大好評の本連載。今回でいよいよ最終回です。これまで「がん保険」の謎や、それを踏まえてしいておススメのがん保険を紹介してきましたが、今回は、「がん保険に入らない選択」について考えます。起こりうるリスクに対し、保険以外でカバーすることも可能なのではないでしょうか。『がん保険を疑え!』の著者が、自説を主張します。 基本的にがんは、老後の問題としてみることができる 今回は、「がん保険に入らないという選択」について考えます。結論から言うと、100万円から200万円くらい自由になるお金があれば、入らないことにしてもいいと思います。理由は4つです。 1 がんは、基本的に老後の問題と見ることもできる 2 「がん家系」はない 3 50万円程度の医療費負担が最多(?) 4 現行商品が売れる間は、わかりやすく安い商品が増えない まず、がんは基本的に「老後の問題」と見ることができると思います。保険会社が「がん保険