XP-42
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 01:38 UTC 版)
「P-36 (航空機)」の記事における「XP-42」の解説
XP-37が性能向上に励む一方、空冷エンジンによる性能改良も1939年に行われ、P-36をベースにした研究機がXP-42として開発された。これは空冷エンジンメーカーのプラット・アンド・ホイットニー社による実験機で、空気抵抗軽減のために機首周りに細く絞り上げた整流カウリングを取り付け、P&W 1830-31(離昇出力1,050馬力)を延長軸でプロペラを駆動し、大型スピナーを取り付けた姿は一見、液冷エンジン装備機に見違えるスタイルとなっている。しかし、延長軸から来る振動とカウリングによる冷却不足に悩まされ、肝心な速度向上も高度4,420mで554km/hとそれ程優れたものでもなかったためにXP-42は1機のみで計画中止となった。 詳細は「:en:Curtiss XP-42」を参照
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