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JPH0753831B2 - ナフタロシアニン類の製造方法 - Google Patents
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JPH0753831B2 - ナフタロシアニン類の製造方法 - Google Patents

ナフタロシアニン類の製造方法

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JPH0753831B2
JPH0753831B2 JP30117986A JP30117986A JPH0753831B2 JP H0753831 B2 JPH0753831 B2 JP H0753831B2 JP 30117986 A JP30117986 A JP 30117986A JP 30117986 A JP30117986 A JP 30117986A JP H0753831 B2 JPH0753831 B2 JP H0753831B2
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B47/00Porphines; Azaporphines
    • C09B47/04Phthalocyanines abbreviation: Pc
    • C09B47/06Preparation from carboxylic acids or derivatives thereof, e.g. anhydrides, amides, mononitriles, phthalimide, o-cyanobenzamide

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はナフタロシアニン類の製造方法に関し、その目
的とするところは温和な条件下で収率よく純度のよいナ
フタロシアニン類の製造方法を提供することにある。
従来の技術 従来、2,3−ナフタレンジカルボン酸類又は/およびそ
の酸無水物よりナフタロシアニン類を製造する方法とし
ては例えば文献Inorganica Chimica Acta 44 209−210
(1980)記載の方法や露国特許第899,607号記載の方法
が知られている。
前者文献記載の方法は、2,3−ナフタレンジカルボン
酸、尿素と酢酸亜鉛とを反応温度310℃で溶融下反応さ
せるもので、この方法は高温を必要とし、収率が18%と
低くかつ不純物が多く昇華精製を必要とするという欠点
がある。
後者露国特許記載の方法は例えば、2,3−ナフタレンジ
カルボン酸無水物、塩化アルミニウム、触媒としてのモ
リブデン酸アンモニウム及び硫酸アンモニウムとを反応
温度260〜270℃で4〜5時間、尿素中で溶融下反応させ
るというものである。しかしながら、この方法は反応終
了後冷却、固化させた後希塩酸水溶液に懸濁させる必要
があり、作業性が劣り、収率が20〜50%と低く、また反
応に高温を必要とするという欠点がある。
一方、有機溶剤を溶媒として用いて2,3−ナフタレンジ
カルボン酸類又は/およびその酸無水物よりナフタロシ
アニン類を製造する方法も知られている。そして有機溶
剤として例えばトリクロロベンゼン、クロロナフタレ
ン、ポリエチレングリコール等を用いる方法が知られて
いる。しかしながら溶媒としてトリクロロベンゼン、ク
ロロナフタレンを用いた場合、反応中間体や生成物と溶
剤との相溶性が悪いため反応生成物がタール状となり易
く、操作性が劣り、得られたナフタロシアニン類の純度
が悪く、精製工程が煩雑になるという欠点がある。
尚ポリエチレングリコールを溶媒として用いた場合は収
率が低いという欠点がある。
発明が解決しようとする問題点 2,3−ナフタレンジカルボン酸類又は/およびその酸無
水物を出発原料に用い、穏和な反応条件で、収率よく純
度のよいナフタロシアニン類を製造する方法が望まれて
いる。
問題点を解決するための手段 本発明者は前記したような問題点を解決すべく鋭意検討
した結果本発明に至ったものである。即ち本発明は 式(I) (式(I)中Xは水素原子、ハロゲン原子、アルキル
基、アリール基、アルコキシ基、ニトロ基又はカルボキ
シル基をmは1〜6の整数を各々表す) で表される2,3−ナフタレンジカルボン酸又は/及び 式(II) (式(II)中X及びmは前記と同じ意味を表す) で表される2,3−ナフタレンジカルボン酸無水物、金属
又は/及びその化合物及び尿素とを触媒の存在下に反応
させて 式(III) (式(III)中X及びmは前記と同じ意味を表し、Mは
金属、酸化金属又はハロゲン化金属を表す) で表されるナフタロシアニン類を製造するにあたり1,3
−ジメチル−2−イミダゾリジノンを用いて該反応を行
うことを特徴とするナフタロシアニン類の製造方法を提
供する。
以下本発明を詳細に説明する。前記一般式(I)〜(II
I)においてXは水素原子、ハロゲン原子、アルキル
基、アリール基、アルコキシ基、ニトロ基又はカルボキ
シル基を表すがその具体的な例としては水素原子;塩素
原子、臭素原子のようなハロゲン原子;メチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、ヘプチル基、オクチル基のようなアルキル基;フエ
ニル基のようなアリール基;メトキシ基、エトキシ基、
プロポキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシ
ルオキシ基、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ基のよ
うなアルコキシ基;ニトロ基;カルボキシル基が挙げら
れる。
本発明において反応試薬として用いられる金属又はその
化合物としては、アルミニウム、チタン、バナジウム、
クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニツケル、銅、亜
鉛、カリウム、ゲルマニウム、モリブデン、ルテニウ
ム、パラジウム、銀、カドミウム、インジウム、スズ、
アンチモン、鉛又はこれらの金属の塩化物、酸化物、硫
酸塩、酢酸塩、若しくはアルコキシドが挙げられる。こ
れら金属又は/およびその化合物の使用量は2,3−ナフ
タレンジカルボン酸類又は/およびその酸無水物4モル
あたり0.5〜1.5モル、好ましくは0.8〜1.2モルである。
本発明で用いる触媒は一般にナフタロシアニン類の製造
に際して使用されている公知の種々の触媒がいずれも使
用できるが、具体的にはモリブデン酸アンモニウム、酸
化モリブデン等のモリブデン化合物が好ましく、その使
用量は、2,3−ナフタレンジカルボン酸類又は/および
その酸無水物4モルあたり0.001〜0.1モル、好ましくは
0.01〜0.05モルである。
本発明で用いられる尿素の量は2,3−ナフタレンジカル
ボン酸類又は/およびその無水物4モルあたりアンモニ
アに換算して2〜20モルである。
本発明の方法において使用される1,3−ジメチル−2−
イミダゾリジノン(DMI)は溶媒として働くものであり
本発明の方法においてはDMIに他の溶媒を混合して用い
てもよい。他の溶媒の例としてはアルキルベンゼン、ア
ルキルナフタレン、テトラリンのような芳香族炭化水
素;デカン、ドデカンのような脂肪族炭化水素;アルキ
ルシクロヘキサン、デカリン、アルキルデカリンのよう
な脂環式炭化水素;ニトロベンゼン、o−ニトロトルエ
ンのようなニトロ化合物;トリクロロベンゼン、ジクロ
ロベンゼン、クロロナフタレン、ブロモナフタレンのよ
うなハロゲン化炭化水素;オクチルアルコール、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、グリセリンのようなアルコール類;ジフエニ
ルエーテルのようなエーテル類;スルホラン、ジメチル
スルホキシドのような硫黄化合物を挙げることができ、
その使用量はDMI100に対して80重量比以下好ましくは50
重量比以下である。そしてDMIのみ又はDMIと前記したよ
うな溶媒とからなる混合溶媒の使用量は2,3−ナフタレ
ンジカルボン酸類又は/及びその酸無水物に対して通常
0.5〜10倍より好ましくは2〜5倍量(重量比)であ
る。
本発明の製造方法においては150〜250℃、好ましくは19
0〜220℃の温度で、1〜25時間好ましくは5〜15時間加
熱すればよい。反応が終ったなら冷却して常法により
過し更に必要によりジメチルホルムアミド、エタノー
ル、メタノール,アセトン等で洗滌して目的化合物をえ
る。本発明の方法によってえられたナフタロシアニン類
は十分な純度を有するが所望なら昇華法等によって精製
してもよい。
以上の如き本発明の製造方法によれば、2,3−ナフタレ
ンジカルボン酸類又は/およびその酸無水物他の原料か
ら温和な条件で収率よく純度のよいナフタロシアニン類
を得ることができ、本発明の経済上の利点は極めて大で
ある。
尚、本発明方法により得られるナフタロシアニン類は近
赤外吸収剤、光導電剤、着色剤、化学反応の触媒等とし
て有用である。
実施例 実施例によって本発明を更に詳細に説明する。尚、実施
例中部は重量部を意味する。
実施例1 無水2,3−ナフタレンジカルボン酸120部、尿素144部、
無水塩化アルミニウム20部、モリブデン酸アンモニウム
2部、およびDMI400部を反応器に仕込み210℃にて10時
間加熱撹拌した。反応終了後冷却し、析出したアルミニ
ウムナフタロシアニンを吸引過し、ジメチルホルムア
ミド、アセトン次いでメタノールで十分洗浄し乾燥し
た。収量92部、この生成物の元素分析値及び構造式を以
下に示す。
(C48H24N8ClAl) C(%) H(%) N(%) Cl(%) Al(%) 理論値 74.37 3.12 14.45 4.57 3.48 実測値 74.29 3.10 14.52 4.45 3.40 ジメチルホルムアミド溶液として測定した可視スペクト
ル最大吸収波長774nm log ε5.30 実施例2 実施例1における無水塩化アルミニウムに替えて無水硫
酸亜鉛を用いた以外は実施例1と同様にして亜鉛ナフタ
ロシアニンを80部得た。元素分析値及び構造式を以下に
示す。
(C48H24N8Zn) C(%) H(%) N(%) Zn(%) 理論値 74.08 3.10 14.39 8.40 実測値 73.89 3.05 14.45 8.31 ジメチルホルムアミド溶液として測定した可視スペクト
ル最大吸収波長758nm log ε5.36 実施例3 実施例1におけるDMI400部に替えてDMI200部、トリクロ
ロベンゼン200部を用いた以外は実施例1と同様にして
アルミニウムナフタロシアニン(実施例1でえた化合物
と同構造)を85部得た。
実施例4 2,3−ナフタレンジカルボン酸130部、尿素144部、チタ
ニウムn−ブトキシド51部、モリブデン酸アンモニウム
2部およびDMI400部を反応器に仕込み190℃で10時間加
熱撹拌した。反応終了後冷却し析出したチタニルナフタ
ロシアニンを吸引過し、ジメチルホルムアミドアセト
ン次いでメタノールで十分洗浄し、乾燥した。収量87
部。この生成物の元素分析値及び構造式を以下に示す。
(C48H24N8OTi) C(%) H(%) N(%) Ti(%) 理論値 74.23 3.11 14.42 6.16 実測値 74.41 3.10 14.32 6.05 ジメチルホルムアミド溶液として測定した可視スペクト
ル最大吸収波長784nm log ε3.9 比較例 無水2,3−ナフタレンジカルボン酸120部、尿素144部、
無水塩化アルミニウム20部、モリブデン酸アンモニウム
2部、およびトリクロロベンゼン400部を反応器に仕込
み210℃にて15時間加熱撹拌した。反応終了後冷却し得
られた生成物を吸引過し、ジメチルホルムアミド、ア
セトン次いでメタノールで十分洗浄し、乾燥した。収量
17部、この生成物の元素分析値を以下に示す。
(C48N24N8ClAl) C(%) H(%) N(%) Cl(%) Al(%) 理論値 74.37 3.12 14.45 4.57 3.48 実測値 39.14 3.06 8.66 3.31 14.04 アルミナフタロシアニンはほとんど得られなかった。
発明の効果 1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DMI)を用いて
反応を行うことにより温和な条件下で収率よく純度のよ
いナフタロシアニン類を製造することができるようにな
った。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I) (式(I)中Xは水素原子、ハロゲン原子、アルキル
    基、アリール基、アルコキシ基、ニトロ基又はカルボキ
    シル基をmは1〜6の整数を各々表す) で表される2,3−ナフタレンジカルボン酸又は/及び式
    (II) (式(II)中X及びmは前記と同じ意味を表す) で表される2,3−ナフタレンジカルボン酸無水物、金属
    又は/及びその化合物及び尿素とを触媒の存在下に反応
    させて式(III) (式(III)中X及びmは前記と同じ意味を表し、Mは
    金属、酸化金属又はハロゲン化金属を表す) で表されるナフタロシアニン類を製造するにあたり1,3
    −ジメチル−2−イミダゾリジノンを用いて該反応を行
    うことを特徴とするナフタロシアニン類の製造方法。
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