JPH0752120B2 - 電荷積分型光検出器及びその信号読み出し回路 - Google Patents
電荷積分型光検出器及びその信号読み出し回路Info
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- JPH0752120B2 JPH0752120B2 JP12987193A JP12987193A JPH0752120B2 JP H0752120 B2 JPH0752120 B2 JP H0752120B2 JP 12987193 A JP12987193 A JP 12987193A JP 12987193 A JP12987193 A JP 12987193A JP H0752120 B2 JPH0752120 B2 JP H0752120B2
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 62
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- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電荷積分型光検出器及
びその信号読み出し回路に関する。
びその信号読み出し回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電荷積分型光検出器(以後、単に
光検出器と記す)について、本発明関連部分、すなわち
出力信号の読み出し回路を中心にして説明する。
光検出器と記す)について、本発明関連部分、すなわち
出力信号の読み出し回路を中心にして説明する。
【0003】この種の光検出器において出力信号の読み
出し回路は基本的に、電荷蓄積用のキャパシタを光検出
素子に直列に接続し、光検出素子で発生した電荷を上記
のキャパシタで一定時間積分し、この積分によって生じ
たキャパシタの端子電圧を出力信号として読み出すよう
に構成されている。尚、本発明の属する技術分野におい
ては、電荷蓄積用のキャパシタを予め所定電圧に充電し
て電荷を蓄積した後、このキャパシタに直列に接続され
た、例えば、フォトダイオードのような電流決定素子を
流れる電流で放電することを、フォトダイオードでの発
生電荷をキャパシタで積分すると言う。
出し回路は基本的に、電荷蓄積用のキャパシタを光検出
素子に直列に接続し、光検出素子で発生した電荷を上記
のキャパシタで一定時間積分し、この積分によって生じ
たキャパシタの端子電圧を出力信号として読み出すよう
に構成されている。尚、本発明の属する技術分野におい
ては、電荷蓄積用のキャパシタを予め所定電圧に充電し
て電荷を蓄積した後、このキャパシタに直列に接続され
た、例えば、フォトダイオードのような電流決定素子を
流れる電流で放電することを、フォトダイオードでの発
生電荷をキャパシタで積分すると言う。
【0004】図4に従来の光検出器の一例の回路図を示
す。図4を参照すると、従来の光検出器は、光検出素子
2と、列選択トランジスタ3とDIG(ダイレクト・イ
ンジェクション・ゲート:Direct Inject
ion Gate)トランジスタ4とキャパシタ5とで
構成される積分回路1とを備えている。光検出素子2で
発生した電荷は、列選択トランジスタ3が投入されてい
る間(図5に示すタイミングチャート中の期間T1及び
T4)だけ、DIGトランジスタ4を介してキャパシタ
5で積分される。列選択トランジスタ3が開放状態とな
り積分が終了すると、制御信号S2で制御される行選択
トランジスタ8が導通状態となりキャパシタ5の端子電
圧が読み出しライン9に読み出され、出力アンプ10を
介して出力信号S4として出力される。更に、読み出し
期間の後半(図5中の期間T3及びT6)で、制御信号
S3で制御されるリセットトランジスタ11が投入状態
となりキャパシタ5が再充電され、次の積分に備える。
DIGトランジスタ4のゲート電極には、このトランジ
スタを飽和領域で動作させるような一定電圧が与えら
れ、上記の読み出し動作中にキャパシタ5の端子電圧が
変化しても、放電が一定電流で行われるようにしてい
る。
す。図4を参照すると、従来の光検出器は、光検出素子
2と、列選択トランジスタ3とDIG(ダイレクト・イ
ンジェクション・ゲート:Direct Inject
ion Gate)トランジスタ4とキャパシタ5とで
構成される積分回路1とを備えている。光検出素子2で
発生した電荷は、列選択トランジスタ3が投入されてい
る間(図5に示すタイミングチャート中の期間T1及び
T4)だけ、DIGトランジスタ4を介してキャパシタ
5で積分される。列選択トランジスタ3が開放状態とな
り積分が終了すると、制御信号S2で制御される行選択
トランジスタ8が導通状態となりキャパシタ5の端子電
圧が読み出しライン9に読み出され、出力アンプ10を
介して出力信号S4として出力される。更に、読み出し
期間の後半(図5中の期間T3及びT6)で、制御信号
S3で制御されるリセットトランジスタ11が投入状態
となりキャパシタ5が再充電され、次の積分に備える。
DIGトランジスタ4のゲート電極には、このトランジ
スタを飽和領域で動作させるような一定電圧が与えら
れ、上記の読み出し動作中にキャパシタ5の端子電圧が
変化しても、放電が一定電流で行われるようにしてい
る。
【0005】このように、従来の光検出器は、積分、読
み出し、リセット(充電)動作を1サイクルとして動作
し、光検出素子4に入力した光信号を電圧信号として出
力することを特徴とする。
み出し、リセット(充電)動作を1サイクルとして動作
し、光検出素子4に入力した光信号を電圧信号として出
力することを特徴とする。
【0006】尚、図4に示す光検出器を実際に実現する
場合の構造としては、光検出素子2とそれ以外の回路部
分とを含めて同一基板上に形成した構造のものと、光検
出器2とそれ以外の回路部分とをそれぞれ別々の基板上
に形成した後電気的に一体化接続した構造のものとがあ
る。
場合の構造としては、光検出素子2とそれ以外の回路部
分とを含めて同一基板上に形成した構造のものと、光検
出器2とそれ以外の回路部分とをそれぞれ別々の基板上
に形成した後電気的に一体化接続した構造のものとがあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の光
検出器では、出力信号のS/N比とダイナミックレンジ
に対する要請とを同時に満たすことが困難である。
検出器では、出力信号のS/N比とダイナミックレンジ
に対する要請とを同時に満たすことが困難である。
【0008】すなわち、S/N比の点からは、出力電圧
のボルテージスウィングが大きくなるように、キャパシ
タ5の容量値は出来るだけ小さくすることが求められ
る。一方、過渡的に大きな入射光量に対応するために
は、キャパシタ容量を大きめに設計することが必要とな
る。一般的には、通常の入射光量に対してS/N比が最
大になるようにキャパシタを設計するが、この場合、過
渡的に大きな信号に対する出力信号の飽和現象が避けら
れない。
のボルテージスウィングが大きくなるように、キャパシ
タ5の容量値は出来るだけ小さくすることが求められ
る。一方、過渡的に大きな入射光量に対応するために
は、キャパシタ容量を大きめに設計することが必要とな
る。一般的には、通常の入射光量に対してS/N比が最
大になるようにキャパシタを設計するが、この場合、過
渡的に大きな信号に対する出力信号の飽和現象が避けら
れない。
【0009】このように、従来の光検出器では、キャパ
シタ容量の最適設計において、S/N比とダイナミック
レンジとが互いにトレードオフの関係にあることが問題
となっていた。
シタ容量の最適設計において、S/N比とダイナミック
レンジとが互いにトレードオフの関係にあることが問題
となっていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電荷積分型光検
出器用の信号読み出し回路は、電荷積分用キャパシタ
と、前記電荷積分用キャパシタから外部に設けられる光
検出素子との接続部分に至る電流経路内に設けられた定
電流用素子と、前記電流経路開閉用のスイッチング素子
とが、前記光検出素子を直列に含んで放電経路を形成す
るように接続された構成の積分回路を含み、前記光検出
素子に発生した電荷を前記電荷蓄積用キャパシタで所定
の時間積分し、この積分後の前記電荷積分用キャパシタ
の端子電圧を出力信号として読み出すように構成された
電荷積分型光検出器用の信号読み出し回路において、電
荷積分用の第2のキャパシタと、前記第2のキャパシタ
の放電経路中に設けられた定電流源と、前記第2のキャ
パシタの放電経路を前記電荷積分用キャパシタの端子電
圧に応じて開閉する第2のスイッチング素子とを含む第
2の積分回路を設け、前記電荷積分用キャパシタ及び前
記第2のキャパシタを予め所定の電圧に充電し、前記所
定時間の積分の後の前記電荷積分用キャパシタの端子電
圧および前記第2のキャパシタの端子電圧を出力信号と
して読み出すように構成されている。
出器用の信号読み出し回路は、電荷積分用キャパシタ
と、前記電荷積分用キャパシタから外部に設けられる光
検出素子との接続部分に至る電流経路内に設けられた定
電流用素子と、前記電流経路開閉用のスイッチング素子
とが、前記光検出素子を直列に含んで放電経路を形成す
るように接続された構成の積分回路を含み、前記光検出
素子に発生した電荷を前記電荷蓄積用キャパシタで所定
の時間積分し、この積分後の前記電荷積分用キャパシタ
の端子電圧を出力信号として読み出すように構成された
電荷積分型光検出器用の信号読み出し回路において、電
荷積分用の第2のキャパシタと、前記第2のキャパシタ
の放電経路中に設けられた定電流源と、前記第2のキャ
パシタの放電経路を前記電荷積分用キャパシタの端子電
圧に応じて開閉する第2のスイッチング素子とを含む第
2の積分回路を設け、前記電荷積分用キャパシタ及び前
記第2のキャパシタを予め所定の電圧に充電し、前記所
定時間の積分の後の前記電荷積分用キャパシタの端子電
圧および前記第2のキャパシタの端子電圧を出力信号と
して読み出すように構成されている。
【0011】
【作用】本発明の電荷積分型光検出器及びその信号読み
出し回路は、通常の入射光量で働く第1積分回路とは別
に、過渡的に入射光量が増大した場合に働く第2積分回
路を有する。この第2積分回路は、積分動作の開始を制
御するスイッチングトランジスタを有する。このスイッ
チングトランジスタのゲート入力を、第1積分回路中の
キャパシタとDIGトランジスタとの節点電圧で与え、
任意の節点電圧以下でスイッチングトランジスタが投入
状態になるように設計する。このスイッチングトランジ
スタの働きにより、過渡的に入射光量が増大した場合、
自動的に第2積分回路が動作を開始し、第1/第2積分
回路で積分された信号電圧は、独立した読み出しライン
および出力アンプを介して出力される。
出し回路は、通常の入射光量で働く第1積分回路とは別
に、過渡的に入射光量が増大した場合に働く第2積分回
路を有する。この第2積分回路は、積分動作の開始を制
御するスイッチングトランジスタを有する。このスイッ
チングトランジスタのゲート入力を、第1積分回路中の
キャパシタとDIGトランジスタとの節点電圧で与え、
任意の節点電圧以下でスイッチングトランジスタが投入
状態になるように設計する。このスイッチングトランジ
スタの働きにより、過渡的に入射光量が増大した場合、
自動的に第2積分回路が動作を開始し、第1/第2積分
回路で積分された信号電圧は、独立した読み出しライン
および出力アンプを介して出力される。
【0012】ここで、第1積分回路のキャパシタは通常
の入射光量に対して高いS/N比が得られるよう設計
し、第2積分回路のキャパシタは過渡的に大きい入射光
量に対して最適設計することにより、S/N比とダイナ
ミックレンジを両立させることが可能となる。
の入射光量に対して高いS/N比が得られるよう設計
し、第2積分回路のキャパシタは過渡的に大きい入射光
量に対して最適設計することにより、S/N比とダイナ
ミックレンジを両立させることが可能となる。
【0013】このことにより、従来の光検出器と同等の
S/N比を確保しながら、従来では不可能であった大き
な信号光も検出できる。
S/N比を確保しながら、従来では不可能であった大き
な信号光も検出できる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例について、図面
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例の回
路図である。図1を参照すると本実施例は、2つの積分
回路1A及び1Bを有する。第1積分回路1Aは、従来
の信号読み出し回路の積分回路1(図4参照)に相当
し、光検出素子2で発生した電荷は、列選択トランジス
タ3が導通状態の間だけDIGトランジスタ4Aを介し
てキャパシタ5Aで積分される。
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例の回
路図である。図1を参照すると本実施例は、2つの積分
回路1A及び1Bを有する。第1積分回路1Aは、従来
の信号読み出し回路の積分回路1(図4参照)に相当
し、光検出素子2で発生した電荷は、列選択トランジス
タ3が導通状態の間だけDIGトランジスタ4Aを介し
てキャパシタ5Aで積分される。
【0015】一方、第2積分回路1Bは、定電流源4B
と、キャパシタ5B(5.0pF)と、スイッチングト
ランジスタ6の直列回路で構成される。スイッチングト
ランジスタ6のゲート入力は、第1積分回路のDIGト
ランジスタ4Aとキャパシタ5Aの節点電圧で与えられ
る。ここで、スイッチングトランジスタ6として、スレ
ッショルド電圧2.0Vのpチャネルのデプリーション
型MOSトランジスタを用いている。即ち、上記節点電
圧が2.0Vを下回ると、スイッチングトランジスタ6
が導通し、第2積分回路1Bの積分動作が開始する。各
キャパシタ5A/5Bの端子電圧は、独立した読み出し
ライン9A及び9Bから出力アンプ10A及び10Bを
介して出力信号S4A/S4Bとして出力される。
と、キャパシタ5B(5.0pF)と、スイッチングト
ランジスタ6の直列回路で構成される。スイッチングト
ランジスタ6のゲート入力は、第1積分回路のDIGト
ランジスタ4Aとキャパシタ5Aの節点電圧で与えられ
る。ここで、スイッチングトランジスタ6として、スレ
ッショルド電圧2.0Vのpチャネルのデプリーション
型MOSトランジスタを用いている。即ち、上記節点電
圧が2.0Vを下回ると、スイッチングトランジスタ6
が導通し、第2積分回路1Bの積分動作が開始する。各
キャパシタ5A/5Bの端子電圧は、独立した読み出し
ライン9A及び9Bから出力アンプ10A及び10Bを
介して出力信号S4A/S4Bとして出力される。
【0016】次に、本実施例の動作について、図2に示
すタイミングチャートを用いて説明する。図2において
制御信号S1〜S3は、図1中の各トランジスタ3,8
A,8B,11Aおよび11Bのゲート入力信号を示
す。先ず、制御信号S1がハイの時、即ち列選択トラン
ジスタ3が導通している期間T1及びT4(各200μ
s)で積分が行われる。積分終了と共に制御信号S2が
ハイになり、二つの行選択トランジスタ8A/8Bが導
通状態となる。これら行選択トランジスタ8A/8Bが
導通している期間の前半、即ち図2の期間T2及びT5
(各100μs)で、それぞれのキャパシタ5A/5B
で積分された電圧を読み出しライン9A/9Bから出力
信号S4A/S4Bとして出力する。最後に、後半の期
間T3及びT6(各100μs)で制御信号S3が同時
にハイになり、両キャパシタ5A/5Bが再充電され
る。
すタイミングチャートを用いて説明する。図2において
制御信号S1〜S3は、図1中の各トランジスタ3,8
A,8B,11Aおよび11Bのゲート入力信号を示
す。先ず、制御信号S1がハイの時、即ち列選択トラン
ジスタ3が導通している期間T1及びT4(各200μ
s)で積分が行われる。積分終了と共に制御信号S2が
ハイになり、二つの行選択トランジスタ8A/8Bが導
通状態となる。これら行選択トランジスタ8A/8Bが
導通している期間の前半、即ち図2の期間T2及びT5
(各100μs)で、それぞれのキャパシタ5A/5B
で積分された電圧を読み出しライン9A/9Bから出力
信号S4A/S4Bとして出力する。最後に、後半の期
間T3及びT6(各100μs)で制御信号S3が同時
にハイになり、両キャパシタ5A/5Bが再充電され
る。
【0017】第1の積分サイクル(期間T1)で通常の
入射光量で光検出素子2に10nAのダイオード電流を
発生させ、第2の積分サイクル(期間T4)で入射光量
を大きくし40nAの電流を発生させた場合の出力信号
について説明する。出力信号S4A/S4Bはそれぞ
れ、第1積分回路1Aの出力信号と第2積分回路1Bの
出力信号を示す。ここで、リセット電圧(キャパシタ5
A及び5Bの充電電圧)は4Vとし、出力アンプはゲイ
ン1.0のものを用いた。また、定電流源4Bは100
nAで用いた。
入射光量で光検出素子2に10nAのダイオード電流を
発生させ、第2の積分サイクル(期間T4)で入射光量
を大きくし40nAの電流を発生させた場合の出力信号
について説明する。出力信号S4A/S4Bはそれぞ
れ、第1積分回路1Aの出力信号と第2積分回路1Bの
出力信号を示す。ここで、リセット電圧(キャパシタ5
A及び5Bの充電電圧)は4Vとし、出力アンプはゲイ
ン1.0のものを用いた。また、定電流源4Bは100
nAで用いた。
【0018】期間T1では、入射光量が通常のレベルで
あったためキャパシタ5Aの積分が飽和することなく、
出力信号S4Aの電圧は3Vであった。この時、スイッ
チングトランジスタ6は導通状態にならず、出力信号S
4Bの電圧は4Vのままであった。
あったためキャパシタ5Aの積分が飽和することなく、
出力信号S4Aの電圧は3Vであった。この時、スイッ
チングトランジスタ6は導通状態にならず、出力信号S
4Bの電圧は4Vのままであった。
【0019】一方期間T4では、積分開始後100μs
(図2中時刻P1)で節点電圧(キャパシタ5Aの端子
電圧)が2Vとなりスイッチングトランジスタ6が導通
し、第2積分回路1Bによる積分動作が開始した。積分
終了後、出力信号S4Bの出力電圧は2Vであった。こ
の時、出力信号S4Aは積分開始後150μs(同、時
刻P2)で既に飽和し、出力電圧は1Vを示した。
(図2中時刻P1)で節点電圧(キャパシタ5Aの端子
電圧)が2Vとなりスイッチングトランジスタ6が導通
し、第2積分回路1Bによる積分動作が開始した。積分
終了後、出力信号S4Bの出力電圧は2Vであった。こ
の時、出力信号S4Aは積分開始後150μs(同、時
刻P2)で既に飽和し、出力電圧は1Vを示した。
【0020】また光検出素子2の電流値を変えたとこ
ろ、第1積分回路1Aは30nAで飽和したが、第2積
分回路1Bは80nAまで飽和しなかった。本実施例は
回路定数を適当に変えることにより、ダイナミックレン
ジを更に拡大することが可能である。しかも、通常の光
量(光検出素子2の電流値で30nA以下)では第1積
分回路1Aで積分が行われるので、従来と同程度のS/
N比を維持できる。
ろ、第1積分回路1Aは30nAで飽和したが、第2積
分回路1Bは80nAまで飽和しなかった。本実施例は
回路定数を適当に変えることにより、ダイナミックレン
ジを更に拡大することが可能である。しかも、通常の光
量(光検出素子2の電流値で30nA以下)では第1積
分回路1Aで積分が行われるので、従来と同程度のS/
N比を維持できる。
【0021】以上より、入射光量が大きい場合、スイッ
チングトランジスタ6の働きにより第2積分回路1Bに
より積分動作が正常に行われることが確認できた。本実
施例に於いては、従来と同等のS/N比を維持したま
ま、ダイナミックレンジを2.7倍に拡大できた。
チングトランジスタ6の働きにより第2積分回路1Bに
より積分動作が正常に行われることが確認できた。本実
施例に於いては、従来と同等のS/N比を維持したま
ま、ダイナミックレンジを2.7倍に拡大できた。
【0022】上述の第1の実施例では、第2積分回路1
Bのキャパシタ5Bに蓄積された電荷を、この積分回路
1Bに専用の定電流源4Bによって放電させたが、図3
に示す第2の実施例のように、キャパシタ5Bの放電用
電流源として、光検出素子2を用いることもできる。
Bのキャパシタ5Bに蓄積された電荷を、この積分回路
1Bに専用の定電流源4Bによって放電させたが、図3
に示す第2の実施例のように、キャパシタ5Bの放電用
電流源として、光検出素子2を用いることもできる。
【0023】図3を参照すると、本発明の第2の実施例
では、第2積分回路1Cのキャパシタ5Bの放電経路
が、スイッチングトランジスタ6と、DIGトランジス
タ4Cと、列選択トランジスタ3と、光検出素子2との
直列回路となっている。スイッチングトランジスタ6は
第1の実施例と同様に、第2積分回路1Cでの積分開始
のタイミングを第1積分回路1A中のキャパシタ5Aの
端子電圧で制御するものである。又、DIGトランジス
タ4Cは、第2積分回路1Cでの積分の進行に伴なうキ
ャパシタ5Bの端子電圧の変化によって放電電流が変化
するのを防止するためのものであって、ゲート電極には
このトランジスタ4Bが飽和領域で動作するような一定
バイアス電圧が与えられている。本実施例の構成は実質
的には、第1積分回路1Aと第2積分回路1Cとがそれ
ぞれのキャパシタ5A/5Bの放電電流源として光検出
素子2を共有する構成であり、光検出素子2で発生した
電荷の一部が、第2積分回路2Cで積分されることにな
る。本実施例も、通常の入射光量での積分を行う第1積
分回路に加えて、入射光量が増加した場合に積分を行な
う第2積分回路を備えているので、従来と同等のS/N
比を確保しつつダイナミックレンジを広げることができ
る。
では、第2積分回路1Cのキャパシタ5Bの放電経路
が、スイッチングトランジスタ6と、DIGトランジス
タ4Cと、列選択トランジスタ3と、光検出素子2との
直列回路となっている。スイッチングトランジスタ6は
第1の実施例と同様に、第2積分回路1Cでの積分開始
のタイミングを第1積分回路1A中のキャパシタ5Aの
端子電圧で制御するものである。又、DIGトランジス
タ4Cは、第2積分回路1Cでの積分の進行に伴なうキ
ャパシタ5Bの端子電圧の変化によって放電電流が変化
するのを防止するためのものであって、ゲート電極には
このトランジスタ4Bが飽和領域で動作するような一定
バイアス電圧が与えられている。本実施例の構成は実質
的には、第1積分回路1Aと第2積分回路1Cとがそれ
ぞれのキャパシタ5A/5Bの放電電流源として光検出
素子2を共有する構成であり、光検出素子2で発生した
電荷の一部が、第2積分回路2Cで積分されることにな
る。本実施例も、通常の入射光量での積分を行う第1積
分回路に加えて、入射光量が増加した場合に積分を行な
う第2積分回路を備えているので、従来と同等のS/N
比を確保しつつダイナミックレンジを広げることができ
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電荷
積分型光検出器とその信号読み出し回路は、通常の入射
光量に対して高いS/N比が得られるような容量値の電
荷積分用キャパシタを備えた第1積分回路と、過渡的な
大きい入射光量に対して最適設計された電荷積分用キャ
パシタ及びこのキャパシタの放電経路中に設けられたス
イッチング素子を備えた第2積分回路とを有しており、
入射光量が過渡的に増加して第1積分回路が飽和した場
合に、スイッチング素子がこれを検知し、第2積分回路
が自動的に積分動作を開始するように構成されている。
積分型光検出器とその信号読み出し回路は、通常の入射
光量に対して高いS/N比が得られるような容量値の電
荷積分用キャパシタを備えた第1積分回路と、過渡的な
大きい入射光量に対して最適設計された電荷積分用キャ
パシタ及びこのキャパシタの放電経路中に設けられたス
イッチング素子を備えた第2積分回路とを有しており、
入射光量が過渡的に増加して第1積分回路が飽和した場
合に、スイッチング素子がこれを検知し、第2積分回路
が自動的に積分動作を開始するように構成されている。
【0025】これにより本発明によれば、電荷蓄積型光
検出器のS/N比を従来と同等程度に維持しつつしかも
高いダイナミックレンジを実現できる。
検出器のS/N比を従来と同等程度に維持しつつしかも
高いダイナミックレンジを実現できる。
【図1】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図2】図1に示す回路の動作を説明するためのタイミ
ングチャート図である。
ングチャート図である。
【図3】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図4】従来の電荷積分型光検出器の一例の回路図であ
る。
る。
【図5】図4に示す回路の動作を説明するためのタイミ
ングチャート図である。
ングチャート図である。
1,1A,1B,1C 積分回路 2 光検出素子 3 列選択トランジスタ 4,4A,4C DIGトランジスタ 4B 定電流源 5,5A,5B 電荷積分用キャパシタ 6 スイッチングトランジスタ 8,8A,8B 行選択トランジスタ 9,9A,9B 読み出しライン 10,10A,10B 出力アンプ 11,11A,11B リセットトランジスタ
Claims (4)
- 【請求項1】 電荷積分用キャパシタと、前記電荷積分
用キャパシタから外部に設けられる光検出素子との接続
部分に至る電流経路内に設けられた定電流用素子と、前
記電流経路開閉用のスイッチング素子とが、前記光検出
素子を直列に含んで放電経路を形成するように接続され
た構成の積分回路を含み、 前記光検出素子に発生した電荷を前記電荷蓄積用キャパ
シタで所定の時間積分し、この積分後の前記電荷積分用
キャパシタの端子電圧を出力信号として読み出すように
構成された電荷積分型光検出器用の信号読み出し回路に
おいて、 電荷積分用の第2のキャパシタと、前記第2のキャパシ
タの放電経路中に設けられた定電流源と、前記第2のキ
ャパシタの放電経路を前記電荷積分用キャパシタの端子
電圧に応じて開閉する第2のスイッチング素子とを含む
第2の積分回路を設け、 前記電荷積分用キャパシタ及び前記第2のキャパシタを
予め所定の電圧に充電し、前記所定時間の積分の後の前
記電荷積分用キャパシタの端子電圧および前記第2のキ
ャパシタの端子電圧を出力信号として読み出すように構
成したことを特徴とする電荷積分型光検出器用の信号読
み出し回路。 - 【請求項2】 請求項1記載の電荷積分型光検出器用の
信号読み出し回路において、 前記第2の積分回路の前記定電流源に代えて定電流用素
子を接続し、前記第2の積分回路の放電経路に前記光検
出素子及び前記積分回路の前記スイッチング素子を直列
に含むように接続することにより、前記定電流源を前記
定電流用素子及び前記光検出素子で構成して、前記光検
出素子に発生した電荷の一部が前記第2のキャパシタで
積分されるようにしたことを特徴とする電荷積分型光検
出器用の信号読み出し回路。 - 【請求項3】 請求項1記載の信号読み出し回路又は請
求項2記載の信号読み出し回路と光検出素子とを同一半
導体基板上に形成し集積化したことを特徴とする電荷積
分型光検出器。 - 【請求項4】 請求項1記載の信号読み出し回路又は請
求項2記載の信号読み出し回路と光検出素子とをそれぞ
れ別個の半導体基板上に形成し、それぞれの半導体基板
を、前記信号読み出し回路の前記光検出素子との接続部
分と前記光検出素子とが電気的に接続されるようにして
一体化したことを特徴とする電荷積分型光検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12987193A JPH0752120B2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 電荷積分型光検出器及びその信号読み出し回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12987193A JPH0752120B2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 電荷積分型光検出器及びその信号読み出し回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06341899A JPH06341899A (ja) | 1994-12-13 |
| JPH0752120B2 true JPH0752120B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=15020368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12987193A Expired - Lifetime JPH0752120B2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 電荷積分型光検出器及びその信号読み出し回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752120B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000088645A (ja) | 1998-09-16 | 2000-03-31 | Hamamatsu Photonics Kk | 積分型光検出装置 |
| JP6729336B2 (ja) * | 2016-12-08 | 2020-07-22 | コニカミノルタ株式会社 | 反射/透過特性測定装置 |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP12987193A patent/JPH0752120B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06341899A (ja) | 1994-12-13 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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