JPH0352545B2 - - Google Patents
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- JPH0352545B2 JPH0352545B2 JP61096264A JP9626486A JPH0352545B2 JP H0352545 B2 JPH0352545 B2 JP H0352545B2 JP 61096264 A JP61096264 A JP 61096264A JP 9626486 A JP9626486 A JP 9626486A JP H0352545 B2 JPH0352545 B2 JP H0352545B2
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- Japan
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- film
- copper
- water
- coated surface
- promoting
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- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、銅または銅合金製品、特に屋根材と
して適用される建材用銅板の表面に工業的に緑青
色皮膜を比較的に速やかに形成させるための方法
に関するものである。 [従来技術] 銅または銅合金製品、特に屋根材として適用さ
れる建材用銅板の表面に工業的に緑青色皮膜を形
成させる方法として、これ迄数多く特許出願され
ており、これらを大別すると、薬液により処理
する方法即ち化成処理法、薬液での電解処理
法、化成処理してさらに塗装する方法、緑青
色形成物質を含む塗料で塗装する方法、及びサ
ンドブラストなどにより表面を粗化した銅表面に
銅粉末又は銅合金粉末を接着剤で接着させたの
ち、緑青化作用を有する処理液を塗布して緑青皮
膜を形成させる方法などを挙げることができる。 前記の方法に該当するものとして、特開昭52
−110235、特開昭53−122637、特開昭53−
122638、特開昭55−8490、特公昭56−9270、特公
昭56−30396及び特公昭57−51468などがあるが、
何れの方法においても、処理後の乾燥が自然乾燥
で行なわれる為に季節要因、すなわち外気温、湿
度によつて発色にバラツキが出易く、または処理
と乾燥とを繰り返して行なう必要がある為緑青の
発色速度が遅いばかりでなく緑青色皮膜にムラが
出来易く、密着性がよくないなどの品質上又は工
業生産上必ずしも適切でないなどの問題を有して
いる。 前記の方法に該当するものとして、特開昭53
−122641、特公昭55−12117、特公昭55−14157、
特公昭55−15558、及び特開昭57−177997などが
挙げられるが、電解法により処理工程内において
銅表面に短時間で緑青を発生させることが可能で
ある反面、形成した緑青皮膜が剥離し易いこと、
および多額の設備投資を必要とするなどの問題点
を有している。 の方法に該当するものとして、特開昭55−
8491、特開昭56−13483などがあるが、緑青皮膜
を安定して形成させることが困難であるという問
題点を有している。 の方法に該当するものとして、特開昭55−
139467が挙げられるが、緑青皮膜の経年による塗
膜のチヨーキング等で密着性が劣化するという問
題点を有している。 の方法に該当するものとして、特開昭56−
69375、及び特公昭57−52425などを挙げることが
できるが、何れの方法も緑青皮膜を形成させるた
めの工数が多く、生産性並びに処理コストの面で
問題点を有している。 これらの問題を解決する為に、本発明者は検討
を加えた結果、緑青化を促進する機能を有する緑
青皮膜形成処理液および該処理液を塗布乾燥した
のち、該塗布膜を一層短時間に均一で密着性のあ
る緑青皮膜と化す緑青化促進処理方法を見出しこ
とに本発明を完成するに至つた。 [発明の目的] 本発明は、以上の諸問題を排除すること及び必
要性を満たすことを目的としてなされたものであ
つて、本発明の緑青皮膜形成処理液を表面清浄な
銅又は銅合金の表面に塗布して、これを強制乾燥
したのち、一定温度にコントロールされた雰囲気
中で塗布面に水及び/又は水蒸気を噴霧するか、
又は、塗布面を相対湿度90%以上にさらし、緑青
色に発色させたのち、乾燥すること、即ち以上の
表面処理工程において、外観及び密着性の優れた
緑青皮膜を年間を通して、外気温度及び湿度に影
響されることなく形成される新規な工業生産的に
も極めて優れた、自然緑青に近似した緑青皮膜を
形成させる方法を提供しようとするものである。 [発明の構成] 上記目的を達成するためになされた本発明は緑
青皮膜形成処理液(以下処理液という)と該処理
液を用いる促進処理方法とから成るものである。
すなわち水系樹脂を固形分として10〜300g/
と、銅イオンと錯塩を形成する化合物、銅イオン
とキレート結合する化合物及びアルカリ金属塩を
合計量として40〜500g/とを含みさらにシリ
カを5〜4g/含む処理液および該処理液を清
浄な銅又は銅合金の表面に塗布して塗布面を強制
乾燥したのち、該塗布面に水及び/又は水蒸気を
噴霧して発色させるか、又は該塗布面を相対湿度
90%以上の雰囲気にさらして発色させたのち塗布
面を乾燥することにより、銅又は銅合金に均一で
しかも自然緑青に近い落ち着いた色調を有する優
れた外観を有しかつ密着性の優れた緑青色皮膜を
形成し得る処理方法から成るのである。 [組成及び条件の説明] 本発明に使用する処理液に含まれる水系樹脂と
しては、水溶性、水分散性のいずれのタイプでも
よく、樹脂の種類としては、アクリル系、アルキ
ツド系、ウレタン系、ポリエステル系など一般的
に用いられる樹脂組成物が適用可能である。処理
液中の樹脂含有量は固形分として好ましくは10〜
300g/特に好ましくは50〜200g/である。
10g/未満の含有量の処理液で形成された緑青
皮膜は密着性が劣る。又300g/よりも多く含
有する処理液は本発明の実施例において適用した
水系樹脂の固形分が50%より低いため調製するこ
とができなかつたので、性能確認はできなかつた
が、処理液のコストが高くなるので好ましくな
い。 銅イオンと錯塩を形成する物質としてはアンモ
ニア水、アンモニウム塩類、アミン類などがあ
り、銅イオンとキレート結合するものとしてエチ
レンジアミン四酢酸塩などのポリアミノカルボン
酸塩類、クエン酸などのオキシカルボン酸類およ
び縮合リン酸塩類などを挙げることが出来、これ
らの物質を任意に選択して使用できる。 又、アルカリ金属塩としては、塩酸、硫酸、酢
酸のナトリウム、カリウム、リチウムの塩が挙げ
られる。これらの化合物の処理液中の含有量は好
ましくは40〜500g/であり、特に好ましくは
100〜400g/である。40g/未満の含有量の
処理液では塗布して得られた乾燥皮膜量が少なく
緑青化が不充分か又はあまり進行しない状態とな
る。400g/よりも多い含有量の処理液では皮
膜を十分に緑青化させる能力を持つが、それがた
めの前提条件として水系樹脂の含有量を減少させ
なければならないので従つて密着性が低下するの
で好ましくない。前記銅イオンと錯塩を形成する
物質の濃度は20〜480g/、銅イオンとキレー
ト結合する物質及びアルカリ金属塩の濃度は、そ
れぞれ10〜470g/が好ましい。シリカとして
は市販品のコロイダルシリカ又は微粉末シリカが
使用できる。シリカの含有量は、好ましくは5〜
40g/特に好ましくは10〜30g/であり、5
g/未満では処理液を塗布した場合の均一性が
低下すると共に、発色性の向上に充分寄与しなく
なり、又40g/よりも多く含む処理液の場合に
は皮膜の密着性が低下するので何れにしても好ま
しくない。 次に本発明に係る処理液の塗布方法としては例
えばスプレー塗布、ロールコーター塗布、エアー
ナイフ法、カーテンフローコーター法などが挙げ
られるが、特にこれらの方法を特定するものでは
なく、銅又は銅合金の表面に処理液の乾燥付着量
として5〜30g/m2となるように均一に塗布でき
る手段であれば何れの塗布法でもよい。乾燥付着
量が5g/m2未満のときは、緑青化が行なわれ難
く、また30g/m2よりも多いときは形成された緑
青皮膜の密着性を低下させかつ処理液の消費量も
増加させるので性能的にもコスト的にも好ましく
ない。 強制乾燥手段としては、熱風又は赤外線などに
よる手段が挙げられる、これ等の手段は、特定す
るものではないが、乾燥条件としては通常100〜
200℃(銅又は銅合金塗布板の板温として60〜130
℃)の温度で固着乾燥させる条件で行なう。 又、本発明における緑青色形成促進処理方法と
しては、前記処理で得られた乾燥皮膜になるべく
均一に水分を与え、速やかに銅又は銅合金表面と
反応させることを骨子とするが、その方法として
は、水をミスト状又は蒸気にして塗布板に噴霧す
る方法、又は湿度の高い雰囲気中に乾燥皮膜をさ
らす方法が好ましい。水をミスト状にして噴霧す
る方法ではミストはできるだけ細かく均一に噴霧
することが望ましい。雰囲気温度はある程度高い
方が発色が促進されるが、処理コストを考慮すれ
ば常温〜約80℃(特に好ましくは約30〜約60℃)
が適当であり、色調を一定にする為には、なるべ
く温度を一定に保つことが好ましい。また噴霧量
は1〜12ml/m2/min(特に好ましくは約2〜約
5ml/m2/min)が適当であり、1ml/m2/min
未満では発色(緑青色)に時間がかかり過ぎかつ
緑青色の濃淡ムラが生じ易くなる。又12ml/m2/
minを越えると色の流れムラが生じこれにより乾
燥後の緑青皮膜の品質が低下するので好ましくな
い。処理時間は約5〜約120分(特に好ましくは
約20〜60分)が実用上、生産的に適当である、実
際には緑青色の状況により処理時間を適宜選定し
一定時間で行なうようにすることが好ましい。次
に湿度の高い雰囲気に塗布面をさらす方法は、常
温〜約80℃(特に好ましくは約30〜約60℃)、相
対湿度90%以上の雰囲気に約30〜約120分さらす
のが実用面から考慮して好ましい。 以上の促進処理を行なつた銅又は銅合金材料は
そのまま乾燥するか又は水洗してから乾燥する。 乾燥方法として自然乾燥、強制乾燥の何れでも
よいが、乾燥条件が変化すると緑青色の色調に微
妙に変化を与えるので、色調に応じた乾燥条件を
選定し、かつ条件をなるべく一定範囲に維持する
必要がある。しかしながら工業生産的には強制乾
燥が好ましい。 強制乾燥温度は、通常約100〜約200℃(処理板
の板温として約80〜約130℃)とするのが好まし
い。 又、得られた緑青皮膜の表面をさらに強化、保
護する為にその皮膜の上にクリヤーコートを塗布
してもよい。クリヤーコート剤は一般的に用いら
れている水系、溶剤系の何れの樹脂系のものでも
良く、これを特定するものではない。 [作用] 本発明における処理液は、該処理液を塗布乾燥
したのち約1ヶ月の屋外暴露による緑青皮膜を形
成せしめることが可能なので、それ自体緑青色を
促進する機能を有するものであるが、本発明に
は、処理工程において緑青化を加速的に形成させ
る方法も含まれるのである。即ち処理液を表面清
浄な銅又は銅合金表面に塗布しそれを強制乾燥し
て形成させた皮膜は通気性及び透水性を有してい
るので、この塗膜に、本発明の緑青化促進処理即
ち水及び/又は水蒸気の噴霧又は常温〜約80℃、
相対湿度約90%以上の雰囲気内にさらすことによ
り本発明における緑青皮膜形成促進処理プロセス
において緑青皮膜を形成させることができる。つ
まり処理液を塗布して乾燥させた後に促進処理を
行なうと、水分が皮膜中に浸透し、皮膜中に存在
する緑青色に発色する成分、即ち、銅イオンと錯
塩を形成する化合物、銅イオンとキレート結合す
る化合物及びアルカリ金属塩を溶解する。この発
色成分を含む水溶液が表面の銅をイオン化しイオ
ン化した銅と銅錯塩及び銅キレート化合物を形成
して緑青色に発色する。このときにアルカリ金属
塩がこの反応を促進させる役割を持つのである。
これらの物質は可溶性であるが発色処理後の乾燥
や経時によつて、さらに、不溶性の塩基性銅塩化
が進行して安定した緑青皮膜となる。このように
して形成された緑青皮膜は、樹脂、シリカ、等の
塗膜の付着性向上効果も相まつて均一でしかも密
着性が優れ、かつ落着いた自然緑青に近似した緑
青皮膜となるのである。又得られた緑青皮膜の上
に更にクリヤーコートすることにより緑青皮膜を
さらに強化及び保護することも出来る。 以下に本発明の実施例を比較例と共に示して本
発明の効果を具体的に説明する。 実施例 1 (1) 処理液の調製に使用した化合物 本発明の実施例ならびに比較例においてそれ
ぞれ使用する処理液の調製に使用した化合物
は、次のとおりである。 ●銅イオンと錯塩を形成する化合物 塩化アンモニウム(試薬一級) 炭酸アンモニウム(試薬一級) ●銅イオンとキレート結合する化合物 エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム (EDTA−4Na、試薬一級) ●水系樹脂 フタルキツドw−760A 樹脂固形分 47
% (アルキツドエマルジヨン、日立化成工業
(株)製) ●アルカリ金属塩 塩化ナトリウム(試薬一級) ●シリカ 微粉末シリカ(アエロジル# 200 日本ア
エロジル(株)) (2) 処理液の調製 計算量の銅錯塩形成化合物および銅キレート
形成化合物を適量の水に添加してよくかきまぜ
たのち、シリカを分散させ、この水懸濁液に計
算量の水系樹脂を加え、さらに水を加えて全容
を1とし、さらに撹拌して処理液を調製し
た。本発明の実施例および比較例において使用
した処理液の構成を表−1に示す。 (3) 試験板 屋根材用銅板 板厚0.35m 寸法70mm×150mm (4) 処理方法 試験板をパーコクリーナーN364S(日本パー
カライジング(株)製 アルカリクリーナー)20
g/60℃で1分間スプレー洗浄したのち水洗
して水切り乾燥する。次いで試験板に処理液を
溝付ゴムロールコーターで40ml/m2塗布したの
ち直ちに120℃で30秒間強制乾燥させた。次に、
塗布板を雰囲気温度40℃時間30分水噴霧(噴霧
量2ml/m2/min)を行ないその後120℃で30
秒間強制乾燥させた。 これらによる処理液の均一塗布性緑青発色性
及び密着性について表−2に結果を示す。 (5) 試験方法及び評価方法 処理液塗布性 目視観察 ◎…塗布外観均一 ○…やゝ不均一部分あり △…不均一部分目立つ ×…全体的に塗布ムラあり 緑青発色性 目視観察 ◎…全面に均一に緑青色に発色している。 ○…やゝ不均一部分がある。 △…発色が薄いか不均一である。 ×…発色が殆んど認められない。 密着性 発色後の試験板を試験板と同一厚さ(0.35
mm)の板を4枚重ねてそれをはさむようにし
て折り曲げる。そして折り曲げ部の皮膜の剥
離状態を目視観察した。 ◎…全く剥離しない。 ○…僅かに剥離する部分が認められる。 ▲…約25%程度の剥離が認められる。 △…約50%程度剥離する部分が認められる。 ×…全面剥離。
して適用される建材用銅板の表面に工業的に緑青
色皮膜を比較的に速やかに形成させるための方法
に関するものである。 [従来技術] 銅または銅合金製品、特に屋根材として適用さ
れる建材用銅板の表面に工業的に緑青色皮膜を形
成させる方法として、これ迄数多く特許出願され
ており、これらを大別すると、薬液により処理
する方法即ち化成処理法、薬液での電解処理
法、化成処理してさらに塗装する方法、緑青
色形成物質を含む塗料で塗装する方法、及びサ
ンドブラストなどにより表面を粗化した銅表面に
銅粉末又は銅合金粉末を接着剤で接着させたの
ち、緑青化作用を有する処理液を塗布して緑青皮
膜を形成させる方法などを挙げることができる。 前記の方法に該当するものとして、特開昭52
−110235、特開昭53−122637、特開昭53−
122638、特開昭55−8490、特公昭56−9270、特公
昭56−30396及び特公昭57−51468などがあるが、
何れの方法においても、処理後の乾燥が自然乾燥
で行なわれる為に季節要因、すなわち外気温、湿
度によつて発色にバラツキが出易く、または処理
と乾燥とを繰り返して行なう必要がある為緑青の
発色速度が遅いばかりでなく緑青色皮膜にムラが
出来易く、密着性がよくないなどの品質上又は工
業生産上必ずしも適切でないなどの問題を有して
いる。 前記の方法に該当するものとして、特開昭53
−122641、特公昭55−12117、特公昭55−14157、
特公昭55−15558、及び特開昭57−177997などが
挙げられるが、電解法により処理工程内において
銅表面に短時間で緑青を発生させることが可能で
ある反面、形成した緑青皮膜が剥離し易いこと、
および多額の設備投資を必要とするなどの問題点
を有している。 の方法に該当するものとして、特開昭55−
8491、特開昭56−13483などがあるが、緑青皮膜
を安定して形成させることが困難であるという問
題点を有している。 の方法に該当するものとして、特開昭55−
139467が挙げられるが、緑青皮膜の経年による塗
膜のチヨーキング等で密着性が劣化するという問
題点を有している。 の方法に該当するものとして、特開昭56−
69375、及び特公昭57−52425などを挙げることが
できるが、何れの方法も緑青皮膜を形成させるた
めの工数が多く、生産性並びに処理コストの面で
問題点を有している。 これらの問題を解決する為に、本発明者は検討
を加えた結果、緑青化を促進する機能を有する緑
青皮膜形成処理液および該処理液を塗布乾燥した
のち、該塗布膜を一層短時間に均一で密着性のあ
る緑青皮膜と化す緑青化促進処理方法を見出しこ
とに本発明を完成するに至つた。 [発明の目的] 本発明は、以上の諸問題を排除すること及び必
要性を満たすことを目的としてなされたものであ
つて、本発明の緑青皮膜形成処理液を表面清浄な
銅又は銅合金の表面に塗布して、これを強制乾燥
したのち、一定温度にコントロールされた雰囲気
中で塗布面に水及び/又は水蒸気を噴霧するか、
又は、塗布面を相対湿度90%以上にさらし、緑青
色に発色させたのち、乾燥すること、即ち以上の
表面処理工程において、外観及び密着性の優れた
緑青皮膜を年間を通して、外気温度及び湿度に影
響されることなく形成される新規な工業生産的に
も極めて優れた、自然緑青に近似した緑青皮膜を
形成させる方法を提供しようとするものである。 [発明の構成] 上記目的を達成するためになされた本発明は緑
青皮膜形成処理液(以下処理液という)と該処理
液を用いる促進処理方法とから成るものである。
すなわち水系樹脂を固形分として10〜300g/
と、銅イオンと錯塩を形成する化合物、銅イオン
とキレート結合する化合物及びアルカリ金属塩を
合計量として40〜500g/とを含みさらにシリ
カを5〜4g/含む処理液および該処理液を清
浄な銅又は銅合金の表面に塗布して塗布面を強制
乾燥したのち、該塗布面に水及び/又は水蒸気を
噴霧して発色させるか、又は該塗布面を相対湿度
90%以上の雰囲気にさらして発色させたのち塗布
面を乾燥することにより、銅又は銅合金に均一で
しかも自然緑青に近い落ち着いた色調を有する優
れた外観を有しかつ密着性の優れた緑青色皮膜を
形成し得る処理方法から成るのである。 [組成及び条件の説明] 本発明に使用する処理液に含まれる水系樹脂と
しては、水溶性、水分散性のいずれのタイプでも
よく、樹脂の種類としては、アクリル系、アルキ
ツド系、ウレタン系、ポリエステル系など一般的
に用いられる樹脂組成物が適用可能である。処理
液中の樹脂含有量は固形分として好ましくは10〜
300g/特に好ましくは50〜200g/である。
10g/未満の含有量の処理液で形成された緑青
皮膜は密着性が劣る。又300g/よりも多く含
有する処理液は本発明の実施例において適用した
水系樹脂の固形分が50%より低いため調製するこ
とができなかつたので、性能確認はできなかつた
が、処理液のコストが高くなるので好ましくな
い。 銅イオンと錯塩を形成する物質としてはアンモ
ニア水、アンモニウム塩類、アミン類などがあ
り、銅イオンとキレート結合するものとしてエチ
レンジアミン四酢酸塩などのポリアミノカルボン
酸塩類、クエン酸などのオキシカルボン酸類およ
び縮合リン酸塩類などを挙げることが出来、これ
らの物質を任意に選択して使用できる。 又、アルカリ金属塩としては、塩酸、硫酸、酢
酸のナトリウム、カリウム、リチウムの塩が挙げ
られる。これらの化合物の処理液中の含有量は好
ましくは40〜500g/であり、特に好ましくは
100〜400g/である。40g/未満の含有量の
処理液では塗布して得られた乾燥皮膜量が少なく
緑青化が不充分か又はあまり進行しない状態とな
る。400g/よりも多い含有量の処理液では皮
膜を十分に緑青化させる能力を持つが、それがた
めの前提条件として水系樹脂の含有量を減少させ
なければならないので従つて密着性が低下するの
で好ましくない。前記銅イオンと錯塩を形成する
物質の濃度は20〜480g/、銅イオンとキレー
ト結合する物質及びアルカリ金属塩の濃度は、そ
れぞれ10〜470g/が好ましい。シリカとして
は市販品のコロイダルシリカ又は微粉末シリカが
使用できる。シリカの含有量は、好ましくは5〜
40g/特に好ましくは10〜30g/であり、5
g/未満では処理液を塗布した場合の均一性が
低下すると共に、発色性の向上に充分寄与しなく
なり、又40g/よりも多く含む処理液の場合に
は皮膜の密着性が低下するので何れにしても好ま
しくない。 次に本発明に係る処理液の塗布方法としては例
えばスプレー塗布、ロールコーター塗布、エアー
ナイフ法、カーテンフローコーター法などが挙げ
られるが、特にこれらの方法を特定するものでは
なく、銅又は銅合金の表面に処理液の乾燥付着量
として5〜30g/m2となるように均一に塗布でき
る手段であれば何れの塗布法でもよい。乾燥付着
量が5g/m2未満のときは、緑青化が行なわれ難
く、また30g/m2よりも多いときは形成された緑
青皮膜の密着性を低下させかつ処理液の消費量も
増加させるので性能的にもコスト的にも好ましく
ない。 強制乾燥手段としては、熱風又は赤外線などに
よる手段が挙げられる、これ等の手段は、特定す
るものではないが、乾燥条件としては通常100〜
200℃(銅又は銅合金塗布板の板温として60〜130
℃)の温度で固着乾燥させる条件で行なう。 又、本発明における緑青色形成促進処理方法と
しては、前記処理で得られた乾燥皮膜になるべく
均一に水分を与え、速やかに銅又は銅合金表面と
反応させることを骨子とするが、その方法として
は、水をミスト状又は蒸気にして塗布板に噴霧す
る方法、又は湿度の高い雰囲気中に乾燥皮膜をさ
らす方法が好ましい。水をミスト状にして噴霧す
る方法ではミストはできるだけ細かく均一に噴霧
することが望ましい。雰囲気温度はある程度高い
方が発色が促進されるが、処理コストを考慮すれ
ば常温〜約80℃(特に好ましくは約30〜約60℃)
が適当であり、色調を一定にする為には、なるべ
く温度を一定に保つことが好ましい。また噴霧量
は1〜12ml/m2/min(特に好ましくは約2〜約
5ml/m2/min)が適当であり、1ml/m2/min
未満では発色(緑青色)に時間がかかり過ぎかつ
緑青色の濃淡ムラが生じ易くなる。又12ml/m2/
minを越えると色の流れムラが生じこれにより乾
燥後の緑青皮膜の品質が低下するので好ましくな
い。処理時間は約5〜約120分(特に好ましくは
約20〜60分)が実用上、生産的に適当である、実
際には緑青色の状況により処理時間を適宜選定し
一定時間で行なうようにすることが好ましい。次
に湿度の高い雰囲気に塗布面をさらす方法は、常
温〜約80℃(特に好ましくは約30〜約60℃)、相
対湿度90%以上の雰囲気に約30〜約120分さらす
のが実用面から考慮して好ましい。 以上の促進処理を行なつた銅又は銅合金材料は
そのまま乾燥するか又は水洗してから乾燥する。 乾燥方法として自然乾燥、強制乾燥の何れでも
よいが、乾燥条件が変化すると緑青色の色調に微
妙に変化を与えるので、色調に応じた乾燥条件を
選定し、かつ条件をなるべく一定範囲に維持する
必要がある。しかしながら工業生産的には強制乾
燥が好ましい。 強制乾燥温度は、通常約100〜約200℃(処理板
の板温として約80〜約130℃)とするのが好まし
い。 又、得られた緑青皮膜の表面をさらに強化、保
護する為にその皮膜の上にクリヤーコートを塗布
してもよい。クリヤーコート剤は一般的に用いら
れている水系、溶剤系の何れの樹脂系のものでも
良く、これを特定するものではない。 [作用] 本発明における処理液は、該処理液を塗布乾燥
したのち約1ヶ月の屋外暴露による緑青皮膜を形
成せしめることが可能なので、それ自体緑青色を
促進する機能を有するものであるが、本発明に
は、処理工程において緑青化を加速的に形成させ
る方法も含まれるのである。即ち処理液を表面清
浄な銅又は銅合金表面に塗布しそれを強制乾燥し
て形成させた皮膜は通気性及び透水性を有してい
るので、この塗膜に、本発明の緑青化促進処理即
ち水及び/又は水蒸気の噴霧又は常温〜約80℃、
相対湿度約90%以上の雰囲気内にさらすことによ
り本発明における緑青皮膜形成促進処理プロセス
において緑青皮膜を形成させることができる。つ
まり処理液を塗布して乾燥させた後に促進処理を
行なうと、水分が皮膜中に浸透し、皮膜中に存在
する緑青色に発色する成分、即ち、銅イオンと錯
塩を形成する化合物、銅イオンとキレート結合す
る化合物及びアルカリ金属塩を溶解する。この発
色成分を含む水溶液が表面の銅をイオン化しイオ
ン化した銅と銅錯塩及び銅キレート化合物を形成
して緑青色に発色する。このときにアルカリ金属
塩がこの反応を促進させる役割を持つのである。
これらの物質は可溶性であるが発色処理後の乾燥
や経時によつて、さらに、不溶性の塩基性銅塩化
が進行して安定した緑青皮膜となる。このように
して形成された緑青皮膜は、樹脂、シリカ、等の
塗膜の付着性向上効果も相まつて均一でしかも密
着性が優れ、かつ落着いた自然緑青に近似した緑
青皮膜となるのである。又得られた緑青皮膜の上
に更にクリヤーコートすることにより緑青皮膜を
さらに強化及び保護することも出来る。 以下に本発明の実施例を比較例と共に示して本
発明の効果を具体的に説明する。 実施例 1 (1) 処理液の調製に使用した化合物 本発明の実施例ならびに比較例においてそれ
ぞれ使用する処理液の調製に使用した化合物
は、次のとおりである。 ●銅イオンと錯塩を形成する化合物 塩化アンモニウム(試薬一級) 炭酸アンモニウム(試薬一級) ●銅イオンとキレート結合する化合物 エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム (EDTA−4Na、試薬一級) ●水系樹脂 フタルキツドw−760A 樹脂固形分 47
% (アルキツドエマルジヨン、日立化成工業
(株)製) ●アルカリ金属塩 塩化ナトリウム(試薬一級) ●シリカ 微粉末シリカ(アエロジル# 200 日本ア
エロジル(株)) (2) 処理液の調製 計算量の銅錯塩形成化合物および銅キレート
形成化合物を適量の水に添加してよくかきまぜ
たのち、シリカを分散させ、この水懸濁液に計
算量の水系樹脂を加え、さらに水を加えて全容
を1とし、さらに撹拌して処理液を調製し
た。本発明の実施例および比較例において使用
した処理液の構成を表−1に示す。 (3) 試験板 屋根材用銅板 板厚0.35m 寸法70mm×150mm (4) 処理方法 試験板をパーコクリーナーN364S(日本パー
カライジング(株)製 アルカリクリーナー)20
g/60℃で1分間スプレー洗浄したのち水洗
して水切り乾燥する。次いで試験板に処理液を
溝付ゴムロールコーターで40ml/m2塗布したの
ち直ちに120℃で30秒間強制乾燥させた。次に、
塗布板を雰囲気温度40℃時間30分水噴霧(噴霧
量2ml/m2/min)を行ないその後120℃で30
秒間強制乾燥させた。 これらによる処理液の均一塗布性緑青発色性
及び密着性について表−2に結果を示す。 (5) 試験方法及び評価方法 処理液塗布性 目視観察 ◎…塗布外観均一 ○…やゝ不均一部分あり △…不均一部分目立つ ×…全体的に塗布ムラあり 緑青発色性 目視観察 ◎…全面に均一に緑青色に発色している。 ○…やゝ不均一部分がある。 △…発色が薄いか不均一である。 ×…発色が殆んど認められない。 密着性 発色後の試験板を試験板と同一厚さ(0.35
mm)の板を4枚重ねてそれをはさむようにし
て折り曲げる。そして折り曲げ部の皮膜の剥
離状態を目視観察した。 ◎…全く剥離しない。 ○…僅かに剥離する部分が認められる。 ▲…約25%程度の剥離が認められる。 △…約50%程度剥離する部分が認められる。 ×…全面剥離。
【表】
【表】
【表】
実施例と比較例とを処理液塗布性、緑青色発色
性、密着性でみると樹脂の添加によつて密着性の
向上そしてシリカの添加によつて塗布均一性と発
色性の向上が認められる。実施例1−5の場合
は、密着性において実施例1−2ないし1−4と
比較して1ランク劣るがこれは表−1に見られる
ごとく塩化アンモン、炭酸アンモン、塩化ナトリ
ウム等の含有量が比較的に多いためである。しか
しながら総合的に比較して明らかに実施例の方が
優れている。すなわち、緑青処理を促進する場合
に銅錯塩形成化合物と銅キレート形成化合物及び
アルカリ金属塩と接着機能を持つ水系樹脂と均一
塗布性を向上させるシリカとの相剰効果と塗布面
に水分を与えることによる効果が合わされて短時
間に落ち着いた色調を有する緑青皮膜を均一なし
かも密着性のよい状態で形成させることができる
のである。これに対して、比較例1−1〜1−3
は適用した処理液に水系樹脂が含まれていないの
で、発色性は優れるが密着性が著しく劣る。又比
較例1−5はシリカの含有量が非常に少ないので
発色性が劣ると共に塗布時の均一性が劣つてい
る。次に比較例1−4はシリカの含有量が多過ぎ
るため密着性が低下している。又比較例1−6
は、銅錯塩形成化合物、銅キレート形成化合物及
びアルカリ金属塩の全体量が不足している為に、
緑青色の発色が殆んど認められなかつた。要する
に、密着性向上のために樹脂を入れると発色性が
劣り、発色性向上のためにシリカを多くし過ぎる
と密着性が劣ると言う相反する現象が生じ、それ
らを適当な範囲で含有させることによつて、密着
性と発色性とを同時に向上させることができるの
である。 実施例 2 実施例1の処理液1−4を使用し、実施例1の
塗布方法により処理した銅板について、緑青の発
色促進方法の検討を行なつた、その条件及び結果
を表−3に示す。試験方法及び評価方法は実施例
1の場合と同様である。
性、密着性でみると樹脂の添加によつて密着性の
向上そしてシリカの添加によつて塗布均一性と発
色性の向上が認められる。実施例1−5の場合
は、密着性において実施例1−2ないし1−4と
比較して1ランク劣るがこれは表−1に見られる
ごとく塩化アンモン、炭酸アンモン、塩化ナトリ
ウム等の含有量が比較的に多いためである。しか
しながら総合的に比較して明らかに実施例の方が
優れている。すなわち、緑青処理を促進する場合
に銅錯塩形成化合物と銅キレート形成化合物及び
アルカリ金属塩と接着機能を持つ水系樹脂と均一
塗布性を向上させるシリカとの相剰効果と塗布面
に水分を与えることによる効果が合わされて短時
間に落ち着いた色調を有する緑青皮膜を均一なし
かも密着性のよい状態で形成させることができる
のである。これに対して、比較例1−1〜1−3
は適用した処理液に水系樹脂が含まれていないの
で、発色性は優れるが密着性が著しく劣る。又比
較例1−5はシリカの含有量が非常に少ないので
発色性が劣ると共に塗布時の均一性が劣つてい
る。次に比較例1−4はシリカの含有量が多過ぎ
るため密着性が低下している。又比較例1−6
は、銅錯塩形成化合物、銅キレート形成化合物及
びアルカリ金属塩の全体量が不足している為に、
緑青色の発色が殆んど認められなかつた。要する
に、密着性向上のために樹脂を入れると発色性が
劣り、発色性向上のためにシリカを多くし過ぎる
と密着性が劣ると言う相反する現象が生じ、それ
らを適当な範囲で含有させることによつて、密着
性と発色性とを同時に向上させることができるの
である。 実施例 2 実施例1の処理液1−4を使用し、実施例1の
塗布方法により処理した銅板について、緑青の発
色促進方法の検討を行なつた、その条件及び結果
を表−3に示す。試験方法及び評価方法は実施例
1の場合と同様である。
【表】
表−3の結果より、実施例の方が比較例よりも
優れた発色性を示すことが判る。すなわち実施例
に示されるような条件による水分の皮膜への供給
によつて緑青化が促進されるのに対して比較例2
−1の場合は、水分供給不足により発色が不足と
なり、比較例2−2の場合は水分供給が多過ぎる
ために緑青皮膜が流れムラ状となつて外観的に見
劣りする。又比較例2−3の場合は、雰囲気内の
湿度が低いために緑色発色性が甚だしく劣る結果
を示した。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る緑青皮膜形
成促進処理方法は、所定量の水系樹脂、アルカリ
金属塩、シリカを含む皮膜を形成したのちに、水
及び/又は水蒸気を5〜60分噴霧するか又は湿度
90%以上で30〜120分さらすことで緑青色に発色
させるものであるため、皮膜が5g/m2以上であ
つても、短時間に落ち着いた色調を有する緑青皮
膜を均一にしかも密着性に優れたものを簡単に形
成させることができると言う優れた結果を奏す
る。 更に、本発明による方法で処理された銅板を用
いて屋根を施工した場合、施工直後が均一かつ落
ち着いた色調の緑青色をした屋根を得ることが出
来、しかも得られた緑青皮膜は自然緑青に近似し
たものであり品質的にも好ましいものとなる等の
優れた効果も奏するのである。
優れた発色性を示すことが判る。すなわち実施例
に示されるような条件による水分の皮膜への供給
によつて緑青化が促進されるのに対して比較例2
−1の場合は、水分供給不足により発色が不足と
なり、比較例2−2の場合は水分供給が多過ぎる
ために緑青皮膜が流れムラ状となつて外観的に見
劣りする。又比較例2−3の場合は、雰囲気内の
湿度が低いために緑色発色性が甚だしく劣る結果
を示した。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る緑青皮膜形
成促進処理方法は、所定量の水系樹脂、アルカリ
金属塩、シリカを含む皮膜を形成したのちに、水
及び/又は水蒸気を5〜60分噴霧するか又は湿度
90%以上で30〜120分さらすことで緑青色に発色
させるものであるため、皮膜が5g/m2以上であ
つても、短時間に落ち着いた色調を有する緑青皮
膜を均一にしかも密着性に優れたものを簡単に形
成させることができると言う優れた結果を奏す
る。 更に、本発明による方法で処理された銅板を用
いて屋根を施工した場合、施工直後が均一かつ落
ち着いた色調の緑青色をした屋根を得ることが出
来、しかも得られた緑青皮膜は自然緑青に近似し
たものであり品質的にも好ましいものとなる等の
優れた効果も奏するのである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水系樹脂を固形分として10〜300g/と、
銅イオンと錯塩を形成する化合物、銅イオンとキ
レート結合する化合物及びアルカリ金属塩を合計
量として40〜500g/とを含みさらにシリカを
5〜40g/含む処理液を清浄な銅又は銅合金の
表面に塗布し強制乾燥させて5〜30g/m2の皮膜
を形成させたのち、該塗布面に水及び/又は水蒸
気を5〜120分噴霧して緑青色に発色させ、次い
で該塗布面を乾燥することを特徴とする緑青皮膜
の形成促進処理方法。 2 常温〜80℃の雰囲気内において水及び/又は
水蒸気を噴霧する特許請求の範囲第1項記載の緑
青皮膜の形成促進処理方法。 3 水及び/又は水蒸気の噴霧を1〜12ml/m2/
min(1m平方1分間当たりの噴霧量、水蒸気の
場合はその水換算値)の割合で行う特許請求の範
囲第1項記載の緑青皮膜の形成促進処理方法。 4 水系樹脂を固形分として10〜300g/と、
銅イオンと錯塩を形成する化合物、銅イオンとキ
レート結合する化合物及びアルカリ金属塩を合計
量として40〜500g/とを含みさらにシリカを
5〜40g/含む処理液をを含む処理液を清浄な
銅又は銅合金の表面に塗布し塗布面を強制乾燥さ
せて5〜30g/m2の皮膜を形成させたのち、該塗
布面を常温〜80℃、相対湿度約90%以上の雰囲気
内に30〜120分さらして緑青色に発色させ、次い
で該塗布面を乾燥することを特徴とする緑青皮膜
の形成促進処理方法。 5 30〜60℃、相対湿度約90%以上の雰囲気内に
さらして緑青色に発色させる特許請求の範囲第4
項記載の緑青皮膜の形成促進方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9626486A JPS62253775A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 緑青皮膜の形成促進処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9626486A JPS62253775A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 緑青皮膜の形成促進処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62253775A JPS62253775A (ja) | 1987-11-05 |
| JPH0352545B2 true JPH0352545B2 (ja) | 1991-08-12 |
Family
ID=14160311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9626486A Granted JPS62253775A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 緑青皮膜の形成促進処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62253775A (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5112390A (en) * | 1974-07-23 | 1976-01-30 | Masami Kobayashi | Kyosanseisuiyoekini nensei oyobi chikusotoropiiseio fuyosuruhoho |
| JPS52110235A (en) * | 1976-03-03 | 1977-09-16 | Nippon Paint Co Ltd | Industrial process for forming patina |
| JPS569270A (en) * | 1979-07-05 | 1981-01-30 | Takushi Inoue | Manufacture of ceramic tile |
| JPS5632576A (en) * | 1979-08-27 | 1981-04-02 | Sumitomo Chem Co Ltd | Thixotropic composition |
| JPS616282A (ja) * | 1984-06-19 | 1986-01-11 | Nippon Parkerizing Co Ltd | 緑青化促進皮膜用処理液 |
-
1986
- 1986-04-25 JP JP9626486A patent/JPS62253775A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62253775A (ja) | 1987-11-05 |
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