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JPH0762349B2 - 盛土法面の急勾配化工法 - Google Patents
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JPH0762349B2 - 盛土法面の急勾配化工法 - Google Patents

盛土法面の急勾配化工法

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JPH0762349B2
JPH0762349B2 JP21745689A JP21745689A JPH0762349B2 JP H0762349 B2 JPH0762349 B2 JP H0762349B2 JP 21745689 A JP21745689 A JP 21745689A JP 21745689 A JP21745689 A JP 21745689A JP H0762349 B2 JPH0762349 B2 JP H0762349B2
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embankment
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head
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修 村田
勝 舘山
陽一 大高
哲 西岡
和之 中村
幸彦 田村
敏信 笹木
健三 越智
光司 鄭
達也 壺内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Railway Technical Research Institute
Tokyu Construction Co Ltd
Original Assignee
Railway Technical Research Institute
Tokyu Construction Co Ltd
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は鉄道や道路等の盛土法面を急勾配化する方法に
関するものである。
〈従来の技術〉 近年、特に都市部においては土地の効率的利用、高度利
用が求められている。
しかし、鉄道や道路等の構造物としては、都市部におい
ても盛土形式のものが多く用いられており、大きな用地
を占めている。
そこで、盛土の法面を急勾配化し、これにより生じる用
地の有効利用が図られている。
従来の急勾配化工法としては、盛土体の法面をより急勾
配に掘削し、掘削後の法面にコンクリートを吹き付け被
覆する方法や、コンクリート板や鋼矢板により法面を被
覆する方法が用いられている。
〈本発明が解決しようとする問題点〉 前記した従来の急勾配化工法には、次のような問題点が
存在する。
〈イ〉急勾配化工法においては、鉄道や道路等の営業を
停止した後、再び営業を開始するまでの短時間のうち
に、作業を完了させる必要がある。
しかし、従来の吹き付けコンクリートによる方法は、コ
ンクリートの強度発現に時間がかかり、また、不測の事
故(吹き付け機の故障等)により作業ができなくなる場
合が考えられ、作業時間が多くかかるため、急勾配化工
法に用いる場合には適当でない。
〈ロ〉また、吹き付けコンクリートの場合は、湧水や雨
水等のために地山から浮いてしまう場合があり、確実に
法面を押さえることが困難となる。
〈ハ〉従来のコンクリート板や鋼矢板により法面を被覆
する方法は、コンクリート板等が大重量であるため、施
工性が悪く、作業時間が多くかかる。
〈本発明の目的〉 本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、短時間にかつ容易に盛土体の急勾配化作業がで
き、しかも湧水や雨水等の影響を受けることが少ない盛
土法面の急勾配化工法を提供することを目的とする。
〈本発明の構成〉 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。
〈イ〉盛土体頭部の締め固め(第1、2図) 先ず第2図に示すように、盛土体の頭部のなるべく法肩
に近い場所に、略水平方向に貫通孔を削孔する。
そして、この孔内に鉄筋1を挿入して貫通させ、その両
端部を孔外に露出させておく。
この鉄筋1の露出する両端部には、予めネジ部を形成し
ておく。
一方、盛土体の延長方向に沿って、両側の法面上端部に
腹起し材2を配置する。
この腹起し材2には、例えば断面がコの字状の溝形鋼等
を使用し、溝部が外側に向くように配置する。
また、この腹起し材2の法面との接触面には、鉄筋1の
挿入孔を間隔をおいて複数開設し、この挿入孔に鉄筋1
の露出するネジ部を挿入して配置する。
なお、腹起し材2は、手で持てる程度の長さのものを使
用すると作業が行い易い。
そして、腹起し材2の挿入孔より貫通する鉄筋1の両端
ネビ部に、ナット等を取り付けて締結する。
これによって、腹起し材2が支圧板として作用するた
め、盛土体の頭部を両側の法面より締め固めることがで
きる。
〈ロ〉アンカー鉄筋の定着(第3図) 次に第3図に示すように、上記腹起し材2のやや下方の
法面に、盛土体の中心に向けてやや下方に傾斜するよう
に、上下二段のアンカー孔3を削孔する。
そして、この上下のアンカー孔3内に、アンカー鉄筋31
を孔奥まで挿入する。
このアンカー鉄筋31には、法面の掘削予定線の孔奥側に
パッカー32が取り付けてある。
また、アンカー鉄筋31は、法面の掘削予定線の孔外側が
撤去できるように、ジョイント金具33によって取り外し
可能に連結されている。
但し、法面掘削後に、アンカー鉄筋31の孔外側の端部
が、法面よりやや突出するように、ジョイント金具33を
法面の掘削予定線より孔外側に寄せて取り付けておく。
また、法面掘削後に、アンカー鉄筋31の法面より突出す
る部分には、予めネジ部を形成しておく。
そして、注入管等によってアンカー孔3内にグラント材
34を充填し、グラウト材34の硬化を持って、アンカー鉄
筋31の孔外側の端部を、法面に配置した支圧板等に定着
する。
〈ハ〉法面の掘削(第4図) 法面の掘削作業の前に、線路又は道路等を閉鎖する。
そして、第4図に示すように、上下のアンカー鉄筋31の
周囲の法面を、所定の角度をもって急勾配に掘削する。
掘削と同時に、ジョイント金具33を取り外し、アンカー
鉄筋31の孔外側部分を撤去する。
なお、パッカー32が取り付けてあることによって、アン
カー孔3からグラウト材34の流出を防ぐことができる。
〈ニ〉網体の設置(第4図) 次に、第4図に示すように、上下のアンカー鉄筋31の露
出端部35を、網体4の上下縁部に貫通させ、掘削後の法
面に網体4を張設する。
さらに、露出端部35を、盛土体の延長方向に沿って法面
に配置した腹起し材2の挿入孔に貫通させる。
そして、ナット等を露出端部35に取り付けて締結する。
これによって、網体4の上下縁部が、腹起し材2によっ
て法面に押圧され、網体4を法面に確実に張設すること
ができる。
本発明の網体4には、例えばエキスパンドメタルや溶接
金網等の金網や、プラスチックネット等を使用すること
ができる。
網体4を法面の押さえ部材に用いることによって、網体
4の網目から湧水や雨水等を良好に排水することがで
き、湧水や雨水等の影響を受けることが少なくなる。
また、網体4と法面との間に、透水性を有するシート部
材を配置することによって、網体4の網目より細かい土
砂が崩れ落ちるのを防止することができる。
さらには、網体4と法面との間に、湧水や雨水を集めて
排水するためのドレーン材を設置することも考えられ
る。
以上のようにして一段目を施工した後、同じ要領で二段
目、三段目というように、下方に施工を進めていく。
最後まで施工が終了した後、線路又は道路等の閉鎖を解
除する。
〈その他の実施例1〉 その他の実施例として、第5,6図に示すように、アンカ
ー鉄筋31の代わりに引張材5を用いて、プレストレスを
導入する場合も考えられる。
この場合は、先ず初めに法面を所定の角度で急勾配に掘
削し、法面に削孔した孔内に引張材5を挿入し、引張材
の孔奥部を急結材51等を充填して定着する。
次に、上下の引張材5の露出端部間の法面に、上記と同
様の方法で網体4を張設し、腹起し材2を取り付ける。
そして急結材51の硬化後、引張材5を緊張して、露出端
部を腹起し材2に定着させる。
最後に、アンカー孔内にグラウト材52を充填して作業を
終了する。
〈その他の実施例2〉 また、上記実施例では、いずれも盛土体の頭部に、鉄筋
1を略水平方向に貫通させて設置した場合であるが、第
7図に示すように、盛土の片側が切土面等の場合は、ア
ンカー鉄筋6を用いて盛土体の頭部の締め固めを行うこ
とが考えられる。
この場合は、盛土体の頭部に、法面から略水平方向にア
ンカー孔を削孔し、このアンカー孔内にアンカー鉄筋6
を挿入し、グラウト材61によって定着する方法である。
〈本発明の効果〉 本発明は以上説明したようになるので、次のような効果
を期待することができる。
〈イ〉急勾配化工法においては、鉄道や道路等の営業を
停止した後、再び営業を開始するまでの短時間のうち
に、作業を完了させる必要がある。
しかし、従来の吹き付けコンクリートによる方法は、コ
ンクリートの強度発現に時間がかかり、また、不測の事
故(吹き付け機の故障等)により作業ができなくなる場
合が考えられ、作業時間が多くかかるため、急勾配化工
法に用いる場合には適当でない。
それに対して本発明は、既成品の網体によって、法面を
確実に押さえることができる。
そのため、従来の吹き付けコンクリート工法のような強
度発現を待つ必要がない。
従って、短時間に施工を完了させることができ、盛土体
の急勾配化工法に適した方法であると言える。
また、吹き付け機等の装置を必要としないため、不測の
事故(吹き付け機の故障等)により作業が中断すること
がない。
〈ロ〉従来の吹き付けコンクリートの場合は、湧水や雨
水等のために地山から浮いてしまう場合があり、確実に
法面を押さえることが困難となる。
それに対して本発明は、網体を法面の押さえ部材に用い
ることによって、網体の網目から湧水や雨水等を良好に
排水することができる。
そのため、湧水や雨水等の影響を受けることがほとんど
なく、確実に法面を押さえることができる。
〈ハ〉従来のコンクリート板や鋼矢板により法面を被覆
する方法は、コンクリート板等が大重量であるため、施
工性が悪く、作業時間が多くかかる。
しかし本発明は、軽量な網体を使用するため、取り付け
作業が容易かつ短時間に行うことができ、施工性が向上
する。
〈ニ〉本発明は、施工が短時間に行えるため、特に、営
業路線の停止時間内の作業に適している。
〈ホ〉盛土体の頭部を、法面を傷めることなく、鉄筋等
によって早期に締め固めることにより、法面の掘削時に
発生する側方への盛土体の変形を抑えることができる。
そのため、盛土体上面の路盤や路床の沈下、水平変位
を、極力少なくすることができ、安全性が高くなる。
〈ヘ〉盛土体の頭部の締め固め作業は、盛土頭部に鉄筋
等を略水平方向に設置するだけでよいため、すべての作
業を側方から行うことができる。
そのため、路線の閉鎖をする必要がなく、徐行運転程度
で作業を行うことができる。
従って、路線閉鎖後の作業に時間的余裕ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明の一実施例の説明図 第2図:盛土体の頭部の締め固め説明図 第3、4図:施工方法の説明図 第5、6図:その他の実施例1の説明図 第7図:その他の実施例2の説明図
フロントページの続き (72)発明者 大高 陽一 神奈川県横浜市緑区長津田町4199―1 ラ イオンズ第3―502 (72)発明者 西岡 哲 神奈川県座間市入谷4―3011―6 座間ハ イツ2―1411 (72)発明者 中村 和之 神奈川県川崎市麻生区細山3―16―7 (72)発明者 田村 幸彦 神奈川県横浜市緑区桂台2―22―15 プラ シード桂106 (72)発明者 笹木 敏信 神奈川県鎌倉市岡本1241―4 鎌倉ロジュ マンC―904 (72)発明者 越智 健三 神奈川県横浜市緑区霧が丘3―24―1― 106 (72)発明者 鄭 光司 神奈川県川崎市宮前区土橋2―15―2― 506 (72)発明者 壺内 達也 神奈川県川崎市宮前区東有馬1―2―2

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】盛土体の法面を掘削し、急勾配化する方法
    において、 盛土体の頭部に略水平方向に鉄筋を貫通させ、この鉄筋
    の両端部を、盛土体の延長方向に沿って法面の上端部に
    配置した腹起し材に定着し、 この腹起し材の下方の法面に、盛土体の中心に向けて下
    方にやや傾斜するようアンカー鉄筋を上下二段に定着
    し、 次にこれらのアンカー鉄筋の周囲の法面をより急勾配に
    掘削し、 上下のアンカー鉄筋の露出端部間の法面に網体を張設
    し、 この網体の上下縁部を挟んで、盛土体の延長方向に沿っ
    て法面に配置した腹起し材に、アンカー鉄筋の露出端部
    を定着させたことを特徴とする、盛土法面の急勾配化工
    法。
  2. 【請求項2】盛土体の法面を掘削し、急勾配化する方法
    において、 盛土体の頭部に水平方向に鉄筋を貫通させ、この鉄筋の
    両端部を、盛土体の延長方向に沿って法面の上端部に配
    置した腹起し材に定着し、 次にこの腹起し材の下方の法面をより急勾配に掘削し、 この急勾配に掘削した法面に、盛土体の中心に向けて下
    方にやや傾斜するよう上下二段に削孔し、 この孔内に引張材を挿入して、引張材の孔奥部を定着
    し、 上下の引張材の露出端部間の法面に網体を張設し、 この網体の上下縁部を挟んで、盛土体の延長方向に沿っ
    て法面に配置した腹起し材に、引張材を緊張して定着さ
    せたことを特徴とする、 盛土法面の急勾配化工法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項及び第2項記載の盛
    土法面の急勾配化工法において、 前記盛土体の頭部に略水平方向に貫通させた鉄筋の代わ
    りに、 盛土体の頭部に略水平方向にアンカー体を定着した盛土
    法面の急勾配化工法。
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