JPH079381B2 - 光情報変換素子 - Google Patents
光情報変換素子Info
- Publication number
- JPH079381B2 JPH079381B2 JP62023538A JP2353887A JPH079381B2 JP H079381 B2 JPH079381 B2 JP H079381B2 JP 62023538 A JP62023538 A JP 62023538A JP 2353887 A JP2353887 A JP 2353887A JP H079381 B2 JPH079381 B2 JP H079381B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oscillation
- film
- functional film
- optical information
- light
- Prior art date
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- Hybrid Cells (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、光情報変換素子に係わり、更に詳しくは、2
次元光情報を高感度に検出する光情報変換素子に関す
る。
次元光情報を高感度に検出する光情報変換素子に関す
る。
(従来の技術) 電気および電子機器において、画像、文字、記号等の認
識変換は人間と機械とのインターフェイスにおける中心
的役割りを果たしている。周知のように、電子的な認識
変換は、近年急激に技術的進歩を遂げ、情報処理機器、
通信機器、計測機器等の分野に革新をもたらすと共に、
我々の日常生活に密着した領域にも広く進出するように
なった。そして、これらの認識技術はこれまでそのほと
んどが、半導体を主として用いた素子あるいはそれらの
組合せからなるものである。
識変換は人間と機械とのインターフェイスにおける中心
的役割りを果たしている。周知のように、電子的な認識
変換は、近年急激に技術的進歩を遂げ、情報処理機器、
通信機器、計測機器等の分野に革新をもたらすと共に、
我々の日常生活に密着した領域にも広く進出するように
なった。そして、これらの認識技術はこれまでそのほと
んどが、半導体を主として用いた素子あるいはそれらの
組合せからなるものである。
一方、生命乃至生体現象の解明に伴い、新しい生体現象
に特有な考え方を基づいて材料、素子の開発への期待が
高まっている。これは生体現象の模倣によりこれまでの
考え方と異なる作用により、情報処理、認識等の面で新
しいエレクトロニクス技術を担うという考え方に基づい
ている。ところで、数ある生体系に特有な現象の中で、
最も基本的なものは、生体系が、通常考えられてきた熱
力学的な平衡に基づく作用ではなく、平衡から遥かに離
れた非線形非平衡な状態でおこる現象からなっているこ
とが種々の事実から明らかになってきている。これを別
な面から見ると、従来に全くない考え方がこの分野に含
まれていることを示しているとも言える。
に特有な考え方を基づいて材料、素子の開発への期待が
高まっている。これは生体現象の模倣によりこれまでの
考え方と異なる作用により、情報処理、認識等の面で新
しいエレクトロニクス技術を担うという考え方に基づい
ている。ところで、数ある生体系に特有な現象の中で、
最も基本的なものは、生体系が、通常考えられてきた熱
力学的な平衡に基づく作用ではなく、平衡から遥かに離
れた非線形非平衡な状態でおこる現象からなっているこ
とが種々の事実から明らかになってきている。これを別
な面から見ると、従来に全くない考え方がこの分野に含
まれていることを示しているとも言える。
このような非線形非平衡な系から生じる代表的な例が、
生体膜またはそれを模倣した人工膜(機能膜)からの発
振現象である。かかる機能膜を利用した発振現象を第3
図を参照して説明する。まず容器1内に、中央に脂質分
子を含む多孔質膜(機能膜)2が取付けられた隔3によ
り二室に区画し、一方の室4aに例えば1モル濃度のKCl
溶液、他方4bの室に1モル濃度のNaCl溶液4bを夫々収容
する。例えば20℃に保たれた各溶液間の電位差を各溶液
に挿入した膜電位測定電極5a,5bに接続された電位計6
によって第4図に示す周期的な発振パターンを観測する
ことができる。こうした作用は生体膜の興奮現象の模倣
化としてとらえることができる。
生体膜またはそれを模倣した人工膜(機能膜)からの発
振現象である。かかる機能膜を利用した発振現象を第3
図を参照して説明する。まず容器1内に、中央に脂質分
子を含む多孔質膜(機能膜)2が取付けられた隔3によ
り二室に区画し、一方の室4aに例えば1モル濃度のKCl
溶液、他方4bの室に1モル濃度のNaCl溶液4bを夫々収容
する。例えば20℃に保たれた各溶液間の電位差を各溶液
に挿入した膜電位測定電極5a,5bに接続された電位計6
によって第4図に示す周期的な発振パターンを観測する
ことができる。こうした作用は生体膜の興奮現象の模倣
化としてとらえることができる。
このような発振のパターンは、塩濃度、外部からの圧
力、温度などにより可逆的に変化をおこすが、さらに溶
液中に微量の物質を添加することによって変化すること
が知られておりこの事実を利用したにおりないし味のセ
ンサーへの応用性についてもその可能性が示唆されてい
る。しかしながらこれまでに考えられている技術におい
ては物質ないし圧力、温度等の認識はできるものの、画
像、形体等のいわゆるパターン認識を行なう方法もしく
は素子については全く考えられていなかった。
力、温度などにより可逆的に変化をおこすが、さらに溶
液中に微量の物質を添加することによって変化すること
が知られておりこの事実を利用したにおりないし味のセ
ンサーへの応用性についてもその可能性が示唆されてい
る。しかしながらこれまでに考えられている技術におい
ては物質ないし圧力、温度等の認識はできるものの、画
像、形体等のいわゆるパターン認識を行なう方法もしく
は素子については全く考えられていなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記のごとき考案に基づきなされたもので生
体膜の興奮現象の原理的な利用を行なった画像入力の認
識を行なう光情報変換素子を提供しようとするものであ
る。
体膜の興奮現象の原理的な利用を行なった画像入力の認
識を行なう光情報変換素子を提供しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、脂質分子を含有し、発振作用を有する機能膜
と;前記発振作用を検出する一対の電極と;電極のどち
らか一方と機能膜に接触配置され、機能膜に発振作用を
生ぜしめる発振液と;機能膜及び/又は発振液に光照射
が可能な位置で含有され、光照射により化学反応を起こ
し機能膜の発振パターンを変化させる光化学反応部材と
を具備した光情報変換素子であり、この素子を単位素子
とし例えば2次元的に複数配置することにより2次元の
光情報を電気信号に変換することができる。
と;前記発振作用を検出する一対の電極と;電極のどち
らか一方と機能膜に接触配置され、機能膜に発振作用を
生ぜしめる発振液と;機能膜及び/又は発振液に光照射
が可能な位置で含有され、光照射により化学反応を起こ
し機能膜の発振パターンを変化させる光化学反応部材と
を具備した光情報変換素子であり、この素子を単位素子
とし例えば2次元的に複数配置することにより2次元の
光情報を電気信号に変換することができる。
本発明の機能膜は、自励発振作用を有し、十分な機械的
強度を備えたものであればどのようなものでもよく、格
別に限定されるものではない。例えば、多孔質膜上に脂
質分子を累積したもの、脂質分子を分散した高分子膜等
が挙げられる。
強度を備えたものであればどのようなものでもよく、格
別に限定されるものではない。例えば、多孔質膜上に脂
質分子を累積したもの、脂質分子を分散した高分子膜等
が挙げられる。
このような機能膜ではジオレイルフェイト、トリオレイ
ン、モノオレインその他各種の燐脂質分子等が自励発振
作用を行なう。これら脂質分子を固定する膜基盤となる
多孔質膜としては、例えばアセチルセルロースなどのセ
ルロース系、フッ素樹脂系、塩化ビニル樹脂系などの多
孔質フィルタ等を挙げることができる。また、ポリスチ
レン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の汎用の高分子
膜を用いることも可能である。
ン、モノオレインその他各種の燐脂質分子等が自励発振
作用を行なう。これら脂質分子を固定する膜基盤となる
多孔質膜としては、例えばアセチルセルロースなどのセ
ルロース系、フッ素樹脂系、塩化ビニル樹脂系などの多
孔質フィルタ等を挙げることができる。また、ポリスチ
レン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の汎用の高分子
膜を用いることも可能である。
本発明の光化学反応物質は、種々の反応形態を有するも
のが使用可能であるが、特に、外部からの光照射に対し
照射中のみ反応形態が変化するもの、あるいは、光照射
を断ち切っても変化した状態を維持し外から再度異なる
刺激(光、熱、電気等)でもとの状態に戻る反応が望ま
しい。こうした反応を生じる物質としては、例えばケト
型とエノール型の互変異性などのようなプロトン移動反
応を行なう物質、スピロピラン系分子のメロシアニン系
分子へのフォトクロミズムのようなヘテロ環の開裂反応
を行なう物質、アゾベンゼン類、スチルベン類などのよ
うなシスートランス異性化を行なう物質、ノルボナジエ
ンとクァドキシレンの間のような歪み変形を伴なう物
質、又は電子供与体と電子受容体の2種の分子間の電子
移動反応を行なう物質等を挙げることができる。このよ
うな物質の持つ分子構造には、特に制約はないが、これ
らの物質を膜中に添加する場合は脂質と同様に親疎水基
を合せもった系が望ましい。
のが使用可能であるが、特に、外部からの光照射に対し
照射中のみ反応形態が変化するもの、あるいは、光照射
を断ち切っても変化した状態を維持し外から再度異なる
刺激(光、熱、電気等)でもとの状態に戻る反応が望ま
しい。こうした反応を生じる物質としては、例えばケト
型とエノール型の互変異性などのようなプロトン移動反
応を行なう物質、スピロピラン系分子のメロシアニン系
分子へのフォトクロミズムのようなヘテロ環の開裂反応
を行なう物質、アゾベンゼン類、スチルベン類などのよ
うなシスートランス異性化を行なう物質、ノルボナジエ
ンとクァドキシレンの間のような歪み変形を伴なう物
質、又は電子供与体と電子受容体の2種の分子間の電子
移動反応を行なう物質等を挙げることができる。このよ
うな物質の持つ分子構造には、特に制約はないが、これ
らの物質を膜中に添加する場合は脂質と同様に親疎水基
を合せもった系が望ましい。
前述のごとくの単位素子を複数個設ける場合、単位素子
ごとにこの発振液を区画化する区画壁を設けることが構
造を簡単にする意味から好ましい。
ごとにこの発振液を区画化する区画壁を設けることが構
造を簡単にする意味から好ましい。
単位素子間の区画を形成する部材は、安定で絶縁性の高
いものが望ましく、材質的には、SiO2,Al2O3のような無
機物、あるいは汎用の高分子等が望ましい。
いものが望ましく、材質的には、SiO2,Al2O3のような無
機物、あるいは汎用の高分子等が望ましい。
本発明の電極は機能膜及び/又は発振液に含有された光
化学反応部材に光が入射でき、かつ機能膜の発振パター
ンを検出できれば良い。光を透過する性質を有している
ものあるいは光を透過するよう設置されたものが好まし
い。例えば、網状の電極、透明電極等が挙げられる。
化学反応部材に光が入射でき、かつ機能膜の発振パター
ンを検出できれば良い。光を透過する性質を有している
ものあるいは光を透過するよう設置されたものが好まし
い。例えば、網状の電極、透明電極等が挙げられる。
電極物質としては、化学的な安定性からPt,Auカーボン
有機導電物質などが望ましいが場合によっては卑金属を
利用してもさしつかえない。また透明電極物質として
は、通常知られているITO膜、ネサ膜を有するガラス等
を用いることが望ましいが、光が透過できる程度に薄く
形成したAu等の金属薄膜を用いても良い。
有機導電物質などが望ましいが場合によっては卑金属を
利用してもさしつかえない。また透明電極物質として
は、通常知られているITO膜、ネサ膜を有するガラス等
を用いることが望ましいが、光が透過できる程度に薄く
形成したAu等の金属薄膜を用いても良い。
本発明で用いられる発振液は、K+,Na+,Ca2+等の自励発
振をおこす物質を溶解してなる溶液好ましくは水溶液あ
るいはゲル状物質であればどのようなものであってもよ
く、格別に限定されない。
振をおこす物質を溶解してなる溶液好ましくは水溶液あ
るいはゲル状物質であればどのようなものであってもよ
く、格別に限定されない。
この発振液は機能膜により隔離され、機能膜の両面に存
在する。電極は、例えばこの様に隔離された発振液の各
々に設けられ、発振を検出する。発振現象は、この隔離
された両側での発振液の状態(イオン濃度差、外部圧力
の変化、外部直流電圧の印加)により生ずることが知ら
れている。従って光情報を検出する場合は、この発振液
を光情報がなくても定常的な発振を生じるようにセット
し(例えば外部直流電圧の印加)、光情報がはいったと
きの光化学反応部材の変化により発振状態を変化させ
る。
在する。電極は、例えばこの様に隔離された発振液の各
々に設けられ、発振を検出する。発振現象は、この隔離
された両側での発振液の状態(イオン濃度差、外部圧力
の変化、外部直流電圧の印加)により生ずることが知ら
れている。従って光情報を検出する場合は、この発振液
を光情報がなくても定常的な発振を生じるようにセット
し(例えば外部直流電圧の印加)、光情報がはいったと
きの光化学反応部材の変化により発振状態を変化させ
る。
(作用) 本発明の光情報変換素子は、何も外部より光刺激のない
状態で自励発振を行なっており、膜に対向するどの電極
間の電位差を測定しても例えば第4図に示されるような
同一の発振パターンが観測される。外部から光を照射す
ると、光の照射された機能膜及び/又は発振液中の光に
より化学反応を生ずる物質が化学反応をおこすことによ
り分子構造又は電子構造が変化し機能膜の周期的な発振
に直接影響を与えるため、該発振の周波数、波形振幅を
強制的に変化させる。
状態で自励発振を行なっており、膜に対向するどの電極
間の電位差を測定しても例えば第4図に示されるような
同一の発振パターンが観測される。外部から光を照射す
ると、光の照射された機能膜及び/又は発振液中の光に
より化学反応を生ずる物質が化学反応をおこすことによ
り分子構造又は電子構造が変化し機能膜の周期的な発振
に直接影響を与えるため、該発振の周波数、波形振幅を
強制的に変化させる。
微小な単位素子を2次元に配列した場合、ある特定の光
パターンを照射すると、光が入射した部分の単位素子の
みの発振パターンが変化するため、照射された光のパタ
ーンを認識をすることができる。
パターンを照射すると、光が入射した部分の単位素子の
みの発振パターンが変化するため、照射された光のパタ
ーンを認識をすることができる。
入射光量、あるいは混入している光反応物質が多種類の
場合は入射波長により微妙に異なったパターンを与える
ため各微少区画間の発振パターンを総合して解析するこ
とにより入射パターンの認識を行なうことができる。
場合は入射波長により微妙に異なったパターンを与える
ため各微少区画間の発振パターンを総合して解析するこ
とにより入射パターンの認識を行なうことができる。
(実施例) 実施例1 本発明の詳細について図を用いて詳細に説明する。第1
図は本発明の一実施形態の断面図である。図で11は自励
発振作用を有する機能膜で膜の両側に12で示すような微
少区画室形成手段が対面して形成されている。これらの
区画内には自励発振作用を定常的におこさせるK+,Na+の
ような作用物質を含む溶液もしくはゲル状の物質13が稠
密に注液されており、さらに14で示される微少区画電極
が13を介して11の機能膜に相対して配列されている。さ
らに膜の一方では外部よりの光15を透過可能なように一
方側(図では14a)の電極は透明電極が配置されてい
る。微少区画の大きさは特に制限はないが、細かなパタ
ーンを認識する場合はできるだけ微細な区画にすること
が望ましい。
図は本発明の一実施形態の断面図である。図で11は自励
発振作用を有する機能膜で膜の両側に12で示すような微
少区画室形成手段が対面して形成されている。これらの
区画内には自励発振作用を定常的におこさせるK+,Na+の
ような作用物質を含む溶液もしくはゲル状の物質13が稠
密に注液されており、さらに14で示される微少区画電極
が13を介して11の機能膜に相対して配列されている。さ
らに膜の一方では外部よりの光15を透過可能なように一
方側(図では14a)の電極は透明電極が配置されてい
る。微少区画の大きさは特に制限はないが、細かなパタ
ーンを認識する場合はできるだけ微細な区画にすること
が望ましい。
得られる各場所での発振のパターン情報は後の処理過程
で比較的単純に統合をおこなえると共に、本素子による
パターンの変化はきわめて入力に対して高感度に作用す
るなどの顕著な効果を有する。
で比較的単純に統合をおこなえると共に、本素子による
パターンの変化はきわめて入力に対して高感度に作用す
るなどの顕著な効果を有する。
本実施例の光情報変換素子は次のようにして作製した。
ポアサイズ3μmのアセチルセルロース製の多孔質フィ
ルタ1′−オクタデシル−3′,3′−ジメチル−6−ニ
トロスピロ(2H−1−ベンゾピラン−2′,2′−インド
リン)を2mol%含むトリオレインの混合膜を浸折添加し
て外部よりの光反応により発振周期を変化する自励発振
膜を作製した。この膜11の両側に各区画1mm×1mmで高さ
が1mmのポリテトラフロロカーボン製の格子枠を第1図
のように対向して載せ、さらにその上に格子面ごとに独
立して形成した1mm×1mmの面積を有するネサ膜による透
明電極を有する石英板を形成させた。さらに、各区画に
膜の一方の側には1MKCl水溶液、他の例には1MNaCl水溶
液を均一に稠密に注液して素子を形成した。
ポアサイズ3μmのアセチルセルロース製の多孔質フィ
ルタ1′−オクタデシル−3′,3′−ジメチル−6−ニ
トロスピロ(2H−1−ベンゾピラン−2′,2′−インド
リン)を2mol%含むトリオレインの混合膜を浸折添加し
て外部よりの光反応により発振周期を変化する自励発振
膜を作製した。この膜11の両側に各区画1mm×1mmで高さ
が1mmのポリテトラフロロカーボン製の格子枠を第1図
のように対向して載せ、さらにその上に格子面ごとに独
立して形成した1mm×1mmの面積を有するネサ膜による透
明電極を有する石英板を形成させた。さらに、各区画に
膜の一方の側には1MKCl水溶液、他の例には1MNaCl水溶
液を均一に稠密に注液して素子を形成した。
上記のように作製した素子を暗所20℃におき各対向する
微少電極間の時間に対する電位変化を測定したところ第
4図のような発展のパターンで周期が100秒のものがす
べての場所で均一に観測された。この膜に365nmの光の
種々のパターンを照射したところ光の照射された部分の
区画の発振パターンのみがその周期を80秒に変化され
た。
微少電極間の時間に対する電位変化を測定したところ第
4図のような発展のパターンで周期が100秒のものがす
べての場所で均一に観測された。この膜に365nmの光の
種々のパターンを照射したところ光の照射された部分の
区画の発振パターンのみがその周期を80秒に変化され
た。
実施例2 ポアサイズ0.3μmのアセチルセルロース製の多孔質フ
ィルターに、L−α−ジオレイルフォファチジルコリン
をラングミァア・プロジェット法により4層の二分子膜
の形で累積して自励発振膜を作製した。この膜11の片側
に各区画が1.5mm×1.5mmで高さが0.5mmのSiO2製の格子
枠を第2図のように載せ、さらにその上に格子面ごとに
独立して形成した1.5mm×1.5mmの面積を有するネサ膜に
よる透明電極を有する石英板を形成させた。また膜の他
方には、膜に対向して膜と同じ大きさの白金蒸着膜電極
を有するガラス板14bを形成した。さらに、各区画に
は、微少電極側には5mM4,4′−ジカルボキシアゾベンゼ
ンおよび1MKCl水溶液一枚電極の側には1MNaCl水溶液を
均一に稠密に注入して素子を形成させた。
ィルターに、L−α−ジオレイルフォファチジルコリン
をラングミァア・プロジェット法により4層の二分子膜
の形で累積して自励発振膜を作製した。この膜11の片側
に各区画が1.5mm×1.5mmで高さが0.5mmのSiO2製の格子
枠を第2図のように載せ、さらにその上に格子面ごとに
独立して形成した1.5mm×1.5mmの面積を有するネサ膜に
よる透明電極を有する石英板を形成させた。また膜の他
方には、膜に対向して膜と同じ大きさの白金蒸着膜電極
を有するガラス板14bを形成した。さらに、各区画に
は、微少電極側には5mM4,4′−ジカルボキシアゾベンゼ
ンおよび1MKCl水溶液一枚電極の側には1MNaCl水溶液を
均一に稠密に注入して素子を形成させた。
上記のように作製した素子を暗所、20℃におき各微少電
極と対向白金電極の間の時間に対する電位変化を測定し
たところ第4図のような発振のパターンで周期が120秒
のものがすべての場所で均一に観測された。この膜に、
450nmの光の種々のパターンを照射したところ、光の照
射された区画の発振パターンのみがその周期を100秒に
変化させた。
極と対向白金電極の間の時間に対する電位変化を測定し
たところ第4図のような発振のパターンで周期が120秒
のものがすべての場所で均一に観測された。この膜に、
450nmの光の種々のパターンを照射したところ、光の照
射された区画の発振パターンのみがその周期を100秒に
変化させた。
本実施例では、光入射と反対側は微少区画化は行なわず
膜全体に溶液に対して対面した一枚の電極から成ってい
る。その他の構成は第1図の場合と全く同じであるが、
膜間の電位差は微少区画測定のおのおの電極と反対側の
一枚の電極の間で測定する。
膜全体に溶液に対して対面した一枚の電極から成ってい
る。その他の構成は第1図の場合と全く同じであるが、
膜間の電位差は微少区画測定のおのおの電極と反対側の
一枚の電極の間で測定する。
以上詳述した如く、本発明の光情報変換素子によれば生
体膜の興奮現象をモデルとして外界の光情報をきわめて
単純な系で発振パターンの変化として観測する全く従来
にない新しい光情報認識が可能となる。
体膜の興奮現象をモデルとして外界の光情報をきわめて
単純な系で発振パターンの変化として観測する全く従来
にない新しい光情報認識が可能となる。
第1図,第2図は本発明の実施例の断面図、第3図は自
励発振機能膜の電位を測定する原理的な断面図、第4図
は機能膜の発振パターンの一例を示す線図である。 1……容器、2,11……自励発振膜、4a,4b……室、6…
…電位計、12……微少区画壁、13……溶液、14a……透
明電極、14b……電極、15……光、16……リード線。
励発振機能膜の電位を測定する原理的な断面図、第4図
は機能膜の発振パターンの一例を示す線図である。 1……容器、2,11……自励発振膜、4a,4b……室、6…
…電位計、12……微少区画壁、13……溶液、14a……透
明電極、14b……電極、15……光、16……リード線。
Claims (1)
- 【請求項1】脂質分子を含有し、発振作用を有する機能
膜と;機能膜に接触配置され、機能膜に発振作用を生ぜ
しめる発振液と;機能膜及び/又は発振液に光照射が可
能な位置で含有され、光照射により化学反応を起こし機
能膜の発振パターンを変化させる光化学反応物質と、前
記発振作用を検出する一対の電極とを具備したことを特
徴とする光情報変換素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62023538A JPH079381B2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | 光情報変換素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62023538A JPH079381B2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | 光情報変換素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63191929A JPS63191929A (ja) | 1988-08-09 |
| JPH079381B2 true JPH079381B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=12113242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62023538A Expired - Lifetime JPH079381B2 (ja) | 1987-02-05 | 1987-02-05 | 光情報変換素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079381B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2523181B2 (ja) * | 1989-06-17 | 1996-08-07 | 沖電気工業株式会社 | 光応答人工興奮膜 |
-
1987
- 1987-02-05 JP JP62023538A patent/JPH079381B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63191929A (ja) | 1988-08-09 |
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