以前、横浜の川でアリゲーターガーという北米原産の魚を釣り、丸焼きにして当サイトで食味をレポートした。 素材の味自体は悪くはなかったが、出来上がった丸焼きは絶賛できるほどおいしいものでもなかった。あれから1年。素材を活かせなかった申し訳なさから、僕はあの魚をよりおいしく食べられる料理を考えてきた。その答えがバンバンジー、いやバンバンガーである。
実を言うとこの記事は本来、野鯉の臭みを乗り越えるための時短レシピというタイトルで掲載されるはずだった。 一般に野生の鯉というのはよほどきれいな川でもない限り、しばらく清浄な水の中で泥吐きをさせないと臭くて食べられないと言われる。しかもその期間が10日とも2週間ともいわれるからなかなかたいしたスローフードである。だが、鯉はあちこちの川や池で手に入るごく身近な食材でもある。泥吐きの過程をすっ飛ばして調理時の工夫で臭いを消すことができれば、それは素敵で意義ある発見ではないか。さあ、実験しよう。そして本サイトを通じて多くの読者にその発見を知らしめようではないか。 と、張り切っていたのだが、予想外の展開を迎えてしまった。
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