JPH0465813B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0465813B2 JPH0465813B2 JP58158741A JP15874183A JPH0465813B2 JP H0465813 B2 JPH0465813 B2 JP H0465813B2 JP 58158741 A JP58158741 A JP 58158741A JP 15874183 A JP15874183 A JP 15874183A JP H0465813 B2 JPH0465813 B2 JP H0465813B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- specific gravity
- powder
- tablets
- bulk specific
- disintegrant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Medicinal Preparation (AREA)
Description
本発明は、粉体流動性に優れ、打錠成型機への
定量供給性が良く、重量変動の少ない錠剤を得る
ことのできる粉粒体組成物に関するものであり、
詳しくは特定範囲の嵩比重を有する繊維素グリコ
ール酸カルシウムを崩壊剤として配合してなる粉
粒体組成物に関するものである。 錠剤などの固形薬剤は経口摂取後、胃や腸の消
化液中で崩壊し、薬効成分を放出し、胃や腸の壁
面から人体に薬効成分を吸収させるものである
が、取扱い時は形状が安定して保持されながら、
消化液中での崩壊を充分に行わせるため、多くの
場合崩壊剤が配合使用される。繊維素グリコール
酸カルシウムは医薬用崩壊剤として最も多用され
ているが、無味、無臭、白色であつて崩壊性、膨
潤倍率、圧縮成形性などが良好であるなどの利点
を有するためであり、カルボキシメチルセルロー
スカルシウムとして日本薬局方に収載されECG
−505の商品名(ニチリン化学工業株式会社製造)
で市販されている。その標準的な性質は水中1重
量%分散液の媒体のPHは5〜5.5で、粒度は200メ
ツシユ通過、無水グルコース単位当りのカルボキ
シメチル基の置換度は0.55〜0.6である。 繊維素グリコール酸カルシウムは錠剤の場合、
全体の重量に対して2〜15%使用してこれに崩壊
性を付与するものであるが、粉粒体組成物の中で
は比較的流動性が悪く、径3〜20mm、深さ7〜10
mmの打錠機中でブリツジを形成しやすく、そのた
めに原料粉粒体の定量供給性を低くする傾向があ
る。この定量供給性の低いことは、錠剤重量、薬
効成分量の変動や錠剤硬度の変動の原因となるも
のであつて、作業性ならびに品質管理上好ましく
ない。 この発明の発明者らは、この粉粒体組成物の定
量供給性が使用する繊維素グリコール酸カルシウ
ムの嵩比重の値に依存するところが大きいことを
見出し、嵩比重の大きな繊維素グリコール酸カル
シウムを使用した場合に錠剤成型用粉粒体組成物
の定量供給性が良好であり、重量変動、硬度の変
動のない錠剤が得られることを認め本発明に到達
した。 本発明に使用する嵩比重の大きい繊維素グリコ
ール酸カルシウムの製造法も、基本的には特公昭
43−7960号公報に示された方法に従い、繊維素グ
リコール酸の遊離酸型のものに湿潤状態で炭酸カ
ルシウムを作用させることによつて得られるが原
料繊維素グリコール酸の無水グルコース残基あた
りの置換度が高く、且つ中和度も高PH域に設定す
ることによつて嵩比重の大きい繊維素グリコール
酸カルシウムを得ることができる。また中和反応
時の撹拌シエアーを大きくし、中和に使用する炭
酸カルシウムの1/3程度を水酸化カルシウムでお
きかえることも嵩比重の大きな繊維素グリコール
酸カルシウムを得るのに好都合な条件である。 本発明に使用する繊維素グリコール酸カルシウ
ムの嵩比重は550g/以上900g/以下であ
る。嵩比重550g/以下であれば従来の市販品
を用いた場合と同様である。一方嵩比重は大きい
方がよいが900g/以上は製造が困難であり、
また粉粒体組成物中の他の成分との均一混合性が
かえつて悪くなる可能性がある。ここでいう嵩比
重とは粉体試料を次の方法で測定した値である。 嵩比重測定方法 200mlメスシリンダーを用意し、粉体試料を200
ml目盛まで徐々に投入し、層積する。メスシリン
ダーの底部と床面の距離が5cmになるよう持ち上
げて手を離し、シリンダーを落下させる。この操
作を10回繰り返した後の容積(ml)を読み取つた
後、粉体試料の重量を量る。 嵩比重(g/)= 〔重量(g)/容積(ml)〕×1000 以下に実施例によつて本発明を具体的に説明す
る。 実施例1及び比較例1 嵩比重の異なる繊維素グリコール酸カルシウム
を崩壊剤として使用し、薬効成分としてアスコル
ビン酸、賦形剤として微結晶セルロース(アビセ
ルPH101、旭化成製)を混合した粉粒体組成物か
ら直打法によつて錠剤を成型した。粉粒体組成及
び打錠条件は次の通りである。 粉粒体組成 アスコルビン酸 50.0 アビセル(200mesh不通過) 42.0 崩壊剤 5.0 タルク 2.5ステアリン酸マグネシウム 0.5 100.0重量% 打錠条件 打錠機:回転式粉末成形機No.8F−3B 菊水製作
所製 成型条件:錠径7.6mm 厚み約4.0mm 成型機への粉体供給はすべてオープンフイード
とし、粉末充填深さ並びに打錠圧の水準をかえて
打錠し、錠剤の平均重量と重量偏差(n=30)、
平均硬度と硬度偏差(n=5)、磨損度、崩壊性
の各測定を行つた。但し硬度、磨損度と崩壊性の
測定法は次の通りである。 硬 度:モンサント硬度計 磨損度:萱垣式磨損度試験機 25回転 20分間処
理 100個の錠剤を処理し粉末化したものの重
量を百分率で示す。 崩壊性:日本薬局方準拠崩壊度試験機(富山産業
株式会社)測定温度:37±2℃ 試験液:水及び局方第1液(人工胃液) n=10:崩壊に要する時間の平均値で示す。
(秒) 第1表に崩壊剤として使用した繊維素グリコー
ル酸カルシウムの性状を示す。 (*但し、中和度は試料を100倍の蒸留水に分散さ
せたときの媒体のPHで表わす。)
定量供給性が良く、重量変動の少ない錠剤を得る
ことのできる粉粒体組成物に関するものであり、
詳しくは特定範囲の嵩比重を有する繊維素グリコ
ール酸カルシウムを崩壊剤として配合してなる粉
粒体組成物に関するものである。 錠剤などの固形薬剤は経口摂取後、胃や腸の消
化液中で崩壊し、薬効成分を放出し、胃や腸の壁
面から人体に薬効成分を吸収させるものである
が、取扱い時は形状が安定して保持されながら、
消化液中での崩壊を充分に行わせるため、多くの
場合崩壊剤が配合使用される。繊維素グリコール
酸カルシウムは医薬用崩壊剤として最も多用され
ているが、無味、無臭、白色であつて崩壊性、膨
潤倍率、圧縮成形性などが良好であるなどの利点
を有するためであり、カルボキシメチルセルロー
スカルシウムとして日本薬局方に収載されECG
−505の商品名(ニチリン化学工業株式会社製造)
で市販されている。その標準的な性質は水中1重
量%分散液の媒体のPHは5〜5.5で、粒度は200メ
ツシユ通過、無水グルコース単位当りのカルボキ
シメチル基の置換度は0.55〜0.6である。 繊維素グリコール酸カルシウムは錠剤の場合、
全体の重量に対して2〜15%使用してこれに崩壊
性を付与するものであるが、粉粒体組成物の中で
は比較的流動性が悪く、径3〜20mm、深さ7〜10
mmの打錠機中でブリツジを形成しやすく、そのた
めに原料粉粒体の定量供給性を低くする傾向があ
る。この定量供給性の低いことは、錠剤重量、薬
効成分量の変動や錠剤硬度の変動の原因となるも
のであつて、作業性ならびに品質管理上好ましく
ない。 この発明の発明者らは、この粉粒体組成物の定
量供給性が使用する繊維素グリコール酸カルシウ
ムの嵩比重の値に依存するところが大きいことを
見出し、嵩比重の大きな繊維素グリコール酸カル
シウムを使用した場合に錠剤成型用粉粒体組成物
の定量供給性が良好であり、重量変動、硬度の変
動のない錠剤が得られることを認め本発明に到達
した。 本発明に使用する嵩比重の大きい繊維素グリコ
ール酸カルシウムの製造法も、基本的には特公昭
43−7960号公報に示された方法に従い、繊維素グ
リコール酸の遊離酸型のものに湿潤状態で炭酸カ
ルシウムを作用させることによつて得られるが原
料繊維素グリコール酸の無水グルコース残基あた
りの置換度が高く、且つ中和度も高PH域に設定す
ることによつて嵩比重の大きい繊維素グリコール
酸カルシウムを得ることができる。また中和反応
時の撹拌シエアーを大きくし、中和に使用する炭
酸カルシウムの1/3程度を水酸化カルシウムでお
きかえることも嵩比重の大きな繊維素グリコール
酸カルシウムを得るのに好都合な条件である。 本発明に使用する繊維素グリコール酸カルシウ
ムの嵩比重は550g/以上900g/以下であ
る。嵩比重550g/以下であれば従来の市販品
を用いた場合と同様である。一方嵩比重は大きい
方がよいが900g/以上は製造が困難であり、
また粉粒体組成物中の他の成分との均一混合性が
かえつて悪くなる可能性がある。ここでいう嵩比
重とは粉体試料を次の方法で測定した値である。 嵩比重測定方法 200mlメスシリンダーを用意し、粉体試料を200
ml目盛まで徐々に投入し、層積する。メスシリン
ダーの底部と床面の距離が5cmになるよう持ち上
げて手を離し、シリンダーを落下させる。この操
作を10回繰り返した後の容積(ml)を読み取つた
後、粉体試料の重量を量る。 嵩比重(g/)= 〔重量(g)/容積(ml)〕×1000 以下に実施例によつて本発明を具体的に説明す
る。 実施例1及び比較例1 嵩比重の異なる繊維素グリコール酸カルシウム
を崩壊剤として使用し、薬効成分としてアスコル
ビン酸、賦形剤として微結晶セルロース(アビセ
ルPH101、旭化成製)を混合した粉粒体組成物か
ら直打法によつて錠剤を成型した。粉粒体組成及
び打錠条件は次の通りである。 粉粒体組成 アスコルビン酸 50.0 アビセル(200mesh不通過) 42.0 崩壊剤 5.0 タルク 2.5ステアリン酸マグネシウム 0.5 100.0重量% 打錠条件 打錠機:回転式粉末成形機No.8F−3B 菊水製作
所製 成型条件:錠径7.6mm 厚み約4.0mm 成型機への粉体供給はすべてオープンフイード
とし、粉末充填深さ並びに打錠圧の水準をかえて
打錠し、錠剤の平均重量と重量偏差(n=30)、
平均硬度と硬度偏差(n=5)、磨損度、崩壊性
の各測定を行つた。但し硬度、磨損度と崩壊性の
測定法は次の通りである。 硬 度:モンサント硬度計 磨損度:萱垣式磨損度試験機 25回転 20分間処
理 100個の錠剤を処理し粉末化したものの重
量を百分率で示す。 崩壊性:日本薬局方準拠崩壊度試験機(富山産業
株式会社)測定温度:37±2℃ 試験液:水及び局方第1液(人工胃液) n=10:崩壊に要する時間の平均値で示す。
(秒) 第1表に崩壊剤として使用した繊維素グリコー
ル酸カルシウムの性状を示す。 (*但し、中和度は試料を100倍の蒸留水に分散さ
せたときの媒体のPHで表わす。)
【表】
錠剤物性測定結果を第2表に示す。
【表】
嵩比重の大きい崩壊剤(No.2)を使用した実施
例1の錠剤は比較例1の錠剤(No.1はECG−505
規格相当品)に比べて重量変動が明らかに小さ
い。また硬度はやゝ大きい傾向を示したがこれは
実施例1の方が比較例1よりも充填性(粉体流動
性)が良好なためと考えられる。 実施例2〜3 比較例2 実施例1と比較例1のアスコルビン酸に代えて
薬効成分としてアスピリンを用い、同様の打錠試
験を行なつた。 粉粒体組成 アスピリン(100mesh不通過) 55.0 アビセル(200mesh不通過) 37.1 崩壊剤 5.0 タルク 2.4 ラブリーワツクス 0.5 100.0重量% 第2表に崩壊剤として使用した繊維素グリコー
ル酸カルシウムの性状を示す。
例1の錠剤は比較例1の錠剤(No.1はECG−505
規格相当品)に比べて重量変動が明らかに小さ
い。また硬度はやゝ大きい傾向を示したがこれは
実施例1の方が比較例1よりも充填性(粉体流動
性)が良好なためと考えられる。 実施例2〜3 比較例2 実施例1と比較例1のアスコルビン酸に代えて
薬効成分としてアスピリンを用い、同様の打錠試
験を行なつた。 粉粒体組成 アスピリン(100mesh不通過) 55.0 アビセル(200mesh不通過) 37.1 崩壊剤 5.0 タルク 2.4 ラブリーワツクス 0.5 100.0重量% 第2表に崩壊剤として使用した繊維素グリコー
ル酸カルシウムの性状を示す。
【表】
錠剤物性測定結果を第4表に示す。
但し、重量測定個数は50、硬度測定個数は20と
した。
した。
【表】
嵩比重の大きい崩壊剤を使用した実施例2と3
の錠剤は、比較例2の錠剤に比べ重量変動が小さ
く、充填性(粉体流動性)が良好なものであると
考えられる。
の錠剤は、比較例2の錠剤に比べ重量変動が小さ
く、充填性(粉体流動性)が良好なものであると
考えられる。
Claims (1)
- 1 薬効成分、賦形剤、崩壊剤及び必要に応じて
加えられる添加剤からなる粉粒体組成物におい
て、崩壊剤が嵩比重550g/以上900g/以下
の繊維素グリコール酸カルシウムであることを特
徴とする錠剤用粉粒体組成物。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15874183A JPS6048934A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 錠剤用粉粒体組成物 |
| US06/643,648 US4508893A (en) | 1983-08-25 | 1984-08-23 | Process for the preparation of a powdery calcium cellulose glycolate |
| DE3431227A DE3431227C2 (de) | 1983-08-25 | 1984-08-24 | Verfahren zur Herstellung von pulverförmigem Calciumcelluloseglycolat |
| KR1019840005131A KR900004699B1 (ko) | 1983-08-25 | 1984-08-24 | 분말상 섬유소 글리코올 칼슘의 제조법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15874183A JPS6048934A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 錠剤用粉粒体組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6048934A JPS6048934A (ja) | 1985-03-16 |
| JPH0465813B2 true JPH0465813B2 (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=15678318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15874183A Granted JPS6048934A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-29 | 錠剤用粉粒体組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6048934A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53127553A (en) * | 1977-04-13 | 1978-11-07 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Vehicle |
| JPS59176217A (ja) * | 1983-03-28 | 1984-10-05 | Daicel Chem Ind Ltd | 固形薬剤用粉粒体組成物 |
| JP3032234B2 (ja) * | 1990-04-20 | 2000-04-10 | 株式会社日立製作所 | アライメント装置 |
-
1983
- 1983-08-29 JP JP15874183A patent/JPS6048934A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6048934A (ja) | 1985-03-16 |
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