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JPH0798887B2 - 石目調を有する樹脂組成物 - Google Patents
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JPH0798887B2 - 石目調を有する樹脂組成物 - Google Patents

石目調を有する樹脂組成物

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JPH0798887B2
JPH0798887B2 JP25278488A JP25278488A JPH0798887B2 JP H0798887 B2 JPH0798887 B2 JP H0798887B2 JP 25278488 A JP25278488 A JP 25278488A JP 25278488 A JP25278488 A JP 25278488A JP H0798887 B2 JPH0798887 B2 JP H0798887B2
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reinforced styrene
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耕一 中山
郁郎 月野
康弘 本田
昭二 神野
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Sumika Polycarbonate Ltd
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Sumitomo Dow Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ゴム強化スチレン系樹脂をベースとしてなる
石目調を有する樹脂組成物に関する。
(従来の技術) ABS樹脂(ブタジエン系ゴム強化アクリロニトリル−ス
チレン)に代表されるゴム強化スチレン系樹脂は、耐衝
撃性と加工性のバランスに優れており、車両部品、事務
機部品、雑貨などに広く用いられている。使用に際して
は、ゴム強化スチレン系樹脂も他の樹脂同様染顔料の配
合によって着色されている。通常これら染顔料は微粒子
状となって樹脂中に均一分散しており、単色成形品とし
て用いられている。又、一部の用途においては、金属粉
を分散させることによってメタリック調の成形品を得て
いる。
しかしながら、生活様式の変化等にともない従来の単色
品、特にいかにもプラスチックといった感じを与える着
色品やメタリック調の成形品よりも、落ちつきのある外
観、例えば大理石調の成形品が求められている。さら
に、金属粉配合によるメタリック調成形品は、使用にと
もない錆を発生させるといった欠点を有している。
(発明が解決しようとする問題点) 大理石調の成形品は、一般に溶融粘度ならびに色相の異
なる2種以上の樹脂を溶融混合することによって得られ
るが、樹脂の流れ方向に対する模様となることよりその
用途に制限があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、上述の問題点に鑑み、落ちついた感覚を
もたらす成形材料に関し鋭意研究した結果、着色したフ
ッ素系樹脂の微粒子をゴム強化スチレン系樹脂に配合し
た組成物は、配合時はもちろんのこと、成形時において
も該着色微粒子がゴム強化スチレン系樹脂に溶解してお
らず、かつ、粒子中の着色剤もゴム強化スチレン系樹脂
に溶出しておらず、着色粒子として樹脂中に均一分散し
ていることより、砂石や御影石の様な石目調を有してい
ることを見出し、本発明に到達したものである。又、本
発明の組成物は、ゴム強化スチレン系樹脂本来の優れた
特性を維持保有している。
すなわち、本発明は、ゴム強化スチレン系樹脂(A)10
0重量部当り、染顔料を含有してなる平均粒子径0.1〜20
0μのフッ素系樹脂粒子(B)0.1〜10重量部を分散して
なることを特徴とする石目調を有する樹脂組成物を提供
するものである。
以下に本発明の樹脂組成物について詳細に説明する。
本発明におけるゴム強化スチレン系樹脂(A)とは、、
ゴムの存在下に芳香族ビニル系単量体および必要に応じ
てこれと共重合可能な単量体を重合して得られるグラフ
ト共重合体、又は該グラフト共重合体と芳香族ビニル系
単量体および必要に応じてこれと共重合可能な単量体を
重合して得られる芳香族ビニル族重合体との混合物であ
る。
ゴムとしては、ポリブタジエン、ブタジエン−スチレン
共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体等の
ブタジエン系ゴム(i)、エチレンとプロピレン又はブ
テンからなる二元共重合体(EPR)、エチレン、プロピ
レン又はブテンおよび非共役ジエンからなる三元共重合
体(EPDM)などのエチレン−αオレフィン系ゴム(i
i)、架橋剤の存在下もしくは非存在下に、アルキル基
の炭素数が1〜16のアルキルアクリレート(メチルアク
リレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、
2−エチルヘキシルアクリレートなど)の一種または二
種以上、さらに必要に応じて他の共重合可能な単量体の
一種または二種以上を重合もしくは共重合して得られる
アルキルアクリレート系ゴム(iii)、エチレン−酢酸
ビニル共重合体(iv)、塩素化ポリエチレン(v)等々
が例示され、一種又は二種以上用いることができる。
芳香族ビニル系単量体としては、スチレン、α−メチル
スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、
p−メチルスチレン、t−ブチルスチレン、α−メチル
ビニルトルエン、ジメチルスチレン、クロルスチレン、
ジクロルスチレン、ブロムスチレン、ジブロムスチレ
ン、ビニルナフタレン等が例示され、一種又は二種以上
用いる事ができる。
芳香族ビニル系単量体と共重合可能な単量体としては、
アクリロニトリル、メタクリロニトリル、エタクリロニ
トリル、フマロニトリル等のシアン化ビニル系単量体、
メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアク
リレート、2−エチルヘキシルアクリレート、メチルメ
タクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタク
リレート、2−エチルヘキシルメタクリレート等の不飽
和カルボン酸アルキルエステル系単量体、マレイミド、
N−フェニルマレイミド、N−メチルマレイミド、N−
シクロヘキシルマレイミド等のマレイミド系単量体およ
びアクリルアミド、メタクリルアミド等の不飽和アミド
系単量体が例示され、一種又は二種以上用いる事ができ
る。
ゴム強化スチレン系樹脂の好ましい例としては、ブタジ
エン系ゴム強化アクリロニトリル−スチレン共重合体
(ABS)、ブタジエン系ゴム強化スチレン重合体(HIP
S)、ブタジエン系ゴム強化メチルメタクリレート−ス
チレン共重合体(MBS)、ブタジエン系ゴム強化アクリ
ロニトリル−メチルメタクリレート−スチレン共重合体
(ABSM)、ブタジエン系ゴム強化アクリロニトリル−α
−メチルスチレン−スチレン共重合体、ブタジエン系ゴ
ム強化アクリロニトリル−α−メチルスチレン−メチル
メタクリレート、スチレン共重合体、ブタジエン系ゴム
強化スチレン−N−フェニルマレイミド共重合体、ブタ
ジエン系ゴム強化アクリロニトリル−スチレン−N−フ
ェニルマレイミド共重合体、ブタジエン系ゴム強化スチ
レン−メチルメタクリレート−N−フェニルマレイミド
共重合体等が挙げられ、さらに、これらの共重合体にお
けるブタジエン系ゴム(i)を、それぞれエチレン−α
オレフィン系ゴム(ii)、アルキルアクリレート系ゴム
(iii)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(iv)または
塩素化ポリエチレン(v)に置換したものも挙げること
ができる。これらは一種または二種以上用いることがで
きる。
ゴム強化スチレン系樹脂の製造方法としては、乳化重合
法、懸濁重合法、塊状重合法、溶液重合法又はこれらを
組合わせた方法が用いられる。
ゴム強化スチレン系樹脂(A)は、無着色品でもよい
が、従来より公知の染顔料によって着色しておくことも
できる。特に着色されたフッ素系樹脂粒子の分散を鮮明
にし、石目調感覚をもたらす面よりフッ素樹脂粒子とは
相異する色相であることが好ましい。
ゴム強化スチレン系樹脂(A)の形態には特に限定はな
く、ビーズ、ペレット、パウダー、ラテックス等が挙げ
られる。
本発明においては、染顔料を含有してなる平均粒子径0.
1〜200μのフッ素樹脂粒子を着色粒子としてゴム強化ス
チレン系樹脂中に分散させる。
平均粒子径が0.1μ未満では、単色品となり右目調成形
品を得るのが困難である。又、200μを超すとゴム強化
スチレン系樹脂本来の特長である優れた耐衝撃性の低下
をもたらす。好ましくは1〜100μである。
着色粒子における染顔料としては、従来からフッ素系樹
脂をはじめ各種樹脂において用いられている公知の染顔
料が挙げられ、その種類、組み合わせ、使用量等には何
ら制限はない。
たとえば、不溶性アゾおよび縮合アゾ系、アンスラキノ
ン系、イソインドリノン系、ペリレン系、ペリノン系、
ジオキサジン系、フタロシアニン系、キナクリドン系、
複素環系の有機染料およびカーボンブラック、酸化チタ
ン、弁柄、鉄黒、紺青、群青等の無機顔料が挙げられ
る。なお、染顔料の使用量については、フッ素系樹脂10
0重量部当り0.01〜20重量部であることが好ましい。0.0
1重量部未満では御影石調を得るのが困難となる。又、2
0重量部を超すとゴム強化スチレン系樹脂に分散させた
際、フッ素系樹脂粒子よりゴム強化スチレン系樹脂へ溶
出した状態となり、該粒子分散が不鮮明で、良好な石目
調成形品を得ることが困難となる傾向がある。
フッ素系樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン、
テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共
重合体、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体、
テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニル
エーテル共重合体、エチレン−クロロトリフルオロエチ
レン共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオ
ロプロピレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共
重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリビニリ
デンフルオライド、フッ素アミン重合体などが挙げら
れ、一種又は二種以上用いることができる。
これらの樹脂は懸濁重合、乳化重合、塊状重合、溶液重
合等の公知の方法によって得られる。
着色されたフッ素系樹脂粒子(B)が、ゴム強化スチレ
ン系樹脂(A)に完全溶融することなく均質分散するこ
とによって、砂石や御影石の如き石目調を呈するもので
ありことより、該着色粒子がゴム強化スチレン系樹脂の
溶融温度より、さらに高い溶融温度を有していることが
好ましい。
又、ゴム強化スチレン系樹脂(A)への着色フッ素系樹
脂粒子(B)の分散は、ゴム強化スチレン系樹脂(A)
の溶融温度以上で、かつフッ素樹脂の溶融温度以下であ
ることが好ましい。
染顔料を含有させる方法としては、フッ素系樹脂と染顔
料の溶融混合、フッ素系樹脂重合時に重合系への染顔料
の添加などが挙げられる。
着色されたフッ素樹脂粒子(B)は、ゴム強化スチレン
系樹脂(A)100重量部当り0.1〜10重量部の範囲で分散
される。0.1重量部未満では良好な石目調とならず、又1
0重量部を超すと組成物の耐衝撃性と加工性に劣り好ま
しくない。
ゴム強化スチレン系樹脂(A)への着色されたフッ素系
樹脂粒子(B)に分散方法としては、バンバリーミキサ
ー、ロール、押出機等公知の配合装置を採用することが
できる。
なお、混合時に必要に応じて、ゴム強化スチレン系樹脂
(A)を着色するための染顔料をはじめ、組成物のため
の酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、可塑
剤、難燃剤、離型剤等の添加剤を配合する事ができる。
又、ポリアミド、ポリアセタール、ポリカーボネート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンオキサイ
ド、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル等の熱
可塑性樹脂を適宜配合する事もできる。
次に実施例および比較例により本発明を具体的に説明す
る。尚、部数およびパーセントについてはいずれも重量
基準で示した。
実施例および比較例 市販のゴム強化スチレン系樹脂と予め着色された樹脂粒
子とを溶融混合し、ペレット化した後射出成形にてアイ
ゾット衝撃強度測定用試験片と外観評価用の平板(70mm
×120mm×3mm)を作成した。
組成比率ならびに評価結果を第1表に示す。
ゴム強化スチレン系樹脂(A) A−1(HIPS) :ゴム分約5%の白色耐衝撃性ポリ
スチレンペレット A−2(ABS) :ゴム分約15%の灰色ABS樹脂パウ
ダー A−3(耐熱ABS) :α−メチルスチレン−アクリロニ
トリル共重合体を配合してなるゴム分約15%の白色耐熱
ABS樹脂ペレット A−4(耐熱AES) :ゴム分約15%の灰色AES樹脂ペレ
ット フッ素系樹脂粒子(B) B−1:ポリテトラフルオロエチレン99%とカーボンブラ
ック1%とを溶融混合してなる黒色粒子。
(平均粒子径:50μ) B−2:ポリテトラフルオロエチレン98%、酸化チタン1.
6%およびカーボンブラック0.4%とを溶融混合してなる
灰色粒子。
(平均粒子径:15μ) B−3:エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体99.7
%とペリオゲンレッド0.3%からなる赤色粒子。
(平均粒子径:70μ) スチレン系樹脂粒子(b) b−1:スチレン−アクリロニトリル樹脂(アクリロニト
リル含有量約28%)99%とカーボンブラック1%とを溶
融混合してなる黒色粒子。
(平均粒子径:50μ) b−2:ポリスチレン99%とカーボンブラック1%とを溶
融混合してなる黒色粒子。
(平均粒子径:50μ) 〈発明の効果〉 本発明の組成物は、砂石や御影石の如き石目調ならびに
優れた物性(耐衝撃性等)を有する成形品をもたらす。
又、かかる成形品は従来のメタリック調成形品における
腐食(錆)といった問題を有しない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴム強化スチレン系樹脂(A)100重量部
    当り、染顔料を含有してなる平均粒子径0.1〜200μのフ
    ッ素系樹脂粒子(B)0.1〜10重量部を分散してなるこ
    とを特徴とする石目調を有する樹脂組成物。
JP25278488A 1988-10-05 1988-10-05 石目調を有する樹脂組成物 Expired - Fee Related JPH0798887B2 (ja)

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