JPH0337583B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0337583B2 JPH0337583B2 JP60211957A JP21195785A JPH0337583B2 JP H0337583 B2 JPH0337583 B2 JP H0337583B2 JP 60211957 A JP60211957 A JP 60211957A JP 21195785 A JP21195785 A JP 21195785A JP H0337583 B2 JPH0337583 B2 JP H0337583B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- carbon atoms
- liquid polybutadiene
- additive
- ester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はエピクロルヒドリンゴム用添加剤に関
し、更に詳しくは未加硫ゴム組成物の加工性を著
しく向上させる添加剤に関する。 〔従来の技術及び問題点〕 通常、エピクロルヒドリンゴムは極性が強いた
め、加工中の粘着、特にロール等への粘着が激し
く、生産性を著しく低下させ、更には混練が不可
能となり、補強剤の分散不良などから、製品の品
質低下を招く。この様な経験から、一般にエピク
ロルヒドリンゴムには、パラフインワツクス又は
低分子量ポリエチレン又はステアリン酸又は脂肪
酸金属石鹸等が粘着防止剤・加工助剤として使用
されてきた。 しかしながら、これらの粘着防止剤・加工助剤
は加硫後表面へのブルーム、あるいは粘着防止効
果からみれば満足されているものではない。 本発明者らは鋭意検討の結果、特定の液状ポリ
ブタジエンエステル(アミド)、が加工性の向上、
ブルーム等に有効な事を見い出し、本発明に到達
した。 即ち本発明は(1)分子中にヒドロキシル基を有す
る液状ポリブタジエンと(無水)フタル酸もしく
はトリメリツト酸もしくは(無水)ピロメリツト
酸もしくは炭素数12〜30の高級脂肪酸とのエステ
ル及び(2)分子中にカルボキシル基を有する液状ポ
リブタジエン又は液状ポリブタジエン無水マレイ
ン酸変性物と炭素数12〜30の脂肪族アミンもしく
は炭素数8〜22の高級アルコールとのアミドもし
くはエステルよりなる群から選ばれる化合物から
なるエピクロルヒドリンゴム用添加剤を提供する
ものである。 本発明に係る(1)、(2)の液状ポリブタジエンのエ
ステルもしくはアミドについて説明する。これら
のエステル、アミドを構成する液状ポリブタジエ
ンの変性物は、好ましくは分子量500〜6000のポ
リブタジエン1分子中に1個以上の水酸基又はカ
ルボキシル基又は無水マレイン酸を導入したもの
である。 (1)のエステルの構成脂肪酸である炭素数12〜30
の高級脂肪酸としてはラウリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、
ベヘン酸、モンタン酸、エライジン酸、オレイン
酸など飽和又は不飽和の脂肪酸が挙げられる。
又、多塩基酸としては、フタル酸、トリメリツト
酸、ピロメリツト酸であり、勿論これらの無水物
でもよい。 (2)における炭素数12〜30の脂肪族アミンとして
は、ラウリルアミン、テトラデシルアミン、セチ
ルアミン、オクタデシルアミン、エイコシルアミ
ン、ドコシルアミン、ヘキサコシルアミンなどが
挙げられる。炭素数8〜22の高級アルコールとし
てはオクタノール、デカノール、ラウリルアルコ
ール、ミリスチルアルコール、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、オレイルアルコー
ル、エイコサノール、ドコサノールなどの飽和又
は不飽和の高級アルコールが挙げられる。 本発明の添加剤の添加量は、エピクロルヒドリ
ンゴム100重量部に対し、0.5〜20重量部が好まし
い。0.5重量部未満であると加工性の向上は期待
されにくく、又、100重量部を越えるとゴム物性
の低下の傾向があり、コストの面からみてもあま
り有効ではない。特に好ましくは、2〜10重量部
である。 本発明の添加剤はCHR(エピクロルヒドリン単
独重合体)、CHC(エピクロルヒドリン/エチレ
ンオキサイド共重合体)、その他特殊グレードの
いずれにも使用出来るものである。本発明の添加
剤を使用するにあたつては、本発明の添加剤の
他、更にゴム工業で汎用される配合剤例えば加硫
剤、加硫促進剤、充填剤、軟化剤、老化防止剤等
適宜添加する事が出来る。 〔実施例〕 以下に、本発明の添加剤の効果を実施例を挙げ
て説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。又、合成方法等の条件もこれら以外の
方法がある事は勿論である。 以下の様にして、本発明の添加剤を合成した。 添加剤 1 無水マレイン酸変性液状ポリブタジエン1500g
(1.0モル)とステアリルアルコール360g(1.3モ
ル)、ジオクチル酸スズ1.86g(0.1%対全系)を
窒素気流中で180℃、3時間脱水反応を行ない、
マレイン化ポリブタジエンステアレート
(MPBS)を得た。 添加剤 2 水酸基導入液状ポリブタジエン2000g(1.0モ
ル)、無水フタル酸296g(2.0モル)を加え、窒
素気流中で、120℃1時間、エステル化を行ない、
その後冷却し、ラウリルアミン370g(2.0モル)
を加え155℃で2時間アミド化を行ないポリブタ
ジエンフタル酸エステルラウリルアミドを得た
(PBFLA)。 添加剤 3 カルボキシル基導入液状ポリブタジエン3500g
(1.0モル)、ラウリルアルコール372g(2.0モ
ル)、ジオクチル酸スズ3.9g(0.1%対全系)を
窒素気流中で220℃、2時間エステル化を行ない
ポリブタジエンラウレート(PBL)を得た。 これら添加剤の効果を調べるため、下記の配合
により、加工特性、加硫特性をみた。 配合 ゼクロン2101 100重量部 カーボンブラツクFEF 40 〃 MgO 3 〃 白艷化CC 5 〃 サントフレツクス#13 3 〃 無水フタル酸 1 〃 この配合系に実施例として、上記添加剤1〜3
及び比較例として、低分子量ポリエチレン、パラ
フインワツクス、ステアリン酸を添加した。添加
量は各々、3重量部とした。 混練はバンバリーミキサーで行ない、シーテイ
ングは8インチロールで行なつた。未加硫特性は
JIS K6300に準拠し、加硫物性は160℃、30分加
硫した組成物をJIS K6301に準拠して行なつた。
ブルームの確認は加硫ゴムを35℃の室内に7日間
放置し、その表面を観察した。結果を表−1に示
す。
し、更に詳しくは未加硫ゴム組成物の加工性を著
しく向上させる添加剤に関する。 〔従来の技術及び問題点〕 通常、エピクロルヒドリンゴムは極性が強いた
め、加工中の粘着、特にロール等への粘着が激し
く、生産性を著しく低下させ、更には混練が不可
能となり、補強剤の分散不良などから、製品の品
質低下を招く。この様な経験から、一般にエピク
ロルヒドリンゴムには、パラフインワツクス又は
低分子量ポリエチレン又はステアリン酸又は脂肪
酸金属石鹸等が粘着防止剤・加工助剤として使用
されてきた。 しかしながら、これらの粘着防止剤・加工助剤
は加硫後表面へのブルーム、あるいは粘着防止効
果からみれば満足されているものではない。 本発明者らは鋭意検討の結果、特定の液状ポリ
ブタジエンエステル(アミド)、が加工性の向上、
ブルーム等に有効な事を見い出し、本発明に到達
した。 即ち本発明は(1)分子中にヒドロキシル基を有す
る液状ポリブタジエンと(無水)フタル酸もしく
はトリメリツト酸もしくは(無水)ピロメリツト
酸もしくは炭素数12〜30の高級脂肪酸とのエステ
ル及び(2)分子中にカルボキシル基を有する液状ポ
リブタジエン又は液状ポリブタジエン無水マレイ
ン酸変性物と炭素数12〜30の脂肪族アミンもしく
は炭素数8〜22の高級アルコールとのアミドもし
くはエステルよりなる群から選ばれる化合物から
なるエピクロルヒドリンゴム用添加剤を提供する
ものである。 本発明に係る(1)、(2)の液状ポリブタジエンのエ
ステルもしくはアミドについて説明する。これら
のエステル、アミドを構成する液状ポリブタジエ
ンの変性物は、好ましくは分子量500〜6000のポ
リブタジエン1分子中に1個以上の水酸基又はカ
ルボキシル基又は無水マレイン酸を導入したもの
である。 (1)のエステルの構成脂肪酸である炭素数12〜30
の高級脂肪酸としてはラウリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、
ベヘン酸、モンタン酸、エライジン酸、オレイン
酸など飽和又は不飽和の脂肪酸が挙げられる。
又、多塩基酸としては、フタル酸、トリメリツト
酸、ピロメリツト酸であり、勿論これらの無水物
でもよい。 (2)における炭素数12〜30の脂肪族アミンとして
は、ラウリルアミン、テトラデシルアミン、セチ
ルアミン、オクタデシルアミン、エイコシルアミ
ン、ドコシルアミン、ヘキサコシルアミンなどが
挙げられる。炭素数8〜22の高級アルコールとし
てはオクタノール、デカノール、ラウリルアルコ
ール、ミリスチルアルコール、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、オレイルアルコー
ル、エイコサノール、ドコサノールなどの飽和又
は不飽和の高級アルコールが挙げられる。 本発明の添加剤の添加量は、エピクロルヒドリ
ンゴム100重量部に対し、0.5〜20重量部が好まし
い。0.5重量部未満であると加工性の向上は期待
されにくく、又、100重量部を越えるとゴム物性
の低下の傾向があり、コストの面からみてもあま
り有効ではない。特に好ましくは、2〜10重量部
である。 本発明の添加剤はCHR(エピクロルヒドリン単
独重合体)、CHC(エピクロルヒドリン/エチレ
ンオキサイド共重合体)、その他特殊グレードの
いずれにも使用出来るものである。本発明の添加
剤を使用するにあたつては、本発明の添加剤の
他、更にゴム工業で汎用される配合剤例えば加硫
剤、加硫促進剤、充填剤、軟化剤、老化防止剤等
適宜添加する事が出来る。 〔実施例〕 以下に、本発明の添加剤の効果を実施例を挙げ
て説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。又、合成方法等の条件もこれら以外の
方法がある事は勿論である。 以下の様にして、本発明の添加剤を合成した。 添加剤 1 無水マレイン酸変性液状ポリブタジエン1500g
(1.0モル)とステアリルアルコール360g(1.3モ
ル)、ジオクチル酸スズ1.86g(0.1%対全系)を
窒素気流中で180℃、3時間脱水反応を行ない、
マレイン化ポリブタジエンステアレート
(MPBS)を得た。 添加剤 2 水酸基導入液状ポリブタジエン2000g(1.0モ
ル)、無水フタル酸296g(2.0モル)を加え、窒
素気流中で、120℃1時間、エステル化を行ない、
その後冷却し、ラウリルアミン370g(2.0モル)
を加え155℃で2時間アミド化を行ないポリブタ
ジエンフタル酸エステルラウリルアミドを得た
(PBFLA)。 添加剤 3 カルボキシル基導入液状ポリブタジエン3500g
(1.0モル)、ラウリルアルコール372g(2.0モ
ル)、ジオクチル酸スズ3.9g(0.1%対全系)を
窒素気流中で220℃、2時間エステル化を行ない
ポリブタジエンラウレート(PBL)を得た。 これら添加剤の効果を調べるため、下記の配合
により、加工特性、加硫特性をみた。 配合 ゼクロン2101 100重量部 カーボンブラツクFEF 40 〃 MgO 3 〃 白艷化CC 5 〃 サントフレツクス#13 3 〃 無水フタル酸 1 〃 この配合系に実施例として、上記添加剤1〜3
及び比較例として、低分子量ポリエチレン、パラ
フインワツクス、ステアリン酸を添加した。添加
量は各々、3重量部とした。 混練はバンバリーミキサーで行ない、シーテイ
ングは8インチロールで行なつた。未加硫特性は
JIS K6300に準拠し、加硫物性は160℃、30分加
硫した組成物をJIS K6301に準拠して行なつた。
ブルームの確認は加硫ゴムを35℃の室内に7日間
放置し、その表面を観察した。結果を表−1に示
す。
【表】
表−1からわかる様に比較例である、低分子量
ポリエチレン及びパラフインワツクスを粘着はし
ないが、加硫後にブルームがみられる。又、ステ
アリン酸はブルームしないが、ロール粘着防止剤
は不足している。実施例は、比較例の欠点を改良
し、且つ加硫物性に影響を与えていない。以上の
ことから、本発明の添加剤は良好な加工特性を与
えることが明確である。
ポリエチレン及びパラフインワツクスを粘着はし
ないが、加硫後にブルームがみられる。又、ステ
アリン酸はブルームしないが、ロール粘着防止剤
は不足している。実施例は、比較例の欠点を改良
し、且つ加硫物性に影響を与えていない。以上の
ことから、本発明の添加剤は良好な加工特性を与
えることが明確である。
Claims (1)
- 1 (1)分子中にヒドロキシル基を有する液状ポリ
ブタジエンと(無水)フタル酸もしくはトリメリ
ツト酸もしくは(無水)ピロメリツト酸もしくは
炭素数12〜30の高級脂肪酸とのエステル及び(2)分
子中にカルボキシル基を有する液状ポリブタジエ
ン又は液状ポリブタジエン無水マレイン酸変性物
と炭素数12〜30の脂肪族アミンもしくは炭素数8
〜22の高級アルコールとのアミドもしくはエステ
ルよりなる群から選ばれる化合物からなるエピク
ロルヒドリンゴム用添加剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21195785A JPS6272747A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | エピクロルヒドリンゴム用添加剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21195785A JPS6272747A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | エピクロルヒドリンゴム用添加剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6272747A JPS6272747A (ja) | 1987-04-03 |
| JPH0337583B2 true JPH0337583B2 (ja) | 1991-06-06 |
Family
ID=16614500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21195785A Granted JPS6272747A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | エピクロルヒドリンゴム用添加剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6272747A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005225969A (ja) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 半導電性ゴム部材 |
| CN110317415A (zh) * | 2019-08-09 | 2019-10-11 | 青岛创田科技咨询有限公司 | 一种氧化聚乙烯蜡粉及其制备方法 |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP21195785A patent/JPS6272747A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6272747A (ja) | 1987-04-03 |
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