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JPH0689221B2 - アミノ系樹脂成形材料 - Google Patents
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JPH0689221B2 - アミノ系樹脂成形材料 - Google Patents

アミノ系樹脂成形材料

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JPH0689221B2
JPH0689221B2 JP17909887A JP17909887A JPH0689221B2 JP H0689221 B2 JPH0689221 B2 JP H0689221B2 JP 17909887 A JP17909887 A JP 17909887A JP 17909887 A JP17909887 A JP 17909887A JP H0689221 B2 JPH0689221 B2 JP H0689221B2
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amino resin
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賢次 南
秀孝 八谷
禎則 佐野
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はかとう性、耐候性および耐汚染性等に優れた食
器用、家庭用品、電気器具等の部品に有用なアミノ系樹
脂成形材料に関するものである。
(従来の技術) 従来この種のアミノ樹脂成形材料としてメラミン樹脂ベ
ンゾグアナミン樹脂、尿素樹脂及びこれらの共縮合樹脂
に補強材、充填剤、硬化剤、離型剤、着色剤等を添加し
てなるアミノ系樹脂成形材料が知られており、その優れ
た耐熱性、着色性、表面硬度、電気特性、耐溶剤性等の
特徴を生かし種々の分野で応用されているが、メラミン
樹脂を用いた成形材料ではかとう性と耐汚染性に、ベン
ゾグアナミン樹脂を用いた成形材料では耐候性に、尿素
樹脂を用いた成形材料に於いては耐水性に欠点があり、
これらの欠点を改良する目的で他の樹脂等を添加する方
法や他の樹脂原料を共縮合する方法が提案され、それな
りの改良がなされている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしこれら従来の方法では耐水性、耐薬品性、耐熱性
等が大巾に低下し、アミノ樹脂が本来有する特徴を損う
ので根本的な改良とは云い難い。
本発明は上記現状に鑑みなされたものであり、したがっ
てその目的とするところはメラミン樹脂成形材料の欠点
であるかとう性、耐汚染性やベンゾグアナミン樹脂成形
材料の欠点である耐候性等に問題のない、かとう性、耐
候性、耐汚染性等が共に優れた成形品が得られる新規な
アミノ系成形材料を提供することにある。
本発明者等は鋭意研究した結果、特定のアミノ系化合物
と、ホルムアルデヒドから得られるアミノ樹脂を用いる
とかとう性、耐候性等にすぐれたアミノ系樹脂成形材料
が得られる事を見いだし本研究を完成するに致った。
(問題を解決するための手段および作用) 本発明はシクロヘキサンカルボグアナミン、シクロヘキ
センカルボグアナミン、ノルボルナンカルボグアナミン
およびノルボルネンカルボグアナミンからなる群から選
ばれた1種又は2種以上を必須成分とするアミノ系化合
物とホルムアルデヒドとから得られるアミノ樹脂(I)
並びにアミノ系樹脂成形材料用基材(II)からなる事を
特徴とするアミノ系樹脂成形材料に関するものである。
本発明に使用するアミノ系化合物は、シクロヘキサンカ
ルボグアナミン(構造式 I)、シクロヘキセンカルボ
グアナミン(構造式 II)、ノルボルナンカルボグアナ
ミン(構造式 III)、ノルボルネンカルボグアナミン
(構造式 IV)、(以下、これらをカルボグアナミン
(a)と総称する)から選ばれた1種または2種以上を
必須成分として含むものである。
(構造式) その使用量や使用比率は所望の性能により任意とするこ
とができるが、かとう性、耐候性、耐汚染性が共に優れ
たアミノ系樹脂成形材料を得るために、アミノ系化合物
中40重量%以上の量で用いるのが好ましく、より好まし
くは60重量%以上である。該アミノ系化合物には、目的
に応じ前記カルボグアナミン(a)以外のアミノ化合
物、例えばメラミン、ベンゾグアナミン等が適宜含まれ
ていてよいが、かとう性の耐候性等をあまり損うことの
ない様に、60重量%未満の量とするのが好ましい。本発
明におけるアミノ樹脂(I)を得る方法は特に制限され
るものではなく、たとえば当該アミノ系化合物1モルと
ホルムアルデヒド1.2〜3.5モルの割合で混合し反応温度
40〜100℃、pH5〜10の条件で反応させて得られる当該ア
ミノ系化合物ホルムアルデヒド縮合物をアミノ樹脂
(I)として有効に用いることができる。
また当該アミノ系化合物1モルとホルムアルデヒド1.2
〜3.5モルの割合で混合し40〜100℃で0.5〜4時間反応
させたのちさらに常圧または減圧下にて90〜150℃に加
熱しホルムアルデヒドの原料であるホルマリンなどに由
来する水および縮合反応で生成する水を除去して得られ
る脱水当該アミノ系化合物ホルムアルデヒド縮合物をア
ミノ樹脂(I)として有効に用いることができる。ただ
し、これら例示の方法のみによって本発明が制限される
ものではなく、従来公知のいかなる方法も適用できる。
本発明に用いるアミノ系樹脂成形材料用基材(II)とし
ては、セルローズ、木粉、サルフェートパルプ等従来か
らアミノ樹脂成形材料に用いられるものがそのまま用い
られる。またその使用量は特に制限するものではないが
アミノ系化合物とホルムアルデヒドから得られるアミノ
樹脂(I)に対し通常5〜200重量%より好ましくは10
〜100重量%の範囲で用いられる。
アミノ系化合物とホルムアルデヒドから得られるアミノ
樹脂(I)とアミノ樹脂成形材料基材(II)とからアミ
ノ樹脂成形材料を得るには種々の方法が採用できる。そ
の具体的な製造方法としては、硬化剤、離型剤、充填
剤、着色剤などを配合する公知の熱硬化性樹脂成形材料
の製造法を採用する事ができる。
1例をあければアミノ樹脂(I)を得る過程でアミノ系
化合物ホルムアルデド縮合物のB段階にいたるまでの段
階でパルプ、木粉などのアミノ系樹脂成形材料用基材
(II)を当該アミノ系化合物ホルムアルデヒド縮合物と
ともにニーダー、熱ロール、エクストルダンを用いて常
温もしくは、加温下で良く混練し、ついで硬化剤、離型
剤、着色剤などを配合してボールミルを用いて粉砕し本
発明のアミノ系樹脂成形材料とする事ができるがこれら
の方法だけによって本発明が制限されるものはない。
本発明のアミノ系樹脂成形材料には前記以外の成分とし
て従来からアミノ樹脂成形材料に慣用の添加剤を必要に
応じて配合しても良い。従来から慣用の添加剤として
は、例えば紙、糸屑、布切などの有機充填剤;アスベス
ト、雲母、ガラス繊維、炭酸カルシューム、水酸化アル
ミニウム、硫酸バリウムなどの無機充填剤;しゅう酸ジ
メチルエステルの如きカルボン酸エステル類、マレイン
酸無水物やフタル酸無水物の如き脂肪酸及びその金属
塩、ワックス、グリス状物質などの離型剤;ベンガラな
どの着色剤等を挙げることができる。
(発明の効果) このようにしてえられた本発明のアミノ系樹脂成形材料
を用いて製造された成形物は従来のメラミン‐ホルムア
ルデヒド樹脂、尿素‐ホルムアルデヒド樹脂、ベンゾグ
アナミン‐ホルムアルデヒド樹脂あるはベンゾグアナミ
ンおよびメラミンおよび/または尿素‐ホルムアルデヒ
ド樹脂などのような従来のアミノ樹脂を成形材料として
用いた成形品に比べかとう性、耐候性および耐汚染性な
どの諸性能において極めて優れている。このため本発明
の成形材料は食器用、家庭用、電気器具等の部品の成形
品として好適に使用する事ができる。
(実施例) 以下実施例により本発明をさらに詳しく説明するがこれ
ら実施例によって本発明は何ら制限されるものではな
い。なお、例中の部は特にことわりのないかぎりすべて
重量部を意味する。
実施例1. 撹拌機、還流冷却器、および温度計を備えた反応容器に
シクロヘキサンカルボグアナミン400部、および37%ホ
ルマリン504部の混合物に炭酸ナトリウム5%水溶液2.6
部を加え90℃で30分間樹脂化反応させた後50℃まで冷却
しメタノール100部を加え透明な樹脂液(以下アミノ樹
脂(1)の溶液)を得た。アミノ樹脂(1)の溶液1004
部、パルプシート215部のニーダーに仕込み45〜55℃で3
0分間混合した後熱風乾燥器中75℃で4時間乾燥した。
得られた乾燥物100部、無水フタル酸1部、ステアリン
酸亜鉛0.5部および顔料として酸化チタン1部をボール
ミルで16時間粉砕混合しアミノ系樹脂成形材料(I)を
得た。この様にして得られたアミノ系樹脂成形材料
(I)の性能・結果を第1表に示す。
実施例2. 実施例1で使用したものと同じ反応容器にノルボルネン
カルボグアナミン400部、37%ホルマリン504部および炭
酸ナトリウム10%水溶液1.4部の仕込み撹拌しながら90
℃で2時間反応させた。その後還流冷却器をリービッヒ
冷却器に切換え常圧にて加熱しフラスコの内温が120℃
になるまで加熱し反応系から水を除去した。ついでフラ
スコの内容物を室温中に取り出し冷却固化させ粉砕して
アミノ樹脂(2)を得た。アミノ樹脂(2)350部にパ
ルプ粉150部を加えニーダーを用いて常温で予備混合し
たのち100℃に加熱した熱ロールで脱水により生成する
水分が3.5%になるまで混練し粉砕した。このようにし
てえた粉砕物100部に硬化触媒として無水フタル酸を1
部、離型剤としてステアリン酸亜鉛を0.5部、顔料とし
て酸化チタン1部を添加しボールミルで16時間粉砕混合
しアミノ系樹脂成形材料(II)を得た。この様にして得
られたアミノ系樹脂成形材料(II)の性能、結果を第1
表に示す。
比較例1. 実施例1で使用したものと同じ反応容器にベンゾグアナ
ミン400部、37%ホルマリン520部および炭酸ナトリウム
10%水溶液1.4部を仕込み撹拌しながら90℃で2時間反
応させた。その後還流冷却器をリービッヒ冷却器に切換
え常圧にて加熱しフラスコの内温が120℃になるまで加
熱し反応系から水を除去した。ついでフラスコの内容物
を室温中に取り出し冷却固化させ、次いで粉砕し比較用
アミノ樹脂(1)を得た。比較用アミノ樹脂(1)350
部にパルプ粉150部を加えニーダーを用いて常温で予備
混合したのち、100℃に加熱した熱ロールで脱水により
生成する水分が3.5%になるまで混練し粉砕した。この
様にして得た粉砕物100部に硬化触媒として無水フタル
酸を1部、離型剤としてステアリン酸亜鉛を0.5部、顔
料として酸化チタン1部を、添加しボールミルで16時間
粉砕混合し比較用成形材料(I)を得た。この様にして
得られた比較用成形材料(I)の性能結果を第1表に示
す。
比較例2. 実施例1で使用したものと同じ反応容器にメラミン300
部および37%ホルマリン580部の混合物に28%アンモニ
ア水溶液3.0部を加え、70℃で120分間樹脂化反応させ透
明な樹脂液(以下、比較用アミノ樹脂(2)の溶液とい
う)を得た。比較用アミノ樹脂(2)の溶液514部、パ
ルプシート220部をニーダーに仕込み45〜55℃で30分間
混合した後、熱風乾燥器中70℃で4時間乾燥した。得ら
れた乾燥物100部、無水フタル酸0.05部、ステアリン酸
亜鉛0.5部、顔料として酸化チタン1部をボールミルで1
6時間粉砕混合し、比較用成形材料(II)を得た。この
様にして得られた比較用成形材料(II)の性能結果を第
1表に示す。
試験方法 円板式流れ;JIS-K6911-1970に準じた。
カップ成形性;JIS-K6911-1970に準じた。
ロックウェル硬度;JIS-K6911-1970に準じた。
曲げ強度;JIS-K6911-1970に準じた。
曲げ弾性率;JIS-K6911-1970に準じた。
耐しょう油汚染性;JIS-K6911-1970の吸水率測定用に準
じた試験片を用い、ふっとう状態に保った市販のしょう
油(キッコーマン社製)中に2時間浸漬後冷水で良く洗
った後の外観を観察する。
耐コーヒー汚染性;JIS-K6911-1970の吸水率測定用に準
じた試験片を用い、市販のインスタントコーヒー(ネス
カフェ)57gを500mlの水に加えふっとうさせた中に2時
間浸漬後冷水で良く洗った後の外観を観察する。
耐候性;JIS-K6911-1970の吸水率測定用に準じた試験片
を用いフェードテスターにて60時間耐候性試験を行った
後の試験片の外観を観察した。
第1表より本発明のアミノ系樹脂成形材料は従来のアミ
ノ樹脂成形材料が有する特性を損うことなく、しかもか
とう性、耐候性、耐汚染性に優れていることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シクロヘキサンカルボグアナミン、シクロ
    ヘキセンカルボグアナミン、ノルボルナンカルボグアナ
    ミンおよびノルボルネンカルボグアナミンからなる群か
    ら選ばれた1種又は2種以上を必須成分とするアミノ系
    化合物とホルムアルデヒドとから得られるアミノ樹脂
    (I)並びに、アミノ系樹脂成形材料用基材(II)から
    なる事を特徴とするアミノ系樹脂成形材料。
JP17909887A 1987-06-18 1987-07-20 アミノ系樹脂成形材料 Expired - Lifetime JPH0689221B2 (ja)

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