JPH0424328B2 - - Google Patents
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- JPH0424328B2 JPH0424328B2 JP59141176A JP14117684A JPH0424328B2 JP H0424328 B2 JPH0424328 B2 JP H0424328B2 JP 59141176 A JP59141176 A JP 59141176A JP 14117684 A JP14117684 A JP 14117684A JP H0424328 B2 JPH0424328 B2 JP H0424328B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
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- Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
- Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
- Pyridine Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Indole Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
技術分野
本発明は、アミド誘導体を有効成分とする5−
リポキシゲナーゼ作用阻害剤に関するものであ
る。本発明によつて提供されるアミド誘導体は酵
素である5−リポキシゲナーゼの作用を阻害する
活性を有する。アレルギー、炎症および痛風の発
症因子であるロイコトリエンC4(LTC4)、ロイコ
トリエンD4(LTD4)と云つたロイコトリエン類
は生体内でアラキドン酸から5−リポキシゲナー
ゼの作用によつて生合成される。従つて5−リポ
キシゲナーゼの作用阻害活性を有する本発明のア
ミド誘導体は前記アレルギーの発症因子の生合成
を抑制し、抗アレルギー剤、抗炎症剤および抗痛
風剤として有用である。 先行技術 最近、アラキドン酸から5−リポキシゲナーゼ
の作用によりロイコトリエン類が生成し、これら
のロイコトリエン類がアレルギー発症因子である
ことが解明された〔サイエンス(Science)第220
巻、568ページ、1983年、ザ アメリカン アソ
シエーシヨン フオア ジ アドバンスメント
オブサイエンス(The American Association
for the advancement of Science)社発行〕。 さらに上記ロイコトリエン類がリウマチのよう
な炎症性疾患に関与し(ジヤーナル・オブ・クリ
ニカル・インベステイゲーシヨン、66、11月号、
1980、p.1166〜1170)、また痛風の発症因子であ
ること(ザ・ランセツト、1982年11月20日号、
p.1122〜1123)も報告されている。 前述のようにアレルギー性の疾患であるアレル
ギー性喘息、アレルギー性鼻炎、リウマチのよう
な炎症性疾患および痛風の発症にはアラキドン酸
の5−リポキシゲナーゼ生成物であるロイコトリ
エン類(LTC4、LTD4)が重要な因子として関
与しているので、5−リポキシゲナーゼを失活さ
せ、その作用を阻害する活性を有する薬剤の出現
が強く望まれている。 本発明者らはアミド誘導体を種々合成し、それ
らの5−リポキシゲナーゼの作用阻害活性を鋭意
研究した結果、本発明に係るアミド誘導体が強力
に5−リポキシゲナーゼの作用阻害活性を有する
ことを見い出し本発明を完成するに至つた。 発明の目的 本発明は、アミド誘導体を有効成分として含有
する5−リポキシゲナーゼ作用阻害剤を提供する
ことを目的とする。 上記目的に沿う本発明は、一般式() 〔式中、(R)mは3,5−ジメトキシ−4−ヒド
ロキシ基を表わす。nはトランス配置の二重結合
の数を表わし、1または2の整数である。Yは (式中、Xは水素原子、ハロゲン原子またはメト
キシ基、pは2または3を示す)なる基()を
表わす〕で示されるアミド誘導体を有効成分とし
て含有する5−リポキシゲナーゼ作用阻害剤であ
る。 本発明における前記式()で示されるハロゲ
ン原子としては、フロル、クロルもしくはブロム
が好ましい。尚、本発明において5−リポキシゲ
ナーゼ作用阻害剤とは5−リポキシゲナーゼの作
用を抑制する作用を有する製剤を意味する。 発明の具体的説明 本発明の前記式()で示されるアミド誘導体
は、実施例に示す如く下記式()で示されるカ
ルボン酸誘導体、 (式中、(R)mは3,5−ジメトキシ−4−ヒド
ロキシ基を表わす。nはトランス配置の二重結合
の数を表わし、1または2の整数である。) または、例えばその反応性誘導体() (式中、(R)m、nの定義は式()の定義と同
一である)について縮合反応及び脱保護基反応を
行うことにより得られる。 本発明のアミド誘導体は5−リポキシゲナーゼ
作用阻害剤として使用され、投与量は症状により
異なるが一般に成人1日量30〜2000mg、好ましく
は50〜600mgであり、症状に応じて必要により1
〜3回に分けて投与するのがよい。投与方法は投
与に適した任意の形態をとることができ、特に経
口投与が望ましいが静注も可能である。 本発明の化合物は単独又は通常の方法で製剤担
体あるいは賦形剤と混合され、錠剤、糖衣錠、散
剤、カプセル剤、顆粒剤、懸濁剤、乳剤、注射液
等に製剤化された種々の形態で適用できる。担体
あるいは賦形剤の例としては炭酸カルシウム、リ
ン酸カルシウム、でんぷん、ブドウ糖、乳糖、デ
キストリン、アルギン酸、マンニトール、タル
ク、ステアリン酸マグネシウム等があげられる。 次に実施例および試験例を示して本発明をさら
に具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限
定されるものではない。 実施例 1 アルゴン雰囲気下、3,5−ジメトキシ−4−
ヒドロキシケイ皮酸3.00g(13.4mmol)を硫酸
−エタノール(1:115、50ml)溶液に懸濁させ、
5.5時間還流させた。反応液に水を加え、塩化メ
チレンにて抽出を行つた。有機層は炭酸水素ナト
リウム水溶液にて洗浄、有機層を減圧濃縮し、
3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシ−ケイ皮酸
エチル3.34g(13.24mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、該エステル化合物2.00g
(7.9mmol)の乾燥ジクロルエタン(60ml)溶液
に、β−メトキシエトキシメチルクロライド1.82
ml(15.9mmol)、ジイソプロピルエチルアミン
2.77ml(15.9mmol)を加え、1.5時間還流させ
た。反応液に水を加え、クロロホルムにて抽出を
行つた。有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフイーに付し、クロ
ロホルム溶出画分より、3,5−ジメトキシ−4
−(β−メトキシエトキシメトキシ)ケイ皮酸エ
チル2.60g(7.6mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、該エステル化合物2.6g
(7.6mmol)の水−メタノール(1:4、40ml)
に水酸化ナトリウム3.04g(76mmol)加え、室
温にて1.5時間反応させた。反応液に水を加え、
6N塩酸にてPH3とし、クロロホルムにて抽出を
行つた。有機層を減圧濃縮し、3.5−ジメトキシ
−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)ケイ皮
酸2.148g(6.9mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、該酸化合物2.015g(6.45
mmol)の乾燥ジクロルエタン(65ml)溶液に、
2−メルカプトチアゾリン846mg(7.10mmol)、
N、N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド1.46g
(7.10mmol)、4−ジメチルアミノピリジン0.08
g(0.65mmol)を加え、室温にて12.5時間反応
させた。反応液を濾過、瀘液を減圧濃縮し、得ら
れた残渣に水を加え、塩化メチレンにて抽出を行
つた。有機層を1N水酸化ナトリウム水溶液、水
に洗浄後、有機層を減圧濃縮し、得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフイーに付し、N
−〔3−〔3,5−ジメトキシ−4−(β−メトキ
シエトキシメトキシ)フエニル〕プロペノイル〕
−2−チオチアゾリン2.50g(6.05mmol)を得
た。 一方、アルゴン雰囲気下、p−クロロベンズヒ
ドリルピペラジン5.73g(20mmol)およびN−
(2−ブロムエチル)フタルイミド4.57g(18m
mol)をベンゼン50mlに溶解したのち、15時間加
熱還流した。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフイーに付し、
クロロホルム−メタノール(100:1)混合溶媒
で分離し、エタノールより再結晶を行い、N−
(p−クロロベンズヒドリル)−N′−(2−フタリ
ルアミノエチル)ピペラジン3.80g(8.26mmol)
を得た。 アルゴン雰囲気下、該ピペラジン誘導体103mg
(0.22mmol)のエタノール溶液(4ml)に80%
ヒドラジンヒドレート水溶液29mg(0.46mmol)
を加え、2時間還流させた。反応液を減圧濃縮
し、得られた残渣に乾燥ジメチルホルムアミド3
mlを加えた。この溶液にN−〔3−〔3,5−ジメ
トキシ−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)
フエニル〕プロペノイル〕−2−チオチアゾリン
109mg(0.26mmol)の乾燥ジメチルホルムアミ
ド(3ml)溶液を加えた。13.5時間反応させた
後、溶媒を減圧留去し、得られた残渣にクロロホ
ルムを加え、不溶物を濾過、瀘液を減圧濃縮し、
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーに付し、酢酸エチル溶出部より、N−〔2−
〔3−〔3,5−ジメトキシ−4−(β−メトキシ
エトキシメトキシ)フエニル〕−2−プロペノイ
ル〕アミノエチル−N′−p−クロルベンズヒド
リルピペラジン33mg(0.05mmol)を得た。 該アミド化合物33mg(0.05mmol)のメタノー
ル(4ml)溶液にp−トルエンスルホン酸−水和
物20mg(0.11mmol)を加え、6.5時間還流させ
た。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣に水を加
え、クロロホルム抽出を行つた。有機層を減圧濃
縮し、得られた残渣をセフアデツクスカラムクロ
マトグラフイーに付し、メタノール溶出画分より
N−〔2−〔3−(3,5−ジメトキシ−4−ヒド
ロキシフエニル)−2−プロペノイル〕アミノエ
チル−N′−p−クロルベンズヒドリルピペラジ
ン14mg(0.03mmol)を得た。このものの分光学
的データは下記式()の構造を支持する。 IRνCHCl3 naxcm-1:3530、1665、16201 H−NMR(重クロロホルム)δ: 2.43(10H、brs)、3.83(6H、s)、4.18(1H、
s)、6.10(1H、d、J=15Hz)、6.63(2H、s)、
7.10−7.65(5H、m) 実施例 2 アルゴン雰囲気下、3,5−ジメトキシ−4−
ヒドロキシベンズアルデヒド10.01g(55mmol)
の乾燥塩化メチレン(100ml)溶液に氷冷下、β
−メトキシエトキシメチルクロライド7.6ml(67
mmol)、ジイソプロピルアミン12.4ml(71m
mol)を加え、室温にて14.5時間反応させた。反
応液を塩化メチレンにて希釈後、水洗、有機層を
減圧濃縮し得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフイーに付し、ベンゼン−酢酸エチル
(9:1〜2:1)溶出画分より3,5−ジメト
キシ−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)ベ
ンズアルデヒド14.5g(53.7mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム60%含有
鉱油210mg(5.25mmol)の乾燥テトラヒドロフ
ラン(20ml)溶液にトリエチル4−ホスホノクロ
トネート1.3ml(5.86mmol)を加え、0℃にて1
時間反応させた後、3,5−ジメトキシ−4−
(β−メトキシエトキシメトキシ)ベンズアルデ
ヒド1.01g(3.74mmol)の乾燥テトラヒドロフ
ラン(4ml)溶液を加え、室温にて2時間反応さ
せた。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加
え、クロロホルムにて抽出を行つた。有機層を減
圧濃縮し得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフイーに付し、ベンゼン−酢酸エチル
(5:1〜2:1)溶出画分より5−〔3,5−ジ
メトキシ−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)
フエニル〕−2,4−ペンタジエン酸エチル910mg
(2.49mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、該エステル化合物880mg
(2.40mmol)のメタノール(10ml)溶液に、水
酸化ナトリウム962mg(24.1mmol)の水−メタ
ノール(1:4、40ml)溶液を加え、室温にて
23.5時間反応させた。反応液に水を加え、1N塩
酸にてPH3.5とした後、クロロホルム抽出を行つ
た。有機層を減圧濃縮し、5−〔3,5−ジメト
キシ−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)フ
エニル〕−2,4−ペンタジエン酸790mg(2.34m
mol)を得た。 アルゴン雰囲気下、該酸化合物890mg(2.63m
mol)の乾燥ジクロルエタン(30ml)溶液に、2
−メルカプトチアゾリン345mg(2.90mmol)、ジ
メチルアミノピリジン32mg(0.26mmol)、N、
N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド596mg
(2.89mmol)を加え、室温にて1.5時間反応させ
た。反応液を濾過し、瀘液を減圧濃縮、得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイーに付
し、塩化メチレン−酢酸エチル(9:1)溶出画
分よりN−〔5−〔3,5−ジメトキシ−4−(β
−メトキシエトキシメトキシ)フエニル〕−2,
4−ペンタジエノイル〕−2−チオチアゾリン
1.056g(2.4mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、N−(p−クロロベンズヒ
ドリル)−N′−(2−フタリルアミノエチル)ピ
ペラジン120mg(0.28mmol)のエタノール水溶
液(4ml)に80%ヒドラジンヒドレート水溶液35
mg(0.56mmol)を加え2.5時間還流させた。反応
後、溶媒を減圧留去し、得られた残渣に乾燥ジメ
チルホルムアミド(4ml)を加えた。この溶液に
N−〔5−(3,5−ジメトキシ−4−(β−メト
キシエトキシメトキシ)フエニル〕−2,4−ペ
ンタジエノイル〕−2−チオチアゾリン147mg
(0.33mmol)の乾燥ジメチルホルムアミド(4
ml)溶液を加えた。室温にて4.2時間反応させた
後、溶媒を減圧留去し、得られた残渣にクロロホ
ルムを加え、不溶物を濾過、瀘液を減圧濃縮し、
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーに付し、塩化メチレン−酢酸エチル(10:1
〜1:1)溶出画分より、N−〔2−〔5−〔3,
5−ジメトキシ−4−(β−メトキシエトキシメ
トキシ)フエニル〕−2,4−ペンタジエノイル〕
アミノエチル〕−N′−ベンズヒドリルピペラジン
113mg(0.18mmol)を得た。 該アミド化合物110mg(0.18mmol)のメタノ
ール(8ml)溶液にp−トルエンスルホン酸一水
和物34mg(0.18mmol)を加え、5.6時間還流させ
た。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣に水を加
え炭酸ナトリウム水溶液にてPH9とした。クロロ
ホルムで抽出を行い、有機層を減圧濃縮し、N−
〔2−〔5−(3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキ
シフエニル)−2,4−ペンタジエノイル〕アミ
ノエチル〕−N′−ベンズヒドリルピペラジン90mg
(0.16mmol)を得た。このものの分光学的デー
タは下記式(XI)の構造を支持する。 IRνKBr naxcm-1:3400、1650、15801 H−NMR(メタノール−d4)δ: 2.47(10H、br、s)、3.77(6H、s)、4.17(1H、
s)、6.02(1H、d、j=14Hz)、6.60−7.60
(15H、m)、7.80(1H、s) 実施例 3 アルゴン雰囲気下、N−(p−クロロベンズヒ
ドリル)−N′−(2−フタリルアミノエチル)ピ
ペラジン206mg(0.44mmol)のエタノール溶液
(4ml)に80%ヒドラジンヒドレート水溶液60mg
(0.92mmol)を加え、2時間還流させた。反応
液を減圧濃縮し、得られた残渣に乾燥ジメチルホ
ルムアミド5mlを加えた。この溶液にN−〔5−
{3,5−ジメトキシ−4−(β−メトキシエトキ
シメトキシ)フエニル}−2,4−ペンタジエノ
イル〕−2−チオチアゾリン220mg(0.5mmol)
の乾燥ジメチルホルムアミド(4ml)溶液を加え
た。室温にて2時間反応させた後、溶媒を減圧留
去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフイーに付し、クロロホルム−メタノール
(50:1)溶出画分よりN−(p−クロロベンズヒ
ドリル)−N′−〔2−〔5−{3,5−ジメトキシ
−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)フエニ
ル}−2,4−ペンタジエノイル〕アミノエチル〕
ピペラジン185mg(0.31mmol)を得た。 該アミド化合物150mg(0.25mmol)のメタノ
ール(10ml)溶液にp−トルエンスルホン酸一水
和物52mg(0.27mmol)を加え、2時間加熱還流
させた。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣に水
を加え、炭酸ナトリウム水溶液にてPH9とした。
クロロホルムで抽出を行い、有機層を減圧濃縮
し、N−(p−クロロベンズヒドリル)−N′−〔2
−{5−(3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシフ
エニル)−2,4−ペンタジエノイル}アミノエ
チル〕ピペラジン118mg(0.23mmol)を得た。
このものの分光学的データは下記式(XII)の構造
を支持する。 IRνKBr naxcm-1:3400、1660、1620 実施例 4 アルゴン雰囲気下、N−(ベンズヒドリル)−
N′−(3−フタリルアミノプロピル)ピペラジン
220mg(0.5mmol)のエタノール溶液(5ml)に
80%ヒドラジンヒドレート水溶液60mg(1m
mol)を加え、2時間加熱還流させた。反応液を
減圧濃縮し、得られた残渣に乾燥ジメチルホルム
アミド(5ml)を加えた。この溶液にN−〔5−
{3,5−ジメトキシ−4−(β−メトキシエトキ
シメトキシ)フエニル}−2,4−ペンタジエノ
イル〕−2−チオチアゾリン220mg(0.5mmol)
の乾燥ジメチルホルムアミド(4ml)溶液を加え
た。室温にて2時間反応させた後、溶媒を減圧留
去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフイーに付し、クロロホルム−メタノール
(50:1)溶出画分よりN−(ベンズヒドリル)−
N′−〔3−〔5−{3,5−ジメトキシ−4−(β
−メトキシエトキシメトキシ)フエニル}−2,
4−ペンタジエノイル〕アミノプロピル〕ピペラ
ジン204mg(0.35mmol)を得た。 該アミド化合物204mg(0.35mmol)のメタノ
ール(10ml)溶液にp−トルエンスルホン酸一水
和物76mg(0.4mmol)を加え、2時間加熱還流
させた。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣に水
を加え、炭酸ナトリウム水溶液にてPH9とした。
クロロホルムで抽出を行い有機層を減圧濃縮し、
N−(ベンズヒドリル)−N′−〔2−{5−(3,5
−ジメトキシ−4−ヒドロキシフエニル)−2,
4−ペンタジエノイル}アミノプロピル〕ピペラ
ジン173mg(0.35mmol)を得た。このものの分
光学的データは下記式()の構造を支持す
る。 IRνKBr naxcm-1:3350、1660、1615 試験例 5−リポキシゲナーゼの作用阻害活性 マウス由来マストサイトーマ細胞株P−815を
イーグル(Eagle)の基本培地(キブコラボラト
リーズ(Gibco Laboratories)社製)を90%含
む培養液中に5×104個/mlとなるように希釈す
る。希釈液を空気中、37℃で48時間振盪培養した
後、培養液を氷冷し遠心分離し細胞を集める。該
細胞をPH7.4のリン酸緩衝液に再浮遊し濃度2×
107個/mlとする。該浮遊液を超音波細胞破砕機
で処理したあと、10分間10000rpmで遠心分離し、
上清を5−リポキシゲナーゼ酵素液とする。放射
性標識アラキドン酸(10μキユリー/ml)を20μ
、インドメタシン(2×10-8モル)および試験
する本発明に係るアミド誘導体をそれぞれ試験管
に入れ、これにリン酸緩衝液0.45ml、上記酵素液
0.45ml、8mMCaCl2(塩化カルシウム)溶液0.1
mlを加え、37℃で5分間反応させる。氷冷後IN
−HCl(塩酸)60μを加え、酢酸エチルエステル
8mlで抽出する。抽出後を濃縮して得られる濃縮
液をシリカゲル薄層プレート(Merck 60 F254)
にスポツトし展開する。阻害活性の測定は、ラジ
オ薄層クロマトスキヤナー(Dunnschicht−
Scanner LB 2723、ベルスオルド
(Berthold)社製)で検出される5−リポキシゲ
ナーゼ生成物である5−HETE(5(s)−ヒドロ
キシ−6,8,11,14−エイコサテトラエン酸)、
LTB4(ロイコトリエンB4)に相当する部分を集
め、液体シンチレーシヨンカウンターで放射能を
測定することによつて行う。前記5−リポキシゲ
ナーゼ生成物の産生量の減少により5−リポキシ
ゲナーゼの作用阻害活性が確認される。試験の結
果、下記の表に示す如く著明な5−リポキシゲ
ナーゼ作用阻害活性を見い出した。また、表に
示さない本発明に係るアミド誘導体についても同
様な5−リポキシゲナーゼ作用阻害活性を有する
ことが確認された。
リポキシゲナーゼ作用阻害剤に関するものであ
る。本発明によつて提供されるアミド誘導体は酵
素である5−リポキシゲナーゼの作用を阻害する
活性を有する。アレルギー、炎症および痛風の発
症因子であるロイコトリエンC4(LTC4)、ロイコ
トリエンD4(LTD4)と云つたロイコトリエン類
は生体内でアラキドン酸から5−リポキシゲナー
ゼの作用によつて生合成される。従つて5−リポ
キシゲナーゼの作用阻害活性を有する本発明のア
ミド誘導体は前記アレルギーの発症因子の生合成
を抑制し、抗アレルギー剤、抗炎症剤および抗痛
風剤として有用である。 先行技術 最近、アラキドン酸から5−リポキシゲナーゼ
の作用によりロイコトリエン類が生成し、これら
のロイコトリエン類がアレルギー発症因子である
ことが解明された〔サイエンス(Science)第220
巻、568ページ、1983年、ザ アメリカン アソ
シエーシヨン フオア ジ アドバンスメント
オブサイエンス(The American Association
for the advancement of Science)社発行〕。 さらに上記ロイコトリエン類がリウマチのよう
な炎症性疾患に関与し(ジヤーナル・オブ・クリ
ニカル・インベステイゲーシヨン、66、11月号、
1980、p.1166〜1170)、また痛風の発症因子であ
ること(ザ・ランセツト、1982年11月20日号、
p.1122〜1123)も報告されている。 前述のようにアレルギー性の疾患であるアレル
ギー性喘息、アレルギー性鼻炎、リウマチのよう
な炎症性疾患および痛風の発症にはアラキドン酸
の5−リポキシゲナーゼ生成物であるロイコトリ
エン類(LTC4、LTD4)が重要な因子として関
与しているので、5−リポキシゲナーゼを失活さ
せ、その作用を阻害する活性を有する薬剤の出現
が強く望まれている。 本発明者らはアミド誘導体を種々合成し、それ
らの5−リポキシゲナーゼの作用阻害活性を鋭意
研究した結果、本発明に係るアミド誘導体が強力
に5−リポキシゲナーゼの作用阻害活性を有する
ことを見い出し本発明を完成するに至つた。 発明の目的 本発明は、アミド誘導体を有効成分として含有
する5−リポキシゲナーゼ作用阻害剤を提供する
ことを目的とする。 上記目的に沿う本発明は、一般式() 〔式中、(R)mは3,5−ジメトキシ−4−ヒド
ロキシ基を表わす。nはトランス配置の二重結合
の数を表わし、1または2の整数である。Yは (式中、Xは水素原子、ハロゲン原子またはメト
キシ基、pは2または3を示す)なる基()を
表わす〕で示されるアミド誘導体を有効成分とし
て含有する5−リポキシゲナーゼ作用阻害剤であ
る。 本発明における前記式()で示されるハロゲ
ン原子としては、フロル、クロルもしくはブロム
が好ましい。尚、本発明において5−リポキシゲ
ナーゼ作用阻害剤とは5−リポキシゲナーゼの作
用を抑制する作用を有する製剤を意味する。 発明の具体的説明 本発明の前記式()で示されるアミド誘導体
は、実施例に示す如く下記式()で示されるカ
ルボン酸誘導体、 (式中、(R)mは3,5−ジメトキシ−4−ヒド
ロキシ基を表わす。nはトランス配置の二重結合
の数を表わし、1または2の整数である。) または、例えばその反応性誘導体() (式中、(R)m、nの定義は式()の定義と同
一である)について縮合反応及び脱保護基反応を
行うことにより得られる。 本発明のアミド誘導体は5−リポキシゲナーゼ
作用阻害剤として使用され、投与量は症状により
異なるが一般に成人1日量30〜2000mg、好ましく
は50〜600mgであり、症状に応じて必要により1
〜3回に分けて投与するのがよい。投与方法は投
与に適した任意の形態をとることができ、特に経
口投与が望ましいが静注も可能である。 本発明の化合物は単独又は通常の方法で製剤担
体あるいは賦形剤と混合され、錠剤、糖衣錠、散
剤、カプセル剤、顆粒剤、懸濁剤、乳剤、注射液
等に製剤化された種々の形態で適用できる。担体
あるいは賦形剤の例としては炭酸カルシウム、リ
ン酸カルシウム、でんぷん、ブドウ糖、乳糖、デ
キストリン、アルギン酸、マンニトール、タル
ク、ステアリン酸マグネシウム等があげられる。 次に実施例および試験例を示して本発明をさら
に具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限
定されるものではない。 実施例 1 アルゴン雰囲気下、3,5−ジメトキシ−4−
ヒドロキシケイ皮酸3.00g(13.4mmol)を硫酸
−エタノール(1:115、50ml)溶液に懸濁させ、
5.5時間還流させた。反応液に水を加え、塩化メ
チレンにて抽出を行つた。有機層は炭酸水素ナト
リウム水溶液にて洗浄、有機層を減圧濃縮し、
3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシ−ケイ皮酸
エチル3.34g(13.24mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、該エステル化合物2.00g
(7.9mmol)の乾燥ジクロルエタン(60ml)溶液
に、β−メトキシエトキシメチルクロライド1.82
ml(15.9mmol)、ジイソプロピルエチルアミン
2.77ml(15.9mmol)を加え、1.5時間還流させ
た。反応液に水を加え、クロロホルムにて抽出を
行つた。有機層を減圧濃縮し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフイーに付し、クロ
ロホルム溶出画分より、3,5−ジメトキシ−4
−(β−メトキシエトキシメトキシ)ケイ皮酸エ
チル2.60g(7.6mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、該エステル化合物2.6g
(7.6mmol)の水−メタノール(1:4、40ml)
に水酸化ナトリウム3.04g(76mmol)加え、室
温にて1.5時間反応させた。反応液に水を加え、
6N塩酸にてPH3とし、クロロホルムにて抽出を
行つた。有機層を減圧濃縮し、3.5−ジメトキシ
−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)ケイ皮
酸2.148g(6.9mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、該酸化合物2.015g(6.45
mmol)の乾燥ジクロルエタン(65ml)溶液に、
2−メルカプトチアゾリン846mg(7.10mmol)、
N、N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド1.46g
(7.10mmol)、4−ジメチルアミノピリジン0.08
g(0.65mmol)を加え、室温にて12.5時間反応
させた。反応液を濾過、瀘液を減圧濃縮し、得ら
れた残渣に水を加え、塩化メチレンにて抽出を行
つた。有機層を1N水酸化ナトリウム水溶液、水
に洗浄後、有機層を減圧濃縮し、得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフイーに付し、N
−〔3−〔3,5−ジメトキシ−4−(β−メトキ
シエトキシメトキシ)フエニル〕プロペノイル〕
−2−チオチアゾリン2.50g(6.05mmol)を得
た。 一方、アルゴン雰囲気下、p−クロロベンズヒ
ドリルピペラジン5.73g(20mmol)およびN−
(2−ブロムエチル)フタルイミド4.57g(18m
mol)をベンゼン50mlに溶解したのち、15時間加
熱還流した。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフイーに付し、
クロロホルム−メタノール(100:1)混合溶媒
で分離し、エタノールより再結晶を行い、N−
(p−クロロベンズヒドリル)−N′−(2−フタリ
ルアミノエチル)ピペラジン3.80g(8.26mmol)
を得た。 アルゴン雰囲気下、該ピペラジン誘導体103mg
(0.22mmol)のエタノール溶液(4ml)に80%
ヒドラジンヒドレート水溶液29mg(0.46mmol)
を加え、2時間還流させた。反応液を減圧濃縮
し、得られた残渣に乾燥ジメチルホルムアミド3
mlを加えた。この溶液にN−〔3−〔3,5−ジメ
トキシ−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)
フエニル〕プロペノイル〕−2−チオチアゾリン
109mg(0.26mmol)の乾燥ジメチルホルムアミ
ド(3ml)溶液を加えた。13.5時間反応させた
後、溶媒を減圧留去し、得られた残渣にクロロホ
ルムを加え、不溶物を濾過、瀘液を減圧濃縮し、
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーに付し、酢酸エチル溶出部より、N−〔2−
〔3−〔3,5−ジメトキシ−4−(β−メトキシ
エトキシメトキシ)フエニル〕−2−プロペノイ
ル〕アミノエチル−N′−p−クロルベンズヒド
リルピペラジン33mg(0.05mmol)を得た。 該アミド化合物33mg(0.05mmol)のメタノー
ル(4ml)溶液にp−トルエンスルホン酸−水和
物20mg(0.11mmol)を加え、6.5時間還流させ
た。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣に水を加
え、クロロホルム抽出を行つた。有機層を減圧濃
縮し、得られた残渣をセフアデツクスカラムクロ
マトグラフイーに付し、メタノール溶出画分より
N−〔2−〔3−(3,5−ジメトキシ−4−ヒド
ロキシフエニル)−2−プロペノイル〕アミノエ
チル−N′−p−クロルベンズヒドリルピペラジ
ン14mg(0.03mmol)を得た。このものの分光学
的データは下記式()の構造を支持する。 IRνCHCl3 naxcm-1:3530、1665、16201 H−NMR(重クロロホルム)δ: 2.43(10H、brs)、3.83(6H、s)、4.18(1H、
s)、6.10(1H、d、J=15Hz)、6.63(2H、s)、
7.10−7.65(5H、m) 実施例 2 アルゴン雰囲気下、3,5−ジメトキシ−4−
ヒドロキシベンズアルデヒド10.01g(55mmol)
の乾燥塩化メチレン(100ml)溶液に氷冷下、β
−メトキシエトキシメチルクロライド7.6ml(67
mmol)、ジイソプロピルアミン12.4ml(71m
mol)を加え、室温にて14.5時間反応させた。反
応液を塩化メチレンにて希釈後、水洗、有機層を
減圧濃縮し得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフイーに付し、ベンゼン−酢酸エチル
(9:1〜2:1)溶出画分より3,5−ジメト
キシ−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)ベ
ンズアルデヒド14.5g(53.7mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム60%含有
鉱油210mg(5.25mmol)の乾燥テトラヒドロフ
ラン(20ml)溶液にトリエチル4−ホスホノクロ
トネート1.3ml(5.86mmol)を加え、0℃にて1
時間反応させた後、3,5−ジメトキシ−4−
(β−メトキシエトキシメトキシ)ベンズアルデ
ヒド1.01g(3.74mmol)の乾燥テトラヒドロフ
ラン(4ml)溶液を加え、室温にて2時間反応さ
せた。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加
え、クロロホルムにて抽出を行つた。有機層を減
圧濃縮し得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフイーに付し、ベンゼン−酢酸エチル
(5:1〜2:1)溶出画分より5−〔3,5−ジ
メトキシ−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)
フエニル〕−2,4−ペンタジエン酸エチル910mg
(2.49mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、該エステル化合物880mg
(2.40mmol)のメタノール(10ml)溶液に、水
酸化ナトリウム962mg(24.1mmol)の水−メタ
ノール(1:4、40ml)溶液を加え、室温にて
23.5時間反応させた。反応液に水を加え、1N塩
酸にてPH3.5とした後、クロロホルム抽出を行つ
た。有機層を減圧濃縮し、5−〔3,5−ジメト
キシ−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)フ
エニル〕−2,4−ペンタジエン酸790mg(2.34m
mol)を得た。 アルゴン雰囲気下、該酸化合物890mg(2.63m
mol)の乾燥ジクロルエタン(30ml)溶液に、2
−メルカプトチアゾリン345mg(2.90mmol)、ジ
メチルアミノピリジン32mg(0.26mmol)、N、
N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド596mg
(2.89mmol)を加え、室温にて1.5時間反応させ
た。反応液を濾過し、瀘液を減圧濃縮、得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイーに付
し、塩化メチレン−酢酸エチル(9:1)溶出画
分よりN−〔5−〔3,5−ジメトキシ−4−(β
−メトキシエトキシメトキシ)フエニル〕−2,
4−ペンタジエノイル〕−2−チオチアゾリン
1.056g(2.4mmol)を得た。 アルゴン雰囲気下、N−(p−クロロベンズヒ
ドリル)−N′−(2−フタリルアミノエチル)ピ
ペラジン120mg(0.28mmol)のエタノール水溶
液(4ml)に80%ヒドラジンヒドレート水溶液35
mg(0.56mmol)を加え2.5時間還流させた。反応
後、溶媒を減圧留去し、得られた残渣に乾燥ジメ
チルホルムアミド(4ml)を加えた。この溶液に
N−〔5−(3,5−ジメトキシ−4−(β−メト
キシエトキシメトキシ)フエニル〕−2,4−ペ
ンタジエノイル〕−2−チオチアゾリン147mg
(0.33mmol)の乾燥ジメチルホルムアミド(4
ml)溶液を加えた。室温にて4.2時間反応させた
後、溶媒を減圧留去し、得られた残渣にクロロホ
ルムを加え、不溶物を濾過、瀘液を減圧濃縮し、
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーに付し、塩化メチレン−酢酸エチル(10:1
〜1:1)溶出画分より、N−〔2−〔5−〔3,
5−ジメトキシ−4−(β−メトキシエトキシメ
トキシ)フエニル〕−2,4−ペンタジエノイル〕
アミノエチル〕−N′−ベンズヒドリルピペラジン
113mg(0.18mmol)を得た。 該アミド化合物110mg(0.18mmol)のメタノ
ール(8ml)溶液にp−トルエンスルホン酸一水
和物34mg(0.18mmol)を加え、5.6時間還流させ
た。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣に水を加
え炭酸ナトリウム水溶液にてPH9とした。クロロ
ホルムで抽出を行い、有機層を減圧濃縮し、N−
〔2−〔5−(3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキ
シフエニル)−2,4−ペンタジエノイル〕アミ
ノエチル〕−N′−ベンズヒドリルピペラジン90mg
(0.16mmol)を得た。このものの分光学的デー
タは下記式(XI)の構造を支持する。 IRνKBr naxcm-1:3400、1650、15801 H−NMR(メタノール−d4)δ: 2.47(10H、br、s)、3.77(6H、s)、4.17(1H、
s)、6.02(1H、d、j=14Hz)、6.60−7.60
(15H、m)、7.80(1H、s) 実施例 3 アルゴン雰囲気下、N−(p−クロロベンズヒ
ドリル)−N′−(2−フタリルアミノエチル)ピ
ペラジン206mg(0.44mmol)のエタノール溶液
(4ml)に80%ヒドラジンヒドレート水溶液60mg
(0.92mmol)を加え、2時間還流させた。反応
液を減圧濃縮し、得られた残渣に乾燥ジメチルホ
ルムアミド5mlを加えた。この溶液にN−〔5−
{3,5−ジメトキシ−4−(β−メトキシエトキ
シメトキシ)フエニル}−2,4−ペンタジエノ
イル〕−2−チオチアゾリン220mg(0.5mmol)
の乾燥ジメチルホルムアミド(4ml)溶液を加え
た。室温にて2時間反応させた後、溶媒を減圧留
去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフイーに付し、クロロホルム−メタノール
(50:1)溶出画分よりN−(p−クロロベンズヒ
ドリル)−N′−〔2−〔5−{3,5−ジメトキシ
−4−(β−メトキシエトキシメトキシ)フエニ
ル}−2,4−ペンタジエノイル〕アミノエチル〕
ピペラジン185mg(0.31mmol)を得た。 該アミド化合物150mg(0.25mmol)のメタノ
ール(10ml)溶液にp−トルエンスルホン酸一水
和物52mg(0.27mmol)を加え、2時間加熱還流
させた。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣に水
を加え、炭酸ナトリウム水溶液にてPH9とした。
クロロホルムで抽出を行い、有機層を減圧濃縮
し、N−(p−クロロベンズヒドリル)−N′−〔2
−{5−(3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシフ
エニル)−2,4−ペンタジエノイル}アミノエ
チル〕ピペラジン118mg(0.23mmol)を得た。
このものの分光学的データは下記式(XII)の構造
を支持する。 IRνKBr naxcm-1:3400、1660、1620 実施例 4 アルゴン雰囲気下、N−(ベンズヒドリル)−
N′−(3−フタリルアミノプロピル)ピペラジン
220mg(0.5mmol)のエタノール溶液(5ml)に
80%ヒドラジンヒドレート水溶液60mg(1m
mol)を加え、2時間加熱還流させた。反応液を
減圧濃縮し、得られた残渣に乾燥ジメチルホルム
アミド(5ml)を加えた。この溶液にN−〔5−
{3,5−ジメトキシ−4−(β−メトキシエトキ
シメトキシ)フエニル}−2,4−ペンタジエノ
イル〕−2−チオチアゾリン220mg(0.5mmol)
の乾燥ジメチルホルムアミド(4ml)溶液を加え
た。室温にて2時間反応させた後、溶媒を減圧留
去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフイーに付し、クロロホルム−メタノール
(50:1)溶出画分よりN−(ベンズヒドリル)−
N′−〔3−〔5−{3,5−ジメトキシ−4−(β
−メトキシエトキシメトキシ)フエニル}−2,
4−ペンタジエノイル〕アミノプロピル〕ピペラ
ジン204mg(0.35mmol)を得た。 該アミド化合物204mg(0.35mmol)のメタノ
ール(10ml)溶液にp−トルエンスルホン酸一水
和物76mg(0.4mmol)を加え、2時間加熱還流
させた。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣に水
を加え、炭酸ナトリウム水溶液にてPH9とした。
クロロホルムで抽出を行い有機層を減圧濃縮し、
N−(ベンズヒドリル)−N′−〔2−{5−(3,5
−ジメトキシ−4−ヒドロキシフエニル)−2,
4−ペンタジエノイル}アミノプロピル〕ピペラ
ジン173mg(0.35mmol)を得た。このものの分
光学的データは下記式()の構造を支持す
る。 IRνKBr naxcm-1:3350、1660、1615 試験例 5−リポキシゲナーゼの作用阻害活性 マウス由来マストサイトーマ細胞株P−815を
イーグル(Eagle)の基本培地(キブコラボラト
リーズ(Gibco Laboratories)社製)を90%含
む培養液中に5×104個/mlとなるように希釈す
る。希釈液を空気中、37℃で48時間振盪培養した
後、培養液を氷冷し遠心分離し細胞を集める。該
細胞をPH7.4のリン酸緩衝液に再浮遊し濃度2×
107個/mlとする。該浮遊液を超音波細胞破砕機
で処理したあと、10分間10000rpmで遠心分離し、
上清を5−リポキシゲナーゼ酵素液とする。放射
性標識アラキドン酸(10μキユリー/ml)を20μ
、インドメタシン(2×10-8モル)および試験
する本発明に係るアミド誘導体をそれぞれ試験管
に入れ、これにリン酸緩衝液0.45ml、上記酵素液
0.45ml、8mMCaCl2(塩化カルシウム)溶液0.1
mlを加え、37℃で5分間反応させる。氷冷後IN
−HCl(塩酸)60μを加え、酢酸エチルエステル
8mlで抽出する。抽出後を濃縮して得られる濃縮
液をシリカゲル薄層プレート(Merck 60 F254)
にスポツトし展開する。阻害活性の測定は、ラジ
オ薄層クロマトスキヤナー(Dunnschicht−
Scanner LB 2723、ベルスオルド
(Berthold)社製)で検出される5−リポキシゲ
ナーゼ生成物である5−HETE(5(s)−ヒドロ
キシ−6,8,11,14−エイコサテトラエン酸)、
LTB4(ロイコトリエンB4)に相当する部分を集
め、液体シンチレーシヨンカウンターで放射能を
測定することによつて行う。前記5−リポキシゲ
ナーゼ生成物の産生量の減少により5−リポキシ
ゲナーゼの作用阻害活性が確認される。試験の結
果、下記の表に示す如く著明な5−リポキシゲ
ナーゼ作用阻害活性を見い出した。また、表に
示さない本発明に係るアミド誘導体についても同
様な5−リポキシゲナーゼ作用阻害活性を有する
ことが確認された。
【表】
尚、表中50%阻害濃度若しくは30%阻害濃度と
はアミド誘導体を導入しない場合の5−HETE
及びLTB4の産生量を100%とした場合、該アミ
ド誘導体の導入により前記5−リポキシゲナーゼ
生成物の産生量を50%若しくは30%まで抑制する
為に要したアミド誘導体濃度を意味する。 急性毒性 ICR系雄性マウス(5週令)を用いて経口投与
による急性毒性試験を行つた。本発明の化合物の
LD50値はいずれも100mg/Kg以上であり、有効量
に比べて高い安全性が確認された。 発明の効果 本発明によれば、新規なアミド誘導体を有効成
分として含有する5−リポキシゲナーゼ作用阻害
剤が提供される。 本発明の上記化合物は、5−リポキシゲナーゼ
の作用阻害活性を有することが明らかにされた。
即ち、上記化合物は5−リポキシゲナーゼの作用
を阻害することにより、5−リポキシゲナーゼの
作用によつて生成されるアレルギー発症因子であ
るLTC4、LTD4と云つたロイコトリエン類の産
性を抑制することができる。従つて、該アミド誘
導体は5−リポキシゲナーゼ作用阻害剤としてア
レルギー性喘息、アレルギー性鼻炎等に対して有
効に使用することができる。
はアミド誘導体を導入しない場合の5−HETE
及びLTB4の産生量を100%とした場合、該アミ
ド誘導体の導入により前記5−リポキシゲナーゼ
生成物の産生量を50%若しくは30%まで抑制する
為に要したアミド誘導体濃度を意味する。 急性毒性 ICR系雄性マウス(5週令)を用いて経口投与
による急性毒性試験を行つた。本発明の化合物の
LD50値はいずれも100mg/Kg以上であり、有効量
に比べて高い安全性が確認された。 発明の効果 本発明によれば、新規なアミド誘導体を有効成
分として含有する5−リポキシゲナーゼ作用阻害
剤が提供される。 本発明の上記化合物は、5−リポキシゲナーゼ
の作用阻害活性を有することが明らかにされた。
即ち、上記化合物は5−リポキシゲナーゼの作用
を阻害することにより、5−リポキシゲナーゼの
作用によつて生成されるアレルギー発症因子であ
るLTC4、LTD4と云つたロイコトリエン類の産
性を抑制することができる。従つて、該アミド誘
導体は5−リポキシゲナーゼ作用阻害剤としてア
レルギー性喘息、アレルギー性鼻炎等に対して有
効に使用することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式() 〔式中、(R)mは3,5−ジメトキシ−4−ヒド
ロキシ基を表わす。nはトランス配置の二重結合
の数を表わし、1または2の整数である。Yは (式中、Xは水素原子、ハロゲン原子またはメト
キシ基、pは2または3を示す)なる基()を
表わす〕 で示されるアミド誘導体を有効成分として含有す
る5−リポキシゲナーゼ作用阻害剤。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59141176A JPS6122057A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | アミド誘導体を有効成分として含有する5―リポキシゲナーゼ作用阻害剤 |
| US06/719,131 US4673684A (en) | 1984-04-04 | 1985-04-02 | Amide derivatives and 5-lipoxygenase inhibitors containing the same as an active ingredient |
| DE8585104034T DE3584846D1 (de) | 1984-04-04 | 1985-04-03 | Amid-derivate und 5-lipoxygenase-inhibitoren die diese als wirksame substanz enthalten. |
| EP85104034A EP0157420B1 (en) | 1984-04-04 | 1985-04-03 | Amide derivatives and 5-lipoxygenase inhibitors containing the same as an active ingredient |
| EP90112056A EP0399569B1 (en) | 1984-04-04 | 1985-04-03 | Amide derivatives and 5-lipoxygenase inhibitors containing the same as an active ingredient |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59141176A JPS6122057A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | アミド誘導体を有効成分として含有する5―リポキシゲナーゼ作用阻害剤 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63228519A Division JPH01125358A (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | アミド誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6122057A JPS6122057A (ja) | 1986-01-30 |
| JPH0424328B2 true JPH0424328B2 (ja) | 1992-04-24 |
Family
ID=15285907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59141176A Granted JPS6122057A (ja) | 1984-04-04 | 1984-07-06 | アミド誘導体を有効成分として含有する5―リポキシゲナーゼ作用阻害剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6122057A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS511440A (ja) * | 1974-04-18 | 1976-01-08 | Kissei Pharmaceutical | Shinkihokozokukarubonsanjudotai no seizohoho |
| JPS5855138B2 (ja) * | 1975-12-31 | 1983-12-08 | キツセイヤクヒンコウギヨウ カブシキガイシヤ | ホウコウゾクカルボンサンアミドユウドウタイノセイゾウホウホウ |
| JPS56135454A (en) * | 1980-03-26 | 1981-10-22 | Kissei Pharmaceut Co Ltd | Preparation of aromatic carboxylic acid amide derivative |
-
1984
- 1984-07-06 JP JP59141176A patent/JPS6122057A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6122057A (ja) | 1986-01-30 |
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