台湾(たいわん、繁体字: 臺灣/台灣; 拼音: Táiwān; 注音: ㄊㄞˊㄨㄢˉ)は、東アジアの太平洋上に位置する島(台湾島)、及びそれを中心とした地域の名称であり、別称としてフォルモサ(葡: Formosa、繁: 福爾摩沙)がある。全域が中華民国の実効支配下にある。 台湾島の面積は日本の九州よりやや小さく、海を隔てて北東に日本、南にフィリピン、北西に中国大陸(実効支配:中華人民共和国)がある[注 1] [1]。 首都である台北をはじめ、新北、桃園、台中、台南、高雄の6つの直轄市は合わせて「六都」と呼ばれ[2][3]、台湾の大都市圏を構成している。 監察院によると、台湾地区の総人口のうち約96.42%は漢民族であり、約2.48%が台湾原住民、そのほか約1.1%が戸籍を持つ外国人である[4]。行政院によると、1997年に施行された憲法増修条文において、中華民国政府は多民族間の共存共栄を「