JPH0647011B2 - 貼付剤の製造方法 - Google Patents
貼付剤の製造方法Info
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- JPH0647011B2 JPH0647011B2 JP61153845A JP15384586A JPH0647011B2 JP H0647011 B2 JPH0647011 B2 JP H0647011B2 JP 61153845 A JP61153845 A JP 61153845A JP 15384586 A JP15384586 A JP 15384586A JP H0647011 B2 JPH0647011 B2 JP H0647011B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は貼付剤の製造方法に関し、更に詳しくは異種の
帯状粘着剤層が交互に連接した貼付剤の製造方法に関す
る。
帯状粘着剤層が交互に連接した貼付剤の製造方法に関す
る。
(従来の技術) 薬効成分含有層,接着剤層,保水ゲル層などをスポット
状や帯状に交互に塗着した貼付剤が知られている(特開
昭47−15685号,特開昭60−9223号,実公
昭58−4900号)が、その工業的製造方法はまだ知
られていない。
状や帯状に交互に塗着した貼付剤が知られている(特開
昭47−15685号,特開昭60−9223号,実公
昭58−4900号)が、その工業的製造方法はまだ知
られていない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、異種の帯状粘着剤層が交互に連接した
貼付剤を大量に生産することができる工業的な製造方法
を提供することにある。
貼付剤を大量に生産することができる工業的な製造方法
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、異種の帯状粘着剤層が交互に連接した貼
付剤を工業的に製造する方法を発明すべく鋭意研究した
結果、剥離シート上に複数個の帯状の粘着剤層を形成
し、支持シート上に、剥離シートの粘着剤層に対応する
部分を空けて別個の複数個の帯状の粘着剤層を形成した
後、両シートを重ね合せることにより異種の帯状粘着剤
層が交互に連接した貼付剤を製造することに成功し、本
発明を完成した。
付剤を工業的に製造する方法を発明すべく鋭意研究した
結果、剥離シート上に複数個の帯状の粘着剤層を形成
し、支持シート上に、剥離シートの粘着剤層に対応する
部分を空けて別個の複数個の帯状の粘着剤層を形成した
後、両シートを重ね合せることにより異種の帯状粘着剤
層が交互に連接した貼付剤を製造することに成功し、本
発明を完成した。
本発明の方法は、粘着剤を剥離シートに帯状に塗着して
複数個の帯状粘着剤層を設けた粘着シートIを作成し、
また別個に前記粘着剤層とは異なる粘着剤層を、前記粘
着シートIの粘着剤層に対応する部分を空けて支持シー
ト上に塗着して複数個の帯状粘着剤層を設けた粘着シー
トIIを作成した後、この粘着シートIとIIとを重ね合せ
て一体化し異種の帯状粘着剤層が交互に連接した貼付剤
を製造することを特徴とする貼付剤の製造方法である。
複数個の帯状粘着剤層を設けた粘着シートIを作成し、
また別個に前記粘着剤層とは異なる粘着剤層を、前記粘
着シートIの粘着剤層に対応する部分を空けて支持シー
ト上に塗着して複数個の帯状粘着剤層を設けた粘着シー
トIIを作成した後、この粘着シートIとIIとを重ね合せ
て一体化し異種の帯状粘着剤層が交互に連接した貼付剤
を製造することを特徴とする貼付剤の製造方法である。
本発明において、粘着剤とは、常用の親油性粘着性物質
または親水性粘着性物質に薬効成分および/またはその
他の必要な成分を混練したものをいう。
または親水性粘着性物質に薬効成分および/またはその
他の必要な成分を混練したものをいう。
ここで、前記薬効成分とは経皮吸収させることができる
か、または貼付剤に常用されている薬物であり、たとえ
ば、コルチコステロイド類(たとえば、ブレドニゾロ
ン,酢酸ブレドニゾロン,ヒドロコルチゾン,酢酸ヒド
ロコルチゾン,酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン,ベ
タメタゾン,吉草酸ベタメタゾン,フルオシノロンアセ
トニド,デキサメタゾンなど),麻酔剤(たとえば、ベン
ゾカイン,リドカイン,アミノ安息香酸エチルなど)、
抗ヒスタミン剤(たとえば、塩酸ジフェンヒドラミン,
塩酸イソサイペンジル,ジフェニールイミダゾールな
ど),抗菌剤(たとえば、塩化ベンザルコニウム,ニトロ
フランなど)、抗真菌剤(たとえば、ナイスタチン,ウ
ンデシレン酸,トルナフテートなど),鎮痛消炎剤(たと
えば、インドメタシン,ジクロフェナックナトリウム,
フルフェナム酸,サリチル酸ナトリウム,オウバク末,
水溶性アズレンなど),抗生物質(たとえば、エリスロマ
イシン,クロラムフェニコール,セファレキシン,テト
ラサイクリン,ネオマイシン,ペニシリン,ペニシリン
Gナトリウムなど),貼付剤常用薬(カンフル,メントー
ル,炮附子,紫根,ハッカ油,チモール,アクリノー
ル,ロートエキス,トウガラシエキスなど)などであ
る。
か、または貼付剤に常用されている薬物であり、たとえ
ば、コルチコステロイド類(たとえば、ブレドニゾロ
ン,酢酸ブレドニゾロン,ヒドロコルチゾン,酢酸ヒド
ロコルチゾン,酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン,ベ
タメタゾン,吉草酸ベタメタゾン,フルオシノロンアセ
トニド,デキサメタゾンなど),麻酔剤(たとえば、ベン
ゾカイン,リドカイン,アミノ安息香酸エチルなど)、
抗ヒスタミン剤(たとえば、塩酸ジフェンヒドラミン,
塩酸イソサイペンジル,ジフェニールイミダゾールな
ど),抗菌剤(たとえば、塩化ベンザルコニウム,ニトロ
フランなど)、抗真菌剤(たとえば、ナイスタチン,ウ
ンデシレン酸,トルナフテートなど),鎮痛消炎剤(たと
えば、インドメタシン,ジクロフェナックナトリウム,
フルフェナム酸,サリチル酸ナトリウム,オウバク末,
水溶性アズレンなど),抗生物質(たとえば、エリスロマ
イシン,クロラムフェニコール,セファレキシン,テト
ラサイクリン,ネオマイシン,ペニシリン,ペニシリン
Gナトリウムなど),貼付剤常用薬(カンフル,メントー
ル,炮附子,紫根,ハッカ油,チモール,アクリノー
ル,ロートエキス,トウガラシエキスなど)などであ
る。
その他の必要な成分としては充填剤(たとえば、カオリ
ン,ベントナイト,酸化チタン,酸化亜鉛,炭酸カルシ
ウム,メタケイ酸アルミン酸マグネシウムなど),粘着
性付与成分(たとえば、ロジン,変性ロジン,水添ロジ
ン,石油系樹脂,クマロンインデン樹脂,ポリテルペン
樹脂、ポリスチレン樹脂,ヒドロアビエチルアルコー
ル,ポリブテン,液状イソプレンなど),酸化防止剤,
香料剤などを用いることができる。
ン,ベントナイト,酸化チタン,酸化亜鉛,炭酸カルシ
ウム,メタケイ酸アルミン酸マグネシウムなど),粘着
性付与成分(たとえば、ロジン,変性ロジン,水添ロジ
ン,石油系樹脂,クマロンインデン樹脂,ポリテルペン
樹脂、ポリスチレン樹脂,ヒドロアビエチルアルコー
ル,ポリブテン,液状イソプレンなど),酸化防止剤,
香料剤などを用いることができる。
親油性粘着物質としては、たとえば、天然ゴム,合成ゴ
ム(イソプレンゴム,スチレン−イソプレン−スチレン
共重合体,スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体,
スチレン−ブタジエンゴムなど),ポリアクリル酸エス
テルなどを用いることができる。
ム(イソプレンゴム,スチレン−イソプレン−スチレン
共重合体,スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体,
スチレン−ブタジエンゴムなど),ポリアクリル酸エス
テルなどを用いることができる。
親水性粘着性物質としては、ポリビニルアルコール,ゼ
ラチン,ポリアクリル酸,ポリアクリル酸ナトリウム,
ポリメタアクリル酸およびその架橋ゲル,液状イソプレ
ンゴムの一部架橋体および架橋体のエマルジョン,前記
合成ゴムのエアルジョンなどを用いることができる。
ラチン,ポリアクリル酸,ポリアクリル酸ナトリウム,
ポリメタアクリル酸およびその架橋ゲル,液状イソプレ
ンゴムの一部架橋体および架橋体のエマルジョン,前記
合成ゴムのエアルジョンなどを用いることができる。
剥離シートはポリエチレン,ポリ塩化ビニル,ポリエス
テルなどの合成樹脂フィルム,紙,アルミニウム箔また
はこれらのラミネートシートなどにシリコンなどで剥離
処理したものを用いる。
テルなどの合成樹脂フィルム,紙,アルミニウム箔また
はこれらのラミネートシートなどにシリコンなどで剥離
処理したものを用いる。
支持シートは不織布,綿布,和紙などの剥離布,ポリエ
チレン,ポリ塩化ビニル,ポリエスルテル,ポリプロピ
レンなどの合成樹脂フィルム、アルミニウム箔またはこ
れらのラミネートシートなどを用いる。
チレン,ポリ塩化ビニル,ポリエスルテル,ポリプロピ
レンなどの合成樹脂フィルム、アルミニウム箔またはこ
れらのラミネートシートなどを用いる。
本発明の方法は、2枚のシートの一方に複数個の帯状粘
着剤層を設け、他方のシートには、この粘着剤層に対応
する部分を空けて他の部分にこの粘着剤とは異なる粘着
剤の複数個の帯状粘着剤層を設けた後、両者を合わせて
一体化して、異種の帯状粘着剤層が交互に連接した貼付
剤を工業的に製造する方法である。
着剤層を設け、他方のシートには、この粘着剤層に対応
する部分を空けて他の部分にこの粘着剤とは異なる粘着
剤の複数個の帯状粘着剤層を設けた後、両者を合わせて
一体化して、異種の帯状粘着剤層が交互に連接した貼付
剤を工業的に製造する方法である。
ここにおいて、相隣る帯状粘着剤層は、互いに異なる粘
着剤からなる。
着剤からなる。
異なる粘着剤とは、薬効成分を異にするもの、親水性と
親油性のように粘着性物質の系を異にするもの、薬効成
分と粘着性物質の系が同じでも粘着物質の組成,重合度
などを異にするなどいろいろな場合がある。
親油性のように粘着性物質の系を異にするもの、薬効成
分と粘着性物質の系が同じでも粘着物質の組成,重合度
などを異にするなどいろいろな場合がある。
本発明の方法で製造される貼付剤は、剥離シートと支持
シートとからなる2枚のシートの間に、異種の帯状粘着
剤層が交互に連接している。
シートとからなる2枚のシートの間に、異種の帯状粘着
剤層が交互に連接している。
親油性粘着剤は、たとえば次の方法により調製すること
ができる。
ができる。
前記親油性粘着性物質に流動パラフィンなどを含浸さ
せ、これに粘着性付与成分,充填剤などを混練し、必要
があれば更に親油性薬効成分を混練して親油性粘着剤を
得る。
せ、これに粘着性付与成分,充填剤などを混練し、必要
があれば更に親油性薬効成分を混練して親油性粘着剤を
得る。
また親水性粘着剤は、たとえば次の方法により調製する
ことができる。
ことができる。
前記親水性粘着性物質(架橋ゲルとする必要がある場合
には未架橋のもの)をアルコール類と混合し、これに充
填剤などを加えて混練する。
には未架橋のもの)をアルコール類と混合し、これに充
填剤などを加えて混練する。
これに精製水を加え、架橋ゲルとする必要がある場合に
は架橋剤も加えてこれを混練し、必要があれば更に親水
性薬効成分を混練して親水性粘着剤を得る。
は架橋剤も加えてこれを混練し、必要があれば更に親水
性薬効成分を混練して親水性粘着剤を得る。
このようにして調製した前記粘着剤を用いて異種の帯状
粘着剤層を交互に連接した貼付剤を製造するには次の方
法による。
粘着剤層を交互に連接した貼付剤を製造するには次の方
法による。
(1)カレンダー・ロール法 本方法はカレンダー・ロールを用いて行なう。
第1図にその装置の一例を示す。
第1図においては、縦型3本ロール1,2,3をフレー
ム4に取り付け、ロール1と2の間にバンド5を通し
て、その両端をフレーム4に取り付ける。
ム4に取り付け、ロール1と2の間にバンド5を通し
て、その両端をフレーム4に取り付ける。
バンド5はテフロン,ナイロン,ポリエステルおよび金
属などの材料で作られていて、シート上に塗着される帯
状粘着剤層のサイズにあわせてそのサイズが定められ
る。所定の間隔をあけて必要数の所定巾のバンドを平行
にフレーム4に取り付ける。ロール6に巻いたシートS
1(剥離シート)を、ロール2とロール3の間を通し、そ
れから反転させてロール1とロール2の間を通した後、
ロール8に接するロール7を介して引き出す。
属などの材料で作られていて、シート上に塗着される帯
状粘着剤層のサイズにあわせてそのサイズが定められ
る。所定の間隔をあけて必要数の所定巾のバンドを平行
にフレーム4に取り付ける。ロール6に巻いたシートS
1(剥離シート)を、ロール2とロール3の間を通し、そ
れから反転させてロール1とロール2の間を通した後、
ロール8に接するロール7を介して引き出す。
ロール1と2の間に粘着剤Aをいれ、ロール1をロール
2との接点においてシートS1の進行方向にまわしてシ
ートS1上に複数個の帯状粘着剤A層を塗着する。第1
図においては、複数個の帯状粘着剤層が一定間隔で多数
平行に塗着されている。これが同種の装置を用いて、予
めシートS2(支持シート)上にシートS1の複数個の帯状
粘着剤A層に対応する部分を空けて複数個の帯状粘着剤
B層を塗着しておいてロール9に巻きとり、ロール7と
逆方向に回転するロール8を介してシートS2を引き出
し、シートS2上の複数個の帯状粘着剤B層がシートS1
上の複数個の帯状粘着剤A層の空隙部に嵌合するように
シートS2の位置を合わせ、シートS1とシートS2をロ
ール7とロール8との間に通して圧着し、シートS1と
シートS2を一体化しながらこれをロール10に巻きとる
か適当なサイズに切断して、異種の帯状粘着剤層が交互
に連接した貼付剤を製造する。
2との接点においてシートS1の進行方向にまわしてシ
ートS1上に複数個の帯状粘着剤A層を塗着する。第1
図においては、複数個の帯状粘着剤層が一定間隔で多数
平行に塗着されている。これが同種の装置を用いて、予
めシートS2(支持シート)上にシートS1の複数個の帯状
粘着剤A層に対応する部分を空けて複数個の帯状粘着剤
B層を塗着しておいてロール9に巻きとり、ロール7と
逆方向に回転するロール8を介してシートS2を引き出
し、シートS2上の複数個の帯状粘着剤B層がシートS1
上の複数個の帯状粘着剤A層の空隙部に嵌合するように
シートS2の位置を合わせ、シートS1とシートS2をロ
ール7とロール8との間に通して圧着し、シートS1と
シートS2を一体化しながらこれをロール10に巻きとる
か適当なサイズに切断して、異種の帯状粘着剤層が交互
に連接した貼付剤を製造する。
ロール8の後方に、シートS1に複数個の帯状粘着剤A
層を塗着する装置と同種の装置を設けて、シートS1と
シートS2に、同時にそれぞれ異種の帯状粘着剤層を複
数個塗着し、同様にしてロール7とロール8でシートS
1とシートS2を圧着して同様の貼付剤を製造することも
可能である。
層を塗着する装置と同種の装置を設けて、シートS1と
シートS2に、同時にそれぞれ異種の帯状粘着剤層を複
数個塗着し、同様にしてロール7とロール8でシートS
1とシートS2を圧着して同様の貼付剤を製造することも
可能である。
(2)ホットメルト・コーティング法 本方法はホットメルト・コーティング・アプリケーター
を用いて行なう。
を用いて行なう。
第2図にその装置の一例を示す。
第2図においては、互いに接し、それぞれその接点に向
って内側方向に回転する一対のロール1とロール2を介
して、それぞれシートS1(剥離シート)とシートS2(支
持シート)を引き出す。
って内側方向に回転する一対のロール1とロール2を介
して、それぞれシートS1(剥離シート)とシートS2(支
持シート)を引き出す。
シートS1側のホットメルト・コーティング・アプリケ
ーターC1に多数のノズルを設け、シートS1を進行させ
ながら所定のノズルから連続的に粘着剤AをシートS1
上に押し出して粘着剤Aを塗着し、複数個の帯状粘着剤
A層を設ける。
ーターC1に多数のノズルを設け、シートS1を進行させ
ながら所定のノズルから連続的に粘着剤AをシートS1
上に押し出して粘着剤Aを塗着し、複数個の帯状粘着剤
A層を設ける。
シートS2側のホットメルト・コーティング・アプリケ
ーターC2にも多数のノズルを設け、シートS1の空隙部
に対応するシートS2の部分に接着剤Bを塗着すること
ができるようにしておく。シートS1の進行に応じてシ
ートS2も進行し、ホットメルト・コーティング・アプ
リケーターC2の所定のノズルから連続的に粘着剤Bを
シートS2上に押し出して粘着剤Bを塗着し、複数個の
帯状粘着剤B層を設ける。
ーターC2にも多数のノズルを設け、シートS1の空隙部
に対応するシートS2の部分に接着剤Bを塗着すること
ができるようにしておく。シートS1の進行に応じてシ
ートS2も進行し、ホットメルト・コーティング・アプ
リケーターC2の所定のノズルから連続的に粘着剤Bを
シートS2上に押し出して粘着剤Bを塗着し、複数個の
帯状粘着剤B層を設ける。
シートS1とシートS2をロール1とロール2の間に通し
て圧着し、シートS1とシートS2を一体化しながらこれ
をロール3に巻きとるか適当なサイズに切断して異種の
帯状粘着剤層が交互に連接した貼付剤を製造する。
て圧着し、シートS1とシートS2を一体化しながらこれ
をロール3に巻きとるか適当なサイズに切断して異種の
帯状粘着剤層が交互に連接した貼付剤を製造する。
実施例 以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例1 (カレンダー・ロール法) (1) 素練り済みの天然ゴム30部に水添ロジン10部お
よび精製ラノリン5部を加えて100〜120℃で練合し、さ
らにカオリン20部および酸化チタン3部を加えて練合
した。次に練合槽内を40〜70℃に冷却し、サリチル酸メ
チル1部,dl−カンフル0.5部,l−メントール2
部およびチモール0.3部をあらかじめ混合して溶液と
したものをこの練合物に加えて練合し、粘着剤Aを得
た。
よび精製ラノリン5部を加えて100〜120℃で練合し、さ
らにカオリン20部および酸化チタン3部を加えて練合
した。次に練合槽内を40〜70℃に冷却し、サリチル酸メ
チル1部,dl−カンフル0.5部,l−メントール2
部およびチモール0.3部をあらかじめ混合して溶液と
したものをこの練合物に加えて練合し、粘着剤Aを得
た。
(2) ゼラチン4部,ポリアクリル酸ナトリウム1部およ
びカルボキシメチルセルロース2部にグリセリン10部
およびプロピレングリコール10部を加えて充分に練合
した後、カオリン15部を加えてさらに充分に練合し
た。次に精製水50部に酒石酸1部およびケイ酸アルミ
ニウム0.1部を加えたものをこの練合物に加えて練合
後、予めサリチル酸メチル1部,dl−カンフル0.5部
およびl−メントール1部を混合して溶液としたものを
更に練合物に加えて練合し、粘着剤Bを得た。
びカルボキシメチルセルロース2部にグリセリン10部
およびプロピレングリコール10部を加えて充分に練合
した後、カオリン15部を加えてさらに充分に練合し
た。次に精製水50部に酒石酸1部およびケイ酸アルミ
ニウム0.1部を加えたものをこの練合物に加えて練合
後、予めサリチル酸メチル1部,dl−カンフル0.5部
およびl−メントール1部を混合して溶液としたものを
更に練合物に加えて練合し、粘着剤Bを得た。
(3) 前記カレンダー・ロール法に従い、フレームに5mm
間隔で巾5mmのテフロン・バンドを平行に多数取り付
け、縦型3本ロールと組合わせて、ポリエステルフィル
ムの片面にシリコン処理を施した剥離シートを進行させ
ながら、巾5mmの帯状粘着剤A層多数を5mm間隔で剥離
シート上に塗着した。一方、反対側にも同様の装置を設
け、不織布シートを進行させながら、剥離シートの帯状
粘着剤A層に対応する部分から5mm横に移動した位置に
巾5mmの帯状粘着剤B層多数を5mm間隔で不織布シート
上に塗着した。
間隔で巾5mmのテフロン・バンドを平行に多数取り付
け、縦型3本ロールと組合わせて、ポリエステルフィル
ムの片面にシリコン処理を施した剥離シートを進行させ
ながら、巾5mmの帯状粘着剤A層多数を5mm間隔で剥離
シート上に塗着した。一方、反対側にも同様の装置を設
け、不織布シートを進行させながら、剥離シートの帯状
粘着剤A層に対応する部分から5mm横に移動した位置に
巾5mmの帯状粘着剤B層多数を5mm間隔で不織布シート
上に塗着した。
このようにして製造した剥離シートと不織布シートとを
同時に進行させて2本のロールの間を通して圧着し、多
数の帯状粘着剤A層の空隙部に多数の帯状粘着剤B層を
嵌合して一体化させた。
同時に進行させて2本のロールの間を通して圧着し、多
数の帯状粘着剤A層の空隙部に多数の帯状粘着剤B層を
嵌合して一体化させた。
これを更に進行させながら、14cm×10cmのサイズに切断
し、巾5mmの帯状粘着剤A,B層が交互に隙間なく並ん
だ貼付剤10枚の一組にして密封包装した。
し、巾5mmの帯状粘着剤A,B層が交互に隙間なく並ん
だ貼付剤10枚の一組にして密封包装した。
実施例2 (ホットメルト・コーティング) (1) スチレン−イソブレン−スチレン共重合体10部に
流動パラフィン10部を浸み込ませた後、約100℃で練
合し、これに水添ロジン20部,酸化亜鉛5部およびク
エン酸1部を加えて練合した。
流動パラフィン10部を浸み込ませた後、約100℃で練
合し、これに水添ロジン20部,酸化亜鉛5部およびク
エン酸1部を加えて練合した。
予めサリチル酸メチル1部,dl−カンフル1部,l−
メントール0.5部,チモール0.1部およびハッカ油0.5部
を混合して溶液としたものをこの練合物に加えて約50℃
で練合し、粘着剤Aを得た。
メントール0.5部,チモール0.1部およびハッカ油0.5部
を混合して溶液としたものをこの練合物に加えて約50℃
で練合し、粘着剤Aを得た。
(2) ポリアクリル酸ナトリウム2.5部,メチルセルロー
ス3部にグリセリン10部を加えて充分に練合し、予め
精製水に酒石酸0.5部および酸化アルミニウム0.1部を混
合したものをこれに加えて充分に練合した。
ス3部にグリセリン10部を加えて充分に練合し、予め
精製水に酒石酸0.5部および酸化アルミニウム0.1部を混
合したものをこれに加えて充分に練合した。
別にサリチル酸メチル1部、l−メントール0.5部,チ
モール0.1部,dl−カンフル1部およびハック油0.5部
を混合した溶液を調製しておき、これをその練合物に加
えて充分に練合して粘着剤Bを得た。
モール0.1部,dl−カンフル1部およびハック油0.5部
を混合した溶液を調製しておき、これをその練合物に加
えて充分に練合して粘着剤Bを得た。
(3) 前記ホットメルト・コーティング法に従い、粘着剤
Aをポンプでホットメルト・コーティング・アプリケー
ターに送り、ネルシートを進行させながら巾10mmの帯状
粘着剤A層多数を10mm間隔でネルシートに塗着した。
Aをポンプでホットメルト・コーティング・アプリケー
ターに送り、ネルシートを進行させながら巾10mmの帯状
粘着剤A層多数を10mm間隔でネルシートに塗着した。
一方、反対側にも同様の装置を設け、塩化ビニルシート
の片面にシリコン処理した剥離シートを進行させなが
ら、ネルシートの帯状粘着剤A層に対応する部分から10
mm横に移動した位置に巾10mmの接着剤B層多数を10mm間
隔で剥離シート上に塗着した。
の片面にシリコン処理した剥離シートを進行させなが
ら、ネルシートの帯状粘着剤A層に対応する部分から10
mm横に移動した位置に巾10mmの接着剤B層多数を10mm間
隔で剥離シート上に塗着した。
このようにして製造した剥離シートとネルシートとを進
行させながら2本のロールの間を通して圧着し、多数の
帯状接着剤A層の空隙部に多数の帯状接着剤B層を嵌合
して一体化させた。
行させながら2本のロールの間を通して圧着し、多数の
帯状接着剤A層の空隙部に多数の帯状接着剤B層を嵌合
して一体化させた。
これを更に進行させながら、14cm×10cmのサイズに切断
し、巾10mmの帯状粘着剤A.B層が交互に並んだ貼付剤
10枚を一組にして包装した。
し、巾10mmの帯状粘着剤A.B層が交互に並んだ貼付剤
10枚を一組にして包装した。
実施例3 (カレンダー・ロール法) (1) スチレン−イソプレン−スチレン共重合体10部お
よび軽質流動パラフィン10部を30−AK型混合機
(商品名,住友重機械工業(株)製)により100〜120℃で均
一に溶解し、これに水添ロジン30部,酸化チタン3部
および酸化亜鉛20部を加えて練合した。
よび軽質流動パラフィン10部を30−AK型混合機
(商品名,住友重機械工業(株)製)により100〜120℃で均
一に溶解し、これに水添ロジン30部,酸化チタン3部
および酸化亜鉛20部を加えて練合した。
この混合槽中の温度を40〜70℃に下げ、l−メントー
ル:サリチル酸グリコールエステル:サリチル酸メチ
ル:dl−カンフルを1:2:1:0.5の割合で含む共
溶融液10部を加えて充分に練合し、粘着剤Aを得た。
ル:サリチル酸グリコールエステル:サリチル酸メチ
ル:dl−カンフルを1:2:1:0.5の割合で含む共
溶融液10部を加えて充分に練合し、粘着剤Aを得た。
(2) グリセリン10部にカオリン10部をKDHU−2
型ニーダー(商品名,不二電気工業(株)製)で均一に分散
した。これにポリアクリル酸ナトリウム3部,酸化アル
ミニウム0.1部およびプロピレングリコール10部を加
えて練合した。
型ニーダー(商品名,不二電気工業(株)製)で均一に分散
した。これにポリアクリル酸ナトリウム3部,酸化アル
ミニウム0.1部およびプロピレングリコール10部を加
えて練合した。
l−メントール:サリチル酸メチル:dl−カンフル:ハ
ッカ油:ニッコールPBC34(商品名,日光ケミカル
ズ(株)製)の1:2:0.5:0.5の混合物をこの練合物に
加えて充分に練合し、粘着剤Bを得た。
ッカ油:ニッコールPBC34(商品名,日光ケミカル
ズ(株)製)の1:2:0.5:0.5の混合物をこの練合物に
加えて充分に練合し、粘着剤Bを得た。
(3) 前項(1),(2)で得た粘着剤A,Bを用い、カレンダ
ー・ロールに8mm間隔の巾8mmのテフロンバンド処理を
し、実施例1(3)に準じて巾8mmの帯状粘着剤A,B層
が交互に並んだ貼付剤を製造した。
ー・ロールに8mm間隔の巾8mmのテフロンバンド処理を
し、実施例1(3)に準じて巾8mmの帯状粘着剤A,B層
が交互に並んだ貼付剤を製造した。
実施例4 (ホットメルト・コーティング法) (1) スチレン−イソブレン−スチレン共重合体20部に
流動パラフィン15部を浸み込ませた後、約100℃で練
合し、これにアルコンP100(商品名,荒川化学工業
(株)製)40部および酸化亜鉛2部を加えて練合した。
これにサリチル酸メチル5部,l−メントール4部,チ
モール0.2部および紫根エキス2部を加えて充分に練合
し、粘着剤Aを得た。
流動パラフィン15部を浸み込ませた後、約100℃で練
合し、これにアルコンP100(商品名,荒川化学工業
(株)製)40部および酸化亜鉛2部を加えて練合した。
これにサリチル酸メチル5部,l−メントール4部,チ
モール0.2部および紫根エキス2部を加えて充分に練合
し、粘着剤Aを得た。
(2) 天然ゴム40部および水添ロジン20部を80℃で練
合し、これに酸化チタン2部および重質炭酸カルシウム
5部を加えて練合した。
合し、これに酸化チタン2部および重質炭酸カルシウム
5部を加えて練合した。
この練合物に40〜50℃でサリチル酸メチル1部,dl−カ
ンフル2部,dl−メントール3部を加えて充分に練合
し、粘着剤Bを得た。
ンフル2部,dl−メントール3部を加えて充分に練合
し、粘着剤Bを得た。
(3) 前項(1),(2)で得た粘着剤A,Bを用い、実施例2
(3)に、準じて巾7mmの帯状粘着剤A,B層が交互に並
んだ貼付剤を製造した。
(3)に、準じて巾7mmの帯状粘着剤A,B層が交互に並
んだ貼付剤を製造した。
(発明の効果) 本発明の方法により、薬効成分および/またはその他の
必要成分を含有する、帯状の異種の粘着剤層が複数個並
んだ貼付剤を簡単な装置で容易に工業的に大量生産する
ことが可能である。
必要成分を含有する、帯状の異種の粘着剤層が複数個並
んだ貼付剤を簡単な装置で容易に工業的に大量生産する
ことが可能である。
本発明の方法により製造される貼付剤は、配合上の制約
を受けることなく治療に必要な薬効成分を配合すること
ができ、薬効成分の放出性もよいので、治療効果を著し
く向上することができる。
を受けることなく治療に必要な薬効成分を配合すること
ができ、薬効成分の放出性もよいので、治療効果を著し
く向上することができる。
また、各粘着剤を着色することによって粘着剤層の表面
が美しい粘着剤を得ることもできる。
が美しい粘着剤を得ることもできる。
第1図は本発明の方法に含まれるカレンダー・ロール法
の一実施態様を示す。 第2図は本発明の方法に含まれるホットメルト・コーテ
ィング法の一実施態様を示す。 第1図において、A,Bはそれぞれ異種の粘着剤、S1
は剥離シート、S2は支持シート、1,2,3はカレン
ダー・ロール、4はフレーム、5はバンド、6,7,
8,9,10はロールを表わす。 第2図において、A,Bはそれぞれ異種の粘着剤、S1
は剥離シート、S2は支持シート、C1,C2はホットメ
ルト・コーティング・アプリケーター、1,2,3はロ
ールを表わす。
の一実施態様を示す。 第2図は本発明の方法に含まれるホットメルト・コーテ
ィング法の一実施態様を示す。 第1図において、A,Bはそれぞれ異種の粘着剤、S1
は剥離シート、S2は支持シート、1,2,3はカレン
ダー・ロール、4はフレーム、5はバンド、6,7,
8,9,10はロールを表わす。 第2図において、A,Bはそれぞれ異種の粘着剤、S1
は剥離シート、S2は支持シート、C1,C2はホットメ
ルト・コーティング・アプリケーター、1,2,3はロ
ールを表わす。
フロントページの続き (72)発明者 田中 英之 埼玉県大宮市吉野町1丁目403番地 大正 製薬株式会社大宮工場内 (72)発明者 林 一雄 埼玉県大宮市吉野町1丁目403番地 大正 製薬株式会社大宮工場内
Claims (1)
- 【請求項1】粘着剤を剥離シート上に帯状に塗着して複
数個の帯状粘着剤層を設けた粘着シートIを作成し、ま
た別個に前記粘着剤とは異なる粘着剤を、前記粘着シー
トIの粘着剤層に対応する部分を空けて支持シート上に
塗着して複数個の帯状粘着剤層を設けた粘着シートIIを
作成した後、この粘着シートIとIIとを重ね合せて一体
化し、異種の帯状粘着剤層が交互に連接した貼付剤を製
造することを特徴とする貼付剤の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61153845A JPH0647011B2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 貼付剤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61153845A JPH0647011B2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 貼付剤の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS639443A JPS639443A (ja) | 1988-01-16 |
| JPH0647011B2 true JPH0647011B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=15571356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61153845A Expired - Fee Related JPH0647011B2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 貼付剤の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647011B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101132895B1 (ko) * | 2002-12-02 | 2012-04-03 | 규큐 야쿠힝 고교 가부시키가이샤 | 적층 필름형 가식성 구강내 투여제의 제조 방법 및 그 압착장치 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100586415C (zh) * | 2002-12-02 | 2010-02-03 | 救急药品工业株式会社 | 层叠膜状可食性口腔内投放剂的制造方法及其压接装置 |
| JP2007215578A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Three M Innovative Properties Co | 吸脂性粘着性物品及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-06-30 JP JP61153845A patent/JPH0647011B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101132895B1 (ko) * | 2002-12-02 | 2012-04-03 | 규큐 야쿠힝 고교 가부시키가이샤 | 적층 필름형 가식성 구강내 투여제의 제조 방법 및 그 압착장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS639443A (ja) | 1988-01-16 |
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Legal Events
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