譲渡関係で黒字ならば、(あ)譲渡関係と(い)配当関係(配当等、上記以外のもの)で、「前者を申告分離にして、後者を総合課税にしたり」、「前者を申告分離にして、後者を申告対象外としたり」、「前者を申告対象外にして、後者を申告分離にしたり」、「前者を申告対象外にして、後者を総合課税にしたり」が選べると思います。ただし、後者は総合課税にするときは、『上記以外のもの』は外します。
ところで、後者について、『配当等を総合課税にして、上記以外のものを申告分離にする』とか、『配当等を申告対象外にして、上記以外のものを申告分離にする』とか、できるんでしょうか。
たぶんですができないとおもわれます。
国税庁の情報の解釈方法にもよるとおもうので、参考までに原文をのせておきます。
①上場株式等の配当等に係る利子所得
申告する場合は、申告分離課税の対象となり、総合課税を選択することはできません。
②上場株式等の配当等(大口株主等が支払を受けるものを除く。)に係る配当所得
申告する場合は、総合課税に代えて、申告分離課税を選択することができます。ただし、申告分離課税を選択すると、配当控除を受けられません。
※ 非上場株式等の配当等及び大口株式等が支払を受ける上場株式等の配当等については、総合課税の対象となり、申告分離課税を選択することはできません。
※ 申告分離課税の場合、所得税の税率は15%(住民税5%)となります。また、所得税と併せて復興特別所得税がかかります。
※ 申告する場合は、申告する②の配当所得の全てについて、総合課税と申告分離課税のいずれかを選択する必要があります(①の利子所得を申告分離課税とし、②の配当所得を総合課税とすることはできます。)。
年間取引残高報告書を紙にかえて電子データでうけとっている場合、XML形式は機械でよみとりやすいため、アップロードすることで自動入力できる場合もあります (すべて可能とはかぎらないので入力後の再確認は必要) 。
PDFしか対応していない証券会社の場合は、完全手入力でしょうね...。
XML形式のデータをアップロードする場合は(譲渡関係が赤字でないとして)、
そのうえで、
譲渡関係を申告分離を選択して、配当等関係も申告分離を選択し、、、
というやり方を選んだり、
また、
譲渡関係を申告対象から外し、配当等を申告分離にし、それ以外を申告対象から外す・・
とか
譲渡関係を申告対象から外し、配当等を総合課税にし、それ以外を申告分離にする、、
とか、
譲渡関係を申告対象から外し、配当等を申告対象から外し、それ以外を申告分離にする、、
とか、
そういうパターンを選べるなら、
3つの所得について、それぞれ独自自由に選べることが導かれますね。
手入力でなく、XMLデータ連携をやってみる価値はあるかな、と思いました。
有難うございました。