本発明の組成物中の少なくとも
1種の担体は表面活性剤である。例えば本組成物
は少なくとも2種の担体を含むことができ、その
うちの少なくとも1種は表面活性剤である。 表面活性剤は乳化剤、分散剤または湿潤剤でよ
く、それは非イオン系でもイオン系でもよい。適
当な表面活性剤の例には、ポリアクリル酸および
リグニンスルホン酸のナトリウム塩またはカルシ
ウム塩;分子中に少なくとも12個の炭素原子を含
む脂肪酸または脂肪族アミンまたはアミドとエチ
レンオキシドおよび/またはプロピレンオキシド
との縮合生成物;グリセロール、ソルビタン、サ
ツカロースまたはペンタエリスリトールの脂肪酸
エステル;これらのエステルとエチレンオキシド
および/またはプロピレンオキシドとの縮合物;
脂肪族アルコールまたはアルキルフエノール、例
えばp−オクチルフエノールまたはp−オクチル
クレゾールとエチレンオキシドおよび/またはプ
ロピレンオキシドとの縮合生成物;これらの縮合
生成物のサルフエートまたはスルホネート;分子
中に少なくとも10個の炭素原子を含む硫酸エステ
ルまたはスルホン酸エステルのアルカリ金属塩ま
たはアルカリ土類金属塩、好ましくはナトリウム
塩、例えばナトリウムラウリルサルフエート、ナ
トリウム第二級アルキルサルフエート、スルホン
化したヒマン油のナトリウム塩、およびナトリウ
ムアルキルアリールスルホネート、例えばドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム;およびエチレ
ンオキシドの重合体およびエチレンオキシドとプ
ロピレンオキシドとの共重合体が含まれる。 本発明の組成物は例えば、湿潤性紛末、粉剤、
顆粒、溶液、乳化性濃厚液、乳剤、懸濁濃厚液お
よびエアゾールの形に処方してよい。湿潤性粉末
は通常25重量%、50重量%および75重量%の活性
成分を含み、そして不活性な固体の担体のほか
に、通常3−10重量%の分散剤および、必要な場
合には、0−10重量%の安定剤および/またはそ
の他の添加剤、例えば浸透剤または粘着剤を含ん
でいる。粉剤は普通湿潤性粉末の組成と同様な組
成を有するのが分散剤を含まない粉剤濃厚物の形
に処方されそして畠において更に固体に担体で希
釈されて通常1/2−10重量%の活性成分を含む組
成物を生ずる。顆粒は通常10ないし100BSメツシ
ユ(1.676−0.152mm)の大きさを有するようにし
て製造され、そして凝集法または浸漬法によつて
製造することができる。一般に顆粒は1/2−25重
量%の活性成分および0−10重量%の添加剤、例
えば安定剤、放出を遅くする改変剤(slow
release modifier)および結合剤を含んでいる。
乳化性濃厚液は通常溶媒および必要な場合には、
共溶媒のほかに、10−50W/V%の活性成分、2
−20W/V%の乳化剤および0−20W/V%の他
の添加剤、例えば安定剤、浸透剤および腐蝕防止
剤を含んでいる。懸濁濃厚液は通常非沈降性で流
動性の生成物を得るように調合され、そして通常
10−75重量%の活性成分、0.5−15重量%の分散
剤、0.1−10重量%の懸濁剤、例えば保護コロイ
ドおよびシクソトロピー化剤、0−10重量%の他
の添加剤、例えば消泡剤、腐食防止剤、安定剤、
浸透剤および粘着剤を含み、そして沈降防止を助
けるためまたは水の凍結防止剤として、実質的に
活性成分を溶かさない水または有機液体、ある種
の有機固体または無機塩が処方物中に溶解した形
で存在していてもよい。 水性の分散体および乳剤、例えば本発明の湿潤
性粉末または濃厚物を水で希釈して得た組成物も
本発明の範囲内にある。該乳剤は油中水型または
水中油型のいずれでもよく、そして粘調な「マヨ
ネーズ」状の調度を持つていてよい。 本発明の組成物はまた他の成分、例えば殺虫
性、除草性または殺菌性を有する他の化合物を含
むことができる。 本発明の化合物は、また本出願と同時に出願さ
れた我々の係属出願中に記載されているような2
−カルボキシ−3−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキ
サンの異性体の相互転化(inter−conversion)
における中間体としても利用できる(国内参照番
号K1471、英国特許出願第48489/78号の優先権
を主張)。したがつて本発明は、式で表わされ
る化合物のエステルを水素化し、そしてエステル
が生成してその遊離の酸または塩を望む場合に
は、そのエステルをその遊離の酸または塩に転化
することからなる式の酸のシス異性体またはそ
の塩またはエステルを製造する方法も提供する。
水素化は例えば水素化物の転移剤(transfer
agent)を使用して遂行してもよいが、好ましく
は均質または、好ましくは不均一触媒、例えばパ
ラジウム触媒または白金触媒、例えばパラジウム
チヤーコールまたは、好ましくは予め還元された
酸化白金の存在下において水素ガスを使用して遂
行される。本方法は大気圧下において遂行してよ
いが、好ましくは加圧下、例えば150気圧(ゲー
ジ圧)までの圧力において遂行される。 水素化反応は好ましくは室温で遂行されるが、
所望ならば昇温下、例えば100℃までの温度にお
いて遂行してもよい。 以下の実施例によつて本発明を例証する。 実施例 1 2−エトキシカルボニル−3−アザビシクロ
〔3.1.0〕ヘキス−2−エンの製造 (a) トランス2−エトキシカルボニル−3−アザ
ビシクロ〔3.1.0〕ヘキサンのN−塩素化乾燥
したエチルエーテル90ml中にトランス2−エト
キシカルボニル−3アザビシクロ〔3.1.0〕ヘ
キサン(4.65g、0.03モル)を含む、氷冷し、
かつ撹拌した溶液に、窒素雰囲気下遮光して第
三級−ブチルハイポクロライト(3.24g、0.03
モル)を少しずつ加えた。温度は0℃から10℃
に上昇し、その溶液を5分間撹拌した。 (b) 2−エトキシカルボニル−3−アザビシクロ
〔3.1.0〕ヘキス−2−エンの製造 乾燥したエタノール(90ml)にナトリウム
(0.69g)を溶解して得た溶液を、上記の(a)で得
られた2−エトキシ−カルボニル−3−クロル−
3−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキサンの溶液に素
速く添加した。その結果発熱反応が起こり、そし
て混合物を撹拌して30分間冷却した。過できな
い微細な白色沈殿が生成した。溶媒を蒸発によつ
て除去し、その残渣をエーテルに溶解し、水で2
回洗浄してから硫酸ナトリウム上で乾燥させた。
蒸発により4.8gの2−エトキシカルボニル−3
−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキス−2−エンが油
の形で得られた。 この化合物はNMRによつて特性が示され、ま
た下記のように特性が示された。 0.5mmHgにおける沸点:63−65℃ 主要な赤外吸収周波数(cm-1):2995;2910;
1745;1725;1610;1260;1110。 実施例 2 2−イソプロポキシカルボニル−3−アザビシ
クロ〔3.1.0〕ヘキス−2−エンの製造 段階(a)の出発物質として2−イソプロポキシカ
ルボニル−3−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキサン
(トランス異性体92%、シス異性体8%)を使用
し、そして段階(b)の脱ハロデン化水素剤として水
酸化カリウムをイソプロピルアルコールに溶かし
た溶液を使用したことを除いて、実施例1の処理
を繰返したところ、2−イソプロポキシ−3−ア
ザビシクロ〔3.1.0〕ヘキス−2−エンが生成し
た。この化合物はNMRによつて特性が示され、
また下記のように特性が示された。 0.4mmHgにおける沸点:64−66℃ 主要な赤外吸収周波数(cm-1):2980;2915;
1740;1715;1605;1260;1100。 実施例 3 2−メトキシカルボニル−3−アザビシクロ
〔3.1.0〕ヘキス−2−エンの製造 実施例1の方法と同様な方法によつて上記の化
合物を2−メトキシカルボニル−3−アザビシク
ロ〔3.1.0〕ヘキサンから製造した。エタノール
の代りにメタノールにナトリウムを溶かした溶液
を脱ハロゲン化水素剤として使用した。わら色の
液体の形の所望の化合物が70%の収率で得られ
た。 分 析 C7H9O2Nから算出した C H N 計算値 60.4 6.5 10.1 測定値 60.7 6.9 9.8 この化合物はNMRと赤外線によつて特性が示
され、その主要な吸収周波数(cm-1)は2950;
1720;1750;1610であつた。 実施例 4 2−アリルオキシカルボニル−3−アザビシク
ロ〔3.1.0〕ヘキス−2−エンの製造 乾燥したジエチルエーテル90ml中に2−カルボ
キシ−3−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキサンのア
リルエステル(3.34g、0.02モル)を含む撹拌さ
れた溶液に暗所で第三級ブチルハイポクロライト
(2.17g、0.02モル)を0℃−5℃において少し
ずつ加えた。その溶液を0℃において15分間撹拌
してから、再蒸留して乾燥させたトリエチルアミ
ン(5ml)を添加した。懸濁液を室温で3日間撹
拌した後蒸発させ、その残渣をジエチルエーテル
(500ml)と水(20ml)と共に振とうした。エーテ
ル層を蒸発させ、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、
過しそして蒸発させた。得られた油を少量の酢
酸エチルに溶解し、そしてクロマトグラフによつ
て精製した。所望の製品1.7gが得られた。 分 析 C H N 計算値 60.5 6.2 7.8 測定値 60.5 6.6 7.6 この化合物はNMRと赤外線によつて特性が示
され、その主要な吸収周波数(cm-1)は3080;
2920;1740;1790;1605;1100であつた。 実施例 5 2−ベンジルオキシカルボニル−3−アザビシ
クロ〔3.1.0〕ヘキス−2−エンの製造 実施例4に示した方法と同様な方法によつて、
2−カルボキシ−3−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘ
キサンのベンジルエステル3.69gから純粋な所望
製品2.3gが得られた。 分 析 C H N 計算値 71.1 6.2 6.4 測定値 71.4 6.2 6.0 下記の周波数(cm-1)において主要な赤外ピー
クが生じた。 3350;3050;2920;1720;1605;1105。 実施例 6 実施例1の化合物の別の製造 沸点40−60℃の石油50ml中に2−エトキシカル
ボニル−3−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキサン
(1g)が溶けている溶液に二酸化マンガン(2
g)を加えた。得られた懸濁液を窒素雰囲気下室
温において撹拌し、その反応気−液クロマトグラ
フイーによつて監視した。4時間後更に2gの二
酸化マンガンを加えた。 懸濁液を室温で一終夜放置してから過し、蒸
発させた。固体の2−エトキシカルボニル−3−
アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキス−2−エン0.85gが
得られ、これは87%の収率に相当した。 実施例 7 実施例2の化合物の別の製法 乾燥したジエチルエーテル200ml中にN−クロ
ルスクシンイミド(11.48g;0.086モル)を含
む、撹拌された溶液に、窒素の下かつ遮光した状
態で、乾燥したジエチルエーテル100ml中に2−
イソプロポキシカルボニル−3−アザビシクロ
〔3.1.0〕ヘキサン(8.45g、0.05モル)を溶かし
た溶液を10分間に亘つて少しづつ加えた。その混
合物を25−30℃において2時間30分撹拌してから
塩水で洗浄し(25ml×3回)、硫酸ナトリウム上
で乾燥し、過し、そして0℃まで冷却した。暗
所において、窒素雰囲気下、ナトリウムイソプロ
ポキシドの溶液(100mlの乾燥イソプロピルアル
コールに1.15gのナトリウムを溶解して製造)と
乾燥ジクロルメタン100mlを0℃において少しづ
つ加えた。懸濁液を0℃において1時間撹拌し、
蒸発させ、その残渣を水(100ml)とジエチルエ
ーテル(500ml)で処理した。次いでそのエーテ
ル溶液を硫酸ナトリウム上で乾燥し、蒸発させた
ところ、オレンジ色の液体5.9gが生成した。こ
れを真空下窒素雰囲気の下で蒸留したところ、
2.7gの2−イソプロポキシカルボニル−3−ア
ザビシクロ〔3.1.0〕ヘキス−2−エンが得られ
た。 実施例 8 実施例1の化合物の水素化 使用に先立つて白金に水素を戻すために、酸化
白金からなるアダムズ触媒(0.1g)を20mlのエ
タノールに添加し、そして2気圧(ゲージ圧)の
圧力において15分間水素の下で振とうした。ジエ
チルエーテル(20ml)に2−エトキシカルボニル
−3−アザビシクロ〔3.1.0〕ヘキス−2−エン
(1.5g、0.01モル)を溶かした溶液を予め還元し
た触媒の懸濁液に加え、その混合物を2気圧(ゲ
ージ圧)および室温において5時間、水素の下で
振とうした。混合物を市販の過装置、「ハイフ
ロー(hyflo)」を通して過し、蒸発によつて溶
媒を除去した。放置すると結晶する淡黄色の油の
形で2−エトキシカルボニル−3−アザビシクロ
〔3.1.0〕ヘキサン1.3gが得られた。NMRはトラ
ンス異性体が存在しないことを検出でできた。 実施例 9 花粉抑制活性の例証 ガラス室内において、土壌をベースにした肥料
を含む鉢の中で春小麦のシツコ(sicco)変種を
繁殖させた。16時間の一定の昼の長さを与えるた
め、高圧の水銀蒸記灯によつて補助的に照明し
た。温度は約20℃に維持した。試験すべき化合物
を、湿潤剤として「ノニデツトP40
(nonidetP40)」(商標名)0.1%と溶解を助けるた
めのアセトン1%を含む水溶液の形に処方した。
この処方物を水で希釈して種々の濃度にし、流れ
落ちるまで植物の上に噴霧した。植物の2番目の
節を丁度認めることができる生育段階において植
物を処理した。 穂が現われてしかも開花する前に、他家受粉を
防止するため、各処理済みの鉢から選んだ5本の
穂先をセロフアンの袋に入れた。成就したとき、
袋に入れた穂を収穫し、結実した種子を記録し、
そして未処理の対照物と比較した。 その結果を下記の表に示す。
【表】
【表】
すべての試験化合物は未処理の対照物と比較し
て種子の結実をかなり減少させ、小麦の雄性の葯
を不妊化する本化合物の能力を明らかに例証して
いることが上記の結果から理解できる。
て種子の結実をかなり減少させ、小麦の雄性の葯
を不妊化する本化合物の能力を明らかに例証して
いることが上記の結果から理解できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次式 で表わされる化合物のエステル(該エステルは低
級アルキル、低級アルケニルまたはベンジルエス
テルである)。 2 エステルがメチルエステル、エチルエステ
ル、イソプロピルエステル、アリルエステルまた
はベンジルエステルである、特許請求の範囲第1
項記載の化合物。 3 次式 で表わされる化合物のエステル(該エステルは低
級アルキル、低級アルケニルまたはベンジルエス
テルである)の製造方法において、次式 で表わされる酸の低級アルキル、低級アルケニル
またはベンジルエステルを酸化することからなる
ことを特徴とする方法。 4 酸化剤を使用して直接酸化を遂行することを
特徴とする、特許請求の範囲第3項記載の方法。 5 二酸化マンガンを使用して酸化を遂行するこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第4項記載の方
法。 6 次式 で表わされる酸の低級アルキル、低級アルケニル
またはベンジルエステルを塩素化または臭素化し
て次の一般式 (この式においてHalは塩素原子または臭素原子
である) で表わされる化合物の低級アルキル、低級アルケ
ニルまたはベンジルエステルを生成させ、次いで
このN−ハロ化合物を脱ハロゲン化水素すること
によつて酸化を間接的に遂行することを特徴とす
る、特許請求の範囲第3項記載の方法。 7 次式 で表わされる化合物のエステル(該エステルは低
級アルキル、低級アルケニルまたはベンジルエス
テルである)を適当な担体と共に含むことを特徴
とする穀類植物の花粉抑制組成物。 8 少なくとも2種の担体を含み、そのうちの少
なくとも1種が表面活性剤であることを特徴とす
る特許請求の範囲第7項記載の組成物。
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