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JPH0617430B2 - ブロツク共重合体およびその製造方法 - Google Patents
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JPH0617430B2 - ブロツク共重合体およびその製造方法 - Google Patents

ブロツク共重合体およびその製造方法

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JPH0617430B2
JPH0617430B2 JP18998583A JP18998583A JPH0617430B2 JP H0617430 B2 JPH0617430 B2 JP H0617430B2 JP 18998583 A JP18998583 A JP 18998583A JP 18998583 A JP18998583 A JP 18998583A JP H0617430 B2 JPH0617430 B2 JP H0617430B2
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JP
Japan
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vinyl aromatic
weight
aromatic compound
conjugated diene
copolymer
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邦彦 村守
和生 山本
昇 大嶋
嘉人 吉村
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なビニル芳香族化合物−共役ジエンブロッ
ク共重合体に関し、さらに詳しくは、透明でしかも衝撃
強度と引張強度と伸びのバランスのとれた両端に非エラ
ストマー性ビニル芳香族化合物ブロックを有し、中央に
共役ジエンを主体としたビニル芳香族化合物と共役ジエ
ンの主にエラストマー性共重合体ブロックを有するブロ
ック共重合体およびその製造方法に関するものである。
最近、透明でしかも衝撃強度と引張強度と伸びのバラン
スのとれた熱可塑性樹脂の要求が種種の分野で高まって
いる。
ビニル芳香族化合物と共役ジエンから成る直鎖状ブロッ
ク共重合体はアニオン重合の技術分野では公知のもので
あり、例えば特公昭47−28915、特公昭47-3252、特公
昭48-2423、特公昭48-20038に開示されている。しかし
これらの方法で得られるブロック共重合体は衝撃強度と
引張強度と伸びのバランスの点で未だ充分満足出来るも
のではない。
そこで本発明者らは衝撃強度と引張強度と伸びのバラン
スのとれたブロック共重合体を得るべく鋭意検討した結
果本発明に到達した。即ち本発明は炭化水素溶媒中で有
機リチウム化合物を開始剤として重合して得られるビニ
ル芳香族化合物含量が55重量%を超え95重量%以下
のビニル芳香族化合物−共役ジエンブロック共重合体に
おいて該共重合体が一般式 A−B−A (式中Aはビニル芳香族化合物重合体ブロックであっ
て、両端のAの合計量はビニル芳香族化合物全体の70
〜97重量%を含み、Bは共役ジエンとビニル芳香族化
合物との共重合体であって、B部分が(a)ビニル芳香族
化合物が漸増するテーパーブロックを2〜10個有し、
(b)ビニル芳香族化合物/共役ジエンの重量比が3〜8
5/97〜15である。) であって、モノマー単位で1〜4個連らなったビニル芳
香族化合物の連鎖の量が全ビニル芳香族化合物含量の5
〜25重量%であることを特徴とするブロック共重合体
である。なお、この重合体の分子量は後記の通りであ
る。
本発明のブロック共重合体はビニル芳香族化合物が55
重量%を超え95重量%以下、好ましくは60〜90重量%
である。ビニル芳香族化合物が55重量%以下では硬さ
が充分でなく、95重量%を超えると衝撃強度が劣る。
本発明のブロック共重合体の特徴は一般式A−B−Aに
おいてB部分が特定範囲のビニル芳香族化合物を有し、
更に特定範囲のテーパーブロック数を有し、しかも該ブ
ロック共重合体は特定範囲のビニル芳香族化合物の連鎖
分布を有した共重合体であることにある。これらの特徴
により、透明でしかも衝撃強度と引張強度と伸びのバラ
ンスが著しく改善される。
すなわち本発明のブロック共重合体のB部分のビニル芳
香族化合物含量は3〜85重量%、好ましくは10〜55重
量%であり、かつA部分のビニル芳香族化合物が全ビニ
ル芳香族化合物の70〜97重量%で、好ましくは75〜
90重量%である。B部分のビニル芳香族化合物の含量が
3重量%未満では引張強度が劣り、85重量%を超える
と伸びが充分でない。さらにB部分はビニル芳香族化合
物が斬増するテーパーブロックからなり、そのテーパー
ブロックの数は2〜10個、好ましくは2〜6個が良
い。テーパーブロックの数が2未満では伸びが劣り、1
0を超えると耐衝撃性と引張強度が劣る。
ブロック共重合体のビニル芳香族化合物の連鎖分布はモ
ノマー単位で1〜4個連らなったビニル芳香族化合物の
連鎖の量が全ビニル芳香族化合物含量の5〜25重量
%、好ましくは10〜20重量%である。4以下の連鎖
が5重量%未満では伸びが劣り、25重量%を超えると
衝撃強度が劣る。
本発明のブロック共重合体は次の様な方法で製造するこ
とが出来る。
すなわち、炭化水素溶媒中にエーテルまたは第3級アミ
ンを添加し、有機リチウム化合物を開始剤として用い、 (1)まずビニル芳香族化合物を全モノマー使用量の20〜4
5重量%、好ましくは25〜40重量%を重合し、重合反応
が実質的に終了した後 (2)共役ジエン15〜97重量%とビニル芳香族化合物3〜
85重量%の混合物を2回〜10回に分けて重合し、必
要ならその後1回共役ジエンを添加して重合する。
(3)最後にビニル芳香族化合物を全モノマー使用量に対
し20〜45重量%、好ましくは25〜40重量%を重合する方
法が使用できる。
上記の共役ジエンとビニル芳香族化合物の混合物を2回
〜10回に分けて重合する工程において各回の単量体使
用量は同程度の方が好ましく、また各回において添加し
た単量体のほぼ100%の重合を行なうことが望ましい。
また2回〜10回に分けてモノマーを添加する方法とし
てモノマー混合物を添加する方法、または共役ジエンと
ビニル芳香族化合物を同時に添加する方法等が用いられ
る。
好ましいビニル芳香族化合物の連鎖分布を有するビニル
芳香族化合物と共役ジエンの共重合体は、炭化水素溶媒
中にエーテルまたは第3級アミンを添加して重合するこ
とによって得られる。エーテルまたは第3級アミンを添
加するとビニル芳香族化合物の1〜4の連鎖量が増加す
るが、この連鎖量はビニル芳香族化合物含量の5〜25
重量%が好ましく、更に好ましくは10〜25重量%で
ある。5重量%未満では伸びが劣り、25重量%を超え
ると衝撃強度が劣る。
ビニル芳香族化合物の連鎖分布を調節する観点から、エ
ーテルまたは第3級アミンの使用量はモノマー100重
量部当り0.005〜5重量部とするのが前記(2)の過程で必
須であり、好ましくは0.005〜0.5重量部である。
本発明に使用するビニル芳香族化合物としては、スチレ
ン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、m−メ
チルスチレン、o−メチルスチレン、n−tert−ブチル
スチレン、ジメチルスチレン、ビニルナフタレン等が使
用出来る。このうちスチレンが好ましい。また共役ジエ
ンとしては、ブタジエン、イソプレン、ピペリレンなど
が使用出来る。このうちブタジエンが好ましいものとし
て挙げられる。
本発明のブロック共重合体の重量平均分子量は10,000〜
800,000、好ましくは50,000〜500,000である。このうち
A部分の重量平均分子量は3,000〜150,000、B部分の重
量平均分子量は5,000〜200,000である。
本発明のブロック共重合体は等温重合法でも、断熱重合
法でも得られる。また好ましい重合温度範囲は30〜120
℃である。
本発明のブロック共重合体の製造に用いられる炭化水素
溶媒として、例えばシクロペンタン、シクロヘキサン、
ベンゼン、エチルベンゼン、キシレン及びこれらとペン
タン、ヘキサン、ヘプタン、ブタンなどの混合物が用い
られる。
有機リチウム化合物としては例えばn−ブチルリチウ
ム、sec−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム、n
−ヘキシルリチウム、iso−ヘキシルリチウム、フェニ
ルリチウム、ナフチルリチウム等があり、モノマー100
重量部当り、0.04〜1.0重量部で用いられる。
エーテルまたは第3級アミンとしては例えばテトラハイ
ドロフラン、ジエチルエーテル、アニソール、ジメトキ
シベンゼン、エチレングリコールジメチルエーテル、ト
リエチルアミン、N−ジメチルアニリン、ピリジンなど
のエーテル化合物、及び第3級アミン化合物が用いられ
る。
本発明のブロック共重合体は単体で、または必要に応じ
てポリスチレン、1,2−ポリブタジエン等とブレンドし
て食品容器類、玩具、日常雑貨品類、履物、自動車部
品、電気器具部品に用いられる。
そのほか本発明のブロック共重合体の用途は広範囲な領
域にわたるが、その例を示すならば履物、容器などの射
出成形品、玩具、家庭用品などのフロー成形品、パッキ
ング、シート、プレートなどの圧搾成型品等に好適に使
用することができる。また炭化水素溶剤に溶解するので
接着剤としても有効に用いられる。更に本発明のブロッ
ク共重合体はSBRやNBRなどの他のゴム、ポリスチレンな
どのプラスチック等に混合しその物性を改変されるにも
用いられる。また発泡させて各種用途に用いることもで
きる。
なお、本発明の共重合体の中央部において、ビニル芳香
族化合物の量が多いものは、ガラス状の硬質な性質を示
し、これは、塊状又はシート状の成型品用の組成物等に
利用できる。
また本発明のブロック共重合体は水素添加して耐熱性、
耐候性を向上させることができる。水素添加したブロッ
ク共重合体も上記各用途への使用や組成物とすることが
できる。
なお各種測定は下記の方法によった。
衝撃強度、引張強度と伸びは、JISK6871に従って測定し
た。
透明性試験はASTM・D-1003に準拠した。
スチレン連鎖は農工大田中教授等によって開発された方
法(高分子学会予稿集、第29巻7号2055頁)に準拠し
た。
また硬度の測定はASTM・D-785に従い、Rスケールで行っ
た。
全スチレン含量は赤外法により求めた。
実施例1 洗滌、乾燥した攪拌機、ジャケット付きのオートクレー
ブに窒素雰囲気下でシクロヘキサン5,000g、テトラハ
イドロフラン1gを仕込んだ後、内温を70℃にした。
次にn−ブチルリチウム0.64gを含むヘキサン溶液を添
加後スチレンを300g添加し、60分重合した。スチレン
の重合転化率は100%であった。次いでスチレン50
g、ブタジエン125gの混合物を添加して60分重合し
た。スチレン、ブタジエンの重合転化率は100%であっ
た。更にこの操作を2回繰返した。次いでブタジエンを
125g添加して重合転化率100%まで重合させた。その後
更にスチレンを300g添加して60分重合した。転化率
は100%であった。
なお重合中は温度を常に70℃になる様に調節した。重
合終了後、重合体溶液に2,6−ジ−tert−ブチルp−ク
レゾールを添加した後、シクロヘキサンを加熱除去して
ブロック共重合体を得た。
実施例2〜3、比較例1〜5 表−1に示した所定量のスチレン、ブタジエン、テトラ
ハイドロフラン等を用い、実施例1と同様の処方によっ
て重合した。
表−2にはブロック共重合体の分子特性を示す。
また表−3にはブロック共重合体の物性評価結果を示
す。
実施例1:全結合スチレンを60%、B部分の結合スチ
レンを23%、かつB部分のモノマー添加回数を4回と
した例。
実施例2:全結合スチレンを90%、B部分の結合スチ
レンを64%、かつB部分のモノマー添加回数を6回と
した例。
実施例3:スチレンの代りにパラメチルスチレンを用い
た例。
全結合パラメチルスチレン量を75%、B部分の結合パ
ラメチルスチレン量を37%、B部分のモノマー添加回
数を2回とした例。
比較例1:全結合スチレンを40%とした例。
〃 2:全結合スチレンを98%とした例。
〃 3:テトラハイドロフランを大過剰に加えた例。
(6.0g/100gモノマ-) 〃 4:B部分のモノマー添加回数を12回にした
例。
〃 5:B部分のモノマー添加回数を1回にした例。
表−3に示す様に実施例1〜3は比較例1〜5に比べ、
衝撃強度と引張強度と破断伸びのバランスの点ですぐれ
ている。
応用例 実施例1のブロック共重合体1000gをシクロヘキサン50
00gに溶解し、テトラヒドロフラン13gを加えた後、
ニッケルアセチルアセトン2.5gを含むシクロヘキサン
溶液100mlと、トリイソブチルアルミニウム40gを含
むシクロヘキサン溶液300mlを加え、15Kg/cm2、100℃
にて60分間反応を行った。反応終了後、塩酸水溶液で
数回洗浄した後、実施例1と同様にして溶媒を除き、重
合体を得た。重合体の引張速度は245Kg/cm2、伸びは650
%、硬度(JIS-A)は97であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1の赤外線吸収スペクトル、第2図は連
鎖分布曲線である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大嶋 昇 東京都中央区築地2丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内 (72)発明者 吉村 嘉人 東京都中央区築地2丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭化水素溶媒中で有機リチウム化合物を開
    始剤として重合して得られるビニル芳香族化合物含量が
    55重量%を超え95重量%以下のビニル芳香族化合物
    −共役ジエンブロック共重合体において該共重合体が一
    般式 A−B−A (式中Aはビニル芳香族化合物重合体ブロックであっ
    て、両端のAの合計量はビニル芳香族化合物全体の70
    〜97重量%を含み、またAの重量平均分子量は3,000
    〜150,000であり、Bは共役ジエンとビニル芳香族化合
    物との共重合体でその重量平均分子量は5,000〜200,000
    であって、B部分が (a)ビニル芳香族化合物が漸増するテーパーブロック
    を2〜10個有し、 (b)ビニル芳香族化合物/共役ジエンの重量比が3〜
    85/97〜15である。) であって、モノマー単位で1〜4個連なったビニル芳香
    族化合物の連鎖の量が全ビニル芳香族化合物含量の5〜
    25重量%であり、且つ重量平均分子量が10,000〜800,
    000であることを特徴とする重合体。
  2. 【請求項2】炭化水素溶媒中で有機リチウム化合物を開
    始剤として重合して得られるビニル芳香族化合物含量が
    55重量%を超え95重量%以下のビニル芳香族化合物
    −共役ジエンブロック共重合体において該共重合体が一
    般式 A−B−A (式中Aはビニル芳香族化合物重合体ブロックであっ
    て、両端のAの合計量はビニル芳香族化合物全体の70
    〜97重量%を含み、またAの重量平均分子量は3,000
    〜150,000であり、Bは共役ジエンとビニル芳香族化合
    物との共重合体でその重量平均分子量は5,000〜200,000
    であって、B部分が (a)ビニル芳香族化合物が漸増するテーパーブロック
    を2〜10個有し、 (b)ビニル芳香族化合物/共役ジエンの重量比が3〜
    85/97〜15である。) であって、モノマー単位で1〜4個連なったビニル芳香
    族化合物の連鎖の量が全ビニル芳香族化合物含量の5〜
    25重量%であり、且つ重量平均分子量が10,000〜800,
    000である共重合体の製造方法であって、 炭化水素溶媒中で有機リチウム化合物を開始剤として用
    い、 (1)まずビニル芳香族化合物を全モノマー使用量の20
    〜45重量%を重合し、重合反応が実質的に終了した後 (2)共役ジエン15〜97重量%とビニル芳香族化合物
    3〜85重量%の混合物を2回〜10回に別けて全モノ
    マー100重量部当り0.005〜5重量部のエーテルまた
    は第3級アミンの存在下で重合し (3)最後にビニル芳香族化合物を全モノマー使用量に対
    し20〜45重量%重合すること特徴とする共重合体の
    製造方法。
JP18998583A 1983-03-10 1983-10-13 ブロツク共重合体およびその製造方法 Expired - Lifetime JPH0617430B2 (ja)

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NLAANVRAGE8400773,A NL185781C (nl) 1983-03-10 1984-03-09 Blokcopolymeer van een alkenyl-aromatische verbinding en een geconjugeerd dieen, werkwijze voor het bereiden daarvan en gevormde voortbrengselen daaruit.
GB08406429A GB2138009B (en) 1983-03-10 1984-03-12 Block copolymer of an alkenyl aromatic compound and a conjugated diene

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