JPH0782617B2 - 磁気ヘッド用非磁性基板及びその製造方法 - Google Patents
磁気ヘッド用非磁性基板及びその製造方法Info
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- JPH0782617B2 JPH0782617B2 JP1214208A JP21420889A JPH0782617B2 JP H0782617 B2 JPH0782617 B2 JP H0782617B2 JP 1214208 A JP1214208 A JP 1214208A JP 21420889 A JP21420889 A JP 21420889A JP H0782617 B2 JPH0782617 B2 JP H0782617B2
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- Japan
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- manufacturing
- magnetic
- magnetic head
- magnetic substrate
- substrate
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、金属性磁性膜を蒸着するための非磁性の磁気
ヘッド用非磁性基板及びその製造方法に関するもので、
特に機械加工によるチッピング特性に優れた磁気ヘッド
用非磁性基板及びその製造方法に関するものである。
ヘッド用非磁性基板及びその製造方法に関するもので、
特に機械加工によるチッピング特性に優れた磁気ヘッド
用非磁性基板及びその製造方法に関するものである。
従来技術 従来この種の用途のものとして、本発明者等は、CoO−N
iO系セラミックスについて従来より研究を進め、CoxNi
2-xO2(ただし0≦x≦1.8)なる組成の酸化物が有効で
あるとして既に開示した。
iO系セラミックスについて従来より研究を進め、CoxNi
2-xO2(ただし0≦x≦1.8)なる組成の酸化物が有効で
あるとして既に開示した。
さらに、MgO−CaO−CoO−NiO系セラミックスについても
研究を進め、MgO、CaOそれぞれが30モル%以下で、残部
がCoxNi2-xO2(ただし0≦x≦1.8)なる組成の酸化物
も有効であるとして開示した。
研究を進め、MgO、CaOそれぞれが30モル%以下で、残部
がCoxNi2-xO2(ただし0≦x≦1.8)なる組成の酸化物
も有効であるとして開示した。
また、これらの酸化物に関する添加材について検討した
結果、MnO、TiO2、Al2O3、CaO、Y2O3、TiN、B2O3、SiO2
が有効であることを発見し、これも開示した。
結果、MnO、TiO2、Al2O3、CaO、Y2O3、TiN、B2O3、SiO2
が有効であることを発見し、これも開示した。
これらの酸化物の製造方法として、混合、仮焼、
微粉砕、造粒、CIP、雰囲気焼結、HIPを順次行
なうことが有効であるとして開示した。
微粉砕、造粒、CIP、雰囲気焼結、HIPを順次行
なうことが有効であるとして開示した。
しかし、これらの酸化物は、その製造条件によりチッピ
ング特性が異なり、条件しだいでは、機械加工時に大き
なチッピングを生じる欠点があった。
ング特性が異なり、条件しだいでは、機械加工時に大き
なチッピングを生じる欠点があった。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、上記の欠点を解決したもので、具体的には結
晶粒径が5μm以下であり、しかも130x10-7/℃以上の
熱膨張率を有し、ビッカース硬度500〜700の特性を持
ち、さらに他のヘッド構成材料間で過度の化学的侵食反
応を起こさない材料を提供することが目的である。
晶粒径が5μm以下であり、しかも130x10-7/℃以上の
熱膨張率を有し、ビッカース硬度500〜700の特性を持
ち、さらに他のヘッド構成材料間で過度の化学的侵食反
応を起こさない材料を提供することが目的である。
また、上記の材料を製造する方法を提供することが目的
である。
である。
発明の構成 即ち、本発明は、(1)CoxNi2-xO2(ただし0<x≦1.
8)のセラミックスにおいて、その結晶粒径が5μm以
下であることを特徴とする磁気ヘッド用非磁性基板に関
する。
8)のセラミックスにおいて、その結晶粒径が5μm以
下であることを特徴とする磁気ヘッド用非磁性基板に関
する。
また、本発明は、(2)混合、仮焼、微粉砕、
造粒、CIP、雰囲気焼結、HIPを順次行うことから
なる磁気ヘッド用非磁性基板の製造方法の雰囲気焼結に
おいて、酸素雰囲気下、1150〜1300℃でホットプレス処
理を行なうことを特徴とする上記(1)の磁気ヘッド用
非磁性基板の製造方法に関する。
造粒、CIP、雰囲気焼結、HIPを順次行うことから
なる磁気ヘッド用非磁性基板の製造方法の雰囲気焼結に
おいて、酸素雰囲気下、1150〜1300℃でホットプレス処
理を行なうことを特徴とする上記(1)の磁気ヘッド用
非磁性基板の製造方法に関する。
さらに、本発明は、(3)混合、仮焼、微粉砕、
造粒、CIP、雰囲気焼結を順次行うことからなる
磁気ヘッド用非磁性基板の製造方法の雰囲気焼結におい
て、酸素雰囲気下、1150〜1300℃でホットプレス処理を
行なうことを特徴とする上記(1)の磁気ヘッド用非磁
性基板の製造方法に関する。
造粒、CIP、雰囲気焼結を順次行うことからなる
磁気ヘッド用非磁性基板の製造方法の雰囲気焼結におい
て、酸素雰囲気下、1150〜1300℃でホットプレス処理を
行なうことを特徴とする上記(1)の磁気ヘッド用非磁
性基板の製造方法に関する。
問題点を解決するための手段及び作用 本発明者等は、CoM−NiO系セラミックスについて従来よ
り研究を進めてきたが、機械加工時のチッピング特性と
結晶粒径の関係について詳細に検討した結果、結晶粒径
が5μm以下である場合、機械加工時のチッピングが小
さくかつ数も少なく、有効であることを見い出した。
り研究を進めてきたが、機械加工時のチッピング特性と
結晶粒径の関係について詳細に検討した結果、結晶粒径
が5μm以下である場合、機械加工時のチッピングが小
さくかつ数も少なく、有効であることを見い出した。
CoO−NiO系セラミックスにおいて、機械加工時のチッピ
ング特性(チッピング量、チッピングの大きさ)は、結
晶粒径と密接な関係がある。即ち、結晶粒径が小さいほ
ど、チッピング特性は優れていることが発明者等の検討
より明らかになった。
ング特性(チッピング量、チッピングの大きさ)は、結
晶粒径と密接な関係がある。即ち、結晶粒径が小さいほ
ど、チッピング特性は優れていることが発明者等の検討
より明らかになった。
具体的には、結晶粒径の大きさ(G)と最大チッピング
の大きさ(T)には、砥粒径が2〜6μmの場合、およ
そ次式の関係があることを把握した。
の大きさ(T)には、砥粒径が2〜6μmの場合、およ
そ次式の関係があることを把握した。
T≦2G〜3G 機械加工時における最大チッピングの大きさの許容範囲
を10μm程度と考えると、上式より結晶粒径を5μm以
下に抑えることが必要である。
を10μm程度と考えると、上式より結晶粒径を5μm以
下に抑えることが必要である。
また、上記の目的を達成するためにはその製造方法とし
て、ホットプレスを使用することが有効であることを見
い出した。
て、ホットプレスを使用することが有効であることを見
い出した。
ホットプレスを用いた場合、常圧焼結の温度条件(1230
〜1400℃)より低い温度で緻密に焼結することが可能
で、従って焼結体の結晶粒の成長を抑える利点がある。
〜1400℃)より低い温度で緻密に焼結することが可能
で、従って焼結体の結晶粒の成長を抑える利点がある。
ホットプレスは、酸化物の挙動から酸素雰囲気下で行な
うのが望ましい。詳しくは、800〜1000℃で、不活性ガ
ス(低温側)と酸素(高温側)を切り替えることが望ま
しい。また、CoOとNiOとのモル比により最適な処理温度
は異なるが、1150〜1300℃が望ましい。
うのが望ましい。詳しくは、800〜1000℃で、不活性ガ
ス(低温側)と酸素(高温側)を切り替えることが望ま
しい。また、CoOとNiOとのモル比により最適な処理温度
は異なるが、1150〜1300℃が望ましい。
以下、製造方法を具体的に述べる。
市販の各酸化物を原料として、所望組成になるよう秤量
し、ボールミルにより混合する。混合は例えばエタノー
ル中湿式ボールミルで10〜30時間行なう。
し、ボールミルにより混合する。混合は例えばエタノー
ル中湿式ボールミルで10〜30時間行なう。
乾燥後、CIP成形し、例えばAr中850〜1100℃で仮焼し、
次いで粗砕機を用いて粉砕し、100〜200μmの篩で篩分
けを行なう。
次いで粗砕機を用いて粉砕し、100〜200μmの篩で篩分
けを行なう。
仮焼粉はさらに例えばエタノール中湿式ボールミルで20
〜72時間処理し、1μm以下に微粉砕する。
〜72時間処理し、1μm以下に微粉砕する。
これを造粒後、CIP成形し、O2中、ホットプレス処理を
行なう。
行なう。
条件は、CoO/NiOモル比に対応させて1100〜1300℃で、1
00〜500kg/cm2、1〜2時間が望ましい。
00〜500kg/cm2、1〜2時間が望ましい。
この焼結体を更にHIP処理する。これは、強度を向上さ
せるために好ましい。条件としては、800〜1200kg/c
m2、1000〜1250℃、1〜2時間が望ましい。HIP処理温
度は、ホットプレス処理温度より低い方が望ましい。こ
れにより、HIP処理時の結晶粒径の成長を抑えることが
できる。
せるために好ましい。条件としては、800〜1200kg/c
m2、1000〜1250℃、1〜2時間が望ましい。HIP処理温
度は、ホットプレス処理温度より低い方が望ましい。こ
れにより、HIP処理時の結晶粒径の成長を抑えることが
できる。
このようにして得られた焼結体は、緻密で結晶粒径が小
さく、チッピング特性が良好で、従来の材料よりも優れ
ていることが確認できた。
さく、チッピング特性が良好で、従来の材料よりも優れ
ていることが確認できた。
実施例 組成式CoxNi2-xO2(x=1.0)で表わされる酸化物をNi
O、CoOより調整した。これにAl2O3を1.5wt%、CaOを2.0
wt%、添加材として加えた。混合は、エタノール中湿式
ボールミルで22時間処理した。
O、CoOより調整した。これにAl2O3を1.5wt%、CaOを2.0
wt%、添加材として加えた。混合は、エタノール中湿式
ボールミルで22時間処理した。
乾燥後、CIP成形し、Ar中1000℃で仮焼後、150μm以下
に粉砕した。
に粉砕した。
仮焼粉をさらにエタノール中湿式ボールミルで70時間処
理し、1μm以下に微粉砕した。これを造粒後、CIP成
形し、O2中1250℃でホットプレスにて焼結した。
理し、1μm以下に微粉砕した。これを造粒後、CIP成
形し、O2中1250℃でホットプレスにて焼結した。
この焼結体の特性を以下に示す。
相対密度 98.5% 結晶粒径 最大5μm 硬度 Hv 625 抗折力 27kg/mm2 熱膨張率 132x10-7/℃ この焼結体を切削研磨して、26x26x0.7(mm)の基板を
作製した。これを、ダイヤモンド砥粒(#3000、C/C=1
00)を用いたブレードにより切削した。切削条件は、回
転数20,000rpm、切り込み、0.2mm、送り0.5mm/秒とし
た。
作製した。これを、ダイヤモンド砥粒(#3000、C/C=1
00)を用いたブレードにより切削した。切削条件は、回
転数20,000rpm、切り込み、0.2mm、送り0.5mm/秒とし
た。
この時の、チッピングの最大値を表1に示す。また、基
板一辺(26mm)でのチッピング数をその大きさごとに測
定し表2に示す。比較例として、常圧焼結により焼結し
た最大結晶粒径の異なる焼結体のチッピング特性を示
す。
板一辺(26mm)でのチッピング数をその大きさごとに測
定し表2に示す。比較例として、常圧焼結により焼結し
た最大結晶粒径の異なる焼結体のチッピング特性を示
す。
発明の効果 (1)本発明に係る基板は、機械加工によるチッピング
特性に優れている。
特性に優れている。
(2)本製造方法で作成した磁気ヘッド用非磁性基板
は、結晶粒径を5μm以下に抑えることができる。
は、結晶粒径を5μm以下に抑えることができる。
これにより、切削時のチッピングの発生を抑止できる利
点がある。
点がある。
(3)さらに、強度を高めることにより磁気ヘッドの短
寿命化や非磁性基板の変形、割れ等を抑えることがで
き、ヘッドの耐摩耗性、耐久性にすぐれている利点があ
る。
寿命化や非磁性基板の変形、割れ等を抑えることがで
き、ヘッドの耐摩耗性、耐久性にすぐれている利点があ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−94408(JP,A) 特開 平2−94407(JP,A) 特開 平1−287811(JP,A) 特開 平2−168602(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】CoxNi2-xO2(ただし0<x≦1.8)のセラ
ミックスにおいて、その結晶粒径が5μm以下であるこ
とを特徴とする磁気ヘッド用非磁性基板。 - 【請求項2】混合、仮焼、微粉砕、造粒、CI
P、雰囲気焼結、HIPを順次行うことからなる磁気ヘ
ッド用非磁性基板の製造方法の雰囲気焼結において、酸
素雰囲気下、1150〜1300℃でホットプレス処理を行なう
ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の磁気
ヘッド用非磁性基板の製造方法。 - 【請求項3】混合、仮焼、微粉砕、造粒、CI
P、雰囲気焼結を順次行うことからなる磁気ヘッド用
非磁性基板の製造方法の雰囲気焼結において、酸素雰囲
気下、1150〜1300℃でホットプレス処理を行なうことを
特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の磁気ヘッド
用非磁性基板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1214208A JPH0782617B2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 磁気ヘッド用非磁性基板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1214208A JPH0782617B2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 磁気ヘッド用非磁性基板及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0380413A JPH0380413A (ja) | 1991-04-05 |
| JPH0782617B2 true JPH0782617B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=16652025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1214208A Expired - Lifetime JPH0782617B2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 磁気ヘッド用非磁性基板及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0782617B2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-22 JP JP1214208A patent/JPH0782617B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0380413A (ja) | 1991-04-05 |
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