XP-40
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 01:38 UTC 版)
「P-36 (航空機)」の記事における「XP-40」の解説
問題の多かったターボ過給器を搭載せず、P-36を原型に液冷エンジンを搭載する機体は、1939年にアメリカ陸軍が要求した中・低高度用新型戦闘機案に対応して、モデル75Pとしてカーチス・ライト社が提出した物であった。 発動機はV-1710-19(離昇出力1,160馬力)。機体はP-36Aを改修して製造され、最高速度は550km/h(高度3,700m)を叩き出した。XP-37と違ってノンターボであったので駆動系の問題も少なく、同年4月26日にP-40として採用が決定された。 P-40は、通常ならば多数の増加試作機(YPナンバー機体)が必要だという通例を破っていきなり生産型が発注されたが、これは実績あるP-36としての改良型ゆえの措置であろう。こうして本機は新たにモデル81シリーズとして量産化されて行くこととなる。 この後の詳細については「P-40 (航空機)」を参照
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