明治安田J2リーグは26日に第34節の8試合が行われ、札幌を下した水戸が首位の座を奪還した。
アウェイで札幌と対戦した水戸は、26分に生まれた齋藤 俊輔のゴールを守り抜き、1-0で勝利。勝点を64に伸ばし、長崎をかわして順位表のトップに返り咲いている。
秋田とのアウェイゲームに臨んだ千葉は、数的優位に立ちながらも決め手を欠き、スコアレスドローに終わった。山形の本拠地に乗り込んだ大宮は2点ビハインドで迎えた89分に杉本 健勇が1点を返すと、終了間際の90+5分に津久井 匠海が起死回生の同点ゴールをマークし、2-2の引き分けに持ち込んだ。
ホームに鳥栖を迎えた仙台は2点を先行されると、71分には退場者を出し数的不利に陥った。ところがここから怒涛の反撃を披露。78分に宮崎 鴻が1点を返すと、82分にも再び宮崎が決めて、同点に追いつくことに成功。さらに終了間際の90+9分に途中出場の小林 心が値千金の決勝ゴールをマークし、3-2と劇的な逆転勝利を収めた。
アウェイで徳島と対戦したいわきは、スコアレスで迎えた79分に深港 壮一郎が決勝ゴールをマークし、1-0で勝利。3連勝で9位に浮上した一方、敗れた徳島の連勝は3でストップした。
山口は68分に生まれた喜岡 佳太のゴールを守り抜き、1-0で富山に勝利。大分は72分に岡本 拓也が決勝ゴールをマークし、1-0で熊本を撃破した。
アウェイで愛媛と対戦した磐田は45分にブラウン ノア 賢信のゴールで先制すると一度は同点とされるも、77分にオウンゴールで勝ち越しに成功。さらに90+2分には川﨑 一輝がダメを押し、3-1と快勝を収めた。敗れた愛媛は勝点を伸ばせず、4試合を残して降格が決定した。
■試合データ
札幌vs水戸
山形vs大宮
徳島vsいわき
仙台vs鳥栖
秋田vs千葉
山口vs富山
熊本vs大分
愛媛vs磐田