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明け方の幹線道路で、大型トラックが路肩に列をなして停車し、運転手たちが仮眠を取っている光景を見た... 明け方の幹線道路で、大型トラックが路肩に列をなして停車し、運転手たちが仮眠を取っている光景を見たことはないだろうか。これが違法駐車として摘発を受けるケースが後を絶たず、社会問題になっている。 しかし、時間通りの配送を求められる運転手は無駄なく配送ルートを走行する必要に迫られ、その結果として路上で仮眠を取ることになってしまうのだ。これは運転手個人に帰せられるべき責任ではなく、厳しく苛酷な労働条件を強いている企業や社会の問題だ。 アデコが10月16日に発表した調査では、道路貨物運転手の5人に1人が「睡眠不足や疲労が原因で事故を起こしたこと、もしくは起こしそうになったことがある」と回答していたことが分かった。本記事ではこの調査をもとに、現代社会で配送ドライバーが置かれている状況について考えてみたい。 アデコによる調査は道路貨物運転手400人を対象としたものだ。まず労働時間についてだが、1日あたり
2019/10/31 リンク